JP2003044601A - 生徒指導支援システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

生徒指導支援システム、プログラム、及び記録媒体

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JP2003044601A
JP2003044601A JP2001233027A JP2001233027A JP2003044601A JP 2003044601 A JP2003044601 A JP 2003044601A JP 2001233027 A JP2001233027 A JP 2001233027A JP 2001233027 A JP2001233027 A JP 2001233027A JP 2003044601 A JP2003044601 A JP 2003044601A
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school
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JP2001233027A
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English (en)
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Kenji Onishi
賢治 大西
Hiroshi Watabe
浩 渡部
Katsufumi Shiyoji
克文 所司
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CYBER BLUE KK
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
CYBER BLUE KK
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学校側と生徒やその保護者との間で充実した
コミュニケーションを図り、より良い生活指導を行うこ
とが可能な生徒指導支援システムを提供する。 【解決手段】 サーバ装置10は、相談受付手段12,
相談情報提示手段13,回答受付手段14,回答提示手
段15を有するものとする。相談受付手段12では、生
徒又はその家庭からの相談を、彼らが使用する生徒側ク
ライアント装置31から受け付ける。相談情報提示手段
13では、学校側クライアント装置11に相談受付手段
12で受け付けた相談に関する情報をそのまま又は実名
を伏せて提示する。回答受付手段14では、相談情報提
示手段13で提示した相談に対して学校側クライアント
装置11からの回答を受け付ける。回答提示手段15で
は、回答受付手段14で受け付けた回答を少なくとも相
談元である生徒側クライアント装置31に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生徒指導支援シス
テム、プログラム、及び記録媒体に関し、より詳細に
は、学校の生徒への生活指導を支援するための生徒指導
支援システム、プログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、学校と地域社会の連携が盛んに唱
えられている。このキーワードとして挙げられるのが
「開かれた学校づくり」であり、学校を地域社会におけ
る生涯教育の場として位置付け、開かれた学校づくりを
学校経営の基本方針として設定する必要がある。その対
応として、体育館や校庭の利用にとどまらず、別教室や
一般教室の地域住民への開放、余裕教室の地域による活
用など、学校施設の地域への開放(学校の多目的活用)
や、学校の有する諸資源の可能な限りの提供が行われよ
うとしている。
【0003】さらに、学校は教育の場であり、生徒やそ
の保護者(家庭)に対する十分なケアが必要となる。生
徒に関しては、基本的に登校日に教職員、特に担任教師
と接しているが、生徒は相談事があっても先生を目の前
にして話をしづらく、コミュニケーションが十分とは言
えない。保護者に関しては、PTAなどで学校と保護者
とのコミュニケーションが図られてはいるが、十分とは
言えない。また、学校の地域の住民とのコミュニケーシ
ョンに関しては殆ど行われていないのが現状である。学
校の教師が先陣を切って密なコミュニケーションを行っ
ていかなければならないが、表簿等、経営管理上必要な
文書が多数存在し、それに従って膨大な事務処理があ
り、その余裕がないのが現状である。
【0004】なお、実際に学校で備えなければならない
表簿には、(1)学則,日課表,教科用図書配当表,学
校医執務記録簿,学校歯科医執務記録簿,学校薬剤師執
務記録簿,学校日誌,職員の名簿,履歴書,出勤簿,担
任学級,担任の教科又は科目,時間表、指導要録,その
写し及び抄本,出席簿,健康診断に関する表簿、入学者
の選抜,成績考査に関する表簿、資産原簿,出納簿及び
経費の予算・決算についての帳簿並びに図書機械器具,
標本模型等の教具の目録、往復文書処理簿、などの学校
教育法施行規則に規定されている表簿と、(2)学校沿
革誌,卒業証書台帳,旧職員履歴書,辞令交付録,職員
人事関係書類(以上、永年保存文書),公文書(十年保
存文書),文書件名簿,諸願書届出書類,警備日誌(以
上、五年保存文書),統計資料綴(二年保存文書)など
の管理運営規則で規定されている表簿がある。
【0005】これらの文書管理は、基本的に教頭の職務
ではあるが、書類等の作成にあたっては、校務分掌によ
り教師が行い指導管理にあたるものもある。さらに、こ
れらの書類のうちいくつかは、その学校を所管する教育
委員会に事前又は事後に送る必要がある。以上は、主と
して公立の小学校における現状を捉えたものであるが、
他種の学校、例えば中学校、高等学校、高等専門学校に
関しても同様の議論が成立する。大学や大学院、大学共
同利用機関(国立研究所やセンタ)においては、その趣
がかなり異なり、教育委員会ではなく地方公共団体が所
管することとなる。また、私立の学校に関してはさらに
その趣が異なる。
【0006】上述のごとき現状に加え、近年、犯罪の低
年齢化、学校崩壊、いじめ、自殺等、学校内だけでは解
決しきれない問題が多発しており、生徒やその保護者と
の更なるコミュニケーションの場の提供や、さらには幅
広い意見を得るために多方面からの学校生活に関するノ
ウハウの収集が必要となっている。また、学校における
相談サービスや保護者への連絡などの業務も、情報通信
技術の発達にもかかわらず効率的なシステムの構築がな
されていないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、ゆとりある地域一
体となった学校教育が可能なよう、学校側と生徒やその
保護者との間で充実したコミュニケーションを図り、よ
り良い生活指導を行うために、学校関係者を支援するた
めの生徒指導支援システム、コンピュータをそのシステ
ムとして機能させるためのプログラム、及びそのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、学校
の生徒への生活指導を支援するためのサーバ装置を有す
る生徒指導支援システムであって、該サーバ装置は、学
校の職員又は学校の所管機関の職員が使用する学校側ク
ライアント装置にネットワークを介して接続され、さら
に、前記サーバ装置は、生徒又は該生徒の家庭からの相
談を、該生徒又は該生徒の家庭が使用する、当該サーバ
装置にネットワーク接続された生徒側クライアント装置
から受け付ける相談受付手段と、学校側クライアント装
置に前記相談受付手段で受け付けた相談に関する情報を
そのまま又は実名を伏せて提示する相談情報提示手段
と、該相談情報提示手段で提示した相談に対して学校側
クライアント装置からの回答を受け付ける回答受付手段
と、該回答受付手段で受け付けた回答を、該相談の元で
ある生徒側クライアント装置に提示する回答提示手段と
を有することを特徴としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記サーバ装置は、前記職員以外の相談受付者が使
用する相談受付者側クライアント装置にネットワークを
介して接続され、前記相談情報提示手段は学校側クライ
アント装置に加えて相談受付者側クライアント装置に対
しても前記情報を提示し、前記回答受付手段は学校側ク
ライアント装置に加えて相談受付者側クライアント装置
からの回答も受け付けることを特徴としたものである。
【0010】請求項3の発明は、学校の生徒への生活指
導を支援するためのサーバ装置を有する生徒指導支援シ
ステムであって、該サーバ装置は、学校の職員又は学校
の所管機関の職員が使用する学校側クライアント装置に
ネットワークを介して接続され、さらに、前記サーバ装
置は、生徒又は該生徒の家庭からの相談を、該生徒又は
該生徒の家庭が使用する、当該サーバ装置にネットワー
ク接続された生徒側クライアント装置から受け付ける相
談受付手段と、当該サーバ装置にネットワーク接続され
た前記職員以外の相談受付者が使用する相談受付者側ク
ライアント装置に、前記相談受付手段で受け付けた相談
に関する情報をそのまま又は実名を伏せて提示する相談
情報提示手段と、該相談情報提示手段で提示した相談に
対して相談受付者側クライアント装置からの回答を受け
付ける回答受付手段と、該回答受付手段で受け付けた回
答を、該相談の元である生徒側クライアント装置に提示
する回答提示手段とを有することを特徴としたものであ
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、前記相談受付者は、学校の教職員,学校の所
管機関の職員,生徒,生徒の保護者,コンサルタント,
カウンセラ,地域指導員,警察官のいずれか1又は複数
とすることを特徴としたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項2乃至4のいず
れか1の発明において、前記相談受付手段で受け付けた
相談受付者からの回答を、特定のユーザのクライアント
装置に限定して提示し、前記回答のうち前記回答提示手
段で提示する回答を前記ユーザのクライアント装置に選
択させる回答選択手段を有することを特徴としたもので
ある。
【0013】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れか1の発明において、前記サーバ装置は、学校生活に
おいて問題に発展し易い出来事,状況,悩み事を含む情
報を生徒側クライアント装置に電子メールで送信する情
報送信手段を有することを特徴としたものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記サーバ装置は、前記出来事,状況,悩み事を含
む情報を格納するデータベースにアクセス可能とし、カ
ウンセラやコンサルタントが使用するクライアント装置
に対し前記データベースに前記情報を登録させる情報登
録手段と、前記データベースに格納された情報を当該ネ
ットワーク接続されたクライアント装置に閲覧させる情
報閲覧手段とを有することを特徴としたものである。
【0015】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいず
れか1の発明において、前記サーバ装置は、電子日記を
生徒又は生徒の家庭が使用する生徒側クライアント装置
に電子メールで送信する電子日記送信手段と、該電子日
記送信手段で送信された電子日記に悩み事等の情報を付
加したものを、前記生徒側クライアント装置から登録さ
せる電子日記登録手段とを有することを特徴としたもの
である。
【0016】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記サーバ装置は、前記電子日記登録手段で登録さ
れた電子日記を、該電子日記を登録した生徒の担任教師
が使用するクライアント装置に、提示する電子日記提示
手段と、該電子日記提示手段で提示された電子日記に対
する前記担任教師のアドバイスを、前記クライアント装
置から登録させるアドバイス登録手段と、該アドバイス
登録手段で登録されたアドバイスを該アドバイス先の生
徒側クライアント装置に提示するアドバイス提示手段と
を有することを特徴としたものである。
【0017】請求項10の発明は、請求項1乃至9のい
ずれか1の発明において、前記サーバ装置は、ディジタ
ルカメラで撮影された、又は特定の場所に設置されたカ
メラで撮影された、生徒の様子が写った写真画像をネッ
トワークを介して登録する写真登録手段と、該写真登録
手段で登録された写真画像を学校の職員を含む所定のク
ライアント装置に提示する写真提示手段と、該写真提示
手段で提示した写真画像内に写った生徒を、前記所定の
クライアント装置のユーザに特定させる生徒特定手段と
を有することを特徴としたものである。
【0018】請求項11の発明は、学校の生徒への生活
指導を支援するためのサーバ装置を有する生徒指導支援
システムであって、該サーバ装置は、学校の職員を含む
所定のユーザが使用するクライアント装置にネットワー
クを介して接続され、さらに、前記サーバ装置は、ディ
ジタルカメラで撮影された、又は特定の場所に設置され
たカメラで撮影された、生徒の様子が写った写真画像を
ネットワークを介して登録する写真登録手段と、該写真
登録手段で登録された写真画像を前記所定のユーザのク
ライアント装置に提示する写真提示手段と、該写真提示
手段で提示した写真画像内に写った生徒を、前記所定の
クライアント装置のユーザに特定させる生徒特定手段と
を有することを特徴としたものである。
【0019】請求項12の発明は、請求項1乃至11の
いずれか1の発明において、前記サーバ装置は、学校側
クライアント装置から、学校における生徒の成績等の生
徒情報を登録させる生徒情報登録手段と、生徒情報を該
生徒情報の対象である生徒の生徒側クライアント装置に
提示する生徒情報提示手段とを有することを特徴とした
ものである。
【0020】請求項13の発明は、学校の生徒への生活
指導を支援するためのサーバ装置を有する生徒指導支援
システムであって、該サーバ装置は、学校の職員又は学
校の所管機関の職員が使用する学校側クライアント装置
にネットワークを介して接続され、生徒又は該生徒の家
庭が使用する生徒側クライアント装置にネットワークを
介して接続され、さらに、前記サーバ装置は、学校側ク
ライアント装置から、学校における生徒の成績等の生徒
情報を登録させる生徒情報登録手段と、生徒情報を該生
徒情報の対象である生徒の生徒側クライアント装置に提
示する生徒情報提示手段とを有することを特徴としたも
のである。
【0021】請求項14の発明は、請求項12又は13
の発明において、前記サーバ装置は、前記生徒情報提示
手段で提示された生徒情報に基づいた情報交換を行う場
を提供するために、学校側クライアント装置及び生徒の
保護者が使用する保護者側クライアント装置からメッセ
ージを入力させるメッセージ入力手段と、該メッセージ
入力手段で入力されたメッセージを、学校側クライアン
ト装置及び保護者側クライアント装置に提示するメッセ
ージ提示手段とを有することを特徴としたものである。
【0022】請求項15の発明は、請求項12乃至14
のいずれか1の発明において、前記サーバ装置は、前記
生徒情報に対するコメントを、該生徒情報に係わる生
徒,該生徒の家庭,教職員のいずれか1又は複数のクラ
イアント装置から入力させるコメント入力手段と、該コ
メント入力手段で入力されたコメントを、該コメントに
係わる生徒情報に組み込むコメント組込手段とを有する
ことを特徴としたものである。
【0023】請求項16の発明は、請求項12乃至15
のいずれか1の発明において、前記サーバ装置は、前記
生徒情報登録手段で登録された生徒情報を格納する成績
管理データベースにアクセス可能とし、該成績管理デー
タベースに格納された生徒の成績に係わる情報を抽出し
て成績証明書を作成する成績証明書作成手段を有するこ
とを特徴としたものである。
【0024】請求項17の発明は、請求項1乃至16の
いずれか1の発明において、前記サーバ装置は、学校で
行った試験に対し、該試験の狙いと結果の考察を含む試
験結果情報を、学校側クライアント装置から、又は当該
サーバ装置にネットワーク接続された試験業者の試験業
者側クライアント装置から、登録させる試験結果登録手
段と、該試験結果登録手段で登録された試験結果情報
を、生徒側クライアント装置又は生徒側クライアント装
置及び学校側クライアント装置に提示する試験結果提示
手段とを有することを特徴としたものである。
【0025】請求項18の発明は、学校の生徒への生活
指導を支援するためのサーバ装置を有する生徒指導支援
システムであって、該サーバ装置は、学校の職員又は学
校の所管機関の職員が使用する学校側クライアント装置
にネットワークを介して接続され、生徒又は該生徒の家
庭が使用する生徒側クライアント装置にネットワークを
介して接続され、さらに、前記サーバ装置は、学校で行
った試験に対し、該試験の狙いと結果の考察を含む試験
結果情報を、学校側クライアント装置から、又は当該サ
ーバ装置にネットワーク接続された試験業者の試験業者
側クライアント装置から、登録させる試験結果登録手段
と、該試験結果登録手段で登録された試験結果情報を、
生徒側クライアント装置又は生徒側クライアント装置及
び学校側クライアント装置に提示する試験結果提示手段
とを有することを特徴としたものである。
【0026】請求項19の発明は、請求項1乃至18の
いずれか1又は複数の発明において、前記サーバ装置
は、当該サーバ装置の有する各手段を各クライアント装
置に提供するための窓口となるポータルサイトを、各ク
ライアント装置に提示するポータルサイト提示手段を有
し、該ポータルサイト提示手段は、各クライアント装置
に対し、各クライアント装置を使用するユーザの種別に
従って登録されたユーザ種別情報に従って、各手段の利
用を制限するユーザ種別利用制限手段と、ユーザ種別毎
に、該ユーザ種別利用制限手段で制限されることにより
各ユーザ種別のクライアント装置が利用可能となった各
手段をメニューとして提示することにより、該各手段を
利用させるユーザ種別メニュー提示手段とを有すること
を特徴としたものである。
【0027】請求項20の発明は、請求項1乃至19の
いずれか1又は複数の発明において、前記サーバ装置が
有する各手段をアプリケーションとしてネットワークを
介して提供するサービスを、学校側のクライアント装置
に行うアプリケーションサービス提供手段と、該アプリ
ケーションサービス提供手段で提供したサービスに課金
する課金手段とを有することを特徴としたものである。
【0028】請求項21の発明は、コンピュータを請求
項1乃至20のいずれか1記載の生徒指導支援システム
として機能させるためのプログラムである。
【0029】請求項22の発明は、請求項21記載のプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る生徒指導支援システムを説明するための図である。本
実施形態に係る生徒指導支援システム(以下、本システ
ムと略す)は、学校の生徒への生活指導を支援するため
のサーバ装置10を備えるものとする。サーバ装置10
は、学校1の職員が使用する学校側クライアント装置1
1a,11b,...(しばしば11で代表して表す)
にネットワーク2bを介して接続され、さらにその学校
1の生徒A(3)又は生徒の家庭が使用する生徒側クラ
イアント装置31に、ネットワーク2aを介して接続さ
れている。さらに、本実施形態においてはサーバ装置1
0は、相談に関する情報を格納する相談情報データベー
ス(DB)20にアクセス可能としている。
【0031】サーバ装置10及び相談情報DB20は、
図1において学校1に設置されているものとして説明す
るが、各クライアント装置11,31(及び後述する各
種ユーザが使用するクライアント装置)にネットワーク
を介して接続されていればよく、後述するように学校の
所管機関に設置されていても、その他後述するように本
システムを学校側(所管機関側)に提供する提供業者の
会社などに設置していてもよい。また、サーバ装置10
はその機能に合った各種ユーザ(後述する)の情報を関
連付けて格納しておくか、その情報を格納したデータベ
ースにアクセス可能としておく必要がある。このユーザ
情報は、ユーザの会員登録時などに得られる。また、そ
れらの形態も、サーバ装置10に相談情報DB20や後
述する各種DBが物理的に含まれている形態でも、ネッ
トワークを介して接続され、物理的に離散している形態
を採用してもよい。またDB20と後述の各DBは、別
々の構成でなくとも一体型のものでもよく、要は、それ
らのDBの機能がはたせる形態であればよい。
【0032】サーバ装置10の形態としては、ネットワ
ークに接続するためのサーバ(所管機関、一般ユーザ等
の各接続者に対して別々のネットワークで接続する場合
にはそれに応じたサーバである必要があり、インターネ
ット接続の場合はWebサーバなど)、各ユーザを認証
するための認証サーバ等、階層構造をもったサーバ機能
をもつコンピュータとしてもよく、実際には後述する各
手段がもつ機能を実行するためのプログラムが格納され
ていればよい。このプログラムは、各手段をユーザが使
用する際に容易となるようなグラフィカルユーザインタ
ーフェースを備えるようにするとよい。また、各実施形
態における説明においてサーバ装置10を1つの装置と
して図示しているが、上述のごとく様々な種類のネット
ワークを介して分散させてもよいことは言及するまでも
ない。また、クライアント装置11,31や後述する各
クライアント装置は、設置型の汎用パーソナルコンピュ
ータであればよいが、ネットワーク接続可能な携帯電
話,PDAやモバイルコンピュータであってもよく、そ
の使用形態に応じた形態であればよい。さらに、各ユー
ザ(ここでは学校や所管機関)に本システムを利用可能
なクライアント装置を複数設置しておく場合には、LA
Nなどによりネットワーク接続されている必要があり、
また、各ユーザは少なくとも1台のクライアント装置を
設置しておけばよい。なお、通常、学校1とそのクラス
単位の担任教師との関係は、1対他であるが、本システ
ムを1対1で利用してもよいし、クラス単位に限らず、
例えば教職員単位にクライアント装置11を割り当てて
配置してもよい。
【0033】また、図示したネットワーク2a,2bを
含み、本明細書におけるネットワークとしては、有線,
無線に限らず専用回線(光ファイバなどの回線も含
む),電話回線などで接続されたインターネットや、イ
ンターネット技術を利用したイントラネット,エクスト
ラネット、さらには専用回線を使用する場合でもWAN
(Wide Area Network)やMAN(M
etropolitanArea Network)に
限らずサーバ装置10の設置場所によってはLAN(L
ocal Area Network)で構成される形
態も有り得る。また、このネットワークは、専用回線の
使用、伝送データの暗号化、各クライアント装置を使用
するユーザの認証など様々な方法によるセキュリティの
強化が必要となる。
【0034】ここで本実施形態の生徒指導支援システム
を詳細に説明する前に、本発明を学校の所管機関で採用
した場合の形態に関し、説明する。図2は、本発明の他
の実施形態に係る生徒指導支援システムを説明するため
の図である。本発明は、図1を参照して1つの学校内で
利用する支援システムとして説明するが、例えば、図2
のように複数の学校に対してこの支援システムを利用さ
せる場合、すなわち複数の学校の所管機関1′である教
育委員会や地方公共団体が本システムを適用し、ネット
ワーク2bを介して複数の学校(或いは各学校にある各
クラスなど)のクライアント装置11a,11
b,...にその教材を使用させる場合にも適用可能で
ある。なお、図2においては、学校A,B,...毎の
ネットワーク接続されたシステムを、クライアント装置
11a,11b,...として図示している。また、通
常、学校とその所管機関との関係は、他対1であるが、
本システムを1対1で利用しても、他対他(例えば複数
の学校に対して、市町村委員会及び都道府県委員会な
ど)で利用してもよいことは言及するまでもない。
【0035】再度、図1を参照して本システムに関し、
詳細に説明する。本システムにおけるサーバ装置10
は、相談受付手段12,相談情報提示手段13,回答受
付手段14,回答提示手段15を有するものとする。な
お、本システムにおいては上述の相談情報DB20を各
手段12〜15と別に説明しているが、各手段12〜1
5に相談情報DB20が含まれるものとして考えてもよ
い。相談受付手段12では、生徒又はその家庭からの相
談を、彼らが使用する生徒側クライアント装置31から
受け付ける。相談情報提示手段13では、学校側クライ
アント装置11に相談受付手段12で受け付けた相談に
関する情報をそのまま又は実名を伏せて提示する。回答
受付手段14では、相談情報提示手段13で提示した相
談に対して学校側クライアント装置11からの回答を受
け付ける。ここで学校側クライアント装置11としては
相談に係わる生徒の担任教師が使用するクライアント装
置が好ましい。なお、回答として適当なカウンセラを紹
介する情報もあり得る。さらに、悩み事などを解決する
ための調査を依頼し、この調査結果を回答受付手段14
で受け付けるようにしてもよい。回答提示手段15で
は、回答受付手段14で受け付けた回答を少なくとも相
談元である生徒側クライアント装置31に提示する。勿
論、予め用意された回答を生徒側クライアント装置31
に提示してもよい。
【0036】なお、本明細書における提示とは、各実施
形態に応じて、クライアント装置から閲覧可能な状態す
ること、クライアント装置に電子メールなどで送信する
こと、ユーザ間でグループウェアとして本システムの機
能を利用している場合にはレプリケートによる登録(例
えば相談情報DB20を更新)することにより閲覧可能
な状態にしたり、送信したりすること、各ユーザに郵送
するために、単に登録した文書を印刷することなどが挙
げられる。本システムによれば、情報通信技術を利用し
て、充実し機密性に優れたコミュニケーションの場を提
供することが可能となる。
【0037】図3は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おいて、上述した職員(学校又は所管機関の職員)以外
の相談受付者4が、生徒やその家庭からの相談に対して
回答することを支援するシステムである。相談受付者4
としては、学校の教職員(校長や教師),学校の所管機
関の職員,生徒,生徒の保護者,コンサルタント,カウ
ンセラ,地域指導員,警察官(警察補導係、少年課、相
談窓口)などが挙げられる。本システムにおいては、相
談受付者4が使用する相談受付者側クライアント装置4
1にネットワークを介して接続されているものとする。
さらに、本システムにおける相談情報提示手段13は学
校側クライアント装置11に加えて相談受付者側クライ
アント装置41に対しても相談情報を提示し、回答受付
手段14は学校側クライアント装置11に加えて相談受
付者側クライアント装置41からの回答も受け付けるよ
うにする。
【0038】本システムによれば、困り事や悩み事を、
多方面のユーザからの見解を取り入れて、迅速に回答す
ることが可能となる。また、それらの多方面からの情
報,ノウハウの収集及び共有を行うことが可能となる。
また、問題になりそうな困り事や悩み事を、学校側の判
断でこれら相談受付者4に配信し、彼らが有償又は無償
(ボランティア)で回答するようにしてもよい。さら
に、回答した解決方法を、Webサーバ等に登録し、生
徒,保護者,学校関係者,解決方法に関わる人々にも提
示可能としてもよい。また、教職員等の学校関係者に解
決方法を提示することにより、結果として生徒の指導方
法を学校関係者にも指導することが可能になる。
【0039】また、他の実施形態として、相談情報提示
手段13にて相談受付者4の相談受付者側クライアント
装置41にのみ、受け付けた相談情報をそのまま又は実
名を伏せて提示し、回答受付手段14にて相談受付者側
クライアント装置41からの回答を受け付けるようにし
てもよい。
【0040】図4は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、図3を用いて上述した各実施形態の生徒指導支
援システムにおいて、上述した職員(学校又は所管機関
の職員)以外の相談受付者4が作成し登録した生徒やそ
の家庭からの相談に対する回答を厳選して相談元に提示
するシステムである。本システムは、例えばWebサー
バ上で特に回答者を限定せずに一般ユーザから回答を収
集した際に有益であり、相談受付手段12で受け付けた
相談受付者(一般ユーザも含めてよい)4からの回答
を、相談元であるその生徒A(3)の保護者5や担任教
師(クラスA)などの特定ユーザのクライアント装置5
1,11aに限定して提示し、回答のうち回答提示手段
15で提示する回答を、その特定ユーザのクライアント
装置に選択させる回答選択手段16を有するようにして
いる。
【0041】図5は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おけるサーバ装置10に、情報送信手段17を備えたシ
ステムである。情報送信手段17では、学校生活におい
て問題に発展し易い出来事,状況,悩み事を含む情報
を、生徒側クライアント装置31に電子メールで送信す
る。送信する情報は、相談情報DB20に本システムに
よれば、生徒3に対し、日々問い掛けを行い、生徒3が
心を開いてくれるようなトリガを事前に与えておくこと
が可能となる。
【0042】また、他の実施形態として、サーバ装置1
0を、出来事,状況,悩み事を含む情報を格納するデー
タベース(図5においては相談情報DB20で図示)に
アクセス可能とし、情報登録手段18及び情報閲覧手段
19を備えるようにしてもよい。情報登録手段18で
は、生活指導のカウンセラやコンサルタント4′が使用
するクライアント装置41′に対し、そのデータベース
に上述の情報を登録させる。情報閲覧手段19では、そ
のデータベースに格納された情報をサーバ装置10にネ
ットワーク接続されたクライアント装置31,51等に
閲覧させる。このクライアント装置としては保護者5や
学校関係者,地域指導員,警察官などが使用するものと
する。
【0043】図6は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おいて、電子日記を生徒側に書かせるためのシステムで
ある。本システムにおけるサーバ装置10は、電子日記
送信手段21及び電子日記登録手段22を有するものと
する。電子日記送信手段21では、電子日記を生徒又は
生徒の家庭が使用する生徒側クライアント装置31に電
子メールで送信する。電子日記登録手段22では、電子
日記送信手段21で送信された電子日記に悩み事等の情
報を付加したものを生徒側クライアント装置31から登
録させる。付加する情報として日々の困り事,悩み事な
どを自由に書き込み、気軽に生徒側クライアント装置3
1としてのPCや携帯電話で登録できるようにするとよ
い。生徒3に送信する電子日記としては、日毎に定型文
を用意しておくか、或いはその日の近辺に起こった事件
などについて書かれた文を掲載するとよい。さらに、生
徒3に送信する電子日記は、学校側クライアント装置1
1から教職員、例えばその生徒の担任教師が登録するよ
うにしてもよい。本システムによれば、いち早く生徒や
保護者の悩み事を知ることが可能となる。
【0044】また、他の実施形態として、このサーバ装
置10に電子日記提示手段23,アドバイス登録手段2
4,アドバイス提示手段25を備えるようにしてもよ
い。電子日記提示手段23では、電子日記登録手段22
で登録された電子日記を、好ましくは日々、電子日記を
登録した生徒の担任教師が使用するクライアント装置1
1aに提示する。この電子日記は校長や教頭が目を通す
ようにしてもよい。アドバイス登録手段24では、電子
日記提示手段23で提示された電子日記に対する担任教
師からのアドバイスを登録する。アドバイス提示手段2
5では、該アドバイス登録手段24で登録されたアドバ
イスを少なくともそのアドバイス先の生徒側クライアン
ト装置31に提示する。電子日記に加え、それに対する
アドバイス内容も、所管機関,校長や教頭,保護者が閲
覧できるようにするとよい。本実施形態によれば、悩み
事に対し即座にアドバイスを送ることが可能となる。
【0045】図7は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おけるサーバ装置10に、写真登録手段26,写真提示
手段27,生徒特定手段28を備えたシステムである。
写真登録手段26では、生活指導員6,地域指導員,警
察補導係,一般の人々などによりディジタルカメラ(動
画用,静止画用)で撮影された写真画像を登録する。デ
ィジタルカメラとしては携帯電話に組み込まれたCCD
カメラが好ましい。或いは、繁華街など、特定の場所に
設置された遠隔カメラ(動画用,静止画用)で撮影され
た写真画像を登録する。なおこのカメラにはサーバ装置
10にネットワーク接続可能なものに限られる。また、
これらの写真画像は、生徒の様子が写った写真画像であ
り、例えば特定の場所(遊技場など)でその学校の生徒
を見かけた人が撮影した写真画像である。一般の人々か
らの写真の登録を許可するために、Webサーバ上に写
真登録手段26を備えておいてもよい。写真提示手段2
7では、写真登録手段26で登録された写真画像を学校
の職員を含む所定(学校関係者や保護者)のクライアン
ト装置(11,51等)に提示する。生徒特定手段28
では、写真提示手段27で提示した写真画像内に写った
生徒(及び場所)を、上述の所定のクライアント装置の
ユーザに特定させる。本システムによれば、生徒の非行
を防ぐことも可能となる。
【0046】また、他の実施形態として、図7に示すよ
うに、本システムにおいて図1乃至図6を参照して説明
した各実施形態の支援システムを含まない形態も採用可
能である。
【0047】図8は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おいて、生徒3の成績等の情報をネットワークを介して
生徒側クライアント装置31に提供するシステムであ
る。本システムにおけるサーバ装置10は、生徒情報登
録手段32及び生徒情報提示手段33を有するものとす
る。生徒情報登録手段32では、学校側クライアント装
置11から、学校1における生徒の成績等の生徒情報を
登録させる。この生徒情報としては、保護者への連絡事
項が記載された保護者連絡帳,テスト結果,期末毎に手
渡す指導要録,成績通知などが挙げられる。生徒情報提
示手段33では、生徒情報登録手段32で登録された生
徒情報、又はそれ以外の生徒情報を、その対象である生
徒3の生徒側クライアント装置31に提示する。なお、
保護者連絡帳などは、Webサーバに登録してインター
ネットに公開し、同時に電子メールで配信するなどして
もよい。本システムによれば、成績に関する生徒情報の
家庭とのネットワーク上での共有が可能となる。
【0048】また、他の実施形態として、図8に示すよ
うに、本システムにおいて図1乃至図7を参照して説明
した各実施形態の支援システムを含まない形態も採用可
能である。
【0049】他の実施形態として、生徒情報提示手段3
3で提示された生徒情報に基づいて情報交換を行う場を
提供するようにしてもよい。本実施形態の支援システム
は、学校側と所管機関との間で意見を出して掲示するこ
とにより意見交換を行うための所謂電子掲示板(BB
S)を備えたシステムである。本実施形態に係るサーバ
装置10には、メッセージ入力手段34及びメッセージ
提示手段35を備えるものとする。メッセージ入力手段
34では、学校側クライアント装置11及び生徒側(保
護者側)クライアント装置31(51)からメッセージ
を入力させる。メッセージ提示手段35では、メッセー
ジ入力手段34で入力されたメッセージを、学校側クラ
イアント装置及11び生徒側(保護者側)クライアント
装置31(51)に提示する。また、メッセージ提示手
段35では、学校側(教師など)と生徒やその保護者間
で履歴が残るようにツリー構造の掲示板方式で提示して
もよく、学校側でより良い対応を行うことが可能とな
る。
【0050】さらに、他の実施形態として、上述の生徒
情報に関してコメントを入力することを可能としてもよ
い。本実施形態に係るサーバ装置10には、コメント入
力手段36及びコメント組込手段37を備えるものとす
る。コメント入力手段36では、生徒情報に対するコメ
ントを、その生徒情報に係わる生徒3,その家庭(保護
者)5,教職員(担任教師)11のいずれか1又は複数
のクライアント装置31,51,11から入力させる。
コメント組込手段37では、コメント入力手段36で入
力されたコメントを、そのコメントに係わる生徒情報に
組み込む。コメント組込手段37で組み込んだコメント
は生徒情報提示手段33により提示可能である。コメン
ト入力可能な生徒情報としては、例えばテスト結果,指
導要録,成績通知などが挙げられ、また、生徒3,保護
者5,教師11、それぞれがコメントを入力するように
してもよい。コメントとしては、例えば、生徒の言い訳
や今後の意気込み,保護者への進路相談や子供への誉め
言葉,激励の言葉,教師の指導指針や生徒への誉め言
葉,激励の言葉などが挙げられる。
【0051】なお、図8を参照して説明した各実施形態
に係る支援システムにおいては、成績管理DB30を各
手段32〜37と別に説明しているが、各手段32〜3
7に成績管理DB30が含まれるものとして考えてもよ
い。
【0052】再度、図8を参照して本発明の他の実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)を説明する。本システムは、図8を参照して上述し
た各実施形態の支援システムにおいて、生徒3の成績管
理を行うことが可能なシステムである。本システムにお
けるサーバ装置10は、生徒情報登録手段32で登録さ
れた生徒情報を格納する成績管理DB30にアクセス可
能とし、成績証明書作成手段38を備えるものとする。
成績証明書作成手段38では、成績管理DB30に格納
された生徒の成績に係わる情報を抽出して成績証明書を
作成する。作成した成績証明書はネットワークを通じ
て、或いは紙にて発行すればよい。
【0053】図9は、本発明の他の実施形態に係る生徒
指導支援システムを説明するための図である。本実施形
態に係る生徒指導支援システム(以下、本システムと略
す)は、上述した各実施形態の生徒指導支援システムに
おいて、生徒側クライアント装置31(保護者側クライ
アント装置51)に試験結果に関する情報をネットワー
クを通じて提供するシステムである。本システムにおけ
るサーバ装置10には、試験結果登録手段42及び試験
結果提示手段43を備えるものとする。図9においては
登録先として試験情報DB40を示している。試験結果
登録手段42では、学校で行った試験に対し、その試験
の狙いと結果の考察を含む試験結果情報を、学校側クラ
イアント装置11又は試験業者7の試験業者側クライア
ント装置71から登録させる。なお、試験業者側クライ
アント装置71はサーバ装置10にネットワーク接続さ
れているものとする。また、試験業者(テスト業者)7
による外部テストは、出題者の狙いと結果の考察、他校
の結果を登録し、教師が作成した内部テストは、出題者
の狙いや結果の考察を登録する。試験結果提示手段43
では、試験結果登録手段42で登録された試験結果情報
を、生徒側クライアント装置31、又は生徒側クライア
ント装置31及び学校側クライアント装置11に提示す
る。
【0054】また、他の実施形態として、図9に示すよ
うに、本システムにおいて図1乃至図8を参照して説明
した各実施形態の支援システムを含まない形態も採用可
能である。
【0055】図10は、本発明の他の実施形態に係る生
徒指導支援システムを説明するための図で、生徒指導支
援システムを各ユーザに提供するためのポータルサイト
の一例を示す図である。本実施形態に係る生徒指導支援
システム(以下、本システムと略す)は、上述した各実
施形態に係るシステムのいずれか複数を、複合的に提供
することが可能なような入り口、すなわちポータルサイ
トを備えるようにしたシステムである。なお、図10に
おいては殆どの種類のユーザに対するポータルサイトを
提供するシステムとして示しているが、その一部の種類
のユーザに対するポータルサイトを提供してもよいこと
は言及するまでもない。さらに、全ての種類のユーザが
同一のネットワーク(実際にはインターネット)で接続
されていてもよいが、サーバ装置10におけるWWWサ
ーバ上のポータルサイトをこのネットワーク上で各クラ
イアント装置のWWWブラウザに提供し、各種ユーザ用
の詳細なサービスメニューに到った後は、自動的にセキ
ュリティの高い回線に切り替えるソフトウェアなどを利
用して別の専用ネットワークで接続するなど、様々な形
態が可能である。また、本システムのその他の詳細な説
明は、各実施形態で上述した通りであり省略する。
【0056】本システムにおけるサーバ装置10は、上
述した各サーバ装置の有する各手段を、各クライアント
装置11,31,41,51,61,71、及びその他
のユーザが使用するクライアント装置に提供するための
窓口となるポータルサイトを、各クライアント装置に提
示するポータルサイト提示手段を有するものとする。な
お、ここでのクライアント装置は各種ユーザに1つだけ
ではないことは言及するまでもない。このポータルサイ
ト提示手段は、利用制限手段及びユーザ種別メニュー提
示手段を有するものとする。ユーザ種別利用制限手段
は、各クライアント装置に対し、各クライアント装置を
使用するユーザの種別に従って登録されたユーザ種別情
報に従って、各手段の利用を制限する。このユーザ種別
情報は、上述したように会員登録などに設定してもよ
い。会員登録の窓口をこのポータルサイトに設けるので
あれば、ユーザ種別毎の登録ボタンを登録メニューの下
に設けるなどすればよい。例えば図1で説明した学校1
と生徒3との相談に係わる処理は、他の種類のユーザに
は通常必要ない上に、アクセス可能としては種々の問題
が発生するので、その処理に対するアクセス権をアクセ
ス不可としてもよい。ユーザ種別メニュー提示手段は、
ユーザ種別毎に、ユーザ種別利用制限手段で制限される
ことにより各ユーザ種別のクライアント装置が利用可能
となった各手段をメニューとして提示することにより、
それら各手段を利用させる。
【0057】このようにポータルサイトとして本発明に
係るサービスを提供することにより、各種機関がよりス
ムーズに連携される上に、以下のようにこのサービスを
運営していく上でのバナー広告などの収入も得られる。
【0058】図10を参照して、ポータルサイトの例を
説明する。ここで例示するポータルサイト(学校ポータ
ルサイト)52は、事務処理52a,営繕52b,調査
代行52c,入力代行(文書作成)52d,給食52
e,備品52f,法令集52g,教材52h,習い事5
2i,本発明に係わる生活指導(相談)52j,施設利
用52k,チャット52l,電子掲示板52mのメニュ
ーが提示されている。また、サイト52には、R社のプ
リンタに関するバナー広告53が掲載されている。従来
までは教育関係者のホームページなどには参加者が少な
かったので広告利益も上げられなかったが、本発明を適
用することにより様々な教育関係者が一同に介する場を
提供することが可能であり、広告価値が上がることが予
想される。広告に対しては、例えば各バナー広告53に
対して所定の期間内にカウント手段でカウントされた回
数に応じて、そのバナー広告の広告主に請求するように
すればよい。サイト52における各メニューは、上述の
ごとく利用制限がかかっているものとする。ただし、チ
ャット52l,電子掲示板52mなどのように、さらに
下層のメニュー、例えば参加者のカテゴリを示したメニ
ューに利用制限がかかっているものも存在する。また、
公共機関・団体や役に立つWebサイトへのリンクを張
ったリンク集や、よくある質問を集めたFAQ、さらに
は検索サービス、ニュースなどの情報提供サービス、ブ
ラウザから電子メールを送受信できるWebメールなど
のサービスを一括して提供してもよい。
【0059】電子掲示板52mは、学校側と生徒側との
間などで意見を出して掲示することにより意見交換を行
うための所謂電子掲示板(BBS)を備えたシステムに
より機能する。メッセージの提示は、そのテーマ別に行
ってもよいし、さらには他種のユーザ間用の掲示板を別
々に用意しておいてもよい。電子掲示板としては、実際
にはグループウェアとしての形態が考えられるが、加え
てパソコン通信ネットで使用される形態も可能である。
【0060】チャット52lは、学校側と生徒側との間
などで会話を行うためのシステムにより機能する。この
チャットシステムでは、所定のチャネル上でクライアン
ト装置からメッセージを入力させ、さらに同じチャネル
上で他のクライアント装置からメッセージを入力させ
る。さらに、入力された各メッセージを、同一チャネル
上でメッセージを入力する各クライアント装置に逐次提
示するようにする。このチャット機能は、例えば次のよ
うなIRCサーバを備えることにより実現可能となる。
すなわち、IRCサーバは、ユーザのクライアント装置
とインターネット(或いはインターネット技術を利用し
たネットワーク)を介して接続され、インターネットリ
レイチャット(IRC)プロトコルに従い、チャットサ
ービスを提供する。IRCサーバには論理的に複数種類
のチャネルを生成されており、その複数種類の各チャネ
ルは、少なくとも同一のユーザ種のユーザが使用するク
ライアント装置からのみ接続可能とし、各ユーザ種毎
の、或いは異なるユーザ種間のチャットサービスを提供
するようにしてもよい。
【0061】以上、本発明の各実施形態に係る生徒指導
支援システムに関し、説明したが、次に上述した各実施
形態に係るシステムを、アプリケーションサービスとし
て提供するシステム(ASPシステム)に関し、説明す
る。本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援システム
としてのこのASPシステムは、上述した各実施形態に
係るシステムを、アプリケーション(アプリケーション
ソフト)としてネットワークを介して提供することが可
能なシステムである。このASPシステムにおいては、
上述したサーバ装置10が有する各手段をアプリケーシ
ョンとしてネットワークを介して提供するサービスを、
学校側のクライアント装置11(実際には学校側に設置
されたサーバ装置に提供する場合もある)に行うアプリ
ケーションサービス提供手段と、アプリケーションサー
ビス提供手段で提供したサービスに課金する課金手段と
を有するようにしている。なお、サーバ装置及び各クラ
イアント装置における各種機能は、アプリケーションソ
フトとして分散させたもの、すなわち各クライアント装
置にも専用のアプリケーションソフトを組み込んだ形態
で提供してもよいが、各クライアント装置にWebブラ
ウザを設け、サーバ装置側にWebサーバを設けた形態
で提供してもよい。勿論、ユーザの種別に応じてその形
態を異ならせてもよい。
【0062】課金手段としては、利用頻度が高い学校授
業の終盤の月などは固定制とし、利用頻度が低い学校授
業のない月などは従量制とするなど、ユーザ側で選択可
能としてもよい。その他、プログラム使用時間と入力枚
数による課金方法などからなる通常のASPの課金方式
の他に、入力,修正,出力のプログラム使用料込みで漢
字や数字等の字の種類別にカウントされた入力文字数
(漢字の入力単価は高いが数字は安い)による課金方式
を提供してもよい。
【0063】以上、本発明の生徒指導支援システムを中
心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、上述した
各実施形態におけるサーバ装置に係る説明で説明したよ
うに、コンピュータをそれらシステムとして機能させる
ための、或いはコンピュータにそれらシステムの処理手
順を実行させるためのプログラムとしても、或いは、そ
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体としての形態も可能である。
【0064】本発明による生徒指導支援の機能を実現す
るためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施
形態を説明する。記録媒体としては、具体的には、CD
−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フ
ラッシュメモリ、メモリスティック、及びその他各種R
OMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した
本発明の各実施形態のシステムの機能をコンピュータに
実行させ、生徒指導支援の機能を実現するためのプログ
ラムを記録して流通させることにより、当機能の実現を
容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上
記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプ
ログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えて
いる記録媒体に当プログラムを記憶させておき、必要に
応じて読み出すことにより、本発明に係わる生徒指導支
援の機能を実行することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、学校側と生徒やその保
護者との間で充実したコミュニケーションを図り、より
良い生活指導を行うことが可能となり、その結果とし
て、ゆとりある地域一体となった学校教育が可能とな
る。さらに、本発明によれば、学校に関係する様々な立
場の人に対し、集約的なコミュニケーションの場を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る生徒指導支援シス
テムを説明するための図である。
【図2】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図3】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図4】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図5】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図7】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図8】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図9】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援シ
ステムを説明するための図である。
【図10】 本発明の他の実施形態に係る生徒指導支援
システムを説明するための図で、生徒指導支援システム
を各ユーザに提供するためのポータルサイトの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…学校、2a,2b…ネットワーク、3…生徒、4…
相談受付者、5…生徒の保護者、6…生活指導員、7…
試験業者、10…サーバ装置、11…学校側クライアン
ト装置、12…相談受付手段、13…相談情報提示手
段、14…回答受付手段、15…回答提示手段、16…
回答選択手段、17…情報送信手段、18…情報登録手
段、19…情報閲覧手段、20…相談情報DB、21…
電子日記送信手段、22…電子日記登録手段、23…電
子日記提示手段、24…アドバイス登録手段、25…ア
ドバイス提示手段、26…写真登録手段、27…写真提
示手段、28…生徒特定手段、30…成績管理DB、3
1…生徒側クライアント装置、32…生徒情報登録手
段、33…生徒情報提示手段、34…メッセージ入力手
段、35…メッセージ提示手段、36…コメント入力手
段、37…コメント組込手段、38…成績証明書作成手
段、40…試験情報DB、41…相談受付者側クライア
ント装置、42…試験結果登録手段、43…試験結果提
示手段、51…保護者側クライアント装置、52…学校
ポータルサイト、52a…事務処理、52b…営繕、5
2c…調査代行、52d…入力代行(文書作成)、52
e…給食、52f…備品、52g…法令集、52h…教
材、52i…習い事、52j…生活指導(相談)、52
k…施設利用、52l…チャット、52m…電子掲示
板、53…バナー広告、61…生活指導員側クライアン
ト装置、71…試験業者側クライアント装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 浩 北海道北見市柏陽町592−7 リコーシス テム開発株式会社(北見)内 (72)発明者 所司 克文 北海道札幌市中央区南1条西8丁目14−3 株式会社サイバーブルー内 Fターム(参考) 2C028 BA02 BB04 BB05 BC01 BD02 BD03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学校の生徒への生活指導を支援するため
    のサーバ装置を有する生徒指導支援システムであって、
    該サーバ装置は、学校の職員又は学校の所管機関の職員
    が使用する学校側クライアント装置にネットワークを介
    して接続され、さらに、前記サーバ装置は、生徒又は該
    生徒の家庭からの相談を、該生徒又は該生徒の家庭が使
    用する、当該サーバ装置にネットワーク接続された生徒
    側クライアント装置から受け付ける相談受付手段と、学
    校側クライアント装置に前記相談受付手段で受け付けた
    相談に関する情報をそのまま又は実名を伏せて提示する
    相談情報提示手段と、該相談情報提示手段で提示した相
    談に対して学校側クライアント装置からの回答を受け付
    ける回答受付手段と、該回答受付手段で受け付けた回答
    を、該相談の元である生徒側クライアント装置に提示す
    る回答提示手段とを有することを特徴とする生徒指導支
    援システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置は、前記職員以外の相談
    受付者が使用する相談受付者側クライアント装置にネッ
    トワークを介して接続され、前記相談情報提示手段は学
    校側クライアント装置に加えて相談受付者側クライアン
    ト装置に対しても前記情報を提示し、前記回答受付手段
    は学校側クライアント装置に加えて相談受付者側クライ
    アント装置からの回答も受け付けることを特徴とする請
    求項1記載の生徒指導支援システム。
  3. 【請求項3】 学校の生徒への生活指導を支援するため
    のサーバ装置を有する生徒指導支援システムであって、
    該サーバ装置は、学校の職員又は学校の所管機関の職員
    が使用する学校側クライアント装置にネットワークを介
    して接続され、さらに、前記サーバ装置は、生徒又は該
    生徒の家庭からの相談を、該生徒又は該生徒の家庭が使
    用する、当該サーバ装置にネットワーク接続された生徒
    側クライアント装置から受け付ける相談受付手段と、当
    該サーバ装置にネットワーク接続された前記職員以外の
    相談受付者が使用する相談受付者側クライアント装置
    に、前記相談受付手段で受け付けた相談に関する情報を
    そのまま又は実名を伏せて提示する相談情報提示手段
    と、該相談情報提示手段で提示した相談に対して相談受
    付者側クライアント装置からの回答を受け付ける回答受
    付手段と、該回答受付手段で受け付けた回答を、該相談
    の元である生徒側クライアント装置に提示する回答提示
    手段とを有することを特徴とする生徒指導支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記相談受付者は、学校の教職員,学校
    の所管機関の職員,生徒,生徒の保護者,コンサルタン
    ト,カウンセラ,地域指導員,警察官のいずれか1又は
    複数とすることを特徴とする請求項2又は3記載の生徒
    指導支援システム。
  5. 【請求項5】 前記相談受付手段で受け付けた相談受付
    者からの回答を、特定のユーザのクライアント装置に限
    定して提示し、前記回答のうち前記回答提示手段で提示
    する回答を前記ユーザのクライアント装置に選択させる
    回答選択手段を有することを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれか1記載の生徒指導支援システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバ装置は、学校生活において問
    題に発展し易い出来事,状況,悩み事を含む情報を生徒
    側クライアント装置に電子メールで送信する情報送信手
    段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1記載の生徒指導支援システム。
  7. 【請求項7】 前記サーバ装置は、前記出来事,状況,
    悩み事を含む情報を格納するデータベースにアクセス可
    能とし、カウンセラやコンサルタントが使用するクライ
    アント装置に対し前記データベースに前記情報を登録さ
    せる情報登録手段と、前記データベースに格納された情
    報を当該ネットワーク接続されたクライアント装置に閲
    覧させる情報閲覧手段とを有することを特徴とする請求
    項6記載の生徒指導支援システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバ装置は、電子日記を生徒又は
    生徒の家庭が使用する生徒側クライアント装置に電子メ
    ールで送信する電子日記送信手段と、該電子日記送信手
    段で送信された電子日記に悩み事等の情報を付加したも
    のを、前記生徒側クライアント装置から登録させる電子
    日記登録手段とを有することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1記載の生徒指導支援システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバ装置は、前記電子日記登録手
    段で登録された電子日記を、該電子日記を登録した生徒
    の担任教師が使用するクライアント装置に、提示する電
    子日記提示手段と、該電子日記提示手段で提示された電
    子日記に対する前記担任教師のアドバイスを、前記クラ
    イアント装置から登録させるアドバイス登録手段と、該
    アドバイス登録手段で登録されたアドバイスを該アドバ
    イス先の生徒側クライアント装置に提示するアドバイス
    提示手段とを有することを特徴とする請求項8記載の生
    徒指導支援システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバ装置は、ディジタルカメラ
    で撮影された、又は特定の場所に設置されたカメラで撮
    影された、生徒の様子が写った写真画像をネットワーク
    を介して登録する写真登録手段と、該写真登録手段で登
    録された写真画像を学校の職員を含む所定のクライアン
    ト装置に提示する写真提示手段と、該写真提示手段で提
    示した写真画像内に写った生徒を、前記所定のクライア
    ント装置のユーザに特定させる生徒特定手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1記載の生
    徒指導支援システム。
  11. 【請求項11】 学校の生徒への生活指導を支援するた
    めのサーバ装置を有する生徒指導支援システムであっ
    て、該サーバ装置は、学校の職員を含む所定のユーザが
    使用するクライアント装置にネットワークを介して接続
    され、さらに、前記サーバ装置は、ディジタルカメラで
    撮影された、又は特定の場所に設置されたカメラで撮影
    された、生徒の様子が写った写真画像をネットワークを
    介して登録する写真登録手段と、該写真登録手段で登録
    された写真画像を前記所定のユーザのクライアント装置
    に提示する写真提示手段と、該写真提示手段で提示した
    写真画像内に写った生徒を、前記所定のクライアント装
    置のユーザに特定させる生徒特定手段とを有することを
    特徴とする生徒指導支援システム。
  12. 【請求項12】 前記サーバ装置は、学校側クライアン
    ト装置から、学校における生徒の成績等の生徒情報を登
    録させる生徒情報登録手段と、生徒情報を該生徒情報の
    対象である生徒の生徒側クライアント装置に提示する生
    徒情報提示手段とを有することを特徴とする請求項1乃
    至11のいずれか1記載の生徒指導支援システム。
  13. 【請求項13】 学校の生徒への生活指導を支援するた
    めのサーバ装置を有する生徒指導支援システムであっ
    て、該サーバ装置は、学校の職員又は学校の所管機関の
    職員が使用する学校側クライアント装置にネットワーク
    を介して接続され、生徒又は該生徒の家庭が使用する生
    徒側クライアント装置にネットワークを介して接続さ
    れ、さらに、前記サーバ装置は、学校側クライアント装
    置から、学校における生徒の成績等の生徒情報を登録さ
    せる生徒情報登録手段と、生徒情報を該生徒情報の対象
    である生徒の生徒側クライアント装置に提示する生徒情
    報提示手段とを有することを特徴とする生徒指導支援シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記サーバ装置は、前記生徒情報提示
    手段で提示された生徒情報に基づいた情報交換を行う場
    を提供するために、学校側クライアント装置及び生徒の
    保護者が使用する保護者側クライアント装置からメッセ
    ージを入力させるメッセージ入力手段と、該メッセージ
    入力手段で入力されたメッセージを、学校側クライアン
    ト装置及び保護者側クライアント装置に提示するメッセ
    ージ提示手段とを有することを特徴とする請求項12又
    は13記載の生徒指導支援システム。
  15. 【請求項15】 前記サーバ装置は、前記生徒情報に対
    するコメントを、該生徒情報に係わる生徒,該生徒の家
    庭,教職員のいずれか1又は複数のクライアント装置か
    ら入力させるコメント入力手段と、該コメント入力手段
    で入力されたコメントを、該コメントに係わる生徒情報
    に組み込むコメント組込手段とを有することを特徴とす
    る請求項12乃至14のいずれか1記載の生徒指導支援
    システム。
  16. 【請求項16】 前記サーバ装置は、前記生徒情報登録
    手段で登録された生徒情報を格納する成績管理データベ
    ースにアクセス可能とし、該成績管理データベースに格
    納された生徒の成績に係わる情報を抽出して成績証明書
    を作成する成績証明書作成手段を有することを特徴とす
    る請求項12乃至15のいずれか1記載の生徒指導支援
    システム。
  17. 【請求項17】 前記サーバ装置は、学校で行った試験
    に対し、該試験の狙いと結果の考察を含む試験結果情報
    を、学校側クライアント装置から、又は当該サーバ装置
    にネットワーク接続された試験業者の試験業者側クライ
    アント装置から、登録させる試験結果登録手段と、該試
    験結果登録手段で登録された試験結果情報を、生徒側ク
    ライアント装置又は生徒側クライアント装置及び学校側
    クライアント装置に提示する試験結果提示手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1記載
    の生徒指導支援システム。
  18. 【請求項18】 学校の生徒への生活指導を支援するた
    めのサーバ装置を有する生徒指導支援システムであっ
    て、該サーバ装置は、学校の職員又は学校の所管機関の
    職員が使用する学校側クライアント装置にネットワーク
    を介して接続され、生徒又は該生徒の家庭が使用する生
    徒側クライアント装置にネットワークを介して接続さ
    れ、さらに、前記サーバ装置は、学校で行った試験に対
    し、該試験の狙いと結果の考察を含む試験結果情報を、
    学校側クライアント装置から、又は当該サーバ装置にネ
    ットワーク接続された試験業者の試験業者側クライアン
    ト装置から、登録させる試験結果登録手段と、該試験結
    果登録手段で登録された試験結果情報を、生徒側クライ
    アント装置又は生徒側クライアント装置及び学校側クラ
    イアント装置に提示する試験結果提示手段とを有するこ
    とを特徴とする生徒指導支援システム。
  19. 【請求項19】 前記サーバ装置は、当該サーバ装置の
    有する各手段を各クライアント装置に提供するための窓
    口となるポータルサイトを、各クライアント装置に提示
    するポータルサイト提示手段を有し、該ポータルサイト
    提示手段は、各クライアント装置に対し、各クライアン
    ト装置を使用するユーザの種別に従って登録されたユー
    ザ種別情報に従って、各手段の利用を制限するユーザ種
    別利用制限手段と、ユーザ種別毎に、該ユーザ種別利用
    制限手段で制限されることにより各ユーザ種別のクライ
    アント装置が利用可能となった各手段をメニューとして
    提示することにより、該各手段を利用させるユーザ種別
    メニュー提示手段とを有することを特徴とする請求項1
    乃至18のいずれか1又は複数記載の生徒指導支援シス
    テム。
  20. 【請求項20】 前記サーバ装置が有する各手段をアプ
    リケーションとしてネットワークを介して提供するサー
    ビスを、学校側のクライアント装置に行うアプリケーシ
    ョンサービス提供手段と、該アプリケーションサービス
    提供手段で提供したサービスに課金する課金手段とを有
    することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1又
    は複数記載の生徒指導支援システム。
  21. 【請求項21】 コンピュータを請求項1乃至20のい
    ずれか1記載の生徒指導支援システムとして機能させる
    ためのプログラム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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