JP6788786B2 - 照明装置及びヒートシンク - Google Patents

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Description

本発明は、レーザー光を光源とする照明装置及び当該照明装置に備わるヒートシンクに関する。
従来、レーザー光を励起光として蛍光体を発光させ、所望の光色に変換して照明する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような技術をダウンライト型の照明装置に適用した場合、レーザー光を照射するレーザーユニットと、レーザー光を起因とした照明光を発する灯具ユニットとを別体にすることができる。これにより、灯具を小型にすることが可能となる。灯具が小型化されることにより、灯具ユニットを天井に取り付けるための開口部を小さくすることが可能となるので、照明空間のより多様な意匠性を実現することができる。
特開2013−254689号公報
ここで、照明装置の設置時においては、天井の開口部からレーザーユニットを挿入して天井裏に配置する場合がある。レーザーユニットは、レーザー光を発する半導体レーザー素子と、当該半導体レーザー素子を冷やすためのヒートシンクとを備えているが、開口部に進入可能とするべく、ヒートシンクを小さく形成する必要がある。ヒートシンクを小さくしてしまうと、ヒートシンク全体の放熱量も小さくなり、半導体レーザー素子を確実に冷却できないおそれがある。他方、ヒートシンクを開口部に挿入可能な断面積として、長尺にすることで放熱量を大きくすることも検討されるが、そうした場合、挿入時にヒートシンクが天井裏の天井面にぶつかってしまって、天井裏にヒートシンクを配置できないおそれがある。
このため、本発明の課題は、高さの低い天井裏に対して、小口径の開口部から設置可能であるとともに、十分な放熱量を確保することのできる照明装置及びヒートシンクを提供することである。
本発明の一態様に係る照明装置は、レーザー光を発する光源と、光源を収容して、当該光源からの熱を放熱する長尺なヒートシンクと、光源が発したレーザー光を導光する光ファイバーと、光ファイバーが導光したレーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発する灯具ユニットと、を備え、ヒートシンクは、当該ヒートシンクの長手方向に対して屈曲自在な第一屈曲部を有する。
本発明の他の態様に係るヒートシンクは、レーザー光を発する光源を収容して、当該光源からの熱を放熱する長尺なヒートシンクであって、当該ヒートシンクの長手方向に対して屈曲自在な屈曲部を有する。
本発明によれば、高さの低い天井裏に対して、小口径の開口部から設置可能であるとともに、十分な放熱量を確保することのできる照明装置及びヒートシンクを提供することができる。
実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す断面図である。 実施の形態に係るレーザーユニットの概略構成を示す正面図である。 実施の形態に係る照明装置の施工方法の第一の工程を示す模式図である。 実施の形態に係る照明装置の施工方法の第二の工程を示す模式図である。 実施の形態に係る照明装置の施工方法の第三の工程を示す模式図である。 実施の形態に係る照明装置の施工方法の第四の工程を示す模式図である。 変形例1に係るヒートシンクの概略構成を示す断面図である。 変形例2に係るヒートシンクの概略構成を示す断面図である。 変形例3に係るヒートシンクの概略構成を示す断面図である。 変形例3に係るヒートシンクの屈曲した状態を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
以下、実施の形態について説明する。
[照明装置の構成]
図1は、実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す断面図である。
図1に示すように、照明装置1は、建物の天井に取り付けられるダウンライト型の照明装置である。照明装置1は、レーザーユニット10と、灯具ユニット20と、電源ユニット30とを備えている。レーザーユニット10と灯具ユニット20とは、光ファイバー40によって光学的に接続されている。また、レーザーユニット10と電源ユニット30とは電源ケーブル50によって電気的に接続されている。照明装置1は、灯具ユニット20が天井2の開口部3に対して挿入された状態で、天井2の上面に載置されている。つまり、照明装置1は、灯具ユニット20の一部を除いて天井裏4に配置されている。例えば、開口部3を直径Dmmの平面視円形状とすると、天井裏4の高さHは2.22×Dmmとする。具体的には、開口部3の直径Dは45mmであり、天井裏4の高さHは100mmである。
次に、レーザーユニット10について図1及び図2を参照して説明する。図2は、実施の形態に係るレーザーユニット10の概略構成を示す正面図である。具体的には、図2は、図1におけるレーザーユニット10を上方から見た図である。
レーザーユニット10は、光源60と、ヒートシンク70とを備えている。光源60は、レーザー光を発する光源である。光源60は、例えば、青紫〜青色(430〜490nm)の波長のレーザー光を放射する半導体レーザー素子である。光源60が発したレーザー光は、光ファイバー40の一端面である光入射面から光ファイバー40内に入射して、光ファイバー40の他端面である光出射面から放出される。このため、光ファイバー40の光入射面は、光源60に対向するように配置されている。
図1及び図2に示すように、ヒートシンク70は、光ファイバー40の一部及び光源60を収容して、光源60からの熱を放熱する長尺なヒートシンクである。ヒートシンク70は、全長にわたって、長手方向に直交する平面の断面形状が開口部3よりも小さな形状となっている。このため、ヒートシンク70を開口部3から天井裏4に収容することができる。
ヒートシンク70は、当該ヒートシンク70の長手方向に対して屈曲自在な第一屈曲部を備えている。具体的には、ヒートシンク70は、直方体状に形成されていて、第一放熱部71と第二放熱部72とに分割されている。第一放熱部71と第二放熱部72とは、第一屈曲部である第一ヒンジ73によって連結されている。これにより、第一放熱部71と第二放熱部72との一方は、他方に対して第一ヒンジ73を中心に回動自在となる。第一放熱部71と第二放熱部72とが直線状に並んだ状態におけるヒートシンク70の全長Lは、天井裏4の高さHよりも長い。また、第一ヒンジ73は、ヒートシンク70の長手方向における中央部に配置されている。このため、第一放熱部71と第二放熱部72とのそれぞれの全長L1、L2は同等となる。この全長L1、L2は、天井裏4の高さHよりも短い。そして、第一放熱部71、第二放熱部72及び第一ヒンジ73は、例えばアルミニウム、銅などの熱伝導性が比較的高い金属により形成されている。
第一放熱部71は、中空の直方体状に形成されており、その内部に光源60が取り付けられている。具体的には、第一放熱部71における第二放熱部72との接合面711には、第一放熱部71の長手方向に沿って延在する凹部712が形成されており、この凹部712の底面に光源60が設置されている。また、凹部712の底面には、第一放熱部71の長手方向に沿って延在する貫通孔713が形成されている。この貫通孔713を介して光源60に電源ケーブル50が接続されている。また、第一放熱部71の一側面には、第一放熱部71に対して直線状に並んだ第二放熱部72を係止する係止部77が設けられている。
第二放熱部72は、直方体状に形成されており、その1つの外側面には、第二放熱部72の全長にわたって長手方向に沿うスリット721が形成されている。このスリット721によって、光ファイバー40が第二放熱部72の外方にはみ出して大きく湾曲する。つまり、施工時または施工後における光ファイバー40の屈折を抑制することができ、光ファイバー40の破損を防止することができる。また、第二放熱部72における第一放熱部71との接合面722は、第一放熱部71と第二放熱部72とが直線状に並んだ状態では、第一放熱部71の接合面711と密着する。この密着性は、係止部77が第二放熱部72を第一放熱部71に係止することで維持される。第一放熱部71と第二放熱部72とが密着していなくとも、第一ヒンジ73が伝熱経路となるため、第一放熱部71から第一ヒンジ73を介して第二放熱部72に熱を移動させて第二放熱部72からでも放熱が可能である。しかし、上述したように第一放熱部71と第二放熱部72とが密着していると、より多くの熱を第二放熱部72に伝えることができ、放熱性を高めることができる。
次に、灯具ユニット20について図1を参照して説明する。
灯具ユニット20は、レーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発するダウンライトである。具体的には、灯具ユニット20は、筐体21と、保持部22と、発光部80と、レンズ90とを備えている。
筐体21は、保持部22と、発光部80と、レンズ90とを収容する外観が円柱状の筐体である。筐体21は天井2の開口部3内に挿入されるように、筐体21の直径が開口部3の直径Dよりも小さく設定されている。筐体21は、例えばアルミニウム、銅などの熱伝導性が比較的高い金属により形成されている。
保持部22は、光ファイバー40を保持する円柱状の部材であり、筐体21の中心軸に沿うように筐体21内に収容されている。保持部22には、当該保持部22の中心軸に沿うように光ファイバー40が設けられており、保持部22の一端部から光ファイバー40の光出射面が露出している。
発光部80は、光ファイバー40の光出射面に対向するように筐体21内に収容されている。発光部80は、光ファイバー40の光出射面からレーザー光が照射されることによりレーザー光を異なる波長に変換して、所定の色の光を発する光学素子である。発光部80は、基板と、当該基板に積層された蛍光部とを備えている。基板は、蛍光部を保持するものであり、例えばガラス、サファイアなどの透光性材料から形成されている。蛍光部は、例えば、レーザー光によって励起されて蛍光を発する蛍光体の粒子を分散状態で備えており、レーザー光の照射により蛍光体が蛍光を発する。具体的に、蛍光部としては、透明な樹脂やガラスからなる基材の内部に蛍光体の粒子が分散されているもの、または、蛍光体の粒子を固めたもの等を例示できる。つまり蛍光部は、レーザー光を蛍光に変換する波長変換部材であると言える。
本実施の形態の場合、蛍光部は白色光を放射するものであり、レーザー光の照射によって赤色を発光する赤色蛍光体、黄色を発光する黄色蛍光体の2種類の蛍光体が適切な割合で含まれている。また、蛍光部には、レーザー光の照射によって赤色を発光する赤色蛍光体、青色を発光する青色蛍光体、緑色を発光する緑色蛍光体の3種類の蛍光体が含まれていてもよい。
蛍光体の種類及び特性は特に限定されるものではないが、比較的高い出力のレーザー光が励起光となるため、熱耐性が高いものが望ましい。また、蛍光体を分散状態で保持する基材の種類は特に限定されるものではないが、透明性が高ければ、白色光の放射効率も高くなるのでよい。また、比較的高い出力のレーザー光が入射するため、耐熱性の高いものがよい。
レンズ90は、発光部80から発せられた光の配光を制御する配光制御レンズである。レンズ90における発光部80との対向面は、発光部80から発せられた光を極力漏らすことなくレンズ90内に取り込むことができる形状となっている。このレンズ90の対向面の形状は、レンズ90と発光部80との位置関係(間隔)が一定であることを前提として最適化されている。
次に、電源ユニット30について図1を参照して説明する。
電源ユニット30は、光源60に対して電力を供給するための長尺な電源ユニットである。電源ユニット30は、全長にわたって、長手方向に直交する方向から見た断面形状が開口部3よりも小さな形状となっている。このため、電源ユニット30を開口部3から天井裏4に収容することができる。
電源ユニット30は、当該電源ユニット30の長手方向に対して屈曲自在な第二屈曲部を備えている。具体的には、電源ユニット30は、直方体状に形成されていて、第一部材31と第二部材32とに分割されている。第一部材31と第二部材32とは、第二屈曲部である第二ヒンジ33によって連結されている。これにより、第一部材31と第二部材32との一方は、他方に対して第二ヒンジ33を中心に回動自在となる。第一部材31と第二部材32とが直線状に並んだ状態における電源ユニット30の全長Mは、天井裏4の高さHよりも長い。また、第二ヒンジ33は、電源ユニット30の長手方向における中央部に配置されている。このため、第一部材31と第二部材32とのそれぞれの全長M1、M2は同等となる。この全長M1、M2は、天井裏4の高さHよりも短い。
第一部材31は、中空の直方体状に形成された第一ケース311と、第一ケース311内に配置された第一基板312と、第一基板312に実装された第一電源回路313とを備えている。
第二部材32は、第一部材31よりもレーザーユニット10側に配置されている。第二部材32は中空の直方体状に形成された第二ケース321と、第二ケース321内に配置された第二基板322と、第二基板322に実装された第二電源回路323とを備えている。
第一ケース311と第二ケース321とは、例えば樹脂、金属などで形成されている。そして、これら第一ケース311と第二ケース321とが第二ヒンジ33によって回動自在に連結されている。第一電源回路313と第二電源回路323とは、フレキシブルな配線34によって電気的に接続されている。配線34は、第一部材31と第二部材32とが直線状に並んだ状態では、ある程度余裕のある長さとなっている。例えば、第一部材31が第二部材32に対して第二ヒンジ33によって回動し、第一電源回路313と第二電源回路323とが第二ヒンジ33を中心にした周方向に離れたとしても、配線34が伸びることで常に第一電源回路313と第二電源回路323との電気的な接続が維持される。
[照明装置の施工方法]
次に、照明装置1の施工方法について図1及び図3〜図6を参照して説明する。図3〜図6は、実施の形態に係る照明装置1の施工方法の一工程を示す模式図である。なお、図3〜図6では、天井裏4に配置されていない部位がぶら下がったように図示されているが、実際には、当該部位を作業者が保持して、電源ケーブル50及び光ファイバー40に対する負荷を抑えている。
図3に示すように、作業者は天井2の開口部3に、電源ユニット30の第一部材31を挿入して、天井裏4に配置する。このとき、作業者は、第一部材31を第二部材32に対して第二ヒンジ33を介して回動させることにより、電源ユニット30を屈曲させる。
次いで、図4に示すように、作業者は、天井2の開口部3に、電源ユニット30の第二部材32を挿入して、天井裏4に配置する。このとき、作業者は、第一部材31と第二部材32とを直線状に並べることで、電源ユニット30を伸長させた状態で天井裏4に配置する。これにより、全長M1が天井裏4の高さよりも長い電源ユニット30を、天井裏4にスムーズに配置することができる。
なお、電源ユニット30の配置時においては、作業者は、予め天井裏4に設けられている電気ケーブル(図示省略)と、第一部材31の第一電源回路313とを電気的に接続する。
次いで、図5に示すように、作業者は天井2の開口部3に、レーザーユニット10の第一放熱部71を挿入して、天井裏4に配置する。このとき、作業者は、第一放熱部71を第二放熱部72に対して第一ヒンジ73を介して回動させることにより、レーザーユニット10を屈曲させる。
次いで、図6に示すように、作業者は、天井2の開口部3に、レーザーユニット10の第二放熱部72を挿入して、天井裏4に配置する。このとき、作業者は、第一放熱部71と第二放熱部72とを直線状に並べて、係止部77で第二放熱部72を係止する。そして、作業者は、ヒートシンク70を伸長させた状態で天井裏4に配置する。これにより、全長L1が天井裏4の高さよりも長いヒートシンク70を、天井裏4にスムーズに配置することができる。
次いで、図1に示すように、作業者は、灯具ユニット20を天井2の開口部3に挿入して、灯具ユニット20を天井2に固定する。これにより、照明装置1の施工が完了する。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る照明装置1は、レーザー光を発する光源60と、光源60を収容して、当該光源60からの熱を放熱する長尺なヒートシンク70と、光源60が発したレーザー光を導光する光ファイバー40と、光ファイバー40が導光したレーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発する灯具ユニット20と、を備える。ヒートシンク70は、当該ヒートシンク70の長手方向に対して屈曲自在な第一ヒンジ73(第一屈曲部)を有する。
また、本実施の形態に係るヒートシンク70は、レーザー光を発する光源60を収容して、当該光源60からの熱を放熱する長尺なヒートシンクであって、ヒートシンク70の長手方向に対して屈曲自在な第一屈曲部(第一ヒンジ73)を有する。
この構成によれば、ヒートシンク70が屈曲自在な第一ヒンジ73を有しているので、第一ヒンジ73によってヒートシンク70を屈曲させることができる。天井裏4の高さHよりも全長Lの長いヒートシンク70を屈曲させることで、高さHの低い天井裏4に対して、小口径の開口部3からヒートシンク70を設置することができる。また、ヒートシンク70の全長Lは、天井裏4の高さHよりも大きいために、十分な放熱量を確保することも可能である。
また、第一ヒンジ73はヒートシンク70の長手方向における中央部に配置されている。
この構成によれば、ヒートシンク70の長手方向における中央部に第一ヒンジ73が設けられているので、ヒートシンク70をバランスよく屈曲させることができ、施工時の作業性を高めることができる。
また、第一屈曲部は第一ヒンジ73である。
この構成によれば、第一屈曲部が第一ヒンジ73であるので、簡単な構造でヒートシンク70を屈曲させることができる。
また、照明装置1は、光源60に対して電力を供給するための長尺な電源ユニット30と、電源ユニット30と光源60とを電気的に接続する電源ケーブル50と、を備える。電源ユニット30は、当該電源ユニット30の長手方向に対して屈曲自在な第二ヒンジ33(第二屈曲部)を有する。
この構成によれば、電源ユニット30が屈曲自在な第二ヒンジ33を有しているので、第二ヒンジ33によって電源ユニット30を屈曲させることができる。天井裏4の高さHよりも全長Mの長い電源ユニット30を屈曲させることで、高さHの低い天井裏4に対して、小口径の開口部3から電源ユニット30を設置することができる。
また、第二ヒンジ33は電源ユニット30の長手方向における中央部に配置されている。
この構成によれば、電源ユニット30の長手方向における中央部に第二ヒンジ33が設けられているので、電源ユニット30をバランスよく屈曲させることができ、施工時の作業性を高めることができる。
また、第二屈曲部は第二ヒンジ33である。
この構成によれば、第二屈曲部が第二ヒンジ33であるので、簡単な構造で電源ユニット30を屈曲させることができる。
[変形例1]
次に、本実施の形態に係る変形例1について図7を参照して説明する。図7は、変形例1に係るヒートシンク70Aの概略構成を示す断面図である。なお、以降の説明では、実施の形態に係る照明装置1と同一の部分に同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
上記実施の形態では、第一屈曲部が第一ヒンジ73である場合を例示した。この変形例1では、第一屈曲部が弾性体74である場合について説明する。図7に示すように変形例1に係るヒートシンク70Aは、第一放熱部71と第二放熱部72とが弾性体74によって連結されている。弾性体74は例えば金属製のバネであり、その一端部が第一放熱部71に接合され、他端部が第二放熱部72に接合されている。弾性体74が弾性変形するために、当該弾性体74が屈曲して、第一放熱部71と第二放熱部72との位置関係が可変となる。また、第一放熱部71からの熱も弾性体74を介して第二放熱部72に伝導する。光ファイバー40は弾性体74の中空部分を通過しているので、弾性体74が弾性変形しても光ファイバー40の経路は遮られない。
このように、第一屈曲部が弾性体74であるために、ヒンジの場合と比べても第一屈曲部の表面積を大きくすることができる。したがって、第一屈曲部における放熱性を高めることができる。
なお、変形例1では、弾性体74がバネである場合を例示したが、弾性を有する素材(例えばゴムなどの弾性樹脂)から形成された構造体であってもよい。この場合、構造体は熱伝導性を有している。構造体をなす素材自体が熱伝導性を有していてもよいし、構造体の弾性変形を阻害しない範囲で当該構造体の表面に熱伝導素材を被膜してもよい。これにより、第一放熱部71から第二放熱部72まで弾性体74を介して熱を伝導することができる。
なお、この変形例1では、ヒートシンク70Aの第一屈曲部が弾性体74である場合を例示したが、電源ユニット30の第二屈曲部においても弾性体とすることができる。弾性体からなる第二屈曲部の具体的構成の一例は、図7で示した弾性体74と同等である。
[変形例2]
次に、本実施の形態に係る変形例2について図8を参照して説明する。図8は、変形例2に係るヒートシンク70Bの概略構成を示す断面図である。
上記実施の形態では、第一屈曲部が第一ヒンジ73である場合を例示した。この変形例2では、第一屈曲部が蛇腹状チューブ75である場合について説明する。図8に示すように変形例2に係るヒートシンク70Bは、第一放熱部71と第二放熱部72とが蛇腹状チューブ75によって連結されている。蛇腹状チューブ75は、例えば金属から形成されており、その一端部が第一放熱部71に接合され、他端部が第二放熱部72に接合されている。蛇腹状チューブ75を屈曲させることで、第一放熱部71と第二放熱部72との位置関係が可変となる。また、第一放熱部71からの熱も蛇腹状チューブ75を介して第二放熱部72に伝導する。光ファイバー40は蛇腹状チューブ75の中空部分を通過しているので、蛇腹状チューブ75が変形しても光ファイバー40の経路は遮られない。
このように、第一屈曲部が蛇腹状チューブ75であるために、ヒンジの場合と比べても第一屈曲部の表面積を大きくすることができる。したがって、第一屈曲部における放熱性を高めることができる。
なお、この変形例2では、ヒートシンク70Bの第一屈曲部が蛇腹状チューブ75である場合を例示したが、電源ユニット30の第二屈曲部においても蛇腹状チューブとすることができる。蛇腹状チューブからなる第二屈曲部の具体的構成の一例は、図8で示した蛇腹状チューブ75と同等である。
[変形例3]
次に、本実施の形態に係る変形例3について図9及び図10を参照して説明する。図9は、変形例3に係るヒートシンク70Cの概略構成を示す断面図である。図10は、変形例3に係るヒートシンク70Cの屈曲した状態を示す断面図である。
上記実施の形態では、第一屈曲部が第一ヒンジ73である場合を例示した。この変形例3では、第一屈曲部が線材76である場合について説明する。図9に示すように変形例3に係るヒートシンク70Cは、第一放熱部71と第二放熱部72cとが変形可能な金属製の線材76によって連結されている。ここで、変形例3に係る第二放熱部72cには、スリット721に沿って長手方向に延在する貫通孔725が形成されている。線材76の一端部は、第一放熱部71に接合された状態で貫通孔725に挿入されている。線材76の他端部には、当該線材76が貫通孔725から抜けることを防止する留め具78が取り付けられている。線材76に対する留め具78の位置を調整することで、第一放熱部71と第二放熱部72cとを直線状に並べた状態を維持できたり(図9参照)、第一放熱部71と第二放熱部72cとの位置関係を変更することができる。具体的には、図10に示すように、線材76を屈曲させることで、第一放熱部71と第二放熱部72との位置関係が可変となる。また、第一放熱部71からの熱も線材76を介して第二放熱部72に伝導する。
(その他)
以上、本発明に係る照明装置について、上記実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、ヒートシンク70の中央部に対して第一屈曲部が設けられた場合を例示したが、ヒートシンク70の中央部以外の部位に第一屈曲部が設けられていてもよい。また、ヒートシンク70に対して第一屈曲部が1つ設けられた場合を例示したが、1つのヒートシンク70に対して複数の第一屈曲部を設けてもよい。電源ユニット30及び第二屈曲部に対しても同様である。
その他、実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明装置
10 レーザーユニット
20 灯具ユニット
30 電源ユニット
33 第二ヒンジ(第二屈曲部)
40 光ファイバー
50 電源ケーブル
60 光源
70、70A、70B、70C ヒートシンク
73 第一ヒンジ(第一屈曲部)
74 弾性体(第一屈曲部)
75 蛇腹状チューブ(第一屈曲部)
76 線材(第一屈曲部)

Claims (10)

  1. レーザー光を発する光源と、
    前記光源を収容して、当該光源からの熱を放熱する長尺なヒートシンクと、
    前記光源が発した前記レーザー光を導光する光ファイバーと、
    前記光ファイバーが導光した前記レーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発する灯具ユニットと、を備え、
    前記ヒートシンクは、当該ヒートシンクの長手方向に対して屈曲自在な第一屈曲部を有し、
    前記第一屈曲部は前記ヒートシンクの長手方向における中央部に配置されている
    照明装置。
  2. 前記第一屈曲部はヒンジである
    請求項に記載の照明装置。
  3. 前記第一屈曲部は蛇腹状チューブである
    請求項に記載の照明装置。
  4. 前記第一屈曲部は弾性体である
    請求項に記載の照明装置。
  5. 前記光源に対して電力を供給するための長尺な電源ユニットと、
    前記電源ユニットと前記光源とを電気的に接続する電源ケーブルと、を備え、
    前記電源ユニットは、当該電源ユニットの長手方向に対して屈曲自在な第二屈曲部を有する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記第二屈曲部は前記電源ユニットの長手方向における中央部に配置されている
    請求項に記載の照明装置。
  7. 前記第二屈曲部はヒンジである
    請求項またはに記載の照明装置。
  8. 前記第二屈曲部は蛇腹状チューブである
    請求項またはに記載の照明装置。
  9. 前記第二屈曲部は弾性体である
    請求項またはに記載の照明装置。
  10. レーザー光を発する光源を収容して、当該光源からの熱を放熱する長尺なヒートシンクであって、
    当該ヒートシンクの長手方向に対して屈曲自在な屈曲部を有し、
    前記屈曲部は前記ヒートシンクの長手方向における中央部に配置されている
    ヒートシンク。
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