JP6794819B2 - 画像プリントシステム - Google Patents

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Description

本発明は、介護施設や医療機関等の利用者(入居者)と利用者家族とが写真を共有すると共に、利用者が容易に画像プリントを行うことができる画像プリントシステムに関する。
老人ホーム等の介護施設や病院等の医療機関では、入居(入院)している利用者を楽しませるために様々なイベントが行われている。イベント時には、介護士等の施設職員が利用者を撮影し、施設発行の新聞に写真を掲載したり、施設のブログに画像をアップロードしたりしている。しかし、利用者によっては、職員が撮影を行う際に身構えてしまい、笑顔が少なくなることがあった。また、撮影した画像は施設PCの記憶装置に保存されているものの、利用者毎に分類されておらず、利用者家族から利用者が写った写真の要求があった場合に、写真を探す手間がかかっていた。
利用者家族は、施設から送られてくる新聞や手紙、ブログ等で利用者の写真をみることができるが、利用者家族から施設への写真の提供は行われていないことが多く、利用者が家族写真をみることはあまりなかった。携帯電話やスマートフォン等の携帯端末を所有している利用者は、家族から送られてくる写真をみることができる。しかし、携帯端末の画面は小さいため、写真が見難いという問題があった。また、利用者の多くは携帯端末の操作に不慣れな高齢者であり、携帯端末に送られてきた画像をプリンタから出力することは極めて困難であった。
特開2012−252409号公報
本発明は、利用者を撮影した画像や利用者家族から提供された画像を利用者と利用者家族とが共有すると共に、共有画像の確認及びプリント出力を利用者が容易に行うことができる画像プリントシステムを提供することを課題とする。
本発明による画像プリントシステムは、利用者と対話を行い、前記利用者に情報を提示する表示部、及び前記利用者を撮影する撮影部を有し、撮影した画像データを送信するロボットと、前記ロボットから前記画像データを受信すると共に、外部端末から画像データを受信し、受信した画像データを利用者毎に分類して記憶部に保存するサーバと、を備え、前記ロボットは、対話中の利用者に対応する画像データを前記サーバから受信して前記表示部に表示し、表示している画像のうち、利用者に選択された画像を前記サーバに通知し、前記サーバは、前記ロボットからの通知に応じて、前記利用者に選択された画像のデータをプリンタへ転送し、プリント出力を行わせるものである。
本発明の一態様では、前記サーバは、前記外部端末からアクセスがあると、認証処理を行い、対応する利用者の画像データを前記記憶部から取り出して、前記外部端末へ送信する。
本発明の一態様では、前記サーバは、前記ロボットから受信した画像データから顔部分を検出し、複数の利用者の顔画像が登録された顔画像データベースと照合して顔認識処理を行い、前記画像データに写っている利用者を特定し、前記画像データを前記記憶部に保存する。
本発明の一態様では、前記ロボットは、対話中の利用者を前記撮影部で撮影して、撮影した画像データを前記サーバへ送信し、前記サーバは、前記ロボットから受信した画像データから顔部分を検出し、複数の利用者の顔画像が登録された顔画像データベースと照合して顔認識処理を行い、前記ロボットと対話中の利用者を特定し、特定した利用者の新着画像が前記記憶部に保存されている場合に、前記新着画像を前記ロボットへ送信し、前記ロボットは、前記新着画像を前記表示部に表示する。
本発明による画像プリントシステムは、利用者に情報を提示する表示部、前記利用者を撮影する撮影部、及び前記撮影部が撮影した画像データを送信する通信部を有する撮影システムと、前記撮影システムから前記画像データを受信すると共に、外部端末から画像データを受信し、受信した画像データを利用者毎に分類して記憶部に保存するサーバと、を備え、前記撮影システムは、前記撮影部が撮影している利用者に対応する画像データを前記サーバから受信して前記表示部に表示し、表示している画像のうち、利用者に選択された画像を前記サーバに通知し、前記サーバは、前記撮影システムからの通知に応じて、前記利用者に選択された画像のデータをプリンタへ転送し、プリント出力を行わせるものである。
本発明によれば、利用者を撮影した画像や利用者家族から提供された画像を利用者と利用者家族とが共有すると共に、共有画像の確認及びプリント出力を利用者が容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像プリントシステムの設置例を示す図である。 (a)〜(c)は共有する画像の例を示す図である。 同実施形態に係る画像プリントシステムのブロック構成図である。 同実施形態に係るロボットの外観図である。 同実施形態に係るロボットのブロック構成図である。 撮影及び画像データ保存の流れを説明するフローチャートである。 同実施形態に係る画像プリント方法を説明するフローチャートである。 別の実施形態に係る撮影システムの概略図である。 別の実施形態に係る撮影システムのブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る画像プリントシステムは、老人ホーム等の介護施設や医療機関に設置されるものであり、入居(入院)している利用者を撮影した画像や、利用者家族から提供された画像を、利用者と利用者家族とで共有できるようにし、利用者が選択した画像をプリント出力するものである。
図1は画像プリントシステムを介護施設に設置した例を示し、図2は施設の利用者(入居者)と利用者家族とが共有する画像の例を示す。画像プリントシステムは、サーバ10、対話型のロボットR、及びプリンタPを備え、ロボットRに内蔵されたカメラ41(図4、図5参照)を使用して利用者Uの撮影を行う。
ロボットRは、利用者Uと会話を行ったり、利用者Uに画像や動画を提示したりする。このとき、ロボットRは、通信ネットワークを介して通信可能なサーバ10と連携して、利用者Uとの会話や、利用者Uへの画像等の提供を行う。また、ロボットRは、自身で適切な会話を学習すると共に、サーバ10と連携して利用者Uとの会話をより適切に進められるように学習する。
ロボットRは、内蔵のカメラ41で利用者Uを撮影し、撮影画像データをサーバ10へ送信する。例えば、ロボットRは、利用者Uと会話中に撮影を行ったり、施設で行われるクリスマス会や誕生日会などのイベント時に撮影を行ったりする。
ロボットRは、利用者家族の端末Tから送信された画像や、ロボットRが撮影した利用者Uの画像を、利用者Uに提示する。利用者Uがプリント出力したい画像を選択すると、ロボットRは、選択された画像をサーバ10に通知する。
サーバ10は、ロボットRから送信された撮影画像データや、利用者家族から提供された画像データを、利用者毎に保存する。サーバ10は、利用者Uがプリント出力を望む画像をロボットRから通知されると、プリンタPを制御し、選択された画像のプリント出力を行う。プリンタPは、例えば高解像度のカラープリンタである。
サーバ10は、ロボットRから受信した撮影画像データの加工(補正)を行うことができる。また、サーバ10は、ロボットRにより撮影された利用者Uの画像を利用者家族が閲覧できるようにすると共に、利用者家族が選択した画像のデータを利用者家族の端末T(以下、家族端末Tと記載する)へ送信する。
このような画像プリントシステムにより、利用者家族は、図2(a)に示すような、ロボットRとの会話中に撮影された利用者Uの画像や、図2(b)に示すような、利用者Uが写ったイベント時の画像を閲覧し、画像データを取得することができる。施設職員が撮影を行う場合、職員が構えたカメラを見て表情が硬くなることがあるが、ロボットRが内蔵のカメラ41で自動撮影するため、利用者の自然な笑顔を撮影することができる。
また、この画像プリントシステムにより、利用者Uは、図2(c)に示すような、利用者家族から提供された家族が写った画像を確認し、プリンタPからプリント出力することができる。ロボットRに表示された画像を選択するだけなので、所望のプリント物を容易に取得することができる。
次に、画像プリントシステムのサーバ10及びロボットRの構成について説明する。図3に示すように、サーバ10は、第1通信処理部11、画像処理部12、顔認識処理部13、画像検索部14、第2通信処理部15、認証部16、プリント制御部17、施設に入居している全利用者の顔画像が予め登録されている顔画像データベース18、及びロボットRが撮影した画像データや、利用者家族から提供された画像データを、利用者毎に分類して(フォルダ分けして)保存する記憶部19を有する。
サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、通信モジュール、半導体メモリ等の補助記憶装置を備えた少なくとも1台のコンピュータで構成され、各機能はCPUがプログラムを実行することで実現される。
第1通信処理部11はロボットRとの通信処理を行い、データの送受信を行う。画像処理部12は、ロボットRから受信した撮影画像データの加工を行う。画像処理部12が行う処理は、例えば色調補正やリサイズ等である。また、画像処理部12は、撮影日時やイベント名との文字入れを行ってもよい。
顔認識処理部13は、ロボットRから受信した撮影画像データから1又は複数の顔部分を抽出し、顔画像データベース18と比較して、撮影画像に写っている1人又は複数人の利用者を識別する。撮影画像データは、識別された利用者に対応する記憶部19内のフォルダに保存される。
画像検索部14は、ロボットRと対話中の利用者について、この利用者が前回ロボットRと対話を行った後に記憶部19に追加された画像(未確認の新着画像)を検索する。また、画像検索部14は、家族端末Tからアクセスがあった場合に、記憶部19を検索し、利用者Uの画像を取り出す。
第2通信処理部15は、家族端末T(外部端末)との通信処理を行い、データの送受信を行う。
認証部16は、家族端末Tからのアクセスがあると、IDやパスワード等を用いた認証処理を行う。家族端末Tが認証されると、第2通信処理部15は、記憶部19内の利用者の画像を閲覧可能に表示したり、家族端末Tから受信した画像データを記憶部19に保存したりする。
プリント制御部17は、プリンタPを制御し、プリンタPへ転送した画像データのプリント出力を行う。
図4はロボットRの外観を示し、図5はロボットRの概略構成を示す。ロボットRは、頭部、胴体、腕等を有する人型ロボットであり、インタフェース部40、データ処理部50、記憶部60及び通信部62を備える。
インタフェース部40は、利用者と情報をやり取りするための部分であり、カメラ41、タッチパネル42、マイク43、スピーカ44及びセンサ45を有する。データ処理部50は、インタフェース部40に入力された情報の解析やインタフェース部40から出力する情報の生成等に必要なデータ処理を行うための部分であり、画像処理部51、入力処理部52、音声認識部53、出力処理部54及び対話制御部55を有する。ロボットRは、CPU、RAM、通信モジュール、補助記憶装置等を有するコンピュータを備え、データ処理部50の各機能は、CPUがプログラムを実行することで実現される。
カメラ41は、ロボットRの頭部に設けられており、利用者を撮影する撮影部である。画像処理部51は、利用者の動作(例えば手を掲げる等のジェスチャ)を検出する。
タッチパネル42は、ロボットRの胴体部に設けられており、利用者が視認可能な情報を表示する表示部である。出力処理部54は、タッチパネル42における情報表示に必要なデータ処理を行う。また、タッチパネル42は、利用者の操作を検出する。入力処理部52は、ユーザ操作に応じたデータ処理を行う。タッチパネル42の代わりに、情報を表示するディスプレイと、利用者の操作を受け付ける操作パネルとを設けてもよい。
マイク43は、利用者の音声を検出する。音声認識部53は、公知の音声認識処理を用いて、マイク43が検出した音声を認識し、認識した音声を所定のフォーマット(例えばテキスト形式)に変換する。
スピーカ44は、ロボットRの頭部に設けられており、音声を出力する。対話制御部55は、スピーカ44が発する音声を生成するためのデータ処理を行う。例えば、対話制御部55は、各種の音データを合成し、テキスト形式で指定された内容(情報)を音声に変換する。
センサ45は、物体(人)の接近を検出する。例えば、センサ45は赤外光を出力し、物体からの反射光を検出する。入力処理部52は、センサ45の検出結果に基づいて、利用者がロボットRの近くにいるか否かを判定することができる。
記憶部60には、ロボットRが実行する行動を定めた反応ルールが格納されており、ロボットRは反応ルールに従って各種の行動を行う。対話制御部55は、反応ルールを参照し、入力処理部52により処理されたデータや、音声認識部53により認識された音声に対するロボットRの行動を決定する。
例えば、ロボットRは、人物の接近を検知すると、「声をかける」という行動を選択し、「こんにちは」という音声を出力する。ロボットRは、会話をしている利用者をカメラ41で撮影し、撮影画像をサーバ10へ送信する。サーバ10は、撮影画像から利用者を識別し、ロボットRに利用者の名前等を通知する。ロボットRは「○○さん、調子はどうですか?」など利用者の名前を発する。
ロボットRは、利用者に対し、記憶部19の利用者別画像フォルダに含まれる画像をタッチパネル42に表示する。利用者がタッチパネル42を操作し、プリントしたい画像を選択すると、ロボットRが選択された画像をサーバ10に通知する。
ロボットRは、施設で催されるイベント時に、カメラ41で撮影を行い、撮影画像データをサーバ10へ送信する。画像処理部51が笑顔検出機能を用いて笑顔を検出した際に、カメラ41がシャッターを切ってもよい。
次に、イベント時にロボットRが撮影を行い、サーバ10に画像データを保存する流れを図6に示すフローチャートを用いて説明する。
イベントが始まると、ロボットRは移動・旋回し(ステップS11)、利用者を撮影する(ステップS12)。ロボットRは、撮影画像データをサーバ10へ転送する(ステップS13)。ロボットRによる移動、撮影はイベント終了まで繰り返し行われる(ステップS11〜S14)。
サーバ10は、ロボットRから受信した撮影画像データに対して顔認識処理を施し、撮影された利用者を特定する(ステップS15)。サーバ10は、ロボットRから受信した複数の撮影画像データを、写っている利用者毎に分類し(ステップS16)、記憶部19に利用者別に保存する(ステップS17)。記憶部19への保存前に、画像処理部12が撮影画像データの加工を行ってもよい。
なお、図6に示すフローチャートでは、イベント終了後にサーバ10の処理が行われるように示されているが、イベントと並行して行ってもよい。
次に、利用者が、利用者家族と共有する画像をプリント出力する方法を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
利用者がロボットRに近付くと、ロボットRは利用者に話しかけ、会話を行う。ロボットRは、カメラ41で利用者の顔を撮影し、顔画像をサーバ10へ送信する。サーバ10は、ロボットRから受信した顔画像を顔画像データベース18内の画像と照合し、顔認識処理を行い、利用者を識別する(ステップS21)。サーバ10は、識別した利用者の名前等の情報をロボットRに通知する。利用者の名前を知ることで、ロボットRは、より親しく利用者と会話を行うことができる。
なお、利用者の顔画像データベースをロボットRが保持し、ロボットRが顔認識処理を行って利用者を識別してもよい。また、利用者が、自身が入居する部屋のキーを読取機(図示略)にかざし、読取機がキーに内蔵されたICチップから利用者の個人情報を取得して、利用者を識別するようにしてもよい。
サーバ10は、記憶部19を検索し、ロボットRが会話をしている利用者に対応する未確認の新着画像があるかを確認する(ステップS22)。新着画像は、利用者家族が家族端末Tからアップロードした画像や、イベント時にロボットRが撮影した画像である。
新着画像がある場合(ステップS23_Yes)、サーバ10は新着画像のデータをロボットRに送信する。ロボットRは、「新着画像があるよ」という音声を出力すると共に、サーバ10から受信した新着画像データをタッチパネル42に表示する(ステップS24)。
ロボットRは、「プリントしたい画像を選択してね」という音声を出力し、利用者からの画像選択を受け付ける。利用者がロボットRのタッチパネル42を操作し、画像を選択すると(ステップS25)、ロボットRは選択された画像をサーバ10に通知する。
サーバ10は、プリンタPを制御し、利用者に選択された画像をプリント出力する(ステップS26)。
新着画像がない場合(ステップS23_No)、ロボットRは利用者と会話を続けながら、カメラ41で利用者を撮影する(ステップS27)。例えば、ロボットRは、笑顔検出機能を用いて利用者の顔の表情を認識し、笑顔を検出して自動的にシャッターを切る。利用者は、撮影されていることに気付かないため、会話中の自然な笑顔の表情を撮影することができる。
ロボットRは、撮影画像データをサーバ10へ転送する(ステップS28)。サーバ10は、記憶部19内の利用者別画像フォルダに撮影画像データを保存する(ステップS29)。
このように、本実施形態によれば、利用者は、ロボットRとの会話の中で、家族から送られてきた画像や、イベント時にロボットRが撮影した画像を確認することができる。また、気に入った画像を、ロボットRのタッチパネル42を操作して選択するという簡易な操作で、プリンタPからプリント出力することができる。
利用者家族は、施設のイベント時やロボットRとの会話中の利用者の画像を、家族端末Tで確認することができる。ロボットRに内蔵されたカメラ41で自動撮影しているため、利用者家族は、利用者の自然な笑顔をみることができる。また、ロボットRのカメラ41で撮影された画像は、サーバ10で加工することで、自動的に高品質な仕上がりにすることができる。
上記実施形態では、利用者と利用者家族とで画像を共有する例について説明したが、動画を共有できるようにしてもよい。利用者が、動画再生中に気に入ったシーンを選択すると、選択された再生時刻をロボットRがサーバ10に通知し、サーバ10が、選択された時刻の静止画を動画から切り出してプリンタPからプリント出力してもよい。
上記実施形態では、イベント中にロボットRが移動・旋回を繰り返して撮影を行う例について説明したが、ロボットRは動かずに、固定位置で撮影を行ってもよい。
画像プリントシステムは、画像や動画だけでなく、利用者の日々のバイタル情報、服薬履歴、リハビリの状況等の情報を共有できるようにしてもよい。
上記実施形態では、ロボットRを用いて利用者を撮影したり、利用者家族から提供された画像を利用者に提示したりしていたが、ロボットRの代わりに、撮影装置及び表示装置を用いてもよい。
例えば、ロボットRの代わりに、図8に示すような撮影システム140を用いることができる。図9は撮影システム140の機能を示すブロック図である。撮影システム140は、カメラ(撮影部)141、タッチパネル142、スピーカ143、読取機144、及び制御装置145を備える。制御装置145は、画像処理部146、入力処理部147、出力処理部148及び通信部149を有する。制御装置145は、CPU、RAM、通信モジュール、補助記憶装置等を有するコンピュータによって構成され、制御装置145の各機能は、CPUがプログラムを実行することで実現される。
カメラ141は、例えばデジタルカメラであり、利用者を撮影して撮影画像データを生成する。カメラ141は、例えばタッチパネル142の上に設置される。
画像処理部146は、カメラ141から撮影画像データを受け取り、利用者の動作(例えば手を掲げる等のジェスチャ)を検出したり、画像処理を行ったりする。
タッチパネル142は、利用者が視認可能な情報を表示する。出力処理部148は、タッチパネル142における情報表示に必要なデータ処理を行う。また、タッチパネル142は、利用者のタッチ操作を検出する。入力処理部147は、ユーザ操作に応じたデータ処理を行う。タッチパネル142の代わりに、情報を表示するディスプレイと、利用者の操作を受け付ける操作ボタン等を設けてもよい。
スピーカ143は、音声案内等を出力する。出力処理部148は、スピーカ143の出力音声を生成するためのデータ処理を行う。
読取機144は、利用者が所持する鍵やカードに内蔵されたICチップから利用者の個人情報を取得する。
例えば、撮影システム140は、カメラ141の撮影画像、又はセンサ(図示略)により利用者の接近を検知すると、タッチパネル142にキャラクター画像をアニメーション表示し、「鍵を読取機にかざしてください」という音声をスピーカ143から出力する。利用者が鍵をかざすと、読取機144が利用者の個人情報を取得し、通信部149が、この個人情報をサーバ10へ送信する。
サーバ10は、記憶部19を検索し、撮影システム140の前にいる利用者に対応する未確認の新着画像があるかを確認し、新着画像のデータを撮影システム140へ送信する。撮影システム140は、「新着画像があります」という音声をスピーカ143から出力すると共に、サーバ10から受信した新着画像データをタッチパネル142に表示する。
撮影システム140は、「プリントしたい画像を選択してください」という音声をスピーカ143から出力すると共にタッチパネル142に文字で表示し、利用者からの画像選択を受け付ける。利用者がタッチパネル142を操作し、画像を選択すると、撮影システム140は選択された画像をサーバ10に通知する。サーバ10は、プリンタPを制御し、利用者に選択された画像をプリント出力する
また、撮影システム140は、一連の処理の最中に、カメラ141で利用者の自然な表情を撮影し、撮影画像データをサーバ10へ送信する。この撮影画像データは、サーバ10の記憶部19内の利用者別画像フォルダに保存され、利用者家族が閲覧できる。
施設のイベント時は、撮影システム140をイベントスペースへ移動させる。カメラ141がイベントの様子を自動で撮影し、撮影画像データがサーバ10へ送信される。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 サーバ
11 第1通信処理部
12 画像処理部
13 顔認識処理部
14 画像検索部
15 第2通信処理部
16 認証部
17 プリント制御部
18 顔画像データベース
19 記憶部
40 インタフェース部
41 カメラ
42 タッチパネル
44 スピーカ
50 データ処理部
60 記憶部
62 通信部
140 撮影システム

Claims (3)

  1. 利用者と対話を行い、前記利用者に情報を提示する表示部、及び前記利用者を撮影する撮影部を有し、撮影した画像データを送信するロボットと、
    前記ロボットから前記画像データを受信すると共に、外部端末から画像データを受信し、受信した画像データを利用者毎に分類して記憶部に保存するサーバと、
    を備え、
    前記ロボットは、対話中の利用者に対応する画像データを前記サーバから受信して前記表示部に表示し、表示している画像のうち、利用者に選択された画像を前記サーバに通知し、
    前記サーバは、前記ロボットからの通知に応じて、前記利用者に選択された画像のデータをプリンタへ転送し、プリント出力を行わせ
    前記ロボットは、対話中の利用者を前記撮影部で撮影して、撮影画像データを前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記外部端末からアクセスがあると、認証処理を行い、対応する利用者の前記ロボットとの対話中の撮影画像データを前記記憶部から取り出して、前記外部端末へ送信することを特徴とする画像プリントシステム。
  2. 前記サーバは、前記ロボットから受信した画像データから顔部分を検出し、複数の利用者の顔画像が登録された顔画像データベースと照合して顔認識処理を行い、前記画像データに写っている利用者を特定し、前記画像データを前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1に記載の画像プリントシステム。
  3. 前記サーバは、前記ロボットから受信した画像データから顔部分を検出し、複数の利用者の顔画像が登録された顔画像データベースと照合して顔認識処理を行い、前記ロボットと対話中の利用者を特定し、特定した利用者の新着画像が前記記憶部に保存されている場合に、前記新着画像を前記ロボットへ送信し、
    前記ロボットは、前記新着画像を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像プリントシステム。
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