JP6799227B2 - 回収可能なカッター駆動ユニットを有するシールド掘進機 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド掘進機における回収可能なカッター駆動ユニットに関する。
シールド掘進機は、シールドジャッキを伸長させることにより前進させ、前方に設けられた回転カッターにより、地山を掘削しトンネルを構築する。シールド掘進機は、回転カッターの後方に隔壁を備えており、この隔壁によってシールド掘進機内への切羽からの土砂や地下水の浸入を防いでいる。回転カッターは、駆動装置によって回転駆動される。
シールド工法を用いたトンネル工事において、全体に占めるシールド掘進機のコストの割合が比較的高く、シールド掘進機のコストを下げることは、全体工事費の削減効果が大きい。よって、昨今のシールド工法においては、シールド掘進機の再利用を図ることでシールド掘進機のコストを下げることが行われている。シールド掘進機の再利用には、シールド掘進機すべてを再利用する方法と部分的に再利用する方法とがある。
シールド掘進機をすべて再利用する方法では、到達立坑等において、シールド掘進機をそのまま回収するかまたは分割して回収する。一方、到達立坑等においてシールド掘進機をすべて回収できない場合には、部分的に回収される。部分的に回収する方法は、スキンプレート等を地中に残置して他の部品を回収する方法が採用される。このような回収する従来技術1としては、図9に示す特許文献1のようなものがある。
図9(A)に示すように、このシールド掘進機100は、外筒体101にシールドジャッキ102が設けられ、カッタヘッド103が前方に設けられている。外筒体101には、外筒部130が設けられ、外筒部130の内側には内筒部140が設けられている。外筒部130および内筒部140は共に隔壁を有している。内筒部140は、外筒部130に対して後方に移動可能に設けられている。内筒部140は、カッタヘッド103と、回転中心軸104と、駆動モータ108、小歯車109、内歯車110、軸受け120等の駆動装置を備えている。カッタヘッド103の外周部には、伸縮する外側スポーク片103aが設けられている。
部品を回収する際には、図9(B)に示すように、到達立坑Tに到達した後に外側スポーク片103aを縮めた後に、内筒部140をシールド掘進機100の後方へ移動する。そして、内筒部140に備えられた部品を回収し、再利用することができる。この従来技術1では、到達立坑Tが必要となるが、立坑を設置するのは、工期やコストに負担が生じる。特に、高水圧下や大深度ではその負担は大きい。
到達立坑を利用しない従来技術2としては、図10に示すようなものがある。
図10(A)に示すように、このシールド掘進機200は、スキンプレート201、シールドジャッキ202、回転カッター203、センターシャフト204を備えている。隔壁は、開口部を有する外周隔壁205と、当該開口部を塞ぐ内周隔壁206とで構成され、外周隔壁205の後面に内周隔壁206をボルト207で固定するように構成されている。内周隔壁206には土水圧が作用するため、ボルト207は外周隔壁205の切羽側から固定されている。
内周隔壁206を含む駆動装置フレームには、センターシャフト軸受けシール211、センターシャフト軸受け212が設けられ、センターシャフト204が回転可能に支持されている。また、駆動装置フレームには、駆動モータ208、駆動ギヤ209が設けられ、センターシャフト204に設けられた回転カッターリングギヤ210を回転させる。
部品を回収する際には、図10(B)に示すように、回転カッター203の外側、外周隔壁205および内周隔壁206の外側に地盤改良Gを施し、外周隔壁205および内周隔壁206の外側のチャンバ内に空間を設ける。センターシャフト204を前後に分割できるように切断する。そして、外周隔壁205と内周隔壁206とを固定しているボルト207を取り外して、駆動装置フレームをシールド掘進機後方へ移動させて、駆動装置フレームに備えられた部品を回収し、再利用する。この従来技術2には、地盤改良Gが必要となり、従来技術1と同様に工期やコストに負担が生じる。また、センターシャフト204を切断するため、その周辺部分も含め再利用ができない。
地盤改良を利用しない従来技術3としては、図11に示す特許文献2のようなものがある。
図11(A)に示すように、このシールド掘進機300は、スキンプレート301、推進ジャッキ302、カッタ板303、回転支持部材304、隔壁305を備えている。回転支持部材304は、カッタ板303の背面中央部に前端が固着されるとともにシールド軸方向後方に向って開口している中空の形状であって、その後端部は、出力回転部材310の前面側に、ボルト307aで前方から止められている。隔壁305は、その中心円形孔に軸受部312を有し、回転支持部材304を回転可能に支持する。
隔壁305の後面側には、回転駆動部のフレーム306がボルト307bによって後方から取り付けられている。回転駆動部のフレーム306は、駆動モータ308、歯車309を有する。また、回転駆動部のフレーム306の内筒体306aには、歯車309の回転を回転支持部材304に伝達する出力回転部材310が設けられている。
部品を回収する際には、図11(B)に示すように、回転支持部材304と出力回転部材310とを固定するボルト307aと、隔壁305と回転駆動部のフレーム306とを固定するボルト307bとを取り外して、回転駆動部のフレーム306をシールド掘進機の後方へ移動させ、回転駆動部のフレーム306に備えられた部品を回収する。この従来技術3では、到達立坑や地盤改良を必要とはしない。
特開2005−133468号公報 特開2013−002117号公報
従来技術3では、部品を回収する際には、カッタ板303のセンターシャフトである回転支持部材304と出力回転部材310とを固定するボルト307aを取り外すときに、回転駆動部のフレーム306の内筒体306aの内部に作業員が入って作業をする必要がある。この作業は、難易度も危険性も高い作業となる。
また、ボルト307aの取り外す作業に回転駆動部のフレーム306の内筒体306aの内部に作業員が入るので、センターシャフトである回転支持部材304もそのスペースを確保するために、比較的大きくしなければならない。そのため、カッタ板303と隔壁305との間のチャンバ内の空間が狭くなる等し、掘削した土砂の流動性が低下してしまう。
さらに、センターシャフトである回転支持部材304を隔壁305から取り外すと土砂が流入するため、センターシャフトを回収することはできない。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を鑑みて、到達立坑や地盤改良が不要であって、回転カッターの駆動装置の回収が簡単に行え、チャンバ内の土砂の流動性を確保できるとともに、センターシャフトが回収可能なシールド掘進機を提供することである。
本願請求項1に係る発明は、回転カッターと、センターシャフトと、隔壁と、駆動源からの駆動力を前記センターシャフトに伝達する駆動ユニットと、を備えたシールド掘進機であって、前記センターシャフトは、前記回転カッターを備えるとともに前記隔壁に回転可能に止水され支持されるカッター側センターシャフトと、前記駆動ユニットに回転可能に軸受けされる駆動側センターシャフトと、を備えており、前記駆動ユニットが前記駆動側センターシャフトを軸受けしたまま前記隔壁の後側に着脱可能に設けられており、前記カッター側センターシャフトと前記駆動側センターシャフトとは着脱自在に嵌合接続されていることを特徴とするシールド掘進機である。
本願請求項2に係る発明は、前記カッター側センターシャフトまたは前記駆動側センターシャフトは、接続される他方のシャフト側に開口した有底筒形状の凹部を備えており、前記カッター側センターシャフトまたは前記駆動側センターシャフトは、接続される他方のシャフト側に突出した形状の凸部を備えており、前記凹部と前記凸部とが着脱自在に嵌合接続されていることを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機である。
本願請求項3に係る発明は、前記凹部の内周面と前記凸部の外周面とは、キー接合されていることを特徴とする請求項2に記載のシールド掘進機である。
本願請求項4に係る発明は、前記凹部の内周面と前記凸部の外周面とは、前記凹部の開口方向に向って開いたテーパー形状となっていることを特徴とするに請求項2または請求項3に記載のシールド掘進機である。
本願請求項5に係る発明は、前記駆動側センターシャフトは、流体通路を備え、前記流体通路の一端は、前記カッター側センターシャフトとの嵌合接続された部分に開口していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機である。
本願請求項6に係る発明は、前記駆動ユニットは、固定部材によって前記隔壁のシールド軸方向後方側に着脱自在に取り付けられており、前記隔壁には、シールド軸方向前方側には開口せずシールド軸方向後方側に開口した前記固定部材が固定される孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機である。
本願請求項7に係る発明は、前記隔壁のシールド軸方向後方側にスペーサが設けられ前記隔壁と前記駆動ユニットとの間に空間を有しており、前記スペーサに前記孔が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のシールド掘進機である。
本願請求項8に係る発明は、前記隔壁は、前方に突出した隔壁筒部を有し、前記駆動ユニットは、前方に突出した部分を有し、前記隔壁筒部の内周に、前記前方に突出した部分が入ることが可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機である。
請求項1からに係る構成により、到達立坑や地盤改良が不要であって、回転カッターの駆動装置の回収が簡単に行え、チャンバ内の土砂の流動性を確保できるとともに、センターシャフトが回収可能なシールド掘進機を実現できる。
本発明の実施の形態におけるシールド掘進機の説明図である。 本発明の実施の形態におけるシールド掘進機の詳細図である。 本発明の実施の形態におけるシールド掘進機の後面図および図1におけるY1部分拡大図である。 本発明の実施の形態におけるシールド掘進機の図1におけるX1部分拡大図およびI−I断面図である。 本発明の実施の形態におけるシールド掘進機の駆動ユニットを回収する説明図である。 本発明の他の実施の形態におけるシールド掘進機の説明図である。 本発明の他の実施の形態におけるシールド掘進機の図6におけるY2およびX2部分拡大図である。 本発明の他の実施の形態におけるシールド掘進機の説明図およびZ部分拡大図である。 従来技術の駆動装置を回収する説明図である。 従来技術の駆動装置を回収する説明図である。 従来技術の駆動装置を回収する説明図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態について図面の図1乃至図5と共に説明する。なお、本発明は、実施形態に限定されないことはいうまでもない。
図1(A)に示すように、シールド掘進機Aは、スキンプレート1、シールドジャッキ2、回転カッター3、中折ジャッキ4、隔壁5、駆動ユニット10とを有している。回転カッター3の後方であって隔壁5の前方がチャンバ20となる。6は、スキンプレート1で囲まれた内部に組み立てられたセグメントである。
シールド掘進機Aは、密閉型の泥土圧式シールド掘進機であり、隔壁5の下部の開口部にスクリューコンベア7を備えている。
シールド掘進機Aは、回転カッター3を回転させ地山を掘削し、チャンバ20に掘削した土砂を貯留してスクリューコンベア7によって排出する。
回転カッター3は、センターシャフト方式である。センターシャフトは、駆動力を回転カッター3に伝達して回転させる。
センターシャフトは、回転カッター3を備えるカッター側センターシャフト31と、駆動ユニット10に備えられる駆動側センターシャフト13とを備える。
カッター側センターシャフト31は、有底筒形状であって、カッター側センターシャフト31のシールド軸方向後方側に開口したカッター側センターシャフト凹部31aを有する。また、外周にカッタースポークまたはカッター面板、前方にビットを有することで、回転カッター3を備えている。カッター側センターシャフト31は、隔壁5に回転可能に支持されている。
駆動側センターシャフト13は、隔壁5の後面に着脱自在に取り付けられた駆動ユニット10に回転可能に支持されている。
カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13とは、着脱自在に嵌合されている。よって、図1(B)に示すように、駆動ユニット10を隔壁5から取り外して後方に移動させると、駆動側センターシャフト13がカッター側センターシャフト31から分離できるようになっている。
図2は、隔壁5から取り外された駆動ユニット10を示す図である。
駆動ユニット10は、ユニットフレーム11、駆動モータ12、ユニットフレーム固定部材14、駆動ギヤ15、伝達ギヤ16、駆動側センターシャフト軸受17、駆動側センターシャフト軸受シール18とを備える。
ユニットフレーム11には、駆動源である駆動モータ12が取付けられている。図3(A)に示すように、駆動モータ12は、駆動側センターシャフト13の周囲に6個取り付けられている。この駆動モータ12が回転カッター3を回転させる駆動力の駆動源である。駆動ギヤ15は、駆動モータ12の出力軸に取り付けられている。
伝達ギヤ16は、駆動側センターシャフト13に取り付けられて駆動側センターシャフト13と一体に回転するもので、駆動ギヤ15と噛合っている。駆動側センターシャフト軸受17は、ユニットフレーム11に設けられ、駆動側センターシャフト13を回転可能に支持するものである。駆動側センターシャフト軸受17には、ベアリング等が内蔵されている。駆動側センターシャフト軸受シール18は、駆動側センターシャフト13の外周面に接しており、前方から駆動側センターシャフト軸受17側に土水が浸入するのを防止する。
駆動モータ12が駆動して、駆動ギヤ15が回転して、伝達ギヤ16を回転させることで、駆動側センターシャフト13が回転する。
駆動側センターシャフト13の駆動側センターシャフト軸受シール18と接している部分より前部は、シールド軸方向前方側に凸形状に突出した駆動側センターシャフト凸部13aとなっている。駆動側センターシャフト凸部13aは、カッター側センターシャフト31のシールド軸方向後方側に開口したカッター側センターシャフト凹部31aに嵌合する。駆動側センターシャフト凸部13aの外周面には、シールド軸方向に突条13a1が設けられている。
具体的なカッター側センターシャフト凹部31aとの嵌合構造の詳細は、後述する。
ユニットフレーム固定部材14は、ユニットフレーム11を隔壁5に着脱自在に取り付けるものである。図2および図3(B)に示すように、ユニットフレーム固定部材14は、ボルトであって、ユニットフレーム11の隔壁5に接するプレートに設けられたボルト挿通孔を介して隔壁5に設けられたボルト孔5aに螺合されることで、ユニットフレーム11を隔壁5に着脱自在に固定する。
ボルト孔5aは、図2および図3(B)に示すように、有底形状となっている。これは、ユニットフレーム固定部材14が取り外された際に、隔壁5の開口となってしまうと、チャンバ20の土砂水がシールド掘進機内に浸入するからである。この場合、ボルト孔5aの底部から隔壁5のチャンバ20側面までの距離が、土水圧に対して十分に対向できるような隔壁5の板厚としている。
図3(A)は、駆動ユニット10が、隔壁5に取り付けられた状態のシールド掘進機Aの後面図である。ユニットフレーム固定部材14は、ユニットフレーム11の外周を取り囲むように設置される。
駆動ユニット10の最外周を構成するユニットフレーム11は、シールドジャッキ2や中折ジャッキ4、スクリューコンベア7の開口部より内側に設けられている。このため、駆動ユニット10を隔壁5から取り外し後方に移動させる際に、シールドジャッキ2や中折ジャッキ4を取り外さずに作業を行うことも可能となっている。
図4(A)は、図1におけるX1部分の拡大図である。
隔壁5の中心部には、前方に突出した隔壁筒部5bが設けられている。隔壁筒部5bの内周には、ユニットフレーム11の前方に突出した部分が接する。このようにすることで、隔壁5に駆動ユニット10を取り付ける際の位置決めとしても機能する。この接する部分をテーパー形状とするとさらに位置決め機能は向上する。
隔壁筒部5bの前方には、止水リング9が止水リング押さえ部材5cによって押さえられ、止水リング固定部材5dによって取り付けられている。止水リング9は鋼製等であり、カッター側センターシャフト31の外周面周方向に設けられた止水リング溝31bに係合する。止水リング溝31b内には、シリコンや液状パッキン等が充填され、止水リング9と止水リング溝31bとの間がシールされている。
また、隔壁筒部5bおよび止水リング押さえ部材5cの内周面周方向には、シール溝5eがそれぞれ2条ずつ設けられており、シール8がカッター側センターシャフト31の外周面に接している。シール8は、全部で4条設けられている。
このような構造により、カッター側センターシャフト31は、隔壁5に回転可能に支持されることとなり、チャンバ20内からシールド掘進機A内に土水が浸入しない。
なお、本実施の形態では、上記止水リング9に係る構造によりカッター側センターシャフト31を隔壁5に回転可能に支持するようにしたが、駆動側センターシャフト13のようにベアリング等が内蔵される他の軸受構造としても良い。この部分は、回収することを想定しておらず再利用しないので、費用対効果を検討して適宜設定する。
図4(B)は、X1部分におけるI−I断面図である。止水リング9は、上下方向に2分割されており、止水リング固定部材5dを通す貫通孔9aが設けられている。2分割にすることで、カッター側センターシャフト31の止水リング溝31bに取り付けることが可能となる。
図1(A)、図1(B)、図4(A)、図4(B)に示すように、カッター側センターシャフト凹部31aには、駆動側センターシャフト凸部13aが嵌合する。駆動側センターシャフト13の回転力をカッター側センターシャフト31に伝達するような嵌合が行われている。
具体的には、図4(B)に示すように、カッター側センターシャフト凹部31aの周面には、シールド軸方向に沿ってキー溝31a1が二つ対向して設けられている。また、駆動側センターシャフト凸部13aの周面には、シールド軸方向に沿って突条13a1がキー溝31a1に対応して二つ設けられている。この突条13a1がキー溝31a1に係合し、キー接合することで、回転力が伝達される。
なお、本実施の形態では、二つのキー接合で構成されているが、これに限らない。また、キー接合に限られず、回転力を伝達するものであれば良い。例えば、カッター側センターシャフト凹部31aと駆動側センターシャフト凸部13aとの断面形状を円形ではなく、三角形、矩形または多角形として嵌合させて係合して接続するものでも良い。
本実施の形態の駆動ユニット10の回収方法を、図5とともに以下に説明する。
シールド掘進機Aが目的の地点に到達すると、駆動ユニット10の回収作業を開始する。
スクリューコンベア7が取り付けられる隔壁5の開口部を図示されないシャッタで閉じる。その後にスクリューコンベア7を取り外す。
そして、ユニットフレーム固定部材14をボルト孔5aから取り外して、隔壁5から駆動ユニット10を後方に移動させて分離させる。この移動と同時にカッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続が解除される。
駆動ユニット10は、前方回収台車19aおよび後方回収台車19bとに乗せられてトンネル後方に搬送されることで回収される。前方回収台車19aおよび後方回収台車19bは、ユニットフレーム11の下部に設けられたユニットフレーム固定部材14が貫通される開口部を用いてボルトによって固定されている。
ボルト孔5aからユニットフレーム固定部材14が取り外された際に、ボルト孔5aは有底形状であるので、隔壁5には開口されずチャンバ20内の土水がシールド掘進機A内に浸入することがない。
また、カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続が解除されても、カッター側センターシャフト31は隔壁5側に残り、両者の間は止水されているので、チャンバ20内の土水がシールド掘進機内に浸入することがない。
よって、地盤改良や到達立坑を必要とすることなく、シールド掘進機の駆動ユニット10を回収することが可能となる。
また、回転カッター3に設けられるカッター側センターシャフト31と、回収する駆動ユニット10に設けられる駆動側センターシャフト13とをボルト接合を必要としない着脱可能な嵌合接続としたので、ボルトを外すスペースをセンターシャフトに設ける必要がない。このため、センターシャフトを大きくする必要がなく、チャンバ20内の土砂の流動に対して流動性を低下させることがない。
さらに、駆動ユニット10の隔壁5からの回収作業において、ユニットフレーム固定部材14のボルトを取り外す作業は、シールド掘進機A内部から行えるため、安全で効率的に行うことができる。
そして、駆動ユニット10とともにセンターシャフトの一部である駆動側センターシャフト13までも回収して、再利用することができる。
なお、必要に応じて、シールドジャッキ2および中折ジャッキ4も回収しても良い。本実施の形態では、シールドジャッキ2および中折ジャッキ4を残したまま、先に駆動ユニット10を取り外すことが可能であるが、シールドジャッキ2および中折ジャッキ4を先に取り外した後に、駆動ユニット10を取り外しても良い。
回収した部品を再利用して、再利用可能な部品を除いたシールド掘進機を新たに製作することで、新たに製作するシールド掘進機のコストを抑制することができる。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態を図6及び図7と共に説明する。なお、第1の実施形態と同様の事項については説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態のシールド掘進機Bは、図6(A)に示すように、隔壁5と、駆動ユニット10のユニットフレーム11とが空間Sを一部に介在するようにして設けられている。空間Sを介在させることで、隔壁5から駆動ユニット10を取り外す際に、隔壁5にユニットフレーム11が貼り付いてしまい取り外すことが困難とすることを防止することができる。
また、この空間Sにジャッキ等を設置して、その力により隔壁5とユニットフレーム11と分離するようにすれば、隔壁5から駆動ユニット10を取り外す作業をさらに効率的に行うことができる。
空間Sを設けるためには、以下のように構成される。
図6、図7(A)に示すように、隔壁5の後面にはボルト孔51aを有するスペーサ51が設けられている。スペーサ51のボルト孔51aに、ユニットフレーム固定部材14が螺合され、駆動ユニット10のユニットフレーム11が取り付けられる。よって、スペーサ51が隔壁5と駆動ユニット10のユニットフレーム11との間に介在し、空間Sが形成される。
また、隔壁5の後面に設けるスペーサ51にボルト孔51aを設けることで、隔壁5にはボルト孔が設けられない。よって、隔壁5に作用する土水圧に関して、ボルト孔によって肉厚が薄くなる部分を考慮せずに、隔壁5の肉厚を一様に設定することができる。そのため、隔壁5にボルト孔5aを設ける第1の実施形態よりも、隔壁5の部材厚さを薄くすることができる。
第2の実施形態は、図6、図7(B)に示すように、第1の実施形態の隔壁筒部5bが第1隔壁筒部5b1と第2隔壁筒部5b2とに分割した部材で構成されている。そして、両者は、隔壁筒部固定部材5b3であるボルトで固定されている。
このように構成すると、隔壁5とカッター側センターシャフト31との取り付けの際の施工性が向上する。例えば、止水リング9、止水リング押さえ部材5cおよび第2隔壁筒部5b2を止水リング固定部材5dで一体として、カッター側センターシャフト31に取り付けておき、その後に隔壁5の第1隔壁筒部5b1に、カッター側センターシャフト31に取り付けられた第2隔壁筒部5b2を隔壁筒部固定部材5b3によって取り付ける方法である。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態を図8と共に説明する。なお、第1乃至第2の実施形態と同様の事項については説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第3の実施形態のシールド掘進機Cは、カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続をより簡単に解除するため、カッター側センターシャフト凹部31aの底部と、駆動側センターシャフト凸部13aの先端部とを油圧により離間させるものである。
図8(A)に示すように、駆動側センターシャフト13の中心には流体通路13bが設けられている。流体通路13bは、後端で開口しており、流体供給口13cとなっている。図8(B)は、図8(A)におけるZ部分の部分拡大図である。図8(B)に示すように、流体通路13bに一端は、駆動側センターシャフト凸部13aの先端部に開口している。
カッター側センターシャフト凹部31aの内周面31a2の周方向には、油圧用シール溝31cが形成されており、油圧用シール61が駆動側センターシャフト凸部13aの外周面13a2の周方向に接して設けられている。
そして、流体供給口13cから流体通路13bに油圧オイルを供給していき油圧をかけると、図8(B)に示すように、カッター側センターシャフト凹部31aの底面と、駆動側センターシャフト凸部13aの先端部との間に油圧オイル60が充填され、駆動側センターシャフト凸部13aの先端部が、シールド軸方向後方に向かって移動する。
これは、カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続の解除における初期の段階で非常に有効であるが、それだけでなく、油圧用シール61を設置する位置をさらに後方に配置するなどして、さらに後の駆動側センターシャフト13の移動工程に利用しても良い。
また、図示は省略するが、駆動側センターシャフト凸部13aの外周面13a2の周方向に油圧用シール溝を形成し、油圧用シールをカッター側センターシャフト凹部31aの内周面31a2に接して設けるようにしても良い。この場合、再利用される駆動側センターシャフト13側に油圧用シール溝および油圧用シールを設けるので、コストを抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態では、カッター側センターシャフト凹部31aの内周面31a2と、駆動側センターシャフト凸部13aの外周面13a2とは、カッター側センターシャフト凹部31aの開口方向であるシールド軸方向後方に開く向きのテーパー形状として嵌合接続するように構成されている。このため、カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続をより簡単に解除することができる。
このテーパー形状の構成によって、カッター側センターシャフト31が設けられた隔壁5に、駆動側センターシャフト13が設けられた駆動ユニット10を取り付ける際の作業も、効率的に行うことができる。この作業の際のカッター側センターシャフト凹部31aと駆動側センターシャフト凸部13aとの嵌合作業が、隔壁5と駆動ユニット10のユニットフレーム11との位置決めになるからである。
なお、本実施形態ではカッター側センターシャフト凹部31aの内周面31a2に設けられるキー溝31a1、および駆動側センターシャフト凸部13aの外周面13a2に設けられる突条13a1は、図示を省略している。
〔その他の変形例〕
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
本実施の形態では、本実施形態では、密閉型の泥土圧式シールド掘進機で説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、泥水式シールド掘進機等にも適用可能であることはいうまでもない。
本実施の形態では、カッター側センターシャフト31と駆動側センターシャフト13との嵌合接続について、カッター側センターシャフト31にカッター側センターシャフト凹部31aを、駆動側センターシャフト13に駆動側センターシャフト凸部13aを設けた。しかし、これには限られず、カッター側センターシャフト31に凸部、駆動側センターシャフト13に凹部を設ける構成であっても良い。
いずれの実施形態における各技術的事項を他の実施形態に適用して実施例としても良い。
例えば、第3の実施形態におけるカッター側センターシャフト凹部31aの底部と、駆動側センターシャフト凸部13aの先端部とを油圧により離間させる構成やカッター側センターシャフト凹部31aの内周面31a2と駆動側センターシャフト凸部13aの外周面13a2との嵌合接続に係るテーパー形状の構成のそれぞれを、単独あるいは併用して、第1の実施形態や第2の実施形態に適用する実施例である。
本発明は、特に以下のような工事において、その効果が発揮される。
都市部の高速道路のランプ部を構築するような工事では、大規模な地下空間を構成するために、開削工事は採用され難く、地下空間の外殻の構築にシールドトンネルを複数並列して施工する方法が採用される。これらの複数並列したシールドトンネルは、その規模によって数十台の複数の同径のシールド掘進機が採用される。これらのシールドトンネルの本数分だけ、シールド掘進機を製作すれば、大きなコストを要することになる。よって、シールド掘進機をできるだけ再利用して、コストを抑制することが要求される。
特に、都市部では、地上の作業面積を確保が困難なことが多く、到達立抗を設けることや到達した部分を地盤改良することが困難な場合が多い。このような工事においては、本発明を適用すれば、シールドトンネルの本数だけ製作するシールド掘進機は、スキンプレート1、回転カッター3、カッター側センターシャフト31および隔壁5だけであり、コスト削減の効果は大きい。また、駆動ユニット10や駆動側センターシャフト13の回収作業も安全で早く行うことができる。
1 スキンプレート
2 シールドジャッキ
3 回転カッター
4 中折ジャッキ
5 隔壁
6 セグメント
7 スクリューコンベア
8 シール
9 止水リング
10 駆動ユニット
11 ユニットフレーム
12 駆動モータ
13 駆動側センターシャフト
13a 駆動側センターシャフト凸部
13a1 突条
13b 流体通路
13c 流体供給口
14 ユニットフレーム固定部材
15 駆動ギヤ
16 伝達ギヤ
17 駆動側センターシャフト軸受
18 駆動側センターシャフト軸受シール
19a 前方回収台車
19b 後方回収台車
20 チャンバ
31 カッター側センターシャフト
31a カッター側センターシャフト凹部
31a1 キー溝
31b 止水リング溝
51 スペーサ
60 油圧オイル
61 油圧用シール
A、B、C シールド掘進機
S 空間

Claims (8)

  1. 回転カッターと、センターシャフトと、隔壁と、駆動源からの駆動力を前記センターシャフトに伝達する駆動ユニットと、を備えたシールド掘進機であって、
    前記センターシャフトは、前記回転カッターを備えるとともに前記隔壁に回転可能に止水され支持されるカッター側センターシャフトと、前記駆動ユニットに回転可能に軸受けされる駆動側センターシャフトと、を備えており、
    前記駆動ユニットが前記駆動側センターシャフトを軸受けしたまま前記隔壁の後側に着脱可能に設けられており、
    前記カッター側センターシャフトと前記駆動側センターシャフトとは着脱自在に嵌合接続されている
    ことを特徴とするシールド掘進機。
  2. 前記カッター側センターシャフトまたは前記駆動側センターシャフトは、接続される他方のシャフト側に開口した有底筒形状の凹部を備えており、
    前記カッター側センターシャフトまたは前記駆動側センターシャフトは、接続される他方のシャフト側に突出した形状の凸部を備えており、
    前記凹部と前記凸部とが着脱自在に嵌合接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。
  3. 前記凹部の内周面と前記凸部の外周面とは、キー接合されていることを特徴とするに請求項2に記載のシールド掘進機。
  4. 前記凹部の内周面と前記凸部の外周面とは、前記凹部の開口方向に向って開いたテーパー形状となっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシールド掘進機。
  5. 前記駆動側センターシャフトは、流体通路を備え、
    前記流体通路の一端は、前記カッター側センターシャフトとの嵌合接続された部分に開口していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機。
  6. 前記駆動ユニットは、固定部材によって前記隔壁のシールド軸方向後方側に着脱自在に取り付けられており、
    前記隔壁には、シールド軸方向前方側には開口せずシールド軸方向後方側に開口した前記固定部材が固定される孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機。
  7. 前記隔壁のシールド軸方向後方側にスペーサが設けられ前記隔壁と前記駆動ユニットとの間に空間を有しており、
    前記スペーサに前記孔が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のシールド掘進機。
  8. 前記隔壁は、前方に突出した隔壁筒部を有し、
    前記駆動ユニットは、前方に突出した部分を有し、
    前記隔壁筒部の内周に、前記前方に突出した部分が入ることが可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載のシールド掘進機。
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