JP6797402B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本開示は、椅子に関する。
椅子の脚部が床面を傷つけてしまうことを防止したり、椅子の移動時の引き摺り音を低減したりする目的で、従来から脚部の底に脚端部を設けた椅子が知られている。このような椅子としては、例えば引用文献1には、スチール製のパイプにより形成された脚部に合成樹脂で構成された脚端部を設けたものが開示されている。
特開2010−005285号公報
特許文献1に記載される椅子では、スチール製のパイプの下方に脚端部を設けているため、脚端部がパイプから下方に大きく飛び出した形状となっており、椅子の美観が損なわれてしまうおそれがあった。
本開示の目的は、椅子の美観が低下してしまうことを抑制する技術を提案することである。
本開示の一態様は、椅子であって、着座面を有する座体と、上記座体を支持する脚部と、を有する。上記脚部は、少なくとも外観が柱状の部材により形成され、当該椅子が設置される床面に沿って配置される柱状部と、上記柱状部に取り付けられ、上記床面に当接する脚端部と、を備える。上記柱状部は、当該柱状部におけるその周囲の部分よりも上記床面から離れる方向に凹んだ凹部を有しており、上記脚端部は、少なくとも一部が上記凹部に収められた状態で上記柱状部に取り付けられる。
このように構成された椅子では、脚端部の一部が柱状部の有する凹部に収められた状態となるため、柱状部における凹部が形成されていない部分を基準としたときに、脚端部が柱状部から突出する突出量が小さくなる。よって、脚端部が柱状部から大きく突出することが抑制でき、美観の低下を抑制することができる。
上述した椅子において、上記凹部は、底面と、上記底面から立設する壁面と、を有しており、上記脚端部は、上記凹部の底面に当接した状態で上記柱状部に取り付けられていてもよい。
このように構成された椅子では、脚端部が凹部の底面に当接することで、柱状部に取り付けられた脚端部のがたつきを抑制し、椅子の安定性を向上させることができる。
また上述した椅子において、上記脚端部は、上記柱状部における上記凹部以外の外周面と当接する当接面を有していてもよい。
このように構成された椅子では、脚端部が当接面にて柱状部に当接することで、柱状部に取り付けられた脚端部のがたつきを抑制し、椅子の安定性を向上させることができる。
実施形態の椅子を示す図であって、図1Aが側面図であり、図1Bが正面図であり、図1Cが背面図であり、図1Dが平面図であり、図1Eが図1AのIE−IE断面図である。 座板及びフレームワークを示す斜視図である。 座板及びフレームワークを示す斜視図である。 座板がフレームワークに取り付けられた状態を示す斜視図である。 椅子の側面図である。 図1AのVI−VI断面図である。 図1AのVII−VII断面図である。 脚端部を示す斜視図である。 下柱に設けられた凹部を示す斜視図である。 図1AのX−X断面図である。 図11A〜図11Cが、複合部の変形例を示す図である。 複合部の変形例を示す図である。 複合部の変形例を示す図である。 脚端部の変形例を示す図である。
以下に本開示の実施形態を図面と共に説明する。
[1.実施形態]
[1−1.全体構成]
図1に示されるように、椅子1は、座板11、背板13、フレームワーク15、脚端部17、などを有する。
なお、本実施形態においては、前後、左右、上下などの方向を用いて各部の構成を説明する場合があるが、それらの方向は説明の便宜上用いているに過ぎず、本開示の実施の態様について何ら限定するものではない。上述した方向は、理解を容易にする目的で、着席者が椅子1に正常に着席したときの着席者を基準とした方向としている。
椅子1は、前後及び上下に拡がる平面を基準として、左右に対称形である。椅子1においては、フレームワーク15の一部と座板11によって座体21を構成し、フレームワーク15の一部と背板13とによって背凭れ23を構成する。以下に、フレームワーク15と、座体21及び背凭れ23の構成を説明する。
[1−2.フレームワーク15]
図2〜図4に示されるように、フレームワーク15は、円筒状の、即ち管状の金属パイプを屈曲及び溶接して形成された左右一対のパイプ体31と、パイプ体31を連結する棒状の前側連結部32及び後側連結部33と、一対のパイプ体31の間に取り付けられた座板受け部34と、を有している。
パイプ体31は、前柱41、後柱42、下柱43、上柱44を有する。
前柱41は、パイプ体31の前部に位置しており、上下方向に長さを有している。
後柱42は、パイプ体31の後部に位置しており、上下方向に長さを有している。また後柱42の上部には、薄肉部61が形成されている。
薄肉部61は、後柱42における薄肉部61の外側に位置する部分、即ち後柱42における薄肉部61よりも下方の部分よりも厚みが薄く形成されている。
下柱43は、パイプ体31の下部に位置しており、前柱41の下端と後柱42の下端とを連結している。下柱43は、外観が柱状の部材であって、椅子1が設置される床面に沿って配置される。外観が柱状の部材とは、内部が中空であるか否かを問わない部材という意味であり、本実施形態では中空である。
この下柱43は、下側の面において、その周囲の部分よりも床面から離れる方向、即ち上側に向かって凹んだ2つの凹部52及び凹部53を有している。これら凹部52および凹部53は、前後方向に間隔を空けて形成されている。
上柱44は、パイプ体31の上部に位置しており、前柱41の上端と、後柱42の上下中央よりもやや上部側と、を連結している。前柱41と上柱44は金属パイプを屈曲した屈曲部46を介して屈曲して連接されている。また上柱44の後端部は後側連結部33と溶接により連接されている。この上柱44は、前方側の厚肉部62と、後方側の薄肉部63とを有している。
厚肉部62は、パイプ体31における他の部分と同じ直径を有している。一方、薄肉部63は、上側の面において、下側に凹む凹部54が形成されており、それにより厚肉部62よりも厚みが薄く形成されている。なお、厚肉部62は、上柱44における薄肉部63の外側に位置する部分であると言える。なお、ここでいう外側とは、上柱44の長さ方向に関する外側を意味する。また、後述する座体21の外周に沿った方向に関する外側とも言うことができる。
前側連結部32は、左右のパイプ体31それぞれの前柱41同士を連結している。また後側連結部33は、左右のパイプ体31それぞれの後柱42同士を連結している。
座板受け部34は、周囲に曲げ加工が為された板状の部材である。座板受け部34は、左右一対の上柱44に沿って配置される左右一対の側方部55と、一対の側方部55の前端同士を繋ぐ前方部56と、を有している。
図3に示されるように、左右一対の側方部55それぞれには前後に間隔を空けた3箇所に貫通穴57が形成されている。また、座板11の裏面にも、貫通穴57に対応する位置にネジ穴58が形成されている。図6に示されるように、ネジ65を、貫通穴57を通してネジ穴58に螺合することにより、座板11はフレームワーク15に固定される。
[1−3.座体21及び背凭れ23]
座体21は、座板11と、座板受け部34と、上柱44と、を含む。また座体21は、着座面22を有している。
座板11は、全体として略矩形の板状であり、前方の部分が、下方に緩やかに曲がった曲面となっている。
図2、図4などに示されるように、座板11の左右方向の幅は、左右の両方の側面における前方寄りに形成された段差部47を境に、後方が広く、前方が狭く形成されている。段差部47は、左右側方から見ると、上側ほど前方に突出するように傾斜している。座板11の左右の外縁部分のうち、段差部47よりも前方を第1外縁部48とし、後方を第2外縁部49とする。
座板11がフレームワーク15に固定された状態では、第2外縁部49は薄肉部63と上下に重なるように配置され、座体複合部71を構成する。座体複合部71の詳細については後述する。
背凭れ23は、図5に示されるように、薄肉部61と、背板13と、を含む。背板13がフレームワーク15に固定された状態では、図7に示されるように、の左右方向の背板13端部74と薄肉部61とは前後に重なるように配置され、背凭れ複合部73を構成する。背凭れ複合部73の詳細については後述する。
座体21及び背凭れ23は、いずれも、着席者を支持する。座体21は、前柱41、後柱42、及び下柱43によって支持されている。
[1−4.座体21の座体複合部71]
図5及び図6に示されるように、座体21は、その外周の左右両側面の一部において座体複合部71を有している。
座体複合部71は、上柱44の一部である薄肉部63と、座板11の一部である第2外縁部49と、を含み、薄肉部63と第2外縁部49とが、座体21の厚さ方向、即ち本実施形態においては略上下方向に並べて配置されている。
座体複合部71において、薄肉部63は、上述した凹部54を有することによって、厚肉部62と比較して、座体21の厚さ方向の厚みが薄くなっている。また薄肉部63は、薄肉部63と並べて配置される第2外縁部49の存在する側が凹んだ形状である。
第2外縁部49は、薄肉部63よりも着席者の着席する側に配置されている。
このように構成された座体複合部71は、薄肉部63と第2外縁部49による厚さが、厚肉部62の直径とほぼ同じ厚さになっている。また図6に示されるように、座体複合部71の断面を前方から見ると、第2外縁部49の左右外側の端部は上側が丸みをおびている。よって、下側が丸みをおびた薄肉部63と重なることで、前後に伸びる円柱状の表面を構成する。
即ち、座体複合部71は、座板11と上柱44の2つの部材が重なっているものの、そのうちの一方である上柱44の厚肉部62と同様の厚さに収まり、またその表面も厚肉部62のように円柱状となったことにより、座体複合部71の一部が厚肉部62や屈曲部46、前柱41など同様の円柱状に形成されたことによる高い美観を有するものとなっている。
また、座板11が上柱44よりも上側に配置されていることから、座体21の左右方向の両端まで座体11が広がることとなり、着席者が違和感を受けることなく着席可能な範囲を広くすることができる。
また上柱44のうち、厚肉部62は、座体21の外周に配置され、薄肉部63よりも厚く、かつ、第2外縁部49と座体21の厚さ方向に並ばない位置に配置される。
[1−5.背凭れ23の背凭れ複合部73]
図5及び図7に示されるように、背凭れ23は、その外周の左右両側面の一部において背凭れ複合部73を有している。
背凭れ複合部73は、後柱42の一部である薄肉部61と、背板13の一部である端部74と、を含み、薄肉部61と端部74とが、背凭れ23の厚さ方向、即ち本実施形態においては略前後方向に並べて配置されている。
背凭れ複合部73において、薄肉部61は、後柱42における薄肉部61の外側部分と比較して、背凭れ23の厚さ方向の厚みが薄くなっている。また薄肉部61は、薄肉部61と並べて配置される端部74の存在する側が凹んだ形状である。端部74は、薄肉部61よりも着席者の着席する側に配置されている。
このように構成された背凭れ複合部73は、薄肉部61と端部74による厚さが、後柱42の直径とほぼ同じ厚さになっている。また図7に示されるように、背凭れ複合部73の断面を上方から見ると、端部74の左右外側の前側の端部が丸みをおびている。よって、後側が丸みをおびた薄肉部61と重なることで、上下に伸びる円柱状の表面を構成する。
即ち、背凭れ複合部73は、背板13と後柱42の2つの部材が重なっているものの、そのうちの一方である後柱42と同様の厚さに収まり、またその表面も後柱42のように円柱状となったことにより、背凭れ複合部73の一部がその下部の後柱42と同様の円柱状に形成されたことによる高い美観を有するものとなっている。
また、背板13が薄肉部61よりも上側に配置されていることから、背凭れ23の左右方向の両端まで背板13が広がることとなり、着席者に対して違和感を与えずに後方から支持可能な範囲を広くすることができる。
[1−6.脚端部17及び下柱43]
図8に示されるように、脚端部17は、前後方向に長さを有する柱状体81を備えている。柱状体81の側面のうち、上側の面が平面82となっている。平面82の中央部には、柱状体81の裏側に向かう貫通穴83が形成されている。柱状体81における前後の両端部の上側は、前後の先端側ほど下方向へ向かうように傾斜する傾斜面84となっている。
下柱43に形成された凹部52は、図9に示されるように、凹部52の奥側の底に位置する平面である底面91と、底面91の前後両端から立設する傾斜面である壁面92とを有している。底面91の中央部には、ネジ穴93が形成されている。なお、ここで言う底面とは、凹部の奥に位置する面であって、椅子1を基準とすると上側に位置する面である。
脚端部17が凹部52に取り付けられた状態において、平面82は底面91と当接し、傾斜面84は壁面92と当接する。このように、脚端部17は凹部52と複数の面で当接する。
また図10に示されるように、柱状体81における平面82の反対側の面である下端面86には、溝85が形成されている。下端面86は、床面に当接する面である。溝85は貫通穴83に繋がっており、溝85の側からネジ95を挿入してネジ穴93に螺合させることで、脚端部17が下柱43に取り付けられる。このとき、脚端部17は、少なくとも一部が凹部52に収められた状態で下柱43に取り付けられる。
なお、凹部52と凹部53とは同一の形状であり、それらに取り付けられる複数の脚端部17も同一の形状である。
[1−7.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)椅子1では、脚端部17の一部が下柱43の有する凹部52、凹部53に収められた状態となる。よって、下柱43における凹部が形成されていない部分を基準としたときに、脚端部17が下柱43から突出する突出量が小さくなる。よって、脚端部17が柱状部から大きく突出することが抑制でき、美観の低下を抑制することができる。
(1b)椅子1では、脚端部17の平面82が凹部52及び凹部53の底面91と当接し、傾斜面84が壁面92と当接している。よって、下柱43に取り付けられた脚端部17のがたつきを抑制し、椅子1の安定性を向上させることができる。
[1−8.対応関係]
本実施形態においては、前柱41、後柱42、及び下柱43が本開示の脚部の一例であり、下柱43が本開示の柱状部の一例である。
[2.その他の実施形態]
以上本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(2a)上記実施形態では、座体複合部71及び背凭れ複合部73(以下、これらを合わせて単に複合部とも記載する)は、それぞれフレームワーク15の一部をその構成要素としている例を示した。しかしながら複合部は、フレームワーク15の一部を含まず、フレームワーク15以外の構成要素によって構成されていてもよい。複合部を構成するフレームワーク15以外の構成要素としては特に制限されるものではないが、椅子としての機能を発揮するために用いられる構成要素でなく、美観のための構成要素であってもよい。
(2b)上記実施形態では、座体21及び背凭れ23のそれぞれに複合部を有する構成を例示したが、いずれか一方にのみ複合部を有していてもよい。また複合部の形成される位置は、座体21や背凭れ23の外周の少なくとも一部であればよいが、外周の全部であってもよい。
(2c)上記実施形態では、複合部は、薄肉部61又は薄肉部63を含む一方で、それらよりも厚さの大きい厚肉部62などの部分を含まない構成を例示した。しかしながら、例えば、図11Aに示される座体複合部101のように、上柱44の上に重なる座板11の側面部103が、薄肉部63のみでなく、厚肉部62の上にも配置されるように構成されていてもよい。即ち複合部は薄肉部以外の部分を有していてもよい。
なお図11Aでは、上柱44の上に重なる部分のみを側面部103として図示しており、上柱44と重ならない部分については図示を省略している。以下の変形例においても同様である。
また、図11Bに示される座体複合部105のように、座板11の側面部107が薄肉部63全体を覆っておらず、薄肉部63の一部が座体複合部105の構成として含まれないものであってもよい。
(2d)上記実施形態では、座体21は、座体複合部71の外部、より詳細には座体21の外周に沿う方向の外部に、薄肉部63よりも厚みの大きい厚肉部62が非複合部として設けられる構成を例示したが、非複合部を有していない構成であってもよい。例えば、図11Cに示される座体複合部111のように、座板11の側面部113が厚肉部62及び薄肉部63を全て覆う構成とすれば、非複合部が存在しなくなる。
(2e)上記実施形態では、薄肉部61及び薄肉部63は、座板11や背板13が配置される方の側が凹んだ形状である構成を例示したが、それとは反対の側が凹む構成であってもよい。例えば図12に示される座体複合部121のように、側面部123が、薄肉部125における凹部が形成される側とは反対の側に配置される構成であってもよい。
(2f)上記実施形態では、上柱44において厚肉部62の後方の部分は全て薄肉部63として形成されている構成を例示したが、図13に示される座体複合部131のように、薄肉部132の前方に厚肉部133が設けられ、薄肉部132の後方に厚肉部134が設けられる構成であってもよい。また、薄肉部の後方にのみ厚肉部が設けられる構成であってもよい。
また厚肉部133と厚肉部134の厚さは同一でなくともよい。例えば、薄肉部132と側面部135とを重ねた厚さと比較して、薄肉部132は薄く、厚肉部134は厚く構成することが考えられる。
(2g)上記実施形態では、脚端部17は凹部52及び凹部53を構成する面とのみ接触する構成を例示した。しかしながら、図14に示される脚端部141のように、下柱43の外周面のうち、凹部52及び凹部53以外の外周面と当接する当接面143を有していてもよい。なお、ここでいう外周面とは、下柱43における円柱形状の周壁部分であって、凹部52、凹部53の周囲の部分である。
(2h)上記実施形態では、薄肉部63と第2外縁部49が当接した状態で座板11がフレームワーク15に取り付けられ、また、薄肉部61と端部74が当接した状態で背板13がフレームワーク15に取り付けられる構成を例示した。
しかしながら、薄肉部と、それに隣接する部材と、は、当接していなくともよい。例えば、それらの間に小さな隙間を空けて配置されていてもよい。
(2i)上記実施形態では、フレームワーク15のパイプ体31が金属パイプにより構成される例を示したが、円筒形のパイプ以外の形状の部材により構成されていてもよい。例えば、中空形状ではなく中身が詰まったムク材を用いてもよいし、断面が矩形などの円形以外の形状である部材を用いてもよい。つまり、下柱43において、実質的に柱状の部材を用いてもよい。
1…椅子、11…座板、13…背板、15…フレームワーク、17…脚端部、21…座体、22…着座面、31…パイプ体、41…前柱、42…後柱、43…下柱、44…上柱、46…屈曲部、48…第1外縁部、49…第2外縁部、52〜54…凹部、57…貫通穴、58…ネジ穴、61…薄肉部、62…厚肉部、63…薄肉部、65…ネジ、71…座体複合部、73…背凭れ複合部、74…端部、81…柱状体、82…平面、83…貫通穴、84…傾斜面、85…溝、91…底面、92…壁面、93…ネジ穴、95…ネジ、101…座体複合部、103…側面部、105…座体複合部、107…側面部、111…座体複合部、113…側面部、121…座体複合部、123…側面部、125…薄肉部、131…座体複合部、132…薄肉部、133,134…厚肉部、135…側面部、141…脚端部、143…当接面

Claims (3)

  1. 着座面を有する座体と、前記座体を支持する脚部と、を有する椅子であって、
    前記脚部は、
    少なくとも外観が柱状の部材により形成され、当該椅子が設置される床面に沿って配置される柱状部と、
    前記柱状部に取り付けられ、前記床面に当接する脚端部と、を備え、
    前記柱状部は、当該柱状部におけるその周囲の部分よりも前記床面から離れる方向に凹んだ凹部を有しており、
    前記凹部は、前記床面から離れる方向に向かう切り欠き状の部分を有しており、
    前記脚端部は、少なくとも一部が前記凹部に収められた状態で前記柱状部に取り付けられる、椅子。
  2. 請求項1に記載の椅子であって、
    前記凹部は、底面と、前記底面から立設する壁面と、を有しており、
    前記脚端部は、前記凹部の底面に当接した状態で前記柱状部に取り付けられている、椅子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の椅子であって、
    前記脚端部は、前記柱状部における前記凹部以外の外周面と当接する当接面を有している、椅子。
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