JP2023124274A - ボトル - Google Patents

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JP2023124274A
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哲郎 宇佐美
Tetsuro Usami
吾郎 栗原
Goro Kurihara
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分から環状溝の下端部に達して復元不能になる上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制する。【解決手段】筒状の口部11および胴部13と、有底筒状の底部14と、が、上方から下方に向けてこの順に連ねられ、胴部に、径方向の内側に向けて窪む環状溝21により画成されたパネル部22が、周方向に間隔をあけて複数設けられ、環状溝の下端部21aは、胴部の下端部に位置し、環状溝の下端部の内面は、下方を向く上面と、上方を向く下面24と、径方向の外側を向き、かつ上面および下面それぞれの径方向の内端部同士を連結する底面と、により画成され、前記下面に、上方に向けて突出した突部28が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ボトルに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、筒状の口部および胴部と、有底筒状の底部と、が、上方から下方に向けてこの順に連ねられ、胴部に、径方向の内側に向けて窪む環状溝により画成されたパネル部が、周方向に間隔をあけて複数設けられ、環状溝の下端部が、胴部の下端部に位置し、環状溝の下端部の内面が、下方を向く上面と、上方を向く下面と、径方向の外側を向き、かつ上面および下面それぞれの径方向の内端部同士を連結する底面と、により画成されたボトルが知られている。
特開2019-189267号公報
しかしながら、前記従来のボトルでは、例えば多数本連立した状態で搬送されたとき等に、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分から環状溝の下端部に達して復元不能になる上下方向に延びる折れが生ずるおそれがあった。
この問題は、近年のボトルの軽量化に伴い顕在化している。
本発明は、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分から環状溝の下端部に達して復元不能になる上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができるボトルを提供する。
本発明のボトルは、筒状の口部および胴部と、有底筒状の底部と、が、上方から下方に向けてこの順に連ねられ、前記胴部に、径方向の内側に向けて窪む環状溝により画成されたパネル部が、周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記環状溝の下端部は、前記胴部の下端部に位置し、前記環状溝の下端部の内面は、下方を向く上面と、上方を向く下面と、径方向の外側を向き、かつ前記上面および前記下面それぞれの径方向の内端部同士を連結する底面と、により画成され、前記下面に、上方に向けて突出した突部が形成されている。
環状溝の下端部の内面のうちの下面に、上方に向けて突出した突部が形成されているので、下面の剛性が高められ、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分に径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられても、環状溝の下端部に達する上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができる。
前記突部は、前記底面から径方向の外側に離れてもよい。
突部が、環状溝の前記底面から径方向の外側に離れているので、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分が塑性変形しにくくなり、この部分に加えられる径方向の内側に向けた負荷に対する復元性を向上させることができる。
前記突部は、前記胴部の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なってもよい。
突部が、胴部の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっているので、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分が塑性変形しにくくなり、この部分に加えられる径方向の内側に向けた負荷に対する復元性を向上させることができる。
前記胴部は、上側胴部と、前記上側胴部より直径が大きい下側胴部と、前記上側胴部および前記下側胴部を上下方向に互いに連結するくびれ部と、を備え、前記パネル部は、前記下側胴部に設けられ、前記下側胴部の下端部が、このボトルにおいて最も外径の大きい最大外径部分となってもよい。
上側胴部より直径の大きい下側胴部のなかでも下端部が、このボトルにおいて最も外径の大きい最大外径部分となっているので、例えば多数本連立した状態で搬送されたときに、ボトルが傾きやすいうえに、傾いたボトルの胴部の下端部に、他のボトル等から径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられやすくなっている。
したがって、前述した、環状溝の下端部の内面のうちの下面の剛性が高められることで、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分に径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられても、環状溝の下端部に達する上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができる、といった作用効果が顕著に奏功される。
この発明によれば、胴部の下端部のうち、環状溝より下方に位置する部分から環状溝の下端部に達して復元不能になる上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができる。
一実施形態として示したボトルの側面図である。 図1の一部拡大図である。 図1のIII-III線矢視断面図である。
以下、図面を参照し、ボトル1の一実施形態について説明する。
ボトル1は、図1に示されるように、筒状の口部11、肩部12、および胴部13と、有底筒状の底部14と、を備えるとともに、これら11~14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連ねられて構成されている。
以下、前記共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸Oに沿って口部11側を上側、底部14側を下側といい、ボトル軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向から見て、ボトル軸Oに交差する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
ボトル1は、例えばポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料で一体に形成されている。ボトル1は、例えば二軸延伸ブロー成形等により形成される。
図示の例では、口部11、肩部12、胴部13および底部14はそれぞれ、ボトル軸Oに直交する横断面視形状が円形状となっている。肩部12の下端部、および胴部13の上端部は、段差なく連なっている。胴部13の下端部、および底部14の上端部も段差なく連なっている。
口部11には、図示されないキャップが着脱可能に装着される。肩部12は、下方から上方に向かうに従い縮径している。
胴部13に、径方向の内側に向けて窪む環状溝21により画成されたパネル部22が、周方向に間隔をあけて複数設けられている。この間隔は、パネル部22の周方向の大きさより小さくなっている。環状溝21の下端部21aは、胴部13の下端部に位置している。環状溝21は、径方向の外側から見た正面視で、R形状の角部を4つ有する上下方向に長い長方形状を呈する。この長方形状を画成する4つの辺部分のうち、2つの長辺部分は、環状溝21における周方向の両端部21bを構成し、2つの短辺部分は、環状溝21における上端部21cおよび下端部21aを構成している。
図示の例では、胴部13は、上側胴部17と、上側胴部17より直径が大きい下側胴部18と、上側胴部17および下側胴部18を上下方向に互いに連結するくびれ部16と、を備えている。
なお、胴部13の直径は、上下方向の全長にわたって同等であってもよい。
上側胴部17には、くびれ部16より深さが浅い複数の上側周溝17aが、上下方向に等間隔をあけて設けられている。上側周溝17aは、周方向の全長にわたって連続して延びている。くびれ部16は、胴部13における上下方向の中央部に設けられている。
下側胴部18の下端部が、このボトル1において最も外径の大きい最大外径部分となっている。下側胴部18の下端部に、周方向の全長にわたって連続して延びる下側周溝18aが形成されている。下側周溝18aの深さは、くびれ部16の深さより浅くなっている。
環状溝21およびパネル部22は、下側胴部18に設けられている。環状溝21およびパネル部22は、下側胴部18における上下方向のほぼ全域にわたって設けられている。環状溝21の下端部21aは、下側周溝18aから上方に離れている。
図2および図3に示されるように、環状溝21の下端部21aの内面は、下方を向く上面23と、上方を向く下面24と、径方向の外側を向き、かつ上面23および下面24それぞれの径方向の内端部同士を連結する底面25と、により画成されている。
上面23は、径方向の外側に向かうに従い上方に向けて延びている。上面23の径方向の外端部は、下面24の径方向の外端部より径方向の内側に位置している。上面23の、ボトル軸Oに直交する水平方向に対する傾斜角度が、下面24の水平方向に対する傾斜角度より大きくなっている。
下面24は、底面25から径方向の外側に向かうに従い下方に向けて延びている。下面24は、上下方向に沿う縦断面視において、径方向の外側に向かう斜め上方に向けて突の曲線状を呈する。下面24は、胴部13の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっている。
例えば、下面24は、前記縦断面視で直線状を呈してもよい。下面24として、前記縦断面視において、直線状の部分と、曲線状の部分と、が径方向に連ねられた構成等を採用してもよい。下面24は、上方を向く平坦面であってもよい。
そして、本実施形態では、下面24に、上方に向けて突出した突部28が形成されている。突部28は、下面24における周方向の中央部に設けられている。突部28は、径方向の外側から見た正面視で、周方向に長い長方形状を呈する。
突部28は、下面24のうち、径方向の内端部26より径方向の外側に位置する部分27に形成されている。突部28は、底面25から径方向の外側に離れている。突部28は、胴部13の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっている。
なお、突部28は、下面24における径方向の全域にわたって設けられてもよい。突部28は、胴部13の下端部の外周面に段部を介して連なってもよい。
突部28は、上方を向き、かつ下面24における径方向の内端部26から径方向の外側に向けて延びる頂面28aと、径方向の外側を向き、かつ頂面28aにおける径方向の外端部から下方に向けて延びる外端面28bと、周方向を向く一対の周端面28cと、により画成されている。
外端面28bが、胴部13の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっている。頂面28aと外端面28bとの接続部分は、径方向の外側に向かう斜め上方に向けて突の曲面状に形成されている。突部28は、周方向から見て、頂面28aと外端面28bとの接続部分が頂角をなす二等辺三角形状を呈する。
以上説明したように、本実施形態によるボトル1によれば、環状溝21の下端部21aの内面のうちの下面24に、上方に向けて突出した突部28が形成されているので、下面24の剛性が高められ、胴部13の下端部のうち、環状溝21より下方に位置する部分に径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられても、環状溝21の下端部21aに達する上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができる。
突部28が、環状溝21の底面25から径方向の外側に離れているので、胴部13の下端部のうち、環状溝21より下方に位置する部分が塑性変形しにくくなり、この部分に加えられる径方向の内側に向けた負荷に対する復元性を向上させることができる。
突部28が、胴部13の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっているので、胴部13の下端部のうち、環状溝21より下方に位置する部分が塑性変形しにくくなり、この部分に加えられる径方向の内側に向けた負荷に対する復元性を向上させることができる。
上側胴部17より直径の大きい下側胴部18のなかでも下端部が、このボトル1において最も外径の大きい最大外径部分となっているので、例えば多数本連立した状態で搬送されたときに、ボトル1が傾きやすいうえに、傾いたボトル1の胴部13の下端部に、他のボトル1等から径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられやすくなっている。
したがって、前述した、環状溝21の下端部21aの内面のうちの下面24の剛性が高められることで、胴部13の下端部のうち、環状溝21より下方に位置する部分に径方向の内側に向けて大きな負荷が加えられても、環状溝21の下端部21aに達する上下方向に延びる折れが生ずるのを抑制することができる、といった作用効果が顕著に奏功される。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、突部28は、下面24および底面25に一体に形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 ボトル
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
16 くびれ部
17 上側胴部
18 下側胴部
21 環状溝
21a 環状溝の下端部
22 パネル部
23 上面
24 下面
25 底面
26 内端部
28 突部
O ボトル軸

Claims (4)

  1. 筒状の口部および胴部と、有底筒状の底部と、が、上方から下方に向けてこの順に連ねられ、
    前記胴部に、径方向の内側に向けて窪む環状溝により画成されたパネル部が、周方向に間隔をあけて複数設けられ、
    前記環状溝の下端部は、前記胴部の下端部に位置し、
    前記環状溝の下端部の内面は、下方を向く上面と、上方を向く下面と、径方向の外側を向き、かつ前記上面および前記下面それぞれの径方向の内端部同士を連結する底面と、により画成され、
    前記下面に、上方に向けて突出した突部が形成されている、ボトル。
  2. 前記突部は、前記底面から径方向の外側に離れている、請求項1に記載のボトル。
  3. 前記突部は、前記胴部の下端部の外周面と段差無く上下方向に連なっている、請求項1または2に記載のボトル。
  4. 前記胴部は、上側胴部と、前記上側胴部より直径が大きい下側胴部と、前記上側胴部および前記下側胴部を上下方向に互いに連結するくびれ部と、を備え、
    前記パネル部は、前記下側胴部に設けられ、
    前記下側胴部の下端部が、このボトルにおいて最も外径の大きい最大外径部分となっている、請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。
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