JP6793001B2 - 車両の電源システム - Google Patents

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本発明は、車両の電源システムに関する。
従来、車両には、供給される電力によって作動する各種の機器が搭載されている。これらの機器は、配線を介してバッテリ等の電源と接続される。
車両に搭載される機器の増加によって、配線が複雑化し、配線の組み付け作業の作業量が増加する傾向にある。例えば、運転操作のアシストを含む自動運転を実行する車両には、多くのセンサ類やアクチュエータ類が搭載されるため、配線が複雑化しやすい。車両における配線の簡素化が望まれている。
また、車両に搭載される機器には、高い信頼性が要求される機器と、要求される信頼性が相対的に低い機器が存在する。例えば、車両の動力源を含む走行用の機器に対しては高い信頼性が要求される。走行用の機器の信頼性を向上できることが望ましい。例えば、走行用の機器の信頼性が更に向上すれば、車両の自動運転技術の信頼性も向上する。
本発明の目的は、配線の簡素化を図ることができる車両の電源システムを提供することである。本発明の他の目的は、走行用の機器についての信頼性の向上を図ることができる車両の電源システムを提供することである。
本発明の車両の電源システムは、車両のシャシーに配索され、前記車両の動力源を含む走行用の機器と蓄電装置とを電気的に接続するシャシー側配線と、前記車両の車体に配索され、前記車体に搭載された機器と前記蓄電装置とを電気的に接続する車体側配線と、を備え、前記シャシー側配線は、電力を変換する変換器と、前記変換器に対して前記蓄電装置側に接続された第一の配線と、前記変換器を介して前記蓄電装置に接続された第二の配線とを有することを特徴とする。
上記車両の電源システムにおいて、前記変換器は、前記第一の配線の直流電力と、前記第二の配線の交流電力との変換を行うことが好ましい。
上記車両の電源システムにおいて、前記変換器は、前記第一の配線の直流電力を昇圧して前記第二の配線に出力する変圧器であることが好ましい。
上記車両の電源システムにおいて、前記第二の配線には、前記車両の挙動を変化させるアクチュエータが接続されることが好ましい。
上記車両の電源システムにおいて、前記第一の配線には、前記車両の周辺環境を検出する検出機器が接続されることが好ましい。
本発明に係る車両の電源システムは、車両のシャシーに配索され、車両の動力源を含む走行用の機器と蓄電装置とを電気的に接続するシャシー側配線と、車両の車体に配索され、車体に搭載された機器と蓄電装置とを電気的に接続する車体側配線と、を備え、シャシー側配線は、電力を変換する変換器と、変換器に対して蓄電装置側に接続された第一の配線と、変換器を介して蓄電装置に接続された第二の配線とを有する。本発明に係る車両の電源システムによれば、シャシー側配線と車体側配線とに分けられることで、配線の簡素化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両の電源システムの概略構成図である。 図2は、実施形態に係る車両の電源システムのブロック図である。 図3は、実施形態の第1変形例に係る車両の電源システムのブロック図である。
以下に、本発明の実施形態に係る車両の電源システムにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1および図2を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両の電源システムに関する。図1は、実施形態に係る車両の電源システムの概略構成図、図2は、実施形態に係る車両の電源システムのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の車両の電源システム1は、シャシー側配線2および車体側配線3を含む。シャシー側配線2は、車両100のシャシー101に配索されている。シャシー101には、蓄電装置102が搭載されている。蓄電装置102は、二次電池であり、車両100の各部に電力を供給する。また、蓄電装置102には、発電機46(図2参照)によって発電された電力が蓄電される。シャシー側配線2は、電線2a、電気接続箱2b、コネクタ等を含む。電線2aは、例えば、電気接続箱2bと車両100に搭載された各機器とを電気的に接続する。電気接続箱2bは、リレーやヒューズ、制御装置等の電子機器を有する。電気接続箱2bは、電線2aを介して接続された各機器に対する電力供給を制御する。シャシー側配線2は、蓄電装置102と車両100の動力源を含む走行用の機器とを相互に電気的に接続する。シャシー側配線2では、蓄電装置102と走行用の機器との間に介在する電線2aや電気接続箱2b等がシャシー101に配索されている。
車体側配線3は、車両100の車体103に配索されている。車体側配線3は、車体103に搭載された機器群と蓄電装置102とを電気的に接続する。車体側配線3は、電線3a、電気接続箱3b、コネクタ等を含む。電気接続箱3bは、電線3aを介して接続された各機器に対する電力供給を制御する。
ここで、シャシー101は、車体103を下方から支持する支持部である。シャシー101は、典型的には、アクスルやサスペンション装置、転舵装置を含む足回り装置である。シャシー101は、車両100における車輪104を含むバネ下部と考えてもよい。
車体103は、シャシー101によって支持されている。車体103は、車両100の外壁部、および外壁部の内面側に配置された内装部品を含む。車体103には、例えば、シート、ドア、インストルメントパネル、ルーフ、フロアパネル、ラゲージ等が含まれる。
図2に示すように、シャシー側配線2は、アクチュエータ系配線4、シャシー・エンジン系配線5、および安全系配線6を有する。シャシー側配線2は、車両100の動力源を含む走行用の機器と蓄電装置102とを電気的に接続する配線である。本実施形態の車両100には、動力源として、エンジン40および駆動モータ45が搭載されている。エンジン40および駆動モータ45は、例えば、シャシー101に搭載されている。エンジン40は、フューエルポンプ54、インジェクタ55、およびエンジンECU56を有する。アクチュエータ系配線4には、電磁サスアクチュエータ41、ステアリングモータ42、ブレーキアクチュエータ43、スタータ44、駆動モータ45、および発電機46が接続されている。アクチュエータ系配線4には、シャシー101に搭載された機器のうち、作動時に大電流が流れる機器が接続されている。シャシー・エンジン系配線5および安全系配線6には、これらの大電流が流れる機器を除く機器が接続されている。
電磁サスアクチュエータ41は、サスペンション装置のバネ力や減衰力を制御する電磁式のアクチュエータである。電磁サスアクチュエータ41は、バネ力や減衰力を調節することで車両100の挙動を変化させることができる。ステアリングモータ42は、車輪104の転舵角を制御する電動のアクチュエータである。ステアリングモータ42は、ドライバによる操舵操作をアシストする機能、および自動的に車輪104を転舵する自動転舵機能を有している。ステアリングモータ42は、転舵制御により車両100の挙動を変化させることができる。ブレーキアクチュエータ43は、ブレーキによって発生させる制動力を調節するアクチュエータである。ブレーキアクチュエータ43は、電動ポンプおよび電磁弁を有しており、制動油圧を制御する。ブレーキアクチュエータ43は、ドライバによる制動操作をアシストする機能、および自動的に車両100を制動する自動制動機能を有している。ブレーキアクチュエータ43は、制動力を制御することにより車両100の挙動を変化させることができる。
スタータ44は、エンジン40の始動をアシストするスタータモータである。スタータ44は、供給される電力を回転トルクに変換し、この回転トルクによってエンジン40のクランクシャフトを回転させる。駆動モータ45は、供給される電力を機械的な動力に変換して出力し、この動力によって車両100を駆動する。また、駆動モータ45は、車両100の走行時に回生発電を行うこともできる。発電機46は、エンジン40の動力によって発電する発電機であり、その一例としてオルタネータが挙げられる。
シャシー・エンジン系配線5は、シャシー101およびエンジン40に関連する機器と蓄電装置102とを電気的に接続する。シャシー・エンジン系配線5には、アクチュエータ系配線4に接続される機器よりも作動時に流れる電流値が小さい機器が接続される。シャシー・エンジン系配線5には、ヨーレイトセンサ51、スピードセンサ52、回転角センサ53、フューエルポンプ54、インジェクタ55、エンジンECU56、ブレーキECU57、およびステアリングECU58が接続されている。
ヨーレイトセンサ51は、シャシー101に搭載されており、車両100のヨーレイトを検出する。スピードセンサ52は、シャシー101に搭載されており、車両100の走行速度を検出する。スピードセンサ52は、例えば、車輪104の回転速度を検出する。回転角センサ53は、シャシー101に搭載されており、エンジン40のクランクシャフトの回転角を検出する。フューエルポンプ54は、エンジン40の燃焼室に供給する燃料を圧送するポンプである。インジェクタ55は、エンジン40の燃料噴射装置である。エンジンECU56は、エンジン40における燃料噴射制御や点火制御等を行う制御装置である。ブレーキECU57は、ブレーキアクチュエータ43の動作を制御する。ステアリングECU58は、ステアリングモータ42の動作を制御する。
安全系配線6は、車両100に搭載された安全系の機器と蓄電装置102とを電気的に接続する。シャシー101には、安全系の機器として、エアバッグセンサ61、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65、エアバッグECU66、および自動運転ECU67が搭載されている。エアバッグセンサ61、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65、エアバッグECU66、および自動運転ECU67には、安全系配線6を介して蓄電装置102から電力が供給される。
エアバッグセンサ61は、車両100の加速度を検出する。単眼カメラ62は、車両100の周辺を撮像するカメラである。ライダ63は、所謂レーザーレーダーであり、レーザ光によって車両100の周辺に存在する物体を検出する。ミリ波センサ64は、ミリ波の電波によって車両100の周辺に存在する物体を検出する。超音波センサ65は、超音波によって車両100の周辺に存在する物体を検出する。エアバッグECU66は、エアバッグの動作を制御する。単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、および超音波センサ65は、例えば、車両100のバンパーに設けられた開口部を介して車両100の周辺をモニタリングする。
自動運転ECU67は、車両100の自動運転を実行する。自動運転には、加速、操舵、制動の全てを車両側で行う所謂完全自動走行を行うものだけでなく、加速、操舵、制動の一部をドライバが行う自動走行を行うものも含まれる。本実施形態の自動運転ECU67は、設定された経路や走路に沿って自動的に車両100を走行させる機能、目標速度に基づいて車両100を加減速させる機能、車両100の周辺に検出された物体に基づいて車両100を制動および停止させる機能等を有している。自動運転ECU67は、各センサ51,52,53の検出結果から車両100の走行状態についての情報を取得する。また、自動運転ECU67は、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65の検出結果から車両100の周辺に存在する物体についての情報を取得する。自動運転ECU67は、取得した情報に基づいて、エンジン40、駆動モータ45、ブレーキアクチュエータ43、ステアリングモータ42等を制御し、車両100の加減速および操舵を実行する。
本実施形態の車両の電源システム1において、シャシー側配線2は、インバータ21およびコンバータ22を介して接続された二つの配線系19,20を有する。第一の配線19は、インバータ21およびコンバータ22に対して蓄電装置102側に接続されている。第二の配線20は、インバータ21およびコンバータ22を介して蓄電装置102に接続されている。第一の配線19は、シャシー・エンジン系配線5と、安全系配線6とを含む。第二の配線20は、アクチュエータ系配線4を含む。本実施形態では、第一の配線19が直流配線、第二の配線20が交流配線とされている。つまり、インバータ21およびコンバータ22は、第一の配線19の直流電力と、第二の配線20の交流電力との変換を行う。
アクチュエータ系配線4に接続される電磁サスアクチュエータ41、ステアリングモータ42、ブレーキアクチュエータ43、スタータ44、および駆動モータ45は、それぞれ交流電力によって作動する機器である。また、駆動モータ45および発電機46は、発電した交流電力をアクチュエータ系配線4に出力する。
インバータ21は、シャシー・エンジン系配線5および安全系配線6の直流電力を交流電力に変換してアクチュエータ系配線4に出力する。コンバータ22は、アクチュエータ系配線4の交流電力を直流電力に変換してシャシー・エンジン系配線5および安全系配線6に出力する。本実施形態では、各配線4,5,6に流れる電流の電圧は、12〜14[V]である。
車体側配線3は、シャシー側配線2と共通の蓄電装置102に接続されている。車体側配線3は、シャシー側配線2から分岐していてもよい。言い換えると、車体側配線3は、シャシー側配線2の一部を介して蓄電装置102に接続されていてもよい。この場合、シャシー側配線2と車体側配線3とは、例えば、電気接続箱2b,3bやコネクタを介して接続される。
車体側配線3には、車両100の走行に直接影響を与えない、または直接影響を与えにくい機器が接続される。このような機器には、例えば、HMI機器(メータ、スイッチ、スピーカ、照明)が該当する。ここで、「車両100の走行に直接影響を与える機器」とは、例えば、車両100の挙動を変化させるアクチュエータや、その検出結果に基づいて車両100の挙動が制御される検出機器などである。車体側配線3では、蓄電装置102と各機器との間に介在する電線3aや電気接続箱3b等が車体103に配索されている。
車体側配線3は、ボディ系配線7およびマルチメディア系配線8を有する。ボディ系配線7は、リヤランプ70、室内照明71、パワーシート72、メータ73、エアコンスイッチ74、日射センサ75、エアコン76、温度センサ77、ヘッドランプ78、エアコンECU79、およびランプECU80と蓄電装置102とを電気的に接続する。
パワーシート72は、シートの高さ位置や傾斜角を調整する電動モータを有している。メータ73は、インストルメントパネルに配置され、車両100の走行速度等を表示するメータ装置である。エアコンECU79は、エアコンスイッチ74、日射センサ75、および温度センサ77の検出結果に基づいてエアコン76を制御する。ランプECU80は、ヘッドランプ78のON/OFF制御等を実行する。
マルチメディア系配線8は、テレビアンテナ81、ラジオアンテナ82、TELアンテナ83、GPSアンテナ84、アンプ85、マイク86、オーディオ87、およびナビECU88と蓄電装置102とを電気的に接続する。TELアンテナ83は、例えば、携帯電話等の携帯端末用の電波を送受信するアンテナである。GPSアンテナ84は、GPS衛星から送信される電波を受信する。ナビECU88は、GPSアンテナ84から取得した情報に基づいて車両100の位置を算出し、算出結果に基づいてナビゲーションシステムを制御する。
安全系配線6には、更に、車体103に配置されたエアバッグインフレータ91およびステレオカメラ92が接続されている。エアバッグインフレータ91は、エアバッグECU66の指令によって作動し、エアバッグを膨張させる。ステレオカメラ92は、車両100の周辺を異なる方向から撮像するカメラである。ステレオカメラ92によって生成されたステレオ画像に基づいて車両100の周辺に存在する物体が検出される。
次に、車両100の通信線について説明する。車両100は、シャシー側通信線10および車体側通信線11を有する。シャシー側通信線10は、シャシー101に配索され、車両100の動力源を含む走行用の機器を通信可能に接続する。シャシー側通信線10は、例えば、シャシー側配線2に沿って配索される。車体側通信線11は、車体103に配索され、車体103に搭載された機器を通信可能に接続する。車体側通信線11は、例えば、車体側配線3に沿って配索される。
シャシー側通信線10は、アクチュエータ系通信線12、シャシー・エンジン系通信線13、および安全系通信線14を有する。アクチュエータ系通信線12は、電磁サスアクチュエータ41、ステアリングモータ42、ブレーキアクチュエータ43、スタータ44、駆動モータ45、および発電機46に対して接続されており、これらの機器を相互に通信可能に接続している。アクチュエータ系通信線12は、アクチュエータ系配線4に沿って配索されている。
シャシー・エンジン系通信線13は、シャシー・エンジン系配線5に沿って配索されている。シャシー・エンジン系通信線13は、ヨーレイトセンサ51、スピードセンサ52、回転角センサ53、フューエルポンプ54、インジェクタ55、エンジンECU56、ブレーキECU57、およびステアリングECU58に対して接続されており、これらの機器を相互に通信可能に接続している。
安全系通信線14は、安全系配線6に沿って配索されている。安全系通信線14は、エアバッグセンサ61、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65、エアバッグECU66、および自動運転ECU67に対して接続されており、これらの機器を相互に通信可能に接続している。
車体側通信線11は、ボディ系通信線15およびマルチメディア系通信線16を有する。ボディ系通信線15は、リヤランプ70、室内照明71、パワーシート72、メータ73、エアコンスイッチ74、日射センサ75、エアコン76、温度センサ77、ヘッドランプ78、エアコンECU79、およびランプECU80に対して接続されており、これらの機器を相互に通信可能に接続している。
マルチメディア系通信線16は、テレビアンテナ81、ラジオアンテナ82、TELアンテナ83、GPSアンテナ84、アンプ85、マイク86、オーディオ87、およびナビECU88に対して接続されており、これらの機器を相互に通信可能に接続している。
安全系通信線14は、更に、エアバッグインフレータ91およびステレオカメラ92に対して通信可能に接続されている。アクチュエータ系通信線12、シャシー・エンジン系通信線13、安全系通信線14、ボディ系通信線15およびマルチメディア系通信線16は、ゲートウェイECU9に接続されている。本実施形態のゲートウェイECU9は、シャシー101に配置されている。ゲートウェイECU9は、各通信線12,13,14,15,16の間に介在している。ゲートウェイECU9は、ゲートウェイ装置9aを有する。ゲートウェイ装置9aは、異なる通信線12,13,14,15,16間で通信を中継する。
以上説明したように、本実施形態の車両の電源システム1は、シャシー側配線2と、車体側配線3とを有する。シャシー側配線2は、車両100のシャシー101に配索されており、車体側配線3は、車体103に配索されている。このようにシャシー101側と車体103側とに分けて配線が配置されることで、要求される信頼性に応じて電源系統を分けることが可能となる。
本実施形態では、車両100に搭載される各機器のうち、相対的に高い信頼性を要求される機器群(以下、単に「第一機器群」と称する。)がシャシー側配線2に接続される。第一機器群には、車両100の動力源を含む走行用の機器が含まれる。車両100の動力源は、典型的にはエンジン40や駆動モータ45であるが、これらには限定されない。また、走行用の機器には、動力源だけでなく、車両100の挙動を変化させるアクチュエータが含まれる。車両100の挙動を変化させるアクチュエータには、ブレーキアクチュエータ43やステアリングモータ42、電磁サスアクチュエータ41等が含まれる。これらのアクチュエータ41,42,43は、車両100の挙動制御にも使用される機器である。従って、これらのアクチュエータ41,42,43には高い信頼性が要求される。
走行用の機器には、車両100の周辺環境を検出する検出機器が含まれる。検出機器には、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65、およびステレオカメラ92が含まれる。走行用の機器には、車両100の走行状態を検出するセンサが含まれる。走行状態を検出するセンサには、ヨーレイトセンサ51、スピードセンサ52、および回転角センサ53が含まれる。なお、走行用の機器には、制御装置としてのECU56,57,58,67が含まれる。
第一機器群には、更に、エアバッグ等の乗員の安全を確保する安全機器が含まれる。安全機器には、エアバッグセンサ61、エアバッグインフレータ91およびエアバッグECU66が含まれる。
このように、本実施形態の車両の電源システム1では、高い信頼性が要求される機器群がシャシー側配線2に接続されている。よって、電力供給に関する高信頼性の確保が容易となる。例えば、シャシー側配線2は、シャシー101に配索されるものであることから、車体103側を経由する区間をなくすことができる。これにより、蓄電装置102と第一機器群との間の配線長を低減可能である。また、蓄電装置102と第一機器群との間に介在するコネクタや電気接続箱の数を低減可能である。配線長の低減や接続箇所数の低減により、シャシー側配線2に接続された機器の信頼性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両の電源システム1によれば、走行用の機器に接続されるシャシー側配線2がシャシー101に配索され、車体103に搭載された機器に接続される車体側配線3が車体103に配索される。よって、車体103とシャシー101にまたがる配線を実質的になくすことや、またがる配線を最小限とすることができる。よって、本実施形態に係る車両の電源システム1によれば、配線の簡素化を図ることが可能である。配線の簡素化は、配線2,3の組み付け作業の作業量の低減や作業効率の向上につながる。例えば、シャシー101に対するシャシー側配線2の組み付けと、車体103に対する車体側配線3の組み付けとを別の工程や別の工場で行うことが可能となる。よって、配線2,3の組み付け作業性が向上する。
また、本実施形態の車両の電源システム1では、シャシー側配線2に接続される走行用の機器は、車両の挙動を変化させるアクチュエータを含んでいる。車両の挙動を変化させるアクチュエータは、制動力の制御に係るアクチュエータおよび転舵角の制御に係るアクチュエータを含む。よって、車両100の制動および転舵に係る信頼性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の車両の電源システム1では、車両100の周辺環境を検出する検出機器のうち、少なくともシャシー101に配置された検出機器は、シャシー側配線2に接続される。本実施形態の車両100において、車両100の周辺環境を検出する検出機器は、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65、およびステレオカメラ92である。これらの検出機器のうち、シャシー101に配置された単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、および超音波センサ65がシャシー側配線2に接続されていることで、これらの機器の信頼性の向上を図ることができる。更に、検出機器のうち、車体103に配置されたステレオカメラ92もシャシー側配線2に接続されている。本実施形態では、安全系配線6の一部がエアバッグインフレータ91およびステレオカメラ92まで伸ばされている。
また、本実施形態の車両の電源システム1では、シャシー側配線2に接続された機器の制御装置は、シャシー側配線2に接続されている。例えば、エンジン40のフューエルポンプ54やインジェクタ55はシャシー側配線2に接続されており、フューエルポンプ54やインジェクタ55を制御するエンジンECU56もシャシー側配線2に接続されている。同様に、ステアリングモータ42およびブレーキアクチュエータ43と、これらを制御するステアリングECU58およびブレーキECU57とが共にシャシー側配線2に接続されている。このように制御装置が制御対象の機器と同じシャシー側配線2に接続されていることで、走行用の機器および制御装置をシャシー101と共にモジュール化することができる。また、エアバッグインフレータ91と、エアバッグインフレータ91を制御するエアバッグECU66とが共にシャシー側配線2に接続されている。
また、自動運転ECU67、および自動運転ECU67と協働して車両100の挙動を制御するエンジンECU56、ブレーキECU57、ステアリングECU58が共にシャシー側配線2に接続されている。よって、自動運転に係る制御装置類をアクチュエータおよびシャシー101と共にモジュール化することができる。
また、本実施形態の車両の電源システム1において、シャシー側配線2は、インバータ21およびコンバータ22を介して接続された二つの配線系を有する。二つの配線系の一方である第二の配線20は、交流のアクチュエータ系配線4を含み、他方である第一の配線19は、直流のシャシー・エンジン系配線5および安全系配線6を含む。アクチュエータ系配線4と第一の配線19との間には、電力を変換する変換器としてのインバータ21およびコンバータ22が介在している。本実施形態では、アクチュエータ系配線4に接続される各アクチュエータ41,42,43やスタータ44、駆動モータ45は、交流電力によって作動する機器である。各アクチュエータ41,42,43やスタータ44、駆動モータ45が交流駆動されることで、これらの機器における効率が向上する。
また、第一の配線19と第二の配線20との間に変換器が介在していることで、ノイズの影響が低減される。例えば、第二の配線20に接続されたアクチュエータ41,42,43やスタータ44、駆動モータ45において発生するノイズが、第一の配線19に接続されたシャシー・エンジン系配線5や安全系配線6の機器に影響することが抑制される。よって、単眼カメラ62、ライダ63、ミリ波センサ64、超音波センサ65等の周辺環境を検出する検出機器による検出精度の向上や、各センサ51,52,53による検出精度の向上が期待できる。また、走行用の各ECU56,57,58,67に対するノイズの影響が低減される。よって、シャシー側配線2に接続された機器の信頼性の向上を図ることができる。アクチュエータ41,42,43やスタータ44、駆動モータ45と蓄電装置102との間に変換器が介在していることで、車体側配線3に接続された機器に対するノイズの影響も低減される。
本実施形態の車両の電源システム1は、上下分割されている車両100に好適である。例えば、電気自動車の普及に伴い、シャシー101にバッテリを収納し、車両100としてはシャシー101と車体103とに上下分割する形態が増えてきている。また、自動運転技術が進展すると、車体103はリビングルームのようにして使われるようになっていく。一方、自動運転技術の進展により、シャシー101には、車体103と比べて高い機能安全性が求められる。走る、曲がる、止まるといった車両100の機能を果たすために、シャシー101には高い安全性および信頼性が求められる。本実施形態の車両の電源システム1は、車両100の上部と下部で配線2,3が分割されていることで、上記の要求に好適に対応することができる。また、配線2,3が分割されていることで、シャシー側配線2を含むシャシー101のモジュール化、および車体側配線3を含む車体103のモジュール化が可能となる。モジュール化されたシャシー101と車体103とを組み合わせることにより、少ない品番数のワイヤハーネスで多様なバリエーションの車両100を製造することができる。
なお、シャシー側配線2には、車体側配線3よりも信頼性の高い部材が用いられてもよい。例えば、シャシー側配線2の電線やコネクタ等は、車体側配線3の電線やコネクタ等よりも、耐熱性、防水性、耐久性、耐衝撃性等において優れたものであってもよい。また、シャシー側配線2は、車体側配線3よりも高い冗長性を有していてもよい。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図3は、実施形態の第1変形例に係る車両の電源システムのブロック図である。第1変形例に係る車両の電源システム1において、上記実施形態の車両の電源システム1と異なる点は、シャシー・エンジン系配線5および安全系配線6とアクチュエータ系配線4との間に変圧用のコンバータ23が介在する点である。上記実施形態のインバータ21およびコンバータ22に代えて、コンバータ23が配置されている。コンバータ23は、DC−DCコンバータであり、直流電力の電圧を昇圧および降圧する。
より詳しくは、コンバータ23は、シャシー・エンジン系配線5および安全系配線6の直流電力を昇圧してアクチュエータ系配線4に出力する。また、コンバータ23は、アクチュエータ系配線4の直流電力を降圧してシャシー・エンジン系配線5および安全系配線6に出力する。アクチュエータ系配線4の電圧は、例えば48[V]であり、シャシー・エンジン系配線5および安全系配線6の電圧は、例えば、12〜14[V]である。アクチュエータ系配線4の電圧が高圧とされることで、アクチュエータ系配線4の電線を小径化することが可能となる。また、上記実施形態の車両の電源システム1と同様に、アクチュエータ系配線4の機器で発生するノイズがシャシー・エンジン系配線5や安全系配線6の機器に影響することが抑制される。
[実施形態の第2変形例]
車両100には、蓄電装置102に加えて、他の蓄電装置が搭載されてもよい。他の蓄電装置は、例えば、車体103に搭載される。この場合、車体側配線3は、蓄電装置102に加えて、車体103に搭載された蓄電装置に対しても電気的に接続される。車体103に搭載された蓄電装置は、車体103に搭載された機器に対する主電源とされても、蓄電装置102をバックアップする副電源とされてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 車両の電源システム
2 シャシー側配線
3 車体側配線
4 アクチュエータ系配線
5 シャシー・エンジン系配線
6 安全系配線
7 ボディ系配線
8 マルチメディア系配線
10 シャシー側通信線
11 車体側通信線
12 アクチュエータ系通信線
13 シャシー・エンジン系通信線
14 安全系通信線
15 ボディ系通信線
16 マルチメディア系通信線
19 第一の配線
20 第二の配線
21 インバータ
22,23 コンバータ
40 エンジン
41 電磁サスアクチュエータ
42 ステアリングモータ
43 ブレーキアクチュエータ
44 スタータ
45 駆動モータ
46 発電機
51 ヨーレイトセンサ
52 スピードセンサ
53 回転角センサ
54 フューエルポンプ
55 インジェクタ
56 エンジンECU
57 ブレーキECU
58 ステアリングECU
61 エアバッグセンサ
62 単眼カメラ
63 ライダ
64 ミリ波センサ
65 超音波センサ
66 エアバッグECU
67 自動運転ECU
70 リヤランプ
71 室内照明
72 パワーシート
73 メータ
74 エアコンスイッチ
75 日射センサ
76 エアコン
77 温度センサ
78 ヘッドランプ
79 エアコンECU
80 ランプECU
81 テレビアンテナ
82 ラジオアンテナ
83 TELアンテナ
84 GPSアンテナ
85 アンプ
86 マイク
87 オーディオ
88 ナビECU
91 エアバッグインフレータ
92 ステレオカメラ
100 車両
101 シャシー
102 蓄電装置
103 車体
104 車輪

Claims (5)

  1. 車両のシャシーに配索され、前記車両の動力源を含む走行用の機器と蓄電装置とを電気的に接続するシャシー側配線と、
    前記車両の車体に配索され、前記車体に搭載された機器と前記蓄電装置とを電気的に接続する車体側配線と、
    を備え、
    前記シャシー側配線は、電力を変換する変換器と、前記変換器に対して前記蓄電装置側に接続された第一の配線と、前記変換器を介して前記蓄電装置に接続された第二の配線とを有し、
    前記走行用の機器は、前記車両の挙動を変化させるアクチュエータを有し、
    前記動力源および前記アクチュエータは、前記第二の配線に接続され、
    前記アクチュエータを制御する制御装置は、前記第一の配線に接続される
    ことを特徴とする車両の電源システム。
  2. 前記変換器は、前記第一の配線の直流電力と、前記第二の配線の交流電力との変換を行う
    請求項1に記載の車両の電源システム。
  3. 前記変換器は、前記第一の配線の直流電力を昇圧して前記第二の配線に出力する変圧器である
    請求項1または2に記載の車両の電源システム。
  4. 前記第一の配線には、前記車両の周辺環境を検出する検出機器が接続される
    請求項1から3の何れか1項に記載の車両の電源システム。
  5. 前記蓄電装置は、前記シャシーに搭載された第一蓄電装置と、前記車体に搭載された第二蓄電装置と、を有し、
    前記シャシー側配線は、前記第一蓄電装置に接続され、
    前記車体側配線は、前記第一蓄電装置および前記第二蓄電装置に接続される
    請求項1から4の何れか1項に記載の車両の電源システム。
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