JP6786552B2 - ホットエアガン用発熱体及びホットエアガン - Google Patents

ホットエアガン用発熱体及びホットエアガン Download PDF

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Description

本発明は電動工具の技術分野に関し、特に、ホットエアガン用発熱体及びホットエアガンに関する。
ホットエアガンとは、空気を加熱して熱気流を形成する加熱工具であり、複数の使用機能を備えている。具体的に、ホットエアガンは、金属表面の古くなったコーティングの除去、自己粘着シールの剥離、加熱によるプラスチックチューブの湾曲、湿った木材の乾燥、加熱によるラッピングシートやラッピングチューブの収縮、防錆、金属接続用ポリエチレン物質の加熱による収縮、及び加熱による溶接物の軟化などに利用可能である。また、発熱抵抗線のコアから噴出する熱気流を用いた部品の溶接や取り外しも可能である。
従来のホットエアガンは、使用過程でヒーター線から発生した熱量が十分に集約されず、熱風管内に分散して存在する。そのため、加熱過程で一部の熱量が熱風管を経て散逸し、排出される熱風の温度が不十分となることから、想定する動作効果にしっかりと到達することができない。また、ホットエアガンの動作効率が低下するほか、熱風管表面の温度が過熱されることでハウジングの温度が過度に高くなるため、使用者にとっては火傷のリスクがあった。
本発明は、送風温度が高温となり、動作効率の高いホットエアガン用発熱体及びホットエアガンを提供することを目的とする。
上記の目的を達するべく、本発明では以下の技術方案を用いる。即ち、装着フレーム及び装着フレームに設けられる発熱線を含むホットエアガン用発熱体において、前記発熱線は密巻き部を含み、密巻き部における発熱線の表面には絶縁層が設けられており、密巻き部において隣接する発熱線同士の間隔をDとした場合、0≦D≦2mmである。
更に、前記密巻き部は中空の螺旋状をなしており、密巻き部において隣接する発熱線同士の間隔をDとした場合、0≦D≦1mmである。
更に、前記密巻き部は、横向きに設けられるとともに装着フレームの中心軸線方向に設置されるか、或いは、前記密巻き部は縦向きに設けられ、密巻き部の中心軸線と装着フレームの中心軸線が異なる面において垂直となるよう設けられる。
更に、前記密巻き部の軸方向の長さをL、発熱線の直径をdとした場合、2d≦L≦30dである。
更に、前記密巻き部の中空空間内には絶縁性の集熱部材が設けられている。
更に、前記集熱部材は、セラミックス管又はセラミックス柱である。
更に、前記絶縁層は、発熱線の表面に塗布されるレアアースコーティング層であるか、或いは、前記絶縁層は、発熱線の表面を被覆するレアアーススリーブである。
更に、前記密巻き部は、ホットエアガンの送風口に近接して設けられる。
更に、前記密巻き部は塊状をなすか、或いは、前記密巻き部はコイル状をなす。
更に、前記装着フレームの縦断面は十字形状をなしており、密巻き部は4つ設けられるとともに、装着フレームの4つの内角部分に配置されるか、或いは、前記装着フレームの縦断面はY字形状をなしており、密巻き部は3つ設けられるとともに、装着フレームの3つの内角部分に配置されるか、或いは、前記装着フレームの縦断面は“★”形状をなしており、密巻き部は5つ設けられるとともに、装着フレームの5つの内角部分に配置されるか、或いは、前記装着フレームの縦断面は“*”形状をなしており、密巻き部は6つ設けられるとともに、装着フレームの6つの内角部分に配置されるか、或いは、前記装着フレームの縦断面は米の字形状をなしており、密巻き部は8つ設けられるとともに、装着フレームの8つの内角部分に配置される。
更に、本発明は、ハウジングを含み、ハウジングの内部には熱風を発生させる熱風装置が設けられており、熱風装置は発熱体を含み、ハウジングの先端には熱風管が設けられており、発熱体は熱風管内に位置しており、前記発熱体が上記いずれかの技術方案に記載されるホットエアガン用発熱体であるホットエアガンを提供する。
更に、熱風管の内部には発熱体と熱風管を隔離する外部雲母スリーブ及びセラミックススリーブが設けられており、セラミックススリーブは装着フレームの外部に覆設され、外部雲母スリーブはセラミックススリーブの外部に覆設され、熱風管は外部雲母スリーブに覆設される。
更に、前記熱風管の内部には内部雲母スリーブが設けられており、内部雲母スリーブは装着フレームの先端に覆設されて密巻き部を被覆する。
更に、前記ホットエアガンはバッテリパックを含み、バッテリパックは熱風装置に電気的に接続されて、熱風装置が動作するよう電気を熱風装置に供給するか、或いは、前記ホットエアガンは電源コードを含み、電源コードは一端が交流電源に接続されるとともに、他端が熱風装置に接続されて、熱風装置が動作するよう電気を熱風装置に供給する。
更に、前記熱風管の先端内部にはセラミックス送風メッシュシートが設けられており、セラミックス送風メッシュシートには送風メッシュが設けられており、送風メッシュは蜂の巣状に分布している。
本発明において、前記“密巻き部”とは、発熱線の巻回完了後に、隣接する発熱線同士の間隔が2mm未満であるものをいう。具体的な巻回方式は限定せず、螺旋巻回でもよいし、交差巻回でもよいし、その他の巻回方式でもよく、発熱線の密度を部分的に増加させることで発熱線の発熱量と発熱密度を部分的に増加できればよい。
上記の技術方案を用いることで、本発明は以下のような利点を有する。
1.本発明では、発熱線に密巻き部を設け、且つ密巻き部において隣接する発熱線同士の間隔をDとした場合に0≦D≦2mmとすることで、発熱線の密度が部分的に増加するため、一部空間における発熱線の発熱量が増加し、一部空間の発熱密度が向上する。これにより、送風温度が大幅に上昇することから、ホットエアガンの動作効果が保証される。且つ、発熱線の数を増加することなく、エネルギー消費を低下させながら発熱効率を向上させるのに有利となり、ホットエアガンの動作効率も向上する。即ち、同じ長さの発熱線の場合、密巻き部が設けられた発熱線から発生する一部発熱量は、密巻き部が設けられない発熱線から発生する一部発熱量よりも大きくなる。密巻き部から発生する熱量は一つに集約されて容易には分散しないため、噴出する熱風の温度が上昇する一方で、密巻き部が設けられない発熱線から発生する熱量は十分に集約されないため、熱量が分散しやすく、噴出する熱風の温度が大幅に低下してしまう。また、熱量が集約し、容易には分散しないことから、熱風管又はハウジング表面の温度が過熱してユーザを火傷させるようなことがなく、ホットエアガンにおける使用時の安全性が向上する。また、絶縁層を設けることで、密巻き部の発熱線同士が接触によりショートして発熱線が焼付くようなことがないため、発熱線の正常な動作が保証される。なお、Dが2mmよりも大きい場合には形成される密巻き部が十分に密集していないことから、発熱線の発熱量が部分的に不足して送風温度に影響する。
2.具体的に、密巻き部は中空の螺旋状をなしているため、密巻き部の巻回や加工・成型が容易となり、生産効率が向上する。また、密巻き部は中空に設けられることから、熱風装置において発生した風が妨げられることなく密巻き部の熱量を移送しやすくなり、熱量が四方に散逸することがない。これによれば、熱量と風が同一方向に噴出するため、噴出する熱風の温度が大幅に上昇する。密巻き部において隣接する発熱線同士の間隔をDとしたとき、0≦D≦1mm、D=0となる場合、即ち、隣接する発熱線同士が密着して設けられる場合には、隣接する発熱線同士が緊密に接触しているか、わずかな隙間(即ち、1mm未満の間隔)を置いて設けられている。これによれば、発生する熱量がいっそう集約されて分散しにくくなるため、噴出する熱風の十分な温度が保証される。よって、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。なお、間隔が1mmよりも大きい場合には密巻き部から発生する熱量が分散しやすく、噴出する熱風の温度が低下してしまう。
3.密巻き部を横向きに設けるとともに、装着フレームの中心軸線方向に設置することで、密巻き部とホットエアガンの送風方向が同一に維持されるため、風は噴出時に完全に密巻き部を通過することになる。即ち、風が完全に密巻き部を貫通し、風によって密巻き部の熱量を完全に移送可能となることから、噴出する風の十分な温度が保証される。結果として、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。また、装着フレーム上で密巻き部が占有する空間が減少するため、発熱体の構造がよりコンパクトとなる。且つ、熱風管の空間は中空となっているため、熱風管の送風量が増加する結果、ホットエアガンの送風効率と動作効率が向上する。
4.密巻き部の軸方向の長さLを5〜30mmの間に設定し、密巻き部の十分な長さを保証することで密巻き部の十分な発熱量が保証され、更には、噴出する熱風の十分な温度が保証される。また、合理的な長さとすることで、生産加工時に巻き回される密巻き部の巻き数が合理的となって、密巻き部の生産効率が保証される。且つ、発熱体の軸方向の長さも合理的となるため、後続のホットエアガンの構造設計やレイアウトが容易となる結果、ホットエアガン全体の構造がコンパクト且つ合理的となる。なお、Lが5mm未満の場合には長さが短すぎ、発熱量が不足するため、噴出する熱風の温度が低下してしまう。一方、Lが30mmよりも大きい場合には、長さが長すぎることから密巻き部の生産・加工がしにくく、ホットエアガンの軸方向における長さも過度に長くなってしまう。
5.密巻き部の中空空間内部には、発熱線から発生した熱量が更にしっかりと集約されていっそう分散しにくくなるよう、絶縁性の集熱部材が設けられている。そのため、風の噴出時には発熱線の温度だけでなく集熱部材の温度も共に吸収されることになり、噴出する熱風の温度がより良好に保証される。また、集熱部材は絶縁性であるため、集熱部材と発熱線の接触による発熱線のショートが回避されることから、発熱線の正常な動作が保証される。
6.具体的に、集熱部材はセラミックス管又はセラミックス柱であるため、良好な集熱性を保証しつつ、良好な絶縁性が保証されるほか、丈夫で壊れにくく、使用寿命が長い。
7.具体的に、絶縁層は発熱線の表面に塗布されるレアアースコーティング層とする。これによれば、絶縁層の加工が容易となり、密巻き部における発熱線間の絶縁性が保証されるほか、密巻き部の加工・成型も容易となるため、密巻き部の生産効率が向上する。
8.密巻き部は、ホットエアガンの送風口に近接して設けられる。これによれば、発熱線の発熱時において、ホットエアガンの熱風装置から発生する風が熱量をそのまま移送して熱風を形成することが可能となる。即ち、形成された熱風がそのまま送風口から噴出し、相応の作業を完了すべく加熱対象物に対して直接吹き付けられる。また、熱風の噴出経路が短くなるため、熱風噴出時に経路が過度に長いことで一部の熱量が消耗するとの事態が回避される。即ち、熱風管内部における熱風のロスが減少し、噴出する熱風の温度が保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。
9.密巻き部を塊状又はコイル状とすることで、密巻き部は比較的大きな熱量を部分的に発生可能となる。且つ、熱量が集約されて容易には分散しないことから、同様に、ホットエアガンからの送風温度の上昇及びホットエアガンの動作効率の向上との効果を良好に達成可能となる。
10.装着フレームの縦断面を十字形状又はY字形状、或いは“★”形状又は“*”形状、或いは米の字形状に設け、これに対応して、密巻き部を複数設けるとともに各内角部分に配置することで、各密巻き部を分割する。これによれば、各密巻き部の動作が影響し合うことはなく、且つ、各密巻き部の熱量を一つに集約して容易に分散しないよう保証可能である。よって、十分な送風温度がしっかりと保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
11.本発明は更にホットエアガンを提供する。当該ホットエアガンの熱風装置における発熱体には、上記いずれかの技術方案におけるホットエアガン用発熱体が用いられるため、ホットエアガンの送風温度、ホットエアガンの動作効果及びホットエアガンの動作効率を大幅に高めることが可能である。
12.熱風管の内部には、発熱体と熱風管を隔離する外部雲母スリーブ及びセラミックススリーブが設けられており、且つ、セラミックススリーブが装着フレームの外部に覆設されている。これによれば、発熱体の発熱線から発生する熱量がセラミックススリーブによって一つに集約され、分散しにくくなる。また、外部雲母スリーブがセラミックススリーブの外部に覆設されており、熱風管が外部雲母スリーブに覆設されているため、更にセラミックススリーブの熱量が一つに集約されて、セラミックススリーブにおける熱量の分散が防止される。且つ、熱風管への熱量の伝達も防止されるため、ユーザが不注意から熱風管に触れて火傷するとのリスクを回避可能となる。
13.内部雲母スリーブを設け、且つ、内部雲母スリーブを装着フレームの先端に覆設して密巻き部を被覆することで、密巻き部から発生した熱量がちょうど内部雲母スリーブにより更に凝集されて、分散しにくくなる。よって、密巻き部から発生した熱量が集約し且つ十分となるよう保証されるため、十分な送風温度が保証される。結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。
14.バッテリパックを設けることで、ホットエアガンの使用がより簡単且つ便利となる。この場合、ホットエアガンの動作時に電源コードが絡まることがないため、任意の方向からホットエアガンを操作可能なほか、電源コードの長さの影響でホットエアガンの操作距離が左右されるとの問題も生じない。即ち、ホットエアガンを各動作環境に持ち込みやすく、且つ、屋外での動作時にコンセントがないため作業や施工ができないとの問題も良好に回避される。よって、屋外での動作に好適であり、ホットエアガンの適用範囲が極めて大幅に向上するほか、ホットエアガンの使用における利便性も大きく向上する。なお、バッテリパックは蓄電力及び発生電力の双方において限界があるため、上述したいずれかの技術方案の発熱体を用いる。この種の発熱体はロスが小さく、発熱量が大きいことから、バッテリパックの持久力を良好に向上可能なだけでなく、ホットエアガンの動作時間も増加する。よって、小パワーのバッテリパックを用いたとしても送風温度を高温にするとの作用を達成可能であり、十分な送風温度が保証される。結果、ホットエアガンの動作効果が良好に保証される。
15.熱風管の先端内部にはセラミックス送風メッシュシートが設けられており、セラミックス送風メッシュシートには送風メッシュが設けられている。且つ、送風メッシュは蜂の巣状に分布している。これによれば、ホットエアガンから噴出する風の温度が均一となり、部分的に過度に高温になるとの事態が生じないことから、ホットエアガンの動作効果と動作の安定性が保証される。また、セラミックス送風メッシュシートは耐高温、耐腐食性であるだけでなく、ホットエアガンの使用終了後に速やかに放熱可能である。よって、人体の火傷が良好に回避され、ホットエアガンの使用終了後における安全性が向上する。
以下に、図面を組み合わせて本発明につき更に詳細に説明する。
図1は、本発明で記載する発熱体の実施例1における取付を示す図である。 図2は、本発明で記載する発熱体の実施例1における構造を示す図である。 図3は、本発明で記載する発熱体の実施例1の右側面図である。 図4は、本発明で記載する発熱体の実施例1における密巻き部の断面図である。 図5は、図4におけるA部分の拡大図である。 図6は、本発明で記載するホットエアガンの構造を示す図である。 図7は、本発明で記載する発熱体の実施例2の右側面図である。 図8は、本発明で記載する発熱体の実施例3の右側面図である。
以下に、図面と具体的実施例を組み合わせて本発明につき更に詳細に説明する。
実施例1:
図1〜5に示すように、本発明は、装着フレーム1及び装着フレーム1に設けられる発熱線2を含むホットエアガン用発熱体を提供する。装着フレーム1はセラミックス製の装着フレームである。セラミックス製の装着フレームは、発熱線から発生する熱量を良好に凝集可能であるとともに、蓄熱も可能なことから、発熱体全体としての発熱効果が良好に向上する。発熱線2は密巻き部21を含む。密巻き部21において隣接する発熱線2同士の間隔をDとした場合、0≦D≦2mmである。密巻き部を設けることで、発熱線の密度が部分的に増加するため、一部空間における発熱線の発熱量が増加し、一部空間の発熱密度が向上する。これにより、送風温度が大幅に上昇することから、ホットエアガンの動作効果が保証される。且つ、発熱線の数を増加することなく、エネルギー消費を低下させながら発熱効率を向上させるのに有利となり、ホットエアガンの動作効率も向上する。即ち、同じ長さの発熱線の場合、密巻き部が設けられた発熱線から発生する一部発熱量は、密巻き部が設けられない発熱線から発生する一部発熱量よりも大きくなる。密巻き部から発生する熱量は一つに集約されて容易には分散しないため、噴出する熱風の温度が上昇する一方で、密巻き部が設けられない発熱線から発生する熱量は十分に集約されないため、熱量が分散しやすく、噴出する熱風の温度が大幅に低下してしまう。また、熱量が集約し、容易には分散しないことから、熱風管又はハウジング表面の温度が過熱してユーザを火傷させるようなことがなく、ホットエアガンにおける使用時の安全性が向上する。また、密巻き部21における発熱線2の表面には絶縁層が設けられている。絶縁層を設けることで、密巻き部の発熱線同士が接触によりショートして発熱線が焼付くようなことがないため、発熱線の正常な動作が保証される。
本実施例において、密巻き部21は中空の螺旋状をなしている。即ち、密巻き部21は発熱線2が螺旋状に巻き回されてなる。これによれば、密巻き部の巻回や加工・成型が容易となり、生産効率が向上する。また、密巻き部は中空に設けられることから、熱風装置において発生した風が妨げられることなく密巻き部の熱量を移送しやすくなり、熱量が四方に散逸することがない。これによれば、熱量と風が同一方向に噴出するため、噴出する熱風の温度が大幅に上昇する。
具体的に、装着フレーム1の縦断面は十字形状をなしている。密巻き部21は4つ設けられ、且つ、装着フレーム1の4つの内角部分に配置される。このうち2つの密巻き部21は、1本の発熱線2が間隔を置いて巻き回されてなり、且つ、並列して装着フレームに装着されている。また、他の2つの密巻き部21は、別の1本の発熱線2が間隔を置いて巻き回されてなり、且つ、上記2つの密巻き部21に対向して設置されている。こうして、4つの密巻き部を備える発熱体が構成される。これによれば、各密巻き部が分割されるため、各密巻き部の動作が影響し合うことはなく、且つ、各密巻き部の熱量を一つに集約して容易に分散しないよう保証可能である。よって、十分な送風温度がしっかりと保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
より良好に送風温度を上昇させるべく、密巻き部21において隣接する発熱線同士の間隔をDとした場合、0≦D≦1mmとする。本実施例では、具体的にDを0とし、隣接する発熱線同士を密着するよう設けているため、発熱線同士が緊密に接触している。これによれば、発生する熱量がいっそう集約されて分散しにくくなるため、噴出する熱風の十分な温度が保証される。よって、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
送風温度を更に上昇させながら発熱体の構造をよりコンパクトとすべく、密巻き部21は横向きに設けるとともに、装着フレーム1の中心軸線方向に設置する。これによれば、密巻き部とホットエアガンの送風方向が同一に維持されるため、風は噴出時に完全に密巻き部を通過することになる。即ち、風が完全に密巻き部を貫通し、風によって密巻き部の熱量を完全に移送可能となることから、噴出する風の十分な温度が保証される。結果として、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。また、装着フレーム上で密巻き部が占有する空間が減少するため、発熱体の構造がよりコンパクトとなる。且つ、熱風管の空間は中空となっているため、熱風管の送風量が増加する結果、ホットエアガンの送風効率と動作効率が向上する。
送風温度と構造のコンパクト性をより高めるべく、密巻き部21の軸方向の長さをL、発熱線2の直径をdとした場合、Lを2d〜30dの間に設定する。本実施例では、具体的にLを12dとする。発熱線が1本の場合、Lが12dとは、密巻き部21が発熱線2を螺旋状に12周巻き回してなることをいう。具体的には、dが1mmの場合、Lは12mmとなる。密巻き部の十分な長さを保証することで密巻き部の十分な発熱量が保証され、更には、噴出する熱風の十分な温度が保証される。また、合理的な長さとすることで、生産加工時に巻き回される密巻き部の巻き数が合理的となって、密巻き部の生産効率が保証される。且つ、発熱体の軸方向の長さも合理的となるため、後続のホットエアガンの構造設計やレイアウトが容易となる結果、ホットエアガン全体の構造がコンパクト且つ合理的となる。
送風温度と動作の安定性を更に向上させるべく、密巻き部21の中空空間内部には、発熱線から発生した熱量が更にしっかりと集約されていっそう分散しにくくなるよう、絶縁性の集熱部材3が設けられている。そのため、風の噴出時には発熱線の温度だけでなく集熱部材の温度も共に吸収されることになり、噴出する熱風の温度がより良好に保証される。また、集熱部材は絶縁性であるため、集熱部材と発熱線の接触による発熱線のショートが回避されることから、発熱線の正常な動作が保証される。具体的に、集熱部材3はセラミックス管であるため、良好な集熱性を保証しつつ良好な絶縁性が保証されるほか、丈夫で壊れにくく、使用寿命が長い。
絶縁層の絶縁効果と加工の利便性を保証すべく、具体的に、絶縁層は発熱線2の表面に塗布されるレアアースコーティング層とする。これによれば、絶縁層の加工が容易となり、密巻き部における発熱線間の絶縁性が保証されるほか、密巻き部の加工・成型も容易となるため、密巻き部の生産効率が向上する。
送風温度がより良好に上昇するよう、密巻き部21はホットエアガンの送風口に近接して設けられる。また、密巻き部は、装着フレームの先端且つホットエアガンの送風口に近接して設けられる。これによれば、発熱線の発熱時において、ホットエアガンの熱風装置から発生する風が熱量をそのまま移送して熱風を形成することが可能となる。即ち、形成された熱風がそのまま送風口から噴出し、相応の作業を完了すべく加熱対象物に対して直接吹き付けられる。また、熱風の噴出経路が短くなるため、熱風噴出時に経路が過度に長いことで一部の熱量が消耗するとの事態が回避される。即ち、熱風管内部における熱風のロスが減少し、噴出する熱風の温度が保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。
なお、装着フレームは雲母製の装着フレームとしてもよい。
また、密巻き部において隣接する発熱線の間にはわずかな隙間が設けられてもよい。即ち、Dは0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.7mm、1.8mm、1.9mm、2mm等としてもよい。この場合にも、発生した熱量をより集約させて分散しにくくすることが可能なため、噴出する熱風の十分な温度が保証される。結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。
また、密巻き部は縦向きに設けてもよい。即ち、密巻き部の中心軸線と装着フレームの中心軸線が異なる面において垂直となるよう設けてもよい。この場合にも、送風温度を上昇させるとの効果を実現可能となる。
また、Lは、2d、3d、4d、5d、6d、7d、8d、9d、10d、11d、13d、14d、15d、16d、17d、18d、19d、20d、21d、22d、23d、24d、25d、26d、27d、28d、29d、30d等としてもよい。
また、集熱部材をセラミックス柱とし、セラミックス柱の中央に風を通すための貫通孔を備えてもよい。これによれば、送風の抵抗力が減少するとともに、風と集熱部材との接触面積が増加するため、送風温度が良好に上昇する。
また、絶縁層は発熱線の表面を被覆するレアアーススリーブとしてもよい。
また、密巻き部は塊状としてもよい。即ち、密巻き部は、発熱線を交差するよう巻き回して形成してもよいし、いうまでもなく、例えば球形、四角形、線形、柱形、三角形といったその他の形状となるよう巻き回してもよい。また、密巻き部はコイル状としてもよい。コイル状とは、発熱線を螺旋状に巻き回して形成されるものをいう。巻き回されてなるコイルは環状をなし、内部に孔を1つ備える。このようにして形成されるコイルは比較的整然としており、外観に優れる。また、コイルは発熱線を交差するよう巻き回して形成してもよい。この場合、発熱線は一体的に交差して環状のコイルを形成する。このようにして形成されるコイルは比較的乱雑とはなるが、部分的により密となって、一部熱量がいっそう向上する。
なお、構造やニーズの違いに応じて、装着フレームの縦断面は“★”形状又は米の字形状をなしてもよく、これに応じて、密巻き部の数をそれぞれ5個や8個としてもよい。この場合にも同様に各密巻き部を分割可能なことから、各密巻き部の動作が影響し合うことはなく、且つ、各密巻き部の熱量を一つに集約して容易に分散しないよう保証可能である。よって、十分な送風温度がしっかりと保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
なお、発熱線は、2本、3本、4本、5本等としてもよく、且つ、複数本の発熱線を並べて設けてもよい。この場合、密巻き部を巻き回す際に、例えば発熱線が4本の場合には、1周巻き回すことで1本の発熱線を4周巻き回した分の軸方向長さを実現可能となるため、密巻き部の生産効率が向上する。このような密巻き部は熱量がより集約し、いっそう分散しにくくなる。なお、具体的に何本設けるかについては、ホットエアガンの具体的構造とユーザのニーズに基づいて決定すればよい。
また、密巻き部は、複数の密巻き部を間隔を置いて設けることで形成してもよい。例えば、軸方向の長さLが2d、3d、4d、5d、6d、7d、8d、9d、10d等の複数の密巻き部から形成してもよい。なお、いうまでもなく、間隔を置いて設けられる複数の密巻き部の軸方向の長さは異なっていてもよく、例えば第1密巻き部を2d、第2密巻き部を3d、第3密巻き部を4d…というようにしてもよい。或いは、第1密巻き部を5d、第2密巻き部を3d、第3密巻き部を2dとするなど、軸方向の長さを逓減させてもよいし、逓増させてもよい。更には、間隔を逓減・逓増させてもよいし、不規則に配置されるよう設けてもよい。いずれにしても、具体的な状況に応じて決定すればよく、ここではこれ以上詳述しない。
最後に、図6に示すように、本発明はハウジング4を含むホットエアガンを更に開示する。ハウジング4の内部には熱風を発生させる熱風装置が設けられており、熱風装置は発熱体を含む。ハウジング4の先端には熱風管5が設けられており、発熱体は熱風管5内に位置している。発熱体は上記いずれかの技術方案におけるホットエアガン用発熱体であるため、ホットエアガンの送風温度、ホットエアガンの動作効果及びホットエアガンの動作効率を大幅に高めることが可能である。
具体的に、ホットエアガンはバッテリパック9を包む。バッテリパック9は熱風装置に電気的に接続されており、熱風装置が動作するよう、電気を熱風装置に対し供給する。バッテリパックを設けることで、ホットエアガンの使用はより簡単且つ便利となる。この場合、ホットエアガンの動作時に電源コードが絡まることがないため、任意の方向からホットエアガンを操作可能なほか、電源コードの長さの影響でホットエアガンの操作距離が左右されるとの問題も生じない。即ち、ホットエアガンを各動作環境に持ち込みやすく、且つ、屋外での動作時にコンセントがないため作業や施工ができないとの問題も良好に回避される。よって、屋外での動作に好適であり、ホットエアガンの適用範囲が極めて大幅に向上するほか、ホットエアガンの使用における利便性も大きく向上する。なお、バッテリパックは蓄電力及び発生電力の双方において限界があるため、上述したいずれかの技術方案の発熱体を用いる。この種の発熱体はロスが小さく、発熱量が大きいことから、バッテリパックの持久力を良好に向上可能なだけでなく、ホットエアガンの動作時間も増加する。よって、小パワーのバッテリパックを用いたとしても送風温度を高温にするとの作用を達成可能であり、十分な送風温度が保証される。結果、ホットエアガンの動作効果が良好に保証される。
熱風管の集熱効果を更に向上すべく、図1に示すように、熱風管5の内部には発熱体と熱風管を隔離する外部雲母スリーブ6及びセラミックススリーブ7が設けられている。セラミックススリーブ7は装着フレーム1の外部に覆設されており、外部雲母スリーブ6はセラミックススリーブ7の外部に覆設されている。また、熱風管5が外部雲母スリーブ6に覆設されている。これによれば、発熱体の発熱線から発生する熱量がセラミックススリーブによって一つに集約され、分散しにくくなる。また、外部雲母スリーブがセラミックススリーブの外部に覆設されており、熱風管が外部雲母スリーブに覆設されているため、更にセラミックススリーブの熱量が一つに集約されて、セラミックススリーブにおける熱量の分散が防止される。且つ、熱風管への熱量の伝達も防止されるため、ユーザが不注意から熱風管に触れて火傷するとのリスクを回避可能となる。
熱風管の集熱効果をいっそう向上すべく、図1に示すように、熱風管5の内部には内部雲母スリーブ8が設けられている。内部雲母スリーブ8は、装着フレーム1の先端に覆設されて密巻き部21を被覆している。これにより、密巻き部から発生した熱量はちょうど内部雲母スリーブによって更に凝集され、分散しにくくなる。よって、密巻き部から発生した熱量が集約し且つ十分となるよう保証されるため、十分な送風温度が保証される。結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率が向上する。
ホットエアガンの動作効果と動作の安定性を保証すべく、図6に示すように、熱風管5の先端内部にはセラミックス送風メッシュシート10が設けられている。セラミックス送風メッシュシート10には送風メッシュ101が設けられており、送風メッシュ101は蜂の巣状に分布している。これによれば、ホットエアガンから噴出する風の温度が均一となり、部分的に過度に高温になるとの事態が生じないことから、ホットエアガンの動作効果と動作の安定性が保証される。また、セラミックス送風メッシュシートは耐高温、耐腐食性であるだけでなく、ホットエアガンの使用終了後に速やかに放熱可能である。よって、人体の火傷が良好に回避され、ホットエアガンの使用終了後における安全性が向上する。
なお、ホットエアガンは、電源コードを介して交流電源に接続し、電源コードと熱風装置を電気的に接続することで、熱風装置が動作するよう電気を熱風装置に供給してもよい。交流電源は供給が安定していることから、ホットエアガンの使用過程で加熱が安定し、風力も十分となるため、電圧又は電流の不安定さによる動作の中断が起こりにくい。これによれば、室内での継続的且つ安定的な動作が可能なだけでなく、電力不足による動作停止が発生し得ないため、ホットエアガンの動作時間と動作効果が保証される。
実施例2:
本実施例は、装着フレームの構造において実施例1とは異なる。
本実施例では、図7に示すように、装着フレーム1の縦断面がY字形状をなしている。また、これに応じて、密巻き部21は3つ設けられるとともに、装着フレーム1における3つの内角部分に配置される。この場合にも同様に各密巻き部を分割可能なことから、各密巻き部の動作が影響し合うことはなく、且つ、各密巻き部の熱量を一つに集約して容易に分散しないよう保証可能である。よって、十分な送風温度がしっかりと保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
このほか未記載部分の構造及び有益な効果については実施例1と同様であるため、ここでは繰り返し詳述しない。
実施例3:
本実施例は、装着フレームの構造において実施例1とは異なる。
本実施例では、図8に示すように、装着フレーム1の縦断面が“*”形状をなしている。また、これに応じて、密巻き部21は6つ設けられるとともに、装着フレーム1における6つの内角部分に配置される。この場合にも同様に各密巻き部を分割可能なことから、各密巻き部の動作が影響し合うことはなく、且つ、各密巻き部の熱量を一つに集約して容易に分散しないよう保証可能である。よって、十分な送風温度がしっかりと保証される結果、ホットエアガンの動作効果が保証されるとともに、ホットエアガンの動作効率も向上する。
このほか未記載部分の構造及び有益な効果については実施例1と同様であるため、ここでは繰り返し詳述しない。
上記の好ましい実施例のほかにも、本発明は更にその他の実施形態を有している。当業者であれば、本発明を元に各種の変更や変形を実施可能であって、本発明の精神を逸脱しない限り、いずれも本発明に添付の請求の範囲に属する。
1 装着フレーム
2 発熱線
21 密巻き部
3 集熱部材
4 ハウジング
5 熱風管
6 外部雲母スリーブ
7 セラミックススリーブ
8 内部雲母スリーブ
9 バッテリパック
10 セラミックス送風メッシュシート
101 送風メッシュ

Claims (14)

  1. 装着フレーム及び装着フレームに設けられる発熱線を含むホットエアガン用発熱体にお
    いて、
    前記発熱線は密巻き部を含み、密巻き部における発熱線の表面には絶縁層が設けられて
    おり、密巻き部において隣接する発熱線同士の間隔をDとした場合、0≦D≦2mmで
    って、
    前記装着フレームの縦断面は十字形状をなしており、密巻き部は4つ設けられるととも
    に、装着フレームの4つの内角部分に配置されるか、
    或いは、前記装着フレームの縦断面はY字形状をなしており、密巻き部は3つ設けられ
    るとともに、装着フレームの3つの内角部分に配置されるか、
    或いは、前記装着フレームの縦断面は“★”形状をなしており、密巻き部は5つ設けら
    れるとともに、装着フレームの5つの内角部分に配置されるか、
    或いは、前記装着フレームの縦断面は“*”形状をなしており、密巻き部は6つ設けら
    れるとともに、装着フレームの6つの内角部分に配置されるか、
    或いは、前記装着フレームの縦断面は米の字形状をなしており、密巻き部は8つ設けら
    れるとともに、装着フレームの8つの内角部分に配置されることを特徴とするホットエアガン用発熱体。
  2. 前記密巻き部は中空の螺旋状をなしており、密巻き部において隣接する発熱線同士の間
    隔をDとした場合、0≦D≦1mmであることを特徴とする請求項1に記載のホットエア
    ガン用発熱体。
  3. 前記密巻き部は、横向きに設けられるとともに装着フレームの中心軸線方向に設置され
    るか、或いは、前記密巻き部は縦向きに設けられ、密巻き部の中心軸線と装着フレームの
    中心軸線が異なる面において垂直となるよう設けられることを特徴とする請求項2に記載
    のホットエアガン用発熱体。
  4. 前記密巻き部の軸方向の長さをL、発熱線の直径をdとした場合、2d≦L≦30dで
    あることを特徴とする請求項2に記載のホットエアガン用発熱体。
  5. 前記密巻き部の中空空間内には絶縁性の集熱部材が設けられていることを特徴とする請
    求項2に記載のホットエアガン用発熱体。
  6. 前記集熱部材は、セラミックス管又はセラミックス柱であることを特徴とする請求項5
    に記載のホットエアガン用発熱体。
  7. 前記絶縁層は、発熱線の表面に塗布されるレアアースコーティング層であるか、或いは
    、前記絶縁層は、発熱線の表面を被覆するレアアーススリーブであることを特徴とする請
    求項1に記載のホットエアガン用発熱体。
  8. 前記密巻き部は、ホットエアガンの送風口に近接して設けられることを特徴とする請求
    項1に記載のホットエアガン用発熱体。
  9. 前記密巻き部は塊状をなすか、或いは、前記密巻き部はコイル状をなすことを特徴とす
    る請求項1に記載のホットエアガン用発熱体。
  10. ハウジングを含み、ハウジングの内部には熱風を発生させる熱風装置が設けられており
    、熱風装置は発熱体を含み、ハウジングの先端には熱風管が設けられており、発熱体は熱
    風管内に位置しているホットエアガンにおいて、
    前記発熱体は、請求項1〜のいずれかに記載のホットエアガン用発熱体であること
    を特徴とするホットエアガン。
  11. 前記熱風管の内部には発熱体と熱風管を隔離する外部雲母スリーブ及びセラミックスス
    リーブが設けられており、セラミックススリーブは装着フレームの外部に覆設され、外部
    雲母スリーブはセラミックススリーブの外部に覆設され、熱風管は外部雲母スリーブに覆
    設されることを特徴とする請求項10に記載のホットエアガン。
  12. 前記熱風管の内部には内部雲母スリーブが設けられており、内部雲母スリーブは装着フ
    レームの先端に覆設されて密巻き部を被覆することを特徴とする請求項11に記載のホッ
    トエアガン。
  13. 前記ホットエアガンはバッテリパックを含み、バッテリパックは熱風装置に電気的に接
    続されて、熱風装置が動作するよう電気を熱風装置に供給するか、
    或いは、前記ホットエアガンは電源コードを含み、電源コードは一端が交流電源に接続
    されるとともに、他端が熱風装置に接続されて、熱風装置が動作するよう電気を熱風装置
    に供給することを特徴とする請求項10に記載のホットエアガン。
  14. 前記熱風管の先端内部にはセラミックス送風メッシュシートが設けられており、セラミ
    ックス送風メッシュシートには送風メッシュが設けられており、送風メッシュは蜂の巣状
    に分布していることを特徴とする請求項10に記載のホットエアガン。
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