JP6792099B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
過去には、家や家電、自動車などは新品で購入するのが当たり前であり、これらを資産として保有することこそが幸せのバロメーターとする価値観が幅を利かせる時代があった。しかしながら、BtoC(Business to Consumer)、即ち企業が一般消費者を対象に行うビジネスとして、様々な物を対象とした中古市場やレンタル市場が生まれた。これは上述の価値観とは異なる価値観を持つ人々が増えてきていることを示している。持ち家率の低下や、高所得者層と低所得者層とからなる年収の2極化は、そういった価値観の変化に伴い生じた事象であるという見方もある。
このため、現代社会では、個人が保有する資産を上手に生かして、需要者と供給者とをマッチングさせる手法が多く利用されるようになってきている。これは、欲しいときに欲しい物を効率よく手に入れ、いらない物は安易に捨てずに、それを必要とする誰かに使ってもらおうとする考え方を持つ人々が増えてきていることを示している。フリーマーケット等の個人間の売買、オークション、民泊は、いずれも上述の考え方を反映させたCtoC(Consumer to Consumer)の取引の一例である。
このような状況の中、各種情報をマッチングさせるシステム(特許文献1参照)や、CtoCの取引を行うための各種サービスは既に提供されている(非特許文献1乃至3参照)。
特開2015−129983号公報
「メルカリ」(https://www.mercari.com/jp/) 「ヤフオク!」(https://auctions.yahoo.co.jp/) 「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/)
しかしながら、特許文献1、及び非特許文献1乃至3の技術を含む従来の技術では、CtoCの電子商取引の対象に、物のレンタルを含んでいない。即ち、物を貸し出すことを希望する1以上の個人と、当該物の借り入れを希望する1以上の個人とのマッチングを効率よく行うことはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされた物であり、物を貸し出すことを希望する1以上の個人と、当該物の借り入れを希望する1以上の個人とのマッチングを効率よく行うことができる、CtoCレンタルプラットフォームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
物の貸し出しを希望する1以上の第1ユーザと、当該物の借り入れを希望する1以上の第2ユーザとを支援する情報処理装置であって、
前記1以上の第1ユーザの夫々から提供された、前記物に関する情報を、出品情報として取得する出品取得手段と、
前記出品取得手段により取得された1以上の前記出品情報を、前記1以上の第2ユーザに提示する出品提示手段と、
前記第2ユーザから、前記物を借り入れたい旨の申請があった場合に、これを借入申請として受け付ける借入受付手段と、
前記第1ユーザに対し、前記借入申請があった旨を提示する借入提示手段と、
を備える。
本発明によれば、物を貸し出すことを希望する1以上の個人と、当該物の借り入れを希望する1以上の個人とのマッチングを効率よく行うことができる、CtoCレンタルプラットフォームを提供することができる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係る管理サーバを含む情報処理システムの構成の概要を示す図である。 本サービスの基本的な流れを示すイメージ図である。 本サービスにおいて借入申請者から支払われた料金の流れを示すイメージ図である。 図1の管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4の管理サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 貸手端末及び借手端末に表示されたGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を介して借入申請を行う場合の例を示す図である。 図6に表示されたカテゴリのうち、「ファッション」のカテゴリを示すボタンが押下された場合に、貸手端末及び借手端末に表示される画面の具体例を示す図である。 図7に表示されたボタンが押下された場合に、貸手端末及び借手端末に表示される画面の具体例を示す図である。 図8に表示されたボタンが押下された場合に、貸手端末及び借手端末に表示される画面の具体例を示す図である。 貸手端末及び借手端末に表示されるマイページの具体例を示す図である。 新規出品の操作を行う場合の操作画面の具体例を示す図である。 借手ユーザの所望する出品物が属すると予想されるカテゴリを選択する操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。 借手ユーザの所望する出品物を探し出すための検索操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。 借手ユーザの所望する出品物の受け渡し場所を確認する操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。 貸手ユーザ及び借手ユーザの夫々が、出品物毎の貸出しの履歴を確認する操作を行う場合に、貸手端末及び借手端末の夫々に表示される操作画面の具体例を示す図である。 物をレンタルしている借手ユーザが、レンタル期間の延長申請を行う場合の処理の流れを示すイメージ図である。 借手ユーザがレンタル期間の延長申請を行う場合に、借手端末に表示されるの操作画面の具体例を示す図である。 商品を貸している貸手ユーザが、レンタル期間の延長申請に対応する操作を行う場合に、貸手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。 出品物の撮像手法の具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係る管理サーバ1を含む情報処理システムの構成の概要を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、管理サーバ1と、貸手端末2−1乃至2−n(nは1以上の任意の整数値)と、借手端末3−1乃至3−m(mは1以上の任意の整数値)と、決済サーバ4とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
管理サーバ1は、CtoCレンタルサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)を提供する本サービス提供者Mが管理する情報処理装置である。管理サーバ1は、貸手端末2−1乃至2−n、及び借手端末3−1乃至3−mの各動作を管理すべく、各種処理を実行する。
貸手端末2−1乃至2−nの夫々は、物の貸し出しを希望するユーザ(以下、「貸手ユーザ」と呼ぶ)UL1乃至ULnの夫々が操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
借手端末3−1乃至3−mの夫々は、物の借り入れを希望するユーザ(以下、「借手ユーザ」と呼ぶ)UB1乃至UBmの夫々が操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
なお、以下、貸手ユーザUL1乃至ULn、貸手端末2−1乃至2−n、借手ユーザUB1乃至UBm、及び借手端末3−1乃至3−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「貸手ユーザUL」、「貸手端末2」、「借手ユーザUB」、及び「借手端末3」の夫々と呼ぶ。
決済サーバ4は、決済サービスを提供する決済サービス提供者Pが管理する情報処理装置であり、管理サーバ1により生成される決済情報に基づいて決済処理を行う。
貸手ユーザUL及び借手ユーザUBの夫々は、本サービスの利用者向けの専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)がインストールされた貸手端末2及び借手端末3の夫々を用いて本サービスを利用することができる。
また、貸手ユーザUL及び借手ユーザUBの夫々は、貸手端末2及び借手端末3の夫々のブラウザ機能により表示される、本サービスの利用者向けの専用のWebサイト(以下、「専用サイト」と呼ぶ)から本サービスを利用することもできる。
なお、以下、断りのない限り、「貸手ユーザULが貸手端末2を操作する」と表現している場合、それは、次のいずれかを意味している。即ち、貸手ユーザULが、貸手端末2にインストールされた専用アプリを起動して各種操作を行うこと、又は貸手端末2のブラウザ機能により表示される専用サイトから本サービスを利用することを意味している。
また、「借手ユーザUBが借手端末3を操作する」と表現している場合、それは、次のいずれかを意味している。即ち、借手ユーザUBが、借手端末3にインストールされた専用アプリを起動して各種操作を行うこと、又は借手端末3のブラウザ機能により表示される専用サイトから本サービスを利用することを意味している。
[サービス内容]
次に、図2及び図3を参照して、本発明の情報処理装置の一実施形態である管理サーバ1が実行する各種処理により実現できる、本サービスの流れについて説明する。
図2は、本サービスの基本的な流れを示すイメージ図である。なお、図2及び後述する図3には、貸手ユーザULと、借手ユーザUBとが夫々1人ずつ記載されているが、これは本サービスの流れをわかり易く説明するために簡略化させたものである。実際には、本サービスにおける貸手ユーザUL、及び借手ユーザUBは、いずれも複数存在し得る。
ステップSS1において、貸手ユーザULは、本サービスの提供を受けるために、貸手端末2を操作することにより、本サービスへのユーザ登録を行う。
ステップSS2において、貸手ユーザULは、貸手端末2を操作することにより、貸し出しを希望する物に関する情報(以下、「出品情報」と呼ぶ)を本サービスに登録する。出品情報が登録されると、この物は、本サービスに「出品」された「出品物」として取り扱われ、出品物を出品した貸手ユーザULは、「出品者」として取り扱われることとなる。
ここで、本サービスに登録される出品情報の内容は特に限定されず、出品物に関するあらゆる情報を出品情報として登録することができる。具体的には例えば、出品物の名称、種類、性質、大きさ、重さ、購入価格、希望レンタル料、レンタル期間、売却の可否等についてのテキスト情報や、出品物の撮像画像に基づく画像情報を出品情報に含めることができる。
なお、本サービスにおいて出品物の対象となる物は、レンタルの対象となる物であれば特に限定されない。具体的には例えば、衣服やテントなどキャンプ用品、ゴルフクラブや釣り用品、スーツケース、ゲーム機、タブレットやパソコン、OA機器、腕時計、土地、スペース、家、家具や什器、自動車やバイク、本、CDやレコード、カメラ、靴、アクセサリー、バッグ、特殊工具、ベビーカー等の育児用品はいずれもレンタルの対象となる物である。
ステップSS3において、借手ユーザUBは、本サービスの提供を受けるために、借手端末3を操作することにより、本サービスへのユーザ登録を行う。
ここで、ステップSS1でユーザ登録された貸手ユーザULと、ステップSS3でユーザ登録された借手ユーザUBとは、いずれも本サービスの提供を受けるユーザとして、特に差別化されることなく登録されている。このため、貸手ユーザULは、借手ユーザUBとしてのサービスを受けることもできるし、借手ユーザUBは、貸手ユーザULとしてのサービスを受けることもできる。即ち、本サービスにユーザ登録すると、物を貸し出すユーザとして参加することもできるし、物を借り入れるユーザとして参加することもできる。
ステップSS4において、借手ユーザUBは、本サービスに出品された出品物の中に、自身が借り入れを希望するものがあれば、その出品物の借り入れの申請(以下、「借入申請」と呼ぶ)を行う。また、借手ユーザUBは、必要に応じて保険の申請を行う。なお、本サービスでは、出品物に対し借入申請を行った借手ユーザUBを「借入申請者」とも呼ぶ。
借手端末3には、1以上の出品物が、出品情報とともに表示される。借手端末3に表示された1以上の出品物の中に、借手ユーザUBが借り入れを希望するものがあった場合、借手ユーザUBは、借手端末3を操作することにより、その出品物について借入申請を行う。なお、借入申請を行うための操作の具体的例については、図6乃至図8を参照して後述する。
借手ユーザUBが借入申請を行った結果、出品物を借り入れることになると、借入申請を行った借手ユーザUBは、出品情報に含まれる希望レンタル料による決済を行う。なお、決済の流れについては、図3を参照して後述する。
ステップSS5において、貸手ユーザULは、借入申請を行った借手ユーザUBに対し、出品物を送付する。出品物を受領した借手ユーザUBは、送付されてきた出品物の現物と、出品情報に含まれる出品物の撮像画像とを比較し、問題がなければ出品物の利用を開始する。具体的には、出品物が借手ユーザUBに送付されると、出品物を受け取った借手ユーザUBは、目視により、貸手ユーザULにより提供された出品情報に含まれる出品物の撮像画像と、現物との比較を行う。借手ユーザUBの目視による比較の結果、撮像画像と現物との間に差異がない場合、又は差異が看過できる範囲内の物である場合には、借手ユーザUBは、借手端末3を操作することにより、そのままレンタルを開始する旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。具体的には例えば、図示はしないが、借手端末3に表示された「承認」ボタンや「レンタル開始」ボタンを押下することで、レンタルを開始する旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。すると、管理サーバ1は、この情報を受信し、借手ユーザUBによりレンタル開始の承認がなされた旨を受け付ける。
これに対し、送付されてきた出品物の現物と撮像画像との比較の結果、看過できない差異が発見された場合、借入申請者は、出品物の利用を見送る(即ち開始しない)。この場合、借入申請者は、例えば借手端末3に表示された「承認」ボタンや「レンタル開始」ボタンを押下せずに、出品物を送付元に返却する。
また例えば、決済処理完了後の返金を認めるシステム環境であれば、借入申請者は、本サービスを介して出品者と交渉を行い、レンタル料の一部を返金してもらうことでレンタルを開始したり、全額返金とともにレンタルをキャンセルしたりすることができる。このような交渉は、本サービスで提供されるユーザ間のコミュニケーションツールを利用して直接的に行ってもよいし、本サービス提供者Mを介して間接的に行ってもよい。
ステップSS6において、借手ユーザUBは、出品物の出品者に対し、レンタル期間の満了日までに出品物を返却する。貸手ユーザULは、出品物が返却されると、返却されてきた出品物の現物と、出品情報に含まれる出品物の撮像画像とを比較し、問題がなければ本サービスは完了する。
ここで、返却されてきた出品物の現物と撮像画像との比較の結果、看過できない差異が発見された場合、出品者は、本サービスを介して借入申請者と交渉を行い、例えば以下のような措置を講ずることができる。即ち、出品者は、決済が完了したレンタル料の追加料金を請求するか、あるいは、出品物を買い上げてもらうことができる。このような交渉は、本サービスで提供されるユーザ間のコミュニケーションツール(図8及び図9)を利用して直接的に行ってもよいし、本サービス提供者Mを介して間接的に行ってもよい。
図3は、本サービスにおいて借入申請者から支払われた料金の流れを示すイメージ図である。
ステップSS21において、借入申請者としての借手ユーザUBは、レンタル料金の決済を行う。具体的には、借手ユーザUBは、借手端末3を操作することにより、決済サービス提供者Pに対し、レンタル料の決済処理を依頼する。また、借手ユーザUBが保険料や送料を負担している場合には、レンタル料、保険料、及び送料(以下、「レンタル料等」と呼ぶ)の決済処理を決済サービス提供者Pに依頼する。
借手ユーザUBからの依頼に基づきレンタル料等の決済処理を行った決済サービス提供者Pは、ステップSS22において、本サービス提供者Mに対し、決済金額から所定の手数料を差し引いた額(以下、「売上額」と呼ぶ)を送金する。
ステップSS23において、本サービス提供者Mは、送金されてきた売上額をプールする。
ステップSS24において、出品者である貸手ユーザULは、本サービス提供者Mにプールされている売上額のうち、本サービスの利用料金を差し引いた額の範囲内で、現金の引き出しを行う。具体的には、出品者である貸手ユーザULは、貸手端末2を操作することにより、売上額のうち、本サービスの利用料金を差し引いた額の範囲内で、現金を引き出したい旨の申請(以下、「引出申請」と呼ぶ)を行う。
ステップSS25において、本サービス提供者Mは、出品者である貸手ユーザULからの引出申請の内容に基づいて、現金の入金処理を行う。具体的には、本サービス提供者Mは、出品者である貸手ユーザULからの引出申請の内容に基づいて、決済サービスを介した入金処理を行う。なお、決済サービスを介した入金処理を行うことなく、本サービス提供者Mの口座から直接入金されるようにしてもよい。
[ハードウェア構成]
次に、本サービスを提供するために各種処理を実行する管理サーバ1のハードウェア構成について説明する。
図4は、図1の管理サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、各種ハードウェア鉛等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図1の貸手端末2−1乃至2−n、借手端末3−1乃至3−m、及び決済サーバ4)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア40が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア40から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア40は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
[機能的構成]
次に、管理サーバ1の機能について、図5を参照して説明する。
図5は、図4の管理サーバ1の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、管理サーバ1のCPU11においては、マッチング処理が実行される場合には、出品取得部101と、出品提示部102と、借入受付部103と、借入提示部104とが機能する。売上管理処理が実行される場合には、費用提示部105と、決済取得部106と、売上管理部107と、決済提示部108と、引出受付部109と、引出決定部110とが機能する。オーナーチェンジ処理が実行される場合には、買取受付部111と、買取提示部112とが機能する。画像診断処理が実行される場合には、返却受付部113と、比較抽出部114と、借入承認受付部115と、返却承認受付部116とが機能する。適正額決定処理が実行される場合には、関連取得部117と、参考額提示部118とが機能する。
記憶部18の一領域には、ユーザDB401と、出品DB402とが設けられている。
マッチング処理とは、貸手ユーザUL1乃至ULnの夫々と、借手ユーザUB1乃至UBmの夫々とのマッチングを行う処理をいう。
売上管理処理とは、借手ユーザUB1乃至UBmの夫々により支払われるレンタル料の夫々を、貸手ユーザUL1乃至ULnの夫々における売上額として管理する処理をいう。
オーナーチェンジ処理とは、レンタル中であるというステータスを変更することなくレンタル料を受け取る権利を所有権とともに移転させる処理をいう。所有権の移転先は、本サービス提供者M又は借手ユーザUBのいずれかとなる。オーナーチェンジ処理は、貸手ユーザULが、物品を出品する際に、物品の売却の意思を明示している場合にのみ実行することができる処理となる。なお、オーナーチェンジ処理の具体的態様は、図6乃至図10を参照して後述する。
画像診断処理とは、出品時と返却時との夫々のタイミングで撮像された出品物の撮像画像を比較し、差異点を抽出する処理をいう。これにより、レンタル期間中に生じた出品物の形態(形状、模様、色彩等)の変化を診断することができる。
ここで、撮像画像を比較する具体的手法は特に限定されない。例えば、出品時と返却時との夫々のタイミングで、同一の距離及び角度で撮像された撮像画像を重ね合わせることで差異点を抽出する手法や、撮像画像から所定の特徴量を抽出して比較する手法等を採用することができる。なお、出品物の撮影する際の具体的手法については、図12を参照して後述する。
目安額提案処理とは、貸手ユーザULが出品時に定めるレンタル料の目安となる金額を算出して提案する処理をいう。レンタル料の目安となる金額の具体的算出手法は特に限定されない。具体的には例えば、貸手ユーザULが出品しようとする物品に関する過去の取引実績に基づいて、レンタル料の目安となる金額を算出する場合や、各種オークションで過去に落札された金額の平均額に基づいて、レンタル料の目安となる金額を算出する場合等がある。
このように、オークション等に出品されている類似商品の取引実績から、オークションで落札された金額の平均価格を算出することもできる。これにより、この平均価格に基づいて、目標とする利回り、経年による減価率、レンタル期間等に連動したレンタル料を試算することができる。
(CPU)
出品取得部101は、1以上の第1ユーザの夫々から提供された、物に関する情報を、出品情報として夫々取得する。
具体的には、出品取得部101は、本サービスのユーザとして登録された貸手ユーザUL1乃至ULnの夫々から提供された出品情報を取得する。取得された出品情報は、出品DB402に記憶されて管理される。
出品提示部102は、出品取得手段により取得された1以上の出品情報を、1以上の第2ユーザに提示する。
具体的には、出品提示部102は、出品取得部101により取得された1以上の出品情報を、借手ユーザUB1乃至UBmに提示する。これにより、借手ユーザUB1乃至UBmは、出品物及びその内容を認識することができる。
出品提示部102により提示される1以上の出品情報には、物の受け渡しを行う場所に関する情報を含めることができる。
これにより、借手ユーザUB1乃至UBmは、物の受け渡しを行う場所を含めて出品物及びその内容を認識することができる。
なお、「物の受け渡しを行う場所に関する情報」の具体例については、図14を参照して後述する。
また、出品提示部102は、1以上の第2ユーザに示した1以上の出品情報の履歴を、第1ユーザ及び第2ユーザに提示する。
具体的には、出品提示部102は、借手ユーザUB1乃至UBmに提示した1以上の出品情報の履歴を、貸手ユーザUL1乃至ULn、及び借手ユーザUB1乃至UBmに提示する。
これにより、貸手ユーザUL1乃至ULn、借手ユーザUB1乃至UBmは、借手ユーザUB1乃至UBmに提示した1以上の出品情報の履歴を確認することができる。
なお、「1以上の出品情報の履歴」の具体例については、図9及び図15を参照して後述する。
借入受付部103は、第2ユーザから、物を借り入れたい旨の申請があった場合に、これを借入申請として受け付ける。
具体的には、借入受付部103は、借手ユーザUBから、貸手ユーザULにより出品されている物うち、いずれかを借り入れたい旨の申請があった場合に、これを借入申請として受け付ける。
また、借入受付部103は、第2ユーザから、物の借り入れる期間を延長したい旨の申請があった場合に、これを延長申請として受け付ける。
具体的には、借入受付部103は、借手ユーザUBから、レンタル期間を延長したい旨の申請があった場合に、これを延長申請として受け付ける。
なお、借手ユーザUBが「延長申請」を行う場合の具体例については、図17を参照して後述する。
借入提示部104は、第1ユーザに対し、借入申請があった旨を提示する。
具体的には、借入提示部104は、出品者である貸手ユーザULに対し、借手ユーザUBから借入申請があった旨を提示する。
また、借入提示部104は、第1ユーザに対し、延長申請があった旨を提示する。
具体的には、借入提示部104は、出品者である貸手ユーザULに対し、借手ユーザUBから延長申請があった旨を提示する。
なお、貸手ユーザULに提示される「延長申請」の具体例については、図18を参照して後述する。
費用提示部105は、借入申請を行った第2ユーザに対し、物の借り入れに必要となる費用を提示する。
具体的には、費用提示部105は、借入申請を行った借手ユーザUBに対し、物の借り入れに必要となる、レンタル料等を提示する。
また、費用提示部105は、延長申請を行った第2ユーザに対し、物を借り入れる期間の延長に必要となる費用を提示する。
具体的には、費用提示部105は、延長申請を行った借手ユーザUBに対し、レンタル期間の延長に必要となる、追加のレンタル料等を提示する。
決済取得部106は、費用の決済が完了した場合に、決済の完了を示す情報を取得する。
具体的には、決済取得部106は、決済サーバ4によるレンタル料等の決済処理が完了した場合に、決済処理の完了を示す情報を取得する。取得された決済処理の完了を示す情報は、出品DB402に記憶されて管理される。
売上管理部107は、前記費用のうち所定額を売上額として計上し、これを管理する。
具体的には、売上管理部107は、レンタル料等のうち、決済サービス提供者Pが取得すべき金額を差し引いた残額を、売上額として計上し、これを管理する。
決済提示部108は、決済が完了した旨を第1ユーザに提示する。
具体的には、決済提示部108は、決済サーバ4による決済処理が完了した場合に、その旨を貸手ユーザULに提示する。ここで、決済処理が完了した旨を貸手ユーザULに提示する具体的手法は特に限定されない。例えば、決済処理が完了した旨を貸手端末2に表示させてもよいし、メールやSNS(Social Networking Service)等のコミュニケーションツール等を用いて貸手ユーザULに知らせてもよい。
引出受付部109は、1以上の第1ユーザの夫々から、売上額のうち少なくとも一部を引出したい旨の申請があった場合に、これを引出申請として受け付ける。
具体的には、貸手ユーザULは、出品物についての売上額を現金化したいと考えた場合、貸手端末2を操作することにより、本サービス提供者Mに対し引出申請を行う。すると、引出受付部109は、これを貸手ユーザULからの引出申請として受け付ける。
引出決定部110は、引出申請の内容に基づいて、売上額のうち1以上の第1ユーザの夫々が引出すことができる額を決定する。
具体的には、引出決定部110は、貸手ユーザULからの引出申請の内容に基づいて、売上額のうち貸手ユーザULが引出すことができる額を決定する。売上額のうち貸手ユーザULが引出すことができる額は、売上額から、貸手ユーザULが負担すべきサービス利用料金を差し引いた額となる。
買取受付部111は、物を借り入れた第2ユーザから、物を買い取りたい旨の申請があった場合に、これを買取申請として受け付ける。
出品物を借り入れた借手ユーザUBは、レンタルしている出品物を買い取りたいと考える場合がある。上述したように、出品時に貸手ユーザULから提供される出品情報には、出品物の売却の可否に関する情報が含まれる。このため、出品物に売却の意思が認められている場合、その出品物を借り入れた借手ユーザUBは、買取申請を行うことができる。
具体的には、買取受付部111は、出品物を借り入れた借手ユーザUBから、出品物の買取申請があった場合に、これを受け付ける。
買取提示部112は、第1ユーザに対し、買取申請があった旨を提示する。
具体的には、買取提示部112は、借手ユーザUBから買取申請があった場合、貸手ユーザULに対し、買取申請があった旨を提示する。ここで、借手ユーザUBから買取申請があった旨を貸手ユーザULに提示する具体的手法は特に限定されない。例えば、買取申請があった旨を貸手端末2に表示させてもよいし、メールやSNS等のコミュニケーションツールを用いて貸手ユーザULに知らせてもよい。
返却受付部113は、物の借入期間の満了時に、当該満了時の物の撮像画像を少なくとも含む返却情報を受け付ける。
借手ユーザUBは、出品物のレンタル期間が満了した時点で、借手端末3を操作することにより、出品物を撮像したうえで、その撮像画像に基づく画像情報を少なくとも含む情報(以下、「返却情報」と呼ぶ)を、管理サーバ1に送信する。すると、返却受付部113は、送信されてきた返却情報を受け付ける。
比較抽出部114は、出品情報に含まれる撮像画像と、返却情報に含まれる撮像画像とを比較し、差異点を抽出する。
上述したように、出品情報には、出品物の撮像画像が含まれる。比較抽出部114は、この出品情報に含まれる撮像画像と、借手端末3から送信されてきた返却情報に含まれる撮像画像とを比較し、差異点を抽出する。
借入承認受付部115は、第2ユーザが物を受け取った時点における、物の現物の形態と、前記出品情報に含まれる撮像画像に表示された前記物の形態との間の差異について、物を借り入れた第2ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける。
出品物が借手ユーザUBに送付されると、出品物を受け取った借手ユーザUBは、目視により、貸手ユーザULにより提供された出品情報に含まれる出品物の撮像画像と、現物との比較を行う。借手ユーザUBの目視による比較の結果、撮像画像と現物との間に差異がない場合、又は差異が看過できる範囲内の物である場合には、上述したように、借手ユーザUBは、借手端末3を操作することにより、そのままレンタルを開始する旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。具体的には例えば、図示はしないが、借手端末3に表示された「承認」ボタンや「レンタル開始」ボタンを押下することで、レンタルを開始する旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。すると、管理サーバ1は、この情報を受信し、借手ユーザUBによりレンタル開始の承認がなされた旨を受け付ける。
これにより、出品情報に含まれる出品物の撮像画像として、新品を撮像した物や、傷等を画像処理で消去したものを使用するような、貸手ユーザULによる不正行為を防ぐことができる。
返却承認受付部116は、第1ユーザに物が返却された時点における、物の現物の形態と、返却情報に含まれる撮像画像に表示された物の形態との間の差異について、物を貸し出した第1ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける。
出品物が貸手ユーザULに返却されると、出品物を受け取った貸手ユーザULは、目視により、借手ユーザUBにより提供された返却情報に含まれる出品物の撮像画像と、現物との比較を行う。貸手ユーザULの目視による比較の結果、撮像画像と現物との間に差異がない場合、又は差異が看過できる範囲内のものである場合には、貸手ユーザULは、貸手端末2を操作することにより、返却が無事に完了した旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。具体的には例えば、図示はしないが、貸手端末2に表示された「承認ボタン」や「返却完了」ボタンを押下することで、返却が無事に完了した旨を示す情報を管理サーバ1に送信する。すると、管理サーバ1は、この情報を受信し、貸手ユーザULにより返却の承認がなされた旨を受け付ける。
これにより、返却情報に含まれる出品物の撮像画像として、出品情報に含まれる撮像画像や、レンタル期間中に付いた傷等を画像処理で消去したものを使用するような、借手ユーザUBによる不正行為を防ぐことができる。
関連取得部117は、物に関連する他の物の取引実績を取得する。
具体的には、関連取得部117は、出品物に関連する他の物品のオークション等での取引実績を取得する。
また、関連取得部117は、物に関連する他の物の取引実績として、例えば出品物と同一のカテゴリに属する他の出品物など、出品物に類似する他の出品物のレンタル料の実績を取得する。
参考額提示部118は、取得された取引実績に基づいて、物の費用の価格帯を提示する。
具体的には、参考額提示部118は、関連取得部117により取得された、出品物に関連する他の物品のオークション等の取引実績に基づいて、出品物のレンタル料の価格帯を提示する。貸手ユーザULは、出品物のレンタル料を決定する際に、参考となる金額を確認することができる。
また、参考額提示部118は、関連取得部117により取得された、出品物に類似する他の出品物のレンタル料の実績を提示する。
これにより、例えば貸手ユーザULや借手ユーザUBは、出品物と、出品物に属する出品物とを比較しながら、夫々のレンタル料の推移を把握することが可能となる。
なお、「出品物に類似する他の出品物のレンタル料の実績」の具体例については、図15を参照して後述する。
(記憶部)
ユーザDB401には、本サービスにユーザ登録されたユーザ(貸手ユーザUL及び借手ユーザUB)に関する情報(以下、「ユーザ情報」と呼ぶ)が記憶され管理されている。ユーザ情報には、本サービスにユーザ登録されたユーザを一意に識別する情報(ID等)、名前、住所、連絡先、出品履歴、借入履歴、オーナーチェンジ履歴、他のユーザからの評価等の情報が含まれる。
出品DB402には、本サービスにおいて出品されている出品物の出品情報が記憶され管理されている。
[具体例]
次に、図6乃至図18を参照して、出品又は借入申請を行うための操作の具体例について説明する。
図6は、貸手端末2及び借手端末3に表示されたGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を介して借入申請を行う場合の例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図6に示す画面は、表示領域H1乃至H5を含むように構成されている。
表示領域H1には、本サービスのユーザが貸手ユーザULとして出品する場合に押下されるボタンが表示されている。具体的には、図6に示すように、「新規出品」と表示されたボタンB11と、「レンタル中」と表示されたボタンB12とが表示されている。
ここで、「新規出品」と表示されたボタンB11が押下されると、図11に示す画面に遷移する。なお、本サービスのユーザが貸手ユーザULとして出品する場合の操作の具体例については、図11を参照して後述する。
また、「レンタル中」と表示されたボタンB12が押下されると、本サービスのユーザが貸手ユーザULとして貸出中の出品物の一覧が表示される。具体的には例えば、「レンタル中」と表示されたボタンB12が押下されることで図10に示す画面(マイページ)に遷移し、貸出中の出品物の一覧が表示されるようにしてもよい。なお、貸出中の出品物の一覧の具体例については、図10を参照して後述する。
表示領域H2には、本サービスのユーザが借手ユーザUBとして、出品物を借り入れる場合に押下するボタンが表示されている。具体的には、図6に示すように、「ウォッチリスト」と表示されたボタンと、「カテゴリから探す」と表示されたボタンと、カテゴリを示す各種ボタンとして、「ファッション」と表示されたボタンB21、「季節イベント」と表示されたボタン、「本・漫画・雑誌」と表示されたボタン等が表示されている。なお、他のカテゴリを示すボタンの具体的内容については、図6の表示領域H2に示すとおりである。
表示領域H3には、ユーザへの告知や広告が表示されている。図6に示す例では、「9月1日〜 メンズジャケットキャンペーン開催中!!」という告知が表示されている。表示領域H3に表示されている告知や広告は、ボタンとして押下することもできる。この場合、図6に示す告知が押下されると、告知の具体的内容の示す専用の画面(図示せず)が表示されるようにしてもよい。
表示領域H4には、貸手ユーザUL1乃至ULnから出品された出品物のうち、「季節イベントおすすめ商品」として、メンズジャケットの撮像画像が、出品情報とともに3件ピックアップ表示されている。なお、ここでいう「商品」とは、貸手ユーザULから出品された出品物を意味する。
表示領域H5には、貸手ユーザUL1乃至ULnから出品された出品物のうち、「おすすめ商品」として、ハンドバッグの撮像画像と、腕時計の撮像画像とが、出品情報とともに夫々3件ピックアップ表示されている。借手ユーザUBは、表示領域H2乃至H3に表示された内容を見ることで、所望の出品物を容易に見つけ出すことができる。
表示領域H4及びH5に夫々表示されている出品物の中には、「買い切り」マークM41や、「オーナーチェンジ」マークM51が付されているものがある。
「買い切り」マークM41が付されている出品物は、出品情報に売却の意思が含まれていることを意味する。即ち、貸手ユーザULが所定のレンタル期間が経過したら「そのまま引き渡してもよい」と考えている出品物であることを意味している。具体的には例えば、10000円の価値がある出品物を、1日あたり100円で貸し出している場合、レンタル期間が100日に達した時点で、売り上げたレンタル料の総額が10000円に達する。この場合、「元は取れた」として、出品物をそのまま引き渡すこととなる。このため、図6の表示領域H4及びH5に夫々表示されている出品物の出品情報には、1日あたりのレンタル料の他に、買い切り金額が表示されている。
また、「オーナーチェンジ」マークM51が付されている出品物は、レンタル中であるというステータスを変更することなくレンタル料を受け取る権利を所有権とともに移転させることができる出品物である。即ち、レンタル料を受け取る権利を留保させたまま、本サービス提供者Mや借手ユーザUBに所有権を移転させることができる出品物であることを意味している。
図7は、図6の表示領域H2に表示されたカテゴリのうち、「ファッション」のカテゴリを示すボタンB21が押下された場合に、貸手端末2及び借手端末3に表示される画面の具体例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図7に示す画面は、表示領域H11乃至H15を含むように構成されている。
表示領域H11乃至H14には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物を、他の要素で絞り込むためのボタンや入力欄が表示されている。これにより、借手ユーザUBは、所望の出品物を効率よく探し出すことができる。
表示領域H11には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物を、性別等という要素で絞り込むためのボタンが表示されている。具体的には、男性向けの出品物で絞り込むための「男性」と表示されたボタン、女性向けの出品物で絞り込むための「女性」と表示されたボタン、子供向けの出品物で絞り込むための「キッズ」と表示されたボタンがある。
表示領域H12には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物を、ブランドという要素で絞り込むためのボタンが表示されている。具体的には、「ブランド指定」というボタンが表示されている。「ブランド指定」というボタンが押下されると、ブランドを指定するための画面に遷移する。例えば、「ブランド指定」というボタンが押下されると、具体的なブランド名が一覧化されたポップアップ画面が表示されるようにしてもよい。
表示領域H13には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物を、サブカテゴリで絞り込むためのボタンが表示されている。具体的には、トータルコーディネートというサブカテゴリで絞り込むための「トータルコーディネート」ボタン、トップスというサブカテゴリで絞り込むための「トップス」ボタン、さらに、サブカテゴリのサブカテゴリとして、トップスのサブカテゴリである、Tシャツやカットソーというサブカテゴリで絞り込むための「Tシャツ・カットソー」ボタン、シャツやブラウスというサブカテゴリで絞り込むための「シャツ・ブラウス」ボタン、ポロシャツというサブカテゴリで絞り込むための「ポロシャツ」ボタン、ニットやセーターというサブカテゴリで絞り込むための「ニット・セーター」ボタンが表示されている。
表示領域H14には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物を、1日あたりのレンタル料、又は買い切り価格で絞り込むための金額入力欄が夫々表示されている。これにより、借手ユーザUBは、予算の範囲内で、所望の出品物を効率よく探し出すことができる。
表示領域H15には、「ファッション」のカテゴリで抽出された複数の出品物の撮像画像が、出品情報とともに表示されている。借手ユーザUBは、表示領域H15に表示された、複数の出品物の撮像画像の中に、所望の出品物や気になる出品物を見つけると、その撮像画像を押下する操作を行う。例えば、出品物を示すボタンB151が押下されると、その出品物の詳細情報を示す画面が表示される。なお、ボタンB151が押下されたことにより表示される画面の具体例については、図8を参照して後述する。
図8は、図7の表示領域H15に表示されたボタンB151が押下された場合に、貸手端末2及び借手端末3に表示される画面の具体例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図8に示す画面は、表示領域H21乃至H26を含むように構成されている。
表示領域H21には、「出品者情報」として、図8に示す出品物を出品した貸手ユーザULのユーザ情報の一部が表示される。具体的には、出品者としての貸手ユーザULの名前(出品 太郎)と、他のユーザからの評価の総件数(145)と、他のユーザからの評価の内訳と、出品地域(北海道)とが表示されている。このうち、他のユーザからの評価の内訳には、「良い」と評価された件数(100)と、「普通」と評価された件数(40)と、「悪い」と評価された件数(5)とが表示されている。ここで、出品地域は、送料を考慮する際の重要な情報となる。
表示領域H22には、「商品情報」として、出品物の出品情報の一部が表示されている。具体的には、出品物についての、1週間あたりのレンタル料(¥○○○○○)、買い切り価格(¥○○○○○)、状態(中古:★★★)、個数(1)、発送方法(宅配便)が表示されている。
表示領域H23には、オーナーチェンジが可能であるか否かが記載されている。図8の例では、「オーナーチェンジ可」として、オーナーチェンジが可能である旨が表示されている。ここで、「オーナーチェンジ可」と表示された部分は、押下可能なボタンB231となっている。ボタンB231が押下されると、図9に示す、オーナーチェンジを行う操作を行うための画面に遷移する。なお、オーナーチェンジを行う操作の具体例は、図9を参照して後述する。
表示領域H24には、出品物の撮像画像が複数枚表示されている。これにより、借手ユーザUBは、出品物の形態を容易に把握することができる。また、表示領域H24には、借入申請を行う際に押下する「借りる」ボタンB241が表示されている。借手ユーザUBは、「借りる」ボタンB241を押下することにより、借入申請を行うことができる。
表示領域H25には、出品物の説明文が表示されている。これにより、借手ユーザUBは、出品物に関する具体的な情報を容易に取得することができる。図8の例では、「<商品説明>」として、「値下げしました!美品です!5カ月程度貸出し後、自宅で保管していましたが再出品しました。ジャージ素材のため伸縮性があり、着心地が良いです。オフィスカジュアルにおすすめです。秋口にびったりです。」という説明文が表示されている。
表示領域H26には、ユーザ間で使用するコミュニケーションツールが表示されている。このコミュニケーションツールによれば、ユーザ間でメッセージのやり取りを行うことができるので、例えば出品物に関する詳細な情報のやり取りや、金額の交渉等を行うことが可能となる。その結果、ユーザ間のスムーズな取引を実現させることができる。具体的には、「是非お借りしたいのですが、もう少しお安くなりませんか?あと3000円安くなれば即決します!」という、借手ユーザUBから貸手ユーザULに対する質問メッセージと、「2000円値下げします。是非ご検討ください。」という、貸手ユーザULから借手ユーザUBに対する回答メッセージが例示されている。
図9は、図8の表示領域H23に「オーナーチェンジ可」と表示されたボタンB231が押下された場合に、貸手端末2及び借手端末3に表示される画面の具体例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図9に示す画面は、表示領域H31乃至H36を含むように構成されている。
表示領域H31には、「出品者情報」として、図8に示す出品物を出品した貸手ユーザULのユーザ情報の一部が表示される。なお、表示領域H31に表示されている内容は、図8の表示領域H21に表示されている内容と同一であるため説明を省略する。
表示領域H32には、オーナーチェンジを打診するためのボタンB321が表示されている。ボタンB321が押下されると、出品物の現在のオーナーに対し、オーナーチェンジしたい旨が通知される。
表示領域H33には、「参考現在価格」として、現在のレンタル料(月額10000円)と、「直近の月利」として、「15%(月額15000円)」であることが表示されている。即ち、直近の1カ月で、貸し出すことにより得ることができたレンタル料(15000円)と、そのレンタル料が参考現在価格(100000円)に占める割合(15%)であることが示されている。また、表示領域H33には、「オークション価格を確認」と表示されたボタンB331も表示されている。ボタンB331が押下されると、他のオークションサイトに出品されている同一又は類似する出品物の取引価格が表示される。これにより、オークションで取引されている価格との比較が容易になる。
表示領域H34には、「貸し出しログ」として、過去の貸出実績に関する情報が表示されている。これにより、出品物が、これまでどのような期間について、どのようなレンタル料で貸し出しがなされていたのかを一覧視することができる。つまり、誰が、どのような頻度で、どのくらいの金額で借り入れた物であるのか、また、その物の状態や評価はどのようなものであったのかをログとして一覧視することができる。
具体的には例えば、直近の貸し出しは、2018年2月22日から同年3月22までの1カ月間であり、そのレンタル料は、月額に換算すると15000円であることされている。なお、貸し出しログに示された具体例の他の内容は、図9の表示領域H34に示すとおりである。
表示領域H35には、「参考減価表」として、出品物のレンタル料の目安を示すグラフが表示されている。具体的には、縦軸を「レンタル料目安」とし、横軸を「時間」とするグラフ領域には、右下がりの直線L1と、横軸に垂直に交る直線L2とが表示されている。右下がりの直線L1は、出品物の買い切り額が40000円である場合における、目安となるレンタル料を表している。横軸に垂直に交る直線L2は、現時点における貸し出しの条件を示している。
表示領域H36には、ユーザ間で、出品物に関するメッセージのやり取りが表示されている。オーナーチェンジに関するメッセージのやり取りを行うこともできる。なお、表示領域H31に表示されている内容は、図8の表示領域H26に表示されている内容と同一であるため説明を省略する。
図10は、貸手端末2及び借手端末3に表示されるマイページの具体例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図10に示す画面は、表示領域H41乃至H47を含むように構成されている。
表示領域H41には、「新規出品」として、新規に出品を行う場合に押下されるボタンB411が表示されている。ボタンB411が押下されると、新規出品の操作を行うための画面に遷移する。なお、新規出品を行う操作の具体例は、図11を参照して後述する。
表示領域H42には、「保有ポイント」として、ユーザが保有するポイントが表示されている。
表示領域H43には、「売上額」として、ユーザが貸手ユーザULとして売り上げた金額が表示されている。
このように、「ポイント」及び「売上額」は、いずれも本サービスにおいて流通される通貨として取り扱うことができる。このうち、ポイントは、各種キャンペーン等で付与される。また、出品物を損傷させることなく大切に借り入れを行っている優秀な借手ユーザUBとして評価された場合には、多くのポイントが付与される。ポイントは、レンタル料に充当することもできる。ただし、ポイントには有効期限(例えば獲得から半年間)が設けられている。売上額は、上述したように、いつでも現金で引き出すことができる。また、売上額は、レンタル料の支払いに充てることもできる。また、売上額をポイントに変更することもできる。さらに、レンタル料の支払いは、クレジットカード払いと、ポイント払いと、売上額からの充当との併用であってもよい。
表示領域H44には、「あなたへのお知らせ」として、本サービス提供者Mからユーザに対するお知らせが表示されている。具体的には、図10に示す例では、「保有ポイントの有効期限が迫っています。」というお知らせが表示されている。
表示領域H45には、ユーザに対する取引上の連絡事項が表示されている。具体的には、図10に示す例では、「出品中の○○○について質問が届いています。」というお知らせが表示されている。
表示領域H46には、「貸しているもの一覧」として、現在、他のユーザ(借手ユーザUB)に貸出中の出品物の一覧が表示されている。一覧表示されている出品物の夫々には、ポイント数、貸出日数、買い切りができるようになるまでの日数が表示されている。また、オーナーチェンジの打診を受けた出品物については、その旨の表示がなされている。
表示領域H47には、「借りているもの一覧」として、現在、他のユーザ(貸手ユーザUL)から借入中の出品物の一覧が表示されている。一覧表示されている出品物の夫々には、ポイント数、貸出日数、買い切りができるようになるまでの日数が表示されている。
図11は、新規出品の操作を行う場合の操作画面の具体例を示す図である。
貸手端末2に表示される画面のうち、図11に示す画面は、表示領域H51乃至H54を含むように構成されている。
表示領域H51には、「商品基本情報」として、新規に出品する物についての基本情報を入力する欄が表示されている。具体的には、基本情報として、Facebook(登録商標)に連動させるか否かを選択入力する欄、商品のカテゴリを選択入力する欄、商品のサブカテゴリを選択入力する欄等が表示されている。基本情報の入力が済み、「登録」と表示されたボタンB511が押下すると、基本情報が登録される。なお、基本情報は、図11に表示された事項に限定されず、様々な事項を含めることができる。
表示領域H52には、「類似商品情報」として、新規に出品する物と類似する商品の、オークション等への出品状況を示す一覧が表示されている。このうち、「選択」と表示されたボタンB521が押下されると、その商品に関する情報が表示される。これにより、オークション等で取引されている価格や内容との比較が容易になる。
表示領域H53には、「類似商品からレンタル料を計算」として、新規に出品する物のレンタル料を妥当な水準とするための試算を行うためのツールが設けられている。具体的には、表示領域H53のうち、表示領域H531には、目標利回りを入力する欄と、レンタル期間を入力する欄と、買い切りの有無を設定するチェック欄とが表示されている。
また、表示領域H53のうち、表示領域H532には、新規出品に係る物のレンタル料として目安となる金額(1日あたり250円)が表示されている。
また、表示領域H53のうち、表示領域H533には、試算により算出された「レンタル目安期間」として、新規出品に係る物のレンタル期間として目安となる期間が表示される。
表示領域H54には、「商品詳細情報」として、新規に出品する物についての詳細情報を入力する欄が表示されている。具体的には、詳細情報として、新規に出品しようとする物の撮像画像を登録する欄が表示されている。なお、詳細情報として入力する項目はこれに限定されず、複数設けることができる。詳細情報の入力が済み、「登録」と表示されたボタンB541が押下すると、詳細情報が登録される。
図12は、借手ユーザの所望する出品物が属すると予想されるカテゴリを選択する操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。
借手端末3に表示される画面のうち、図12に示す画面は、表示領域H61乃至H63を含むように構成されている。
表示領域H61には、メニューボタンとして、「探す」、「通知」、「アイテム」、「出品」、及び「その他」と夫々表記されたボタンが示されている。「探す」と表記されたボタンは、本サービスの利用者が借手ユーザUBとして所望の出品物を探し出すときに押下するボタンである。「通知」と表記されたボタンは、本サービスの利用者が、各種通知設定を行う際に押下するボタンである。「アイテム」と表記されたボタンは、本サービスの利用者が、出品物の一覧を表示させる際に押下するボタンである。なお、「アイテム」とは、出品物を意味する。「出品」と表記されたボタンは、本サービスの利用者が、貸手ユーザULとして出品を行う際に押下するボタンである。
このうち、「探す」と表記されたボタンが押下されると、図12に示す画面が借手端末3に表示される。これにより、借手ユーザUBは、出品物の中から自身が所望する出品物が属すると予想されるカテゴリを選択し、そのカテゴリに属する出品物を一覧表示させることができる。
即ち、物をレンタルしようとする場合、同じような物の中から要件に合ったものを探す必要がある。こんため、本サービスでは、「粗い」検索でも「細かい」検索でもいずれも対応可能な検索機能が提供される。これにより、借手ユーザUBは、所望する出品物に素早くアクセスすることができる。なお、図12に示される、カテゴリを選択するための操作画面は、「粗い」検索を行うための操作画面である。
表示領域H62には、簡易検索を行うためのキーワード入力欄R161が表示されている。借手ユーザUBは、「今すぐ借りたいものは...」と表記されたキーワード入力欄R161に、例えば自身が所望する出品物の名称等を直接入力することで簡易検索を行うことができる。
表示領域H63には、出品物のカテゴリの一覧が表示されている。表示領域H63は、スワイプする操作を行うことで左右の方向にスライド表示させることができる。これにより、出品物のカテゴリの全てを借手端末3に表示させることができる。
なお、図12の例では、カテゴリとして「工具・DIY」、「映像機器」、「新着」、「レディース」、及び「メンズ」が表示されており、このうち「新着」が選択されている。
表示領域H64には、出品物のうち、表示領域H63で選択されているカテゴリに属する出品物のサムネイル画像が、その出品物を示す情報の一部とともに一覧表示される。表示領域H64は、スワイプする操作を行うことで上下の方向にスライド表示させることができる。これにより、表示領域H63で選択されているカテゴリに属する出品物の全てを借手端末3に表示させることができる。
上述したように、図12の例では、カテゴリとして「新着」が表示されているため、「新着」というカテゴリに属する出品物のサムネイル画像が、その出品物を示す情報の一部とともに一覧表示されている。具体的には例えば、図12には、腕時計、自動車、ノート型のパーソナルコンピュータ、及びテニスラケットの4つの出品物の夫々について、サムネイル画像と、その出品物の名称(例えば「〇〇〇」)と、1日あたりのレンタル料(例えば「¥〇〇〇/日」)と、その出品物に対する評価(例えば「★5」)とが表示されている。借手ユーザUBは、気になる出品物を見つけた場合、出品物毎に表示されているハート形状が表記されたボタンB601を押下する。これにより、対象となる出品物は「お気に入り」として保存される。
また、表示領域H64には、「地図」と表記されたボタンB601が、出品物の一覧の一部に重畳するように表示されている。ボタンB601が押下されると、一覧表示されている出品物の受け渡しが可能な場所がプロットされた地図が表示される。
これにより、借手ユーザUBは、出品物を実際に受け取る場所を確認することができるので、自身の近くにある出品物で絞り込みを行うことができる。つまり、現在地からの距離を変数として絞り込みを行うことができる。
その結果、借手ユーザUBは、自身が所望する出品物の配送のためのコストを低減化させることができる。
なお、出品物の受け渡しが可能な場所がプロットされた地図の具体例については、図14を参照して後述する。
図13は、借手ユーザの所望する出品物を探し出すための検索操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。
借手端末3に表示される画面のうち、図13に示す画面は、表示領域H71乃至H73を含むように構成されている。
表示領域H71には、借手ユーザUBが、出品物の中から自身が所望する出品物を探し出すために、借手端末3に一覧表示させる出品物の絞り込みを行うための操作ボタンが複数表示されている。
上述したように、本サービスでは、「粗い」検索でも「細かい」検索でもいずれも対応可能な検索機能が提供される。なお、図13に示される、出品物の絞り込みを行うための操作画面は、「細かい」検索を行うための操作画面である。
具体的には例えば、「カテゴリ」と表記されたボタンB701が押下されると、図示はしないが、カテゴリとサブカテゴリを選択できる画面が表示される。これにより、借手ユーザUBは、自身が所望する出品物が属すると予想されるカテゴリ及びサブカテゴリを選択することで、借手端末3に一覧表示させる出品物の絞り込みを行うことができる。
また例えば、借手ユーザUBは、自身が借りたい期間を指定して絞り込むことができる。
即ち、借手ユーザUBは、自身が所望する出品物をレンタルする期間として希望する期間を入力することで、借手端末3に一覧表示させる出品物の絞り込みを行うことができる。
具体的には、「レンタル期間」という表記の右側に表示された、開始日と終了日との夫々を入力するためのボタンB702aとB702bとの夫々が入力されると、入力された期間でレンタル可能な出品物が一覧表示される。
また例えば、借手ユーザUBは、レンタル料ベースで絞り込みを行うことができる。
即ち、借手ユーザUBは、自身が所望する出品物のレンタル料として希望する額を入力することで、借手端末3に一覧表示させる出品物の絞り込みを行うことができる。
具体的には、「レンタル料」という表記の右側に表示された、レンタル料の最低額と最高額との夫々を入力するためのボタンB703aとB703bとの夫々が入力されると、その価格帯でレンタル可能な出品物が一覧表示される。
また例えば、借手ユーザUBは、出品情報に売却の意思が含まれている出品物で絞り込みを行うことができる。
即ち、借手ユーザUBは、「買い切り」の対象となっている出品物のみを希望する旨を示す入力操作を行うことで、借手端末3に一覧表示させる出品物の絞り込みを行うことができる。
具体的には、「買い切り」という表記の右側に表示された、切替ボタンB704を押下することで、「買い切り」が「できる」出品物と、「買い切り」が「できない」出品物とを順次切り替えて一覧表示させることができる。
借手ユーザUBは、借手端末3に表示させる出品物の金額の種類を選択することができる。これにより、借手ユーザUBは、出品物をレンタルしたい期間に対応するレンタル料を一見して知ることができる。
表示領域H72には、借手端末3に表示させる出品物の金額の種類を設定するためのボタンとして、「日(1日)のレンタル料を表示」と表記されたボタンB705aと、「週(7日)のレンタル料を表示」と表記されたボタンB705bと、「月(30日)のレンタル料を表示」と表記されたボタンB705cとが表示されている。
借手ユーザUBは、1日のレンタル料を表示させたい場合にはボタンB705aを押下し、1週間(7日間)のレンタル料を表示させたい場合にはボタンB705bを押下し、1カ月のレンタル料を表示させたい場合にはボタンB705cを押下する。なお、図13の例ではボタンB705aのみが押下されているが、さらにボタンB705bとボタンB705cとのうち少なくとも一方を押下することができる。即ち、借手ユーザUBは、1日のレンタル料と、1週間(7日間)のレンタル料と、1カ月のレンタル料とを全て表示させることもできるし、いずれか1つ又は2つを選択して表示させることができる。
表示領域H73には、「クリア」と表記されたボタンB706aと、「検索」と表記されたボタンB706bとが表示されている。
借手ユーザUBは、表示領域H71及びH72に入力した内容で検索を実行する場合には、ボタンB706bを押下する。これにより、表示領域H71及びH72に入力した内容にマッチした出品物が一覧表示される。また、借手ユーザUBは、表示領域H71及びH72に入力した内容を取り消したい場合には、ボタンB706aを押下する。これにより、表示領域H71及びH72に入力した内容がクリアされる。
図14は、借手ユーザの所望する出品物の受け渡し場所を確認する操作を行う場合に、借手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。
借手端末3に表示される画面のうち、図14に示す画面は、表示領域H81と表示領域H82とを含むように構成されている。
表示領域H81には、借手ユーザUBによる検索操作の結果として、検索条件にマッチする出品物が一覧表示される。図14の例では、検索条件にマッチした3つの出品物I1乃至I3の夫々について、サムネイル画像、出品物の名称(例えば「〇〇〇」)、レンタル期間(日、週、月)毎のレンタル料金(例えば「¥〇〇〇/日」)が表示されている。また、出品者である貸手ユーザULに対する他のユーザからの評価の総件数(例えば「150」)が出品物毎に表示されている。
表示領域H82には、表示領域H81に一覧表示された出品物I1乃至I3の夫々の受け渡し場所を示す地図(MAP)が表示されている。
このように、出品物毎の受け渡し場所が地図(MAP)上に表示されるのは以下の理由による。
通常、EC(Electronic Commerce)サイトやインターネットオークションで取引の対象とされた商品は、宅配便等の配送手段によって商品の購入者の手元に届けられる。ただし、商品の配送料は、商品の購入者が負担することが多いため、商品のサイズや大きさによっては商品そのものの金額よりも高い額の配送料を購入者が負担することになることが少なくない。その一方で、本サービスの借手ユーザUBの多くは、所望する物を安価で利用するべく、購入よりもレンタルを選択する。つまり、「購入するよりも借りた方が安く済む」がレンタルの趣旨である。このため、本サービスを利用して出品物をレンタルしたものの、配送料が高くついてしまい、結果的に近所の実店舗で購入した方が安かった、といった事態が生じるおそれもある。この場合、「購入するよりも借りた方が安く済む」というレンタルの趣旨が没却されることになる。
そこで、本サービスでは、出品者である貸手ユーザULが、出品物の受け渡し場所として、直接手渡しする場所や、無人の宅配ロッカーを指定することができることとすることで、配送の効率化を実現させている。これにより、「購入するよりも借りた方が安く済む」というレンタルの趣旨が没却されることを防ぐことができる。
本サービスでは、出品者である貸手ユーザULは、出品物の受け渡し場所として、複数の場所(例えばX地点、Y地点、及びZ地点の3つの場所)を設定することができる。また、時間帯毎に受け渡し場所を変えることもできる。
具体的には例えば、出品物の受け渡し場所として、○○時〜○○時まではX地点、○○時〜○○時まではY地点、○○時〜○○時まではZ地点等、受け渡しを行う場所と時間帯とを細かく設定することができる。これにより、さらなる配送の効率化を実現させている。
また、本サービスでは、貸手ユーザULは、出品物の受け渡しの条件を細かく設定することもできる。具体的には例えば、出品物の受け渡しを行う場所や日時に応じてレンタル料を上下させることもできる。
これにより、例えば貸手ユーザULが、借手ユーザUBの要望に応じて夜間や週末に出品物の受け渡しを行うように設定した場合には、平日の昼間に出品物の受け渡しを行うよりもレンタル料が高くなるように設定することもできる。また例えば、貸手ユーザULは、借手ユーザUBの要望に応じて受け渡し場所を変更する場合には、レンタル料が高くなるように設定することもできる。これにより、出品者である貸手ユーザULの利便性を高めている。
表示領域H82に表示された地図(MAP)にプロットされた目印P1乃至P3の夫々には、表示領域H81に一覧表示された出品物I1乃至I3の夫々のサムネイルl画像の左肩に付された数字と同じ数字が付されている。
具体的には例えば、表示領域H81に表示された出品物I1の左肩には数字の「1」が付されているのに対し、表示領域H82に表示された地図(MAP)にプロットされた目印P1には数字の「1」が付されている。この場合、目印P1により示される位置が、出品者である貸手ユーザULにより設定された出品物I1の受け渡し場所となる。これにより、例えば借手ユーザUBが出品物I1乃至I3のうちどれをレンタルしようか迷っている場合には、自分にとって都合の良い受け渡し場所となる出品物を選択してレンタルすることができる。
表示領域H82には、「MAP検索設定」と表記されたボタンB801が表示されている。借手ユーザUBは、ボタンB801を押下することで、表示領域H82に表示される地図(MAP)に関する各種設定(例えば縮尺の変更、表示される領域の指定等)を行うことができる。
上述したように、本サービスを利用する借手ユーザUBは、貸手ユーザULにレンタル料を支払って出品物をレンタルする。このとき、借手ユーザUBにより支払われるレンタル料は、貸手ユーザULが出品時に設定した金額となる。即ち、貸手ユーザULが出品する際、1日あたりのレンタル料のみを設定するだけで自動的に複数日間レンタルした場合の金額が算出される。
具体的には例えば、1日あたりのレンタル料金が500円と設定された場合には、例えば1週間(7日間)、2週間(14日間)、1カ月(30日間)、2カ月(60日間)の夫々についてのレンタル料が自動的に算出される。
ただし、本サービスでは、複数日間のレンタル料を算出する際、1日あたりのレンタル料に対して単にレンタル日数を乗じるのではなく、所定のロジックに基づいて最適化を行う。「最適化」は、例えば以下のようなロジックに基づいて行われる。即ち、1日レンタルするよりも長期間レンタルする方が1日あたりのレンタル料を割安にする、といったロジックや、出品物の劣化に合わせてレンタル料を減価させる、といったロジック基づいて「最適化」が行われる。
また、このほかにも「最適化」のロジックとして、「季節」、「週末」、「需給」等を変数とするロジックに基づいた最適化が行われる。具体的には例えば、主に冬季に需要がある石油ファンヒータは、夏季よりも冬季の方がレンタル料を割高になるように最適化が行われる。
また、本サービスでは、借手ユーザUBから予算が提示されると、レンタル可能期間が自動的に算出される。これにより、借手ユーザUBは、面倒な計算を行う必要がなくなるので利便性が向上する。
具体的には例えば、自動車を5万円でレンタルしたいと考えている借手ユーザUBは、自分の予算(5万円)を提示するだけで、その予算(5万円)の範囲内でレンタル可能な期間(例えば1週間)を算出してもらうことができる。
図15は、貸手ユーザ及び借手ユーザの夫々が、出品物毎の貸出しの履歴を確認する操作を行う場合に、貸手端末及び借手端末の夫々に表示される操作画面の具体例を示す図である。
貸手端末2及び借手端末3に表示される画面のうち、図15に示す画面は、表示領域H91乃至H96を含むように構成されている。
表示領域H91には、「出品者情報」として、出品者である貸手ユーザULのユーザ情報の一部が表示される。具体的には、図8の表示領域H21と同様に、出品者としての貸手ユーザULの名前(出品 太郎)と、他のユーザからの評価の総件数(145)と、他のユーザからの評価の内訳と、出品地域(北海道)とが表示されている。また、これら以外にも、表示領域H91には出品物の受け渡しについての条件が表示されている。具体的には、出品物の手渡しの可否、出品者の送料負担の可否、出品者の保険料負担の可否、即日発送の対応の有無、メールによる連絡の可否、及び電話による連絡の可否の夫々について条件が表示されている。
図15の例では、「手渡し 〇」、「送料負担 ×」、「保険負担 〇」、「即日発送 ×」、「メール連絡 〇」、「電話連絡 〇」と夫々表示されている。これは、出品者である貸手ユーザULが、出品物の手渡しが可能、出品物の送料は負担しないが出品物の保険料は負担する、即日の発送には対応できない、メールや電話での連絡は対応可能である、ということを示している。
表示領域H92には、「商品情報」として、出品物の出品情報の一部が表示されている。具体的には、出品物についての、1日あたりのレンタル料、1週間あたりのレンタル料、1ケ月あたりのレンタル料、買い切り価格、出品物の状態が表示されている。
表示領域H93には、「レンタルログ オーナーチェンジもこちら」と表記されたボタンB901が表示されている。ボタンB901は、図8のボタンB231、及び図9のボタンB321に相当するボタンである。ボタンB901が押下されると、出品物毎の貸出しの実績(以下、「レンタルログ」と呼ぶ)が表示領域H95及びH96に表示させたり、オーナーチェンジの打診が現在のオーナー(図15の例では「出品 太郎」)通知される。
表示領域H94には、出品物のレンタルのスケジュールが、カレンダー形式で表示される。これにより、例えばレンタルが決まっている期間や、レンタルが不可能な期間等を色分けして表示することもできる。その結果、貸手ユーザULや借手ユーザUBは、出品物のレンタルのスケジュールを一見し把握することができる。
表示領域H95には、レンタル料の推移を示すグラフが表示されている。貸手ユーザULや借手ユーザUBは、表示領域H95に表示されたグラフから、出品物のレンタル料の推移を一見し把握することができる。
また、表示領域H95に表示された切替ボタンB902を「ON」にすることで、同一のカテゴリに属する類似の出品物のレンタル価格の推移を重畳的に表示させることができる。
具体的には例えば、図15の例では、グラフにプロットされた曲線L11が、対象となる出品物のレンタル料の推移を示し、曲線L12が、対象となる出品物と同一のカテゴリに属する類似の出品物のレンタル料の推移を示している。
これにより、貸手ユーザULや借手ユーザUBは、表示領域H95に表示されたグラフから、対象となる出品物と、その出品物と同一のカテゴリに属する類似の出品物とを比較しながら、夫々のレンタル料の推移を一見して把握することができる。
図15の例では、対象となる出品物と同一のカテゴリに属する類似の出品物のレンタル料の逓減率よりも、対象となる出品物のレンタル料の逓減率の方が大きいことが一見して把握できる。このため、「将来性が薄い」と判断して、例えば対象となる出品物をオーナーチェンジの対象から外すといった選択も可能となる。
表示領域H96には、出品物のレンタルログとして、レンタル期間、1日あたりのレンタル料、評価者(実際に借りた借手ユーザUB)、及び評価者による評価の具体的内容の履歴が一覧表示されている。貸手ユーザULや借手ユーザUBは、表示領域H96に一覧表示されたレンタルログから、出品物に対する評価の内容と、その推移を一見し把握することができる。
このように、レンタルログが貸手端末2及び借手端末3の夫々に表示されることにより、貸手ユーザUL及び借手ユーザUBの夫々は、出品物のレンタル料、及び評価者からの評価の夫々の履歴を一見して把握することができる。
ここで、貸手ユーザULが借手ユーザUBに物を貸して(レンタルして)その利用料を得るという行為は、投資家が行う投資と同じであるともいえる。即ち、貸手ユーザULが出品のために物を購入する行為や、オーナーチェンジは、投資家が投資物件を購入することと同一視することもできる。つまり、物品を貸し出してレンタル料を得るということは、安定的な利回りを得るということと同義である。このため、個人又は法人が物を投資目的で購入し、それを貸し出す行為が活発化すると、不動産業界でいうところの「収益還元法」に近い考え方に基づいたマーケットを提供することができるようになる。換言すると、従来の「値付け」とは異なる方法によって物品の流通価格が決定されるマーケットを提供することができるようになる。
このため、貸手ユーザULや、オーナーチェンジを打診する借手ユーザUB等は、投資物件としての物を購入する際、その物の収益性を測ることは有用である。図15に示すレンタルログは、まさに物の収益性を測るための有用な情報となる。
また、本サービスでは、ブロックチェーン技術を用いて、レンタルログや、出品物の所有権の所在を示す情報を保存することができる。
ブロックチェーン技術は、データの改ざん、破壊等を防ぐ機能を有する、分散型ネットワーク技術である。ブロックチェーン技術によれば、伝送単位のデータブロックに、生成値の予測が困難なハッシュ値等が付加されるとともに、これが時系列に沿って追加されていくことでデータの改ざんが更に困難化される。
図15を参照して上述したように、出品物の利回りや出品物に対する過去の評価は、レンタルログとしてブロックチェーン等に保存される。レンタルログは、その出品物の履歴を示す情報であり、レンタルという性質上、貸手ユーザULや借手ユーザUBの判断の拠り所となる重要な情報となる。即ち、レンタルログは、レンタルの対象となる出品物の重要な資産として取り扱われ、オーナーチェンジ後も引き継がれる。
上述したように、本サービスでは、出品物に対する評価の他、ユーザ(貸手ユーザUL及び借手ユーザUB)に対する評価が行われる。ユーザに対する評価は、所定期間が経過するまでは変更することができる。
具体的には例えば、レンタル期間が経過後、一定期間(例えば1週間)が経過するまではユーザに対する評価をいつでも変更できる、とすることもできる。
図16は、物をレンタルしている借手ユーザが、レンタル期間の延長申請を行う場合の処理の流れを示すイメージ図である。
本サービスは、借手ユーザUBがレンタル期間の延長申請を気軽に行うことを可能とするGUIや仕組みが整えられている。
即ち、本サービスを利用する借手ユーザUBは、レンタル期間の延長を希望する場合、以下のようにして延長の申請を行う。
借手ユーザUBは、本来の契約期間中(返却日が到来する前)に延長申請を行う(ステップSS31)。
ここで、レンタル期間の延長申請は、追加のレンタル料の支払いとともに行われる。このため、決済サーバ4において、オーソリゼーション(以下、「オーソリ」と呼ぶ)が行われる。オーソリとは、決済前にクレジットカードの利用枠を押さえる処理ことをいう。オーソリが完了すると、延長申請が正式に認められ、その旨が貸手ユーザULに通知される。
延長申請が正式に認められた旨の通知を受けた貸手ユーザULは、延長申請に対する承認又は否認を決定する(ステップSS32)。なお、このタイミングで、延長申請を行っている借手ユーザUBと、貸手ユーザULとの間で、延長期間についての交渉を行うことができる。これにより、貸手ユーザULは、延長申請された期間に対して単に承認するか否認するか決定するだけではなく、承認可能な期間を提示できるようになる。このため、例えば次のレンタル期間までの空いた期間を適宜考慮しつつ、承認可能な期間を提示することもできるので、利便性が向上する。
貸手ユーザULが延長申請を承認すると、決済サーバ4において、追加のレンタル料についての決済処理が実行される。即ち、本サービスでは、延長申請に対する承認が行われたタイミングで決済を即時完了させることができる。
これに対し、貸手ユーザULが延長申請を否認すると、決済サーバ4において、オーソリ枠が解放される。即ち、追加のレンタル料についての決済処理を行うために押さえられていた利用枠が解放される。
図17は、借手ユーザがレンタル期間の延長申請を行う場合に、借手端末に表示されるの操作画面の具体例を示す図である。
借手端末3に表示される画面のうち、図17に示す画面は、表示領域H101乃至H105を含むように構成されている。
表示領域H101には、延長申請を行う借手ユーザUBに対する案内として、延長申請を行ったとしても貸手ユーザULによる承認がなければ延長されない旨を説明する文章と、延長申請を行えることができる期限を説明する文章と、本来の契約期間の満了日となる返却日とが表示されている。
なお、図17の例では、延長申請を行えることができる期限が「返却日の4日前」、本来の契約期間の満了日となる返却日が「このアイテムの返却日:2019年1月30日」と表示されている。
表示領域H102には、延長後のレンタル期間終了日として借手ユーザUBが希望する日(以下、「延長希望日」と呼ぶ)を選択して入力するためのボタンB111が表示されている。
なお、図17の例では、延長希望日は、「2019/06/21」と表示されている。
表示領域H103には、表示領域H102のボタンB111に入力された延長希望日(2019年6月21日)で延長申請が承認された場合における追加のレンタル料のシミュレーション結果が表示されている。
なお、図17の例では、「延長希望日:2019年6月21日」、「20日間レンタル」、「3ケ月 @100,000円 1,300,000円」、「+2週間 @50,000円 200,000円」、「+29日 @1,500円 50,000円」、「消費税 8% 1,000円」、「合計 300,000円」と表示されている。
表示領域H104には、追加のレンタル料を支払方法の内容が表示されている。支払方法の変更は、「変更」と表記されたボタンB112を押下することで行うことができる。
表示領域H105には、「延長申請&決済」と表記されたボタンB113が表示されている。借手ユーザUBは、ボタンB113を押下することで、追加のレンタル料の支払いを含む延長申請を行うことができる。
図18は、商品を貸している貸手ユーザが、レンタル期間の延長申請に対応する操作を行う場合に、貸手端末に表示される操作画面の具体例を示す図である。
貸手端末2に表示される画面のうち、図18に示す画面は、表示領域H111乃至H113を含むように構成されている。
表示領域H111には、延長申請を行った借手ユーザUBと交渉を行う場合についての説明文が表示されている。また、その説明文には、「メッセージ」と表記されたボタンB211が表示されている。貸手ユーザULは、ボタンB211を押下することで、借手ユーザUBと交渉を行うためのメッセージを作成することができる。作成されたメッセージは借手ユーザUBに提示されるので、延長申請に関する交渉を効率よく行うことができる。
また、表示領域H111には、図17の表示領域H103に表示された追加のレンタル料のシミュレーション結果と同一の内容が表示されている。貸手ユーザULは、表示領域H111に表示された内容を確認して、延長申請に対する承認又は否認を決定する。
表示領域H111には、延長申請に対する処理の内容を選択して入力するボタンB212が表示されている。延長申請を承認する場合、貸手ユーザULは、例えば図18に示すように、「延長が可能です」と表記された選択肢を選択する。これに対し、延長申請を否認する場合、貸手ユーザULは、例えば「延長できません」と表記された選択肢を選択する。また、延長期間について借手ユーザUBとの間で調整がついている場合、貸手ユーザULは、例えば「延長は可能だが延長希望日を変更してもらう。」と表記された選択肢を選択する。
また、本サービスによれば、以下のような機能を実現させることができる。
即ち、本サービスは、インフレーション(貨幣価値の低下)のリスクヘッジに利用することができる。これにより、売上金をプールすることができる。インフレーション時には、モノ(物やサービス)が稼ぐお金が相対的に大きくなっていく。即ち、今日1万円で購入できたモノ(物やサービス)が、明日は1万円で購入できなくなるような事態が生じ得る。このため、インフレーション時にモノ(物やサービス)が稼いだお金(即ち売上金)を用いて、新たに物をレンタルしたり、オーナーチェンジしたりすることで、価値が低下する貨幣を、価値が低下し難い物に換えて保有する。具体的には、売上金、又は売上金をポイントに交換して、新たに物を借りたり、オーナーチェンジしたりする。また、ポイントのデポジットも可能である。
また、本サービスでは、物の破損や盗難が発生した場合、保険申請フォーム(図示せず)に所定事項を入力することにより、直接保険会社へ賠償申請を行うことができる。これにより、貸手ユーザULは、安心して物を貸し出すことができる。また、借手ユーザUBは、安心して物をレンタルして使用することができる。
また、本サービスでは、貸手ユーザULの他、本サービス提供者Mも運営側の立場で、代理で出品することができる。
また、本サービスでは、借手ユーザUBの他、本サービス提供者Mも運営側の立場で、出品物をレンタルすることができる。また本サービス提供者Mは、運営側の立場で、レンタルした物を出品(また貸し)することができる。
さらに、本サービス提供者Mは、運営側の立場で、複数の物を購入し、又は複数の出品物をレンタルして、これらの組合せからなるパッケージの単位で貸すこと(又はまた貸しすること)ができる。
また、本サービスでは、レンタル期間終了時の物の配送について、柔軟な変更が可能となる。即ち、一般的なレンタルサービスでは、レンタル期間終了後、借り主から貸し主に返却されるのが通常である。しかしながら、これでは配送期間がロスタイムとなり、貸手ユーザULの収益のチャンスが棄損されることになる。
そこで、本サービスでは、レンタル期間が前後する借主の夫々の住所等が参照されることで、物の返却先が、貸手ユーザULから次の借手ユーザUBに変更することができる。具体的には、配送先の出し分けを行う設定が行われる。
これにより、物の効率的な配送が可能となる。また、匿名配送を利用することもできるので、前の借手ユーザUBが返却した物がどこに配送されたのかを意識させないようにすることができる。
また、出品物が衣服であるなど、次の借手ユーザUBが使用する前にクリーニングを行う必要がある場合には、前の借手ユーザUBのレンタル期間の終了後、物の配送先を所定のクリーニング店とすることもできる。また、クリーニングを要しない物である場合には、物の配送先を所定の保管庫とすることもできる。
また、本サービスによれば、セール・アンド・リースバック取引が可能となる。「セール・アンド・リースバック取引」とは、資産を売却したうえで借り入れる取引のことをいう。
即ち、セール・アンド・リースバック取引とは、ある者が利用を継続する物について、(1)ある者から貸手ユーザULに所有権のみ移転させ、(2)ある者が借手ユーザUBとして貸手ユーザULからレンタルする、という取引である。
これにより、借手ユーザUB(即ち「ある者」)は、自分が使用している物について、貸手ユーザULに所有権を譲渡するものの、その後も自ら継続して利用することができることになる。その結果、例えば物の売却時の季節を要因とする機会損失のリスクを回避することができる。
具体的には例えば、学生服は、通常3月初頭に特に需要が集中するので、高く売るためには3月の初頭に売却することが望ましい。しかしながら、学生服の売主は、当然ながら卒業式がある3月下旬まで着用したい。そこで、学生服の売主は、本サービスを利用してセール・アンド・リースバック取引を行うことで、例えば3月の初頭に学生服を売却するとともにレンタルし、卒業式までレンタル料を支払って使用することもできる。この場合、学生服を購入した貸手ユーザは、卒業式が終わった後に他者に転貸(また貸し)することもできる。
また、本サービスでは、従来にはない独自の与信の手法が採用されている。物のレンタルの分野では、人と人との信頼関係が前提となるので、本サービスが提供されるうえで与信は非常に重要な要素となる。このため、様々な角度から与信審査が行われることで担保の確保が図られている。
具体的には例えば、レンタルログを第三者に公開して与信審査に用いることができるようにすることで、より正確な与信を実現させることができる。
これにより、例えば毎月10万円のレンタル料を支払い、特に支払遅延等ないのであれば、その者の信用は高いと判断することもできる。
また例えば、担保材料として、様々なデジタルアカウントを紐付けることができる。具体的には、各種のSNSやゲームのアカウントとしてのIDやパスワードを担保として採用することもできる。
図19は、出品物の撮像手法の具体例を示す図である。
上述したように、借手ユーザUBは、出品物を返却する際、借手端末3を操作することにより、出品物を撮像する。これは、レンタル開始時とレンタル終了時(返却時)との2つのタイミングで撮像された出品物画像を比較することで、レンタル期間中に付いた傷等を明らかにするためである。このため、2つのタイミングで撮像された夫々の撮像画像は、比較可能なように同一の角度、同一の大きさで撮像される必要があるが、撮像を行うのは一般人であることが通常であるため、比較可能な撮像画像を撮像することは困難である。
そこで、図19に示す撮像ツールを用いて撮像する。これにより、一般人であっても、比較可能な撮像画像を撮像することができる。具体的には、図19に示すように、出品情報に含まれる出品時の撮像画像GA71を、カメラ(借手端末3)にレイヤードさせる。この状態(撮像画像GA71が表示された状態)のまま、レンタル期間が満了した出品物の現物GB71にカメラ(借手端末3)のレンズを向ける。すると、図12に示すように、撮像画像GA71と現物GB71とが重なり合った状態でカメラ(借手端末3)に表示される。ここで、撮像画像GA71と現物GB71とが同ポジション(完全に重なり合った状態)になるようにカメラ(借手端末3)の向きや距離を調節すると、同ポジションになったタイミングで撮像ボタンB71が活性化され、撮像が可能となる。これにより、一般人であっても、比較可能な撮像画像を撮像することができる。
また、本サービスでは、出品物の撮影画像から3D画像が生成されるので、上下左右あらゆる方向からの自由な閲覧が可能となる。これにより、レンタル前後の比較や、出品物の真贋の鑑定を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態では、借手ユーザUBは、出品物の借入申請を行うことで問題なく物品を借り入れることができる構成となっているが、このような構成に限定されない。例えば、複数の借入申請者が存在し得る構成としてもよい。この場合、オークション形式を採用して、落札者が出品物を借り入れることができるようにしてもよい。オークション形式を採用した場合、落札者を決定する際の競合要素として、価格以外のものを採用してもよい。価格以外の競合要素としては、例えば、他のユーザからの評価、保有ポイント数等を採用することができる。これにより、真摯な心構えで本サービスを利用しようとするユーザの増加を見込むことができるので、CtoCの取引で生じ易い不正行為やトラブルの発生を防ぐことができる。
また例えば、上述の実施形態では、レンタルの対象となる物は、目に見える物が例示されているが、目に見える物に限定されず、人間のスキルや権利といったような目に見えない物であってもよい。また、これらの目に見えない物を権利証等の形で目に見える物で代用したものであってもよい。例えば、ゴルフの会員券は、目に見えない「ゴルフをプレーする権利」を代用した目に見える物として取り扱われる。
また例えば、上述の実施形態において、出品物は、単品(ジャケット、ハンドバック、時計等)で取引されている例が紹介されているが、出品物(即ち、レンタルの対象となる物)は、単品に限られない。例えば、全10巻のコミックについて、9巻のみ持っていないユーザが、「1〜8巻,及び10巻からなるコミック」を出品することもできる。この場合、仮に9巻のみを持っているユーザが存在すれば、「1〜8巻,及び10巻からなるコミック」に対し、借入申請を行ったり、買取申請を行ったりする場合がある。さらに、この9巻のみを持っているユーザは、「1〜8巻,及び10巻からなるコミック」を借り入れたり、買い取ったりすることで、全10巻のコミックを揃え、他のユーザに所定期間貸し出すこともできる(いわゆるまた貸し)。
また例えば、図6乃至図15、及び図17乃至19に示す貸手端末2又は借手端末3の夫々に表示されるGUIの構成は例示に過ぎない。本サービスを実現可能なGUIであれば、図6乃至図15、及び図17乃至19に示すGUIの構成以外のものを採用することができる。
また、図3に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図4に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図4の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図4に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば管理サーバ1)は、
物(例えば出品物)の貸し出しを希望する1以上の第1ユーザ(例えば図1の貸手ユーザUL1乃至ULn)と、当該物の借り入れを希望する1以上の第2ユーザ(例えば図1の借手ユーザUB1乃至UBm)とを支援する情報処理装置であって、
前記1以上の第1ユーザの夫々から提供された、前記物に関する情報を、出品情報として取得する出品取得手段(例えば図5の出品取得部101)と、
前記出品取得手段により取得された1以上の前記出品情報を、前記1以上の第2ユーザに提示する出品提示手段(例えば図5の出品提示部102)と、
前記第2ユーザから、前記物を借り入れたい旨の申請があった場合に、これを借入申請として受け付ける借入受付手段(例えば図5の借入受付部103)と、
前記第1ユーザに対し、前記借入申請があった旨を提示する借入提示手段(例えば図5の借入提示部104)と、
を備える。
これにより、物を貸し出すことを希望する1以上の個人と、当該物の借り入れを希望する1以上の個人とのマッチングを効率よく行うことができる、CtoCレンタルプラットフォームを提供することができる。
また、前記借入申請を行った前記第2ユーザに対し、前記物の借り入れに必要となる費用(例えばレンタル料、保険料)を提示する費用提示手段(例えば図5の費用提示部105)と、
前記費用の決済が完了した場合に、当該決済の完了を示す情報を取得する決済取得手段(例えば図5の決済取得部106)と、
前記費用のうち所定額を売上額として計上し、これを管理する売上管理手段(例えば図5の売上管理部107)と、
前記決済が完了した旨を前記第1ユーザに提示する決済提示手段(例えば図5の決済提示部108)と、
前記1以上の第1ユーザの夫々から、前記売上額のうち少なくとも一部を引出したい旨の申請があった場合に、これを引出申請として受け付ける引出受付手段(例えば図5の引出受付部109)と、
前記引出申請の内容に基づいて、前記売上額のうち前記1以上の第1ユーザの夫々が引出すことができる額を決定する引出決定手段(例えば図5の引出決定部110)と、
をさらに備えることができる。
これにより、上述の売上管理処理を実行することができる。即ち、本サービスによる取引に付随する金銭の流れを効率よく管理することができる。
また、前記第1ユーザは、前記物の貸し出しの希望に加えて、当該物の売却の希望が可能であり、
前記第2ユーザは、前記物の借り入れの希望に加えて、当該物の買い取りの希望が可能であり、
前記1以上の第1ユーザの夫々から提供された前記出品情報には、前記物の売却の可否に関する情報が夫々含まれており、
前記1以上の第2ユーザのうち所定の者から前記物を買い取りたい旨の申請があった場合に、これを買取申請として受け付ける買取受付手段(例えば図5の買取受付部111)と、
前記1以上の第1ユーザのうち、前記物の売却の可否に関する前記情報として当該物の売却が可能である旨を示す情報が含まれる前記出品情報を提供した者に対し、前記買取申請があった旨を提示する買取提示手段(例えば図5の買取提示部112)と、
をさらに備えることができる。
これにより、上述のオーナーチェンジ処理を実行することができる。
また、前記出品情報には、前記物の撮像画像が含まれ、
前記物の借入期間(例えばレンタル期間)の満了時に、当該満了時の前記物の撮像画像を少なくとも含む返却情報を受け付ける返却受付手段(例えば図5の返却受付部113)と、
前記出品情報に含まれる撮像画像と、前記返却情報に含まれる撮像画像とを比較し、差異点を抽出する比較抽出手段(例えば図5の比較抽出部114)と、
をさらに備えることができる。
これにより、上述の画像診断処理を実行することができる。
また、前記第2ユーザが前記物を受け取った時点における、前記物の現物の形態と、前記出品情報に含まれる撮像画像に表示された前記物の形態との間の差異について、前記物を借り入れた前記第2ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける借入承認受付手段(例えば図5の借入承認受付部115)と、
前記第1ユーザに前記物が返却された時点における、前記物の現物の形態と、前記返却情報に含まれる撮像画像に表示された前記物の形態との間の差異について、前記物を貸し出した前記第1ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける返却承認受付手段(例えば図5の返却承認受付部116)と、
をさらに備えることができる。
これにより、上述の画像診断処理の実効性を高めることができる。
また、前記物に関連する他の物の取引実績を取得する関連取得手段(例えば図5の関連取得部117)と、
取得された前記他の物の取引実績に基づいて、前記物の前記費用の価格帯を提示する参考額提示手段(例えば図5の参考額提示部118)と、
をさらに備えることができる。
これにより、上述の適正額決定処理を実行することができる。
また、前記物を借り入れた前記第2ユーザからの、当該物を貸し出した前記第1ユーザと当該物のうち少なくとも一方に関する評価、又は、当該物を貸し出した前記第1ユーザからの、当該物を借り入れた前記第2ユーザと当該物のうち少なくとも一方に関する評価を受け付ける評価受付手段をさらに備え、
前記参考額提示手段は、前記物についての前記費用の履歴(例えば図15の曲線L1により示されるレンタルログ)及び前記評価受付手段により受け付けられた前記評価の履歴と、前記物に関連する他の物についての前記費用の履歴(例えば図15の曲線L2により示される類似する出品物のレンタル料の推移)及び前記評価受付手段により受け付けられた前記評価の履歴とをさらに提示することができる。
これにより、物の借り入れに必要となる費用及び評価の履歴と、その物に関連する他の物に類似する物の借り入れに必要となる費用及び評価の履歴とを比較することができる。
また、前記出品提示手段は、前記1以上の前記出品情報として、前記物の受け渡しを行う場所に関する情報(例えば図14の地図(MAP))を少なくとも含む情報を前記1以上の第2ユーザに提示することができる。
これにより、物の受け渡し場所として、直接手渡しする場所や、無人の宅配ロッカーを指定することができるので、配送を効率化させることができる。
その結果、「購入するよりも借りた方が安く済む」というレンタルの趣旨が没却されることを防ぐことができる。
また、前記第1ユーザから前記第2ユーザに貸し出される前記物には、当該第2ユーザから当該第1ユーザに対して譲渡された物であって、当該第2ユーザが継続して使用する物を含めることができる。
これにより、セール・アンド・リースバック取引が可能となる。
1:管理サーバ、2、2−1、2−n:貸手端末、3、3−1、3−m:借手端末、4:決済サーバ、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:バス、15:入出力インターフェース、16:出力部、17:入力部、18:記憶部、19:通信部、20:ドライブ、30:リムーバブルメディア、101:出品取得部、102:出品提示部、103:借入受付部、104:借入提示部、105:費用提示部、106:決済取得部、107:売上管理部、108:決済提示部、109:引出受付部、110:引出決定部、111:買取受付部111、112:買取提示部、113:返却受付部、114:比較抽出部、115:借入承認受付部、116:返却承認受付部、117:関連取得部、118:参考額提示部、401:ユーザDB、402:出品DB、H1乃至H5,H11乃至H15,H21乃至H26,H31乃至H36,H41乃至H47,H51乃至H54,H61乃至H64,H71乃至H73,H81,H82,H91乃至H96,H101乃至H105,H111乃至H113,H531乃至H533,H541:表示領域、B11,B12,B21,B71,B111乃至B113,B151,B211乃至B213,B231,B241,B321,B331,B411,B601,B602,B701乃至B706b,B801,B901,B902:ボタン、M41,M51:マーク、GA71:出品時の撮像画像、GB71:レンタル期間が満了した出品物の現物、L1,L2:直線、SS1乃至SS6:本サービスにおける各ステップ、SS21乃至SS25:決済サービスにおける各ステップ、SS31及びSS32:延長申請における各ステップ、P:決済サービス提供者、M:本サービス提供者、N:ネットワーク、UL,UL1,ULn:貸手ユーザ、UB,UB1,UBn:借手ユーザ、R161:入力欄、I1乃至I3:出品物、P1乃至P3:目印、L11,L12:曲線

Claims (8)

  1. 物の貸し出しを希望する1以上の第1ユーザと、当該物の借り入れを希望する1以上の第2ユーザとを支援する情報処理装置であって、
    前記1以上の第1ユーザの夫々から提供された、前記物に関する情報を、出品情報として取得する出品取得手段と、
    前記出品取得手段により取得された1以上の前記出品情報を、前記1以上の第2ユーザに提示する出品提示手段と、
    前記第2ユーザから、前記物を借り入れたい旨の申請があった場合に、これを借入申請として受け付ける借入受付手段と、
    前記第1ユーザに対し、前記借入申請があった旨を提示する借入提示手段と、
    前記借入申請を行った前記第2ユーザに対し、前記物の借り入れに必要となる費用を提示する費用提示手段と、
    前記費用の決済が完了した場合に、当該決済の完了を示す情報を取得する決済取得手段と、
    前記費用のうち所定額を売上額として計上し、これを管理する売上管理手段と、
    前記決済が完了した旨を前記第1ユーザに提示する決済提示手段と、
    前記1以上の第1ユーザの夫々から、前記売上額のうち少なくとも一部を引出したい旨の申請があった場合に、これを引出申請として受け付ける引出受付手段と、
    前記引出申請の内容に基づいて、前記売上額のうち前記1以上の第1ユーザの夫々が引出すことができる額を決定する引出決定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1ユーザは、前記物の貸し出しの希望に加えて、当該物の売却の希望が可能であり、
    前記第2ユーザは、前記物の借り入れの希望に加えて、当該物の買い取りの希望が可能であり、
    前記1以上の第1ユーザの夫々から提供された前記出品情報には、前記物の売却の可否に関する情報が夫々含まれており、
    前記1以上の第2ユーザのうち所定の者から前記物を買い取りたい旨の申請があった場合に、これを買取申請として受け付ける買取受付手段と、
    前記1以上の第1ユーザのうち、前記物の売却の可否に関する前記情報として当該物の売却が可能である旨を示す情報が含まれる前記出品情報を提供した者に対し、前記買取申請があった旨を提示する買取提示手段と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出品情報には、前記物の撮像画像が含まれ、
    前記物の借入期間の満了時に、当該満了時の前記物の撮像画像を少なくとも含む返却情報を受け付ける返却受付手段と、
    前記出品情報に含まれる撮像画像と、前記返却情報に含まれる撮像画像とを比較し、差異点を抽出する比較抽出手段と、
    をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2ユーザが前記物を受け取った時点における、前記物の現物の形態と、前記出品情報に含まれる撮像画像に表示された前記物の形態との間の差異について、前記物を借り入れた前記第2ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける借入承認受付手段と、
    前記第1ユーザに前記物が返却された時点における、前記物の現物の形態と、前記返却情報に含まれる撮像画像に表示された前記物の形態との間の差異について、前記物を貸し出した前記第1ユーザによる承認がなされた場合に、これを受け付ける返却承認受付手段と、
    をさらに備える、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記物に関連する他の物の取引実績を取得する関連取得手段と、
    取得された前記他の物の取引実績に基づいて、前記物の前記費用の価格帯を提示する参考額提示手段と、
    をさらに備える、
    請求項乃至のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記物を借り入れた前記第2ユーザからの、当該物を貸し出した前記第1ユーザと当該物のうち少なくとも一方に関する評価、又は、当該物を貸し出した前記第1ユーザからの、当該物を借り入れた前記第2ユーザと当該物のうち少なくとも一方に関する評価を受け付ける評価受付手段をさらに備え、
    前記参考額提示手段は、前記物についての前記費用の履歴及び前記評価受付手段により受け付けられた前記評価の履歴と、前記物に関連する他の物についての前記費用の履歴及び前記評価受付手段により受け付けられた前記評価の履歴とをさらに提示する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記出品提示手段は、前記1以上の前記出品情報として、前記物の受け渡しを行う場所に関する情報を少なくとも含む情報を前記1以上の第2ユーザに提示する、
    請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1ユーザから前記第2ユーザに貸し出される前記物には、当該第2ユーザから当該第1ユーザに対して譲渡された物であって、当該第2ユーザが継続して使用する物が含まれる、
    請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
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