JP6804411B2 - 蓄電池制御装置および蓄電池制御方法 - Google Patents

蓄電池制御装置および蓄電池制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電池を制御する蓄電池制御装置および蓄電池制御方法に関する。
近年、再生可能エネルギー由来の発電設備が普及してきている。再生可能エネルギー由来の発電設備のなかには、太陽光発電設備などのように、発電量が変動することにより電力供給が不安定となるものがある。不安定な電力供給を安定化させるために、定置用蓄電池システムの導入が促進されている。定置用蓄電池システムは、膨大な数の蓄電池を組み合わせて構成される。今後は、電気自動車などで使用された中古の蓄電池が、定置用蓄電池システムを構成する蓄電池としてリユースされる可能性がある。
蓄電池は、運用時の温度、蓄電量、充放電量、運用期間などによる劣化特性を保有している。蓄電量は、一般にSOC(State Of Charge)で表される。蓄電池の劣化特性は、新品の蓄電池とリユースされた蓄電池とで異なるだけでなく、同一時期より運用を開始した同一種類の蓄電池であっても個体差がある。このため、多種の蓄電池によって構成される定置用蓄電池システムにおいては、蓄電池ごとの劣化状態を監視しつつ、複数の蓄電池の特性に合わせた充放電指令値を各々の蓄電池に指令することで、蓄電池の劣化を抑制し定置用蓄電池システム全体の延命を図ることが重要となる。
例えば、特許文献1には、目的に応じて運転モードを設定し、運転モードに応じて、蓄電池の種類、蓄電池の使用年数をもとに個々の蓄電池の充放電スケジュールを決定することにより、目的に合わせて多種多様な蓄電池を複合的に制御する技術が開示されている。
特開2012−205490号公報
蓄電池の特性は、蓄電池の種類、使用年数だけでなく、使用条件および個体差によって異なることもある。また、リユース蓄電池など過去の使用履歴がない蓄電池では、使用年数がわからない。したがって、特許文献1に記載の技術のように、蓄電池の種類、使用年数を設定しておき、蓄電池の種類、使用年数に基づいて各蓄電池の充放電量を制御する方法では、各蓄電池に対して適切に充放電量を配分することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各蓄電池に対して適切に充放電量を配分することができる蓄電池制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の蓄電池を制御する蓄電池制御装置であって、蓄電池の状態を示す蓄電池情報を取得する取得部と、充放電の継続時間および充放電量と蓄電池情報との対応関係を示す時間特性情報を保持し、時間特性情報と取得部が取得した蓄電池情報とを用いて、一定時間後の蓄電池情報に基づいて蓄電池ごとの劣化影響度を算出する劣化影響度算出部と、を備える。さらに、この蓄電池制御装置は、劣化影響度に基づいて、一定時間後の複数の蓄電池の劣化影響度が等しくなるように複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分する配分部と、蓄電池ごとに、蓄電池を充放電量に応じて動作させるための制御指令を生成する指令部と、を備える。
本発明によれば、各蓄電池に対して適切に充放電量を配分することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる蓄電池システムの構成例を示す図 実施の形態1の蓄電池制御装置を実現する情報処理装置の構成例を示す図 実施の形態1の蓄電池制御装置における蓄電池制御処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1におけるSOCに対する劣化影響度を示す図 実施の形態1における温度に対する劣化影響度を示す図 実施の形態1におけるSOCに関する時間特性情報を示す図 実施の形態1における温度に関する時間特性情報を示す図 実施の形態1におけるSOCに関する劣化影響度を充放電の継続時間に対して示した図 実施の形態1における温度に関する劣化影響度を充放電の継続時間に対して示した図 実施の形態1における蓄電池の種類ごとの総合劣化影響度の一例を示す図 実施の形態2の配分ゲイン算出部の構成例を示す図 実施の形態3にかかる蓄電池システムの構成例を示す図 実施の形態3の蓄電池制御装置における蓄電池制御処理手順の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる蓄電池制御装置および蓄電池制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる蓄電池システムの構成例を示す図である。本実施の形態の蓄電池システムは、複数の蓄電池の一例である蓄電池11−1〜11−nと、蓄電池11−1〜11−nにそれぞれ接続されるPCS(Power Conditioning System)10−1〜10−nと、蓄電池11−1〜11−nを制御する蓄電池制御装置1とを備える。nは2以上の整数である。蓄電池制御装置1は、管理装置20と接続可能であり、図1では、実施の形態1にかかる蓄電池システムとともに管理装置20も図示している。なお、蓄電池11−1〜11−n、PCS10−1〜10−nおよび蓄電池制御装置1に加えて管理装置20も含めて蓄電池システムとしてもよい。
蓄電池11−1〜11−nは、1つ以上の種類の蓄電池であり、複数の種類の蓄電池が混在していてもよい。また、蓄電池11−1〜11−nの一部または全部がリユースされた蓄電池であってもよい。
蓄電池11−1〜11−nには、制御装置であるPCS10−1〜10−nがそれぞれ接続される。以下、蓄電池11−1〜11−nを個別に区別せずに示すときには、蓄電池11と記載し、PCS10−1〜10−nを個別に区別せずに示すときには、PCS10と記載する。なお、図1では、蓄電池11とPCS10とが1対1に対応しているが、1つのPCS10が複数の蓄電池11を制御してもよい。また、蓄電池11が、PCS10を介さずに、制御指令に基づいて蓄電池11の充放電を制御する制御装置を備えていてもよい。
蓄電池制御装置1は、蓄電池11−1〜11−nを制御する。図1に示すように、蓄電池制御装置1は、蓄電池状態入力部2、劣化影響度入力部3、配分ゲイン算出部4、制御配分指令部5、蓄電池状態推定部6、劣化影響度算出部7および制御指令合計値算出部8を備える。
配分ゲイン算出部4は、劣化影響度算出部7により算出された劣化影響度に基づいて蓄電池11−1〜11−nのそれぞれに充放電量を配分する配分部である。詳細には、配分ゲイン算出部4は、評価関数設定部41を備える。評価関数設定部41は、管理装置20から蓄電池11のSOC、温度などに応じた劣化影響度を用いた評価関数を設定するための情報を受信し、受信した情報に基づいて評価関数を設定する。配分ゲイン算出部4は、評価関数設定部41により設定された評価関数に基づいて、各蓄電池11へゲインを配分する。蓄電池状態入力部2は、蓄電池状態推定部6により推定された結果、すなわち個々の蓄電池11のSOC、温度の現在値などの蓄電池状態の推定結果を評価関数設定部41へ入力する。
劣化影響度入力部3は、劣化影響度算出部7により算出された劣化影響度を評価関数設定部41へ入力する。配分ゲイン算出部4は、評価関数設定部41へ入力された情報を合成して蓄電池11ごとの合成劣化影響度が等しくなるよう各蓄電池11に対して充放電量をゲインとして配分する。配分されたゲインすなわち配分ゲインは、後述する合計目標値を1とした場合の比率で表される。配分ゲイン算出部4におけるゲインの配分方法については後述する。制御配分指令部5は、蓄電池11ごとに、蓄電池11を充放電量に応じて動作させるための制御指令を生成する指令部である。詳細には、制御配分指令部5は、配分ゲイン算出部4により配分されたゲインと制御指令合計値算出部8から入力される合計目標値とに基づいて、各蓄電池11に対する制御指令を生成し、生成した制御指令を蓄電池11に対応するPCS10へ送信する。制御指令合計値算出部8から入力される合計目標値は、後述するように、各蓄電池11に配分される制御指令の合計値に対する目標値である。
蓄電池状態推定部6は、PCS10−1〜10−nなどから、蓄電池11の状態を示す蓄電池情報を取得する取得部である。蓄電池情報は、例えば、SOC、温度および電流といった情報である。詳細には、蓄電池状態推定部6は、PCS10−1〜10−nから受信する蓄電池11−1〜11−nのそれぞれの蓄電池の状態を示す蓄電池情報に基づいて、各蓄電池11−1〜11−nの状態を推定し、推定結果を蓄電池状態入力部2および劣化影響度算出部7へ入力する。例えば、蓄電池11−1〜11−nの温度は蓄電池の内部の温度を検出する温度検出器により検出される。この温度は、例えば、PCS10−1〜10−nを介して蓄電池制御装置1へ送信されてもよいし、PCS10−1〜10−n以外の図示しない別の装置を介して蓄電池制御装置1へ送信されてもよい。なお、以下では、蓄電池情報はPCS10を介して蓄電池制御装置1で受信される例を示すが、蓄電池情報のうちの少なくとも1部が蓄電池11から直接蓄電池制御装置1へ送信されてもよい。蓄電池状態入力部2は、蓄電池状態推定部6から入力された推定結果、すなわち各蓄電池11−1〜11−nの状態を評価関数設定部41へ入力する。
劣化影響度算出部7は、蓄電池情報に基づいて蓄電池11ごとの劣化影響度を算出する。詳細には、劣化影響度算出部7は、蓄電池状態推定部6から入力された推定結果に基づいて、各蓄電池11−1〜11−nの劣化影響度を算出し、算出した劣化影響度を劣化影響度入力部3へ入力する。制御指令合計値算出部8は、蓄電池11−〜11−nに配分される制御指令値の合計値に対する目標値を算出して、算出した合計値を制御配分指令部5へ入力する。
なお、蓄電池状態入力部2および劣化影響度入力部3は必須ではなく、蓄電池制御装置1が蓄電池状態入力部2および劣化影響度入力部3を備えず、蓄電池状態推定部6、劣化影響度算出部7からそれぞれの処理結果が配分ゲイン算出部4へ入力されるようにしてもよい。蓄電池状態の推定結果については、配分ゲイン算出部4へ入力されなくてもよい。
PCS10は、制御配分指令部5から送信された制御指令値を受信し、制御指令値に基づいて蓄電池11の充放電を制御する。蓄電池11は、例えば、図示しない負荷、電力系統などに接続され、PCS10からの指示に従って、充電を行ったり、蓄電している電力を放電したりする。
次に、本実施の形態の蓄電池制御装置1のハードウェア構成について説明する。蓄電池制御装置1は、例えば、コンピュータ、制御回路などの情報処理装置により実現される。図2は、本実施の形態の蓄電池制御装置1を実現する情報処理装置の構成例を示す図である。図2に示した情報処理装置は、入力装置101、二次記憶装置102、主記憶装置103、出力装置104およびCPU(Central Processing Unit)105を備える。また、蓄電池制御装置1は、PCS10のいずれかの内部に備えられてもよい。
入力装置101は、情報の入力を受け付ける受信機である。入力装置101は、さらに、ユーザからの操作により情報の入力を受け付けるキーボード、マウスなどを含んでいてもよい。出力装置104は、情報を出力する送信機である。出力装置104は、ディスプレイ、モニタなどを含んでいてもよい。
主記憶装置103は、CPU105が直接アクセス可能なメモリであり、半導体メモリなどにより構成される。二次記憶装置102は、データなどが記憶されるメモリであり、磁気ディスク装置、半導体メモリなどにより構成される。
蓄電池状態入力部2、劣化影響度入力部3、配分ゲイン算出部4、制御配分指令部5、蓄電池状態推定部6、劣化影響度算出部7および制御指令合計値算出部8は、二次記憶装置102に格納されたプログラムが、主記憶装置103に読み出されて、CPU105により実行されることにより実現される。蓄電池状態入力部2、劣化影響度入力部3、配分ゲイン算出部4、制御配分指令部5、蓄電池状態推定部6、劣化影響度算出部7および制御指令合計値算出部8を実現するためのプログラムすなわち本実施の形態の蓄電池制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、例えば、図示しないCD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)またはDVD(Digital Versatile Disc)−ROMドライブにセットされたCD−ROMまたはDVD−ROMなどの媒体により提供されてもよいし、通信媒体により提供されてもよい。
蓄電池状態入力部2、劣化影響度入力部3、配分ゲイン算出部4、制御配分指令部5、蓄電池状態推定部6、劣化影響度算出部7および制御指令合計値算出部8は、実行時に必要なデータを、適宜、二次記憶装置102に保存し、また、実行に必要なデータを適宜二次記憶装置102から読み出す。また、CPU105により蓄電池状態推定部6の機能が実現されるときには、入力装置101も用いられる。CPU105により制御配分指令部5の機能が実現されるときには、出力装置104も用いられる。
次に本実施の形態の蓄電池制御装置1における動作について説明する。以下では、蓄電池情報が、蓄電池11の蓄電量であるSOCと蓄電池11の温度とを含む例を説明する。図3は、本実施の形態の蓄電池制御装置1における蓄電池制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、蓄電池制御装置1の評価関数設定部41は、管理装置20から受信した情報に基づいて、各蓄電池11へ充放電量を配分する際に用いる評価関数を設定する(ステップS1)。具体的には、例えば、評価関数として以下の式(1)に示すように、Fを定義する。なお、ここでは、各蓄電池11における合成された劣化影響度が同程度となるように、充放電量を算出するための評価関数として、式(1)を用いる例を示したが、評価関数は式(1)に限定されない。なお、iは蓄電池の番号を示す自然数であり、Σは、i=1からi=nまでの総和を示し、||は絶対値を示す。また、D(i)は、指令値を送信する時点から一定時間の間の充放電量をP(i)としたときの蓄電池11−iの総合劣化影響度であり、式(2)で表すことができる。jは、劣化影響度の評価の対象となる項目、例えばSOC、温度といった項目の番号を示す自然数である。D(i,j)はj番目の項目に対応する蓄電池11−iの劣化影響度であり、P(i)の関数である。Dは、i=1からi=nまでのn個のD(i)を平均した平均値である。γ(i)は重み付け係数である。なお、γ(i)を用いずに、重みを全て1としてもよい。
F=Σ|D−D(i)| …(1)
(i)=Σ(γ(i)D(i,j)) …(2)
また、ステップS1では、評価関数設定部41は、管理装置20から、評価関数を求めるための情報である劣化算出情報、および上述したγ(i)についても受信し、受信したγ(i)を保持するとともに、劣化算出情報を劣化影響度算出部7へ入力する。劣化算出情報には、劣化影響度の評価の対象となる項目ごとの劣化特性情報、上述したγ(i)が含まれる。劣化特性情報は、SOC、温度といった各項目を示す数値と劣化影響度との対応を示す情報である。
図4および図5は、劣化特性情報の例を示す模式図である。図4は、SOCに対する劣化影響度を示す図であり、図5は、温度に対する劣化影響度を示す図である。劣化影響度は、劣化の度合いを示す指標であり、ここで説明する例では、数値が大きいほど劣化の度合いが大きいとする。例えば、図5に示すように、温度に関する劣化特性情報を参照すると、0度から35度の範囲内で蓄電池を運用する場合には、劣化への影響度は温度に対してあまり変化がなく35度以上の場合に比べ劣化影響度の値も低いが、35度以上で蓄電池を運用する場合は温度の上昇に伴って劣化への影響度合いが徐々に高まる。50度以上での運用では、劣化影響度は、急激に大きくなることを意味している。劣化特性情報は、蓄電池を用いた試験、解析などにより算出される。評価関数設定部41は、図4および図5に例示した情報を、劣化特性情報として、テーブル等により保持するかまたは計算式により保持する。また、これらの劣化特性情報は、蓄電池の種類によって異なることがあるため、評価関数設定部41は、蓄電池の種類ごとに劣化特性情報を管理装置20から受信する。D(i)およびFの算出方法については後述する。
図3の説明に戻り、ステップS1の後、蓄電池制御装置1の蓄電池状態入力部2は、蓄電池状態推定部6により推定された推定結果、すなわち推定された各蓄電池11の状態を評価関数設定部41へ入力する(ステップS2)。具体的には、蓄電池状態推定部6は、PCS10から受信した蓄電池情報に基づいて、各蓄電池11の状態を推定する。ここで、蓄電池11の状態とは、蓄電池11のSOC、温度などである。例えば、蓄電池状態推定部6における推定対象がSOCであり、PCS10または蓄電池11からは蓄電池情報として、SOCではなく電流を受信する場合、蓄電池状態推定部6は、電流を積算することにより、SOCを推定する。蓄電池状態推定部6が、推定対象となる情報を、PCS10または蓄電池11から直接受信する場合には、蓄電池状態推定部6は、PCS10または蓄電池11から受信した情報をそのまま蓄電池状態入力部2へ入力する。そして、蓄電池状態入力部2は、蓄電池状態推定部6から受け取った推定結果を評価関数設定部41へ入力する。
蓄電池制御装置1の劣化影響度入力部3は、劣化影響度算出部7から入力される蓄電池11ごとの、各項目に対応する劣化影響度を、評価関数設定部41へ入力する(ステップS3)。具体的には、劣化影響度算出部7は、蓄電池状態推定部6から入力される推定結果、すなわち各蓄電池11の現在の状態と評価関数設定部41から指示される充放電量とに基づいて、将来の一定時間、すなわち指令値を送信する時点から一定時間の間の充放電量を一定値とした場合の項目ごとの劣化影響度を算出する。なお、ここでは、指令値を送信する時点を現在すなわち蓄電池状態推定部6より状態が推定された時点であるとする。具体的には、例えば、劣化影響度算出部7は、項目ごとに、一定値の充放電量で充放電を行う場合の充放電継続時間と劣化影響度の評価の対象となる項目との対応を、時間特性情報として保持しておく。そして、劣化影響度算出部7は、時間特性情報と蓄電池状態推定部6から入力された推定結果とを用いて劣化影響度を算出する。このようにして、j番目の項目に関する蓄電池11−iに対応する劣化影響度、すなわち上述したD(i,j)が算出される。
図6および図7は、時間特性情報の例を示す模式図である。図6は、SOCに関する時間特性情報を示し、図7は、温度に関する時間特性情報を示している。図6および図7に示した例では、一定値の充放電量を、それぞれ−100,−80,−60,−40,−20,0,20,40,60,80,100とした11ケースの時間特性情報を示している。なお、図6および図7では、充放電量は、放電を正の値で示し、充電を負の値で示しており、100を定格比100%の放電とし、−100は定格比100%充電を示しているといったように、充放電量の絶対値は定格比を示している。例えば、図7に示したように、蓄電池11の温度に関する時間特性情報は、100%での充電を実施すると3600秒経過すると温度が上昇することを意味している。なお、劣化影響度算出部7は、時間特性情報についても、劣化特性情報と同様に、管理装置20から評価関数設定部41を介して受け取ってもよいし、あらかじめ劣化影響度算出部7に時間特性情報が設定されていてもよい。時間特性情報は、蓄電池を用いた試験、解析などにより算出される。
評価関数設定部41は、ステップS3では、蓄電池11ごとに充放電量を設定し、充放電量を上述した一定値の充放電量として劣化影響度算出部7へ入力する。この充放電量については、初期値は、例えば、前回の指令値とすることができる。初回の充放電量は任意の値を用いることができる。
図3の説明に戻り、ステップS3の後、評価関数設定部41は、蓄電池状態入力部2から入力される蓄電池11の状態と、劣化影響度入力部3から入力される劣化影響度と、評価関数とに基づいて、配分ゲイン算出処理を実施する(ステップS4)。具体的には、ステップS3で劣化影響度算出部7へ入力した充放電量に基づいて配分ゲインを仮設定する。評価関数設定部41は、式(2)に従って、蓄電池11ごとにD(i)を算出し、算出したD(i)を用いてDを算出する。そして、評価関数設定部41は、式(1)に従って、評価関数Fの値を算出する。
ステップS4の後、配分ゲインを変更し、再び、ステップS2からステップS4を実施する。これらの動作を繰り返して、複数の配分ゲインに関して、それぞれ評価関数Fの値を算出する。配分ゲイン算出部4は、複数の配分ゲインに関して、それぞれ評価関数Fの値を算出すると、評価関数Fの値を最小とする配分ゲインを選択し、制御配分指令部5へ出力する。
一方、制御指令合計値算出部8は、蓄電池11−1〜11−nによる合計の充放電量の目標値である合計目標値である制御指令合計値を算出する(ステップS5)。制御指令合計値は、どのように算出されてもよいが、例えば、電力系統の周波数、電力などの計測値を用いてミリ秒オーダーで算出されてもよいし、需要予測、再生可能エネルギーの予測などに基づいて演算された発電計画、買電計画などに基づいて秒オーダーで算出されてもよい。制御指令合計値の算出方法および更新周期はこれらの例に限定されない。制御指令合計値算出部8は、算出した制御指令合計値を制御配分指令部5へ入力する。
制御配分指令部5は、制御指令合計値算出部8から入力された制御指令合計値と、配分ゲイン算出部4から入力される配分ゲインとに基づいて、制御配分指令処理を実施する(ステップS6)。すなわち、制御配分指令部5は、制御指令合計値算出部8から入力された制御指令合計値と、配分ゲイン算出部4から入力される配分ゲインとに基づいて、各蓄電池11に対する制御指令を生成し、生成した制御指令を蓄電池11に対応するPCS10へ送信する。具体的には、制御配分指令部5は、各蓄電池に対応する配分ゲインを制御指令合計値に乗算することにより、各蓄電池の充放電量を算出し、算出した充放電量を示す制御指令を生成する。
図8および図9は、充放電の継続時間に対する劣化影響度の一例を示す図である。図8および図9は、それぞれ図6および図7の時間特性情報を用いて算出される劣化影響度を示している。すなわち、図8は、SOCに関する劣化影響度を充放電の継続時間に対して示した図であり、図9は、温度に関する劣化影響度を充放電の継続時間に対して示した図である。図6および図7の例と同様に、−100,−80,−60,−40,−20,0,20,40,60,80,100とした11ケースの特性を示している。このように、各項目に対応する劣化影響度は充放量の継続時間および充放電量に依存する。本実施の形態では、図6および図7の時間特性情報と図4および図5に示した劣化特性情報とを用いることにより、図8および図9に示した特性に対応した劣化影響度を算出することができる。
図10は、蓄電池11の種類ごとの総合劣化影響度の一例を示す図である。図10では、リチウムイオン電池(図10では、LIB:Lithium Ion Batteryと略す)とナトリウム硫黄電池(図10では、NASと略す)、鉛蓄電池(図10では、鉛と略す)の3つの種類の蓄電池11について、それぞれ蓄電池11の出力に対する総合劣化影響度を示している。蓄電池11の出力は、充放電量を示す値であり、図8および図9の例と同様に、放電を正の値で示し、充電を負の値で示しており、100を定格比100%の放電とし、−100は定格比100%の充電を示しているといったように、充放電量の絶対値は定格比を示している。このように、蓄電池11の種類によって、劣化影響度は異なる。本実施の形態では、蓄電池11の種類ごとの劣化特性情報を用いるため、このような蓄電池11の種類に応じて劣化影響度を正しく求めることができる。
以上のように、生成された制御指令に基づいて、PCS10は蓄電池11を制御する。図3に示した処理は、例えば、定期的に実施される。
以上のように、本実施の形態では、蓄電池制御装置1は、蓄電池11の状態を示す情報を蓄電池11または蓄電池11に接続されるPCS10から取得し、蓄電池11の状態を示す情報に基づいて劣化影響度を算出し、劣化影響度に基づいて各蓄電池11へ指令する充放電量を算出するようにした。このため、リユースされた蓄電池11などのように、使用年数のわからない蓄電池が含まれていたとしても、各蓄電池に対して適切に充放電量を配分することができる。
実施の形態2.
図11は、本発明にかかる実施の形態2の配分ゲイン算出部の構成例を示す図である。本実施の形態の蓄電池制御装置の構成は、実施の形態1の蓄電池制御装置1の制御配分指令部5の替わりに制御配分指令部5aを備え、配分ゲイン算出部4が、合計目標値の周期ごとすなわち周波数帯ごとに配分ゲインを算出する以外は、実施の形態1の蓄電池制御装置1と同様である。蓄電池システムは、実施の形態1の蓄電池制御装置1に替えて本実施の形態の蓄電池制御装置を備える以外は実施の形態1と同様である。以下、実施の形態1と異なる点を説明し、実施の形態1と重複する説明は省略する。
本実施の形態の制御配分指令部5aは、フィルタ51−1〜51−4と、制御配分指令部52−1〜52−4とを備える。フィルタ51−1〜51−4には、合計目標値が入力される。フィルタ51−1〜51−4は、それぞれが通過させる周波数帯域が異なる。例えば、フィルタ51−1は1800〜3600秒の周期に対応する周波数帯域の信号を通過させ、フィルタ51−2は1200〜1800秒の周期に対応する周波数帯域の信号を通過させる。フィルタ51−3は600〜1200秒の周期に対応する周波数帯域の信号を通過させ、フィルタ51−4は180〜600秒の周期に対応する周波数帯域の信号を通過させる。なお、制御配分指令部5aと蓄電池11の間には、PCS10が存在するが図11では図示を省略している。
そして、配分ゲイン算出部4は、実施の形態1と同様に配分ゲインを算出するが、この際、各フィルタ51−1〜51−4に対応する周波数帯域ごとに、配分ゲインを算出する。蓄電池11の種類によっては、周波数ごとに劣化特性が異なることがある。したがって、本実施の形態では、劣化影響度算出部7は、周波数帯域ごとに蓄電池11の各種類の劣化特性情報を保持し、周波数帯ごとに劣化影響度を算出する。そして、配分ゲイン算出部4は、周波数帯域ごとに、蓄電池11−1〜11−nのそれぞれに充放電量を配分する。すなわち、配分ゲイン算出部4は、周波数帯域ごとに、配分ゲインを算出する。例えば、配分ゲイン算出部4は、まず各フィルタ51−1〜51−4に対応する周波数帯域のうち最も長周期の周波数帯の配分ゲインを、この成分において性能が高くなる蓄電池への配分量が多くなるように割当てる。次に、配分ゲイン算出部4は、各フィルタ51−1〜51−4に対応する周波数帯域のうち次に長周期となる周波数帯の配分ゲインを、この周波数帯域成分において性能が高くなる蓄電池への配分量が多くなるように配分ゲインを割当てる。以降同様に、配分ゲイン算出部4は、周期の長い順に対応する周波数帯において性能が高くなる蓄電池へ優先して配分ゲインを割り当てておく。
制御配分指令部52−1〜52−4は、それぞれ対応するフィルタ51−1〜51−4から入力される値、すなわち各周波数帯の合計目標値と、配分ゲイン算出部4から入力される周波数帯ごとの配分ゲインとに基づいて、制御指令を生成して、各蓄電池11に対応するPCS10へ制御指令を送信する。そして、制御配分指令部52−1〜52−4は、長周期の周波数帯から順に、対応する配分ゲインに基づいて各蓄電池へ指令する制御量を決定する。長周期の周波数帯から順に各蓄電池の制御量を決定していくことで、短周期変動成分の影響を抑制して、長周期の周波数帯において性能が高い蓄電池により多くの制御量の配分を行うことができる。これにより、蓄電池の種類ごとの性能に適応した充放電指令値の配分が可能となる。
以上のように、本実施の形態では、蓄電池制御装置は、合計目標値の周波数帯ごとに、制御指令を生成して、PCS10へ送信するようにした。これにより、蓄電池の種類ごとの性能に適応した充放電指令値の配分が可能となる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3にかかる蓄電池システムの構成例を示す図である。本実施の形態の蓄電池システムは、実施の形態1の蓄電池制御装置1の替わりに蓄電池制御装置1aを備える以外は、実施の形態1の蓄電池システムと同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
蓄電池制御装置1aは、実施の形態1の蓄電池制御装置1に、蓄電池寿命推定部9を追加し、劣化影響度算出部7の替わりに劣化影響度算出部7aを備える以外は実施の形態1の蓄電池制御装置1と同様である。蓄電池状態推定部6から出力される推定結果は、劣化影響度算出部7aへ入力されるとともに蓄電池寿命推定部9にも入力される。蓄電池寿命推定部9は、各蓄電池11の余寿命を推定し、推定した余寿命を劣化影響度算出部7aへ入力する。劣化影響度算出部7aは、蓄電池11ごとの、各項目の劣化影響度を算出する際に、余寿命を考慮する。すなわち、劣化影響度算出部7aは、余寿命に基づいて劣化影響度を算出する。具体的には、例えば、劣化特性情報を余寿命ごとに保持しておき、劣化影響度の算出の際に、余寿命に応じた劣化特性情報を用いることにより、余寿命を考慮した劣化影響度を算出する。余寿命に応じた劣化特性情報は、実施の形態1と同様に、管理装置20から入力されてもよいし、あらかじめ劣化影響度算出部7aに設定されてもよい。
図13は、実施の形態3の蓄電池制御装置1aにおける蓄電池制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図13に示したフローチャートでは、実施の形態1の図3に示したフローチャートに対して、ステップS2の後に、ステップS7が追加されている。ステップS7では、蓄電池寿命推定部9は、各蓄電池11の余寿命を推定し、推定した余寿命を劣化影響度算出部7aへ入力する。ステップS7では、蓄電池寿命入力処理が追加されている。また、本実施の形態では、ステップS7の後のステップS3では、劣化影響度算出部7aは、蓄電池11ごとに、余寿命を考慮した各項目の劣化影響度を算出する。以上述べた以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。なお、以上説明した例では、余寿命に応じて劣化特性情報を用いることにより余寿命を考慮したが、これに限らず、劣化影響度算出部7aは、劣化影響度として余寿命パラメータを追加して劣化影響度入力部3へ入力してもよい。例えば、余寿命パラメータを、余寿命が短いほど値が高くなるような値に設定する。この場合も、劣化影響度算出部7aが、余寿命を考慮した劣化影響度を算出していることに相当する。
以上の説明では、実施の形態1の蓄電池制御装置1に蓄電池寿命推定部9を追加して余寿命を考慮した劣化影響度を算出する例を説明したが、同様に、実施の形態2の蓄電池制御装置に蓄電池寿命推定部9を追加して余寿命を考慮した劣化影響度を算出するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、各蓄電池11の劣化影響度を算出する際に、余寿命を考慮することにした。このため、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、蓄電池システム全体の長寿命化を図ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 蓄電池制御装置、2 蓄電池状態入力部、3 劣化影響度入力部、4 配分ゲイン算出部、5,5a,52−1〜52−4 制御配分指令部、6 蓄電池状態推定部、7,7a 劣化影響度算出部、8 制御指令合計値算出部、9 蓄電池寿命推定部、10−1〜10−n PCS、11−1〜11−n 蓄電池、20 管理装置、41 評価関数設定部。

Claims (6)

  1. 複数の蓄電池を制御する蓄電池制御装置であって、
    前記蓄電池の状態を示す蓄電池情報を取得する取得部と、
    充放電の継続時間および充放電量と前記蓄電池情報との対応関係を示す時間特性情報を保持し、前記時間特性情報と前記取得部が取得した前記蓄電池情報とを用いて、一定時間後の前記蓄電池ごとの劣化影響度を算出する劣化影響度算出部と、
    前記劣化影響度に基づいて、前記一定時間後の前記複数の蓄電池の前記劣化影響度が等しくなるように前記複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分する配分部と、
    前記蓄電池ごとに、前記蓄電池を前記充放電量に応じて動作させるための制御指令を生成する指令部と、
    を備えることを特徴する蓄電池制御装置。
  2. 前記蓄電池情報は、前記蓄電池の蓄電量と前記蓄電池の温度とを含むことを特徴とする請求項1に記載の蓄電池制御装置。
  3. 前記劣化影響度算出部は、周波数帯ごとに前記劣化影響度を算出し、
    前記配分部は、前記周波数帯ごとに前記複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池制御装置。
  4. 前記蓄電池の余寿命を推定する寿命推定部、
    を備え、
    前記劣化影響度算出部は、前記余寿命に基づいて前記劣化影響度を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の蓄電池制御装置。
  5. 複数の蓄電池を制御する蓄電池制御装置であって、
    前記蓄電池の状態を示す蓄電池情報を取得する取得部と、
    前記蓄電池情報に基づいて前記蓄電池ごとの劣化影響度を算出する劣化影響度算出部と、
    前記劣化影響度に基づいて前記複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分する配分部と、
    前記蓄電池ごとに、前記蓄電池を前記充放電量に応じて動作させるための制御指令を生成する指令部と、
    を備え、
    前記劣化影響度算出部は、周波数帯ごとに前記劣化影響度を算出し、
    前記配分部は、前記周波数帯ごとに前記複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池制御装置。
  6. 複数の蓄電池を制御する蓄電池制御装置における蓄電池制御方法であって、
    前記蓄電池制御装置が、前記蓄電池の状態を示す蓄電池情報を取得する取得ステップと、
    前記蓄電池制御装置が、充放電の継続時間および充放電量と前記蓄電池情報との対応関係を示す時間特性情報を保持し、前記時間特性情報と前記取得ステップで取得した前記蓄電池情報とを用いて、一定時間後の前記蓄電池ごとの劣化影響度を算出する劣化影響度算出ステップと、
    前記蓄電池制御装置が、前記劣化影響度に基づいて、前記一定時間後の前記複数の蓄電池の前記劣化影響度が等しくなるように前記複数の蓄電池のそれぞれに充放電量を配分する配分ステップと、
    前記蓄電池制御装置が、前記蓄電池ごとに、前記充放電量に応じて動作させるための制御指令を生成する指令ステップと、
    を含むことを特徴する蓄電池制御方法。
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