JP6802919B2 - クイッククランプ装置、及び、持運び可能な工作機械 - Google Patents

クイッククランプ装置、及び、持運び可能な工作機械 Download PDF

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Description

特許文献1より、インサート工具ユニットを従動シャフトに工具を使わずに固定するためにクランプ部材がクランプ位置にあるときインサート工具ユニットに対してクランプ力作用するために可動に支承された少なくとも1つのクランプ部材を有する少なくとも1つのクランプユニットと、クランプ部材のクランプ位置へ、ならびに/またはインサート工具ユニットをクランプユニットおよび/もしくは従動シャフトから取外し可能であるリリース位置へクランプ部材を動かすための少なくとも1つの操作ユニットとを有する、回転駆動可能な少なくとも1つの従動シャフトを有する持運び可能な工作機械のための、特にアンギュラ研削機のためのクイッククランプ装置がすでに公知である。
本発明は、インサート工具ユニットを従動シャフトに工具を使わずに固定するためにクランプ部材がクランプ位置にあるときインサート工具ユニットに対してクランプ力作用するために可動に支承された少なくとも1つのクランプ部材を有する少なくとも1つのクランプユニットと、クランプ部材のクランプ位置へ、ならびに/またはインサート工具ユニットをクランプユニットおよび/もしくは従動シャフトから取外し可能であるリリース位置へクランプ部材を動かすための少なくとも1つの操作ユニットとを有する、回転駆動可能な少なくとも1つの従動シャフトを有する持運び可能な工作機械のための、特にアンギュラ研削機のためのクイッククランプ装置を前提とする。
独国特許出願公開第10017458号明細書
クイッククランプ装置は、少なくとも操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したとき、クランプ位置を起点とするクランプ部材のリリース位置へのクランプ部材の運動を、特にクランプ部材の公差および/またはクリアランスに起因する運動を除いて阻止するために意図される少なくとも1つの固定ユニット、特にセルフロックユニットおよび/または係止ユニットを含むことが提案される。「意図される」とは、特に特別にプログラミングされ、設計され、および/または装備されることを意味するものとする。ある部材および/またはユニットが特定の機能のために意図されるとは、特に、その部材および/またはユニットがその特定の機能を少なくとも1つの使用状態および/または動作状態のときに遂行および/または実行することを意味するものとする。「可動に支承される」とは、特に、ある部材および/またはユニットの支承を意味するものとし、その部材および/またはユニットは、特に部材および/またはユニットの弾性変形とは別個に、運動軸に沿って5mm超、好ましくは10mm超、特別に好ましくは50mm超の運動可能性、および/または運動軸を中心として1°超、好ましくは5°超、特別に好ましくは15°超の角度領域に沿った運動可能性を有する。固定ユニットは、特にセルフロックユニットおよび/または係止ユニットは、少なくとも操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したとき、クランプ位置を起点としてクランプ部材をクランプ部材のリリース位置への運動に対してほぼ固定するために意図されるのが好ましい。「運動に対してほぼ固定する」という表現は、特に運動に対するある部材の固定、特にその部材の位置に関する固定を意味するものとし、公差および/またはクリアランスに起因する部材の運動は、この部材の固定された位置で行われ得る。クランプ部材が固定された位置にあるとき、特にクランプユニットからインサート工具ユニットが意図せずリリースされるのを回避するために、クランプ部材とインサート工具ユニットの間で形状接合式の結合が固定されるのが好ましい。クランプ部材は固定ユニットによりクランプ位置で、形状接合式および/または摩擦接合式の結合によってクランプ位置でクランプ部材のリリース位置への運動に対して固定可能であるのが好ましい。
クランプ部材は、操作ユニットの少なくとも1つの操作部材とクランプ部材との間の機械式の結合によって、操作ユニットによりクランプ位置および/またはリリース位置へと可動であるのが好ましい。操作部材は操作レバーとして、特に旋回可能に支承された操作レバーとして構成されるのが好ましい。しかしながら、操作ユニットの操作部材によって電気信号を生成可能であり、該信号によって、クランプ部材をクランプ位置および/またはリリース位置へ動かすために意図されるアクチュエータを制御可能であることも考えられる。操作ユニットは、操作者の操作命令および/または操作者の操作力の結果としてクランプ部材をクランプ位置および/またはリリース位置へ動かすために意図される、機械式、電気式、および/または電子式の操作ユニットとして構成されていてよい。
クランプ部材は従動シャフトに少なくとも部分的に配置されるのが好ましい。従動シャフトは、従動シャフトの回転軸の周りに延びる円周方向に沿って、クランプ部材を少なくとも部分的に、特に全面的に取り囲むのが好ましい。クランプ部材は従動シャフトと回転不能に結合されるのが好ましい。クランプ部材は、クランプ部材の旋回軸を中心として旋回可能なように支承されるのが好ましい。クランプ部材の旋回軸は、従動シャフトの回転軸に対して横向きに、特に少なくとも実質的に垂直に延びるのが好ましい。クランプ部材の旋回軸は、クランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びるのが好ましい。「クランプ軸」とは、ここでは特にクランプユニットの軸であって、これに沿ってインサート工具ユニットに対するクランプユニットの軸方向の固定力を従動シャフトへのインサート工具ユニットの固定のために及ぼすことが可能であるもの、および/またはこれに沿ってクランプユニットの伝達部材がクランプ部材の運動のために可動に支承されるものを意味するものとする。「少なくとも実質的に垂直に」とは、ここでは特に基準方向に対して相対的な方向のアライメントを定義するものとし、この方向と基準方向が特に1つの平面で見て90°の角度をなし、この角度は特に8°よりも小さい、好ましくは5°よりも小さい、特別に好ましくは2°よりも小さい最大の差異を有する。クランプ部材はクランプジョーとして構成されるのが好ましい。クランプ部材は、インサート工具ユニットを従動シャフトに軸方向で固定するために意図されるのが好ましい。クランプ部材は少なくともクランプ位置にあるとき、少なくとも部分的にインサート工具ユニットに、特にインサート工具ユニットの固定切欠きに係合するのが好ましい。クランプ部材は、少なくともインサート工具ユニットがクランプユニットにより固定された状態にあるとき、インサート工具ユニットのクランプ延長部に後方係合するのが好ましい。固定ユニットは、クランプ部材のクランプ位置を起点とするクランプ部材の旋回運動を少なくともほぼ、特に公差および/またはクリアランスに起因する旋回運動を除いて、リリース位置へのクランプ部材の旋回運動に対して阻止するために少なくとも意図されるのが好ましい。固定ユニットは磁気式の固定ユニット、機械式の固定ユニット、電子式の固定ユニットなどとして構成されていてよい。磁気式の固定ユニットとしての固定ユニットの実施形態では、磁力の作用によってクランプ部材をクランプ位置で固定する少なくとも1つの磁性部材を固定ユニットが含むことが考えられる。機械式の固定ユニットとしての固定ユニットの実施形態では、形状接合式および/または摩擦接合式の結合によってクランプ部材をクランプ位置で固定する少なくとも1つの機械式の固定部材を固定ユニットが含むことが考えられる。電子式の固定ユニットとしての固定ユニットの実施形態では、クランプ部材をクランプ位置で固定する、および/またはクランプ部材の位置を監視して、クランプ位置に達したときにアクチュエータを制御して、このアクチュエータがクランプ部材をクランプ位置で固定する、少なくとも1つの電子部材を固定ユニットが含むことが考えられる。当業者に有意義と思われるその他の固定ユニットの実施形態も、同じく考えられる。
クランプユニットは、可動に、特に旋回可能に支承された少なくとも2つのクランプ部材を含むのが好ましい。しかしながら、クランプユニットが2つとは相違する個数のクランプ部材を含むことも考えられる。少なくとも2つのクランプ部材は、少なくとも実質的に同様の構成を有するのが好ましい。クランプユニットの少なくとも2つのクランプ部材は互いに相対的に可動に、特に互いに相対的に旋回可能に支承されるのが好ましい。特に、少なくとも2つのクランプ部材は操作ユニットによってクランプ部材のクランプ位置へ、および/またはクランプ部材のリリース位置へ可動である。少なくとも2つのクランプ部材は操作ユニットによって一緒に可動であり、特に、クランプ位置および/またはリリース位置へと一緒に可動であるのが好ましい。しかしながら、少なくとも2つのクランプ部材が操作ユニットによって互いに独立してクランプ位置および/またはリリース位置へ可動であることも考えられる。
本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。
さらに固定ユニットは、少なくともクランプ部材がクランプ位置にあるときクランプ部材のリリース位置への運動に対してクランプ部材を固定するためにクランプ部材に、および/またはクランプ部材と協同作用するクランプユニットの伝達部材に少なくとも部分的に係合する、可動に支承された少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材を有することが提案される。形状接合部材および/もしくは摩擦接合部材は、少なくともクランプ位置のときクランプ部材および/もしくは伝達部材に係合する、特にばね付勢される係止部材として構成されていてよく、または形状接合部材および/もしくは摩擦接合部材は、特にクランプ部材に配置されるクランプユニットの運動ゲートに係合するゲート係合部材として、特にクランプボルトとして構成されていてよい。当業者に有意義と思われるその他の形状接合部材および/または摩擦接合部材の構成も、同じく考えられる。伝達部材はクランプフォークとして構成されるのが好ましい。伝達部材は可動に、特に並進的に可動に、従動シャフトで支承されるのが好ましい。クランプユニットは、操作ユニットの方向へ、特にクランプ部材のクランプ位置の方向へ、伝達部材をばね力によって付勢する少なくとも1つのばね部材を有するのが好ましい。ばね部材は従動シャフトに配置されるのが好ましい。伝達部材は従動シャフトと回転不能に結合されるのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。
さらに固定ユニットは、少なくともクランプ部材がクランプ位置にあるとき、特に操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力が作用したときにリリース位置へのクランプ部材の運動に反対作用する、クランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に平行または少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿った主固定力をクランプ部材に対して及ぼすことが可能であるようにクランプ部材に当接する、可動に支承された少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材を有することが提案される。主固定力は、形状接合部材および/または摩擦接合部材とクランプ部材および/または伝達部材との間の形状接合式および/または摩擦接合式の結合によって、クランプ部材に対して及ぼすことが可能であるのが好ましい。主固定力の主作用方向は、ゲート係合部材としての形状接合部材および/または摩擦接合部材の構成の場合、クランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に向いているのが好ましい。主固定力の主作用方向は、係止部材としての形状接合部材および/または摩擦接合部材の構成の場合、クランプ軸に対して少なくとも実質的に平行にクランプ位置の方向に向いているのが好ましい。「主固定力」とは、特に、反力の2つの力成分のうち最大の値を有する係止力の力成分、および/または単一の方向に沿って働く力を意味するものとする。主固定力は、クランプ軸に沿った力成分が伝達部材に対して作用しないように、またはわずかな力しか作用しないように作用するのが好ましい。ゲート係合部材がゲート部材の、特にゲートガイド軌道のリリース輪郭の中へ動き得ないことを達成できるという利点がある。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。
さらに、固定ユニットはクランプユニットと少なくとも部分的に一体的に構成され、固定ユニットはクランプ部材に配置された少なくとも1つのセルフロック輪郭を有することが提案される。「あるユニットが別のユニットと少なくとも部分的に一体的に」構成されるとは、特に、そのユニットと別のユニットが少なくとも1つの共通の構成部分を有することを意味するものとする。セルフロック輪郭はクランプ部材と一体的に構成されるのが好ましい。「一体的に」とは、特に、たとえば溶接プロセス、接着プロセス、一体成形プロセス、および/もしくは当業者に有意義と思われるその他のプロセスによって少なくとも物質接合式に結合されることを意味するものとし、ならびに/または、たとえば1つの鋳造物からの製作によって、および/もしくは一成分射出成型法もしくは多成分射出成型法での製作によって、好ましくは単一の未加工材料からの製作によって、好ましくは1つの部材として成形されることを意味するものとする。しかしながら、セルフロック輪郭がクランプ部材とは別に構成されて、形状接合式および/または摩擦接合式の結合によってクランプ部材に固定されることも考えられる。セルフロック輪郭は、クランプ部材に配置されるクランプユニットのゲート部材の、特にゲートガイド軌道の一部であるのが好ましい。ゲート部材、特にゲートガイド軌道は、特にゲート部材へ、特にゲートガイド軌道へ係合する形状接合部材および/または摩擦接合部材の協同作用によって、クランプ位置および/またはリリース位置へのクランプ部材の運動のために意図されるのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。クランプユニットおよび/または固定ユニットの特別にコンパクトな構成を具体化できるという利点がある。
さらに、セルフロック輪郭はクランプ部材がクランプ位置にあるとき、操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したときに、少なくともセルフロック輪郭によってクランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる主固定力をクランプ部材に対して及ぼすことが可能であるようにアライメントされることが提案される。セルフロック輪郭はクランプ部材とともに可動に、特に旋回可能に支承されるのが好ましい。クランプ部材がクランプ位置にあるとき、操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したときに、形状接合部材および/または摩擦接合部材とセルフロック輪郭の協同作用によってクランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる主固定力をクランプ部材に対して及ぼすことが可能であるのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするクランプ部材のリリース位置へのクランプ部材の意図しない運動を少なくともほぼ阻止する固定力を生成できるという利点がある。
さらにセルフロック輪郭は、特に形状接合部材および/または摩擦接合部材との接触のためのセルフロック輪郭の接触面は、少なくともクランプ部材がクランプ位置にあるとき、特にクランプ軸に対して少なくとも実質的に平行かつクランプ部材の旋回軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる平面で、クランプユニットのクランプ軸とともに40°よりも小さい角度をなすことが提案される。「少なくとも実質的に平行に」とは、ここでは特に、特に1つの平面における基準方向に対して相対的な方向のアライメントを意味するものとし、この方向は基準方向に対して特に8°よりも小さい、好ましくは5°よりも小さい、特別に好ましくは2°よりも小さい差異を有する。セルフロック輪郭は、少なくともクランプ部材がクランプ位置にあるとき、クランプユニットのクランプ軸とともに特に30°よりも小さい、好ましくは20°よりも小さい、特別に好ましくは10°よりも小さい角度をなすのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。少なくともクランプ位置で操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したときに、特にセルフロック輪郭とセルフロック輪郭に当接する形状接合部材および/または摩擦接合部材との協同作用によって、クランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる固定力をクランプ部材に対して及ぼすことが可能であることを設計的に簡単に可能化することができる。
さらにセルフロック輪郭は、クランプ部材がクランプ位置にあるときクランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に平行に延びる少なくとも1つの接触面を有することが提案される。セルフロック輪郭の接触面は、少なくともクランプ部材がクランプ位置にあるときに形状接合部材および/または摩擦接合部材に当接するのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。少なくともクランプ位置で操作ユニットとは別個にクランプ部材のリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材に対して作用したときに、特にセルフロック輪郭とセルフロック輪郭に当接する形状接合部材および/または摩擦接合部材との協同作用によって、クランプユニットのクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる固定力をクランプ部材に対して及ぼすことが可能であることを設計的に簡単に可能化することができる。
さらにセルフロック輪郭は、クランプユニットのゲート部材のクランプ輪郭とリリース輪郭の間の移行領域に配置されることが提案される。クランプ輪郭、リリース輪郭、およびセルフロック輪郭は、ゲート部材と、特にゲートガイド軌道と一体的に構成されるのが好ましい。クランプ輪郭、リリース輪郭、およびセルフロック輪郭は、特に形状接合部材および/または摩擦接合部材との、特にクランプボルトとして構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材との協同作用によるクランプ位置および/またはリリース位置へのクランプ部材の運動のために意図される、ゲート部材のガイド軌道を形成するのが好ましい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。固定ユニットのコンパクトな構成を具体化できるという利点がある。クランプユニットへの固定ユニットの統合を、設計的に簡単に具体化することができる。
さらに固定ユニットは、固定ユニットの可動に支承された少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材をばね力によってクランプ部材の方向へ付勢する少なくとも1つのばね部材を含むことが提案される。形状接合部材および/または摩擦接合部材は、少なくともクランプ位置のときクランプ部材および/または伝達部材に係合するために意図される係止部材として構成されるのが好ましい。ばね部材は圧縮ばね、特に圧縮コイルばねとして構成されるのが好ましい。しかしながら、ばね部材が引張ばね、トーションばね、または当業者に有意義と思われるその他のばね部材として構成されることも考えられる。ばね部材は一方の端部をもって形状接合部材および/または摩擦接合部材に支持されるのが好ましく、他方の端部をもってばね部材は従動シャフトに、特に従動シャフトの内面に、またはクランプ部材と従動シャフトの間に配置される中間部材に支持される。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。固定位置への形状接合部材および/または摩擦接合部材の独立した運動を具体化できるという利点がある。
さらに、形状接合部材および/または摩擦接合部材は操作ユニットによってばね部材のばね力に抗して可動であることが提案される。形状接合部材および/または摩擦接合部材は、特に係止部材としての構成の場合、クランプ部材がクランプ位置を起点としてリリース位置へと移行するときに、特にクランプ部材の運動可能性を許容するために、ばね部材のばね力に抗して可動であるのが好ましい。形状接合部材および/または摩擦接合部材は、特に係止部材は、特にクランプ軸に対して少なくとも実質的に垂直に延びる運動軸に沿って、並進的に可動に支承されるのが好ましい。しかしながら、形状接合部材および/または摩擦接合部材が、特に係止部材が、クランプユニットの別案の構成において旋回可能に支承されることも考えられる。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。
さらに、クランプ部材が少なくとも1つの固定切欠きを含んでおり、その中に形状接合部材および/または摩擦接合部材が、特に係止部材が、クランプ部材のクランプ位置のとき少なくとも部分的に係合することが提案される。形状接合部材および/または摩擦接合部材は、特に係止部材は、クランプ位置のときにばね部材のばね力によってクランプ部材の固定切欠きの中へ少なくとも部分的に可動であるのが好ましい。しかしながら固定ユニットが、形状接合部材および/または摩擦接合部材を、特に係止部材を、クランプ部材がクランプ位置にあるときクランプ部材の固定切欠きの中へ少なくとも部分的に入るように動かすために意図される電気式、磁気式、または液圧式のアクチュエータを有することも考えられる。形状接合部材および/または摩擦接合部材を、特に係止部材を固定切欠きの中へ動かすために当業者に有意義と思われるその他の技術的可能性も、同じく考えられる。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。
さらに固定ユニットは、特に固定ユニットの別案の実施形態では、クランプ部材がクランプ位置を起点とするクランプ部材のリリース位置への運動に対してほぼ固定される形状接合部材および/または摩擦接合部材の固定位置へと遠心力によって可動である、少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材を有することが提案される。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。特に持運び可能な工作機械の作動時に、インサート工具ユニットがクランプユニットおよび/または従動シャフトから意図せず外れることを回避可能であることを保証できるという利点がある。
さらに固定ユニットは、固定ユニットの少なくとも1つの機能状態を操作者に出力するために意図される少なくとも1つの出力部材を有することが提案される。出力部材は機械式の部材、電子式の部材、または電気式の部材として構成されていてよい。出力部材は、固定ユニットの機能状態を触覚式、音響式、および/または光学式に操作者に出力するために意図されるのが好ましい。固定ユニットの機能状態は、固定ユニットの状態、たとえばクランプ部材の固定、クランプ部材が固定されていないリリースされた状態、固定ユニットの不具合、または当業者に有意義と思われるその他の固定ユニットの状態を表すのが好ましい。出力部材はディスプレイ、個々の光源、たとえばLED、機械式に可動の表示部材、スピーカなどとして構成されていてよい。本発明に基づくクイッククランプ装置の構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クランプ位置を起点とするリリース位置へのクランプ部材の意図しない移行を少なくともほぼ阻止できるという利点がある。クランプユニットからインサート工具ユニットが意図せず外れることに対処できるという利点がある。持運び可能な工作機械のクランプユニットおよび/または従動シャフトへのインサート工具ユニットの確実で安全な固定を具体化できるという利点がある。リリース位置への意図しない運動に対するクランプ部材の確実な固定を設計的に簡単に具体化できるという利点がある。クランプ部材が固定ユニットにより確実に固定
されているか、それとも固定ユニットの不具合が生じているかを操作者に報知できるという利点がある。
さらに、本発明によるクイッククランプ装置を有する持運び可能な工作機械、特にアンギュラ研削機が提案される。「持運び可能な工作機械」とは、ここでは特に、操作者によって搬送機械なしに運ぶことができる、工作物を加工するための工作機械を意味するものとする。持運び可能な工作機械は特に40kgよりも少ない、特に10kgよりも少ない、特別に好ましくは5kgよりも少ない質量を有する。持運び可能な工作機械はアンギュラ研削機として構成されるのが特別に好ましい。しかしながら持運び可能な工作機械が、当業者に有意義と思われるその他の構成、たとえば丸鋸機、研削機などとしての構成を有することも考えられる。持運び可能な工作機械は、回転駆動可能な従動シャフトを含むのが好ましい。クイッククランプ装置は従動シャフトに配置されるのが好ましい。クイッククランプ装置は少なくとも部分的に従動シャフトに配置されるのが好ましい。従動シャフトは中空シャフトとして構成されるのが好ましい。特に、持運び可能な工作機械はクイッククランプ装置によって従動シャフトに固定可能であるインサート工具ユニットとともに、工作機械システムを形成する。本発明に基づく構成により、高い操作安全性を具体化できるという利点がある。クイッククランプ装置の、特にクイッククランプ装置のクランプユニットのクランプ部材の、意図しないリリース位置への移行が行われるのを回避可能であることを保証できるという利点がある。クイッククランプ装置からインサート工具ユニットが意図せず外れるのを回避できるという利点がある。安全な持運び可能な工作機械を具体化できるという利点がある。
本発明によるクイッククランプ装置および/または本発明による持運び可能な工作機械は、上に説明した用途や実施形態だけに限定されるものではない。特に、本発明によるクイッククランプ装置および/または本発明による持運び可能な工作機械は、ここに記載されている機能形態を果たすために、ここに挙げているのとは異なる個数の個々の部材、コンポーネント、およびユニット、ならびに方法ステップを有することができる。さらに、この開示に値範囲が記載されているとき、挙げられている限度内にある値も開示されているとみなされ、任意に適用可能であるとみなされる。
その他の利点は以下の図面の説明から明らかとなる。図面には本発明の実施例が示されている。図面、発明の詳細な説明、および特許請求の範囲は、数多くの構成要件を組み合わせの形で含んでいる。当業者はこれらの構成要件を目的に即して単独でも着目し、有意義な別の組み合わせにまとめる。
本発明によるクイッククランプ装置を有する本発明による持運び可能な工作機械を示す模式図である。 本発明による持運び可能な工作機械と本発明によるクイッククランプ装置の断面を示す模式図である。 本発明によるクイッククランプ装置の固定ユニットの詳細図を示す模式図である。 別案の本発明による持運び可能な工作機械と、別案の固定ユニットを有する別案の本発明によるクイッククランプ装置の断面図を示す模式図である。
図1は、クイッククランプ装置10aを有する、アンギュラ研削機として構成された持運び可能な工作機械14aを示す。しかしながら持運び可能な工作機械14aが、当業者に有意義と思われるその他の構成、たとえば丸鋸機、研削機などとしての構成を有することも考えられる。持運び可能な工作機械14aは、持運び可能な工作機械14aの伝動装置ユニット64aを受容および/または支承するための伝動装置ハウジング62aを含んでいる。伝動装置ハウジング62aは金属材料から形成されるのが好ましい。しかしながら伝動装置ハウジング62aが、当業者に有意義と思われるその他の素材、たとえばプラスチックなどから形成されることも考えられる。伝動装置ユニット64aは、特にアンギュラトランスミッションとして構成される。伝動装置ユニット64aは、特に回転駆動可能な従動シャフト12aを含んでいて、これにインサート工具ユニット18aを、特にクイッククランプ装置10aによって固定可能である。従動シャフト12aは中空スピンドルとして構成されるのが好ましく、その中にクイッククランプ装置10aが少なくとも部分的に配置される(図2)。伝動装置ハウジング62aには、当業者にすでに周知の仕方で、ここには詳しくは図示しない保護フードユニットを配置可能である。伝動装置ハウジング62aには、当業者にすでに周知の仕方で、ここには詳しくは図示しない追加ハンドグリップを配置可能である。持運び可能な工作機械14aは、持運び可能な工作機械14aの駆動ユニット68aを受容および/または支承するためのモータハウジング66aを含んでいる。駆動ユニット68aは、当業者にすでに周知の仕方で、伝動装置ユニット64aとの協同作用によって従動シャフト12aを、従動シャフト12aの回転軸70aを中心として回転駆動するために意図されるのが好ましい。従動シャフト12aの回転軸70aは、駆動ユニット68aの駆動軸96aに対して少なくとも実質的に垂直に延びている。駆動ユニット68aは電気モータユニットとして構成されるのが好ましい。しかしながら駆動ユニット68aが、当業者に有意義と思われるその他の構成、たとえば内燃機関駆動ユニット、ハイブリッド駆動ユニット、空気圧駆動ユニットなどとしての構成を有することも考えられる。
図2は、持運び可能な工作機械14aの断面図を、特に伝動装置ハウジング62aとクイッククランプ装置10aの領域で示している。少なくとも回転駆動可能な従動シャフト12aを有する持運び可能な工作機械14aのためのクイッククランプ装置10aは、従動シャフト12aへインサート工具ユニット18aを工具を使わずに固定するために、可動に支承された少なくとも1つのクランプ部材20a,22aを、クランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるときのインサート工具ユニット18aに対してクランプ力作用するために有する、少なくとも1つのクランプユニット16aを含んでいる。さらにクイッククランプ装置10aは、クランプ部材20a,22aのクランプ位置へ、および/またはインサート工具ユニット18aをクランプユニット16aおよび/または従動シャフト12aから取外し可能であるリリース位置へ、クランプ部材20a,22aを動かすための少なくとも1つの操作ユニット24aを含んでいる。クランプユニット16aは、可動に支承された少なくとも2つのクランプ部材20a,22aを含んでいる。しかしながら、クランプユニット16aが2つとは相違する個数のクランプ部材20a,22aを含むことも考えられる。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aは、少なくとも実質的に同様の構成を有しているので、クランプ部材20a,22aのうちの1つに関して開示される構成要件は、他のクランプ部材20a,22aについても同じく開示されているものとみなされる。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aは旋回可能に支承されている。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aの旋回軸72aは、従動シャフト12aの回転軸70aに対して少なくとも実質的に垂直に延びている。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aは、インサート工具ユニット18aを、クランプユニット16aおよび/または従動シャフト12aに配置された状態のときに、特に少なくとも2つのクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるとき、従動シャフト12aに軸方向で固定するために意図される。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aは、従動シャフト12aと回転不能に結合されている。少なくとも2つのクランプ部材20a,22aは、従動シャフト12aとともに回転軸70aを中心として回転するように駆動可能である。
クランプユニット16aは、インサート工具ユニット18aへのトルク伝達のために、少なくとも1つの回転連行部材74aを含んでいる。回転連行部材74aは、インサート工具ユニット18aがクランプユニット16aおよび/または従動シャフト12aに配置された状態のとき、インサート工具ユニット18aの受容切欠き(ここには詳しくは図示せず)に係合するとともに、受容切欠きを区切るインサート工具ユニット18aの少なくとも1つの縁部にトルク伝達のために当接する。従動シャフト12aと、クランプユニット16aおよび/または従動シャフト12aに配置されたインサート工具ユニット18aとの間のトルク伝達は、当業者にすでに周知となっている仕方で、回転連行部材74aとインサート工具ユニット18aの間の形状接合式の結合によって行われるのが好ましい。回転連行部材74aは従動シャフト12aに回転不能に配置されている。回転連行部材74aは従動シャフト12aとともに、回転軸70aを中心として回転するように駆動可能である。
操作ユニット24aは、クランプ部材20a,22aを、特に少なくとも2つのクランプ部材20a,22aを、クランプユニット16aおよび/または従動シャフト12aからインサート工具ユニット18aを取外し可能であるリリース位置へと少なくとも動かすために意図されるのが好ましい。その代替または追加として操作ユニット24aは、クランプ部材20a,22aを、特に少なくとも2つのクランプ部材20a,22aを、クランプユニット16aによって従動シャフト12aにインサート工具ユニット18aを固定可能であるクランプ位置へと少なくとも動かすために意図されることが考えられる。操作ユニット24aは、操作者によって作動可能な少なくとも1つの操作部材76aを含んでいるのが好ましい。操作部材76aは操作レバーとして構成されている。操作部材76aは、従動シャフト12aの回転軸70aに対して横向きに、特に少なくとも実質的に垂直に延びる運動軸78a、特に旋回軸を含んでいる。操作部材76aは運動軸78a、特に旋回軸を中心として旋回可能に支承されるのが好ましい。操作部材76aは従動シャフト12aの回転運動からは切り離されている。操作部材76aは、操作ユニット24aの作動部材82aを作動させるための偏心区域80aを含んでいる。作動部材82aは回転軸70aに沿って並進的に可動なように、特に従動シャフト12aおよび/または伝動装置ハウジング62aに支承されている。作動部材82aは、特に、軸方向の運動を可能にするとともに回転運動を阻止する、作動部材82aの少なくとも1つの側方の平坦部の結果として、伝動装置ハウジング62aに対して相対的に回転しないように伝動装置ハウジング62aに固定される。作動部材82aの領域には、特に伝動装置ハウジング62aおよび/またはクランプユニット16aの中への汚れの侵入を少なくともほぼ回避するために、たとえばゴムシールなどのシール部材84aが配置されるのが好ましい。
操作ユニット24aは、摩擦接合式の結合によって作動部材82aと接触させることが可能である、または作動部材82aと接触している、少なくとも1つの連結解除部材86aを含んでいる。連結解除部材86aは、特に従動シャフト12aまたはクランプユニット16aの伝達部材36aの中で、回転軸70aに沿って並進的に可動に支承されるのが好ましい。連結解除部材86aは、特に、作動部材82aの切欠きに少なくとも部分的に係合するテーパ状の結合領域を含んでいる。作動部材82aと連結解除部材86aの間の摩擦作用は、特に、テーパ状の結合領域の構成と、操作ユニット24aの連結解除ばね部材90aのばね力とに依存して決まる。連結解除ばね部材90aは、連結解除部材86aをばね力によって作動部材82aの方向へ付勢するために意図される。連結解除ばね部材90aは、クランプユニット16aの伝達部材36aの中に配置されている。伝達部材36aはクランプフォークとして構成されている。伝達部材36aは従動シャフト12aと回転不能に結合されている。伝達部材36aは、クランプユニット16aのクランプ軸40aに沿って並進的に可動である。伝達部材36aは従動シャフト12aの中で可動に支承されている。伝達部材36aは、少なくともクランプユニット16aのクランプばね部材88aによりクランプ軸40aに沿って、特に操作ユニット24aの方向へばね力によって付勢可能である。
操作ユニット24aは、特に少なくとも小さい回転数を有する従動シャフト12aの状態のときに、または従動シャフト12aの停止状態のときに、連結解除部材86aと伝達部材36aを運動工学的に互いに結合するために意図される少なくとも1つの結合部材92aを有している。結合部材92aはボルトとして構成されている。結合部材92aは連結解除部材86aに固定されている。結合部材92aは連結解除部材86aとともに可動である。結合部材92aは、伝達部材36aのガイドゲート(ここには詳しくは図示せず)の中へと延びている。従動シャフト12aが回転運動するとき、連結解除部材86aと結合部材92aは、作動部材82aの作動による制動の結果として伝達部材36aに対して相対的に回転可能であり、このとき結合部材92aは、連結解除部材86aが連結解除ばね部材90aのばね力に抗して伝達部材36aの案内切欠き94aの中へと可動であるように、ガイドゲートの中で可動である。従動シャフト12aの回転運動中の操作部材76aの作動を、伝達部材36aに対して相対的な作動部材82aおよび連結解除部材86aの運動へと転換可能である。従動シャフト12aの回転運動中には、クランプ位置を起点としてリリース位置へ1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aを移行させるための、操作ユニット24aによる操作力の作用の結果としての伝達部材36aの運動を、ほぼ阻止可能である。従動シャフト12aの回転数が小さいときには、または従動シャフト12aの停止状態のときには、作動部材82aから連結解除部材86aに対して作用する軸方向力を、結合部材92aとガイドゲートとの協同作用によって伝達部材36aへと伝達可能である。伝達部材36aは、操作ユニット24aによってクランプばね部材88aのばね力に抗して可動である。伝達部材36aは、1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aを、クランプ位置を起点としてリリース位置へと動かすために意図される。
1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、可動なように、特に旋回可能なように、従動シャフト12aで、特に従動シャフト12aの中で支承される。1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの旋回軸72aは、クランプユニット16aのクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に垂直に延びるのが好ましい。1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、ゲート係合部材と協同作用するために意図される少なくとも1つのゲート部材50aを有している。ゲート係合部材は伝達部材36aに固定されている。ゲート係合部材とゲート部材50aとの協同作用の結果として、1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、クランプ位置を起点としてリリース位置へと可動であり、またはリリース位置からクランプ位置へと可動である。1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、特に伝達部材36aに対するクランプばね部材88aのばね力の作用によって、リリース位置を起点としてクランプ位置へと可動である。1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、特に操作ユニット24aを介しての操作力の作用が消失した後に、クランプばね部材88aのばね力の作用の結果としてクランプ位置へと自動的に可動である。
クイッククランプ装置10aは、少なくとも操作ユニット24aとは切り離されて1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したときに、クランプ位置を起点とする1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置への1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの運動を阻止するために意図される少なくとも1つの固定ユニット26a、特にセルフロックユニットおよび/または係止ユニットを含んでいる。固定ユニット26aは、可動に支承された少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材28a,30a,32a,34aを有しており、これは1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aが少なくともクランプ位置にあるとき、1つのクランプ部材20a,22a、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置への運動に対して1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aを固定するために、少なくとも部分的に1つのクランプ部材20a,22aに、特に複数のクランプ部材20a,22aに係合し、および/または1つのクランプ部材20a,22aと、特に複数のクランプ部材20a,22aと協同作用するクランプユニット16aの伝達部材36aに係合する。形状接合部材および/または摩擦接合部材28aはゲート係合部材として構成される(図2および図3を参照)。形状接合部材および/または摩擦接合部材28aは、特に伝達部材36aの2つのフォーク端部の間で伝達部材36aに固定されたボルトとして構成される。その代替または追加として固定ユニット26aは、係止部材として構成され、特にクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるときにクランプ部材20a,22aに係合するために意図される、少なくとも1つの別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aを含む。その代替または追加として固定ユニット26aは、係止部材として構成される少なくとも2つの別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aを含むのが好ましく、そのつど1つが、特にクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるときに、クランプ部材20a,22aのうちの1つに係合する。別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aは、可動に支承された係止部材として構成される。別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aは、回転軸70aおよび/またはクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿って可動に、特に並進的に可動に支承される。回転軸70aとクランプ軸40aは互いに少なくとも実質的に平行に、特に同軸に延びるのが好ましい。その代替または追加として固定ユニット26aは、特にクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるときに、および/または伝達部材36aがクランプばね部材88aのばね力によって動いた最終位置にあるときに、伝達部材36aに係合するために意図される追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aを含むのが好ましい。追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aは、可動に支承された係止部材として構成される。追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aは、回転軸70aおよび/またはクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿って可動に、特に並進的に可動に支承される。
固定ユニット26aは、可動に支承された形状接合部材および/または摩擦接合部材28a,30a,32a、特にゲート係合部材として構成される形状接合部材および/もしくは摩擦接合部材28aならびに/または係止部材として構成される別の形状接合部材および/もしくは摩擦接合部材28aを少なくとも有しており、これは/これらは1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aが少なくともクランプ位置にあるときに1つのクランプ部材20a,22aに、特に複数のクランプ部材20a,22aに当接し、それにより、1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置への運動に反対作用する主固定力38aを(図3参照)、クランプユニット16aのクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に平行または少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿って1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して及ぼすことが可能である。主固定力38aは、クランプ軸40aに沿った力成分が伝達部材36aに対して作用せず、もしくはわずかな力しか作用しないように作用するのが好ましい。ゲート係合部材がゲート部材50aの、特にゲートガイド軌道のリリース輪郭48aの中へ動き得ないことを達成できるという利点がある。固定ユニット26aは、固定ユニット26aの可動に支承された別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aのうちの少なくとも1つをばね力によって1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの方向へ付勢する少なくとも1つのばね部材52a,54aを含んでいる。固定ユニット26aの2つのばね部材52a,54aのうちのそれぞれ1つが、別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aのうちのそれぞれ1つに割り当てられるのが好ましい。固定ユニット26aは、固定ユニット26aの可動に支承された追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aをばね力によって伝達部材36aの方向へ付勢する少なくとも1つの追加のばね部材(ここには詳しくは図示せず)を含むことが考えられる。1つのクランプ部材20a,22aは、特に複数のクランプ部材20a,22aは、1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるとき別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aが少なくとも部分的に係合する少なくとも1つの固定切欠き56a,58aを含んでいる。
形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32a,34aは、特に別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aならびに追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aは、操作ユニット24aによりばね部材52a,54aのばね力に抗して可動である。操作ユニット24aは、クランプユニット16aの方向への操作部材76aおよび/または作動部材82aの運動に依存して形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32a,34aを、特に別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aならびに追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aを係合位置から動かす力変換部材を含むことができる。操作ユニット24aは、別案として、操作部材76aおよび/または作動部材82aの運動を監視する電子式の監視ユニットを有することができ、この場合、操作部材76aおよび/または作動部材82aの運動が検出されると形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32a,34aを、特に別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aならびに追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aを、電気式のアクチュエータによって係合位置から可動である。形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32a,34aを、特に別の形状接合部材および/または摩擦接合部材30a,32aならびに追加の形状接合部材および/または摩擦接合部材34aを動かすための、当業者に有意義と思われるその他の操作ユニット24aの構成も同じく考えられる。
固定ユニット26aはクランプユニット16aと少なくとも部分的に一体的に構成されており、固定ユニット26aは、クランプ部材20,22aに配置された少なくとも1つのセルフロック輪郭42aを有している。固定ユニット26aは、少なくとも2つのセルフロック輪郭42aを含むのが好ましく、それぞれクランプ部材20a,22aのうちの1つに、少なくとも2つのセルフロック輪郭42aのうちの1つが配置される(図3には両方のセルフロック輪郭42aのうちの一方だけが図示されている)。セルフロック輪郭42aはゲート部材50aと一体的に構成されている。特にセルフロック輪郭42aは、ゲート部材50aを区切るゲート部材50aの縁部を形成する。ゲート部材50aは、ゲート係合部材として構成される形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとの協同作用によって1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aを、クランプ位置および/またはリリース位置へと動かすために意図されるゲートガイド軌道として構成されるのが好ましい。セルフロック輪郭42aは、クランプユニット16aのゲート部材50aのクランプ輪郭46aとリリース輪郭48aの間の移行領域に配置されている。クランプ輪郭46aは、ゲート係合部材として構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとの協同作用によって、1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aをクランプ位置へと動かすために意図される。リリース輪郭48aは、ゲート係合部材として構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとの協同作用によって、1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aをリリース位置へと動かすために意図される。
セルフロック輪郭42aは、1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるとき、操作ユニット24aとは別個に1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したとき、少なくともセルフロック輪郭42aによって、クランプユニット16aのクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に垂直に延びる主固定力38aを1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して及ぼすことが可能であるようにアライメントされる。主固定力38aは、クランプ軸40aに沿った力成分が伝達部材36aに対して作用しないように、もしくはわずかしか作用しないように作用するのが好ましい。ゲート係合部材がゲート部材50aの、特にゲートガイド軌道のリリース輪郭48aの中へと動き得ないことを実現できるという利点がある。ゲート係合部材として構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとセルフロック輪郭42aとの協同作用によって、操作ユニット24aとは別個に1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したとき、主固定力38aを1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して及ぼすことが可能であるのが好ましい。ゲート係合部材として構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとセルフロック輪郭42aとの協同作用によって、操作ユニット24aとは別個に1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したとき、リリース位置への1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの運動可能性をほぼブロック可能であるのが好ましい。セルフロック輪郭42aは、1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aが少なくともクランプ位置にあるとき、クランプユニット16aのクランプ軸40aとともに40°よりも小さい角度をなす。セルフロック輪郭42aは、特にセルフロック輪郭42aの接触面44aは、1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるとき、操作ユニット24aの方向に、または1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの方向にアライメントされることが考えられ、それは特に、クランプユニット16aのクランプ軸40aとともに40°よりも小さい角度をなすためである。セルフロック輪郭42aは、1つのクランプ部材20a,22aが、特に複数のクランプ部材20a,22aがクランプ位置にあるとき、クランプユニット16aのクランプ軸40aに対して少なくとも実質的に平行に延びる接触面44aを少なくとも有している。セルフロック輪郭42aの接触面44aと、ゲート係合部材として構成された形状接合部材および/または摩擦接合部材28aとの協同作用によって、操作ユニット24aとは別個に1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したとき、主固定力38aを1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して及ぼすことが可能である。操作ユニット24aとは別個に1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置の方向に作用する力が1つのクランプ部材20a,22aに対して、特に複数のクランプ部材20a,22aに対して作用したとき、1つのクランプ部材20a,22aを、特に複数のクランプ部材20a,22aを、クランプ位置を起点とする1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aのリリース位置への1つのクランプ部材20a,22aの、特に複数のクランプ部材20a,22aの運動を固定するために、クランプユニット16aおよび/または固定ユニット26aのセルフロック機能を具体化できるという利点がある。
固定ユニット26aは、固定ユニット26aの少なくとも1つの機能状態を操作者に出力するために意図される、少なくとも1つの出力部材60aを有している。出力部材60aは機械式の部材、電子式の部材、または電気式の部材として構成されていてよい。出力部材60aは、固定ユニット26aの機能状態を触覚式、音響式、および/または光学式に操作者に出力するために意図されるのが好ましい。固定ユニット26aの機能状態は、固定ユニット26aの状態、たとえばクランプ部材20a,22aの固定、クランプユニット20a,22aが固定されていない固定ユニット26aの外れた状態、固定ユニット26aの不具合、または当業者に有意義と思われるその他の固定ユニット26aの状態を表すのが好ましい。出力部材60aはディスプレイ、個々の光源、たとえばLED、機械式に可動の表示部材、スピーカなどとして構成されていてよい。
図4には、本発明の別の実施例が示されている。以下の記述と図面は、基本的に、各実施例の間の相違点だけに限定しており、同じ名称のコンポーネントに関しては、特に同じ符号のコンポーネントに関しては、原則として、他の実施例の、特に図1〜図3の図面および/または説明も援用することができる。各実施例を区別するために、図1〜図3の実施例の符号にアルファベットaを後置している。図4の実施例では、このアルファベットaがアルファベットbで置き換えられている。
図4は、別案の持運び可能な工作機械14bおよび別案のクイッククランプ装置10bの断面図を示す。図4に示す持運び可能な工作機械14bは、図1〜図3に関する説明に記述されている持運び可能な工作機械14aと少なくとも実質的に同様の構成を有する。回転駆動可能な少なくとも1つの従動シャフト12bを有する持運び可能な工作機械14bのためのクイッククランプ装置10bは、従動シャフト12bにインサート工具ユニット(ここには詳しくは図示せず)を工具を使わずに固定するために、可動に支承された少なくとも1つのクランプ部材20b,22b、特に可動に支承された少なくとも2つのクランプ部材20b,22bを、クランプ部材20b,22bのクランプ位置でインサート工具ユニットに対してクランプ力作用するために有する少なくとも1つのクランプユニット16bを含んでいる。
さらにクイッククランプ装置10bは、クランプ部材20b,22bのクランプ位置へ、および/またはインサート工具ユニットをクランプユニット16bおよび/または従動シャフト12bから取外し可能であるリリース位置へ、クランプ部材20b,22bを動かすための少なくとも1つの操作ユニット24bを含んでいる。操作ユニット24bは、クランプ部材20b,22bをクランプ位置および/またはリリース位置へ動かすために操作ユニット24bの作動部材82bに対して作用するために意図される、可動に支承された少なくとも1つの操作部材(ここには詳しくは図示せず)を含んでいる。作動部材82bは従動シャフト12bと回転不能に結合されるとともに、並進的に可動に従動シャフト12bに支承される。しかしながら、作動部材82bおよび/または操作ユニット24bが図1〜図3に示す作動部材82aに準じて、および/または図1〜図3に示す操作ユニット24bに準じて構成されることも考えられる。
さらにクイッククランプ装置10bは、少なくとも操作ユニット24bとは別個にクランプ部材20b,22bのリリース位置の方向に作用する力がクランプ部材20b,22bに対して作用したとき、クランプ位置を起点とするクランプ部材20b,22bのリリース位置へのクランプ部材20b,22bの運動を阻止するために意図される、少なくとも1つの固定ユニット26b、特にセルフロックユニットおよび/または係止ユニットを含んでいる。固定ユニット26bは、特にセルフロック輪郭(ここには詳しくは図示せず)に追加して、少なくとも1つの形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bを有しており、これは遠心力によって、特に従動シャフト12bの回転軸70bを中心とする固定ユニット26bおよび/または従動シャフト12bの回転により引き起こされる遠心力によって、クランプ部材20b,22bがクランプ位置を起点としてクランプ部材20b,22bのリリース位置へ運動しないようにほぼ固定される、形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bの固定位置へと可動である。固定ユニット26bは、クランプ部材20b,22bがクランプ位置を起点としてクランプ部材20b,22bのリリース位置へ運動しないようにほぼ固定される、形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bの固定位置へと遠心力によって可動である少なくとも2つの形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bを含むのが好ましい。形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bは、従動シャフト12bの回転軸70bに対して少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿って可動に、特に並進的に可動に支承される。固定ユニット26bは、固定ユニット26bの可動に支承される形状接合部材および/または摩擦接合部材30b,32bのうちの少なくとも1つをばね力によってクランプ部材20b,22bの方向に付勢する、少なくとも1つのばね部材52b,54bを含んでいる。固定ユニット26bは少なくとも2つのばね部材52b,54bを含むのが好ましく、少なくとも2つのばね部材52b,54bのうちのそれぞれ1つが、形状接合部材および/または摩擦接合部材30b,32bのうちのそれぞれ1つをばね力によって付勢する。形状接合部材および/または摩擦接合部材28b,30bは遠心力によって、ばね部材52b,54bのばね力に抗して固定位置へと可動である。図4に示すクイッククランプ装置10bのその他の構成要件に関しては、図1〜図3に示すクイッククランプ装置10aの説明を援用することができる。
12a;12b 従動シャフト
14a,14b 持運び可能な工作機械
16a;16b クランプユニット
18a インサート工具ユニット
20a,22a;20b,22b クランプ部材
24a;24b 操作ユニット
26a;26b 固定ユニット
28a,30a,32a,34a;28b,30b 形状接合部材および/または摩擦接合部材
36a;36b 伝達部材
38a;38b 主固定力
40a;40b クランプ軸
42a セルフロック輪郭
44a 接触面
46a クランプ輪郭
48a リリース輪郭
50a ゲート部材
52a,54a;52b,54b ばね部材
56a,58a 固定切欠き
60a,60b 出力部材

Claims (13)

  1. 回転駆動可能な従動シャフト(12a;12b)にインサート工具ユニット(18a)を工具を使わずに固定するために、該インサート工具ユニット(18a)を取り外し可能であるリリース位置から該インサート工具ユニット(18a)にクランプ力作用させるクランプ位置に、旋回軸(72a)を中心として旋回可能に支承された少なくとも1つのクランプ部材(20a,22a;20b,22b)を有する少なくとも1つのクランプユニット(16a;16b)と、
    前記クランプ位置にある前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)を前記リリース位置へ動かすための少なくとも1つの操作ユニット(24a;24b)と
    を有する、持運び可能な工作機械のためのクイッククランプ装置において、
    前記クランプ位置にある前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)の前記リリース位置への運動を阻止するために意図される少なくとも1つの固定ユニット(26a;26b)を有し、
    前記固定ユニット(26a;26b)は、前記リリース位置にある前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)の前記クランプ位置への旋回によって、前記運動の阻止状態に移行する
    ことを特徴とするクイッククランプ装置。
  2. 前記固定ユニット(26a;26b)は、前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)がクランプ位置にあるときに該クランプ部材(20a,22a;20b,22b)に、および/または、該クランプ部材(20a,22a;20b,22b)と協同作用する前記クランプユニット(16a;16b)の伝達部材(36a;36b)に少なくとも部分的に係合する、可動に支承された少なくとも1つの部材(28a,30a,32a,34a;28b,30b)を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクイッククランプ装置。
  3. 前記固定ユニット(26a;26b)は、前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)がクランプ位置にあるとき前記従動シャフト(12a;12b)の回転軸(70a;70b)に対して少なくとも実質的に平行または少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿った主固定力(38a;38b)を前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)に対して及ぼすことが可能であるように前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)に当接する、可動に支承された少なくとも1つの部材(28a,30a,32a;28b,30b)を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクイッククランプ装置。
  4. 前記クランプユニット(16a)は、前記クランプ部材(20a,22a)が前記クランプ位置にあるときに係合部材(28a)に係合するクランプ輪郭(46a)と、該クランプ部材(20a,22a)が前記リリース位置にあるときに該係合部材(28a)に係合するリリース輪郭(48a)と、該クランプ輪郭(46a)から該リリース輪郭(48a)への移行領域であり、前記固定ユニット(26a)の一部として該係合部材(28a)と係合して前記運動を阻止するセルフロック輪郭(42a)と、を有する部材(50a)を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクイッククランプ装置。
  5. 前記部材(50a)は、前記クランプ部材(20a,22a)が前記クランプ位置にあるときに前記従動シャフト(12a)の回転軸(70a)に対して少なくとも実質的に垂直に延びる方向に沿った主固定力(38a)を前記クランプ部材(20a,22a)に対して及ぼ
    ことを特徴とする、請求項に記載のクイッククランプ装置。
  6. 前記セルフロック輪郭(42a)は、前記クランプ部材(20a,22a)が前記クランプ位置にあるとき前記従動シャフト(12a)の回転軸(70a)に対して40°よりも小さい角度をなす
    ことを特徴とする、請求項またはに記載のクイッククランプ装置。
  7. 前記セルフロック輪郭(42a)は、前記クランプ部材(20a,22a)が前記クランプ位置にあるときに前記従動シャフト(12a)の回転軸(70a)に対して少なくとも実質的に平行に延びる少なくとも1つの接触面(44a)を有する
    ことを特徴とする、請求項からのいずれか1項に記載のクイッククランプ装置。
  8. 前記固定ユニット(26a;26b)は、固定ユニット(26a;26b)の可動に支承された少なくとも1つの部材(30a,32a,34a;30b,32b)をばね力によって前記クランプ部材(20a,22a;20b,22b)の方向へ付勢する少なくとも1つのばね部材(52a,54a;52b,54b)を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載のクイッククランプ装置。
  9. 記部材(30a,32a,34a)は前記操作ユニット(24a)によって前記ばね部材(52a,54a)のばね力に抗して可動である
    ことを特徴とする、請求項に記載のクイッククランプ装置。
  10. 前記クランプ部材(20a,22a)は少なくとも1つの固定切欠き(56a,58a)を含んでおり、前記クランプ部材(20a,22a)が前記クランプ位置にあるときに該固定切欠き(56a,58a)に前記部材(30a,32a)が少なくとも部分的に係合する
    ことを特徴とする、請求項またはに記載のクイッククランプ装置。
  11. 前記固定ユニット(26a;26b)は、固定ユニット(26a;26b)の少なくとも1つの機能状態を操作者に出力するために意図される少なくとも1つの出力部材(60a;60b)を有する
    ことを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載のクイッククランプ装置。
  12. 前記持運び可能な工作機械は、アンギュラ研削機である
    ことを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載のクイッククランプ装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載のクイッククランプ装置を有している持運び可能な工作機械。
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