JP6792072B2 - スクロール式流体機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば空気圧縮機や真空ポンプ等に用いて好適なスクロール式流体機械に関する。
特許文献1には、「固定端板の一面に固定渦巻き状ラップが立設される固定スクロール部材と、旋回端板の一面に旋回渦巻き状ラップが立設され、前記固定スクロール部材に対し自転を阻止されつつ公転旋回駆動されるよう組み合わされて圧縮室を形成する旋回スクロール部材と、前記固定渦巻き状ラップおよび前記旋回渦巻き状ラップの各ラップ先端面に設けられるチップシール溝に嵌合装着されるチップシール部材と、を備えたスクロール圧縮機において、前記固定スクロール部材および前記旋回スクロール部材のいずれか一方または双方の前前記渦巻き状ラップの歯底面に、前記チップシール部材が摺接されるボトムプレートが設置され、該ボトムプレートの裏面側に、前記チップシール部材よりも融点の低いバックアップ材が装備されることを特徴とするスクロール圧縮機。」(請求項6)と記載されている。
また、特許文献2には、「ら線曲線からなるラップを第一鏡板上に一体に形成した固定スクロールおよび可動スクロールを互いにラップを内側にしてかみ合わせ、可動スクロールを固定スクロールに対して旋回運動させるスクロール流体機械において、前記両スクロール又は一方のスクロールのラップと同一形状のら線曲線にて形成された貫通穴を有し、前記第一鏡板よりも表面精度の高い金属性の剛体からなる第二鏡板を前記第一鏡板上に配設し、前記第一鏡板に接する側の前記第二鏡板面の角の面取りを、相手ラップとの対向面の角の面取りよりも大きくしてなるスクロール流体機械。」(特許請求の範囲)と記載されている。
特開2008−163896号公報 特開平2−70988号公報
特許文献1および特許文献2には、固定スクロールおよび旋回スクロールの何れか一方または双方の渦巻き状のラップの歯底面に、チップシール部材が摺接されるボトムプレートを設置したスクロール圧縮機が記載されている。しかし、特許文献1或いは特許文献2では、ボトムプレートが移動して渦巻き状のラップやチップシール部材などが損傷することは考慮されていない。
そこで、本発明は、ボトムプレートの移動による渦巻き状のラップなどの損傷を低減し、高寿命化を実現できるスクロール式流体機械を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための、本発明のスクロール式流体機械の一例を挙げれば、鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロールと、前記固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に前記固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成するように渦巻き状のラップ部が設けられた旋回スクロールとを備え、前記旋回スクロールと前記固定スクロールのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、前記ラップ部の歯先に沿って延びる凹溝を形成し、前記凹溝内に対向するスクロールの歯底面に摺接するシール部材を装着し、前記シール部材と対向する歯底面には、前記渦巻き状のラップ部が挿入される渦巻き状の孔を備える耐摩耗性のプレート状部材を配設してなるスクロール式流体機械であって、
前記プレート状部材は、配設された前記渦巻き状のラップ部と渦巻きの巻き始め部および巻き終わり部において巻方向に所定の隙間を有するように構成し、
前記スクロールの渦巻き状のラップ部の内線側或いは外線側と、前記プレート状部材の側面とが接触して前記プレート状部材が回転停止することにより、前記プレート状部材と前記渦巻き状のラップ部とが巻き始め部および巻き終わり部において渦巻きの巻方向に接触しないように構成したものである。
また、本発明のスクロール式流体機械の他の一例を挙げれば、鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロールと、前記固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に前記固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成するように渦巻き状のラップ部が設けられた旋回スクロールとを備え、前記旋回スクロールと前記固定スクロールのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、前記ラップ部の歯先に沿って延びる凹溝を形成し、前記凹溝内には対向するスクロールの歯底面に摺接するシール部材を装着し、前記シール部材と対向する歯底面には、前記渦巻き状のラップ部が挿入される渦巻き状の孔を備える耐摩耗性のプレート状部材を配設してなるスクロール式流体機械であって、
前記プレート状部材は、前記固定スクロールまたは前記旋回スクロールにネジで固定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、スクロール式流体機械において、ボトムプレートの移動による渦巻き状のラップなどの損傷を低減し、高寿命化を実現できる。
本発明の実施例1のスクロール式空気圧縮機を示す縦断面図である。 本発明の実施例1のスクロール式空気圧縮機を示す展開斜視図である。 図1のチップシール付近の部分拡大図である。 図3のチップシール部材を示す図である。 図1のY−Y方向の部分拡大図である。 図1のY−Y方向の断面図である。 実施例1の旋回スクロールの正回転時の、ボトムプレートとラップ部の関係を示す図である。 実施例1の旋回スクロールの逆回転時の、ボトムプレートとラップ部の関係を示す図である。 本発明の実施例2の、ボトムプレートの固定位置を示す図である。 本発明の実施例2の、ボトムプレートの他の固定位置を示す図である。 ボトムプレートとチップシール部材の位置関係を示す図である。 実施例3のボトムプレートとチップシール部材の位置関係を示す図である。 比較のための、ボトムプレートとチップシール部材の別の位置関係を示す図である。 本発明の実施例4のスクロール式空気圧縮機を示す展開斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、各図で共通する構成要素にはなるべく同一の符号を付して、それらについての重複した説明は省略する。
本発明の実施例1によるスクロール式流体機械を、図1乃至図8に基づき空気圧縮機として用いた場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるスクロール式空気圧縮機の縦断面図を示している。また、図2は、スクロール式空気圧縮機の展開斜視図を示している。図において、符号1はスクロール式空気圧縮機のケーシングの一部を構成する固定スクロールを示し、該固定スクロール1は大略有蓋筒状に形成されたケーシング本体47(図2)の開口端側を施蓋するように、この開口端側に固着されている。そして、該固定スクロール1は、例えばアルミニウム合金等から形成され、その中心が後述の駆動軸17の軸線O1-O1 と一致するように配設された円板状の鏡板2と、該鏡板2の歯底面2Aに立設された渦巻状のラップ部3と、前記鏡板2の外周側に位置し、該ラップ部3を囲むように筒状に形成された支持部4とから大略構成されている。
また、該固定スクロール1のラップ部3は、図5に示す如く、内周側が巻き始め端となり外周側(図示せず)が巻き終わり端となって、例えば3巻半前後の渦巻状に形成されている。そして、該ラップ部3の歯先3Aは、図3に示すように、後述の旋回スクロール9の歯底面10Aから微小なクリアランスCをもって離間されている。
符号5はラップ部3の歯先3A側に形成された凹溝を示し、該凹溝は図3に示す如く、ラップ部3の歯先3A側においてその幅方向中間部に、断面コ字状をなすように形成され、該凹溝5の底面5Aおよび左,右の側面5B,5Cはラップ部3の渦巻き形状に沿ってその巻き始め端から巻き終わり端まで延びている。そして、該凹溝5内には後述のチップシール6が装着され、相手方となる旋回スクロール9の歯底面10Aとの間に構成したボトムプレート10Bとの間をシールするようになっている。
符号6はラップ部3の凹溝5内に装着されたシール部材としてのチップシールを示し、該チップシール6は、図4に示すように、例えば弾性樹脂材料により横断面が四角形状をなす長尺のチップシールとして形成され、該凹溝5の長さ方向に沿って渦巻状に伸長する。
ここで、該チップシール6は図3に示す如く、凹溝5の底面5Aに当接する受圧面としての下側面6Aと、該下側面6Aと上下方向で対向し相手方のボトムプレート10Bに摺接する上側面6Bと、渦巻状をなすチップシール6の径方向内側および外側に位置する内側面6Cおよび外側面6Dとから構成され、下側面6A,内側面6Cには後述の各下側リップ部7、内側リップ部8がそれぞれ一体的に形成されている。そして、該チップシール6は、下側面6Aを凹溝5の底面5Aに当接するように内,外側面6C,6Dが凹溝5内に僅かな隙間をもって挿入され、凹溝5の底面5Aから相手方となる旋回スクロール9のボトムプレート10Bに向けて浮上可能となっている。
符号7,7,…はチップシール6の下側面6Aにおいて長さ方向にそれぞれ所定間隔をもって形成された底面リップ部としての下側リップ部を示し、該各下側リップ部7は図4に示すように、チップシール6の下側面6Aに所定間隔をもって斜めに切込みを入れることにより一体的に形成され、その先端側は自由端となって下側面6Aから拡開するようになっている。
符号8,8,…はチップシール6の側面リップ部としての内側リップ部を示し、該各内側リップ部8は前記下側リップ部7とほぼ同様に形成され、図4に示すようにチップシール6の内側面6Cに所定間隔をもって斜めに切込みを入れることにより一体的に形成され、その先端側は自由端となって内側面6Cから拡開するようになっている。
図1において、符号9は固定スクロール1に対向して前記ケーシング本体内に旋回可能に設けられた旋回スクロールを示し、該旋回スクロール9は例えばアルミニウム合金等から形成され、表面側が歯底面10Aとなって円板状に形成された鏡板10と、該鏡板10の歯底面10Aから固定スクロール1の鏡板2に向けて立設され、固定スクロール1のラップ部3と同様に渦巻状に形成されたラップ部11と、鏡板10の背面中央に設けられたボス部12とから構成され、該ボス部12は後述する駆動軸17のクランクに回転可能に取付けられている。
ここで、該旋回スクロール9のラップ部11についても、固定スクロール1のラップ部3と同様に例えば3巻半前後の渦巻状に形成され、図3に示す如く、その歯先11A側には、底面13Aおよび左,右の側面13B,13Cから横断面コ字状をなす凹溝13が形成されている。
符号14は固定スクロール1側のチップシール6と同様に形成されたシール部材としての他のチップシールを示し、該チップシール14は前記凹溝13内に装着され、その底面13Aに当接する下側面14Aと、相手方の歯底面2Aとの間に構成したボトムプレート2Bに摺接する上側面14Bと、内側面14Cおよび外側面14Dとによって構成されている。また、該チップシール14の下側面14Aおよび内側面14Cには、チップシール6と同様に、それぞれ各下側リップ部15、各内側リップ部16が一体的に形成されている。
なお、本実施例では、凹溝5、13及び、チップシール6、14は固定スクロール1、旋回スクロール9の双方に設けられているが、いずれか一方にのみ設けてもよい。
符号17は前記ケーシング本体に回転自在に設けられる駆動軸を示し、該駆動軸17は先端側がケーシング本体内に延びるクランクとなり、該クランクはその軸線O2-O2が駆動軸17の軸線O1-O1に対して所定寸法δだけ偏心している。そして、該駆動軸17のクランク内には、旋回スクロール9のボス部12が旋回軸受18を介して旋回可能に取付けられ、旋回スクロール9には自転防止機構(図示せず)等を介して旋回運動が与えられる。
ここで、旋回スクロール9のラップ部11は固定スクロール1のラップ部3に対して周方向に所定角度だけずらして重ね合わせるように配設され、図5に示すように、ラップ部3、11間には三日月状をなす複数の圧縮室R,R,…が画成される。そして、旋回スクロール9を固定スクロール1に対して旋回させた時に、該各圧縮室Rはその容積が連続的に縮小され、後述の吸込ポート19から吸込んだ空気を順次圧縮するようになっている。
19,20は固定スクロール1に形成された吸込ポート、吐出ポートを示し、該吸込ポート19は最外周側の圧縮室Rと連通するように鏡板2の外周側に穿設され、吐出ポート20は、最内周側の圧縮室Rと連通するように鏡板2の中心部に穿設されている。
スクロール式空気圧縮機は上記の如き構成を有するもので、次にその作動について述べる。
まず、ケーシングの外部からモータ等の駆動源(図示せず)によって駆動軸17を回転駆動すると、この回転は該駆動軸17のクランクから旋回軸受18を介して旋回スクロール9に伝えられ、該旋回スクロール9は駆動軸17の軸線O1-O1 を中心にして寸法δの旋回半径をもった旋回運動を行う。
そして、この旋回運動によって各ラップ部3、11の間に画成される各圧縮室Rは中央に向けて連続的に縮小し、吸込ポート19から吸込んだ空気を順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポート20から外部のエアタンク(図示せず)等に向けて吐出する。ここで、圧縮運転が開始されると、ラップ部3(11)の凹溝5(13)内には図3に示す矢示A方向に高圧側の圧縮室Rから圧縮空気の一部が侵入し、チップシール6(14)は受圧面となる下側面6A(14A)でこの圧縮空気の圧力を受圧することにより、凹溝5(13)から浮上し、対向する鏡板10(2)の歯底面10A(2A)との間に構成したボトムプレート10Bへ向けて押圧される。これにより、該チップシール6(14)は上側面6B(14B)が相手方のボトムプレート10B(2B)に摺接し、ラップ部3、11間に画成される各圧縮室Rを気密にシールする。
また、各下側リップ部7(15)は、各圧縮室Rのうち、内周側の圧縮室Rから外周側の圧縮室Rに向けて、図5中の矢示B方向に凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気により、各下側リップ部7(15)の先端側が凹溝5(13)の底面5A(13A)に押付けられるようになり、該凹溝5(13)の底面5A(13A)とチップシール6(14)との間を気密にシールする。
さらに、各内側リップ部8(16)も、前記と同様に、凹溝5(13)内に侵入した圧縮空気により、各内側リップ部8(16)の先端側が凹溝5(13)の一方の側面5B(13B)に押付けられるようになり、該凹溝5(13)の側面5B(13B)とチップシール6(14)との間を気密にシールすると共に、チップシール6(14)の外側面6D(14D)を他方の側面5C(13C)に押付けて、両者の間を気密にシールさせる。
ところで、上述したスクロール式空気圧縮機においては、固定スクロール1に対して旋回スクロール9を旋回動作させるときに、各圧縮室Rが高温状態となり、特に、内周側(吐出ポート20側)の圧縮室Rは高温高圧となる。そのため、これらの圧縮室Rを画成する固定スクロール1および旋回スクロール9には歯底面2A,10Aの表面の耐摩耗性や耐腐食性を高める必要がある。
そのため、本実施例では、図2に示すように、旋回スクロール9に設けた渦巻き状のラップ部11の間にボトムプレート10Bを配置している。同様に固定スクロール1の渦巻き状のラップ部3の間にはボトムプレート2Bが配置されている。ボトムプレート2B,10Bは、耐摩耗性のプレート部材から成り、例えばステンレス鋼板で構成される。
図6に、旋回スクロール9側に設けたボトムプレート10Bと渦巻き状のラップ部11を示す。ボトムプレート10Bは、渦巻き状のラップ部11が挿入される渦巻き状の孔10Cを備えており、渦巻き状のラップ部11とボトムプレート10Bの孔10Cの側面とは、ほぼ全周にわたって、径方向にほぼ一定の隙間を備えている。そして、ラップ部11の巻き終わり部において、渦巻きの巻き方向に、大きな隙間δeを備えている。ここで、隙間δeは、ラップ部11の巻き終わり部11Eと渦巻き状の孔10Cの端10Eとの間隔である。同様に、ラップ部11の巻き始め部においても、渦巻きの巻き方向に隙間を備えている。
ここで、圧縮機が動作し、旋回スクロール9が旋回運動を行うと、ボトムプレート10B(2B)はチップシール6(14)に押圧され、旋回スクロール9の旋回運動により、チップシール6(14)との摩擦力によって回転力を受ける。また、旋回スクロール側のボトムプレート10Bは、旋回スクロール9の旋回運動によって遠心力を発生するため、遠心力をスクロールラップ11の根元部分で受ける。
組立性を向上するため、スクロールラップ11(3)とボトムプレート10B(2B)とは所定の径方向隙間をもって構成しているが、この隙間の中でボトムプレート10B(2B)が回転方向に移動した場合、特に旋回スクロール9の歯底面10A側に構成したボトムプレート10Bは、巻き終わり部分の巻方向隙間(δe)を大きく確保する必要がある。この隙間δeが小さい値となると、ボトムプレート10Bの孔10Cの巻き終わり部がスクロールラップ11の巻き終わり部分11Eのみと接触、摺動するため、面圧が著しく増大し、スクロールラップ巻き終わり11Eの歯元あるいはボトムプレート10Bの孔10Cの端10Eが大きく摩耗する可能性がある。
これに対し、スクロールラップ巻き終わり11Eに対してボトムプレート10Bの孔10Cの端10Eとの巻方向隙間δeを確保すると、前記巻き終わり部分ではなく、旋回スクロール9のラップ全周の内線11Aとボトムプレート10Bの側面が接触するようになるので、接触面圧が抑えられ、摩耗を防止でき、信頼性を向上できる。
この関係を図7及び図8を用いて説明する。図7は、スクロール式空気圧縮機が通常動作時において正方向に回転する状態を示す。図7(a)は全体図、図7(b)は巻き終わり部を示す拡大図、図7(c)は巻き始め部を示す拡大図である。圧縮機が正回転すると、旋回スクロールの旋回運動によりボトムプレート10Bが矢印方向に回転するが、図に示すようにボトムプレート10Bが外側に移動し、ラップ部11の内線11Aとボトムプレート10Bの側面が大きく接触してボトムプレートの回転が停止する。図7(b)に示すように、ラップ部11の巻き終わり部の巻き方向隙間δeを大きく確保することにより、ラップ部の端部11Eとボトムプレートの孔の端10Eが接触する前にボトムプレート10Bの回転を止めることができる。巻き始め部においては、図7(c)に示すように、正回転時にはボトムプレートの端がラップ部11の端部から離れる方向に回転するので、両者が接触することはない。
図8は、スクロール式空気圧縮機が逆方向に回転する状態を示す。逆方向に回転するのは、圧縮機が停止した後に吐出配管などの空気圧が圧縮機に加わり、逆回転する場合である。図8(a)は全体図、図8(b)は巻き終わり部を示す拡大図、図8(c)は巻き始め部を示す拡大図である。圧縮機が逆回転すると、旋回スクロールの旋回運動によりボトムプレートが矢印方向に回転するが、図に示すようにボトムプレート10Bが内側に移動し、ラップ部11の外線11Bとボトムプレート10Bの側面が大きく接触してボトムプレート10Bの回転が停止する。巻き終わり部においては、図8(b)に示すように、ボトムプレートの孔の端10Eがラップ部11の端部11Eから離れる方向に回転するので、両者が接触することはない。巻き始め部において、巻き始め部の巻き方向隙間を大きく確保することにより、ラップ部の端部とボトムプレートの孔の端とが接触する前にボトムプレートの回転を止めることができる。
本実施例によれば、ボトムプレートが回転して、ボトムプレートの孔の側面とラップ部の内線あるいは外線とが大きく接触して回転が止まるよりも、ラップ部11の巻き終わり部の巻き方向隙間、或いはラップ部の巻き始め部の巻き方向隙間を大きく確保したので、スクロールラップ歯元あるいはボトムプレートの摩耗を防止でき、信頼性を向上できる。
以上、ボトムプレート10Bについて説明したが、ボトムプレート2Bについても回転力を受けることがあり、例えばラップ部3の巻き始め部の巻き方向隙間を大きく確保することにより、同様の効果が期待できる。
実施例2は、ボトムプレート10B或いは2Bが回転しないように、固定ネジで旋回スクロール或いは固定スクロールに固定したものである。
図9に実施例2の、スクロール式空気圧縮機を示す。図9(a)は、固定スクロール1に取り付けたボトムプレート2Bを示し、図9(b)は、旋回スクロール9に取り付けたボトムプレート10Bを示す。
図9(a)に示すように、固定ネジ31でボトムプレート2Bを固定スクロール1に固定する。ネジで固定する場所は、吸い込み室内、すなわち外部からダストの進入を防止するダストシール内である。また、固定ネジ31に旋回スクロール9のラップ部11の接触防止のため、ラップ部11が通らないところとする。そして、図に示すように、固定側のラップ部3の内線の巻き終わり近傍とするのが好ましい。
旋回スクロールについても、図9(b)に示すように、固定ネジ32でボトムプレート10Bを旋回スクロール9に固定する。同様に、固定ネジ32で固定する場所は、吸い込み室内である。また、固定ネジ32に固定スクロール1のラップ部3の接触防止のため、ラップ部3が通らないところとする。そして、固定スクロール1と同様に、図に示すように、固定側のラップ部3の内線の巻き終わり近傍とするのが好ましい。
図10に実施例2の、スクロール式空気圧縮機の別の例を示す。図10(a)は、旋回スクロール9に取り付けたボトムプレート10Bを示し、図10(b)は、その中心部分の拡大図を示す。
図10(a)および(b)に示すように、旋回スクロール9に設けたボトムプレート10Bを、吐出ポート近傍において固定ネジ33で固定する。また、固定ネジ33に固定スクロール1のラップ部3の接触防止のため、ラップ部3が通らないところとする。
本実施例によれば、固定スクロール1に設けたボトムプレート2B或いは旋回スクロール9に設けたボトムプレート10Bを固定ネジで固定したので、ボトムプレート10Bや2Bの回転を防止することができ、スクロールラップ歯元あるいはボトムプレートの摩耗を防止でき、信頼性を向上できる。
実施例1で説明したように、スクロール式空気圧縮機において、組立性を向上するために、スクロールラップ11(3)とボトムプレート10B(2B)とは所定の径方向隙間をもって構成されている。実施例3は、ボトムプレート10B(2B)が径方向に移動してもチップシール6の摺動面がボトムプレート10Bから脱落しないように構成したものである。
図11は、ボトムプレート10B(2B)とチップシール部材6(14)の一般的な位置関係を示す図で、図1の部分拡大図である。図11において、ボトムプレートとスクロールラップとの隙間をG、ボトムプレート10Bの両側のギャップをg1およびg2、スクロールラップの歯厚をt、旋回スクロールの旋回半径をε、ボトムプレート10Bの幅をWpとすると、
G=g1+g2=2ε+t−Wp
となる。
図12に、実施例3のボトムプレート10B(2B)とチップシール部材6(14)の位置関係を示す。ラップ部11の片側の歯先凸部幅をwとすると、
0 < G ≦ w
に設定してある。
G≦w に設定してあるので、隙間中をボトムプレート10B(2B)が片側いっぱい移動した場合にもチップシール6(14)の摺動面がボトムプレート10B(2B)から脱落することがなく、チップシール6(14)の異常摩耗等も発生しない。また、0<Gとしているからボトムプレート10B(2B)の取付け取外しが容易であり、メンテナンス時の交換作業性が良好である。
図13に、比較のための、ボトムプレート10B(2B)とチップシール部材6(14)の別の位置関係を示す。この例では、w<G とされているので、ボトムプレート10B(2B)が隙間中を片側いっぱいに移動した場合に、チップシール6(14)の摺動面がボトムプレート10B(2B)から脱落してしまい、チップシール6(14)の異常摩耗を生じる。
本実施例によれば、隙間中をボトムプレートが片側いっぱい移動した場合にチップシールの摺動面がボトムプレートから脱落しないように構成してあるので、チップシールの異常摩耗等が発生することがない。
図14に、本発明の実施例4の、スクロール式空気圧縮機を示す。実施例4は、ボトムプレート10B(2B)を備えていない既存のスクロール式空気圧縮機にボトムプレート10B(2B)を設けたものである。
ボトムプレートを備えていない既存のスクロール式空気圧縮機にボトムプレート10Bおよび2Bを設けると、ボトムプレート10Bおよび2Bの厚さだけケーシング47と固定スクロール2の間隔が広がる。そのため、本実施例では、ケーシング47と固定スクロール2の間に、間隔調整部材47Aおよび47Bを設ける。間隔調整部材47Aおよび47Bの厚さは、ボトムプレート10Bおよび2Bの厚さとするのが好ましい。間隔調整部材47Aおよび47Bは、回転軸を挟んで両側に配置すればよい。
本実施例によれば、ボトムプレートを備えていない既存のスクロール式空気圧縮機にボトムプレートを良好に取り付けることができる。
以上、スクロール式空気圧縮機を例に各実施例を説明したが、本発明は、空気圧縮機や真空ポンプ等のスクロール式流体機械全般に適用することができる。
1・・・固定スクロール
2、10・・・鏡板
3、11・・・ラップ部
11E・・・ラップ巻き終わり部
5、13・・・凹溝
6、14・・・チップシール
7、15・・・下側リップ部
8、16・・・内側リップ部
9・・・旋回スクロール
10B、2B・・・ボトムプレート
10C・・・ボトムプレートの孔
11A・・・ラップ部の内線
11B・・・ラップ部の外線
17・・・駆動軸
18・・・旋回軸受
19・・・吸込ポート
20・・・吐出ポート
31、32、33・・・固定ネジ
47・・・ケーシング
47A、47B・・・寸法調整部材

Claims (13)

  1. 鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロールと、前記固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に前記固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成するように渦巻き状のラップ部が設けられた旋回スクロールとを備え、前記旋回スクロールと前記固定スクロールのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、前記ラップ部の歯先に沿って延びる凹溝を形成し、前記凹溝内に対向するスクロールの歯底面に摺接するシール部材を装着し、前記シール部材と対向する歯底面には、前記渦巻き状のラップ部が挿入される渦巻き状の孔を備える耐摩耗性のプレート状部材を配設してなるスクロール式流体機械であって、
    前記プレート状部材は、配設された前記渦巻き状のラップ部と渦巻きの巻き始め部および巻き終わり部において巻方向に所定の隙間を有するように構成し、
    前記スクロールの渦巻き状のラップ部の内線側或いは外線側と、前記プレート状部材の側面とが接触して前記プレート状部材が回転停止することにより、前記プレート状部材と前記渦巻き状のラップ部とが巻き始め部および巻き終わり部において渦巻きの巻方向に接触しないように構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
  2. 請求項1に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材と前記スクロールの渦巻き状のラップ部とは、径方向に略一定の隙間を有していることを特徴とするスクロール式流体機械。
  3. 請求項2に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材の、前記ラップ部の巻き終わり部および巻き始め部の渦巻きの巻方向の隙間は、前記プレート状部材と前記ラップ部との径方向の隙間の中を前記プレート状部材が回転方向に移動し、前記径方向隙間がなくなった場合においても確保されるように構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
  4. 請求項1に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材は、配設された前記旋回スクロールの渦巻き状のラップ部と渦巻きの巻方向に所定の隙間を有するように構成し、
    前記スクロール式流体機械の通常動作時である正回転時には、前記旋回スクロールの渦巻き状のラップ部の内線側と、前記プレート状部材の側面とが接触して前記プレート状部材が回転停止することにより、前記プレート状部材と前記渦巻き状のラップ部とが渦巻きの巻き終わり部において巻方向に接触しないように構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
  5. 請求項4に記載のスクロール式流体機械において、更に、
    前記スクロール式流体機械の逆回転時には、前記旋回スクロールの渦巻き状のラップ部の外線側と、前記プレート状部材の側面とが接触して前記プレート状部材が回転停止することにより、前記プレート状部材と前記渦巻き状のラップ部とが渦巻きの巻き始め部において巻方向に接触しないように構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
  6. 請求項1に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材は、配設された前記固定スクロールの渦巻き状のラップ部と渦巻きの巻方向に所定の隙間を有するように構成し、
    前記固定スクロールの渦巻き状のラップ部の内線側或いは外線側と、前記プレート状部材の側面とが接触して前記プレート状部材が回転停止することにより、前記プレート状部材と前記渦巻き状のラップ部とが渦巻きの巻き始め部および巻き終わり部において巻方向に接触しないように構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
  7. 鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が設けられた固定スクロールと、前記固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に前記固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成するように渦巻き状のラップ部が設けられた旋回スクロールとを備え、前記旋回スクロールと前記固定スクロールのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、前記ラップ部の歯先に沿って延びる凹溝を形成し、前記凹溝内には対向するスクロールの歯底面に摺接するシール部材を装着し、前記シール部材と対向する歯底面には、前記渦巻き状のラップ部が挿入される渦巻き状の孔を備える耐摩耗性のプレート状部材を配設してなるスクロール式流体機械であって、
    前記プレート状部材は、前記固定スクロールまたは前記旋回スクロールにネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  8. 請求項7に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材は、吸い込み室内においてネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  9. 請求項8に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材は、前記ラップ部が通らない場所においてネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  10. 請求項7に記載のスクロール式流体機械において、
    前記固定スクロール側のプレート状部材は、前記固定スクロールの前記ラップ部の内線の巻き終わり近傍において、前記固定スクロールにネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  11. 請求項7に記載のスクロール式流体機械において、
    前記旋回スクロール側のプレート状部材は、前記固定スクロールの前記ラップ部の内線の巻き終わり近傍において、前記旋回スクロールにネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  12. 請求項7に記載のスクロール式流体機械において、
    前記旋回スクロール側の前記プレート状部材は、吐出室内において前記旋回スクロールにネジで固定されていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のスクロール式流体機械において、
    前記プレート状部材とともに、ケーシングと前記固定スクロールとの合せ面に前記プレート状部材と同程度の厚さ寸法の寸法調整部材を配置したことを特徴とするスクロール式流体機械。
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