JP6798666B2 - 熱交換器及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器及び熱交換器の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は熱交換器及び熱交換器の製造方法に関し、特に簡便に製造可能な熱交換器及び熱交換器の製造方法に関する。
冷凍機を構成する蒸発器あるいは凝縮器として、シェルアンドチューブ型熱交換器が用いられるものがある。このような熱交換器として、断面形状が上下に長いほぼ長方形で上下に2分割された缶胴の内部下方に分布板を設け、その上方に伝熱管群を管支持板を介して取り付け、缶胴の内部上方にエリミネータが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特公平4−54868号公報
特許文献1に記載された熱交換器は、缶胴の上下を分離して、下方の缶胴に分布板及び管支持板を取り付け、上方の缶胴にエリミネータを取り付けてから、上下の缶胴を組み合わせることになるため、製造に工数がかかる。
本発明は上述の課題に鑑み、簡便に製造可能な熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る熱交換器は、例えば図1に示すように、第1の流体F1を内部に流す伝熱管11と;伝熱管11の複数本を支持する伝熱管支持部材12と;伝熱管支持部材12の複数を連結する形鋼13と;伝熱管11、伝熱管支持部材12、及び形鋼13を収容すると共に、第2の流体F2を内部に流す、一体に形成された缶胴19とを備える。ここで、一体に形成された缶胴は、典型的には、缶胴の軸線に平行な面で分割されないことを意味している。
このように構成すると、形鋼に連結された伝熱管支持部材をユニットとして、一体に形成された缶胴に収容することが可能となり、製造工程を削減することが可能になって、簡便に製造することができる。また、伝熱管支持部材の複数を連結する形鋼を備えるので伝熱管支持部材の揺れを抑制して伝熱管を適切に支持することができると共に、缶胴が一体に形成されているので流体の漏洩を抑制することができて、信頼性を向上させることができる。
また、本発明の第2の態様に係る熱交換器は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係る熱交換器10Eにおいて、伝熱管支持部材12は、直線状に延びる上辺12tと、上辺12tに対向して直線状に延びる下辺12sとを有する板状に形成され;形鋼13は、上辺12tの両端及び下辺12sの両端にそれぞれ設けられた4つを含んで構成されている。
このように構成すると、板状の伝熱管支持部材を支持する構成の強度の向上と形鋼の必要本数とのバランスを図ることができる。
また、本発明の第3の態様に係る熱交換器は、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様に係る熱交換器10Eにおいて、上辺12tの両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼13が平鋼13fであり、下辺12sの両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼13が山形鋼13aである。
このように構成すると、板状の伝熱管支持部材を支持する構成の強度を向上させることができると共に、平鋼を基準材とすることで伝熱管支持部材の位置決めを簡便に行うことができる。
また、本発明の第4の態様に係る熱交換器は、例えば図1及び図2に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第3の態様のいずれか1つの態様に係る熱交換器10Eにおいて、缶胴19の内部に、第2の流体F2を貯留する貯留部10rが形成され;貯留部10rの第2の流体F2を、伝熱管11に接触する前に通過させる多孔板14を備え;多孔板14は形鋼13に支持されて構成されている。
このように構成すると、多孔板を備えるので第2の流体を複数の伝熱管に均等に分配することが可能になると共に、多孔板及び伝熱管支持部材の支持を共通の形鋼で行うことができて構成を簡便にすることができる。
また、本発明の第5の態様に係る熱交換器は、例えば図1及び図2に示すように、上記本発明の第4の態様に係る熱交換器10Eにおいて、貯留部10rに設けられた流れ調整部材15であって、第2の流体F2を缶胴19の軸線が延びる方向に通過させる通過孔15hが形成された流れ調整部材15を備え;流れ調整部材15は、缶胴19の軸線が延びる方向に直交し多孔板14に平行な幅方向Wの中央部に通過孔15hが形成された第1の流れ調整部材15A(例えば図3参照)、及び幅方向Wの両端部に通過孔15hが形成された第2の流れ調整部材15B(例えば図3参照)の少なくとも一方を含んで構成されている。
このように構成すると、第2の流体を多孔板の広範囲に分配することができる。
また、本発明の第6の態様に係る熱交換器は、例えば図6に示すように、上記本発明の第2の態様に係る熱交換器10Cにおいて、下辺12sの両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼13が平鋼13fであり、上辺12tの両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼13が山形鋼13aである。
このように構成すると、板状の伝熱管支持部材を支持する構成の強度を向上させることができると共に、平鋼を基準材とすることで伝熱管支持部材の位置決めを簡便に行うことができる。
また、本発明の第7の態様に係る熱交換器は、例えば図6及び図7に示すように、上記本発明の第1の態様、第2の態様又は第6の態様に係る熱交換器10Cにおいて、缶胴19は、第2の流体F2を導入する導入口10pが形成され;導入口10pから導入された第2の流体F2を衝突させるバッフル板16を備え;バッフル板16は、導入口10pと伝熱管支持部材12との間に設けられると共に、形鋼13に支持されて構成されている。
このように構成すると、導入口から導入された第2の流体が直接伝熱管に接触することを回避することができて伝熱管が損傷することを回避することができると共に、バッフル板の支持を共通の形鋼で行うことができて構成を簡便にすることができる。
また、本発明の第8の態様に係る熱交換器は、例えば図6及び図7に示すように、上記本発明の第7の態様に係る熱交換器10Cにおいて、缶胴19内の気体を缶胴19の外に抽出する抽気管17を備え;抽気管17は、バッフル板16に取り付けられて構成されている。
このように構成すると、バッフル板を抽気管の支持部材として用いることができて構成を簡便にすることができる。
上記目的を達成するために、本発明の第9の態様に係る熱交換器の製造方法は、例えば図1及び図4を参照して示すと、伝熱管11の内部を流れる第1の流体F1と、缶胴19の内部で伝熱管11の外側を流れる第2の流体F2と、の間で熱交換を行わせる熱交換器10Eを製造する方法であって;伝熱管11の複数本を支持する伝熱管支持部材12の複数個を、形鋼13に固定する伝熱管支持部材固定工程(S3)と;複数の伝熱管支持部材12が固定された形鋼13を、一体に形成された缶胴19の内部に収容する収容工程(S6)と;缶胴19の内部に収容された、伝熱管支持部材12が固定された形鋼13を、缶胴19に固定する形鋼固定工程(S7)と;形鋼固定工程(S7)の後、伝熱管支持部材12に複数形成された伝熱管挿通孔12hに複数本の伝熱管11を挿通する伝熱管敷設工程(S8)とを備える。
このように構成すると、伝熱管支持部材が固定された形鋼をまとめて、一体に形成された缶胴に収容するので、簡便に製造することができる。
また、本発明の第10の態様に係る熱交換器の製造方法は、例えば図1及び図4を参照して示すと、上記本発明の第9の態様に係る熱交換器の製造方法において、伝熱管支持部材固定工程(S3)の前に、形鋼13としての平鋼13fに、伝熱管支持部材12の直線状に延びる辺12tを接触させて位置決めを行う位置決め工程(S2)を備える。
このように構成すると、平鋼に対する伝熱管支持部材の水平・垂直出しを簡便に行うことができる。
本発明によれば、形鋼に連結された伝熱管支持部材をユニットとして、一体に形成された缶胴に収容することが可能となり、簡便に製造することができる。
本発明の実施の形態に係る熱交換器の軸直角断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の平面断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器が備える調整板の正面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の製造手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の製造途中の一部状況を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る熱交換器の軸直角断面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る熱交換器の平面断面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る熱交換器の製造途中の一部状況を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器を備える冷凍機の模式的系統図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態に係る熱交換器10Eを説明する。図1は、熱交換器10Eの軸直角断面図である。図2は、熱交換器10Eの平面断面図である。熱交換器10Eは、シェルアンドチューブ型熱交換器であり、典型的には、冷凍機の冷水と冷媒との熱交換が行われる蒸発器に適用することができる。熱交換器10Eは、第1の流体F1(以下「第1流体F1」という。)を内部に流す伝熱管11と、伝熱管11を支持する伝熱管支持部材としての支持板12と、支持板12の複数を連結する形鋼13と、多孔板14と、流れ調整部材としての調整板15と、これらを収容すると共に第2の流体F2(以下「第2流体F2」という。)を内部に流す缶胴19とを備えている。
伝熱管11は、典型的には直管の銅管が用いられるが、内部に流す第1流体F1及び外部を流れる第2流体F2の種類に応じて、腐食性、熱伝達性能、強度等を考慮して、銅以外の材料が用いられてもよい。伝熱管11は、複数本が、それぞれ平行になるように配置されている。なお、伝熱管11は、図1では、一部を省略して示しており、実際には、支持板12の面全体にわたって配列されている。また、図2では、伝熱管11以外の構成部材の配置の理解の容易のために伝熱管11の図示を省略している。
支持板12は、板状の部材が加工されて形成されている。支持板12の輪郭は、上辺12t及び下辺12sが直線状に延びている。上辺12tと下辺12sとは、平行になっている。上辺12tは、概ね缶胴19の内径と同じ長さに形成されている。下辺12sは、上辺12tよりも短く形成されている(図1参照)。上辺12tと下辺12sとの間となる一対の支持板12の輪郭は、缶胴19の軸直角断面における内側の輪郭に沿った形状となっている。支持板12は、面内に、伝熱管11が通る伝熱管挿通孔としての挿通孔12hが形成されている。挿通孔12hは、図1では伝熱管11と重なっているが、伝熱管11を外すと現れる。挿通孔12hは、第1流体F1と第2流体F2との交換熱量を考慮して設定された所定の間隔で、複数が配列されるように形成されている。支持板12は、典型的には金属で形成されている。支持板12は、複数枚が設けられている(図2参照)。
形鋼13は、支持板12に対して、上辺12tの両側と、下辺12sの両側とに、合計4つ設けられている。上辺12tの両側の形鋼13には、いわゆるフラットバーと称される平鋼13fが用いられている。下辺12sの両側の形鋼13には、いわゆるアングルと称される山形鋼13aが用いられている。形鋼13は、鉄鋼材料で形成されている。形鋼13は、伝熱管11と平行に延びるように配設されている。各形鋼13には、複数の支持板12が、伝熱管11の支持に適した間隔をあけて固定されている(図2参照)。各形鋼13には、複数の支持板12が、対応する位置で固定されている。形鋼13と支持板12とは、溶接で接合されている。
多孔板14は、典型的にはパンチングメタルが用いられている(図2参照)。図2では、多孔板14の小孔は、便宜上一部省略しているが、実際は全面にある。多孔板14は、長方形に形成されており、幅方向Wが概ね支持板12の下辺12sと同じ長さで、長手方向Lが概ね缶胴19と同じ長さに形成されている。多孔板14は、面が伝熱管11と平行に延びるような向きで、2本の山形鋼13aに取り付けられている。多孔板14と缶胴19との間には空間が形成されており、この空間は第2流体F2が貯留される貯留部10rとなっている。貯留部10rに貯留される第2流体F2は、典型的には、液体、又は一部に気体を含む液体である。貯留部10rには、調整板15が設けられている。調整板15は、貯留部10rを仕切る、板状に形成された部材である。調整板15は、多孔板14に取り付けられている。支持板12と形鋼13とが固定されたものに、多孔板14及び調整板15が取り付けられたものを、内部ユニット18ということとする。調整板15は、第2流体F2が通過する通過孔15hが形成された位置が異なる2種類が存在する。
図3(A)は第1調整板15Aの正面図、図3(B)は第2調整板15Bの正面図である。第1調整板15Aは、多孔板14(図1及び図2参照)に接続される辺である接続辺15jの反対側の、缶胴19に沿う辺の中央部に通過孔15hが形成されている。第2調整板15Bは、接続辺15jの反対側の辺の両側に通過孔15hが形成されている。これにより、第2調整板15Bは、2つの通過孔15hの間に、缶胴19の側に突出した突出部15pが形成されることとなる。
再び図1及び図2に戻って熱交換器10Eの構成の説明を続ける。缶胴19は、典型的には鋼管が用いられている。缶胴19は、半割等で分割できるようには構成されておらず、一体に形成されている。したがって、缶胴19の内部に収容される支持板12や多孔板14等は、缶胴19を構成する鋼管の端部開口から入れられる。缶胴19は、熱交換器10Eが適用される冷凍機の大きさに応じて、人間が中に入ることができる大きさの場合もあり、人間が中に入ることができない大きさの場合もある。缶胴19は、第2流体F2が流入する流入口10fが下部(典型的には底部)に形成されており、第2流体F2が流出する流出口10hが上部(典型的には頂部)に形成されている。なお鋼管は、シームレス鋼管であれば長手方向に継ぎ目は1本もなく、溶接鋼管であっても長手方向に継ぎ目は1本のみである。
次に図4を併せて参照して、熱交換器10Eを製造する手順を説明する。以下の説明で熱交換器10Eの構成に言及しているときは、適宜図1乃至図3を参照することとする。熱交換器10Eの製造を開始するのに際し、まず、2本の平鋼13fを作業床(不図示)に載置する(S1)。作業床(不図示)は、製造する熱交換器10Eの大きさに応じて、部屋(工場)の床でもよく、作業台(テーブル、定盤)の面でもよい。2本の平鋼13fを作業床(不図示)に載置したら、複数の支持板12を、位置を合わせて平鋼13fに設置する(位置決め工程:S2)。このとき、支持板12の上辺12tを下向きにして、2本の平鋼13fのそれぞれに、上辺12tの両端がそれぞれ接するように、位置を合わせる。この作業は、作業床(不図示)に載置された平鋼13fに対して、立てた支持板12を合わせるものであるため、正確な位置合わせを安定して行うことができる。支持板12は、複数が、適宜間隔を空けて設置される。
平鋼13fに対して支持板12の位置を合わせたら、支持板12を平鋼13fに固定すると共に、2本の山形鋼13aをそれぞれ支持板12の下辺12sの両端に配置して固定する(伝熱管支持部材固定工程:S3)。平鋼13f及び山形鋼13aと支持板12との固定は、典型的には溶接で行われる。このとき、広い空間で溶接を行うことができるので、作業効率の低下を抑制することができ、固定位置合わせの精度を向上させることができる。平鋼13f及び山形鋼13aと支持板12とを固定したら、これに多孔板14を取り付ける(S4)。多孔板14は、支持板12に固定された2本の山形鋼13aに載置され、多孔板14と山形鋼13aとの接触部分を適宜溶接することで、山形鋼13aに固定される。多孔板14を取り付けたら、多孔板14の面に調整板15を取り付ける(S5)。調整板15は、多孔板14の、山形鋼13aに固定された面の反対側の面に取り付けられる。調整板15は、山形鋼13aが延びる方向に、適宜間隔を空けて、第1調整板15Aと第2調整板15Bとが交互に取り付けられる。このようにして、平鋼13f及び山形鋼13aと支持板12とが固定されたものに、多孔板14及び調整板15が取り付けられて、内部ユニット18ができる。
内部ユニット18ができたら、内部ユニット18を缶胴19の内部に収容する(収容工程:S6)。内部ユニット18は、図5の概略斜視図に示すように、缶胴19を構成する鋼管の両端に形成された開口の一方から入れる。なお、図5では、概略構成を示す便宜上、内部ユニット18における多孔板14及び調整板15の図示を省略している。内部ユニット18を缶胴19の内部に収容したら、平鋼13f及び/又は山形鋼13aを缶胴19の内面に溶接することで、内部ユニット18を缶胴19に固定する(形鋼固定工程:S7)。次いで、支持板12に形成された各挿通孔12hに、伝熱管11を挿通する(伝熱管敷設工程:S8)。このようにして熱交換器10Eが製造される。なお、支持板12に挿通された各伝熱管11の末端は、管板(不図示)に形成された孔に通された後に管板の外側で拡径され、缶胴19の両端の開口は、後に管板によって塞がれる。
上述のように構成された熱交換器10Eは、冷凍機の蒸発器に適用された場合、以下のように作用する。各伝熱管11の内部には、第1流体F1(典型的には冷水)が流れている。他方、缶胴19内の下部には、缶胴19を構成する鋼管の一端付近に形成された流入口10fから液体の第2流体F2(典型的には、冷媒の、気体を一部に含む気体含有液体)が流入し、他端に向かって貯留部10rを流れる。このとき、貯留部10rを流れる第2流体F2は、第1調整板15Aの通過孔15hと第2調整板15Bの通過孔15hとを交互に通過するので、貯留部10rの幅方向W(第2流体F2が流れる方向に対して平面上で直交する方向)に広がり、多孔板14の下方の広範囲に広がることとなる。貯留部10rに広がった第2流体F2は、多孔板14を通過して缶胴19内を上昇する。このとき、第2流体F2は、多孔板14を通過して拡散した後に複数の伝熱管11の間を流れるので、第2流体F2と伝熱管11外表面との接触面積を増やすことができる。複数の伝熱管11の間を流れる第2流体F2は、上昇する過程において液体分が随時蒸発し、第2流体F2が蒸発する際に必要な潜熱を、伝熱管11内を流れる第1流体F1から奪うことによって、伝熱管11内を流れる第1流体F1は冷やされる。第1流体F1との熱交換によって蒸発した第2流体F2は、気体の第2流体F2(典型的には冷媒の蒸気)となり、缶胴19の上部に収集された後、缶胴19の上部(典型的には頂部)に形成された流出口10hから缶胴19の外に流出する。
次に図6及び図7を参照して、本発明の実施の形態の変形例に係る熱交換器10Cを説明する。図6は、熱交換器10Cの軸直角断面図である。図7は、熱交換器10Cの平面断面図である。熱交換器10Cは、シェルアンドチューブ型熱交換器であり、典型的には、冷凍機の冷却水と冷媒との熱交換が行われる凝縮器に適用することができる。図6においても伝熱管11の一部を省略して示しており(実際には支持板12の面全体にわたって配列されている)、図7では伝熱管11の図示を省略している。熱交換器10Cは、熱交換器10E(図1及び図2参照)と比較して、主に以下の点が異なっている。熱交換器10Cは、熱交換器10E(図1及び図2参照)が備えていた多孔板14(図1及び図2参照)及び調整板15(図1及び図2参照)を備えていない。また、熱交換器10Cは、支持板12の上辺12tの両端に山形鋼13aが設けられ、下辺12sの両端に平鋼13fが設けられている点で、熱交換器10Eと異なっている。熱交換器10Cは、缶胴19の上部(典型的には頂部)に、第2流体F2を導入する導入口10pが形成されており、缶胴19の下部(典型的には底部)に、第2流体F2を導出する導出口10qが形成されている。また、熱交換器10Cは、2本の山形鋼13aにまたがって載置されたバッフル板16が設けられている。バッフル板16は、缶胴19の長手方向の長さ全体にわたって設けられているのではなく、導入口10pの下方周辺に設けられている。導入口10pの下方周辺とは、導入口10pから流入した第2流体F2が直接伝熱管11に衝突することを防ぐことができる範囲である。なお、図7に想像線(二点鎖線)で示す導入口10pは、上方(紙面に対して垂直上方)にあるものを投影したものである。また、熱交換器10Cは、缶胴19内の気体を缶胴19の外に導く抽気管17が設けられている。抽気管17は、支持板12とバッフル板16との間で伝熱管11と平行に延びるように配設されている。熱交換器10Cでは、支持板12と形鋼13とが固定されたものに、バッフル板16及び抽気管17が取り付けられたものを、内部ユニット18Aということとする。内部ユニット18Aは、熱交換器10Eの内部ユニット18(図1及び図2参照)に対応する。熱交換器10Cの上記以外の構成は、熱交換器10E(図1参照)と同様である。
上述のように構成された熱交換器10Cを製造する手順は、以下に指摘する点を除き、図4に示す熱交換器10E(図1及び図2参照)を製造する手順と概ね同じである。熱交換器10Cの製造においては、2本の平鋼13fを作業床(不図示)に載置し(S1)、その後の位置決め工程(S2)において、支持板12の下辺12sを下向きにして、2本の平鋼13fのそれぞれに、下辺12sの両端がそれぞれ接するように、位置を合わせる。伝熱管支持部材固定工程(S3)においては、支持板12を平鋼13fに固定すると共に、2本の山形鋼13aをそれぞれ支持板12の上辺12tの両端に配置して固定する。そして、熱交換器10Cの製造においては、図4に示す多孔板14の取り付け(S4)に代えてバッフル板16を取り付け、調整板15の取り付け(S5)に代えて抽気管17を取り付ける。その後の収容工程(S6)、形鋼固定工程(S7)、伝熱管敷設工程(S8)は、熱交換器10E(図1参照)の製造と同様である。なお、収容工程(S6)の様子を、図8の概略斜視図に示している。
上述のように構成された熱交換器10Cは、冷凍機の凝縮器に適用された場合、以下のように作用する。各伝熱管11の内部には、第1流体F1(典型的には冷却水)が流れている。他方、缶胴19の内部には、導入口10pから気体の第2流体F2(典型的には冷媒の蒸気)が流入する。缶胴19内に流入した第2流体F2は、バッフル板16に衝突して拡散する。拡散した第2流体F2は、複数の伝熱管11の間を通過し、このとき、伝熱管11内を流れる第1流体F1によって冷やされて凝縮する。第2流体F2が凝縮する際に放出する凝縮熱を、伝熱管11内を流れる第1流体F1が奪うことで、第1流体F1の温度は上昇する。第1流体F1との熱交換によって凝縮した第2流体F2は、液体の第2流体F2(典型的には冷媒の液)となり、缶胴19の下部に収集された後、缶胴19の下部(典型的には底部)に形成された導出口10qから缶胴19の外に流出する。
次に図9を参照して、上述した熱交換器10E、10Cを備える冷凍機100を説明する。図9は、冷凍機100の模式的系統図である。冷凍機100は、ターボ冷凍機として構成されていて、熱交換器10Eを蒸発器として用いており、熱交換器10Cを凝縮器として用いている。以降、冷凍機100の説明において、両者の区別を容易にするため、熱交換器10Eを「蒸発器10E」といい、熱交換器10Cを「凝縮器10C」ということとする。また、冷凍機100では、蒸発器10Eに出入りする第1流体F1が冷水で、凝縮器10Cに出入りする第1流体F1が冷却水であって、目的が異なる流体となるので、両者の区別を容易にするため、蒸発器10Eに出入りする第1流体F1を「冷水C」といい、凝縮器10Cに出入りする第1流体F1を「冷却水D」ということとする。なお、第2流体F2は、蒸発器10E及び凝縮器10Cを循環するため両者で同じ流体となるが、説明の便宜上「冷媒R」ということとする。
冷凍機100は、蒸発器10E及び凝縮器10Cのほか、冷媒Rを圧縮するターボ圧縮機20と、冷媒Rを減圧する膨張機構30とを備えている。膨張機構30には、膨張弁やオリフィス等が用いられる。ターボ圧縮機20の吐出側と凝縮器10Cの導入口10pとは、冷媒配管51で接続されている。凝縮器10Cの導出口10qと蒸発器10Eの流入口10fとは、冷媒配管52で接続されている。冷媒配管52には、膨張機構30が配設されている。蒸発器10Eの流出口10hとターボ圧縮機20の吸い込み側とは、冷媒配管53で接続されている。このように構成された冷凍機100では、ターボ圧縮機20で冷媒Rの蒸気が圧縮され、圧縮された冷媒Rの蒸気は、冷媒配管51を介して凝縮器10Cに導入される。凝縮器10Cに導入された冷媒Rの蒸気は、前述のように、冷却水Dによって冷やされて凝縮し、冷媒Rの液体となる。凝縮器10Cで液体となった冷媒Rは、冷媒配管52を流れ、途中、膨張機構30を通過して減圧し、一部が蒸発した気体含有液体となって蒸発器10Eに流入する。蒸発器10Eに流入した冷媒Rの気体含有液体は、前述のように、冷水Cが保有する熱で蒸発し、逆に冷媒Rの蒸発潜熱を奪われた冷水Cは温度が低下する。このように、冷水Cは冷凍機100において冷却される。蒸発器10Eで冷水Cの熱を奪って蒸発した冷媒Rの蒸気は、冷媒配管53を流れてターボ圧縮機20に戻り、再び圧縮され、以下、上述の作用を繰り返す。
以上の説明では、伝熱管支持部材が平板状に形成された支持板12であるとしたが、ブロック状に形成された部材等、平板状以外の部材であってもよい。また、以上の説明では、流れ調整部材が平板状に形成された調整板15であるとしたが、ブロック状に形成された部材等、平板状以外の部材であってもよい。
以上の説明では、支持板12の上辺12t及び下辺12sがそれぞれ直線状に延びるように形成されているとしたが、上辺12t及び/又は下辺12sが曲線状や凹凸がある等、直線状以外の形状に形成されていてもよい。しかしながら、直線状に形成されていると、支持板12の製造が簡便になると共に、形鋼13との接続が良好になるため好ましい。
以上の説明では、形鋼13が4つ設けられているとしたが、強度を勘案して、3つ、2つ、あるいは1つ設けられていてもよく、5つ以上設けられていてもよい。しかしながら、形鋼13を4つ設ける(形鋼13の設置個数が4である)こととすると、内部ユニット18、18Aを缶胴19に収納する際及び缶胴19内における支持板12の固定の強度を確保できると共に、熱交換器10E、10Cの重量を軽減することのバランスを取ることができるため、好ましい。
以上の説明では、缶胴19として鋼管が用いられているとしたが、軸直角断面が四角形や六角形等の多角形に形成された筒状の一体に形成された部材であってもよい。
10C、10E 熱交換器
10p 導入口
10r 貯留部
11 伝熱管
12 支持板
12t 上辺
12s 下辺
13 形鋼
13f 平鋼
13a 山形鋼
14 多孔板
15 調整板
15h 通過孔
16 バッフル板
17 抽気管
19 缶胴
F1 第1流体
F2 第2流体

Claims (7)

  1. 第1の流体を内部に流す伝熱管と;
    前記伝熱管の複数本を支持する伝熱管支持部材と;
    前記伝熱管支持部材の複数を連結する形鋼と;
    前記伝熱管、前記伝熱管支持部材、及び前記形鋼を収容すると共に、第2の流体を内部に流す、一体に形成された缶胴とを備え;
    前記伝熱管支持部材は、直線状に延びる上辺と、前記上辺に対向して直線状に延びる下辺とを有する板状に形成され;
    前記形鋼は、前記上辺の両端及び前記下辺の両端にそれぞれ設けられた4つを含んで構成され;
    前記上辺の両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼が平鋼であり、前記下辺の両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼が山形鋼である;
    熱交換器。
  2. 前記缶胴の内部に、前記第2の流体を貯留する貯留部が形成され;
    前記貯留部の前記第2の流体を、前記伝熱管に接触する前に通過させる多孔板を備え;
    前記多孔板は前記形鋼に支持されて構成された;
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記貯留部に設けられた流れ調整部材であって、前記第2の流体を前記缶胴の軸線が延びる方向に通過させる通過孔が形成された流れ調整部材を備え;
    前記流れ調整部材は、前記缶胴の軸線が延びる方向に直交し前記多孔板に平行な方向を幅方向としたときに、前記幅方向の中央部に前記通過孔が形成された第1の流れ調整部材及び前記幅方向の両端部に前記通過孔が形成された第2の流れ調整部材の少なくとも一方を含んで構成された;
    請求項に記載の熱交換器。
  4. 第1の流体を内部に流す伝熱管と;
    前記伝熱管の複数本を支持する伝熱管支持部材と;
    前記伝熱管支持部材の複数を連結する形鋼と;
    前記伝熱管、前記伝熱管支持部材、及び前記形鋼を収容すると共に、第2の流体を内部に流す、一体に形成された缶胴とを備え;
    前記伝熱管支持部材は、直線状に延びる上辺と、前記上辺に対向して直線状に延びる下辺とを有する板状に形成され;
    前記形鋼は、前記上辺の両端及び前記下辺の両端にそれぞれ設けられた4つを含んで構成され;
    前記下辺の両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼が平鋼であり、前記上辺の両端にそれぞれ設けられた2つの形鋼が山形鋼である;
    熱交換器。
  5. 前記缶胴は、前記第2の流体を導入する導入口が形成され;
    前記導入口から導入された前記第2の流体を衝突させるバッフル板を備え;
    前記バッフル板は、前記導入口と前記伝熱管支持部材との間に設けられると共に、前記形鋼に支持されて構成された;
    請求項に記載の熱交換器。
  6. 前記缶胴内の気体を前記缶胴の外に抽出する抽気管を備え;
    前記抽気管は、前記バッフル板に取り付けられて構成された;
    請求項に記載の熱交換器。
  7. 伝熱管の内部を流れる第1の流体と、缶胴の内部で前記伝熱管の外側を流れる第2の流体と、の間で熱交換を行わせる熱交換器を製造する方法であって;
    前記伝熱管の複数本を支持する伝熱管支持部材の複数個を、形鋼に固定する伝熱管支持部材固定工程と;
    複数の前記伝熱管支持部材が固定された前記形鋼を、一体に形成された前記缶胴の内部に収容する収容工程と;
    前記缶胴の内部に収容された、前記伝熱管支持部材が固定された前記形鋼を、前記缶胴に固定する形鋼固定工程と;
    前記形鋼固定工程の後、前記伝熱管支持部材に複数形成された伝熱管挿通孔に複数本の前記伝熱管を挿通する伝熱管敷設工程と;
    前記伝熱管支持部材固定工程の前に、前記形鋼としての平鋼に、前記伝熱管支持部材の直線状に延びる辺を接触させて位置決めを行う位置決め工程を備える;
    熱交換器の製造方法。
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