JP6799506B2 - サッシの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、突き出し窓等のサッシの製造方法に関する。
従来の突き出し窓は、ガラスの養生中にガラスの重量によって障子が垂れ下がる恐れがあり、特に幅寸法の大きい突き出し窓においては、ガラスの重量も大きくなるため、対策が求められた。
本発明は上記実情に鑑み、ガラス養生中の障子の垂れ下がりを防止したサッシの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のサッシの製造方法は、障子と、下枠と、下がり止め部材とを備え、障子は、框体とガラスとからなり、下枠は、上面に、上段及び下段と、上段の室外側端部から延びる垂下片と、上段と下段の間で見込方向に開口する溝部を形成してあり、下がり止め部材は、障子の支持部と、取付部とを備え、取付部は、係止部とバネ部とを有しており、係止部を垂下片に係止するとともにバネ部を溝部内に嵌め込んで下枠に下がり止め部材を取り付ける工程と、ガラスを框体の内周に固定する工程と、下がり止め部材を取り外す工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、下がり止め部材が障子を支持して垂れ下がりを防止することができる。また、下がり止め部材の取り付けが容易である。下がり止め部材は、係止部が下枠の垂下片に係止するとともにバネ部が溝部内に嵌まって取り付けてあるので、下がり止め部材を取り外すために障子を開いた際に予期せず脱落することがない。
第一実施形態のサッシ要部の縦断面図である。 下がり止め部材の取り付け位置を示す枠体の模式図である。 第一実施形態の下がり止め部材を示し、(a)は側面図、(b)は室外側正面図、(c)は高さ調節部を切断する際の側面図である。 第二実施形態のサッシ要部の縦断面図である。 下がり止め部材を下枠へ取り付ける手順を示す説明図である。 下がり止め部材を下枠から取り外す手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明に係るサッシの製造方法は、例えばビルの排煙突き出し窓に適用されるものである。図1及び図2に示すように、サッシは、障子1と障子1を納める枠体2を備え、ガラス12の養生中においては、障子1を支える下がり止め部材3が取り付けてある。
障子1は、四周を框組みした框体11の内周にガラス12を嵌め込んである。ガラス12は、サッシの施工現場において、框体11との間をシーリング剤等によって施工されるものである。枠体2は、上枠2a、下枠2b、及び左右の縦枠2c,2cを四周枠組みして、躯体の開口部に取り付ける。障子1と枠体2とは、上框と上枠2aがヒンジによって連結されており、障子1はヒンジを軸に室外側へ回動して開閉可能である。
下枠2bは、上面に上段21と下段22が段違いに形成してある。上段21は、下枠2bの長手方向に亘って、下段22よりも室内側に形成してあり、上面は略水平な面である。上段21の室外側端部には、垂下片24が設けてある。下段22は、下枠2bの長手方向に亘って、下枠2bの室外側端部に形成してあり、上面は室内側に向かって高くなるよう緩やかに傾斜している。上段21と下段22の間には、見込方向に開口する溝部23が形成してある。溝部23は、上段21の下面と下段22の上面によって形成される空間であり、室外側が開口している。
下がり止め部材3は、樹脂製であって、下枠2bの長手方向略中央部に取り付けて、ガラス12の養生中に障子1を支持する部材である。第一実施形態の下がり止め部材3は、図1及び図3に示すように、支持部31と取付部32からなる。
支持部31は、取付部32の上部に位置し、下枠2bの上面において障子1を支える。支持部31は、高さ調節部31aと基部31bから構成される。高さ調節部31aは、基部31bの上部に位置し、その上面が障子1の下面と当接する。基部31bは、下面が略水平面となっており、下枠2bの上面と当接する。基部31bの室内側端部には、室内側に突出する被係合部31eが形成してある。高さ調節部31aは、室外側端部に備える切断部31cによって基部31bと連結してあり、図3(c)に示すように、切断部31cを軸に回動可能である。切断部31cは、基部31bへ近づくにつれて肉薄に形成してあるため、作業者は基部31bから高さ調節部31aを切り離すことが容易である。また、高さ調節部31aは、室内側端部に基部31bとの係合部31dを備える。係合部31dは、室外側に突出する鉤状に形成してあり、基部31bに設けた被係合部31eへ係合して、高さ調節部31aと基部31bとを一体化する。
取付部32は、下がり止め部材3を下枠2bへ取り付けるものであって、係止部32aとバネ部32bとを有する。詳しくは、基部31bの室外側端部から垂下部32dが形成してある。垂下部32dは下枠2bの垂下片24よりやや長く形成してある。垂下部32dの下端から室内側へ向かって係止部32aが形成してある。係止部32aは下枠2bの垂下片24に係止する。係止部32aは上方に向けて山形に屈曲する変形部であって、取付部32へ負荷が掛かった際には見込方向へ開くように変形する。係止部32aから室内側に向かって、バネ部32bが形成してある。バネ部32bは、室内側へ向けて山形に折り曲げて形成してあり、上下方向に屈曲変形し、溝部23内に嵌め込まれた状態で上下方向への付勢力を有する。そして、バネ部32bの下方から室外側へ向けて当接部32cが形成してある。当接部32cは、室外側へ向かって低くなるよう緩やかに傾斜しており、その下面は下枠2bの下段22上面と当接する。
下がり止め部材3は、サッシの形態に合わせ、基部31bから高さ調節部31aを切り離して使用してよい。また、障子1の下面に高さ調節部材4を取り付けてもよい。
第二実施形態のサッシについて説明する。図4に示す第二実施形態のサッシは、障子1の下面と下枠2bの上面との間隔が図1で示した第一実施形態のサッシと異なる。この場合、下がり止め部材3の基部31bから高さ調節部31aを切り離し、障子1の下面に高さ調節部材4を取り付ける。下がり止め部材3は、高さ調節部31aを切り離しても、基部31bのみが支持部31として機能することが可能であり、基部31bの上面に高さ調節部材4の下面が当接して、下がり止めの効果を発揮することができる。
ここで、サッシの施工手順を説明する。
まず、障子1の框体11と枠体2の組立をそれぞれ行う。そして、上枠2aに框体11の丁番を合わせてネジ止めし、框体11と枠体2とを連結する。
次に、框体11を開いた状態で、下がり止め部材3を下枠2bの長手方向略中央部へ取り付ける。取り付け手順は、図5に従って説明する。下がり止め部材3は、室外側から室内側へ向かって取り付ける。図5(b)に示すように、支持部31の下面を下枠2bの上段21上面に沿わせるとともに、当接部32cを下段22上面に沿わせながら、下がり止め部材3を室外側から室内側へ平行移動させる。係止部32aは垂下片24へ差しかかると見込方向へ開くとともに、バネ部32bが弾性変形し、係止部32aが垂下片24を乗り越えた際に取付部32がパチンと溝部23内に嵌まり込む。図5(c)に示すように、下がり止め部材3が下枠2bへ取り付けられた状態において、垂下片24が係止部32aによって係止されるとともに、バネ部32bは溝部23内に嵌まり込み、当接部32cは下段22の上面に当接する。
サッシは下がり止め部材3を取り付けた状態で施工現場へ搬入する。サッシの施工現場において、枠体2を躯体の開口部に取り付け、ガラス12を框体11の内周へ嵌め込む。そして、障子1を閉めた状態でガラス12と框体11との間をシーリング剤によって施工することにより、ガラス12を框体11に固定する。シーリング剤を硬化させた後、障子1を開いた状態で下がり止め部材3を取り外し、建て付けの調整等を行う。
下がり止め部材3を下枠2bから取り外す手順は、図6に従って説明する。まず、垂下片24の下端との当接部を支点として、支持部31を起こすように室内側から室外側へ垂直方向に回動させる。バネ部32bは屈曲変形し、図6(b)の状態において、当接部32cは室内側が下段22の上面から離れる。さらに、支持部31を捻るように水平方向へ回動させると、係止部32aが見込方向へ開くように変形するとともにバネ部32bが屈曲変形し、図6(c)に示すように、係止部32aが垂下片24から外れ、取付部32が溝部23内から外れる。
このように構成した本発明のサッシによれば、下がり止め部材3を下枠2bに取り付けて障子1を支持することにより、ガラス12の養生中に障子1の垂れ下がりを防止する。
すなわち、ガラス12と框体11との間をシーリング剤によって施工している間に、ガラス12の荷重によって下框の長手方向中央部が下方へ撓むことを防ぐ。
高さ調節部31aを下がり止め部材3の上部へ、又は、高さ調節部材4を障子1の下面へ取り付けることによって、下がり止め部材3と障子1との間の高さを調節できるので、枠体2と障子1間の寸法の異なる様々なサッシへ下がり止め部材3を適用できる。
下がり止め部材3は、支持部31の下面を下枠2bの上段21上面に沿わせるとともに、当接部32cを下段22上面に沿わせながら、下がり止め部材3を室外側から室内側へ平行移動させることにより、容易に取り付けできる。
下がり止め部材3を下枠2bへ取り付けた状態において、係止部32aは垂下片24によって係止されるとともに、バネ部32bは溝部23内に嵌まり込む。バネ部32bが溝部23内で上下方向への付勢力を備え、上方の係止部32aと下方の当接部32cとが溝部23内で突っ張ることにより、下がり止め部材3は下枠2bに取り付けられた場所から位置ずれせず、室内側から室外側へ力を加えても脱落しない。また、下がり止め部材3は、まず支持部31を起こすように室内側から室外側へ垂直方向に回動させ、さらに支持部31を捻るように水平方向へ回動させて取り外すため、障子を開いた際に予期せず脱落することがない。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。突き出し窓に限らず、例えば、滑り出し窓や、開き窓等、下枠と障子との間に隙間を有する種々のサッシに適用され得るものである。下がり止め部材の高さ調節部に設けた係合部と基部に設けた被係合部は、高さ調節部を係脱できるものであれば上記実施形態の形状に限定されず、係合部及び被係合部並びに切断部を設ける位置も限定されることはない。そして、下枠に取り付ける下がり止め部材の数は、一つに限定されることはなく、サッシの大きさや形状によって複数個取り付けてもよい。
1 障子
11 框体
12 ガラス
2 枠体
2a 上枠
2b 下枠
2c 縦枠
21 上段
22 下段
23 溝部
24 垂下片
3 下がり止め部材
31 支持部
32 取付部
32a 係止部
32b バネ部
32c 当接部
32d 垂下部

Claims (1)

  1. 障子と、下枠と、下がり止め部材とを備え、障子は、框体とガラスとからなり、下枠は、上面に、上段及び下段と、上段の室外側端部から延びる垂下片と、上段と下段の間で見込方向に開口する溝部を形成してあり、下がり止め部材は、障子の支持部と、取付部とを備え、取付部は、係止部とバネ部とを有しており、係止部を垂下片に係止するとともにバネ部を溝部内に嵌め込んで下枠に下がり止め部材を取り付ける工程と、ガラスを框体の内周に固定する工程と、下がり止め部材を取り外す工程とを備えることを特徴とするサッシの製造方法。
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