JP6799845B2 - 外断熱建物の施工方法及びコンクリート壁用セパレータ装置 - Google Patents

外断熱建物の施工方法及びコンクリート壁用セパレータ装置 Download PDF

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Description

本願発明は、外断熱方式のコンクリート製建物の施工方法及びコンクリート壁用セパレータ装置に関するものである。
コンクリート製建物の断熱手段は内断熱と外断熱とに大別される。いずれにしても、コンクリート壁の表面に断熱材を配置するものであり、同じ性能の断熱材を使用すると、断熱性能は外断熱が優れているのが一般的である。
また、内断熱にしても外断熱にしても、断熱材を後加工で取り付ける場合と、断熱材が壁材に一体化された積層パネルを型枠に使用して、コンクリートの打設によって積層パネルをコンクリートに一体化させる場合とがあり、後者の例が特許文献1に記載されている。
コンクリート壁の施工においては、一対の型枠の間隔を保持するセパレータ装置が使用されており、特許文献1では、コンクリートに埋設されるアンカーをセパレータ装置にも兼用できるようにしており、アンカーは、断熱材に設けた取付け穴に内側から嵌まる台座と、台座に内側から挿入された金属製のスリーブナットと、スリーブナットの一部を断熱材からはみ出した状態に保持するスペーサとを有している。
そして、アンカーをセパレータ装置として使用する場合は、スリーブナットの天板部に連結ナットを固定し、この連結ナットにセパレータ軸とフレーム固定用ボルトとをねじ込んでいる。スリーブナットの天板部はコンクリート壁の側に位置しているので、連結ナットもコンクリート壁に埋設されるようになっている。
特許文献1では、コンクリート壁が固まってフレーム及びその固定用ボルトを取り外した後は、締め付けボルトをスリーブナットにねじ込むことにより、積層パネルをコンクリート壁に押さえ保持すると共に、スリーブナットの雌ねじ穴を塞いでいる。
特許第3689089号公報
特許文献1のように、壁の一部になる積層パネルをコンクリート打設のための型枠に兼用すると、建物に高い断熱性を確保しつつ施工の手間やコストを低減できる利点があるが、特許文献1のセパレータ装置は構造が複雑であり、セパレータ装置自体のコストが嵩むことは避けられないといえる。
また、特許文献1では、セパレータ軸は断熱材まで至っていないため、組み付け加工の精度によっては、セパレータ軸とスリーブナットとが同心にならない場合も想定され、すると、型枠工事が厄介になることも懸念される。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、セパレータ装置の構造の簡単化や高精度化、コンクリート壁の施工の容易性等を図ることを目的とするものである。
本願発明は多彩な構成を有しており、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は、コンクリート壁の外側に断熱材と耐火性外壁材とがその順序で配置されている建物の施工方法であり、
前記外壁材と断熱材とが接着されている積層パネル、前記コンクリート壁の内面に重なる内型枠、前記積層パネルと内型枠との間隔を規制するセパレータ装置、前記積層パネルと内型枠とを自立姿勢に保持する内外のフレーム材をそれぞれ用意し、
前記セパレータ装置で間隔が規制された積層パネルと内型枠とを内外のフレーム材の群で挟んで、前記フレーム材に貫通して前記セパレータ装置にねじ込まれた内外の固定ボルトを使用して前記フレーム材を前記積層パネル及び内型枠に固定することにより、前記積層パネルと内型枠と内外フレーム材とを一体に保持する、
前記積層パネルと内型枠との間の空間にコンクリートを打設する、
前記コンクリートが固まって前記コンクリート壁が形成されてから、少なくとも前記フレーム材と固定ボルトを取り外す
という工程を備えている。
更に、請求項1においては、
「前記セパレータ装置は、前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸の一端に固定されていて前記内型枠に当接する内枠部ストッパーと、前記セパレータ軸の他端に固定された断熱部用ストッパーとを有して、
前記断熱部用ストッパーは、前記断熱材の内部に入り込んで前記外壁材の側に開口した筒部、前記筒部に設けられていて前記断熱材に内側から当接するフランジとを有し、
更に、前記筒部のうち前記フランジと反対側の先端は前記外壁材に当接又は近接して、前記筒部の内周には前記固定ボルトがねじ込まれる雌ねじを形成している」
というものであり、そして、
前記コンクリート壁が形成されて前記各固定ボルトとフレーム材とを取り外した後に、頭付きビスを前記断熱部用ストッパーの筒部に外側からねじ込む」
という工程を有している。ビスは中実であるのが好ましい。
請求項2の発明は、断熱材の外面に外壁材が接着された積層パネルを残存型枠としてコンクリート壁を施工するのに使用されるセパレータ装置に係るもので、
前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸と同心で前記断熱材の取付け穴に内側から挿入された断熱部用ストッパーと、前記セパレータ軸と同心で前記外壁材に外側から挿通された頭付き中空ビスとを有している
という基本構成である。
そして、
前記断熱部用ストッパーは、前記断熱材の内面に当接する筒部を有しており、前記筒部の内部に前記中空ビスの軸部が入り込んでいる一方、
前記中空ビスの内周には雌ねじが形成されており、前記セパレータ軸の端部を前記筒部まで至らせてこれに前記中空ビスをねじ込んでいるか、又は、前記筒部の内周に雌ねじを形成してこれに前記中空ビスをねじ込んでおり、いずれにおいても、前記中空ビスに、フレーム材を固定するための固定ボルトがねじ込み可能となっている」
という構成が付加されている。
請求項3の発明も、断熱材の外面に壁材が接着された積層パネルを残存型枠としてコンクリート壁を施工するのに使用されるセパレータ装置に関するものであり、
前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸に取付けられて前記断熱材の内面に当接する断熱部用ストッパーと、前記積層パネルに形成した取付け穴に外側から挿入される中空クランプとを有している
という基本構成である。
そして、
前記中空クランプは、前記外壁材に外側から重なる頭を有すると共に、内周には雌ねじが形成されている一方、
前記セパレータ軸は、前記断熱材の取付け穴の中途部まで入り込んだ露出端部を有していて、前記露出端部に前記中空クランプがねじ込まれており、前記中空クランプの雌ねじに、型枠保持用フレーム材を固定するためのボルトがねじ込み可能となっている
という構成が付加されている。
請求項4〜6の発明は、請求項1のビス、請求項2の中空ビス、請求項3のクランプを具体化したもので、これらビス、中空ビス、クランプは、合成樹脂製でかつ、頭の座面を台錘状に形成された皿ビス状になっている。
請求項の発明では、請求項1又は4において、前記断熱材は発泡樹脂製であって、防蟻剤が混入されている。防蟻剤としては、例えば、チアメトキサム又はその他のネオニコチノイド系薬剤を採用できる。なお、ネオニコチノイド系の他の防蟻剤成分としては、イミダクトプリド、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフランなどが挙げられる。
ネオニコチノイド系でない他の化学系防蟻剤としては、ピレスロイド系のベルメトリン、トラロメトリン、ビフェントリン、シフェノトリン、プラレトリンが挙げられ、非エステルピレスロイド系のエトフェンブロックス、シラフルオフェン、フェニルピロール系のクロルフェナピル、フェニルピラゾール系のフィプロニル、カーバメイト系としてフェノブカルブなどが挙げられ。天然物系のものも使用できる。
本願発明において、断熱部用ストッパーや中空クランプは、アルミダイキャスト品のような金属製品も使用可能であるが、軽量化やコスト、防錆機能、或いは断熱性の点からは樹脂製とするのが好ましい。外壁材は外面を露出させたままとすることも可能であるが、外面にモルタル等の目地材を介してタイル(耐火化粧材)を張るのが好ましい。外壁材は、コンクリート板や焼成板のように全体が耐火性を備えたものを採用してもよいし、木質系板の外面にモルタル等の耐火層を一体に形成した構造などを採用してもよい。
積層パネルは多段に積み重ねることが多いが、請求項のように断熱材に防蟻剤を添加した積層パネルは、地面に近い最下段のみに使用したら足りる。
請求項1の発明では、セパレータ軸の一端部には断熱部用ストッパーを設けるだけであるため、構造は簡単でコストも抑制できる。また、セパレータ軸は断熱部用ストッパーの筒部内に入り込んでいるため、セパレータ軸と断熱部用ストッパーとの同心精度も高く維持されており、従って、施工に際して積層パネルを所定の位置にセットする作業の手間も抑制できる。
コンクリート壁が固まってフレーム材取付けボルトを取り外した後は、断熱部用ストッパーの筒部に外側から頭付きビスをねじ込むことにより、セパレータ軸及び断熱材をコンクリート壁に押さえ保持することができる。従って、施工後に外壁材や断熱材が剥離することはなくて、建物の品質を向上できる。
請求項2の発明では、中空ビスは予めセパレータ軸にねじ込まれてセパレータ装置を構成しているため、現場で中空ビスを取り付ける手間は不要であり、それだけ現場での作業の手間を抑制することができる。また、セパレータ軸と断熱部用ストッパーとは同心に保持されているため、積層パネルをセットする作業の手間も軽減できる。
さて、セパレータ装置の内枠部ストッパーが内型枠に嵌まり込んでいると、位置決め機能が高くて型枠全体としても強固な構造になるが、内枠部ストッパーが内型枠に嵌まり込んでいると、セパレータ装置が内型枠と積層パネルとの両方に対して嵌め込まれるため、型枠工事は厄介であり、現実には殆ど不可能に近いといえる。
これに対して請求項3の発明では、積層パネルを外型枠に構成する場合を例に採ると、先に内型枠を所定位置にセットしてセパレータ軸を取付けておき、次いで、積層パネルをその厚さ方向に移動させて、積層パネルに形成された各取付け穴をセパレータ軸の露出端部に嵌め入れ、次いで、各中空クランプを積層パネルの取付け穴に外側から嵌め込んでセパレータ軸の露出端部にねじ込み、それから、外側のフレーム材を固定ボルトで外壁材に固定するという手順を採ることができる。
そして、積層パネルの取付け穴とセパレータ軸との間には大きな寸法差があるため、積層パネルの多数の取付け穴を多数のセパレータ軸の露出端部に嵌め合わせることを、容易に行える。従って、強固な型枠を容易に構築できる。
請求項4〜6のように、各ビス又は中空ビス若しくは中空クランプを皿ビス状に形成すると、それらビス又は又は中空ビス若しくは中空クランプのねじ込みにより、外壁材に形成された取付け穴がセパレータ軸と同心になるため、積層パネルを正確に位置決めして取り付けることができる。また、請求項4〜6のように、ビス又は中空ビス若しくは中空クランプを合成樹脂で製造すると、樹脂は電熱性が低いため、断熱性能を向上できる利点がある。
請求項のように断熱材に防蟻機能を持たせると、土中の白蟻が断熱材に蟻道を作って縦物内に入り込むことを防止して、建物を白蟻から守ることができる。
第1実施形態の施工途中の状態を示す斜視図である。 (A)(B)とも図1のII-II 視断面図であり、(A)(B)は表示範囲をずらしている。 (A)は内枠体を中心にした箇所の平断面図、(B)はセパレータ装置の断面図である。 積層パネルを中心にした平断面図である。 (A)は施工後の平断面図、(B)は中空ビスの取付け工程を示す平断面図、(C)は別例の平断面図である。 第2実施形態を示す図であり、(A)〜(C)は施工手順を示す平断面図、(D)は(A)のD−D視断面図、(E)は(B)のE−E視図、(F)は中空ビスの係合手段の別例図である。 第3実施形態を示す図であり、(A)は分離平断面図、(B)は施工状態での要部平断面図である。 (A)は第3実施形態の施工途中を示す平断面図、(B)は第3実施形態の別例図である。 第4実施形態の要部平断面図である。
(1).第1実施形態の構造
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜5に示す第1実施形態を説明する。図1は施工途中の型枠の状態を示しており、壁の要素として、外型枠を兼用する積層パネル1と、内型枠を兼用する内壁材2とを備えている。積層パネル1と内壁材2とは、セパレータ装置3によって所定の間隔に保持されている。積層パネル1と内壁材2とは、いずれも縦長の長方形になっている(勿論、横長の長方形や正方形でもよい。)。
積層パネル1は、外側に位置した外壁材4と内側に位置した断熱材5とを接着して構成されており、外壁材4の外面には、縦長フレーム材6の群が重なっており、縦長フレーム材6の群に外側から横長フレーム材7の群が重なっている。内壁材2の内側にも、縦長フレーム材6と横長フレーム材7との群が配置されている。縦長フレーム材6,7はC形のチャンネル材を使用しているが、丸パイプや角パイプなども使用できる。
外壁材4は、図4,5に示すように、例えば木材繊維を固めた基材4aの表面にモルタル層4bを塗布した構造であり、耐火性を有している。外壁材4は、窯業系やセメント系の板材、珪酸カルシウム板など耐火性不燃材で構成してもよい。断熱材5は、例えば、発泡ポリスチレンや発泡スチロールなどの発泡樹脂が使用される。勿論、グラスウールのような無機質のものも使用可能である。断熱材5は、外壁材4よりも厚くなっている。
外壁材4は、接着剤で断熱材5に接着することも可能であるが、積層パネル1が発泡樹脂製である場合は、インサート成形によって一体化するのが好ましい。内壁材2は、例えば、珪酸カルシウム板のような不燃材を使用できるし、コンパネのような木質板や、ALC板なども使用可能である。
セパレータ装置3は、図3(B)に独立して表示しているように、水平姿勢のセパレータ軸9と、セパレータ軸9の一端に固定された内枠部ストッパー10と、セパレータ軸9の他端に固定された断熱部用ストッパー11とで構成されている。内枠部ストッパー10は樹脂製であり、セパレータ軸9に固定された金属製の内側ナット筒12に、インサート成形によって一体に形成されている。セパレータ軸9の一端部は、内側ナット筒12にかしめ等で回転不能に固定されている。
内枠部ストッパー10は内枠体2の内面に向けて開口した形態であり、内側ナット筒12は内枠部ストッパー10の空所に部分的に露出している。内枠部ストッパー10には、コンクリート壁13に対して回転不能に保持する突起を設けているが、図では省略している(他の例も同様である。)。なお、内枠部ストッパー10は、内側ナット筒12を無くして全体を単一構造に構成することも可能であるし、アルミダイキャストのような金属製とすることも可能である。
断熱部用ストッパー11は樹脂の射出形成品であり、セパレータ軸9の他端部に固着された外側ナット筒14に、インサート成形によって一体成形されている。従って、内枠部ストッパー10と断熱部用ストッパー11とは、セパレータ軸9に同時にインサート成形されている。
断熱部用ストッパー11は、断熱材5に形成した取付け穴16に嵌まり込む筒部11aと、断熱材5に内側から重なるフランジ11bとを有しており、筒部11aのうちフランジ11bに寄った部位は小径に形成している(全長に亙って同径でもよい。)。
また、図の実線では、フランジ11bが断熱材5の内面から露出するように設定しているが、例えば図4に一点鎖線で示すように、フランジ11bを断熱材5の内部に埋め込んでもよい。或いは、フランジ11bを設けずに、断熱部用ストッパー11の全体を全長に亙って同じ外径に形成して、全体を断熱材5の内部に埋設してもよい。この場合でも、断熱部用ストッパー11は外壁材4に内側から当接していたら、型枠としての機能は確保できる。
実施形態では、外側ナット筒14は、筒部11aのうち外壁材4に寄った部位に偏位して配置しているが、筒部11aの略全長に亙って延びる長さであってもよい。断熱部用ストッパー11にも、コンクリート壁13に対して回り止めとなる突起(図示せず)を設けている(他の実施形態も同様である。)。また、外側ナット筒14は、セパレータ軸9の他端部に対してかしめ等で回転不能に固定されている。筒部11aの先端は外壁材4の内面に当接している。
外壁材4には、断熱材5の取付け穴16と同心のボルト挿通穴17が形成されており、ボルト挿通穴17には、テーパ状の座繰り穴18が形成されている。断熱部用ストッパー11の筒部11bは、当然ながら外壁材4の側に向けて外向きに開口しており、先端が外壁材4の内面に当接するように設定されている。
(2).施工手順
図3,4に示すように、内壁材2の外面には縦長フレーム材6が重なって、縦長フレーム材6に横長フレーム7が外側から重なっており、両フレーム材6,7の交叉部に挿通した内側固定ボルト18を内枠部ストッパー10にねじ込んで、内側固定ボルト18にナット19をねじ込むことにより、フレーム材6,7を内壁材2に固定している。図では、横長フレーム材7は縦長フレーム6と反対側の外向きに開口させているが、縦長フレーム材6の側に開口させてもよい。
積層パネル1とフレーム材6,7との関係も同様であり、図4に示すように、縦長フレーム6を外壁材4に重ねて、縦長フレーム6に横長フレーム7を外から重ねており、両フレーム材6,7の交叉部に外側固定ボルト20を挿通して、外側固定ボルト20を断熱部用ストッパー11にねじ込んでおり、外側固定ボルト20にナット21をねじ込むことにより、積層パネル1とフレーム材6,7とが一体的に固定されている。
内壁材2のセットと積層パネル1のセットとの順序を述べると、まず積層パネル1をセットして、後から内壁材2をセットする。内枠部ストッパー10は内壁材2には嵌まっていないため、内壁材2を内枠部ストッパー10の群に重ねた後に、内壁材2を縦横にずらして芯合わせしながら、内側固定ボルト18を内枠部ストッパー10にねじ込むことができる。
鉄筋の配置は、積層パネル1をセットする前に行ってもよいし、積層パネル1をセットしてから行ってもよい。セパレータ装置3は、予め積層パネル1に取付けておいてもよいし、積層パネル1を起立状態にセットしてから、鉄筋の配置前又は配置後に取付けてもよい。
このようにして内壁材2と積層パネル1とを起立姿勢に保持してから、両者の間の空間にコンクリート壁13が打設される。コンクリート壁13が固まって養生した後に、内外の固定用ボルト18,20とフレーム材6,7とが取り外される。その後、図5(A)(B)に示すように、外壁材4に、皿頭23aを有する皿ビス状の中実ビス23がねじ込まれて、積層パネル1がコンクリート壁13に押さえ保持される。
それから、例えば建築の概ね最終工事段階において、図5(B)に一点鎖線で示すように、モルタル等の接着材(目地材)を使用したタイル29が張られる。これにより、外壁材4も中実ビス23も完全に覆われる。従って、外観上の問題は生じない。また、外壁材4に木質の基材4aが使用されていても、法定されている耐火性能も確保することができる。
(3).第2実施形態(図6)
次に、図6に示す第2実施形態を説明する。この実施形態は請求項2を具体化したものであり、内枠部ストッパーは第1実施形態と同じ構造なので、説明は省略する。この実施形態では、第1実施形態の中実ビス23に代えて、内周に雌ねじが形成された皿ビス状の中空ビス26を使用している。従って、断熱部用ストッパー11は、外側に向けて開口した筒部11aを有しており、従って、筒部11aの内部は、中空ビス23が入り込む中空部になっている。
中空ビス26における頭26aの頂面には、ドライバ係合溝27を形成している。(E)に示すように、ドライバ係合溝27は十字状に形成しているが、一文字状であってもよい。また、ドライバ係合手段として、六角穴や四角穴を形成することも可能である。
断熱部用ストッパー11はセパレータ軸9にインサート成形で一体化されているが、回り止め手段として、(D)にも示すように、断熱部用ストッパー11に六角ナット28を溶接等で回転不能に固定している。回り止め手段としては、断熱部用ストッパー11の一部を断面小判形に潰し加工して、ヒレ片を形成してもよい。
この実施形態では、セパレータ軸9には、断熱部用ストッパー11の筒部11aの中途部まで至った露出端部9aを設けており、中空ビス26を露出端部9aにねじ込むことにより、中空ビス26を予め積層パネル1に固定している。中空ビス26に露出端部9aを設けずに、断熱部用ストッパー11の筒部11aに雌ねじを形成して、これに中空ビス26をねじ込むことも可能である(この場合は、当然ながら中空ビス26の外周には雄ねじが形成されている。)。
この実施形態では、(A)のように、中空ビス26に外からねじ込んだ外側固定ボルト20によって外側のフレーム材6,7が固定されており、コンクリート壁13が固まったら、(B)に示すようにフレーム材6,7及び外側固定ボルト20が取り外されて、その後に、外壁材4の外面にモルタルを介してタイル29が貼られる。この際に、(C)に示すように、中空ビス26の雌ねじ穴にモルタル30を詰め込むことができる(中空ビス26の内部中空のままであっても支障はない。)。
(F)では、中空ビス26における頭26aの頂面に、回転操作手段として、4つの係合穴31を周方向に等間隔で形成している。従って、回転操作するドライバビット(図示せず)には、4つの係合穴31に嵌まる4つの係合ピンを設けている。
(4).第3実施形態(図7〜8)
次に、図7〜8に示す第3実施形態を説明する。この実施形態では、内枠部ストッパー10は、内壁材2に形成した取付け穴32に内部に内側から入り込む筒部10aと、内壁材2の内面に重なるフランジ10bとを有しており、内部に内側ナット筒12が両側に配置されている。セパレータ軸9の一端部は内側ナット筒12に回転不能に固定されている。
他方、断熱部用ストッパー11は樹脂製であって、断熱材5の内面に重なるフランジ状に形成されており、セパレータ軸9にインサート成形で回転不能に固定されている。断熱部用ストッパー11は必ずしも樹脂製である必要はなく、図8(B)に示すように、セパレータ軸9にフランジとして一体に形成したり、図8(C)に示すように、セパレータ軸9の露出端部9aに外側から嵌め込んだ座金33の形態も採用可能である。つまり、この実施形態では、断熱部用ストッパー11は、断熱材5に内側から当接する形状であったらよい。座金33は、セパレータ軸9に一体成形したフランジ34に対して、接着又は溶接で固定されている。
セパレータ軸9の他端部は、断熱材5の取付け穴16に大きな遊びを持って嵌まる露出端部9aになっている一方、積層パネル1には、皿ビス状の中空クランプ35が外側から嵌め込まれており、中空クランプ35が、セパレータ軸9の露出端部9aにねじ込まれている。セパレータ軸9の露出端部9aは、取付け穴16の中途部までしか至っていない。従って、中空クランプ35に外側から外側固定ボルト20をねじ込んで、外側のフレーム材6,7を外壁材4に固定することができる。
この実施形態では、施工手順としては、まず内壁材2を所定の状態にセットして、各セパレータ装置3は内壁材2に取付けられている。そして、最後に積層パネル1をセットするが、この状態では、中空クランプ35は取り外されており、図8(A)に示すように、断熱材5は、各取付け穴16を各セパレータ軸9の露出端部9aに嵌め込みつつ、仮り配置される。この場合、取付け穴16の内径とセパレータ軸9の露出端部の外径との差は十分に大きいので、積層パネル1は、多数の取付け穴16を多数の露出端部9aに嵌め込んだ状態に、容易に仮り配置できる。
そして、積層パネル1を仮り配置したら、各取付け穴16に中空クランプ35を嵌め入れてセパレータ軸9の露出端部9aにねじ込むことにより、積層パネル1とセパレータ軸9とを一体化すると共に、積層パネル1を正確に位置決めする。
この実施形態では、内枠部ストッパー10も内壁材2に嵌入しているため、セパレータ軸9と内壁材2との連結性が高まって、型枠全体として堅牢性が高くなると共に寸法精度も向上できる。また、内枠部ストッパー10が内壁材2の内側に露出することを防止又は抑制できるため、コンクリートの打設に際して内枠部ストッパー10の下方に空洞ができることを防止して、コンクリート壁13にジャンカが発生することを防止できる利点もある。
(4).第4実施形態(図9)
図9に示す第4実施形態は、内枠部ストッパー10の別例である。この実施形態では、内枠部ストッパー10は、内壁材2の内面に当接するフランジ状の形態になっており、セパレータ軸9の一端寄り部位に一体に形成されている(別体であってもよい。)。セパレータ軸9は、内壁材2に形成された取付け穴32に部分的に入り込む露出端部9bを有しており、内壁材2の取付け穴32に外側から挿入した中空クランプ36が、露出端部9bにねじ込まれている。
中空クランプ36は内壁材2の外側から当接するフランジ36aを有しており、従って、中空クランプ36のねじ込みにより、セパレータ軸9と内壁材2とが一体化される。中空クランプ36のフランジ36aは、内壁材2の外側に突出させてもよいが、実施形態のように内壁材2の内部に入り込ませておくと、内装材の邪魔にならなくて好適である。
この実施形態では、型枠工事においては、先に積層パネル1がセットされて、最後に内壁材2がセットされる。内壁材2のセットは第3実施形態と同様であり、内壁材2を、各取付け穴32を各セパレータ軸9の露出端部9bに嵌め入れた状態で仮り配置し、次いで、各取付け穴32に中空クランプ36を嵌め込んでセパレータ軸9にねじ込むことで内壁材2を本配置し、それから、中空クランプ36に外からねじ込んだ内側固定ボルト18によって、内側のフレーム材6,7を内壁材2に固定する。
この実施形態は、第1実施形態や第2実施形態と組み合わせて使用すると、型枠全体としての堅牢性を向上できる。第3実施形態と組み合わせて使用すると、内壁材2を先にセットすることと、積層パネル1を先にセットすることとを現場の状況に応じて選択できるため、現場での融通性が高くなる。なお、本実施形態にしても第3実施形態にしても、中空クランプ35,36は、ナットに樹脂部をインサートした構造であってもよい。
(5).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、内型枠は残存方式の内壁材である必要はなく、施工後に取り外しされる方式であってもよい。或いは、外壁を積層パネルで構成することに加えて、又はこれに代えて、残存式の内壁材の内面に断熱材を一体に接着することも可能である。
なお、第3実施形態や第4実施形態の中空クランプを使用することは、断熱材とは離れてそれ自体として独立した請求項たり得る。
積層パネルは断熱パネルの表面に外壁材を積層しているが、外壁材は接着剤で断熱パネルに接着することができる。この場合、外壁材を、表面に凹凸模様が形成された構造として、多数の断熱パネルと外壁材とを交互に重ねて相応の時間を掛けて加圧して接着することができるが、加圧により、積層パネルの裏面に外壁材の表面の模様に対応した凹凸が形成される。
この凹凸の存在により、断熱パネルに対するコンクリートの接着性(食いつき)を格段に向上させることができる。また、外壁材の表面に凹凸模様が存在すると、モルタルの接着性も格段に高くなる。このような積層パネルの構造や製法は、それ自体として独立した発明足りうる。
更に、この工法を発展させて、木造建築用縦基礎等に単体で使用されている断熱パネルのような各種の断熱パネルの片面又は両面に、コンクリート又はモルタルの接着性を高めるための凹凸模様を形成できる。すなわち、片面又は両面に模様が形成された型板と断熱パネルとを交互に重ねて、全体を加圧することにより、転写のようにして模様が型押しされた断熱パネルを同時に多数製造できる(多数枚を重ねずに、1セットずつ重ねて製造することも可能である。)。
このように加圧によって凹凸模様を形成すると、模様をエッジが立った状態に形成できると共に、細かい粗雑面も容易に形成できるため、コンクリートやモルタルの接着性を格段に向上できる。また、加圧による加工硬化によって断熱パネルの表面が硬くなるため、断熱パネルの強度アップにも貢献できる。コンクリート及びモルタルの接着性向上の点からは、粗雑面にリブ状や溝が形成されたものが好適と推測される。
例えば基礎断熱用の断熱パネルの場合、モルタルの付着性を高めるために表面に金網をタッカー等で固定することが行われているが、上記のような型押し方式で凹凸模様を形成すると、金網なしでも高い接着性を確保することが可能になる。外壁材の模様を断熱パネルに転写形成すると、特別の型板は不要になるため、コスト面で有利である。
本願発明は、実際に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 積層パネル
2 内型枠としての内壁材
3 セパレータ装置
4 外壁材
5 断熱材
6,7 フレーム材
9 セパレータ軸
9a,9b 露出端部
11 断熱部用ストッパー
11a 筒部
11b フランジ
13 コンクリート壁
16 断熱材の取付け穴
17 外壁材に形成したボルト挿通穴
17a 座繰り穴
18 内側固定ボルト
20 外側固定ボルト
22 タイル
23 中実ビス
26 中空ビス
34 積層パネル用の中空クランプ
35 内壁材用の中空クランプ

Claims (7)

  1. コンクリート壁の外側に断熱材と耐火性外壁材とがその順序で配置されている建物の施工方法であって、
    前記外壁材と断熱材とが接着されている積層パネル、前記コンクリート壁の内面に重なる内型枠、前記積層パネルと内型枠との間隔を規制するセパレータ装置、前記積層パネルと内型枠とを自立姿勢に保持する内外のフレーム材をそれぞれ用意し、
    前記セパレータ装置で間隔が規制された積層パネルと内型枠とを内外のフレーム材の群で挟んで、前記フレーム材に貫通して前記セパレータ装置にねじ込まれた内外の固定ボルトを使用して前記フレーム材を前記積層パネル及び内型枠に固定することにより、前記積層パネルと内型枠と内外フレーム材とを一体に保持する、
    前記積層パネルと内型枠との間の空間にコンクリートを打設する、
    前記コンクリートが固まって前記コンクリート壁が形成されてから、少なくとも前記フレーム材と固定ボルトを取り外す、
    という工程を備えており、
    前記セパレータ装置は、前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸の一端に固定されていて前記内型枠に当接する内枠部ストッパーと、前記セパレータ軸の他端に固定された断熱部用ストッパーとを有して、
    前記断熱部用ストッパーは、前記断熱材の内部に入り込んで前記外壁材の側に開口した筒部、前記筒部に設けられていて前記断熱材に内側から当接するフランジとを有し、
    更に、前記筒部のうち前記フランジと反対側の先端は前記外壁材に当接又は近接して、前記筒部の内周には前記固定ボルトがねじ込まれる雌ねじを形成しており、
    そして、前記コンクリート壁が形成されて前記各固定ボルトとフレーム材とを取り外した後に、頭付きビスを前記断熱部用ストッパーの筒部に外側からねじ込むものである、
    外断熱建物の施工方法。
  2. 断熱材の外面に外壁材が接着された積層パネルを残存型枠としてコンクリート壁を施工するのに使用されるセパレータ装置であって、
    前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸と同心で前記断熱材の取付け穴に内側から挿入された断熱部用ストッパーと、前記セパレータ軸と同心で前記外壁材に外側から挿通された頭付き中空ビスとを有しており、
    前記断熱部用ストッパーは、前記断熱材の内面に当接する筒部を有しており、前記筒部の内部に前記中空ビスの軸部が入り込んでいる一方、
    前記中空ビスの内周には雌ねじが形成されており、前記セパレータ軸の端部を前記筒部まで至らせてこれに前記中空ビスをねじ込んでいるか、又は、前記筒部の内周に雌ねじを形成してこれに前記中空ビスをねじ込んでおり、いずれにおいても、前記中空ビスに、フレーム材を固定するための固定ボルトがねじ込み可能となっている、
    コンクリート壁用セパレータ装置。
  3. 断熱材の外面に外壁材が接着された積層パネルを残存型枠としてコンクリート壁を施工するのに使用されるセパレータ装置であって、
    前記コンクリート壁を横切る姿勢のセパレータ軸と、前記セパレータ軸に取付けられて前記断熱材の内面に当接する断熱部用ストッパーと、前記積層パネルに形成した取付け穴に外側から挿入される中空クランプとを有しており、
    前記中空クランプは、前記外壁材に外側から重なる頭を有すると共に、内周には雌ねじが形成されている一方、
    前記セパレータ軸は、前記断熱材の取付け穴の中途部まで入り込んだ露出端部を有していて、前記露出端部に前記中空クランプがねじ込まれており、前記中空クランプの雌ねじに、型枠保持用フレーム材を固定するためのボルトがねじ込み可能となっている、
    コンクリート壁用セパレータ装置。
  4. 前記ビスは、合成樹脂製で頭の座面台錘状に形成された皿ビス状になっている、
    請求項1に記載した外断熱建物の施工方法。
  5. 前記中空ビスは、合成樹脂製で頭の座面が台錘状に形成された皿ビス状になっている、
    請求項2に記載したコンクリート壁用セパレータ装置。
  6. 前記中空クランプは、合成樹脂製で頭の座面が台錘状に形成された皿ビス状になっている、
    請求項3に記載したコンクリート壁用セパレータ装置。
  7. 前記断熱材は、発泡樹脂製であって防蟻剤が混入されている、
    請求項1又は4に記載した外断熱建物の施工方法。
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