JP6795447B2 - 切屑誘導ユニット - Google Patents

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本発明は、切屑誘導ユニットに関する。
特許文献1は、ドリルの外周を囲うケーシングと気流発生機構で構成された切屑回収装置を開示している。ケーシングは、断面が略半円の周壁を環状に連ならせて全体がドーナツ状となるように構成された本体部と、本体部の下側に設けられてドリルの先端側外周を包囲する先覆い部と、を有する。本体部には、接線方向に飛び出す排出口が形成されている。そして、ケーシングの本体部内に気流発生機構から圧縮空気を供給することで、本体部内に環状の気流が形成されると共に、先覆い部の内部は負圧状態となる。これにより、先覆い部内には、空気を吸い込んで吸い上げる流れが発生する。穴あけによって発生した切屑は、先覆い部の内部に生じた上昇気流に支援されてケーシングの本体部に流れ込み、本体部内に生じている渦流に乗って排出口から排出される。
特開2009―297826号公報
上記特許文献1の構成では、切屑を効率よく吸い上げることに関し、改善の余地が残されている。
本発明の目的は、切屑を効率よく吸い上げる技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、ドリルで切削対象物を切削したときに発生する切屑を所定方向に誘導する切屑誘導ユニットであって、前記ドリルの外周を覆う環状の周壁を有し、前記周壁には前記切屑を前記所定方向へ排出するための排出口が形成されている、ケース本体と、前記ケース本体の径方向内方に配置され、前記ドリルの回転軸に沿って筒状に延びると共に、前記ケース本体に対して前記回転軸に沿って進退自在となるように前記ケース本体に支持された、進退密着部と、前記進退密着部を前記切削対象物に向かって押圧することで前記進退密着部を前記切削対象物に密着させる押圧手段と、前記ケース本体内の前記切屑を径方向外方に弾くことで前記切屑を前記排出口から前記所定方向に排出する排出手段と、を備え、前記進退密着部には、外部から供給された圧縮空気が前記進退密着部内で前記切削対象物から離れる方向に流れる第1の気流を形成するように、径方向内方に向かうにつれて前記切削対象物から離れるように傾斜する圧縮空気吐出孔が形成されており、前記ドリルで前記切削対象物を切削したことで発生した前記切屑は、前記進退密着部内において前記ドリルの螺旋溝によって前記切削対象物から離れる方向に掻き出されると共に前記第1の気流によって更に前記切削対象物から離れる方向に導かれ、前記ケース本体内に至ると前記排出手段によって前記排出口から前記所定方向へと排出される、切屑誘導ユニットが提供される。
本発明によれば、切屑を効率よく吸い上げることができる。
マシニングセンタの立面断面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1のY−Y線断面図である。 図1のZ−Z線断面図である。
以下、図1から図5を参照して、本願発明の実施形態を説明する。
図1には、マシニングセンタ1を示している。マシニングセンタ1は、ワークW(切削対象物、加工対象物)をドリルDで切削する工作機械であって、工具を自動的に交換する機能を有し、数値制御される工作機械である。図1に示すように、マシニングセンタ1は、支持ユニット2、回転ユニット3、回り止めユニット4、ワーク保持治具6を備えている。本実施形態のマシニングセンタ1には、切屑誘導ユニットEが取り付けられている。
(ワークW)
本実施形態においてワークWは、鉄系材料、アルミニウム系材料、その他の金属材料、又は、非金属材料である。
(ワーク保持治具6)
ワーク保持治具6は、ワークWを保持する部分である。図1では、ワークWの板厚方向に沿ってワークWを穿孔することを目的として、ワークWの板厚方向が鉛直方向に一致するようにワークWをワーク保持治具6に保持させている。
(支持ユニット2)
支持ユニット2は、回転ユニット3を回転可能に支持する部分である。支持ユニット2は、ベアリング保持部10と、ベアリング11と、によって構成されている。ベアリング保持部10は、回り止めユニット4を介してマシニングセンタ1の作業空間に対して静止状態で保持されている。ベアリング11は、ベアリング保持部10によって支持されている。
(回転ユニット3)
回転ユニット3は、ベアリング11を介して支持ユニット2に回転自在に支持されると共に、ドリルDを保持する部分である。回転ユニット3は、ベアリング被支持部13、ネジ14、コレット締結部15、コレット17を備えている。ベアリング被支持部13は、支持ユニット2のベアリング11に圧入される部分である。ベアリング被支持部13が支持ユニット2のベアリング11に回転自在に支持されることで、回転ユニット3は支持ユニット2によって回転自在に支持されている。コレット締結部15は、ネジ14を介してベアリング被支持部13に対して進退自在となっている。コレット締結部15をベアリング被支持部13に向かって進出させるとコレット17が閉じ、コレット締結部15をベアリング被支持部13から退避させるとコレット17が開く。従って、ドリルDをコレット17に取り付けるには、先ず、コレット締結部15をベアリング被支持部13から退避させてコレット17を開き、次にドリルDをコレット17に挿入し、そして、コレット締結部15をベアリング被支持部13に向かって進出させてコレット17を閉じればよい。
(回り止めユニット4)
回り止めユニット4は、支持ユニット2を固定支持する部分である。回り止めユニット4は、回り止めユニット本体18と、回り止めピン19、高圧ホース20を備えている。回り止めユニット本体18は、支持ユニット2のベアリング保持部10の外周面に固定されている。回り止めピン19は、回り止めユニット本体18から進退可能な状態で上方に突出している。回り止めピン19が略字の回り止めブロックBに挿入されることで、回り止めユニット4はマシニングセンタ1の作業空間に対して静止状態で保持される。回り止めピン19には、圧縮空気供給源19b(外部)から供給された圧縮空気を受け入れる圧縮空気入力ポート19aが形成されている。圧縮空気入力ポート19aに供給された圧縮空気は高圧ホース20を介して切屑誘導ユニットEに供給される。
(切屑誘導ユニットE)
切屑誘導ユニットEは、ドリルDでワークWを切削したときに発生する切屑をマシニングセンタ室内の所定方向に誘導するユニットである。切屑誘導ユニットEは、羽根付きロータ16(排出手段)と、切屑ケース22(ケース本体)と、流路区画壁23と、進退密着部24、切屑ガイド25を備えている。
図1に示すように、羽根付きロータ16は、コレット締結部15の下面に固定されている。図2には、羽根付きロータ16の底面図を示している。図1及び図2に示すように、羽根付きロータ16は、ロータ本体16aと、複数の羽根16bと、によって構成されている。ロータ本体16aは、円盤状であって、コレット締結部15の下面に固定されている。ロータ本体16aの板厚方向は、回転ユニット3の回転軸Cに対して平行である。複数の羽根16bは、ロータ本体16aの下面に一体的に形成されている。図2に示すように、本実施形態において羽根付きロータ16は、4つの羽根16bを有する。4つの羽根16bは、回転ユニット3の周方向(以下、単に周方向と称する。)において等間隔に配置されている。4つの羽根16bは、回転ユニット3の径方向(以下、単に径方向と称する。)に沿って放射状に延びている。4つの羽根16bは、ロータ本体16aの下面から下方に突出して形成されている。羽根付きロータ16の径方向中央にはドリルDが貫通可能なドリル貫通孔16cが形成されている。図1に示すように、各羽根16bの径方向外方の端部は、径方向外方へ向かうにつれてロータ本体16aに近づくように先細る形状となっている。なお、図2には、羽根付きロータ16を固定するためのネジを破線で略示している。
切屑ケース22は、ドリルDの径方向外方に筒状に配置可能なケースである。切屑ケース22は、上フランジ26、大径部27(周壁)、テーパー部28、小径部29を有している。上フランジ26、大径部27、テーパー部28、小径部29はこの順に上から下に向かって連なっている。上フランジ26は、支持ユニット2のベアリング保持部10に対して複数のボルト30によりボルト締結される。図4に示すように、上フランジ26には、3つのボルト孔31が形成されている。3つのボルト孔31は、周方向において等間隔となるように形成されている。図1に戻り、大径部27は、羽根付きロータ16よりも大径であって、羽根付きロータ16を収容する筒状の部分である。図2に示すように、大径部27は、ドリルDの外周を覆う環状の周壁を構成する。大径部27には、切屑排出口39が形成されている。羽根付きロータ16の径方向外方に形成されている。切屑排出口39は、高速回転している羽根付きロータ16が外部から見えるような位置に形成されている。図1に戻り、テーパー部28は、下方に向かって窄まる部分である。小径部29は、羽根付きロータ16よりも小径な筒状の部分である。小径部29の内径は、大径部27の内径よりも小さい。
図3に示すように、流路区画壁23は、切屑ケース22の大径部27の径方向内方に収容された壁部である。流路区画壁23は、切屑ケース22の大径部27の径方向内方の空間を上下に二分する。即ち、切屑ケース22の大径部27の径方向内方の空間は、流路区画壁23によって、上方に位置する切屑排出室38と、下方に位置する第1進出駆動室32と、に区画される。切屑ケース22の大径部27とテーパー部28、流路区画壁23によって第1進出駆動室32が区画されている。切屑ケース22の大径部27と羽根付きロータ16と流路区画壁23によって切屑排出室38が区画されている。大径部27には、高圧ホース20を介して供給された圧縮空気を第1進出駆動室32に導入するための圧縮空気供給口33が形成されている。圧縮空気供給口33は、第1進出駆動室32と連通するように、流路区画壁23とテーパー部28の間に形成されている。第1進出駆動室32に供給された圧縮空気は、径方向内方に形成された流路区画壁23とテーパー部28との間の圧縮空気流路34から径方向内方に排出される。
進退密着部24は、ドリルDによる切削の際に常時、ドリルDを隙間なく覆うことで切削により発生した切屑の周囲への飛散を防止する部分である。進退密着部24は、回転軸Cに沿って筒状に延びており、切屑ケース22の小径部29の径方向内方に収容されて、切屑ケース22の小径部29によって上下に進退自在に支持されている。また、進退密着部24には、進出駆動面35と、複数の圧縮空気噴出孔36と、が形成されている。進出駆動面35は、上方を向く面である。径方向において進退密着部24とテーパー部28によって区画され、上下方向において流路区画壁23と進出駆動面35によって区画された第2進出駆動室37(押圧手段)が形成されている。圧縮空気流路34から径方向内方に排出された圧縮空気は第2進出駆動室37に導入される。そして、第2進出駆動室37に供給された圧縮空気の圧力が進出駆動面35に作用することで、第2進出駆動室37に圧縮空気が供給されている限り、進退密着部24には常時下向きの力が作用している。この下向きの力により、小径部29とワークWの間の距離に拘らず、進退密着部24の下端が常時ワークWに対して押圧されて密着することになり、切削時の切屑の飛散を効果的に防止している。また、進退密着部24の内径は、ドリルDの外径よりも最大で約10mm大きく設定され、もって、切削時の切屑はドリルDの螺旋溝によって自動的に上方へと掻き出されるようになっている。複数の圧縮空気噴出孔36は、第2進出駆動室37に連通して形成されており、径方向内方へ向かうにつれて上方へ向かうように傾斜して形成されている。従って、第2進出駆動室37に供給された圧縮空気は進出駆動面35に対して下方へ向かう圧力を作用させることで進退密着部24を下方に向けて押圧すると共に、複数の圧縮空気噴出孔36から径方向内方に排出される。複数の圧縮空気噴出孔36から斜め上方に向けて排出された圧縮空気は、進退密着部24とドリルDとの間の隙間を通って上昇気流P(第1の気流)を形成すると共に切屑排出室38に排出される。
切屑排出室38は、上下方向で羽根付きロータ16と流路区画壁23によって区画され、径方向でドリルDと切屑ケース22の大径部27によって区画される。
図2及び図3に示すように、切屑ガイド25は、径方向に延びる筒状に構成されており、切屑排出口39と連通することで、切屑排出口39から排出された切屑の飛翔方向が所定方向となるように切屑を案内する。
以上の構成で、図3に示す圧縮空気供給口33を介して供給された圧縮空気は、第1進出駆動室32と第2進出駆動室37、複数の圧縮空気噴出孔36を順に介して進退密着部24とドリルDの間に供給され、進退密着部24とドリルDの間の隙間で上方に向かう強力な上昇気流Pを形成する。この上昇気流Pにより、ドリルDの切削時に発生した切屑は、ドリルDによる掻き出し効果と相まって、切屑排出室38内へと吹き上げられる。
切屑排出室38内に吹き上げられた切屑は、コレット17及びドリルDと供回りする羽根付きロータ16の4つの羽根16bに衝突することで径方向外方及び周方向へ向かう運動エネルギーを付与され、切屑排出室38内を周回しつつ、切屑排出口39及び切屑ガイド25を介して所定方向に排出される。
なお、図5に示すように、支持ユニット2のベアリング保持部10には合計で12個の雌ねじ40が形成されている。従って、切屑ケース22を支持ユニット2にボルト締結で取り付けるに際し、使用する雌ねじ40を適宜選択することで、図2に示す切屑ガイド25の向きを自在に調整することができるようになっている。即ち、マシニングセンタ室内の所望の位置に狙いを定めて切屑を吐出することが可能となる。
以上に、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は以下の特徴を有する。
切屑誘導ユニットEは、例えばマシニングセンタ1に適用されて、ドリルDでワークW(切削対象物)を切削したときに発生する切屑を所定方向に誘導するものである。切屑誘導ユニットEは、ドリルDの外周を覆う環状の大径部27(周壁)を有し、大径部27には切屑を所定方向へ排出するための切屑排出口39(排出口)が形成されている、切屑ケース22(ケース本体)と、切屑ケース22の径方向内方に配置され、ドリルDの回転軸Cに沿って筒状に延びると共に、切屑ケース22に対して回転軸Cに沿って進退自在となるように切屑ケース22に支持された、進退密着部24と、進退密着部24をワークWに向かって押圧することで進退密着部24をワークWに密着させる押圧手段(進出駆動面35、第2進出駆動室37)と、切屑ケース22内の切屑を径方向外方に弾くことで切屑を切屑排出口39から所定方向に排出する羽根付きロータ16(排出手段)と、を備える。進退密着部24には、外部から供給された圧縮空気が進退密着部24内でワークWから離れる方向に流れる上昇気流P(第1の気流)を形成するように、径方向内方に向かうにつれてワークWから離れるように傾斜する圧縮空気噴出孔36(圧縮空気吐出孔)が形成されている。ドリルDでワークWを切削したことで発生した切屑は、進退密着部24内においてドリルDの螺旋溝によってワークWから離れる方向に掻き出されると共に上昇気流Pによって更にワークWから離れる方向に導かれ、切屑ケース22内に至ると羽根付きロータ16によって切屑排出口39から所定方向へと排出される。以上の構成によれば、進退密着部24に圧縮空気噴出孔36が形成されることで上昇気流Pが直接的に形成されることで、進退密着部24内の切屑を効率よく吸い上げることができる。
また、上記実施形態では、切屑を羽根付きロータ16によって効率よく切屑排出口39へ向けて弾き飛ばしているので、切屑を吸引する吸引装置を別途設ける必要がなく、安価な切屑誘導ユニットEを実現できる。
上記実施形態では、図3に示す進退密着部24がドリルDの送りと共に収縮するようになっているので、進退密着部24の下端は常にワークWに接触していることになり、切屑の拡散を効果的に抑制している。
上記実施形態では、図3に示すドリルDの外径と進退密着部24の内径の差分は最大で10mmであるとしたが、好ましくは、5mm以下とするとよい。これによれば、高速回転するドリルDの螺旋溝による切屑の掻き出し効果が十分に発揮される。
1 マシニングセンタ
2 支持ユニット
3 回転ユニット
4 回り止めユニット
6 ワーク保持治具
10 ベアリング保持部
11 ベアリング
13 ベアリング被支持部
14 ネジ
15 コレット締結部
16 羽根付きロータ
16a ロータ本体
16b 羽根
16c ドリル貫通孔
17 コレット
18 回り止めユニット本体
19 回り止めピン
19a 圧縮空気入力ポート
19b 圧縮空気供給源
20 高圧ホース
22 切屑ケース
23 流路区画壁
24 進退密着部
25 切屑ガイド
26 上フランジ
27 大径部
28 テーパー部
29 小径部
30 ボルト
31 ボルト孔
32 第1進出駆動室
33 圧縮空気供給口
34 圧縮空気流路
35 進出駆動面
36 圧縮空気噴出孔
37 第2進出駆動室
38 切屑排出室
39 切屑排出口
40 雌ねじ
B 回り止めブロック
C 回転軸
D ドリル
E 切屑誘導ユニット
P 上昇気流
W ワーク

Claims (1)

  1. ドリルで切削対象物を切削したときに発生する切屑を所定方向に誘導する切屑誘導ユニットであって、
    前記ドリルの外周を覆う環状の周壁を有し、前記周壁には前記切屑を前記所定方向へ排出するための排出口が形成されている、ケース本体と、
    前記ケース本体の径方向内方に配置され、前記ドリルの回転軸に沿って筒状に延びると共に、前記ケース本体に対して前記回転軸に沿って進退自在となるように前記ケース本体に支持された、進退密着部と、
    前記進退密着部を前記切削対象物に向かって押圧することで前記進退密着部を前記切削対象物に密着させる押圧手段と、
    前記ケース本体内の前記切屑を径方向外方に弾くことで前記切屑を前記排出口から前記所定方向に排出する排出手段と、
    を備え、
    前記進退密着部には、外部から供給された圧縮空気が前記進退密着部内で前記切削対象物から離れる方向に流れる第1の気流を形成するように、径方向内方に向かうにつれて前記切削対象物から離れるように傾斜する圧縮空気吐出孔が形成されており、
    前記ドリルで前記切削対象物を切削したことで発生した前記切屑は、前記進退密着部内において前記ドリルの螺旋溝によって前記切削対象物から離れる方向に掻き出されると共に前記第1の気流によって更に前記切削対象物から離れる方向に導かれ、前記ケース本体内に至ると前記排出手段によって前記排出口から前記所定方向へと排出される、
    切屑誘導ユニット。
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