JP6786249B2 - 扉用の施解錠装置 - Google Patents

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Description

この発明は、扉に設備される施解錠装置に関し、可能なる限り小型化に適する構造としたことが特徴となっている。
扉のロック機構に連動するシリンダ錠には様々なものがあるが、特に、この種のシリンダ錠には、不正行為による解錠を防ぐために、サイドバーを備えたものがある。
図11はサイドバーを備えたシリンダ錠の施錠状態を示した断面図、図12は解錠状態を示した図11同様の断面図である。
図示するように、このシリンダ錠10は、正規キーを挿入しない限り各タンブラー11の凹形部12が整列しないから、図11に示すように、タンブラー11がロータケース13の係止溝14に入り込み、またサイドバー15の後方側部がロータケースのロック孔16に入り込んでいるため、ロータ17は回転せず施錠状態となっている。
正規キーを挿入することで、タンブラー11が係止溝14から抜け出し、各タンブラー11の凹形部12が整列しサイドバー15の先端部が凹形部12に突入する。
この結果、図12に示すように、サイドバー15がロータケース13のロック孔16から抜け出るため、ロータ17の回転が可能になり、扉のロック機構を解錠することができる。
一方、ドライバーなどの工具を使ってロータ17を回動させて不正に解錠行為が行われる場合には、サイドバー15がロータケース13のロック孔16に侵入したままであるため、ロータケース13とロータ17は非回転に保たれる。
この結果、扉のロック機構がロックされたままとなり、不正解錠行為によるロック解錠が防止される。
実公平08−2339号公報
上記したシリンダ錠10は、ロータケース13内にロータ17の他に、サイドバー15やサイドバーをタンブラー11と接する方向に付勢するスプリング、このスプリングの保持部材などを備えるために、ロータケース13の直径方向が大きくなる錠構造となる。
そのため、図13に示したように、シリンダ錠10は扉に設備する錠本体18のハウジング面上に取り付け、リアロータ19のみをハブ20内に配設する構成となる。
なお、リアロータ19には、係合板21が設けてあり、この係合板21がハブ20の被駆動部22に係合し、シリンダ錠10の操作でバブ20を回転駆動し、扉をロックまたはアンロックするデッドボルトを進退させるようになっている。
したがって、このように構成される扉用の施解錠装置は、錠本体18のハウジング表面からシリンダ錠10が大きく突出し、シリンダ錠10の組付けにはハウジング面または扉面から距離Hが必要になり、施解錠装置の小型化には好ましくない。
また、図14に示すように、シリンダ錠10を部分的にハブ20内に挿入させるように組付ければ、上記距離Hが短縮され、シリンダ錠10の突出高さが少なくなる。
しかし、このように構成すると、ハブ20に設けられた凸形状の被駆動部22がシリンダ錠10の周囲を旋回する構成となるため、ハブ20の直径Dが増大することから、大きなハブ20が必要になる。
この結果、施解錠装置の小型化には好ましくない。
本発明は、上記した実情にかんがみ、ハブの大きさとシリンダ錠の突出高さを増大させないようにして小型化を図った扉用の施解錠装置を提供することを目的とする。
本発明は上記した目的を達成するため、第1の発明として、筒状のハブと、このハブの回転に応動して進退するデッドボルトとを備えた錠本体とを備え、前記ハブを回転駆動するシリンダ錠およびサムターンが前記錠本体に付設された扉用の施解錠装置において、前記ハブには、その内周面部所に、筒軸方向に沿って凸状に形成した被駆動部を設け、前記シリンダ錠には、そのシリンダアウターの外周面部所に、シリンダインナーの回転軸方向に沿って形成した内空の突条部を設けると共に、その先端部側にはシリンダインナーに連結した駆動部を設け、前記シリンダ錠は、シリンダ径が大きくなるシリンダアウターの前記突条部を前記ハブの内周面に接近させて前記ハブ内に挿入し、前記ハブの被駆動部を前記突条部以外のシリンダアウター周囲を旋回可能に配設し、さらに、前記駆動部を前記ハブの被駆動部に係合させる構成としたことを特徴とする扉用の施解錠装置を提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明の扉用の施解錠装置において、前記シリンダ錠については、シリンダアウターの突条部内にサイドバーを配設し、シリンダインナーにはディスクタンブラーを設けたシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置を提案する。
第3の発明としては、上記した第1の発明の扉用の施解錠装置において、前記シリンダ錠については、シリンダアウターの突条部内にピンタンブラーを配設し、シリンダインナーには前記ピンタンブラーと連動する別のピンタンブラーを設けたシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置を提案する。
第4の発明としては、上記した第1の発明の扉用の施解錠装置において、前記シリンダ錠については、シリンダインナーにはディスクタンブラーを設け、シリンダアウターの突条部内に前記ディスクタンブラーと係止可能な係止溝を配設したシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置を提案する。
第5の発明としては、上記した第1の発明の扉用の施解錠装置において、前記駆動部は、シリンダインナーに連結させた板状体を設け、この板状体に前記ハブの被駆動部に係合する係合部として形成したことを特徴とする扉用の施解錠装置を提案する。
第1の発明の施解錠装置に備えるシリンダ錠は、シリンダアウターの外周面部所に、シリンダインナーの回転軸方向に沿って形成した突条部が設けてある。
そして、このシリンダ錠は、シリンダ径が大きくなるシリンダアウターの前記突条部をハブ内周面に接近させるようにしてハブ内に挿入して組付けてある。
このように構成したシリンダ錠は、突条部以外のシリンダアウター周囲の周りをハブの被駆動部が旋回可能となる。
したがって、突条部がハブの旋回を阻害することなく、シリンダインナーに連結した駆動部によってハブの被駆動部を駆動してハブを回転させることができる。
この結果、この施解錠装置によれば、シリンダ錠が錠本体のハブ内に部分的に配置された構成となるから、錠本体または扉の表面から突出するシリンダ錠の高さが低くなる。
そして、シリンダ錠は、シリンダアウターの突条部をハブの内周面に接近させて配設し、ハブの被駆動部が突条部以外となるシリンダアウター周囲の周りを旋回可能としたことから、ハブはシリンダアウターよりやや大きい直径の筒状体として構成することができ、ハブの小型化に有利となる。
この結果、本発明によれば、小型化に適する施解錠装置となる。
第2の発明は、第1の発明の施解錠装置が備えるシリンダ錠として、シリンダアウターの突条部内にサイドバーを配設させたシリンダ錠を備えたことが特徴となっている。
このように、サイドバーを備えることによってシリンダ錠の構成部品が多くなる場合でも、ハブの旋回を阻害することのない突条部内に増加したシリンダ錠の構成部品を配置することにより、ハブの径方向の大きさを小型化することができる施解錠装置となる。
第3の発明は、第1の発明の施解錠装置が備えるシリンダ錠として、シリンダアウターの突条部内にピンタンブラーを配設させたシリンダ錠を備えたことが特徴となっている。
このように、ピンタンブラーを備えることによってシリンダ錠の構成部品が多くなる場合でも、ハブの旋回を阻害することのない突条部内に増加したシリンダ錠の構成部品を配置することにより、ハブの径方向の大きさを小型化することができる施解錠装置となる。
第4の発明は、上記した第1の発明の扉用の施解錠装置において、前記シリンダ錠については、シリンダインナーにはディスクタンブラーを設け、シリンダアウターの突条部内に前記ディスクタンブラーと係止可能な係止溝を配設したシリンダ構造の扉用の施解錠装置を提案する。
第5の発明は、第1の発明の施解錠装置が備えるシリンダ錠において、シリンダインナーに連結させた駆動部を板状体として形成することで、ハブの筒軸方向の長さを短縮させ、また、駆動部の生産を容易にしたことに特徴がある。
本発明の一実施形態である扉用の施解錠装置の扉を省略して示した分解斜視図である。 上記した施解錠装置に備える外側錠部(操作部)を示し、(A)図は同外側錠部の正面図、(B)図は同外側錠部の側面図、(C)図は同外側錠部の背面図である。 図1に示す施解錠装置において施錠状態を示した施解錠装置の正面図である。 上記した施解錠装置の一部を断面して示した側面図である。 図4上のB−B線に沿って切断したシリンダ錠とハブとの結合部分を示した断面図である。 解錠状態を示した図5同様の断面図である。 上記した施解錠装置に備えるシリンダ錠の他の例を示したピンタンブラー形のシリンダ錠を本発明に適用した場合の、シリンダ錠とハブとの結合部分(施錠状態)を示した断面図である。 解錠状態を示した図7同様の断面図である。 上記した施解錠装置に備えるシリンダ錠のさらに他の例を示したディスクタンブラー形のシリンダ錠を本発明に適用した場合の、シリンダ錠とハブとの結合部分(施錠状態)を示した断面図である。 解錠状態を示した図9同様の断面図である。 従来例として示すサイドバーを備えたシリンダ錠の施錠状態を示した断面図である。 解錠状態を示した図11同様の断面図である。 (A)図は、図11に示す従来のシリンダ錠を錠本体の表面に組付けた状態を示す説明図、(B)図は、(A)図の右側面を示した説明図である。 (A)図は、図11に示す従来のシリンダ錠をハブ内に部分的に挿入させるように形状を変えて組付けた状態を示す説明図、(B)図は(A)図の右側面を示した説明図である。
次に、本発明に係る施解錠装置の一実施形態について図面に沿って説明する。
図1〜図3に示すように、この施解錠装置30は、扉(図示省略)に装備される錠本体31と、扉の外側で錠本体31に取り付けられるシリンダ錠32と、扉の内側で錠本体31に取り付けられるサムターン33とより構成されている。
そして、錠本体31には、ハウジング34によって回転可能に支持させた筒状
のハブ35と、このハブ35の回転に応動して進退するデッドボルト36とが設けてある。
なお、ハブ35の内周面には筒軸方向に沿って形成した凸形部(被駆動部)35aが設けてある。
上記したデッドボルト36は、進出によって扉枠に設けられたストライクの係止孔に突入し、扉をロックして開放を阻止する。
その他、この錠本体31には、デッドボルト36を駆動するラック部材などが備えてある。
上記のシリンダ錠32には、シャッタを備えるキー挿入孔37が備えてある。
さらに、このシリンダ錠32は、シリンダアウター38の外周部所に、シリンダインナー39の回転軸線方向に沿って細長く形成した突条部38aを設け、この突条部38a内にサイドバー40を配設した構成としてある。(図5参照)
つまり、シリンダ錠32に収容される構成部品のうち径を大きくしてしまう要因となるものを突条部38aに対応する位置に集約し、突条部38aが形成される領域以外のシリンダアウター32の径はできるだけ小さく構成する。
サイドバー40は、図5に示すように周知構成のもので、シリンダインナー39に設けた複数の板状のタンブラー41の凹形部41aが正規キーの差し込みによって整列することでその凹形部41aに突入し、シリンダインナー39の回転を許容して解錠を可能とするものである。サイドバー40は図示しないスプリングにより凹形部41aに入り込む方向に付勢されており、またスプリングは図示しない保持部材によって保持されており、サイドバー40、スプリング、保持部材は全て突条部38aに対応する位置に集約して配置している。
したがって、不正キーなどを差し込んでも、複数のタンブラー41の凹形部41aが整列しないため、サイドバー40の後部がシリンダアウター38の突条部内孔38bに突入したままとなっていることから、不正キーなどではシリンダインナー39を回転させることができず、したがって、不正行為による解錠が防止される。
また、上記のシリンダ錠32は、シリンダインナー39の連動部39aを後方から突出させ、この連動部39aにEリング42によって止着させた係合板43が設けてある。
この係合板43には上記したハブ35の凸形部35aに係合させ、ハブ35を回転駆動させる舌片部43aが設けてある。
上記したシリンダ錠32は、サムターン33と共に止めネジ44(図1参照)によって錠本体31に取り付ける。
つまり、図3、図4に示すように、シリンダ錠32は扉の外側となるようにして錠本体31に取り付け、サムターン33は扉の内側となるように取り付けてある。
そして、特に、シリンダ錠32については、シリンダアウター38をハブ35内に挿入させるようにして取り付けてある。
詳しくは、図4および図5から分かるように、シリンダアウター38は、その突条部38aの表面をハブ35の内周面に接近させるように配設し、ハブ35の凸形部35aの駆動範囲以外の領域に突条部38aを配置することによって、ハブ35の凸形部35aが突条部38a以外のシリンダアウター周囲部38cの領域で旋回可能としてある。
つまり、ハブ35の凸形部35aは、シリンダアウター38の外周のうち、突条部38aよりも径が小さく形成された領域を旋回する。
すなわち、シリンダ錠32のキー操作にしたがってシリンダインナー39を回転させれば、その連動部39aに設けた係合板43が回転してハブ35の凸形部35aを応動し、図5から図6に示す状態を移行する。
したがって、係合板43によって回転駆動された凸形部35aがシリンダアウター38の周囲部38cの周りを旋回するから、ハブ35が回転してデッドボルト36が進退する。
なお、キーによりシリンダインター39を右回転させ、ハブ35を図6の状態に回転して解錠させた後は、キーを戻し回転させ、シリンダインナー39を図5に示す状態に戻し回転させてから、キーを引き出す。
上記の如く、本実施形態では、シリンダ錠32のシリンダアウター38をハブ35内に配設させる構成としたことから、錠本体31または扉表面からのシリンダ錠32の高さHを低くすることができる一方、ハブ35の凸形部35aが突条部38a以外のシリンダアウター38の周囲部38cの周りを旋回可能とし、ハブ35の凸形部35aとシリンダアウター38の突条部38aとが干渉しない構成としたので、ハブ35の直径Dが縮小するように形成することができる。
この結果、小型化に有利となる扉用の施解錠装置の提供が可能になる。
図7は、シリンダ錠32に変えてピンタンブラー型のシリンダ錠45を本発明に適用した場合の、シリンダ錠とハブとの結合部分(施錠状態)を示した断面図、図8は解錠状態を示した図7同様の断面図である。
上記のサイドバー40を備えたシリンダ錠32から、ピンタンブラー46を備えたシリンダ錠45に変更した以外の構成は上記実施形態と同様であり、重複する部分の説明は省略する。
このシリンダ錠45は、シリンダアウター47に突条部47aを形成し、この突条部47a内に多数のピンタンブラー46を配設するように構成する。
上記した実施形態と同様に、本実施形態においても、シリンダ錠45に収容される構成部品のうち径を大きくしてしまう要因となるものを突条部47aに対応する位置に集約し、突条部47aが形成される領域以外のシリンダアウター47の径はできるだけ小さく構成している。
ピンタンブラー46はスプリングによりキー挿入孔に入り込む方向に付勢されており、また、スプリングは保持部材によって保持されており、ピンタンブラー46、スプリング、保持部材は全て突条部47aに対応する位置に集約して配置している。
図7(施錠状態)および図8(解錠状態)から分かるように、シリンダアウター47は、その突条部47aの表面をハブ35の内周面に接近させるように配設し、ハブ35の凸形部35aの駆動範囲以外の領域に突条部47aを配置することによって、ハブ35の凸形部35aが突条部47a以外のシリンダアウター周囲部の領域で旋回可能にしてある。
つまり、ハブ35の凸形部35aは、シリンダアウター47の外周のうち、突条部47aよりも径が小さく形成された領域を旋回する。
すなわち、シリンダ錠45のキー操作にしたがってシリンダインナー48を回転させれば、その連動部48aに設けた係合板43が回転してハブ35の凸形部35aを応動し、図7から図8に示す状態に移行する。
したがって、係合板43によって回転駆動された凸形部35aがシリンダアウター47の周囲部47cの周りを旋回するから、ハブ35が回転してデッドボルト36が進退する。
このように、錠本体31または扉表面からのシリンダ錠45の高さHを低くすることができる一方、ハブ35の直径Dを縮小することができ、小型化に有利となる扉用の施解錠装置の提供が可能になる点は、上記実施形態と同様である。
なお、図示する符号48aはキー挿入孔、48bはシリンダインナー48の連動部に設けた係合板である。
図9は、第1実施形態(図1〜図3に示す施解錠装置)に記載したシリンダ錠32とは異なるディスクタンブラー型のシリンダ錠を本発明に適用した場合のシリンダ錠とハブとの結合部分(施錠状態)を示した断面図、図10は解錠状態を示した図9同様の断面図である。
第1実施形態のサイドバー40を備えたシリンダ錠32から、サイドバー40に関わる構成を備えない点以外の構成は上記実施形態と同様であり、重複する部分の説明は省略する。
このシリンダ錠49は、シリンダアウター50に突条部50aを形成し、この突条部50a内に多数のディスクタンブラーを配設するように構成する。
本実施形態においては、径を大きくしてしまう要因は、ディスクタンブラーがシリンダインナー51から突出した際に係止するシリンダアウター50に形成された係止溝53であるため、係止溝53に対応する位置となるシリンダアウター50の外周に突条部50aを形成し、突条部50aが形成される領域以外のシリンダアウター50の径はできるだけ小さく構成している。
シリンダ錠49のキー操作にしたがってシリンダインナー51を回転させれば、その連動部に設けた係合板52が回転してハブ35の凸形部35aを応動し、図9から図10に示す状態に移行する。
したがって、本実施形態においても、錠本体31または扉表面からのシリンダ錠49の高さHを低くし、また、サイドバーを備えない分、第1実施形態よりもハブの直径Dをさらに縮小することができ、小型化に有利となる扉用の施解錠装置の提供が可能になる。
扉用の施解錠装置や車両用ドアの施解錠装置として適用することができる。
30 施解錠装置
31 錠本体
32 シリンダ錠
34 ハウジング
35 ハブ
35a 凸形部(被駆動部)
36 デッドボルト
38 シリンダアウター
38a 突条部
38b 突条部内孔
38c シリンダアウターの周囲部
39 シリンダインナー
39a 連動部
40 サイドバー
41 タンブラー
41a 凹形部
43 係合板

Claims (4)

  1. 筒状のハブと、このハブの回転に応動して進退するデッドボルトとを備えた錠本体と、前記ハブを回転駆動するシリンダ錠およびサムターンが前記錠本体に付設された扉用の施解錠装置において、
    前記ハブには、その内周面部所に、筒軸方向に沿って凸状に形成した被駆動部を設け、
    前記シリンダ錠には、そのシリンダアウターの外周面部所に、シリンダインナーの回転軸方向に沿って形成した内空の突条部を設けると共に、その先端部側にはシリンダインナーに連結させた駆動部を設け、
    前記シリンダ錠は、シリンダ径が大きくなるシリンダアウターの前記突条部を前記ハブの内周面に接近させて前記ハブ内に挿入し、前記ハブの被駆動部を前記突条部以外のシリンダアウター周囲を旋回可能に配設し、
    前記駆動部をシリンダインナーに連結させた板状体とし、前記ハブの被駆動部に係合する係合部として形成し、施錠状態のときに前記突状部に対して軸方向で重複するように構成され、
    さらに、前記係合部を前記ハブの被駆動部に係合させる構成としたことを特徴とする扉用の施解錠装置。
  2. 請求項1に記載した扉用の施解錠装置において、
    前記シリンダ錠については、シリンダアウターの突条部内にサイドバーを配設し、シリンダインナーにはディスクタンブラーを設けたシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置。
  3. 請求項1に記載した扉用の施解錠装置において、
    前記シリンダ錠については、シリンダアウターの突条部内にピンタンブラーを配設し、シリンダインナーには前記ピンタンブラーと連動する別のピンタンブラーを設けたシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置。
  4. 請求項1に記載した扉用の施解錠装置において、
    前記シリンダ錠については、シリンダインナーにはディスクタンブラーを設け、シリンダアウターの突条部内に前記ディスクタンブラーと係止可能な係止溝を配設したシリンダ構造としたことを特徴とする扉用の施解錠装置
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