JP6800374B1 - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の加湿装置は、水を供給する給水部と、給水部に接続され、給水部から供給された水のイオンを除去し、イオンが除去された水を供給する第1水処理部と、第1水処理部から供給された水を空気中に気化する加湿部と、加湿部からの排水を加湿部に返送する返送流路に含まれる返送配管と、加湿部からの排水を流す排水管と、第1水処理部からの配管、返送配管及び加湿部への配管に接続され、加湿部に供給される水の流路を第1水処理部からの配管又は返送配管に切替える第1流路切替装置と、加湿部からの配管、返送配管及び排水管に接続され、加湿部からの排水の流路を返送配管又は排水管に切替える第2流路切替装置と、第1流路切替装置及び第2流路切替装置を制御する制御部とを具備し、制御部は、第1水処理部から加湿部に供給された水の状態を推定する因子を検出する検出部を具備し、検出部により検出された因子に応じて、加湿部における給水部から供給された水の濃縮度を算出し、算出された水の濃縮度に基づいて、第1流路切替装置を制御することにより、加湿部に供給される水の流路を返送配管に切替え、第2流路切替装置を制御することにより、加湿部からの排水の流路を返送配管に切替える。

Description

本発明は、気化式の加湿装置に関する。
気化式の加湿装置では、水の濃縮による加湿材へのスケール析出を抑制するために、加湿材に必要以上に水が給水され、その多くが排水されている。例えば、特許文献1では、加湿材にリード線を設け、このリード線に電圧を印加した時に流れる電流値に基づいて加湿材の中の水の濃縮度を検知する。加湿装置は、水の濃縮度が高い場合には加湿材への給水量を増大し、加湿材の水の濃縮度を低減する。
特開2014−137201号公報
この場合、給水量の増大による加湿材中の水の濃縮度の低減がされるため、スケール析出抑制効果は期待されるが、加湿に必要な給水量に比べて多くの水が給水される。そのため、本来加湿に必要な水以上の給水は、総給水量に対する加湿量の割合である給水利用率が低下する。従って、加湿装置において、節水の観点から給水利用率の向上が求められている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、スケール析出を抑制しつつ給水利用率を向上し得る加湿装置を提供することを目的とする。
本発明に係る加湿装置は、水を供給する給水部と、前記給水部に接続され、前記給水部から供給された水のイオンを除去し、前記イオンが除去された水を供給する第1水処理部と、前記第1水処理部から供給された水を空気中に気化する加湿部と、前記加湿部からの排水を前記加湿部に返送する返送流路に含まれる返送配管と、前記加湿部からの排水を流す排水管と、前記第1水処理部からの配管、前記返送配管及び前記加湿部への配管に接続され、前記加湿部に供給される水の流路を前記第1水処理部からの配管又は前記返送配管に切替える第1流路切替装置と、前記加湿部からの配管、前記返送配管及び前記排水管に接続され、前記加湿部からの排水の流路を前記返送配管又は前記排水管に切替える第2流路切替装置と、前記第1流路切替装置及び前記第2流路切替装置を制御する制御部とを具備し、前記制御部は、前記第1水処理部と前記第1流路切替装置との間ではない部分に配置され、前記第1水処理部から前記加湿部に供給された水の状態を推定する因子を検出する検出部を具備し、前記検出部により検出された因子に応じて、前記加湿部における前記給水部から供給された水の濃縮度を算出し、前記算出された水の濃縮度に基づいて、前記第1流路切替装置を制御することにより、前記加湿部に供給される水の流路を前記返送配管に切替え、前記第2流路切替装置を制御することにより、前記加湿部からの排水の流路を前記返送配管に切替える。
本発明によれば、検出部により検出された因子に応じて、加湿部における給水部から供給された水の濃縮度を算出する。そして、算出された水の濃縮度に基づいて、第1流路切替装置を制御することにより、前記加湿部に供給される水の流路を返送配管に切替え、第2流路切替装置を制御することにより、加湿部からの排水の流路を前記返送配管に切替える。これにより、スケール析出を抑制しつつ加湿装置の給水利用率を向上することが出来る。
実施の形態1に係る加湿装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る加湿装置の水処理部の構成を示す図である。 実施の形態1に係る加湿装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る加湿装置の制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1に係る加湿装置に処理水貯留槽及び水搬送機器を設けた場合の構成を示す図である。 実施の形態1に係る加湿装置の水処理部に排水口を設けた場合の構成を示す図である。 実施の形態1に係る加湿装置の水処理部と加湿部の間に排水口を設けた場合の構成を示す図である。 図6に示した構成の加湿装置の排水口が第5配管で排水管に接続されている構成を示す図である。 図7に示した構成の加湿装置の排水口が第5配管で排水管に接続されている構成を示す図である。 実施の形態1に係る加湿装置の返送流路の返送配管に使用水貯留槽及び水搬送機器を設けた場合の構成を示す図である。 実施の形態2に係る加湿装置の構成を示す図である。 実施の形態3に係る加湿装置の構成を示す図である。 実施の形態3に係る加湿装置にバイパス配管を設けた場合の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る加湿装置について説明する。なお、図面において、同一の構成要素には同一符号を付して説明し、重複説明は必要な場合にのみ行なう。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。なお、以下に示す各実施の形態は一例であり、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加湿装置1の構成を示す図である。図1に示すように、加湿装置1は、給水部2と、水処理部3と、加湿部4と、検出部5と、第1三方弁6と、第2三方弁7と、給水部2と水処理部3とを接続する第1配管8と、水処理部3と第1三方弁6とを接続する第2配管9と、第1三方弁6と加湿部4とを接続する第3配管10と、加湿部4と第2三方弁7とを接続する第4配管11と、第1三方弁6と第2三方弁7とを接続する返送配管12と、第2三方弁7に接続される排水管13と、給水部2と水処理部3と加湿部4と検出部5と第1三方弁6と第2三方弁7とを制御する制御部14を有する。
返送配管12はポンプなどの水搬送機器(図示せず)を有する。返送配管12にある水搬送機器は制御部14と接続されている。なお、以下では水は、給水部2から給水される水、水処理部3で処理される水、加湿部4で使用される水、及び加湿部4で再使用される水を表す場合がある。
給水部2は、第1配管8を経て水処理部3へ水を給水する。給水部2は、水道栓、水道管など水道水、工業用水などを供給するものである。給水部2にはポンプを含んでも良い。これにより水道栓又は水圧のある水源以外、例えば井戸水を給水部2の水源とする場合に水を給水部2から水処理部3に供給することが出来る。また、給水部2内にタンクを設け、このタンクから水を供給する場合にもポンプにより水を供給することが出来る。
水処理部3は、給水部2から供給された水に含まれるイオンを除去する。以下、実施の形態1では水処理部3が容量性脱イオン法によりイオンを除去する例を記載する。図2は、実施の形態1に係る加湿装置1の水処理部3の構成を示す図である。
水処理部3は、直流電源15と、一対の集電体16と、一対の電極17と、セパレータ18とを有する。直流電源15は、集電体16と接続されており、集電体16に電圧が印加されることで電極17に電圧が印加される。
水中のイオンを除去する場合、電極17に電圧が印加されることにより、給水部2からの水に含まれるイオン性物質を電極17上に吸着し、水中から除去する「イオン除去工程」が実施される。
イオン除去工程を実施した後、水処理部3は電極17が吸着したイオン性物質を、水中に放出する「再生工程」を制御部14の制御により実施する。具体的には、制御部14は、イオン除去中における直流電圧又は電流の印加の解除、すなわち直流電圧又は電流の印加停止、電極間の短絡及び逆方向の直流電圧又は電流を印加する逆接続のいずれかによって、イオン性物質を水中に放出する。電極17の短絡は、例えば、図2に示すように、直流電源15からの電極17への配線を、制御部14によりスイッチSWを制御して接続することにより行なわれる。
これによって電極17は洗浄され、再びイオン除去可能になる。電極17への電圧印加を実施する直流電源15は制御部14に接続されており、制御部14により水処理部3におけるイオン除去工程と再生工程が加湿部4の状況に応じて制御される。
なお、集電体16と電極17とは複数対であっても良く、セパレータ18は複数あっても良い。実施の形態1では水処理部3に容量性脱イオン法を使用した例を記載したが、水中のイオンを除去可能な処理ならばよく、例えば逆浸透膜を使用した処理、イオン交換膜を使用した処理、イオン交換樹脂を使用した処理、電気透析装置を使用した処理、蒸留水を得る蒸発装置を使用した処理などでも良い。
逆浸透膜であれば、水処理部3で処理した水の水質が良いため、より加湿部4における再使用回数を増加させることが出来る。イオン交換膜であれば、水処理部3で処理した水の水質が良いため、より加湿部4における再使用回数を増加させることが出来る。イオン交換樹脂であれば、水処理部3で処理した水の水質が良いため、より加湿部4における再使用回数を増加させることが出来る。蒸留水を得る蒸発装置であれば、水処理部3で処理した水の水質が良いため、より加湿部4における再使用回数を増加させることが出来る。電気透析装置であれば制御部14で電気的に制御が容易である。
実施の形態1のように容量性脱イオン法であれば、制御部14でイオン除去工程と再生工程とを直流電源15の制御で切替えられるため、運転が容易である。また、ポンプを水処理部3に含んでも良い。これにより、給水部2の水圧以上が必要なイオン除去方法も適用出来る。またポンプを水処理部3に含み、給水部2でもポンプを必要とする場合、ポンプを給水部2又は水処理部3に配置し、共用しても良い。この場合、加湿装置1の配置面積を小さくすることが出来る。
実施の形態1のように水処理部3に容量性脱イオン法を利用した場合、直流電源15は、直流の電圧を供給できればよく、直流電源装置又は直流安定化電源装置で良い。またコンセントからの交流電流を直流電圧にコンバータなどで変換しても良い。
集電体16は、電極17に電圧を印加するとともに、水処理部3の再生工程において電極17から電圧を放電する際に電気を集めるものである。集電体16を構成する材料としては、例えば黒鉛シート、グラフォイル、導電性ゴム又はこれらの材料で挟持又は被覆された金属のシート及び板が用いられる。このように、集電体16は、導電性と柔軟性のある材料で形成される。
電極17は、例えばキャパシタとしての容量を増大するため、導電性があり、比表面積の大きい、活性炭、多孔質炭素、多孔質導電ビーズ、多孔質金属などが用いられる。これら導電性材料の形状には、粉状、粒状、繊維状などがある。粉状と粒状の場合、その外径は100nm〜10mmであり、繊維状の場合、その太さは1〜50μmである。
また、電極17には、これらの導電性材料を用いて形成された布、フィルターなども用いられる。なお、水処理部3から電極17が流出する可能性がある場合は、水処理部3の出口又は水処理部3と加湿部4との間に流出防止部材を設けても良い。流出防止部材を設けた場合は、加湿部4に電極材料などの水処理部3の部材が流出するのを防止でき、水処理部3の部材の流出による加湿部4への悪影響を低減出来る。
セパレータ18は、電極17間の短絡を防止する。セパレータ18を構成する材料としては、例えば濾紙、多孔性フィルム、不織布、発泡剤など、液体は透過させるが電気は通過させない、電気絶縁性を有するものが用いられる。
図1に戻り説明する。
加湿部4は、気化式で空気を加湿する機器なら何でもよく、機器の加湿材としては例えば多孔質フィルター、不織布フィルター、水透過膜などが用いられる。なお、供給された水を気化可能なものであれば実施の形態1に適用可能であるため、加湿材は給水部2から供給された水を気化出来るものであれば、前述した例に限定されない。
検出部5は、加湿部4における水の濃縮度の算出又は水の濃縮度を推算可能な因子を測定可能なものであれば何でも良い。例えば、空気中の湿度を測定可能な湿度センサー又は湿度計、水中のイオン濃度を測定及び推測可能な導電率計、加湿器の加湿材に電圧又は電流を印加してその応答により加湿材に含まれる水の濃縮度を測定するセンサー、加湿部4で使用した水の再利用回数をカウントするカウンター、加湿部4で使用した水の再使用時間を測定するタイマーなどがある。実施の形態1では、湿度センサーを用いた例を説明する。加湿部4で使用した水の再利用回数をカウントするカウンターは流速又は流量と配管容積などとを組み合わせて加湿部4で使用した水の再利用回数をカウントするものでも良い。
制御部14は、給水部2、水処理部3、加湿部4、検出部5、第1三方弁6、第2三方弁7に接続され、加湿部4の起動状況と検出部5の検出結果に基づき、給水部2、水処理部3、第1三方弁6、第2三方弁7をそれぞれ制御する。制御部14としては、指定した条件通りに装置を運転するためのPLC(Programmable Logic Controller)、シーケンサ、数値制御装置、演算装置等が使用可能である。また制御部14には、水処理部3及び加湿部4の過去の起動時間などの履歴、及び初期に入力した制御条件及びデータを記憶する記憶部が備えられていても良い。
制御部14が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現しても良いし、各機能部をまとめて一つのハードウェアで実現しても良い。
制御部14がCPU(Central Processing Unit)の場合、制御部14が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。CPUは、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置300の各機能を実現する。ここで、メモリは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリである。なお、制御部14の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしても良い。
返送流路RRは、加湿部4からの水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻る流路である。
図3は、実施の形態1に係る加湿装置1の制御部14の機能を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、制御部14は、起動状況判断部21、濃縮度算出部22、濃縮度判断部23及び流路制御部24を有する。
起動状況判断部21は、加湿部4の起動状況を判断し、加湿部4が起動していると判断した場合、水処理部3を起動し、加湿部4が起動していないと判断した場合、給水部2を制御して水の供給を実施せず、水処理部3を制御してイオン除去を実施しない。
濃縮度算出部22は、検出部5により検出された加湿部4における水の濃縮度の算出又は推算可能な因子から水の濃縮度を算出する。実施の形態1では、検出部5は湿度センサーであり、検出部5は湿度センサーにより検出された空気中の湿度の上昇幅から加湿部4に供給された水の蒸発量を推算する。そして、推算された水の蒸発量から水の濃縮度を算出する。
濃縮度判断部23は、濃縮度算出部22により算出された水の濃縮度が基準値以下であるか否かを判断する。
流路制御部24は、濃縮度判断部23により水の濃縮度が基準値以下であると判断された場合、水の流路を返送流路RRに切替える。返送流路RRは、加湿部4からの水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻る流路である。一方、水の濃縮度が基準値より大きいと判断された場合、返送流路RRは使用しない。具体的な水の流路の切替制御については、制御部14の動作において説明する。
図4は、実施の形態1に係る加湿装置1の制御部14の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部14は加湿部4の起動状況を判断し(ステップS1)、加湿部4が起動していないと判断した場合、給水部2からの水の供給と、水処理部3におけるイオン除去を実施せず、加湿部4が起動しているか否かの判断を継続する(ステップS1のNO)。
一方、ステップS1において加湿部4が起動していると判断された場合(ステップS1のYES)、制御部14は水処理部3を起動し、給水部2からの水を第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給する制御を行なう(ステップS2)。S2においては、給水部2からの水の流路は、第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10、加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、排水管13の順で形成される。
この時、加湿部4には、水処理部3でイオン除去された水が供給されることとなる。その後、検出部5で空気中の湿度を測定し、湿度の上昇幅から加湿部4へ供給された水の蒸発量を制御部14で推算し、その結果から加湿部4における水の濃縮度を制御部14で算出する(ステップS3)。
次に、ステップS3において制御部14により算出された水の濃縮度が基準濃縮度以下であるか否かの判断が行われる(ステップS4)。ステップS4において、制御部14が算出された水の濃縮度が基準濃縮度以下であると判断した場合(ステップS4のYES)、制御部14は、加湿部4で一度使用した水が加湿部4で再度使用可能であると判断し、給水部2からの給水と水処理部3を停止する。次に、制御部14は、第2三方弁7と第1三方弁6を制御して水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻るように返送流路RRを形成する(ステップS5)。
そして、制御部14は、返送配管12に備える水搬送機器(図示せず)を起動し、加湿部4で一度使用した水を再度加湿部4の入口に戻して加湿部4で再使用する。
一方、制御部14で算出した加湿部4における水の濃縮度が基準濃縮度より大きい場合(ステップS4のNO)、加湿部4へ供給する水を給水部2、第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10、加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、排水管13の順で形成される流路で加湿部4に供給する。この場合、加湿部4で一度使用された水は、加湿部4で再使用されず、第4配管11、第2三方弁7、排水管13を経て排水され(ステップS6)、ステップS1の処理に戻る。
なお、湿度センサー又は湿度計を用いた場合の濃縮度は、「蒸発前供給水量÷蒸発後供給水量」で算出される。基準濃縮度は、1より大きい値に任意に設定することが出来る。基準濃縮度が1の場合、蒸発していないこととなり加湿部4で加湿できていないこととなる。この基準濃縮度は給水部2から給水される水の水質と水処理部3におけるイオン除去性能とから設定しても良い。この場合、水処理部3で使用する水処理方法及び給水部2から供給される水の水質を考慮して濃縮度の基準を設定出来る。また、基準濃縮度設定のときにカルシウムイオン、マグネシウムイオンなどスケール析出の要因となるイオンの濃度を考慮しても良い。この場合、スケール析出の原因となるイオン濃度を用いて制御することが出来るため、スケール抑制効果を高めることが出来る。
水処理部3は、イオン除去工程を実施していない場合は、制御部14の制御により再生工程を実施し、再生工程が完了後は待機状態となる。加湿部4が起動中に水処理部3の再生工程実施が必要となった場合は、返送配管12を用いて加湿部4で一度使用した水を加湿部4で再使用する流路に切替え、水処理部3での再生工程が終了次第、給水部2から水を第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4に供給する。
また、水処理部3が再生工程中に給水部2から水処理部3を経由せず加湿部4に水を供給可能な直接給水配管を設けて、直接給水配管を用いて加湿部4に水を供給しても良い。
図5は、実施の形態1に係る加湿装置1に処理水貯留槽31及び水搬送機器32を設けた場合の構成を示す図である。図5に示すように、処理水貯留槽31及び水搬送機器32は、第2配管9上に配置される。処理水貯留槽31は、水処理部3においてイオン除去した水を一定量貯留する。水搬送機器32は、処理水貯留槽31に貯留された水処理部3において処理された水を第1三方弁6に搬送する。
制御部14は、水搬送機器32を制御することにより、水処理部3が再生工程にあり加湿部4が起動中には処理水貯留槽31に溜めた水を加湿部4に供給するように制御を行なう。
図6は、実施の形態1に係る加湿装置1の水処理部3に排水口19を設けた場合の構成を示す図である。図6に示すように、水処理部3の再生工程で出た排水は水処理部3に排水口19を設け、その排水口19から排出しても良い。
図7は、実施の形態1に係る加湿装置1の水処理部3の外部に排水口19を設けた場合の構成を示す図である。図7に示すように、水処理部3と加湿部4の間に排水口19を設けて、水処理部3の再生工程で出た排水を排水口19から排水しても良い。
図8は、図6に示した構成の加湿装置1の排水口19が第5配管20で排水管13に接続されている構成を示す図である。図9は、図7に示した構成の加湿装置1の排水口19が第5配管20で排水管13に接続されている構成を示す図である。図8及び図9に示すように、排水口19は第5配管20で排水管13に接続し、加湿装置1の水処理部3の排水を排水管13に流しても良い。
なお、加湿部4が停止した直後に給水部2から水を第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10、加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、排水管13の順で形成される流路で水を流して、加湿部4内を洗い流すようにしても良い。
図10は、実施の形態1に係る加湿装置1の返送流路RRの返送配管12に使用水貯留槽33及び水搬送機器32を設けた場合の構成を示す図である。使用水貯留槽33及び水搬送機器32は、返送配管12に配置される。使用水貯留槽33は、第4配管11、第2三方弁7を介して返送配管12を流れる加湿部4で使用した水を貯留する。
水搬送機器32は、使用水貯留槽33に貯留された水を第1三方弁6に搬送する。なお、使用水貯留槽33及び水搬送機器32は、返送流路RRの第4配管11に接続されても良い。
制御部14は、加湿部4で一度使用した水を加湿部4で再使用出来ると判断した場合に、使用水貯留槽33の水を返送配管12に備えた水搬送機器32を制御して搬送して使用しても良い。また、使用水貯留槽33は加湿部4に含まれていても良い。
使用水貯留槽33を設けた場合、加湿部4で再使用可能な加湿部4からの排水を使用水貯留槽33に貯留し、加湿部4で貯留した水を再使用できるので、給水利用率を向上することが出来る。
実施の形態1によれば、返送流路RRを用いることにより加湿部4において一度使用した水を再度加湿部4で使用することがき、給水利用率を向上することが出来る。また、処理水貯留槽31を第2配管9に配置することにより、水処理部3における水の再生工程中においても加湿部4で再使用することが出来る可能性の高い多くの水を供給することが出来る。
実施の形態1によれば、水処理部3で給水中のイオン濃度を低減しているため、加湿部4で水が濃縮しても、水処理部3を設けず、イオン濃度が低減されていない水のみを供給する場合と比べてスケール析出が生じる濃縮度には到達しにくい。また、水の濃縮度を基準に加湿部4において給水の再利用を実施するため、給水の無駄を抑制でき、給水利用率の低下を抑制出来る。
また、検出部5の検出結果に基づき、制御部14で算出した水の濃縮度で加湿部4における水の再使用の実施の可否を判断し、水の流路の制御を行なうことにより、給水利用率をさらに向上することが出来る。
さらに、加湿部4で使用した水を使用水貯留槽33に貯留することができ、加湿部4で使用した水が再使用可能な場合、より多くの使用水を再使用することが出来るため、給水利用率をさらに向上することが出来る。
さらに、水処理部3を交換することなく、電気的な制御で水処理部3の再生工程(メンテナンス)を実施可能で、水処理部3の制御を容易にすることが出来る。従って、加湿部4で再使用可能な水を継続して供給し易い。
さらに、使用水貯留槽33を設けることにより、水処理部3の再生工程中にも加湿部4で再使用することが出来る水を供給出来る。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る加湿装置1について説明する。
実施の形態2は、先に説明した実施の形態1に類似しており、以下、実施の形態1に対する実施の形態2の相違点を中心に説明する。図11は、実施の形態2に係る加湿装置1Aの構成を示す図である。
図11に示すように、加湿装置1Aは検出部5として検出部5Aと検出部5Bとを有する。検出部5Aは、水処理部3からの水の加湿部4の入口、検出部5Bは加湿部4の水の出口にそれぞれ配置される。
検出部5Aと検出部5Bとは、水中のイオン濃度を測定又は推測可能な導電率計である。以下では、給水部2から水が第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給されている時に検出部5Aで測定される加湿部4に供給される水のイオン濃度をイオン濃度5IAと称す。また、給水部2から水が第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給されている時に検出部5Bで測定される加湿部4で使用された後に加湿部4から排出される水のイオン濃度をイオン濃度5IBと称す。
加湿装置1Aの制御部14は、実施の形態1の濃縮度の推定を検出部5Aと検出部5Bとを使用して算出する。具体的には、給水部2から水が第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給される。この場合に、制御部14は、検出部5Aで測定される加湿部4に供給される水のイオン濃度5IAと、検出部5Bで測定される加湿部4で使用された後に加湿部4から排出される水のイオン濃度5IBとから加湿部4における水の濃縮度を算出する。
検出部5Bにより検出されたイオン濃度5IBが検出部5Aにより検出されたイオン濃度5IAの基準倍以下である場合、制御部14は、加湿部4で一度使用した水が加湿部4で再度使用可能であると判断する。
この場合、制御部14は、給水部2からの給水と水処理部3の動作とを停止し、第2三方弁7と第1三方弁6とを制御して水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻るように返送流路RRを形成する。
加湿部4で一度使用された水は、再度加湿部4の入口に戻されて加湿部4で再使用される。この場合、濃縮度は、(イオン濃度5IB)÷(イオン濃度5IA)で算出される。
イオン濃度5IA及びイオン濃度5IBは導電率でも良い。また、検出部5は、検出部5A及び検出部5Bでなく検出部5Aのみでも良い。検出部5A及び検出部5Bが検出部5Aのみの場合は、給水部2から水が第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給されている場合に、検出部5Aで測定される加湿部4に供給される水のイオン濃度5IAを制御部14で記録する。
その後、制御部14は、給水部2からの給水と水処理部3の動作を停止し、第2三方弁7と第1三方弁6とを制御して水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻るように流路を返送流路RRに変更する。そして、検出部5Aは、加湿部4で一度使用された水のイオン濃度5IAを検出する。制御部14は、記録したイオン濃度5IAと、一度使用された水から検出されたイオン濃度5IAとを比較して濃縮度を算出しても良い。
検出部5は検出部5Bのみでも良い。検出部5Bのみの場合は、加湿部4が稼働していない場合に、給水部2から水が第1配管8、水処理部3、第2配管9、第1三方弁6、第3配管10を経て加湿部4へと供給される。検出部5Bは、加湿前のイオン濃度5IBを検出する。制御部14は、その検出結果である加湿前のイオン濃度5IBを記憶し、この記憶された加湿開始前の加湿前のイオン濃度5IBと、加湿部4が加湿開始後の検出結果であるイオン濃度5IBとを比較して濃縮度を算出しても良い。また、検出部5Bで加湿部4の加湿開始前に検出した検出結果ではなく、予め制御部14に設定した設定値と、加湿部4が加湿開始後の検出結果であるイオン濃度5IBとを比較して濃縮度を算出しても良い。
従って、実施の形態2に係る加湿装置1によれば、検出部5A及び検出部5Bの少なくとも1つにより検出される水の濃度から得られる水の濃縮度で加湿部4における水の再使用の実施可否を判断し、流路を制御する。これにより、加湿装置1の最大限給水利用率を向上することが出来る。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る加湿装置1について、図12に基づいて以下に説明する。実施の形態3は、先に説明した実施の形態1に類似しており、以下、実施の形態1に対する実施の形態3の相違点を中心に説明する。図12は、実施の形態3に係る加湿装置1Bの構成を示す図である。
加湿装置1Bは、水処理部3Aに加えて、水処理部3Bを備えたものである。水処理部3Bは第1三方弁6と第2三方弁7の間、すなわち返送配管12に配置される。
制御部14は、加湿部4で一度使用した水が加湿部4で再度使用可能であると判断した場合、給水部2からの給水と水処理部3Aの動作を停止し、第2三方弁7と第1三方弁6とを制御部14で制御して水が加湿部4、第4配管11、第2三方弁7、返送配管12、第1三方弁6、第3配管10を経て再度加湿部4に戻るように返送流路RRを形成する。
水処理部3Bは、加湿部4で一度使用した水を再度加湿部4の入口に戻して加湿部4で再使用する場合に制御部14により起動される。
水処理部3Bを設けることにより、加湿部4に給水部2から供給した水を加湿部4で加湿に必要な水量に減少するまで再使用可能になる。
すなわち、返送流路RRに水処理部3Bを設けることにより、加湿部4で水を再使用する際にも再使用水含まれるイオンを除去することが出来る。これにより、再使用回数を増加することができ、給水利用率を向上することが出来る。
図13は、実施の形態3に係る加湿装置1Bにバイパス配管42を設けた場合の構成を示す図である。
図13に示すように、第2三方弁7の返送配管12側には配管切替装置41A、第1三方弁6の返送配管12側には配管切替装置41Bを設け、配管切替装置41Aと配管切替装置41Bとの間にバイパス配管42を接続する。配管切替装置41A及び配管切替装置41Bは、制御部14の制御により、返送配管12とバイパス配管42とを切替える。
バイパス配管42は、加湿部4で水を再使用する場合に、加湿部4からの水を水処理部3Bを経由せずに使用する場合に使用される。バイパス配管42は、配管切替装置41Aと配管切替装置41Bとの間を接続する。
制御部14は、加湿部4で水を再使用している時に、再使用している水の濃縮度が基準の濃縮度以上になるまで水処理部3Bを使用せずに、バイパス配管42を用いて加湿部4へ水を返送する。具体的には、制御部14は、配管切替装置41A及び配管切替装置41Bを制御して、バイパス配管42に切替える。
一方、制御部14は、濃縮度が基準の濃縮度以上になった時に水処理部3Bを使用してイオン除去して濃縮度を低下させて加湿部4へ水を再使用のために返送することが出来る。具体的には、制御部14は、配管切替装置41A及び配管切替装置41Bを制御して、返送配管12に切替えて、返送流路RRを形成する。
バイパス配管42を使用する場合、水処理部3Bを加湿部4における水の再使用の際に常に起動する場合に比べて、水処理部3Bの起動時間が少なく、イオン除去量も少なくて済むため、水処理部3Bを小型化することが出来る。
上記実施の形態において、水処理部3Aを第1水処理部とも称し、水処理部3Bを第2水処理部とも称する。また、第1三方弁6を第1流路切替装置とも称し、第2三方弁7を第2流路切替装置とも称する。
実施の形態は、例として提示したものであり、実施の形態の範囲を限定することは意図していない。実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことが出来る。これら実施の形態及びその変形は、実施の形態の範囲及び要旨に含まれる。
1、1A、1B 加湿装置、2 給水部、3、3A、3B 水処理部、4 加湿部、5、5A、5B 検出部、5IA、5IB イオン濃度、6 第1三方弁、7 第2三方弁、8 第1配管、9 第2配管、10 第3配管、11 第4配管、12 返送配管、13 排水管、14 制御部、15 直流電源、16 集電体、17 電極、18 セパレータ、19 排水口、20 第5配管、21 起動状況判断部、22 濃縮度算出部 23 濃縮度判断部、24 流路制御部、31 処理水貯留槽、32 水搬送機器、33 使用水貯留槽、41A、41B 配管切替装置、42 バイパス配管、RR 返送流路、SW スイッチ。

Claims (6)

  1. 水を供給する給水部と、
    前記給水部に接続され、前記給水部から供給された水のイオンを除去し、前記イオンが除去された水を供給する第1水処理部と、
    前記第1水処理部から供給された水を空気中に気化する加湿部と、
    前記加湿部からの排水を前記加湿部に返送する返送流路に含まれる返送配管と、
    前記加湿部からの排水を流す排水管と、
    前記第1水処理部からの配管、前記返送配管及び前記加湿部への配管に接続され、前記加湿部に供給される水の流路を前記第1水処理部からの配管又は前記返送配管に切替える第1流路切替装置と、
    前記加湿部からの配管、前記返送配管及び前記排水管に接続され、前記加湿部からの排水の流路を前記返送配管又は前記排水管に切替える第2流路切替装置と、
    前記第1流路切替装置及び前記第2流路切替装置を制御する制御部と
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記第1水処理部と前記第1流路切替装置との間ではない部分に配置され、前記第1水処理部から前記加湿部に供給された水の状態を推定する因子を検出する検出部を具備し、
    前記検出部により検出された因子に応じて、前記加湿部における前記給水部から供給された水の濃縮度を算出し、前記算出された水の濃縮度に基づいて、前記第1流路切替装置を制御することにより、前記加湿部に供給される水の流路を前記返送配管に切替え、前記第2流路切替装置を制御することにより、前記加湿部からの排水の流路を前記返送配管に切替える
    加湿装置。
  2. 前記検出部は、前記第1水処理部からの水の前記加湿部の入口及び前記加湿部の水の出口の少なくとも一方に設けられている請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記返送配管又は前記加湿部に前記加湿部で使用した水を貯留する使用水貯留槽をさらに具備する請求項1又は2に記載の加湿装置。
  4. 前記返送配管に設けられ、前記加湿部に供給される排水のイオンを除去し、前記イオンが除去された水を前記加湿部に供給する第2水処理部をさらに具備する請求項1〜3のいずれか1項に記載の加湿装置。
  5. 前記第1水処理部は、前記給水部から供給された水のイオンを除去するための電極を有し、
    前記第1水処理部は、前記制御部からの制御に基づいて、前記電極に電圧を印加することにより前記水中のイオン性物質を吸着し、前記吸着したイオン性物質を、前記印加した電圧の停止、前記電極間の短絡及び前記印加した電圧と逆方向の電圧の印加の少なくともいずれか1つを行なうことにより前記水中に放出する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の加湿装置。
  6. 前記第1水処理部でイオンを除去された水を貯留する処理水貯留槽をさらに具備する請求項1〜5のいずれか1項に記載の加湿装置。
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