JP6803746B2 - ボトル - Google Patents
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以下、第1実施形態に係るボトルの構成を、図1および図2を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部を認識可能な大きさとするため縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、ボトル10は、筒状の口部11、肩部12および胴部13と、有底筒状の底部14と、が合成樹脂材料で一体に形成されており、例えば二軸延伸ブロー成形や押出しブロー成形により形成される。なお前記合成樹脂材料として、例えばポリエチレンテレフタレートやポリプロピレン等を採用してもよい。
このボトル10には、例えば炭酸飲料等、密封された状態でボトル内圧を上昇させる内容物が充填されてもよく、例えば耐圧用ボトル、耐熱圧用ボトル等として用いてもよい。
中央壁部15は、底部14を下側(ボトル軸方向の外側)から見た底面視において円形状に形成され、ボトル軸Oと同軸に配置されている。中央壁部15の表裏面はそれぞれ、ボトル軸O方向を向いている。
中央壁部15の上面および下面は、平坦な形状に形成されている。なお、これに限られず、中央壁部15の上面および下面は上方または下方に向けて凸の球面状であってもよい。
縦凹条部17および脚部18はそれぞれ、奇数個ずつ形成されており、図示の例では、5個ずつ形成されている。また複数の縦凹条部17は、互いに同形同大に形成されるとともに、周方向に等間隔をあけて配置されている。さらに複数の脚部18は、互いに同形同大に形成されるとともに、周方向に等間隔をあけて配置されている。なお、縦凹条部17および脚部18はそれぞれ、偶数個ずつ形成されていてもよい。
内壁部19の表裏面はそれぞれ、ボトル軸O方向を向いており、内壁部19は、径方向の外側に向かうに従い漸次、下方に向けて延在している。内壁部19は、ボトル軸Oに沿う縦断面視において、上方に向けて突となる曲線状をなすように湾曲している。内壁部19における径方向の外端部は、胴部13よりも径方向の内側に位置している。
側壁部21の表裏面はそれぞれ、周方向を向いており、側壁部21の表面は、縦凹条部17を画成する壁面を構成している。
なお接地部22は、径方向に沿った大きさが極めて小さく、周方向に沿った各位置で接地面に点接触するような線状に形成されていてもよく、径方向に沿った大きさが確保され、周方向に沿った各位置で接地面に線接触するような面状に形成されていてもよい。
横断面視において、縮径部13aは、径方向外側に向けて突の円弧状に形成されている。縮径部13aの外周面の曲率半径は、仮想円Cの曲率半径(拡径部13bの外周面の曲率半径)よりも大きい。縮径部13aと拡径部13bとは、周方向に段差なく滑らかに接続されている。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
以上の構成により、本実施形態では、拡径部13bおよび傾斜平面12aが、脚部18の真上に配置されている。
一例では、第1実施形態で説明したボトル10のように、縮径部13aを脚部18の真上に配置することで、このような縮径部13aを設けていないボトルと比較して、ボトル軸O方向の座屈強度を約10%向上させることができた。
また、第2実施形態で説明したボトル10Aのように、縮径部13aを脚部18の真上に配置しつつ、傾斜平面12aを縦凹条部17の真上に配置することで、このような縮径部13aおよび傾斜平面12aを設けていないボトルと比較して、ボトル軸O方向の座屈強度を約24%向上させることができた。
さらに、これらの実施例のいずれについても、内容物が充填されてボトルに内圧が作用することで、縮径部13aが径方向の外側に膨らむように弾性変形して、胴部13全体の横断面が真円形状に近くなることが確認された。
Claims (4)
- 密封された状態でボトル内圧を上昇させる内容物が充填されるボトルであって、
筒状の口部、肩部および胴部と、有底筒状の底部と、が合成樹脂材料で一体に形成され、
前記底部は、ボトル軸上に位置する中央壁部と、該中央壁部の外周縁と前記胴部とを連結する連結周壁部と、を備え、
前記連結周壁部には、周方向に間隔をあけて3つ以上の縦凹条部が形成され、
前記連結周壁部において周方向に隣り合う縦凹条部同士の間に位置する各部分には、前記中央壁部よりもボトル軸方向の外側に向けて突出する脚部が形成され、
前記胴部には、ボトル軸を中心とする曲率を有する拡径部と、前記拡径部より曲率半径が大きく、かつ前記拡径部より径方向の内側に位置する縮径部と、が、周方向に段差なく交互に連ねられて形成されていることを特徴とするボトル。 - 周方向において、前記拡径部は、前記脚部と同等の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル。
- 周方向において、前記拡径部は、前記縦凹条部と同等の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル。
- 前記肩部には、前記肩部に沿ってボトル軸方向に延びる平坦な傾斜平面が、周方向において前記拡径部と同等の位置に形成されていることを特徴とする、請求項2または3に記載のボトル。
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JP2016254740A JP6803746B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | ボトル |
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JP2016254740A JP6803746B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | ボトル |
Publications (2)
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JP2018104066A JP2018104066A (ja) | 2018-07-05 |
JP6803746B2 true JP6803746B2 (ja) | 2020-12-23 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2016254740A Active JP6803746B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | ボトル |
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- 2016-12-28 JP JP2016254740A patent/JP6803746B2/ja active Active
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