JP6801192B2 - 液中粒子測定装置及び液中粒子測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、測定誤差を小さくすることができるとともに効率化を図ることができる液中粒子測定装置及び液中粒子測定方法に係り、例えば、オートマチックトランスミッション(AT)や無段階変速機(CVT)に使用されるトランスミッションオイル、潤滑油、作動油又は燃料油などの油中の異物状態の監視に好適な液中粒子測定装置及び液中粒子測定方法に関する。
オートマチックトランスミッション(AT)や無段階変速機(CVT)、産業機械等に使用される潤滑油・作動油・燃料などの液体中における異物や摩耗生成物、分離水分などの粒子を発光ダイオードの光を利用する等して測定する技術が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。液中の気泡は粒子と間違える誤計数の原因となり、この誤計数を減らすために加圧/減圧等で気泡を除去することが行われている。
ところで、例えば自動車のトランスミッション機能テストベンチの様に、同一生産ライン上で全数測定する場合には、トランスミッションとテストベンチとを着脱してオイル中の異物を間欠的に測定することが求められるため、配管接続を切り換える際に不可避的にエアが配管内にエア層として取り込まれる。また、配管内には前回のオイルやその含有粒子等が残存しており、これら前回テスト及び初回測定時の配管汚染(気泡・前回テスト時コンタミ)が測定の際の誤差になる。
特開2000−74832号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、試料システム、製品(ワーク)等の内部に存在するトランスミッションオイル、潤滑油、作動油、燃料油中の異物粒子を、連続する同一生産ライン上の製品において、測定精度の障害になる気泡や前回製品内部の汚染物、エア層などの影響を受けたオイルを測定しないよう、測定前にそれらの測定障害物を自動で排除することができ、短時間で効率良く、より正確な粒子測定が可能となる液中粒子測定装置及び液中粒子測定方法を提供する点にある。また、本発明が解決しようとするところは、ポンプを用いた液中粒子測定装置の場合に、インライン・オンライン分析以外の吸引分析の際も、液体中の気泡の影響や吸引流量が遅いが為にタンクや容器から最適な試料を粒子測定部に送液出来ない為に、被対象液体の真の測定値を表さない問題点があり、測定前にそれらの測定障害を自動に排除することができ、かつ、被測定対象を正確に送液し連続的で、正確な測定が可能となる液中粒子測定装置および液中粒子測定方法を提供する点にもある。これは、油圧・潤滑システムや燃料システムの同一試料システムの吸引分析において、測定時に影響する誤差要因を大きく改善する。
本発明は、前述の課題解決のために、液中に存在する粒子を測定する液中粒子測定装置であって、被測定液が流通する流通路と、該流通路に被測定液を流通させるポンプと、前記流通路の途中部に設けられる粒子測定部と、前記ポンプによる被測定液の流通開始から所定時間をあけて前記粒子測定部を動作させる制御手段を有する動作制御部とよりなることを特徴とする液中粒子測定装置を構成した。
ここで、前記動作制御部が、前記制御手段として前記所定時間をカウントするタイマーを備えるものが好ましい。
また、前記ポンプを前記粒子測定部よりも上流側に設けるとともに、前記流通路における前記粒子測定部よりも下流側に、前記粒子測定部を通過する被測定液を所定圧に制御する圧力制御部を設けたものが好ましい。
特に、前記流通路に前記圧力制御部を回避する迂回流路を設けるとともに、該迂回流路を開閉させる開閉部を設け、前記動作制御部が前記開閉部の動作を制御する制御手段を備えたものが好ましい。
更に、前記粒子測定部がレーザーダイオードを用いた粒子計数センサ若しくはコイルを用いた磁気検出式粒子計数センサよりなるものが好ましい。
また本発明は、液中に存在する粒子を測定する液中粒子測定方法であって、被測定液が流通する流通路と、該流通路に被測定液を流通させるポンプと、前記流通路の途中部に設けられる粒子測定部とを設け、前記ポンプによる被測定液の流通開始後、所定時間をあけて、前記粒子測定部を動作させることを特徴とする液中粒子測定方法をも提供する。
ここで、前記ポンプを前記粒子測定部よりも上流側に設けるとともに、前記流通路における前記粒子測定センサよりも下流側に、前記粒子測定部を通過する被測定液を所定圧に制御する圧力制御部を設け、前記ポンプ及び前記圧力制御部により所定圧に加圧した状態で、被測定液中に存在する粒子を前記粒子測定部により測定することが好ましい。
特に、前記流通路に前記圧力制御部を回避する迂回流路を設けるとともに、該迂回流路を開閉させる開閉部を設け、前記ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記開閉部を開いた状態にして前記迂回流路に被測定液を流通させ、その後、前記所定時間が経過して前記粒子測定部を動作させるタイミングと略同時に、又は該タイミングよりも前に、前記開閉部を閉じた状態にして前記ポンプ及び前記圧力制御部の間の流通路を前記所定圧に加圧し、前記粒子測定部により被測定液中に存在する粒子を測定することが好ましい。
また、粒子測定部の測定に適した流量のままでは接続配管の十分なフラッシング(流通路内の清掃・排出)や採取口から取り込む純粋な被測定液の状態にするまでに時間がかかる場合が想定されるため、前記ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記ポンプによる被測定液の流量を増大させることが好ましい。
以上にしてなる本願発明によれば、ポンプと粒子測定部とを同時に始動させるのではなく、動作制御部によってポンプの始動による流通の開始から所定時間をあけて粒子測定部を動作させるので、最初の或いは間欠測定切り替えの際の配管接続のときに取り込まれたエアの層や配管内に残存している前回の液を測定してしまうことを避けることができ、対象となる被測定液を効率良く且つ高精度に測定することを可能にしたものである。すなわち、測定前の所定時間の流通の間に、流通路(配管)やポンプ、粒子測定部などの内部に残存している前回の液やその含有粒子、気泡などが自動的にフラッシングされ、新たな今回の被測定液を効率良く早く高精度に測定できる。このような効率アップにより、例えば、トランスミッションなどの製造・検査ライン等、短時間の間欠運転の環境下でも、全数測定が可能となる。
前記動作制御部が、制御手段として前記所定時間をカウントするタイマーを備えれば、液の種類等に応じて所定時間を容易に変更することができ、利便性と多様性が向上する。
また、前記ポンプを前記粒子測定部よりも上流側に設けるとともに、前記流通路における前記粒子測定部よりも下流側に、前記粒子測定部を通過する被測定液を所定圧に制御する圧力制御部を設けることで、粒子測定部が存在する流通路内の被測定液を加圧できるので、被測定液中に含まれる微細な気泡を消すこと(消泡)ができ、微細な気泡の存在による測定誤差をなくし、高精度化を図ることができる。
また、前記流通路に前記圧力制御部を回避する迂回流路を設けるとともに、該迂回流路を開閉させる開閉部を設け、前記動作制御部が前記開閉部の動作を制御する制御手段を備えたものでは、迂回流路を通じて配管等に残存している前回の液やその含有粒子、気泡、間欠切り換え時に吸い込むエア層などを効率良くフラッシングすることができ、迂回流路がない場合に比べて粒子測定までの時間を短縮できるとともに、圧力制御部の内部や一次側の入口付近に溜まったエアも迂回流路を通じて定期的に排出し、圧力制御部の機能を常に最適化することで、加圧動作時の流量と圧力を安定化させることができ、測定精度もより向上する。またこのように迂回流路を通じてフラッシングを効率良く行うことができるため、迂回流路がない場合に比べて測定までの所定時間を短くすることができる。
本発明によれば、上記のとおり流通路やポンプ、粒子測定部などの内部に残存している前回の液やその含有粒子、気泡などをフラッシングするので、前記粒子測定部として特にはレーザーダイオードを用いた粒子計数センサ若しくは磁気検出式粒子計数センサを用いて精密測定を行うことに適する。これは国際規格に準じた粒子計測であり、ミクロン単位の気泡や間欠切り換え時に吸い込まれたエア層、前回オイルの残渣汚染物質は、他とは比べものにならないシビアな計数誤差を引き起こすが、本発明によればこの誤差を最小限に抑えることができる。
また、ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記ポンプによる被測定液の流量を増大させると、さらに効率良く確実に配管や粒子測定部などに残存する前回の液やその含有粒子、気泡、エア層などのフラッシングを行うことができ、また、流量が上がることからポンプや配管、粒子測定部内部に滞留している大小の残渣汚染物質の排除もより確実に行うことができ、より高精度の粒子測定が可能となる。
本発明の第1実施形態にかかる液中粒子測定装置の構成を示す概略回路構成図。 本発明の第2実施形態にかかる液中粒子測定装置の構成を示す概略回路構成図。 (a),(b)は同じく液中粒子測定装置の接続切り替え時の動作手順を示す概略回路構成図。 (a),(b)は同じく動作手順を示す概略回路構成図。 本発明の第3実施形態にかかる液中粒子測定装置の構成を示す概略回路構成図。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。まず、図1に基づき、本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態にかかる液中粒子測定装置1は、液中に存在する粒子を測定するものであり、図1に示すように、被測定液が流通する流通路10と、流通路10に被測定液を流通させるポンプ2と、流通路10の途中部に設けられる粒子測定部3と、ポンプ2による被測定液の流通開始から所定時間をあけて粒子測定部3を動作させる制御手段を有する動作制御部4とを備えている。
このように本発明にかかる液中粒子測定装置1は、ポンプ2と粒子測定部3とを同時に始動させるのではなく、動作制御部4によってポンプ2の始動による流通の開始から所定時間をあけて粒子測定部3を動作させることで、最初の或いは間欠測定切り替えの際の配管接続のときに取り込まれたエアの層や配管内に残存している前回の液を測定しまうことを避けることができ、対象となる被測定液を効率良く且つ高精度に測定することを可能にしたものである。すなわち、測定前の所定時間の流通の間に、流通路(配管)やポンプ2、粒子測定部3などの内部に残存している前回の液やその含有粒子、気泡などが自動的にフラッシングされ、新たな今回の被測定液を効率良く高精度に測定できるのである。
本実施形態では、さらに粒子測定部3より下流側の流通路10上に、ポンプ2との間の被測定液を加圧された所定圧の状態に制御する圧力制御部5が設けられている。このようにポンプ2及び圧力制御部5により粒子測定部3が存在する流通路101内の被測定液を加圧することで、被測定液中に含まれる微細な気泡を消すこと(消泡)ができ、微細な気泡の存在による測定誤差をなくし、高精度化を図ることができる。
被測定液に内在する気泡は当該被測定液の粘度など条件によっても変化するため、必要に応じて本例のような加圧手段(ポンプ2と圧力制御部5)を設け、加圧消泡させることが好ましいのである。例えば燃料油などの粘性の低い液体を測定する場合や磁気検出式粒子計数センサで摩耗生成物を測定する場合は、後述する第3実施形態のように、このような加圧手段を省略し、加圧手段を設けることによるデメリット(エアが溜まりやすい等)やポンプから発生した粒子によるさらなる誤差を回避するためポンプを前記粒子測定部3の下流に置き、簡易な回路構成としてフラッシング効率も高めることができる構成も好ましい。
本発明の液中粒子測定装置が対象とする被測定液は、液体全般が対象となる。特にオートマチックトランスミッション(AT)や無段階変速機(CVT)に使用されるトランスミッションオイルや各種潤滑油、作動油、燃料油、灯油などに好適に使用できる。また、測定対象となる液中の粒子についても、異物、汚染、夾雑物の他、分離水分粒子についても勿論対象となる。したがって、その対象となる測定の目的についても検査、試験、監視など多様な目的に適用できる。
流通路10は、金属や樹脂等よりなる配管やホースなどで構成される。本発明は、配管などの流通路10やポンプ2、動作制御部4、その他流通路10の途中に設けられる粒子測定部3、圧力制御部5などの各構成要素を一筐体内に収めた装置構成とすることもできるし、また、連結用の配管を適宜介装して複数の筐体内に分割構成してもよい。また、特に動作制御部4については、一部又は全部の手段を前記粒子測定部3等を有する筐体に対して有線又は無線で通信可能に接続された動作制御用装置として分割構成することも含まれる。
ポンプ2は、被測定液や粒子測定部3の種類(測定原理)に応じて適した公知のポンプを広く採用できる。特には、摩耗生成物を出しにくいポンプや温度・粘度変化にも流量や液圧が変化しにくポンプが好ましい。
ポンプ2は、粒子測定部3を通過する被測定液の液圧を所定圧に高めるために粒子測定部3よりも上流側に設けられている。
粒子測定部3は、本例ではレーザーダイオードを用いた粒子計数センサであり、精密測定が可能に構成されている。光遮蔽式、光散乱式のいずれを用いることもできる。ただし、本発明はこのようなセンサに何ら限定されるものではなく、画像解析法粒子計数センサや、測定精度は落ちるがフィルタ目詰まり法粒子計数センサ、磁気検出法粒子計数センサ、透過率計、濃度判定機、色相センサなども勿論可能である。
動作制御部4は、演算装置や記憶装置を備えるコンピュータである。演算装置は、マイクロプロセッサなどのCPUを主体に構成され、入出力部やバスラインを通じて各種情報が入出力される。記憶装置は、演算装置内外のRAM、ROMなどの記憶メモリやハードディスク等より構成され、演算装置による各種処理動作の手順を規定するプログラムや処理データが記憶される。
動作制御部4は、制御手段として所定時間をカウントするタイマー41を備えている。そして、演算装置は、上記プログラムに基づき、ポンプモータ21に動作指令を出すポンプ動作処理部や、ポンプモータ21への指令と同時にタイマー41に動作指令を出すタイマー動作処理部、タイマー41からの時間経過信号を受け、粒子測定部3を始動させる測定動作処理部、粒子測定部3からの測定結果データを受信し、これを記憶装置に記憶するとともに図示しない表示部に表示するデータ受信処理部などの制御手段を備える。
タイマー41は、時計とスイッチ(開閉器)を組合せたものであり、所定の時間経過で電路を入/切する公知のタイムスイッチを広く用いることができる。タイマー41は手動で設定時間を変更できる操作部を備えるものが好ましい。設定時間は、ポンプが始動して少なくとも粒子測定部3よりも上流側の流通路内から間欠切り換え時に吸い込んだエア層や前回の被測定液などが排除されるまでの時間を配管経や長さ、ポンプの吐出量から算出して設定される。測定精度の向上と効率化の要求を満たすため、エア層やエア溜まり、気泡・前試料の残渣汚染物質を通過させる必要最小限の時間に設定されることが好ましい。
その他、図示しない操作部からの入力によりタイマー41の設定時間を変更したり、粒子測定部3の測定条件を変更可能に構成されることが好ましい。また、遠隔制御用の通信制御部を備えることが好ましい。
圧力制御部5は、オリフィスやバルブなど、上流側のポンプ2との間の流路内の液圧を所定圧に保持できる公知の装置を広く適用できる。
本実施形態において、ポンプ2により被測定液の流通開始から粒子測定部3の動作開始までの所定時間のフラッシングの間、ポンプ2によって送液する被測定液の流量を増大させることが好ましい。ポンプ2による送液流量の増大は動作制御部4からの指令でモータ21の回転を上げることで行うことができる。このような流量増大により、さらに効率良く確実に配管や粒子測定部3などに残存する前回の液やその含有粒子、気泡、エア層などのフラッシング(排出)を行うことができ、流量が上がることからポンプ2や配管、粒子測定部3内部に滞留している大小の残渣汚染物質の排除もより確実となり、より高精度の粒子測定が可能となる。
次に、図2〜図4に基づき、本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態にかかる液中粒子測定装置1Aは、上述した第1実施形態の液中粒子測定装置1の構成に加え、図2に示すように、流通路10に圧力制御部5を回避する迂回流路12を設けるとともに、迂回流路12を開閉させる開閉部7を設け、さらに動作制御部4に開閉部7の動作を制御する制御手段を備えさせたものである。
第1実施形態にかかる液中粒子測定装置1は、ポンプによる被測定液の流通開始から所定時間をあけて粒子測定部3を動作させることで、当該所定時間の非測定の流通の間に、流通路(配管)や装置内に残存している前回の液やその含有粒子、気泡、エア層などをフラッシングするものであったが、当該フラッシングの際にも圧力制御部5を液が通過する構造であるため、フラッシング効果を維持しつつその時間、すなわち粒子測定部3の動作開始までの時間を短縮させるには限界がある。
また、第1実施形態において被測定液の液圧を高めるべく設けられた圧力制御部5は、被測定液の気泡を抑えることができる反面、発生してしまった気泡やエア層などのエアが内部や一次側の入口付近に滞留しやすく、この滞留したエアは抜けにくく流量や液圧を不安定化し、測定精度に悪影響を与える。また、このエアの滞留は第1実施形態においてフラッシング時の流通抵抗を増大させ、フラッシングに時間がかかる要因にもなる。
本実施形態では、上記の迂回流路12を通じて配管等に残存している前回の液やその含有粒子、気泡、間欠切り換え時に吸い込むエア層などを効率良くフラッシングすることができ、第1実施形態に比べて粒子測定までの時間を短縮できるとともに、圧力制御部5の内部や一次側の入口付近に溜まったエアも迂回流路12を通じて定期的に排出し、流量変化や加圧動作時の圧力を安定化させることができ、短時間で測定精度もより向上するのである。開閉部7は、迂回流路12上のソレノイドバルブで構成されている。ソレノイドバルブの代わりに電動弁を採用することも好ましい。
動作制御部4の演算装置は、第1実施形態の各処理部などの制御手段に加えて、ポンプモータ21への動作指令と同時に開閉部7を開く制御指令を出すバイパス処理部、タイマー41からの時間経過信号を受け、粒子測定部3への測定開始の指令を出すと同時に開閉部7に迂回流路12を閉鎖する動作指令を出すバイパス閉鎖処理部を含む制御手段を更に備える。
本実施形態では、迂回流路12を通じてフラッシングを効率良く行うことができるため、タイマー41の設定時間を第1実施形態よりも短く設定することができる。タイマー41とは別の第2のタイマーを設け、第2のタイマーをタイマー41よりもさらに短い時間に設定し、第1のタイマー41は粒子測定部3の測定開始までの時間を設定し、第2のタイマーは迂回流路12を閉鎖するまでの時間を設定し、測定の前に粒子測定部3を通過する液の液圧を高めておくようにされることも特に流通路10(迂回流路12含む)が長い場合に好ましい。
また、本実施形態においても、フラッシングの間、モータ21の回転数を上げてポンプ2で送液する被測定液の流量を増大させることが好ましい。このような流量増大により、さらに迂回流路12を通じて、より効率良く確実に前回の液やその含有粒子、気泡などのフラッシングを行うことができ、測定までの時間をより短縮できるとともに、流量が上がることでポンプ2や配管、粒子測定部3内部に滞留している大小の残渣汚染物質の排除もより確実となり、より高精度の粒子測定が可能となる。
第1実施形態では、フラッシング時に圧力制御部5を液が流れるため増量には限界があり、その効果も大きくはなかったが、本実施形態ではフラッシング時に液が迂回流路12を流れるため、流量増大に支障がなく、効果が絶大となる。また、本実施形態においてこのようにフラッシング時の流量を増大することで、上述した圧力制御部5のエア溜まりもより抜けやすくなる。
第2実施形態の液中粒子測定装置1Aによる測定方法は、まず図3(a)に示すようにワークA,例えばトランスミッションAに配管接続された状態で、ワークAの被測定液の測定が終了すると、図3(b)に示すようにポンプ2を一旦停止し、粒子測定部3の測定処理も停止させた状態で、ワークAから配管を外し、次のワークB(例えばトランスミッションB)に配管の接続を切り換える。
この配管接続の切り換え(間欠切り換え)の際、IN側の配管内の前回の被測定液(ワークAから供給された被測定液)の一部が流れ出て、エアが侵入し、その状態で次のワークBに配管が接続される。次に、図4(a)に示すように迂回流路12を通じたフラッシングを行う。具体的には、動作制御部が開閉部7を動作させて迂回流路12を開くととともにポンプ2のモータ21を始動させ、同時に上述したタイマーも起動する。
迂回流路12が開くと、図4(a)に示すように新旧の被測定液は圧力制御部5を迂回して何ら抵抗なく迂回流路12を通じて排出される。これにより、上述した間欠切り換えの際に侵入したエアの層(エア層)や流通路10内に残存している前回の被測定液、その含有粒子、気泡、残渣汚染物質などが効率良く排除され、同時に圧力制御部5の内部や一次側の入口付近に溜まったエアも迂回流路12を通じて排出される。
この迂回流路12を通じたフラッシングの間は、粒子測定部3による測定の間よりもポンプ2の吐出量を増大させ、フラッシング効果や上記圧力制御部5のエアを排出する効果を高めることが好ましい。タイマーの時間が経過すると、迂回流路12が閉じて粒子測定部3による測定が開始される。図4(b)は粒子測定部3による測定状態を示している。
その他の構成、変形例については、基本的には上述の第1実施形態と同様であり、その説明は省略する。図中の同一構成についても同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、図5に基づき、本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態にかかる液中粒子測定装置1Bは、上述した第1実施形態の液中粒子測定装置1の構成から圧力制御部5を省略し、粒子測定部3を通過する被測定液の液圧を高めることなく測定するものである。このように圧力制御部5を省略すれば、消泡効果は得られないが圧力制御部内或いは一次側入口付近のエア溜りの発生、これによる流量・圧力の不安定化、測定精度の不安定化、更にはフラッシングの非効率化を回避することができる。
このような液中粒子測定装置1Bは、消泡効果を必要としない粘度の低い液体、例えば燃料油などを測定する場合に好適である。加圧が必要ないためポンプの位置も特に限定されないが、本例では図5に示すようにポンプ2が粒子測定部3の下流側の流通路途中に設けられている。これは特に被測定液が非常に清浄で、ポンプから発生する粒子が誤差要因となる場合、もしくは磁気検出法で摩耗生成物を測定することを目的とした場合においてポンプで摩耗生成物の粒度分布を変化させたくないような場合に最適である。
ポンプ2にも圧力制御部ほどではないものの前回の被測定液やその含有粒子、気泡などが溜りやすいが、本例のようにポンプ2を粒子測定部3の下流側に設けることで、フラッシング後に前回の液の粒子等が多少残ったとしても測定に影響はなく、他方の粒子測定部3の上流側の配管内のフラッシングはより確実に効率良く行うことができ、測定精度もより高めることができる。
ポンプ2はフラッシング時の液の流通の抵抗にはならず、第2実施形態のような迂回流路を設ける必要もない。上記第1実施形態、第2実施形態と同様、ポンプ2により被測定液の流通開始から粒子測定部3の動作開始までの所定時間のフラッシングの間、ポンプ2によって送液する被測定液の流量を増大させることが好ましい。流量増大により、さらに効率良く確実に前回の液やその含有粒子、気泡などのフラッシングを行うことができ、流量が上がることで粒子測定部3の上流側の配管内や粒子測定部3の内部に滞留している大小の残渣汚染物質の排除もより確実となり、より高精度の粒子測定が可能となる。
その他の構成、変形例については、基本的には上述の第1実施形態と同様であり、その説明は省略する。図中の同一構成についても同一符号を付し、その説明を省略する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1、1A、1B 液中粒子測定装置
2 ポンプ
3 粒子測定部
4 動作制御部
5 圧力制御部
7 開閉部
10 流通路
12 迂回流路
21 モータ
41 タイマー
101 流通路

Claims (6)

  1. 液中に存在する粒子を測定する液中粒子測定装置であって、
    被測定液が流通する流通路と、
    該流通路に被測定液を流通させるポンプと、
    前記流通路の途中部に設けられる粒子測定部と、
    前記ポンプによる被測定液の流通開始から所定時間をあけて前記粒子測定部を動作させる制御手段を有する動作制御部と、
    よりなり、
    前記ポンプを前記粒子測定部よりも上流側に設けるとともに、前記流通路における前記粒子測定部よりも下流側に、前記粒子測定部を通過する被測定液を加圧された所定圧の状態に制御する圧力制御部を設け、
    さらに前記流通路における前記粒子測定部と前記圧力制御部の間の位置から分岐し、前記圧力制御部を回避して該圧力制御部の下流側の位置に接続される迂回流路を設けるとともに、該迂回流路を開閉させる開閉部を設け、
    前記動作制御部が前記開閉部の動作を制御する制御手段を備えてなることを特徴とする液中粒子測定装置。
  2. 前記動作制御部が、前記制御手段として前記所定時間をカウントするタイマーを備える請求項1記載の液中粒子測定装置。
  3. 前記粒子測定部がレーザーダイオードを用いた粒子計数センサ若しくは磁気検出式粒子計数センサよりなる請求項1又は2記載の液中粒子測定装置。
  4. 液中に存在する粒子を測定する液中粒子測定方法であって、
    被測定液が流通する流通路と、該流通路に被測定液を流通させるポンプと、前記流通路の途中部に設けられる粒子測定部とが設けられ、
    前記ポンプによる被測定液の流通開始後、所定時間をあけて、前記粒子測定部を動作させる液中粒子測定方法であり、
    前記ポンプが前記粒子測定部よりも上流側に設けられるとともに、前記流通路における前記粒子測定よりも下流側に、前記粒子測定部を通過する被測定液を加圧された所定圧の状態に制御する圧力制御部が設けられ、
    さらに前記流通路における前記粒子測定部と前記圧力制御部の間の位置から分岐し、前記圧力制御部を回避して該圧力制御部の下流側の位置に接続される迂回流路が設けられるとともに、該迂回流路を開閉させる開閉部が設けられ、
    前記ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記開閉部を開いた状態にして前記迂回流路に被測定液を流通させ、
    その後、前記所定時間が経過して前記粒子測定部を動作させるタイミングと略同時に、又は該タイミングよりも前に、前記開閉部を閉じた状態にして前記ポンプ及び前記圧力制御部の間の流通路を前記所定圧に加圧し、この前記ポンプ及び前記圧力制御部により所定圧に加圧した状態で、被測定液中に存在する粒子を前記粒子測定部により測定することを特徴とする液中粒子測定方法。
  5. 前記ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記ポンプによる被測定液の流量を増大させる請求項4記載の液中粒子測定方法。
  6. 液中に存在する粒子を測定する液中粒子測定方法であって、
    被測定液が流通する流通路と
    記流通路の途中部に設けられる粒子測定部と
    前記流通路における前記粒子測定部よりも上流側に設けられ、該流通路に被測定液を流通させるポンプと、
    前記流通路における前記粒子測定部よりも下流側に設けられ、前記粒子測定部を通過する被測定液を所定圧に制御する圧力制御部と、
    前記流通路における前記粒子測定部と前記圧力制御部の間の位置から分岐し、前記圧力制御部を回避して該圧力制御部の下流側の位置に接続される迂回流路と、
    該迂回流路を開閉させる開閉部とが設けられ、
    前記ポンプによる被測定液の流通開始後、所定時間をあけて、前記粒子測定部を動作させる液中粒子測定方法であり、
    前記ポンプによる被測定液の流通開始から前記所定時間が経過するまでの間における所定の時間、前記開閉部を開いた状態にして前記迂回流路に被測定液を流通させるとともに、前記ポンプによる被測定液の流量を増大させ
    その後、前記所定時間が経過して前記粒子測定部を動作させるタイミングと略同時に、又は該タイミングよりも前に、前記開閉部を閉じた状態にして前記ポンプ及び前記圧力制御部の間の流通路を所定圧に加圧し、その状態で前記粒子測定部により被測定液中に存在する粒子を測定することを特徴とする液中粒子測定方法。
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