JP6805812B2 - マニプレータの動作判定装置 - Google Patents
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Description
第1リンクと、第2リンクと、前記第1リンク及び前記第2リンクを相対回転可能に接続する関節と、を備えるマニプレータの動作可否を判定する動作判定装置であって、
所定温度における前記第1リンク及び前記第2リンクの長さ、前記第1リンク及び前記第2リンクの熱膨張による長さ変化を補正する補正係数、及び前記関節の角度を設定する時の設定温度と前記所定温度との温度差に基づいて、前記所定温度において前記関節を完全に伸ばした状態の前記マニプレータの所定点の位置である第1位置に、前記設定温度において前記所定点を移動させる時の前記関節の角度である限界角度を算出する限界角度算出部と、
前記設定された前記関節の角度である設定角度を検出する設定角度検出部と、
前記限界角度算出部により算出された前記限界角度と、前記設定角度検出部により検出された前記設定角度とに基づいて、前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが可能であるか否か判定する判定部と、
を備える。
cosθ1をテイラー展開して、θ1を0に近い微小角度として第3項以降を省略すると、(1)式を以下の(2)式のように変形することができる。
(2)式をθ1^2について解くと、以下の(3)式で表すことができる。
また、設定温度におけるリンクL1の長さa1は、所定温度におけるリンクL1の長さa0、上記補正係数M1、及び設定温度と所定温度との温度差Δを用いて、a1=a0+M1×Δで表すことができる。同様に、設定温度におけるリンクL2の長さb1は、b1=b0+M2×Δで表すことができる。そして、図4(b)に示すように、所定温度において関節J2を完全に伸ばした状態での基点Bから所定点Cまでの長さc0=a0+b0と、図4(a)に示すように、設定温度における基点Bから所定点Cまでの長さc1とが等しいとする(c1=c0)。すなわち、図4(a)の所定点Cの位置と、図4(b)の所定点Cの位置とが等しいとする。これらの式を上記(3)式に代入すると、以下の(4)式のように表すことができる。
(4)式を展開して微小値となる項を省略すると、以下の(5)式のように表すことができる。
したがって、限界角度θ1は、以下の(6)式で表すことができる。
この限界角度θ1は、図4(a)に示すように設定温度において関節J2を完全に伸ばした状態に近い状態で関節J2の角度θを設定する場合に、これ以上関節J2の設定角度θを小さく設定すると、図4(b)に示すように所定温度(<設定温度)において関節J2を完全に伸ばしても設定温度での所定点Cの位置まで所定点Cを移動させることができなくなる角度である。なお、所定温度(作業時の温度)が設定温度(教示時の温度)よりも高い場合は、設定温度において関節J2を完全に伸ばした状態のアーム10の所定点Cの位置に、所定温度において所定点Cを問題なく移動させることができる。
Claims (8)
- 第1リンクと、第2リンクと、前記第1リンク及び前記第2リンクを相対回転可能に接続する関節と、を備えるマニプレータの動作可否を判定する動作判定装置であって、
所定温度における前記第1リンク及び前記第2リンクの長さ、前記第1リンク及び前記第2リンクの熱膨張による長さ変化を補正する補正係数、及び前記関節の角度を設定する時の設定温度と前記所定温度との温度差に基づいて、前記所定温度において前記関節を完全に伸ばした状態の前記マニプレータの所定点の位置である第1位置に、前記設定温度において前記所定点を移動させる時の前記関節の角度である限界角度を算出する限界角度算出部と、
前記設定された前記関節の角度である設定角度を検出する設定角度検出部と、
前記限界角度算出部により算出された前記限界角度と、前記設定角度検出部により検出された前記設定角度とに基づいて、前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが可能であるか否か判定する判定部と、
を備えるマニプレータの動作判定装置。 - 前記判定部は、前記限界角度算出部により算出された前記限界角度よりも、前記設定角度検出部により検出された前記設定角度が小さい場合に、前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であると判定する請求項1に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であると判定された場合に、前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であることを通知する不可通知部を備える請求項2に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であると判定された場合に、前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能となる温度を通知する温度通知部を備える請求項2又は3に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であると判定された場合に、前記関節の角度の設定時に前記関節の角度を修正すべき量を通知する角度通知部を備える請求項2〜4のいずれか1項に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが不可能であると判定された場合に、前記関節の角度の設定時に前記所定点の位置を修正すべき量を通知する位置通知部を備える請求項2〜5のいずれか1項に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記判定部は、前記限界角度算出部により算出された前記限界角度よりも、前記設定角度検出部により検出された前記設定角度が大きい場合に、前記所定温度において前記第1位置に前記所定点を移動させることが可能であると判定する請求項1〜6のいずれか1項に記載のマニプレータの動作判定装置。
- 前記限界角度算出部は、所定温度における前記第1リンク及び前記第2リンクの長さをそれぞれa0,b0とし、前記第1リンク及び前記第2リンクの熱膨張による長さ変化を補正する補正係数をそれぞれM1,M2とし、前記温度差をΔとし、前記限界角度をθ1とすると、
θ1=√{2(a0+b0)×(M1+M2)×Δ/(a0×b0)}により、限界角度θ1を算出する請求項1〜7のいずれか1項に記載のマニプレータの動作判定装置。
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