JP6803471B2 - 表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび表示システム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび表示システム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび表示システムに関する。
本願は、2017年7月14日に日本に出願された特願2017−138418号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1には、作業機械の操作者に、周囲で作業する他の作業者を認識させるために、表示手段に表示される撮影画像のうち、作業者が着用するヘルメットに描かれたマーカーの部分に、作業者がいることを示す画像を合成する技術が開示されている。
特開2013−9267号公報
ところで、施工現場の段取り時等に、作業機械がどのように配置され、動作するのかを、図面上ではなく、施工現場に臨んで確認したいという要望がある。施工現場に臨んで確認することにより、例えば、施工現場において作業機械が動作可能なスペースの有無や、作業機械の走行によって履帯が施工現場を損傷させないように施工現場に敷くべき鉄板の量を容易に確認することができる。一方で、段取り時において実際に施工現場に作業機械を配置して動作させることは容易ではない。
本発明の態様は、施工現場に臨んで作業機械の動作を容易に確認できる表示制御装置、表示制御方法、プログラムおよび表示システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、表示制御装置は、実空間における視点の位置および姿勢を取得する位置・姿勢取得部と、前記視点の位置および姿勢に基づいて施工現場の形状を表す三次元データである現場データを仮想空間に配置する現場データ配置部と、作業機械の形状を表す三次元データである機械データを、前記仮想空間のうち選択された平面座標および前記現場データに対応する高さに係る位置に配置する機械データ配置部と、配置された前記機械データを描画する描画部とを備える。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、表示制御装置は、利用者に施工現場に臨んで作業機械の動作を容易に確認させることができる。
第1の実施形態に係る携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。 描画部が生成する表示画像の例を示す図である。 第1の実施形態に係る携帯端末の表示制御方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る作業機械描画処理を示すフローチャートである。 作業機械の追加時に表示装置に表示される画像の例を示す図である。 第1のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の例を示す図である。 第2のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の第1の例を示す図である。 第2のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の第2の例を示す図である。 第1の実施形態に係る計測処理を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。 他の実施形態に係る表示制御装置を備えた油圧ショベルの外観を示す斜視図である。
〈第1の実施形態〉
第1の実施形態では、携帯端末が撮像する施工現場の画像に、作業機械の画像を合成して表示する。携帯端末の例としては、スマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラなどが挙げられる。これにより、利用者は、施工現場に臨んで、作業機械がどのように配置され、動作するのかを視認することができる。作業機械の例としては、掘削作業および盛土作業を行う油圧ショベル、掘削作業および運搬作業を行うブルドーザおよびホイールローダ、締固め作業を行うロードローラ、整形作業を行うモータグレーダ、運搬作業を行うダンプトラックなどが挙げられる。
《携帯端末のハードウェア》
図1は、第1の実施形態に係る携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。
携帯端末1は、プロセッサ100、メインメモリ200、ストレージ300、インタフェース400を備えるコンピュータを内蔵する。また、携帯端末1は、カメラ410、入力装置420、表示装置430、位置検出器440、IMU450(Inertial Measuring Unit)を備え、インタフェース400を介してコンピュータに接続される。また携帯端末1は、インタフェース400を介してネットワークに接続される。当該コンピュータは、表示制御装置の一例である。
カメラ410は、携帯端末1の筐体のうち、表示装置430が配置される面の裏面に設けられる。カメラ410は、RGB(Red Green Blue)カメラとデプスカメラとを備え、可視画像と距離画像とを生成する。距離画像とは、各画素の値がカメラ410と撮像対象との距離を示す画像である。距離画像は、TOF(Time of Flight)計算により得ることができる。
入力装置420および表示装置430は、例えばタッチパネルによって実現される。位置検出器440は、GNSS(Global Navigation Satellite System)の信号を受信して携帯端末1の位置を検出する。IMU450は、携帯端末1の角速度、方位、および傾きを検出する。IMU450は、例えば、加速度センサ、電子コンパス、およびジャイロスコープを備える。位置検出器440およびIMU450は、実空間における視点の位置および姿勢を計測する位置・姿勢計測部の一例である。
ストレージ300は、合成表示プログラムP、設計データD1、点群データD2、機械データD3、パターンデータD4を記憶する。
合成表示プログラムPは、プロセッサ100によってストレージ300から読み出されてメインメモリ200に展開されることで、プロセッサ100に所定の処理を実行させるためのデータである。
設計データD1は、施工現場の目標形状を表す三次元データである。設計データD1は、例えばCAD(Computer-Aided Design)によって生成され、TINサーフェスによって表される。設計データD1は、施工現場の形状を表す三次元データである現場データである。
点群データD2は、施工現場の過去形状を表す三次元データである。点群データD2は、例えば複数の空撮画像や、ステレオカメラが撮像したステレオ画像をステレオ処理することで得られる。点群データD2は、施工現場の形状を表す三次元データである現場データである。
機械データD3は、作業機械の形状を表す三次元データである。機械データD3には、関節で互いに接続された複数のスケルトンが設定される。例えば、油圧ショベルを表す機械データD3は、下部走行体、上部旋回体、ブーム、アーム、バケットのそれぞれにスケルトンが設定されることで、1つの機械データD3から複数の姿勢に係る油圧ショベルを再現することができる。
パターンデータD4は、各機械データD3のスケルトンの操作パターンを格納する。つまり、プロセッサ100は、パターンデータD4に従って機械データD3のスケルトンを操作することで、機械データD3に所定の動作を再現するモーションをつけることができる。
ストレージ300の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ300は、携帯端末1のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース400を介して携帯端末1に接続される外部メディアであってもよい。ストレージ300は、一時的でない有形の記憶媒体である。
《携帯端末のソフトウェア》
プロセッサ100は、合成表示プログラムPの実行により、画像取得部101、位置・姿勢取得部102、現場設定部103、現場データ取得部104、現場データ配置部105、機械データ取得部106、機械データ配置部107、動態設定部108、描画部109、表示制御部110、距離算出部111を備える。
画像取得部101は、カメラ410が撮影した可視画像および距離画像を取得する。
位置・姿勢取得部102は、位置検出器440が検出した位置データ、およびIMU450によって計測された角速度、方位、および傾きを取得する。以下、携帯端末1の角速度、方位、および傾きを、携帯端末1の姿勢データともよぶ。
現場設定部103は、入力装置420を介した利用者の操作に基づいて、表示装置430に表示する施工現場の形状を、現況形状、過去形状、目標形状のいずれかに設定する。
現場データ取得部104は、表示装置430に表示する画像を描画するための仮想空間に配置すべき現場データを取得する。現場データ取得部104は、現場設定部103により表示する形状が現況形状に設定された場合、画像取得部101が取得した距離画像ならびに位置・姿勢取得部102が取得した位置データおよび姿勢データに基づいて現況形状を表す三次元データである現場データ(現況データ)を生成する。例えば、現場データ取得部104は、距離画像に基づいて三次元形状を生成し、位置データおよび姿勢データを用いて、当該三次元形状を仮想空間にマッピングすることで、現況データを生成することができる。現場データ取得部104は、現場設定部103により表示する形状が過去形状に設定された場合、ストレージ300から点群データD2を読み出す。現場データ取得部104は、現場設定部103により表示する形状が目標形状に設定された場合、ストレージ300から設計データD1を読み出す。
現場データ配置部105は、メインメモリ200に仮想空間用の記憶領域を確保する。現場データ配置部105は、仮想空間に現場データを配置する。このとき、現場データ配置部105は、仮想空間における視点と現場データとの相対的な位置および向きが、実空間におけるカメラ410の視点と施工現場との相対的な位置および向きに対応するように、現場データを配置する。
機械データ取得部106は、ストレージ300から仮想空間に配置すべき機械データD3を読み出す。具体的には、機械データ取得部106は、利用者によって仮想空間への作業機械の配置指示があった場合に、利用者によって設定された車種に係る機械データD3をストレージ300から読み出す。
機械データ配置部107は、仮想空間に機械データD3を配置する。具体的には、機械データ配置部107は、機械データD3を仮想空間の鉛直方向上側から下ろしたときに、走行体に相当する部分が現場データと鉛直方向に接する最も低い高さの点に、機械データD3を配置する。機械データ配置部107は、動態設定部108により設定された動態に従って、機械データD3の位置および姿勢を決定する。
動態設定部108は、入力装置420を介した利用者の操作に基づいて、機械データD3によって表される作業機械の動態を設定する。作業機械の動態は、作業機械の走行、旋回、作業機の駆動等を含む。なお、作業機械の旋回および作業機の駆動に係る動態は、ストレージ300にパターンデータD4として格納されている。動態設定部108は、走行に係る動態を設定する場合、入力装置420を介して作業機械の走行ルートの入力を受け付ける。動態設定部108は、作業機械の旋回および作業機の駆動に係る動態を設定する場合、入力装置420を介してパターンデータD4の選択を受け付ける。
描画部109は、仮想空間に配置された機械データD3を仮想空間の視点に基づいて描画する。「描画する」とは、二次元画像を生成することをいう。描画部109は、画像取得部101が取得した可視画像に、描画された機械データD3を合成することで、合成現場画像I1を生成する。現場設定部103により表示する形状が過去形状または目標形状に設定された場合、描画部109は、機械データD3および現場データを描画し、可視画像に描画された機械データD3および現場データを合成することで合成現場画像I1を生成する。また描画部109は、合成現場画像I1に操作パネル画像I2を合成することで、表示画像Iを生成する。
表示制御部110は、描画部109によって生成された画像を、表示装置430に出力する。
距離算出部111は、入力装置420を介して仮想空間における2つの点の入力を受け付け、当該2つの点の間の距離を演算する。
《表示画像》
図2は、描画部が生成する表示画像の例を示す図である。
描画部109は、合成現場画像I1に操作パネル画像I2を合成することで、表示画像Iを生成する。操作パネル画像I2には、マップ領域I21、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、点群ボタンI24、作業機械ボタンI25、計測ボタンI26が含まれる。
マップ領域I21には、施工現場の上面図が表示される。
掘削・盛土ボタンI22は、押下によりON/OFFの状態が切り替わる。掘削・盛土ボタンI22がON状態になると、現場設定部103は、表示装置430に表示する施工現場の形状を、目標形状に設定する。掘削・盛土ボタンI22がON状態である場合、合成現場画像I1として可視画像と設計データD1とが合成されたものが表示される。このときの設計データD1は、現況地形より窪んでいる箇所すなわち掘削すべき箇所と、現況地形より突出している箇所すなわち盛土すべき箇所とで、異なる態様(例えば色)で表示される。これにより、利用者は、施工現場に臨んで掘削すべき箇所と盛土すべき箇所を視認することができる。
完成図面ボタンI23は、押下によりON/OFFの状態が切り替わる。完成図面ボタンI23がON状態になると、現場設定部103は、表示装置430に表示する施工現場の形状を、目標形状に設定する。完成図面ボタンI23がON状態である場合、合成現場画像I1として可視画像と設計データD1とが合成されたものが表示される。このときの設計データD1は、現況地形との差分によらない態様で表示される。
点群ボタンI24は、押下によりON/OFFの状態が切り替わる。点群ボタンI24がON状態になると、現場設定部103は、表示装置430に表示する施工現場の形状を、過去形状に設定する。点群ボタンI24がON状態である場合、合成現場画像I1として可視画像と点群データD2とが合成されたものが表示される。
掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、および点群ボタンI24は、同時にON状態となることがない。例えば、掘削・盛土ボタンI22がON状態の時に完成図面ボタンI23が押下されると、完成図面ボタンI23がON状態に切り替わるとともに掘削・盛土ボタンI22がOFF状態に切り替わる。他方、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、および点群ボタンI24が、いずれもOFF状態になると、現場設定部103は、表示装置430に表示する施工現場の形状を、現況形状に設定する。この場合、合成現場画像I1には現場データが合成されず、合成現場画像I1には可視画像によって表される現況の地形が表示される。
作業機械ボタンI25は、押下によりON/OFFの状態が切り替わる。作業機械ボタンI25のON/OFFの状態は、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、および点群ボタンI24とは独立して切り替わる。つまり、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、および点群ボタンI24の押下によって作業機械ボタンI25のON/OFFの状態は切り替わらない。作業機械ボタンI25がON状態である場合、合成現場画像I1に機械データD3が含まれる。他方、作業機械ボタンI25がOFF状態である場合、図3に示すように、合成現場画像I1に機械データD3が含まれなくなる。
計測ボタンI26は、押下によりON/OFFの状態が切り替わる。計測ボタンがON状態である場合、合成現場画像I1上の2点を選択することで、その2点間の実空間における距離が表示される。
なお、各ボタンのON/OFFの状態は、現場設定部103によって設定され、メインメモリ200に記憶される。
《表示制御方法》
図3は、第1の実施形態に係る携帯端末の表示制御方法を示すフローチャートである。
利用者が携帯端末1を操作し、合成表示プログラムPを実行すると、携帯端末1は、以下に示す表示制御処理を、カメラ410のフレームレートに係るタイミングごとに繰り返し実行する。
まず画像取得部101は、カメラ410から撮像された可視画像および距離画像を取得する(ステップS1)。また位置・姿勢取得部102は、位置検出器440およびIMU450から位置データおよび姿勢データを取得する(ステップS2)。次に、現場データ取得部104は、取得した距離画像、位置データ、および姿勢データに基づいて、施工現場の現況を表す現況データを生成する(ステップS3)。現場データ取得部104は、例えば、Tangoなどの技術を用いることで現況データを生成することができる。
次に、現場データ配置部105は、メインメモリ200を参照し、掘削・盛土ボタンI22がON状態であるか否かを判定する(ステップS4)。掘削・盛土ボタンI22がON状態である場合(ステップS4:YES)、現場データ取得部104は、ストレージ300から設計データD1を読み出す(ステップS5)。次に、現場データ配置部105は、ステップS2で取得した位置データおよび姿勢データに基づいて、仮想空間に現況データと設計データD1とを配置する(ステップS6)。次に、描画部109は、設計データD1上の複数の点について、鉛直方向における現況データとの差を算出する(ステップS7)。このとき、設計データD1より鉛直方向上方向に現況データが位置する場合に、差は正数となり、設計データD1より鉛直方向下方向に現況データが位置する場合に、差は負数となる。次に、描画部109は、算出した差に基づいて、設計データD1を着色する(ステップS8)。例えば、描画部109は、設計データD1のうち差が正数となる領域と差が負数となる領域とで色調を異ならせる。具体的には、描画部109は、設計データD1との差がない領域を緑色に着色し、差が正数である領域について、差の絶対値が小さいほど緑色に近く、差の絶対値が大きいほど赤色に近い色に着色し、差が負数である領域について、差の絶対値が小さいほど緑色に近く、差の絶対値が大きいほど青色に近い色に着色する。描画部109は、着色された設計データD1を描画する(ステップS9)。
掘削・盛土ボタンI22がOFF状態である場合(ステップS4:NO)、現場データ配置部105は、メインメモリ200を参照し、完成図面ボタンI23がON状態であるか否かを判定する(ステップS10)。完成図面ボタンI23がON状態である場合(ステップS10:YES)、現場データ取得部104は、ストレージ300から設計データD1を読み出す(ステップS11)。次に、現場データ配置部105は、ステップS2で取得した位置データおよび姿勢データに基づいて、仮想空間に設計データD1を配置する(ステップS12)。描画部109は、設計データD1を描画する(ステップS13)。
完成図面ボタンI23がOFF状態である場合(ステップS10:NO)、現場データ配置部105は、メインメモリ200を参照し、点群ボタンI24がON状態であるか否かを判定する(ステップS14)。点群ボタンI24がON状態である場合(ステップS14:YES)、現場データ取得部104は、ストレージ300から点群データD2を読み出す(ステップS15)。次に、現場データ配置部105は、ステップS2で取得した位置データおよび姿勢データに基づいて、仮想空間に点群データD2を配置する(ステップS16)。描画部109は、点群データを描画する(ステップS17)。
掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23、および点群ボタンI24のいずれもがOFF状態である場合(ステップS14:NO)、現場データ配置部105は、ステップS2で取得した位置データおよび姿勢データに基づいて、仮想空間にステップS3で生成した現況データを配置する(ステップS18)。なお、描画部109は、現況データを描画しない。
仮想空間に現場データが配置されると、機械データ配置部107は、メインメモリ200を参照し、作業機械ボタンI25がON状態であるか否かを判定する(ステップS19)。作業機械ボタンI25がON状態である場合(ステップS19:YES)、携帯端末1は、作業機械描画処理を実行する(ステップS20)。
図4は、第1の実施形態に係る作業機械描画処理を示すフローチャートである。
携帯端末1が作業機械描画処理を開始すると、機械データ取得部106は、入力装置420を介した利用者の操作により作業機械の追加指示がなされたか否かを判定する(ステップS51)。なお、作業機械ボタンI25がOFF状態からON状態に初めて切り替わった場合、機械データ取得部106は、作業機械の追加指示がなされたものとみなす。
作業機械の追加指示がなされた場合(ステップS51:YES)、機械データ取得部106は、表示装置430に選択可能な作業機械の車種の一覧を表示し、利用者に選択させることで、車種を設定する(ステップS52)。機械データ取得部106は、設定された車種に係る機械データD3をストレージ300から読み出す(ステップS53)。
図5は、作業機械の追加時に表示装置に表示される画像の例を示す図である。
次に、機械データ配置部107は、図5に示すように、表示装置430の全体に施工現場の上面図を拡大して表示させ、作業機械を配置する地点を利用者に選択させる(ステップS54)。次に、動態設定部108は、入力装置420を介して作業機械の走行ルートおよびモーションの設定の入力を受け付ける(ステップS55)。例えば、利用者は、入力装置420を介して、図5に示すように、ステップS54で選択した地点を起点として、ドラッグアンドドロップ操作により線Lを描画することで、走行ルートを設定してもよい。このとき、図5に示す前進ボタンI31または後退ボタンI32を押下することで、作業機械を前進(通常走行)させるか後退(バック走行)させるかを切り替えることができる。また、利用者は、図5に示す複数のモーションアイコンI33の1つを押下することで、作業機械の動作の種類を設定することができる。モーションアイコンI33は、ストレージ300に記憶されるパターンデータD4ごとに用意される。利用者は、図5に示す決定ボタンI34を押下することで、作業機械の追加を確定する。
作業機械の追加が確定した場合、または作業機械の追加指示がない場合(ステップS51:NO)、機械データ配置部107は、機械データD3の位置および設定された走行ルートに基づいて、仮想空間のうち機械データD3を配置する平面座標を特定する(ステップS56)。具体的には、機械データ配置部107は、ステップS52からステップS55によって作業機械が新たに追加された場合、ステップS54で設定された配置位置に相当する仮想空間上の平面座標を特定する。他方、既に作業機械が仮想空間に配置されている場合、既に配置されている仮想空間上の平面座標から、設定された走行ルートに従って所定距離(フレームレートに係る時間の間に作業機械が進む距離)だけ移動させた平面座標を特定する。このとき、機械データ配置部107は、ステップS52で設定された車種に係るカタログ値等に基づいて、カーブ走行時の内輪差を特定する。また、機械データ配置部107は、機械データD3の向きを、ステップS55で設定された走行ルートを表す線Lの接線(接ベクトル)方向に決定する。
次に、機械データ配置部107は、仮想空間の特定された平面座標上に、鉛直方向上側から機械データD3を下ろし、機械データD3の走行体に相当する部分が現場データと鉛直方向に接する最も低い高さを特定する(ステップS57)。そして機械データ配置部107は、仮想空間のうち、特定した平面座標における特定した高さの点に、機械データD3を配置する(ステップS58)。すなわち、機械データ配置部107は、機械データD3を重力に従って現場データ上に配置する。なお、ステップS57で特定される位置は、機械データD3の走行体に相当する部分が現場データと干渉しない位置であるため、走行体以外の部分が現場データと干渉することを妨げない。例えば、現場データの建屋に相当する位置に機械データD3が配置される場合に、建屋内に機械データD3を配置することで建屋の一部と作業機とが干渉するとしても、建屋の屋上に相当する高さが特定されるのではなく、建屋の床面に相当する高さが特定される。なお、他の実施形態においては、機械データ配置部107は、機械データD3を現場データに対応する位置に配置するものであればよく、必ずしも現場データと鉛直方向に接するように配置しなくてもよい。例えば、他の実施形態に係る機械データ配置部107は、機械データD3の初期配置において、現場データと鉛直方向に接するように機械データD3を配置し、その後は、平面座標を異ならせながら同じ高さの位置に機械データD3を配置してもよい。また他の実施形態においては、現場データと機械データD3とが鉛直方向に微小に干渉していてもよいし、現場データと機械データD3との間に微小な隙間があってもよい。
次に、機械データ配置部107は、ストレージ300から設定されたモーションに係るパターンデータD4を読み出し、当該パターンデータD4に従って作業機械の姿勢を決定する(ステップS59)。そして描画部109は、機械データD3を描画する(ステップS60)。このとき、描画部109は、機械データD3のうち現場データと干渉する部分を所定の色で着色してもよい。また描画部109は、現場データのうち機械データD3と干渉する部分を所定の色で着色してもよい。
図3に戻り、ステップS20による作業機械描画処理が終了した場合、作業機械ボタンI25がOFF状態である場合(ステップS19:NO)、描画部109は、ステップS1で取得した可視画像と、描画された現場データまたは機械データD3とを合成することにより、合成現場画像I1を生成する。
具体的には、描画部109は、掘削・盛土ボタンI22がONであり、かつ作業機械ボタンI25がONである場合に、可視画像に設計データD1および機械データD3を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、掘削・盛土ボタンI22がONであり、かつ作業機械ボタンI25がOFFである場合に、可視画像に設計データD1を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、完成図面ボタンI23がONであり、かつ作業機械ボタンI25がONである場合に、可視画像に設計データD1および機械データD3を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、完成図面ボタンI23がONであり、かつ作業機械ボタンI25がOFFである場合に、可視画像に設計データD1を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、点群ボタンI24がONであり、かつ作業機械ボタンI25がONである場合に、可視画像に点群データD2および機械データD3を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、点群ボタンI24がONであり、かつ作業機械ボタンI25がOFFである場合に、可視画像に点群データD2を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23および点群ボタンI24がすべてOFFであり、かつ作業機械ボタンI25がONである場合に、可視画像に機械データD3を合成することで、合成現場画像I1を生成する。描画部109は、掘削・盛土ボタンI22、完成図面ボタンI23および点群ボタンI24がすべてOFFであり、かつ作業機械ボタンI25がOFFである場合に、可視画像をそのまま合成現場画像I1とする。
描画部109は、生成した合成現場画像I1に操作パネル画像I2を合成することで、表示画像Iを生成する(ステップS21)。そして、表示制御部110は、生成された表示画像Iを表示装置430に出力する(ステップS22)。
上述の処理により、携帯端末1の表示装置430には、カメラ410のフレームレートに係るタイミングごとに、施工現場の現況形状、過去形状または目標形状が携帯端末1の姿勢に追従してリアルタイムに表示される。また、作業機械ボタンI25が押下されている場合、表示装置430には、施工現場を動く作業機械がリアルタイムに表示される。すなわち、表示装置430に表示される作業機械の位置または姿勢は、経時的に変化する。
図6は、第1のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の例を示す図である。図7は、第2のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の第1の例を示す図である。図8は、第2のタイミングにおいて表示装置に表示される表示画像の第2の例を示す図である。
作業機械ボタンI25が押下され、油圧ショベルを表す機械データD3とダンプトラックを表す機械データD3とが仮想空間に配置されると、第1のタイミングにおいて表示装置430には、図6に示すように、施工現場に油圧ショベルM1とダンプトラックM2とが配置された画像が表示される。
ここで、利用者がステップS54でダンプトラックM2を表す機械データD3の走行ルートを設定すると、第1のタイミングより後のタイミングである第2のタイミングにおいて表示装置430には、図7に示すように、ダンプトラックM2の位置が変化した表示画像Iが表示される。これにより、利用者は、ダンプトラックM2の走行ルートの幅や、施工現場に敷くべき鉄板の量などを、施工現場に臨んで確認することができる。
他方、利用者がステップS54で油圧ショベルM1を表す機械データD3のモーションを設定すると、第1のタイミングより後のタイミングである第2のタイミングにおいて表示装置430には、図8に示すように、油圧ショベルM1の姿勢が変化した表示画像Iが表示される。これにより、利用者は、油圧ショベルM1が動作可能なスペースの有無を、施工現場に臨んで確認することができる。
《計測処理》
ところで、図2などに示す表示画像Iのうち、計測ボタンI26が押下されると、距離算出部111は、仮想空間における2点間の距離を表示する計測処理を実行する。
図9は、第1の実施形態に係る計測処理を示すフローチャートである。
計測ボタンI26が押下されると、距離算出部111は、入力装置420を介して、距離計測の始点として表示画像I上の座標の指定を受け付ける(ステップS101)。例えば、利用者は、表示画像I上の1点をクリックまたはタップすることで、座標を指定する。距離算出部111は、仮想空間上に、指定された始点に相当する直線を配置し、当該直線と現場データとが交差する点を特定する(ステップS102)。指定座標に機械データD3が配置されている場合には、距離算出部111は、直線と機械データD3とが交差する点を特定する。
また距離算出部111は、入力装置420を介して、距離計測の終点として表示画像I上の座標の指定を受け付ける(ステップS103)。距離算出部111は、仮想空間上に、指定された終点に相当する直線を配置し、当該直線と現場データとが交差する点を特定する(ステップS104)。指定座標に機械データD3が配置されている場合には、距離算出部111は、直線と機械データD3とが交差する点を特定する。
距離算出部111は、特定された始点と終点とを結ぶ距離を算出する(ステップS105)。すなわち、距離算出部111は、ステップS102およびステップS104で特定された2点の仮想空間における長さに所定のゲインを乗算することで、実空間における長さを算出する。そして、描画部109は、ステップS102およびステップS104で特定された2点を結ぶ直線を描画し、当該直線とステップS105で算出された距離とを、表示画像I上に合成する(ステップS106)。これにより、表示装置430には、指定された2点間の距離が表示される。
これにより、利用者は携帯端末1を見ながら容易に施工現場における長さを測ることができる。例えば、利用者は、合成現場画像I1に表示された作業機械の側面から施工現場における走行通路の壁面までの距離を測ることができる。
《作用・効果》
このように、第1の実施形態に係る携帯端末1は、実空間における視点の位置および姿勢を取得し、当該位置及び姿勢に基づいて現場データを仮想空間に配置し、機械データD3を現場データと鉛直方向に接するように仮想空間に配置する。これにより、携帯端末1は、施工現場に作業機械を仮想的に配置して表示することができる。したがって、携帯端末1の利用者は、施工現場に臨んで作業機械の動作を容易に確認することができる。なお、「取得する」とは、処理に用いる値を得ることをいう。例えば、「取得する」は、値を受信すること、値を計測すること、値の入力を受け付けること、テーブルから値を読み出すこと、値を算出することを含む。
また、第1の実施形態に係る携帯端末1は、機械データD3を、位置または姿勢を経時的に変化させて描画する。これにより、携帯端末1の利用者は、作業機械の動態を、施工現場に臨んでリアルタイムに確認することができる。また、第1の実施形態に係る携帯端末1は、機械データD3の動態を設定し、設定された動態に従って機械データの位置または姿勢を経時的に変化させて描画する。これにより、利用者は、簡易な設定で作業機械の動態を確認することができる。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
図10は、他の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
例えば、第1の実施形態に係る携帯端末1は、機械データD3を、位置または姿勢を経時的に変化させて描画するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る携帯端末1は、予め機械データD3の異なる姿勢を複数記憶してこのうちの1つを描画し、利用者によって図10に示す姿勢切替ボタンI41が押下された場合に、描画する姿勢を異ならせるものであってもよい。
また、第1の実施形態に係る携帯端末1では、図5に示す画面上に線Lを引くことで作業機械の走行ルートを決定するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る動態設定部108は、入力装置420を介して走行ルートの記録の開始指示を受け付けると、位置・姿勢取得部102が取得した位置データおよび姿勢データをメインメモリ200に蓄積させる。そして、動態設定部108は、入力装置420を介して走行ルートの記録の終了指示を受け付けると、メインメモリ200に記録された位置データおよび姿勢データの時系列を、走行ルートとして設定してもよい。また他の実施形態に係る携帯端末1は、表示装置430に作業機械のコントローラ画像(例えば、作業機操作レバーに対応する画像)を表示させ、当該コントローラ画像に対する操作に従って機械データD3の位置および姿勢を変化させてもよい。
また、第1の実施形態に係る機械データD3にはスケルトンが設定され、携帯端末1は、当該スケルトンの角度を異ならせることで機械データD3の姿勢を異ならせるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る機械データD3は、機械データD3が可動部を有しない三次元データで構成され、携帯端末1は作業機械の走行のみを模擬可能とするものであってもよい。
また、第1の実施形態では、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末1が、表示画像を表示するがこれに限られない。例えば、他の実施形態においては、投影型HMD(Head Mounted Display)や透過型HMDが表示画像を表示するものであってもよい。なお、HMDが表示画像を表示する場合、位置・姿勢取得部102は、カメラの視点の位置および姿勢ではなく、利用者の位置および姿勢を取得してよい。また、透過型HMDが表示画像を表示する場合、表示画像には可視画像が含まれなくてもよい。この場合、透過型HMDが機械データD3のみを表示することで、利用者の肉眼で視認される施工現場に、機械データD3が重畳して表示される。
図11は、他の実施形態に係る表示制御装置を備えた油圧ショベルの外観を示す斜視図である。
また他の実施形態においては、表示制御装置が図11に示すような油圧ショベルに備えられていてもよい。
油圧ショベル1000は、作業機1100と、作業機1100を支持する旋回体1200と、旋回体1200を支持する走行体1300とを備える。旋回体1200には、オペレータが搭乗する運転室1210が備えられる。運転室1210の内部には、表示装置1211が設けられる。運転室1210の上部には、ステレオカメラ1212が設けられる。ステレオカメラ1212は、運転室1210前面のフロントガラスを通して、運転室1210の前方を撮像する。ステレオカメラ1212は、少なくとも1対のカメラを備える。ステレオカメラ1212の少なくとも1対のカメラが撮像した1対の画像を用いることで、ステレオカメラ1212と撮像対象との距離を算出することができる。
油圧ショベル1000は、位置方位演算器1230、傾斜検出器1240、表示制御装置1250を備える。位置方位演算器1230は、旋回体1200の位置および旋回体1200が向く方位を演算する。位置方位演算器1230は、第1受信器1231が受信した測位信号と、第2受信器1232が受信した測位信号とを用いて、旋回体1200の方位を演算する。傾斜検出器1240は、旋回体1200の加速度および角速度を計測し、計測結果に基づいて旋回体1200の傾きを検出する。傾斜検出器1240は、例えば運転室1210の下面に設置される。傾斜検出器1240は、例えば、IMUを用いることができる。
表示制御装置1250は、ステレオカメラ1212が撮像した画像に基づいて現況データを取得する。このとき、表示制御装置1250は、位置方位演算器1230および傾斜検出器1240から得られる情報に基づいてステレオカメラ1212の位置データおよび姿勢データを取得する。これにより、表示制御装置1250は、表示画像を生成し、表示装置1211に表示させる。
また、他の実施形態においては、表示制御装置がカメラ410を備えないコンピュータであって、持ち運び可能なカメラ410から有線または無線で可視画像および距離画像を受信するものであってもよい。また、他の実施形態においては、表示装置と表示制御装置とが別個の装置として構成されてもよい。例えば、表示システムが、表示制御装置であるサーバと携帯端末1とを備える場合、以下のような処理がなされてもよい。携帯端末1は、カメラ410で撮像した画像、位置検出器440が検出した位置データ、およびIMU450が検出した姿勢データを、通信回線を介してサーバに送信する。サーバは、上述の処理により、受信したデータに基づいて表示画像を生成する。サーバは、生成した表示画像を携帯端末1に送信する。携帯端末1の表示装置430は、受信した表示画像を表示する。
また、第1の実施形態に係る携帯端末1は、距離画像から現況データを取得するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る携帯端末1は、直近に計測された点群データD2を現況データとして扱ってもよい。
また、第1の実施形態に係る携帯端末1は、施工現場が写る画像に機械データD3を描画するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る携帯端末1は、カメラ410で施工現場を再現したスケールモデルを撮像し、当該スケールモデルが写る画像に機械データD3を描画してもよい。スケールモデルのうち基準点に相当する位置にマーカー(例えば二次元コード)が付されている場合、現場データ配置部105は、基準点に相当する位置が、当該マーカーの位置に合うように現場データを配置する。
スケールモデルは、縮尺を異ならせて施工現場の形状を再現した模型である。したがって、スケールモデルが写る画像から生成される現況データは、施工現場の形状を表す三次元データである。携帯端末1は、スケールモデルの縮尺に基づいて機械データD3の大きさを異ならせる。スケールモデルの縮尺は、利用者によって指定されてもよいし、現況データと施工現場の設計データとの比較によって特定されてもよいし、スケールモデルに記載された値を読み取ってもよい。この場合、距離算出部111は、ステップS105で算出した距離に、スケールモデルの縮尺の逆数を乗算することで、施工現場における距離を算出してもよい。また、施工現場のスケールモデルと同じ縮尺で作業機械を再現したスケールモデルがある場合、利用者は、携帯端末1を用いて施工現場のスケールモデルと作業機械のスケールモデルとの間の距離を計測してもよい。この場合、携帯端末1は、必ずしも機械データを描画しなくてもよい。
第1の実施形態に係る携帯端末1においては、合成表示プログラムPがストレージ300に格納される場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、合成表示プログラムPが通信回線によって携帯端末1に配信されるものであってもよい。この場合、配信を受けた携帯端末1が当該合成表示プログラムPをメインメモリ200に展開し、上記処理を実行する。
また、合成表示プログラムPは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、合成表示プログラムPは、上述した機能をストレージ300に既に記憶されている他の合成表示プログラムPとの組み合わせ、または他の装置に実装された他の合成表示プログラムPとの組み合わせで実現するものであってもよい。
また、携帯端末1は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ100によって実現される機能の一部が当該PLDによって実現されてよい。
上記表示制御装置によれば、利用者に施工現場に臨んで作業機械の動作を容易に確認させることができる。
1 携帯端末
100 プロセッサ
200 メインメモリ
300 ストレージ
400 インタフェース
410 カメラ
420 入力装置
430 表示装置
440 位置検出器
450 IMU
101 画像取得部
102 位置・姿勢取得部
103 現場設定部
104 現場データ取得部
105 現場データ配置部
106 機械データ取得部
107 機械データ配置部
108 動態設定部
109 描画部
110 表示制御部
111 距離算出部
I 表示画像
I1 合成現場画像
I2 操作パネル画像
I21 マップ領域
I22 掘削・盛土ボタン
I23 完成図面ボタン
I24 点群ボタン
I25 作業機械ボタン
I26 計測ボタン

Claims (13)

  1. 実空間における視点の位置および姿勢を取得する位置・姿勢取得部と、
    前記視点の位置および姿勢に基づいて施工現場の形状を表す三次元データである現場データを仮想空間に配置する現場データ配置部と、
    作業機械の形状を表す三次元データである機械データを、前記仮想空間のうち選択された平面座標および前記現場データに対応する高さに係る位置に配置する機械データ配置部と、
    配置された前記機械データを描画する描画部と
    を備える表示制御装置。
  2. 前記描画部は、配置された前記機械データを、前記機械データの位置または姿勢を経時的に変化させて描画する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記機械データの動態を設定する動態設定部を備え、
    前記描画部は、前記動態設定部によって設定された前記動態に従って、配置された前記機械データの位置または姿勢を経時的に変化させて描画する
    請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記描画部は、配置された前記機械データの複数の位置または複数の姿勢のうち1つを描画する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 前記機械データは、可動部を有し、
    前記描画部は、配置された前記機械データの前記可動部の姿勢を異ならせて前記機械データを描画する
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 撮像装置が撮影した画像を取得する画像取得部を備え、
    前記位置・姿勢取得部は、前記撮像装置の視点の位置および姿勢を取得する
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記描画部は、前記画像に、描画された前記機械データを合成する
    請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記画像に基づいて前記現場データを取得する現場データ取得部を備える
    請求項6または請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 前記位置・姿勢取得部は、前記表示制御装置の位置および姿勢を取得する
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記位置・姿勢取得部は、描画された前記機械データを表示するHMDの位置および姿勢を取得する
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 実空間における視点の位置および姿勢を取得することと、
    前記視点の位置および姿勢に基づいて施工現場の形状を表す三次元データである現場データを仮想空間に配置することと、
    作業機械の形状を表す三次元データである機械データを、前記仮想空間のうち選択された平面座標および前記現場データに対応する高さに係る位置に配置することと、
    配置された前記機械データを描画することと
    を有する表示制御方法。
  12. コンピュータに、
    実空間における視点の位置および姿勢を取得することと、
    前記視点の位置および姿勢に基づいて施工現場の形状を表す三次元データである現場データを仮想空間に配置することと、
    作業機械の形状を表す三次元データである機械データを、前記仮想空間のうち選択された平面座標および前記現場データに対応する高さに係る位置に配置することと、
    配置された前記機械データを描画することと
    を実行させるためのプログラム。
  13. 実空間における視点の位置および姿勢を計測する位置・姿勢計測部と、
    前記視点の位置および姿勢に基づいて施工現場の形状を表す三次元データである現場データを仮想空間に配置する現場データ配置部と、
    作業機械の形状を表す三次元データである機械データを、前記仮想空間のうち選択された平面座標および前記現場データに対応する高さに係る位置に配置する機械データ配置部と、
    配置された前記機械データを描画する描画部と、
    描画された前記機械データを表示する表示部と
    を備える表示システム。
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