JP6802523B2 - 湯水混合水栓装置、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
このように構成された本発明によれば、湯水混合水栓本体が壁面に埋め込まれているので、湯水混合水栓本体表面の温度上昇を防止するために、湯水混合水栓本体の外周側に断熱用の通水路を設ける必要がなく、また、壁面から突出した湯水混合ユニットの温調操作部に断熱性のある温度調整用ハンドルが取り付けられているので、使い勝手の良いコンパクトな湯水混合水栓装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態による湯水混合水栓装置全体を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の湯水混合水栓装置1は、湯水混合水栓本体2と、この湯水混合水栓本体2内に収容された湯水混合ユニット4と、湯水混合水栓本体2内に収容された開閉バルブ6と、シャワー吐水を行うシャワーヘッド8aと、開閉バルブ6の下方に設けられたスパウト8bと、吐出される湯水の温度を調整するための温度調整用ハンドル10と、シャワーヘッド8a及びスパウト8bからの吐水、停止を切り換えるための吐出/停止ハンドル12と、を有する。
湯水混合ユニット4は、供給された湯及び水を所定の割合で混合し、吐出される湯水の温度を調整するように構成されている。また、湯水混合ユニット4は、回動可能な温調操作部であるスピンドル4aを備えており、このスピンドル4aを回動操作することにより、吐出される湯水の温度を所望の温度に設定することができる。なお、本実施形態においては、湯水混合ユニット4として、形状記憶合金製のコイルバネを使用したサーモ水栓を使用している。
図2は、温度調整用ハンドルの全断面図である。図3は、温度調整用ハンドルの外装部材の斜視図である。図4は、温度調整用ハンドルの内側機構部材の斜視図である。図5A〜5Cは、温度調整用ハンドルの組み立て手順を示す図である。図6は、外装部材と内側機構部材の位置関係を示す、温度調整用ハンドルの背面図である。
2 湯水混合水栓本体
4 湯水混合ユニット
4a スピンドル(温調操作部)
6 開閉バルブ
8a シャワーヘッド
8b スパウト
10 温度調整用ハンドル
12 吐出/停止ハンドル
14 安全ボタン
14a 押圧部
14b ベース部
16 外装部材
16a 側面
16b 端面
16c 把持突起
16d 中央円形穴
16e 受入開口(外側回転規制部)
16f 安全ボタン開口
16g 丸穴
18 内側機構部材
18a 外筒部
18b 内筒部
18c 中空の突起(内側回転規制部)
18d 結合部
18e 側面突出部
18f 雌ねじ穴
20 板ばね
22 ビス
24 断熱用の隙間
100 回転ハンドル装置
102 湯水混合水栓本体
104 安全ボタン
106 把持部
108 断熱部品
110 切欠
Claims (7)
- 温度調整用ハンドルを備えた湯水混合水栓装置であって、
湯水混合水栓本体と、
この湯水混合水栓本体内に収容され、吐出される湯水の温度を調整するための回動可能な温調操作部を備えた湯水混合ユニットと、を有し、
上記温度調整用ハンドルは、上記温調操作部を回動操作するために上記温調操作部に取り付けられると共に、高温領域への回動が規制されており、
さらに、上記温度調整用ハンドルは、
上記温調操作部の周囲に配置される側面、及び端面を備えた金属製の外装部材と、
この外装部材の側面に配置され、上記温度調整用ハンドルの高温領域への回動の規制を解除する安全ボタンと、
上記温調操作部と結合される結合部、及び上記安全ボタンを外部に露出させるために上記外装部材の上記側面に設けられた安全ボタン開口の内側に突出する側面突出部を備え、上記外装部材の内側に取り付けられる樹脂製の内側機構部材と、を有し、
上記外装部材の内周面と、上記内側機構部材の外周面との間には、少なくとも上記安全ボタンの反対側の領域において、断熱用の隙間が設けられていることを特徴とする湯水混合水栓装置。 - 上記外装部材及び上記内側機構部材は略円筒形に構成され、上記外装部材は上記内側機構部材に、それらの中心軸線がずれた状態で固定され、これにより上記断熱用の隙間が形成される請求項1記載の湯水混合水栓装置。
- 上記外装部材は外側回転規制部を備え、上記内側機構部材は内側回転規制部を備え、上記外側回転規制部と上記内側回転規制部が互いに係合することにより、上記外装部材の上記内側機構部材に対する回転が規制される請求項1記載の湯水混合水栓装置。
- 上記内側回転規制部は中空の突起から構成され、上記外側回転規制部は上記中空の突起を受け入れる受入開口により構成され、上記中空の突起の内部には、上記安全ボタンを付勢するための板ばねが収容されている請求項3記載の湯水混合水栓装置。
- 上記湯水混合水栓本体は、壁面に埋め込まれている請求項1記載の湯水混合水栓装置。
- 上記内側機構部材の上記側面突出部は、上記安全ボタンを取り囲み、上記安全ボタンをガイドするように構成され、上記外装部材の上記安全ボタン開口と上記安全ボタンとの間に介在する請求項1記載の湯水混合水栓装置。
- 湯水混合水栓装置の製造方法であって、
上記湯水混合水栓装置は、吐出される湯水の温度を調整するための回動可能な温調操作部を備えた湯水混合ユニットと、上記温調操作部に取り付けられると共に、高温領域への回動が規制された温度調整用ハンドルと、を有し、
上記温度調整用ハンドルは、金属製の外装部材と、上記温度調整用ハンドルの高温領域への回動の規制を解除する安全ボタンと、上記外装部材の内側に取り付けられる樹脂製の内側機構部材と、を有し、
上記製造方法は、
上記内側機構部材を、上記温度調整用ハンドルの回動軸線方向に移動させ、上記外装部材の中に挿入するステップと、
上記内側機構部材を上記回動軸線に直交する方向に移動させ、上記内側機構部材の側面突出部を、上記外装部材の側面に設けられた安全ボタン開口の中に挿入し、これにより、上記外装部材と上記内側機構部材の間の、上記安全ボタンの反対側の領域に断熱用の隙間を設けるステップと、
上記安全ボタンを、上記安全ボタン開口から露出するように、上記内側機構部材に取り付けるステップと、
組み立てられた上記温度調整用ハンドルを、上記湯水混合ユニットの上記温調操作部に取り付けるステップと、
を有することを特徴とする湯水混合水栓装置の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2016232428A JP6802523B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | 湯水混合水栓装置、及びその製造方法 |
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JP6802523B2 true JP6802523B2 (ja) | 2020-12-16 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6802523B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5004567B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-08-22 | 株式会社Lixil | 回転ハンドル装置 |
JP5963107B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2016-08-03 | Toto株式会社 | 湯水混合水栓 |
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2016
- 2016-11-30 JP JP2016232428A patent/JP6802523B2/ja active Active
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