JP6803366B2 - 熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機 - Google Patents

熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機 Download PDF

Info

Publication number
JP6803366B2
JP6803366B2 JP2018500391A JP2018500391A JP6803366B2 JP 6803366 B2 JP6803366 B2 JP 6803366B2 JP 2018500391 A JP2018500391 A JP 2018500391A JP 2018500391 A JP2018500391 A JP 2018500391A JP 6803366 B2 JP6803366 B2 JP 6803366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
workpiece
hot rolling
housing
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018500391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018519166A (ja
Inventor
ジャン、ジェンイー
チェン、シアウェイ
チャオ、ジンウェイ
デヨング、ボブ
ジャン、ライジュー
ルオ、スージェン
ペン、ジャングオ
ルオ、ミン
マー、リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Baoshan Iron and Steel Co Ltd
Original Assignee
Baoshan Iron and Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Baoshan Iron and Steel Co Ltd filed Critical Baoshan Iron and Steel Co Ltd
Publication of JP2018519166A publication Critical patent/JP2018519166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6803366B2 publication Critical patent/JP6803366B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/004Heating the product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/0004Devices wherein the heating current flows through the material to be heated
    • H05B3/0009Devices wherein the heating current flows through the material to be heated the material to be heated being in motion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2203/00Auxiliary arrangements, devices or methods in combination with rolling mills or rolling methods
    • B21B2203/18Rolls or rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

本発明は概して、圧延機に関し、特に、熱機械シミュレータで使用されるように構成される圧延機と、熱間停止圧延(hot stalling rolling)を実行するのに適する圧延機とに関する。
圧延工程の各側面を研究し、工業用の圧延工程を最適化するのに利用可能である試験を実行するために、試験室条件下での圧延工程のシミュレーションを行うことができる。熱機械シミュレータにより、実験的に工業工程の状態をシミュレートすることで、実験的試験を簡易化し、工業工程の挙動をより確実に予測することができる。しかしながら、通常、熱機械シミュレータの試験室は、従来の実験用圧延機よりもかなり小さい。圧延工程に関する工業試験の実行に伴うコストと手間を考えると、工業圧延工程を改良し最適化するのに利用可能な試験結果を得ることが望ましい。
圧延工程では、酸化鉄皮膜(oxide scale)または潤滑剤が作業ロールと被加工物との間に存在し、内部摩擦と伝熱状態に大きな影響を及ぼす場合がある。これらの面状態は、必要な圧延力、トルク、消費電力だけでなく、ロール全体の摩耗や圧延製品の面品質も変化させる可能性がある。
ロール間隙を通過する間の被加工物の変形は、各種パラメータに依存する遷移過程で生じる。被加工物がロール間隙を完全に通過した後に観察される面状態は最終状態のみを示し、被加工物がローラによって変形させられている間の遷移状態を明らかにしない。被加工物の遷移状態を調査するため、ロール間隙を完全に通過する前に被加工物の通過を停止させる熱間停止圧延試験を実行することができる。結果として生じる被加工物は、圧延部と非圧延部に加えて、その間の部分圧延部を含む。実験熱間停止圧延試験は圧延工程の各側面を理解するのに役立つ貴重なデータを提供して、工業圧延工程の最適化を助けることができる。
過去の刊行物(もしくはそこから得られる情報)または既知である事柄について本明細書で言及することは、過去の刊行物(もしくはそこから得られる情報)または既知の事柄が本明細書の関連する技術分野の一般的知識の一部を成すことを承認または同意するものではなく、またそのように解釈すべきではない。
本発明は、改良された特徴および特性を備えた発明を提供することを目的とする。
第1の態様によると、本発明は、熱間停止圧延の実行に適する圧延機であって、ハウジングと、ハウジングに搭載可能な第1のローラと、ハウジングに搭載可能な第2のローラとを含み、ハウジングに対する第2のローラの位置が調節可能であり、それによって、第1のローラと第2のローラとの間のロール間隙の幅を調節し、被加工物が通過するときに被加工物を変形させるようにロール間隙を構成する、圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、第1のローラがハウジングに搭載されたときに、第1のローラのハウジングに対する位置が固定される圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、ハウジングが、空隙を有する後部材を含み、被加工物がロール間隙を通過するとき、被加工物が前記空隙内へ突出する圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、ハウジングの対向部から突出して対向部間に空間を画定する2つの電極を含み、2つの電極間の空間がロール間隙に近接し、2つの電極間の空間が、被加工物を収容し2つの電極間の回路を完成させて、2つの電極間の通電によって被加工物が加熱されるように構成される圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、電極が第1のローラまたは第2のローラと接触せずに被加工物を加熱する圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、電極が1100℃超で被加工物を加熱することができる圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、第1のローラと第2のローラが、シャフトと、シャフトを中心に回転するように構成される中空シリンダの形状のローラリングとを含む圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、ローラリングの内面とシャフトとの間に空間が設けられる圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、1つ以上の軸受け要素がシャフトとローラリングとの間に位置する圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、1つ以上の軸受け要素が第1のローラおよび第2のローラの中央部から離れて位置する圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、第1のローラおよび第2のローラの中央部が被加工物を収容するのに十分な大きさを有する圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、被加工物がロール間隙を移動しているとき、被加工物と第1のローラリングおよび第2のローラリングとの間の内部摩擦により第1のローラリングおよび第2のローラリングが回転し、ロール間隙を通る被加工物の移動が休止するとき、被加工物と第1のローラリングおよび第2のローラリングとの間の内部摩擦により第1のローラリングおよび第2のローラリングがさらなる実質上の回転を行わずに休止するように、第1のローラリングおよび第2のローラリングの質量が調整される圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、第1のローラと第2のローラの外径に対する内径の比が約0.7〜約0.9である圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、第2のローラの各端部が搭載アセンブリに適合させられ、各搭載アセンブリがハウジングの空隙に搭載されるように構成される圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、搭載アセンブリが、第2のローラのシャフトに搭載可能なブッシュと、1つ以上のスペーサとを含み、1つ以上のスペーサがブッシュと空隙の外周との間に取り外し可能に位置するように適合させられて、ハウジングに対する調節可能なローラの位置が1つ以上のスペーサによって調節可能である圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、空隙内へ後退可能に延在し、ブッシュと1つ以上のスペーサに力を加えることによってブッシュと1つ以上のスペーサを適所に固定するように構成される1つ以上の係止ピンを含む圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、熱機械シミュレータの試験室内に収まるように寸法が設定された圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、熱機械シミュレータの第1のあごと接続するように適合させられた継手を含む圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、被加工物が、熱機械シミュレータの第2のあごと接続するように適合させられた圧延機を提供する。
別の態様によると、本発明は、熱機械シミュレータが第1のあごと第2のあごの動きを制御することによって、被加工物にロール間隙を通過させる圧延機を提供する。
例示の実施形態は、単に例示として添付図面と併せて説明される、少なくとも1つの好適だが非限定的な実施形態に関する以下の説明から自明になるはずである。
圧延機の一実施形態(従来技術)を示す上面図である。 図1の圧延機を示す端面図である。 図1の圧延機を示す斜視図である。 ローラが分離された図1の圧延機を示す斜視図である。 図1の圧延機を示す破断図である。 図1の圧延機を示す別の破断図である。 熱機械シミュレータに連結された圧延機の一実施形態を示す概略図である。 圧延機の一実施形態を示す展開図である。
好適な実施形態の主題に関する正しい理解を深めるため、単に例として以下の様式を説明する。
例示の実施形態の特徴を例示するために組み込まれた図面において、類似の参照符号は全図面を通じて類似の部品を指すために使用される。
図面は、圧延工程の実験を行う規模で使用されるのに適した圧延機を示す。圧延機1は、圧延工程を制御および監視する熱機械シミュレータと併せて使用するのに特に適する。圧延機1は高温で被加工物18に対して使用するのに最適化され、熱間圧延試験および熱間停止圧延試験の実行に適する。また、この圧延機は冷間圧延試験の実施にも適する。
圧延機1はハウジング2と、2つの側部材4が延在する後部材3とを含む。ハウジングの外形は略U字状であり、2つの側部材4は相互に対向しており、後部材3によって周辺部で相互接続される。ハウジング2は、圧延機1の他のコンポーネントを搭載させることができる枠組みを提供する剛体構造である。一実施形態では、ハウジング2は炭素鋼で形成することができる。
第1のローラ9と第2のローラ10は、側部材4の間に位置するように側部材4に搭載可能である。第1のローラ9と第2のローラ10は各自の軸が平行に伸びて、ロール間隙17と称されるローラ間の割れ目を提供する。被加工物18をロール間隙内へ付勢することによって、第1のローラ9と第2のローラ10が被加工物18に力を加えて、2つのローラ9、10間で被加工物18を変形させる。2つのローラ間で被加工物18が変形すると、被加工物18の厚さが減少してロール間隙17と略同一になる。ローラ9、10の位置を調節することで、ロール間隙の寸法が調節される結果、ロール間隙を進む被加工物18の厚さも調節される。
図4に最も良く示されるように、第1のローラ9と第2のローラ10はそれぞれ第1のシャフト11と第2のシャフト12を備える。シャフト11、12はハウジング2の側部材4に搭載するように構成される。
第1のシャフト11と第2のシャフト12の周囲には、第1のローラリング13と第2のローラリング14がそれぞれ配置される。ローラリング13、14は、ローラリングが周囲に配置されるシャフト11、12の径よりも大きな内径を有する中空シリンダの形状である。この構造によって、ローラリング13、14が同軸にシャフト11、12の周囲に配置されるとき、ローラリング13、14の内面とシャフト11、12の外面間に空間が生じる。第1の軸受け要素15と第2の軸受け要素16は、この空間またはこの空間の少なくとも一部において、第1のローラ9および第2のローラ10のローラリング13、14とシャフト11、12との間にそれぞれ配置することができる。これらの軸受け要素15、16は、シャフト11、12を中心とするローラリング13、14の回転を簡易化する。ローラリング13、14の外面は、被加工物18を変形させる圧延面を提供する。被加工物18がロール間隙17内を進むにつれ、ローラリング13、14と被加工物18間の内部摩擦は、被加工物18がロール間隙17内を通過するのに伴いローラリング13、14を回転させることができる。
ローラシャフト11、12からローラリング13、14を分離させることで、ローラリング13、14からシャフト11、12への伝熱を遮断し、少なくともある程度、ローラリング11、12をシャフト11、12から熱的に分断させることができる。これにより、被加工物18と接触する熱質量はシャフト11、12を含むローラ9、10全体ではなく、ローラリング13、14によって実質上制限されるため、圧延工程中に高温の被加工物18からローラ9、10へ伝わる熱量を低減させることができる。別の言い方をすれば、ローラリング13、14とシャフト11、12との間を物理的に分離させることで、ローラリング13、14によって吸収されシャフト11、12に伝達される熱を低減し、ローラ9、10と接触する高温被加工物18の伝熱量を低減することができる。
軸受け要素15、16が圧延中に被加工物18と接触するローラリング13、14の部分から離れるように構成されれば、ローラリング13、14とシャフト11、12との熱的分離を向上させることができる。たとえば、図面に示すように、被加工物18がローラ9、10の中央部で圧延される場合、軸受け要素15、16はローラ9、10の端部に配置して、ローラ9、10の中央部でローラリング13、14とシャフト11、12との間にそれぞれ、軸受け要素15、16が配置されない空間を設けることができる。このように被加工物18を収容するのに十分な大きさの中央部を設けることによって、圧延中の被加工物18は中央部とのみ接触する。
しかしながら、軸受け要素15、16が、圧延中に被加工物18と接触するローラ9、10の部分でローラリング13、14とシャフト11、12との間に位置したとしても、軸受け要素15、16を通じてシャフト11、12に伝わる熱を制限することができるため、被加工物18はシャフト11、12の熱質量から実質上分離させることができる。このように伝熱が低減される理由は、一部には、軸受け要素15、16と両ローラリング13、14およびシャフト11、12との間での必須の接触が最小限となるからである。
さらに、ローラリング13、14は、全径よりも幅が狭くなるように構成することができる。たとえば、図4に示す実施形態では、ローラリング13、14の幅はローラリング13、14の全径およびシャフト11、12の径よりもかなり小さい。このようにローラリング13、14の全径よりも幅小な構造により、ローラリング13、14は比較的小さな質量、ひいては高温の被加工物18から熱を吸収する小さな熱質量を有することによって、被加工物とローラ9、10との接触中に被加工物18から伝わる熱を低減することができる。
比較的小さな質量のローラリング13、14を設けることも、熱間停止圧延試験を実行する際に有益であり得る。被加工物18がロール間隙17へ入ると、被加工物18とローラリング13、14との間の内部摩擦により、ローラリングが回転する。ローラリング13、14の壁幅は全径よりも小さいため、ローラリングは比較的小さな質量で構成され、その結果、回転する際、ローラリング13、14は重いローラよりも運動量が小さい。相当小さな質量のローラリング13、14を構成することによって、被加工物18の運動がロール間隙17内で停止すると、被加工物18と第1のローラリング13および第2のローラリング14との間の内部摩擦により、第1のローラリング13および第2の14はさらなる実質上の回転を行わずに回転を休止する。
グリーブル(Gleeble)3500熱機械シミュレータと併せて使用するのに適した圧延機1の実施形態では、ローラリング13、14は、24mmの内径と30mmの外径を有するため、壁厚(幅)は6mmとなる。上記実施形態の外径に対する幅の比は0.2であり、外径に対する内径の比は0.8となる。その他、比較的小さな質量および熱質量を有するローラリングに適する外径に対する内径の比は約0.7〜0.9である。鋼またはステンレス鋼の圧延に適する特定の実施形態では、ローラリング13、14は高速度鋼で形成することができる。
図示される実施形態では、第1の凹部19と第2の凹部22は、第1のローラ9をハウジング2に搭載するために設けられる。第1の凹部19の寸法と形状は、第1のシャフト11が凹部19に配置されるときにシャフト11の周囲に最小限の遊びが存在するように、シャフト11の径に合わせて構成することができる。最小限の遊びを伴って第1のシャフト11を収容する大きさを有する第1の凹部19を設けることで、第1のシャフト11の軸方向の移動を制限することができる。さらに、圧延工程中の第1のローラ9のゆがみを低減することもできる。
第1のローラ9をハウジング2内の適所に組み付けるため、シャフト11の一端は側部材4の外面20から第1の凹部19と位置合わせされる。次いで、シャフト11は、シャフトの一部が側部材4の内面21で第1の凹部19から出現するまで第1の凹部19に押し込まれる。その後、軸受け要素15とローラリング13は、側部材4の内面21から突出するシャフト11の部分の周囲に配置することができる。軸受け要素15とローラリング13がシャフト11の周囲で位置合わせされると、シャフト11を、シャフト11の一端が第2の凹部22に位置するまで第1の凹部19内でさらに押し込むことができる。第2の凹部22は、最小限の遊びを伴って第1のシャフトを収容して軸方向の移動を制限する大きさに設定することができる。その際、シャフト11はローラリング13全体にわたって延在することによって、ローラリング13を2つの側部材4間で位置決めし、シャフトの両端を凹部19、22に配置する。
一実施形態では、第2の凹部22は、側部材4全体にわたって延在するように構成することができる。この構造では、凹部19、22のいずれかを通じてシャフトの一端を側部材4の外面20から押し出すことによって、第1のシャフト11をハウジングから容易に取り外すことができる。
別の実施形態では、第2の凹部22は、側部材4を部分的に延在するように構成することができる。その後、第1のシャフト11は、第1のシャフト11の一端が第2の凹部22に位置するまで第1の凹部19に押し込まれると、第2の凹部22にぶつかるが、第2の凹部22に完全に押し込まれることはない。この構造は、第1のシャフト11がハウジング2に搭載された状態を保ち、第1のシャフト11が滑ってハウジング2から外れるのを防ぐことができる。また、側部材4全体にわたって延在するが、第1のシャフト11よりも径が小さい第2の凹部22の拡張部を設けることが有益であり得る。この構造では、細長部材を側部材4の外面20から拡張部に挿入して、第2の凹部22に搭載された第1のシャフト11を押圧することができる。このため、シャフト11が第2の凹部22から外されて、第1のローラ9がハウジング2から取り外し易くなる。
図示される実施形態では、シャフト11は、第1のローラがハウジング2に搭載されるとき、第1のシャフト11の端部が側部材の外面20と略面一となる寸法を有する。他の実施形態では、第1のシャフト11の一端または両端を外面20から突出するように構成し、割りピンまたは類似の要素を設けることで、シャフト11が凹部19、22から滑り出てハウジング2から外れるのを防ぐように構成することができる。
凹部19、22によって第1のローラ9をハウジング2に搭載することで、ハウジング2に対する第1のローラ9の位置が固定される。ロール間隙17を調節するために、第2のローラ10の位置は、ハウジング2に対して調節可能となるように構成される。図示される実施形態では、第2のローラ10をハウジング2に調節可能に搭載するために、搭載アセンブリ23が第2のローラ10の両端に設けられる。
搭載アセンブリ23は、シャフト12の一端と連結するように構成されるブッシュ24を含む。ブッシュ24は、側部材4の空隙5に取り外し可能に据えられるように構成される。図示される実施形態では、ブッシュ24は第2のシャフト12の一端を収容する凹部を備えたブロック形状であるが、その他のブッシュ形状も可能である。ブッシュ24は、ハウジング2の後部材3に接離する第1の軸方向で空隙にしっかりと嵌合する寸法を有する。また、ブッシュ24は、第1の軸に直交する第2の軸方向で余裕を持って嵌合する寸法を有する。この構造によって、ブッシュ24が空隙5に位置するとき、ブッシュ24は後部材3に接離する方向では実質的に制限されるが、側部材4の上面25に接離する方向には移動することができる。
第2のローラ9をハウジングに搭載するために、第2の軸受け要素16と第2のローラリング14は、上述したように第2のシャフト12の周囲に配置することができる。その後、シャフト12はいずれかの端部でブッシュ24と連結し、搭載位置まで滑らせることができる。この時、ブッシュ24は空隙5内に位置している。
ブッシュ24に連結された第2のローラ10が側部材4の空隙5に搭載されると、ブッシュ24は上述したように空隙内で移動することができるため、ブッシュ24間に配置された第2のローラ10は側部材4の上面25に近づく、あるいは遠ざかるように移動することができる。したがって、第1のローラ9がハウジング2に搭載されると、第2のローラ10は第1のローラ9に近づく、あるいは遠ざかるように移動することによって、2つのローラ9、10間のロール間隙17の寸法を設定することができる。
第2のローラ10、ひいてはロール間隙17の位置を固定するため、搭載アセンブリ23は、ブッシュ24と空隙5の外周6との間に挿入することのできる1つ以上のスペーサ26を含む。空隙5内の1つ以上のスペーサ26の寸法と配置はブッシュ24の周囲の遊びを無くすように設定して、ブッシュ24の空隙5内での移動を制限することができる。この構造では、第2のローラ10を第1のローラ9と第2のローラ10との間のロール間隙17の設定位置で固定することによって、ロール間隙17を固定することができる。空隙内に様々な寸法の1つ以上のスペーサ26を配置する、および/または空隙内の様々な位置に1つ以上のスペーサ26を配置することで、ロール間隙17を容易に調節できる。さらに、搭載アセンブリ23を取り外して交換し、同じ寸大きさの1つ以上のスペーサ26を空隙5内の同じ位置に挿入することによって、ロール間隙17は同じ寸法で構成される。これによって、一定寸法のロール間隙で必要に応じて第2のローラをハウジングに対して脱着させ、以降の圧延試験を反復可能な設定で実行することができる。
搭載アセンブリ23は、ブッシュ24と1つ以上のスペーサ26を空隙5内の適所に固定するのを助けることによって、圧延工程中の搭載アセンブリ23の移動または第2のローラ10のゆがみを最小限に抑えることができる1つ以上の係止ピン27をさらに含む。図示される実施形態では、1つ以上の係止ピン27は、側部材4の上面25からハウジング2にねじ込むことができるボルトの形状をとる。1つ以上の係止ピン27をハウジング2にねじ込むことによって、係止ピン27は空隙5に突出し、搭載された1つ以上のスペーサ26とブッシュ24に力を加える。これにより、1つ以上のスペーサ26とブッシュ24を空隙5内の適所に固定するのを助けることができる。一般的に、空隙5内の1つ以上のスペーサ26の寸法と位置は、空隙5内のブッシュ24の位置ですべての遊びを実質上無くすように設定することができる。この構造により、ブッシュ24および1つ以上のスペーサ26に保持力を加えて、スペーサ26およびブッシュ24を空隙5内の適所に保持し、空隙からの脱落を防止するためには、係止ピン27を空隙5に最小限突出させるだけでよい。
搭載アセンブリ23は、ハウジング2の剛体構造に対する第2のローラ10の迅速な着脱と調節を簡易化する。また、ロール間隙17の迅速な調節も簡易化する。圧延機1を用いて熱間停止圧延試験を実行する際、搭載アセンブリ23が第2のローラ10の迅速な取り外しを簡易化することは特に有益である。いったん被加工物18がロール間隙17内へ付勢され停止させられても、係止ピン27を緩めて、1つ以上のスペーサ26を側部材4の空隙5から外へ摺動させることによって、被加工物18を容易に引き出すことができる。その後、ブッシュ24は、第2の軸に沿って摺動し、連結された第2のローラ10を第1のローラ9から遠ざける。第2のローラ10を第1のローラ9から遠ざけると、ロール間隙17が拡がり、被加工物18の面モフォロジーに影響を及ぼすおそれのあるロール間隙17内での被加工物18の引き戻しの必要なく、停止した被加工物18を引き出すことができる。次に、1つ以上のスペーサ26を空隙5に戻して、必要に応じてロール間隙17を設定し、係止ピン27を締めて搭載アセンブリ23を適所に保持することによって、圧延機1を迅速に再組立することができる。スペーサ26の寸法が固定されるため、同じ1つ以上のスペーサ26を空隙5内の位置に戻すと、圧延機1は同一のロール間隙17で設定される。もしくは、第1のローラ9を上述したようにハウジング2から取り外して、停止した被加工物18を解放することができる。第2のローラ10の位置を迅速に調整できるため、設定と調節に時間がかかることが多い従来の実験用圧延機と比べて以降の圧延試験の実行に必要な時間を最小限に抑えることができる。また、搭載アセンブリ23の構造により、第1のローラ9またはハウジング2に支障を来さずに第2のローラ10を脱着させる、あるいは第2のローラ10の位置を調節することができる。第2のローラ10、ひいてはロール間隙17の調節は、第1のローラ9またはハウジング2全体に支障を来さずに実行することができる。
ハウジング2の各側部材4から電極28が突出する。電極28は側部材4から相互に近づくように突出して間に空間29を設けるように構成される。電極28間の空間29は圧延対象の被加工物18を収容するように構成されて、空間29内の被加工物18が位置決めされて電極28間の電気回路を完成させる。この回路に通電することで、被加工物18を電気的に加熱し、被加工物18の温度を上昇させることができる。
図4に最も良く示されるように、電極28間の空間29はロール間隙17に隣接する。この構造によって、被加工物18は加熱される電極28間の空間29に配置された後、ロール間隙17へと推し進められて圧延される。電極28間の空間29とロール間隙17との近接配置により、被加工物18が電極28によって加熱された直後に、被加工物をロール間隙17へと推進することができる。被加工物18の加熱と圧延との間の時間を最小限に短縮することによって、圧延工程に悪影響を及ぼしかねない被加工物18からの伝熱を最小化することができる。圧延前の被加工物18からの過剰な伝熱は、非均質な温度プロファイルをもたらす場合がある。熱間圧延工程または熱間停止圧延工程は1100℃以上の温度まで被加工物18を加熱させる必要があるため、圧延直前にサンプルをさらに操作することなく適所で被加工物18を加熱することは、上記工程中に被加工物18からの伝熱を防止するうえで特に有効であり得る。圧延機1がこのような高温下の圧延工程を簡易化することで、特定の種類のステンレス鋼および高温を要するその他の材料の熱間圧延が可能になる。
電極28はタングステンカーバイド、グラファイト、またはその他の任意の適切な材料で形成することができる。摩擦の最小化のため、電極28と被加工物18との間にグラファイトシートを配置することができる。電極28間を流れる電流に応じて、被加工物18は1100℃以上まで加熱することができる。電極28によって加熱されている間の被加工物18の温度を測定するために、熱電対を被加工物18に配置することができる。熱電対を被加工物18に沿った各地点に配置して、温度分布を測定することができる。
圧延機1の設計により、該圧延機は組立および分解が迅速かつ簡易であるコンパクトな大きさに構成されるため、グリーブル3500などの熱機械シミュレータで使用するのに適する。グリーブル3500熱機械シミュレータは完全に統合されたデジタル閉ループ制御熱機械実験システムであり、正確に実行される反復可能な試験プログラムを提供する。本機械は通常、高速加熱システム、サーボ液圧システム、コンピュータ制御データ取得システムを有する。高速加熱システムは最高10,000℃/秒の速度で試験体を加熱し、安定状態の平衡温度を保つことができる。サーボ液圧システムは伸長または圧縮時、1000mm/秒の変位速度で、最大100KNの静的力の衝撃を生成することができる。コンピュータ制御データ取得システムは工程スケジュールをプログラミングし、次に、ソフトウェアが計算し、スケジュールの実行方法をプログラミングすることができる。問題となるデータは、ソフトウェアによって監視し収集することができる。
グリーブル3500は試験室に荷重計、温度センサおよび変位センサを有し、圧延工程における力、歪み、応力、ストローク、実際温度に関するデータを収集することができる。試験室は、湿度など大気を変動させて構成することもできる。
熱機械シミュレータと併せた圧延機1の使用を簡易化するため、ハウジングはハウジング2の後部材3の継手8で調整することができる。熱機械シミュレータの試験室内の第1のあご31を図7に示すように継手8にラッチして、熱機械シミュレータの試験室内にハウジング2を固定することができる。図示される実施形態では、継手8は第1のあご30の対応する外形に適合する略台形形状であるが、その他の構造も同等に実現可能である。
同様に、被加工物18は、熱機械シミュレータの試験室内で第2のあご31に連結するように適合されるグリップ32で固定することができる。熱機械シミュレータの第2のあご31は前進するように液圧またはその他の何らかの手段によって始動させることによって、被加工物18をロール間隙17内に進ませることができる。第2のあご31の移動は、加えられる力と圧延速度とを調節し、これらのパラメータを試験で検討できるようにコンピュータ制御可能である。また、第2のあご31の移動は、ロール間隙17を完全に通過する前に被加工物18の動きを停止させて、熱間停止圧延試験を実行するようにコンピュータ制御可能である。
ハウジング2の後部材3の空隙7は、被加工物18が後部材3に向かう方向にロール間隙17を通過する間、被加工物18を収容するために設けることができる。空隙7は必要に応じて後部材3に適合させる継手8にわたって延在し、被加工物18の寸法に対応することができる。後部材3と継手8を通って延在する空隙7を図6に示す。ロール間隙17を進む間、被加工物18を収容する空隙7を設けることで、被加工物18がロール間隙17を通過中に後部材3によって阻まれるのを防ぐために必要とされるローラ9、10と後部材3との間で必須のオフセットの量を低減することができる。このため、被加工物18はロール間隙17の通過中、他の方法で可能とされるよりも大きな変位量を享受する結果、生じる被加工物はローラ9、10によって変形される断面が大きくなり、それにより、変形された被加工物に関する調査を実行するためにより大きな試験体を得ることができる。圧延機1が占める物理的空間を最小化することは、熱機械シミュレータの試験室の制限されることの多い空間内に圧延機1を含める際に有益であり得る。また、たとえば図6に示すように、試験室に十分な空間を提供して、被加工物をローラと接触させずに加熱することができる。ローラ9、10と接触せずに被加工物18を加熱することで、ローラ9、10との伝熱を通じて熱が失われないため、被加工物18を高温まで加熱することができる。
たとえば、図1に示すように、熱機械シミュレータで使用されるように適合された被加工物18は、様々な長さの細長部材の形状をとることができる。図示される実施形態では、被加工物18の幅は略一定であるが、同サンプルの高さは端部間で変動する。一端のグリップ部33は、グリップ32によって把持されるように高く構成されている。他端のロール部34はローラ9、10により変形される。図示される実施形態はロール部34とグリップ部33との間の正方形の肩部を示すが、円形凹形肩部の方が、加熱される際に被加工物18のより均一な温度分布を導くことができることが分かっている。ロール部34は断面積が略一定であるため、1000℃超の高温まで加熱されるときに略均一温度を達成しやすい。
グリーブル3500熱機械シミュレータと共に使用するのに適した実施形態では、圧延機1は、約115mm長、130mm幅、110mm高の大きさのハウジングを設けることができる。このようなハウジング2は、約30mmの外径と約50mmの長さを有するローラ9、10に適合させることができる。このような大きさの圧延機1はかなり小さな容積しか占有しないため、グリーブルの試験室の限られた空間に設置することができる一方で、加熱対象の被加工物18に対し、ローラ9、10と接触することのない十分な空間を提供するとともに、ロール間隙17を通る被加工物18の利用可能な駆動変位量が十分に大きい、すなわち、駆動変位量が10mm超である、調査用に十分大きな変形部を備えた圧延被加工物18を生成するのに足る構造を提供する。
記載される実施形態は熱機械シミュレータと併せて使用される大きさの小型圧延機に適するが、本圧延機は従来の実験用圧延機などの大規模なものにも同等に適する。
当業者にとっては、本発明の範囲を逸脱せずに多くの変形が自明であろう。
1…圧延機、2…ハウジング、3…ハウジングの後部材、4…ハウジングの側部材、5…側部材の空隙、6…空隙の周辺部、7…後部材の空隙、8…継手、9…第1のローラ、10…第2のローラ、11…第1のシャフト、12…第2のシャフト、13…第1のローラリング、14…第2のローラリング、15…第1の軸受け要素、16…第2の軸受け要素、17…ロール間隙、18…被加工物、19…第1の凹部、20…側部材の外面、21…側部材の内面、22…第2の凹部、23…搭載アセンブリ、24…ブッシュ、25…側部材の上面、26…スペーサ、27…係止ピン、28…電極、29…電極間の空間、30…第1のあご、31…第2のあご、32…グリップ、33…被加工物のグリップ部、34…被加工物のロール部。

Claims (15)

  1. 熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機であって、
    対向する2つの側部材と、前記2つの側部材を接続する後部材とを有するハウジングと、
    前記ハウジングに搭載可能な第1のローラと、
    前記ハウジングに搭載可能な第2のローラと、を含み、
    前記ハウジングに対する前記第2のローラの位置が調節可能であり、それによって、前記第1のローラと前記第2のローラとの間のロール間隙の幅を調節し、
    被加工物が通過するときに該被加工物を変形させるように前記ロール間隙を構成し、
    前記対向する2つの側部材からそれぞれ突出して前記2つの側部材間に空間を画定する2つの電極をさらに含み、
    前記2つの電極間の空間が前記ロール間隙に近接し、
    前記2つの電極間の空間が、被加工物を収容し、前記2つの電極間の回路を完成させて、前記2つの電極間の通電によって前記被加工物が加熱されるように構成される、熱間圧延試験機。
  2. 前記第1のローラが前記ハウジングに搭載されたとき、前記第1のローラの前記ハウジングに対する位置が固定される、請求項1に記載の熱間圧延試験機。
  3. 前記後部材が空隙を有、前記被加工物が前記ロール間隙を通過するとき、前記被加工物が前記空隙内へ突出する、請求項1または2に記載の熱間圧延試験機。
  4. 前記電極が、前記第1のローラまたは前記第2のローラと接触せずに前記被加工物を加熱する、請求項1に記載の熱間圧延試験機。
  5. 前記電極が1100℃超で前記被加工物を加熱することができる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱間圧延試験機。
  6. 前記第1のローラおよび前記第2のローラが、
    シャフトと、
    前記シャフトを中心に回転するように構成される中空シリンダの形状のローラリングと、
    を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱間圧延試験機。
  7. 前記ローラリングの内面と前記シャフトとの間に空間が設けられる、請求項6に記載の熱間圧延試験機。
  8. 1つ以上の軸受け要素が前記シャフトと前記ローラリングとの間に位置する、請求項6または7に記載の熱間圧延試験機。
  9. 前記1つ以上の軸受け要素が前記第1のローラおよび第2のローラの中央部から離れて位置する、請求項8に記載の熱間圧延試験機。
  10. 前記第1のローラおよび第2のローラの前記中央部が前記被加工物を収容するのに十分な大きさを有する、請求項9に記載の熱間圧延試験機。
  11. 前記被加工物が前記ロール間隙を移動しているとき、前記被加工物と第1のローラリングおよび第2のローラリングとの間の内部摩擦により前記第1のローラリングおよび第2のローラリングが回転し、
    前記ロール間隙を通る前記被加工物の移動が休止するとき、前記被加工物と前記第1のローラリングおよび第2のローラリングとの間の内部摩擦により前記第1のローラリングおよび第2のローラリングがさらなる実質上の回転を行わずに回転を休止するように、前記第1のローラリングおよび第2のローラリングの質量が調整される、請求項6〜10のいずれか一項に記載の熱間圧延試験機。
  12. 前記第1のローラと前記第2のローラの外径に対する内径の比が約0.7〜約0.9である、請求項6〜11のいずれか一項に記載の熱間圧延試験機。
  13. 前記第2のローラの各端部が搭載アセンブリに適合させられ、
    各搭載アセンブリが前記ハウジングの空隙に搭載されるように構成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の熱間圧延試験機。
  14. 前記搭載アセンブリが、
    前記第2のローラのシャフトに搭載可能なブッシュと、
    1つ以上のスペーサと、を含み、
    前記1つ以上のスペーサが前記ブッシュと前記空隙の周辺部との間に取り外し可能に適合させられて、前記ハウジングに対する前記調節可能なローラの位置が前記1つ以上のスペーサによって調節可能である、請求項13に記載の熱間圧延試験機。
  15. 1つ以上の係止ピンであって、前記空隙内へ後退可能に延在し、前記ブッシュと前記1つ以上のスペーサに力を加えることによって前記ブッシュと前記1つ以上のスペーサを適所に固定するように構成される1つ以上の係止ピンを含む、請求項14に記載の熱間圧延試験機。
JP2018500391A 2015-07-07 2015-07-07 熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機 Active JP6803366B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/083421 WO2017004783A1 (en) 2015-07-07 2015-07-07 Rolling mill

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018519166A JP2018519166A (ja) 2018-07-19
JP6803366B2 true JP6803366B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=57684826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018500391A Active JP6803366B2 (ja) 2015-07-07 2015-07-07 熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10875064B2 (ja)
JP (1) JP6803366B2 (ja)
KR (1) KR102397742B1 (ja)
CN (1) CN107847998A (ja)
WO (1) WO2017004783A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10875064B2 (en) * 2015-07-07 2020-12-29 Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. Rolling mill

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1145880A (en) * 1913-03-11 1915-07-13 Bridgeport Brass Co Automatic roll adjustment for rolling-mills.
US1347917A (en) * 1918-07-10 1920-07-27 Morgan Construction Co Method of and apparatus for rolling metal
BE341159A (ja) * 1926-04-23
US1978220A (en) * 1932-08-31 1934-10-23 Allegheny Steel Co Method of and apparatus for treating metallic materials
US3124982A (en) 1959-11-05 1964-03-17 Rolling mill and control system
BE625220A (ja) * 1961-11-25
US3247697A (en) 1962-12-06 1966-04-26 Blaw Knox Co Strip rolling mill
US3516276A (en) 1967-06-06 1970-06-23 Davy & United Eng Co Ltd Rolling mills
GB1501622A (en) * 1972-02-16 1978-02-22 Int Harvester Co Metal shaping processes
US4171633A (en) 1977-04-19 1979-10-23 Stiftelsen For Metallurgisk Forskning Roller device for rolling mills
JPS6168534A (ja) * 1984-09-13 1986-04-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧延シミユレ−タ
JPS61108404A (ja) * 1984-11-02 1986-05-27 Nippon Steel Corp フランジを有する形材の圧延方法
JPH044910A (ja) * 1990-04-19 1992-01-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧延機用ロール
JPH0666801U (ja) * 1993-02-12 1994-09-20 川崎製鉄株式会社 試験用圧延機
JP3573177B2 (ja) * 1995-12-29 2004-10-06 大同特殊鋼株式会社 線材の熱間圧延方法及び装置
CA2187720C (en) * 1995-10-14 2005-06-14 Kohachiro Ohashi Method and an apparatus for manufacturing wire
US5832765A (en) * 1995-10-14 1998-11-10 Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha Method and an apparatus for manufacturing wire
US5942132A (en) * 1996-06-11 1999-08-24 Kawasaki Steel Corporation Method of and apparatus for producing steel pipes
JP3425708B2 (ja) * 1996-08-30 2003-07-14 Jfeスチール株式会社 表面性状に優れる方向性電磁鋼板の製造方法
JPH10166011A (ja) * 1996-12-12 1998-06-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱間圧延設備
JP2000079407A (ja) * 1998-09-02 2000-03-21 Ono Roll Kk 圧延機
KR100418530B1 (ko) * 2003-05-23 2004-02-14 주식회사 경인특수금속 전기가열식 압연장치
JP2006082093A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Nippon Roll Seizo Kk ハウジング型2段圧延機
CN101144763A (zh) * 2007-09-17 2008-03-19 济南钢铁股份有限公司 一种热力机械模拟实验机用微型实验轧机
EP2615190B1 (en) * 2010-09-08 2016-10-12 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Bearing steel with excellent corrosion resistance, bearing parts, and precision machinery components
CN102735529B (zh) * 2012-06-12 2014-08-06 燕山大学 实现热加工模拟与性能测试一体化的试验方法
CN204338569U (zh) * 2014-11-28 2015-05-20 重庆材料研究院有限公司 钨基难熔合金丝材的热扎装置
US10875064B2 (en) * 2015-07-07 2020-12-29 Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. Rolling mill

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017004783A1 (en) 2017-01-12
US20180193889A1 (en) 2018-07-12
CN107847998A (zh) 2018-03-27
KR20180097498A (ko) 2018-08-31
KR102397742B1 (ko) 2022-05-12
US10875064B2 (en) 2020-12-29
JP2018519166A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10444130B2 (en) Material in-situ detection device and method under multi-load and multi-physical field coupled service conditions
JP2014167471A5 (ja)
JP2009270913A (ja) 軸受隙間計測装置
JP5970298B2 (ja) 二軸引張試験装置
US20090071261A1 (en) Mill Configured for a Thermo-mechanical Simulating Test System
JP2010181329A (ja) 転がり軸受用試験装置
JP6803366B2 (ja) 熱間圧延試験および熱間停止圧延試験に使用される熱間圧延試験機
CN108027306A (zh) 平面试验系统
JP6813694B2 (ja) 金属製品を案内する装置及び方法
JP7231483B2 (ja) 金属材料の引張試験方法及び装置
CN102798576A (zh) 一种连铸坯铸轧工作辊表面热疲劳寿命的模拟检测方法
KR101519846B1 (ko) 롤투롤 장비의 닙 압력 모니터링 장치 및 방법
KR100954631B1 (ko) 쉬터 간격 조정 및 유압 작동
CN106568657A (zh) 一种热模拟试验机动态cct压缩试验试样及其安装方法
Murata et al. Compression spinning of circular magnesium tube using heated roller tool
JP6611739B2 (ja) 位置決めユニット
JP2011089862A (ja) 曲げ疲労試験装置
Horejs Thermo-mechanical model of ball screw with non-steady heat sources
JP7114936B2 (ja) 熱疲労試験機及び熱疲労試験方法
US9535078B2 (en) Thermal-mechanical testing apparatus for electrically conductive specimen testing systems and method for use thereof
JP4922304B2 (ja) 移動装置を有する圧延スタンド
KR20170028157A (ko) 용접부 품질 평가를 위한 시뮬레이션 장치
JP2019084560A (ja) 圧延におけるガイドの芯合わせ方法
RU2462518C1 (ru) Устройство для термосиловой обработки маложестких валов
JP2012132733A (ja) 安全装置及びこれを用いた高温荷重装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6803366

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250