JP6796612B2 - 調理用容器 - Google Patents
調理用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6796612B2 JP6796612B2 JP2018060925A JP2018060925A JP6796612B2 JP 6796612 B2 JP6796612 B2 JP 6796612B2 JP 2018060925 A JP2018060925 A JP 2018060925A JP 2018060925 A JP2018060925 A JP 2018060925A JP 6796612 B2 JP6796612 B2 JP 6796612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- convex portion
- plate
- conductive plate
- hole
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
図1に示されるように、第1実施形態に係る調理用容器1は電磁調理器や電子レンジ等の誘導加熱によって食材を調理するための容器であって、樹脂製の容器本体2と、容器本体2に収容された導電性のプレート3とを備える。容器本体2は、上方に向けて開口し、略逆円錐台状に形成された凹部4を有している。凹部4の底部には、上方を向く略水平な底壁5が形成されている。凹部4の上縁は略円形をなし、その上縁に沿って、その径外方向に延出するフランジ部6が形成されている。フランジ部6には、その左右両端において径外方向に板状に延びる把持部7が結合されている。容器本体2は、約0.5mm程度の厚さのシート状の樹脂を金型によって成形することで形成される。容器本体2は、少なくとも150度程度までの耐熱性を有する非磁性の材料、例えば、発泡スチール、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等によって構成される。容器本体2は、フィラー入りポリプロピレン樹脂(PPF)によって構成されるとよい。容器本体2は、一旦加熱すると軟化し、冷却後も軟化した状態が維持される樹脂によって構成されることが好ましい。各把持部7の上面には、その強度を増すため、その延出方向に沿って延び、上方に突出するリブ8が2つずつ形成されている。
するSUS430または類似のフェライト系ステンレス鋼によって形成されている。また、プレート3の直径は、電磁調理器の加熱コイルの加熱有効径に適合する大きさ(約15cm以上)に設定するとよい。
第2実施形態に係る調理用容器31は、図5(A)及び(B)に示されるように、第1実施形態に比べて、容器本体32に支持部20が設けられておらず、括れ部18を第1貫通孔11に通した状態で、プレート3が凸部13に保持されている点が異なる。他の部分については、第1実施形態に係る調理用容器31と同様であり、以下では説明を省略する。調理用容器31では、プレート3の上方への移動は逆テーパ面15によって規制され、下方への移動が第2テーパ面16によって規制される。そのため、プレート3の位置が概ね安定する。よって、プレート3と加熱面との距離を概ね一定に保つことができるため、安定して食材を加熱できる。
第3実施形態に係る調理用容器41は、図6に示されるように、第1実施形態に比べて、凸部43の上端縁に周方向に沿って、複数の周方向内方に凹む変形部44が設けられている点が異なる。他の部分については、第1実施形態に係る調理用容器31と同様であり、以下では説明を省略する。調理用容器41では変形部44が設けられているため、凸部43の上面を下方に押圧したときに、凸部43の上部が第1実施形態に比べて変形し易い。そのため、プレート3と容器本体42とを第1実施形態に比べてより容易に分離させることができる。変形部44の形状としては凸部43を画定する壁体が周方向内方に凹むことによって形成される態様であればいかなる態様であってもよい。
第4実施形態に係る調理用容器71は、第1実施形態に比べて、図7(A)及び(B)に示されるように、容器本体72に第1実施形態とは形状の異なる凸部73が形成されている点が異なる。他の部分については、第1実施形態に係る調理用容器31と同様であり、以下では説明を省略する。凸部73は略円柱状をなしている。凸部73はその突端部分に設けられた上部73Uと、上部73Uの下側に設けられ、上部73Uの下縁と底壁5とを接続する下部73Dとの2つの部分に分けられる。上部73Uの外周面には周方向外方に向かって下方に傾斜するテーパ面75が形成されている。下部73Dの外周面には周方向外方に向かって上方に傾斜する逆テーパ面76が形成されている。上部73Uの下縁は円形をなし、その外径はプレート3の第1貫通孔11の径よりも大きい。これにより、プレート3が調理用容器71に組み付けられているときには、逆テーパ面76はプレート3の第1貫通孔11の内周縁の上方に位置し、プレート3の上方への移動を規制する係止部77として機能する。図7(B)に示されるように、支持部20の上端は、逆テーパ面76の上端の下方に位置し、且つ、逆テーパ面76の斜面の下端よりも上方に位置している。支持部20はプレート3の下面に当接し、プレート3の下方への移動を規制している。逆テーパ面76及び支持部20によってプレート3の上方及び下方への移動が規制されるため、プレート3の位置が安定し、食材を安定して加熱することができる。
第5実施形態に係る調理用容器81は、図9に示されるように、第1実施形態に係る調理用容器71に比べて、容器本体82に形成された凸部83の形状が異なる。凸部83は底壁5から突出する円柱状をなしている。他の部分については、第1実施形態に係る調理用容器31と同様であり、以下では説明を省略する。凸部83の外周面上部には周方向外方に突出する突起84が複数設けられている。突起84は周方向に等間隔に並んで配置されている。図9に示されるように、本実施形態では凸部83には3つの突起84が設けられている。図10(A)に示されるように、プレート3が容器本体82に組み付けられているときには、突起84はプレート3の第1貫通孔11の内周縁の上方に位置し、プレート3の上方への移動を規制する係止部87として機能する。これにより、プレート3の上方への移動が規制され、第1実施形態と同様に、プレート3の下方への移動が支持部20によって規制されるため、プレート3の位置が安定し、食品を安定して加熱することができる。
2 :容器本体
3 :プレート(導電性プレート)
4 :凹部
5 :底壁
11 :第1貫通孔
12 :第2貫通孔
13 :凸部
14 :第1テーパ面
15 :逆テーパ面
17 :係止部
18 :括れ部
20 :支持部
31 :第2実施形態に係る調理用容器
32 :容器本体
41 :第3実施形態に係る調理用容器
42 :容器本体
43 :凸部
44 :凹部
71 :第4実施形態に係る調理用容器
72 :容器本体
73 :凸部
76 :逆テーパ面
77 :係止部
81 :第5実施形態に係る調理用容器
82 :容器本体
83 :凸部
84 :突起
87 :係止部
90 :第5実施形態の変形例に係る調理用容器
91 :容器本体
92 :凸部
93 :突起
95 :第5実施形態の変形例に係る調理用容器
96 :容器本体
97 :凸部
98 :突起
Claims (4)
- 上方に向けて開口し、所定の軸線を中心とする円形の底壁を有する凹部を有する容器本体と、
前記凹部に収容された円板状の導電性プレートと、を有し、
前記凹部の底壁には、前記軸線を中心とする円柱状をなし、可撓性を有する凸部と、前記凸部を取り囲むように配置され、上方に突出する複数の支持部とが設けられ、
前記導電性プレートが、その中心に位置し、前記凸部に挿入された円形の第1貫通孔と、前記第1貫通孔の周りに環状に等間隔に配置された複数の第2貫通孔とを備え、
前記凸部には、前記導電性プレートの離脱を規制する係止部が設けられ、
前記支持部は、前記軸線を中心とする同一の円周に沿って円弧状に延在し、互いに隙間を置いて配置されたリブ状に形成され、前記第1貫通孔に前記凸部が挿入されて前記導電性プレートが係止された状態において、前記導電性プレートの下面を支持することを特徴とする調理用容器。 - 前記支持部はそれぞれ前記導電性プレートの外縁と前記第1貫通孔の外縁との中央位置よりも前記導電性プレートの外縁側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の調理用容器。
- 前記係止部は、前記凸部の上端外周面において径方向外方に向って上方に傾斜する逆テーパ状の斜面であり、
前記導電性プレートは、前記凹部の前記底壁と同形をなし、
前記導電性プレートには、前記第1貫通孔と外縁との間に前記第2貫通孔のみが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調理用容器。 - 前記係止部は、前記凸部の上端外周面において径方向外方に向って上方に傾斜する逆テーパ状の斜面であり、
前記上端外周面には、内方に凹む変形部が複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調理用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018060925A JP6796612B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | 調理用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018060925A JP6796612B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | 調理用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019170559A JP2019170559A (ja) | 2019-10-10 |
JP6796612B2 true JP6796612B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=68166663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018060925A Active JP6796612B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | 調理用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6796612B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD915124S1 (en) * | 2018-10-18 | 2021-04-06 | Bretagne Ceramique Industrie-Bci Société Par Actions Simplifiée | Cookware |
JP7429518B2 (ja) | 2019-11-01 | 2024-02-08 | パーソルエクセルHrパートナーズ株式会社 | 液体加熱装置 |
DE102021006191A1 (de) | 2021-12-15 | 2023-06-15 | Foot Print UG (haftungsbeschränkt) | Tischfertiges Kochgeschirr aus einem polymeren Material |
-
2018
- 2018-03-27 JP JP2018060925A patent/JP6796612B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019170559A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6796612B2 (ja) | 調理用容器 | |
JP3962377B2 (ja) | 電子レンジ調理用システム容器 | |
KR101485918B1 (ko) | 전자조리기구용 조리용기 | |
JP2006204542A (ja) | プラスチック製鍋 | |
US20150041477A1 (en) | Cooking utensil for heating, and adapter for cooking utensil for heating | |
JP2012525873A (ja) | 料理を保温する誘導加熱用食器 | |
JP2007020789A (ja) | 食品加熱用皿 | |
JP6253684B2 (ja) | 炊飯器および容器 | |
KR200413993Y1 (ko) | 인덕션 렌지용 조리용기 | |
JP2011168311A (ja) | 電子レンジ用容器 | |
JP2002306327A (ja) | 電子レンジ調理用の容器の蓋とトレイ | |
KR101953359B1 (ko) | 가마솥 뚜껑 | |
CN213248346U (zh) | 烹饪器具 | |
JP2003111668A (ja) | 誘導加熱調理用容器 | |
KR20130001358U (ko) | 세척이 용이한 분리형 이중 조리용기 | |
JPH06215862A (ja) | 電磁誘導加熱調理器用の被加熱調理具 | |
JP5954482B1 (ja) | 誘導加熱発熱体、及び誘導加熱容器 | |
CN218105545U (zh) | 烹饪锅 | |
KR100903036B1 (ko) | 조리용기의 넘침방지구조 | |
JP3212945U (ja) | 加熱調理容器 | |
CN218105544U (zh) | 锅具 | |
TW201826984A (zh) | 感應加熱烹調器用發熱片 | |
JP7394791B2 (ja) | 可聴警告バイメタル要素を含む調理容器 | |
JP2010058809A (ja) | 加温用簡易容器 | |
US878908A (en) | Culinary vessel. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200317 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6796612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |