JP6786169B2 - 立軸ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、立軸ポンプに関するものである。
従来、回転軸を支持する軸受の摩耗状態を検知するためのセンサを備える立軸ポンプが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、回転軸と、羽根車と、回転軸を支持する軸受と、軸受を収容するガイドケーシングと、ガイドケーシングの外側から軸受の振動を検知する振動計(変位センサ)とを備えた立軸ポンプが開示されている。振動計は、回転軸を支持する軸受の摩耗状態を検知(推定)するために用いられる。
特開2007−285253号公報
しかしながら、上記特許文献1の立軸ポンプでは、ガイドケーシングの外側に振動計が配置されており、軸受から離間した位置に振動計が配置されているため、精度よく軸受の摩耗状態を検知することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、軸受の摩耗状態の検知精度を向上させることが可能な立軸ポンプを提供することである。
この発明の一の局面による立軸ポンプは、回転軸と、回転軸に取り付けられる羽根車と、回転軸を支持する軸受と、回転軸の変位を測定する変位センサと、変位センサが先端に取り付けられるセンサユニット本体とを含むセンサユニットと、センサユニットを挿入可能な挿入穴が外表面に設けられ、回転軸、羽根車および軸受が内側に配置される立軸ポンプ本体と、を備え、センサユニットは、挿入穴に対して挿抜可能に取り付けられており、挿入穴から軸受近傍まで延びるように配置され、立軸ポンプ本体は、軸受を支持する軸受支持部を含み、軸受支持部には、センサユニットが配置されるセンサユニット配置穴が設けられており、軸受支持部は、センサユニットが設けられる第1部分と、第1部分に隣接する第2部分とを有し、第1部分の厚みが第2部分の厚みよりも大きくなるように構成されている。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、回転軸の変位を測定する変位センサと変位センサが先端に取り付けられるセンサユニット本体とを含むセンサユニットを、挿入穴から軸受近傍まで延びるように配置する。これにより、回転軸の変位を測定することで間接的に軸受の摩耗状態を検知する変位センサを、挿入穴から立軸ポンプ本体内の軸受近傍に挿入することによって、変位センサを立軸ポンプ本体の外側から振動計を用いて振動を検知する場合と比較して、摩耗状態の検知対象である軸受の近傍に変位センサを配置することができるので、軸受の摩耗状態の検知精度を向上させることができる。また、センサユニットを、立軸ポンプ本体の挿入穴に対して挿抜可能に取り付ける。これにより、センサユニットを交換する場合にも、立軸ポンプ全体を分解することなく立軸ポンプ本体からセンサユニットを取り外すことができるので、センサユニット(変位センサ)の交換および設置を容易に行うことができる。したがって、本発明では、軸受の摩耗状態の検知精度を向上させながら、センサユニット(変位センサ)の交換および設置を容易に行うことができる。また、センサユニットをセンサユニット配置穴に配置することができるので、センサユニットが立軸ポンプ内を流れる水に直接さらされることや、センサユニットが水に含まれる異物に直接接触することを防止することができる。
この場合、好ましくは、軸受支持部は、平面視において、回転軸を中心とする半径方向に延びる複数のリブ部を有し、複数のリブ部の少なくとも1つには、センサユニット配置穴が設けられている。このように構成すれば、軸受を支持する軸受支持部のリブ部にセンサユニット配置穴が設けられるので、センサユニット配置穴を設ける専用の構成(部材)を別途設ける場合と比較して、部品点数を削減することができる。その結果、装置構成を簡素化することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、変位センサは、軸受近傍で、回転軸に対向する位置に配置されている。このように構成すれば、変位センサによって、より精度よく回転軸の変位を測定することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、センサユニットは、複数設けられ、複数のセンサユニットは、平面視において、回転軸を中心とする半径方向で、互いに交差する方向に延びるように配置されている。このように構成すれば、複数のセンサユニットにより回転軸の水平方向(2軸方向)への変位を測定することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、立軸ポンプ本体には、センサユニットの挿入方向に直交する方向における変位センサの位置決めを行う嵌合部が設けられている。このように構成すれば、嵌合部により変位センサの挿入方向に直交する方向において変位センサが動くのを抑制することができるので、変位センサによって、より精度よく回転軸の変位を測定することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、センサユニット本体は、外表面に当接することにより、センサユニットの挿入方向における変位センサの位置決めを行う座部を有している。このように構成すれば、座部により、変位センサの挿入穴からの挿入位置を一定に保つことができるので、立軸ポンプ本体に対して、回転軸の変位の測定を行う所定位置に変位センサを配置することができる。その結果、変位センサによって、より精度よく回転軸の変位を測定することができる。
この場合、好ましくは、複数のセンサユニットは、略同じ高さ位置に配置されている。このように構成すれば、複数のセンサユニットが異なる高さ位置に配置されている場合と比較して、複数のセンサユニットにより回転軸の水平方向(2軸方向)への変位をより精度よく測定することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、センサユニット本体は、筒状の細長形状を有しており、センサユニットは、立軸ポンプ本体の外部からセンサユニット本体内に通されており、変位センサに接続されるケーブルを含む。このように構成すれば、ケーブルを筒状の細長形状を有するセンサユニット本体内に通すことができるので、ケーブルが立軸ポンプ内を流れる水に直接さらされることや、ケーブルが水に含まれる異物に直接接触することを防止することができる。その結果、流水や異物によりケーブルが断線や破壊するのを抑制することができる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、センサユニットは、回転軸と略直交する方向に延びるように配置されている。このように構成すれば、側面視において、回転軸に対してセンサユニットを傾斜させる場合と比較して、挿入穴から最短距離によりセンサユニットを立軸ポンプ本体内に配置することができるとともに、精度よく回転軸の変位を測定することができる。また、他方のセンサユニットとの測定位置調整を行いやすくすることが可能となる。
この発明の一の局面による立軸ポンプでは、上記のように、センサユニットは、挿入穴を塞いでいる。このように構成すれば、挿入穴を介して、立軸ポンプ本体内に水が浸入し、または、立軸ポンプ本体内から水が流出するのを防止することができる。
本発明によれば、上記のように、軸受の摩耗状態の検知精度を向上させることが可能な立軸ポンプを提供することができる。
本発明の第1実施形態による立軸ポンプを示した概略図である。 本発明の第1実施形態による立軸ポンプの第2水中軸受支持部およびセンサユニットを示した平面図である。 図2の500−500線に沿った断面図である。 図2の600−600線に沿った断面図である。 図3のH部の拡大図である。 本発明の第1実施形態による立軸ポンプのセンサユニットの座部を示した側面図である。 本発明の第2実施形態による立軸ポンプを示した概略図である。 本発明の第2実施形態による立軸ポンプの第1水中軸受支持部およびセンサユニットを示した平面図である。 図8の700−700線に沿った断面図である。 図8の800−800線に沿った断面図である。 本発明の第1および第2実施形態の第1変形例による立軸ポンプを示した概略図である。 本発明の第1および第2実施形態の第2変形例によるセンサユニットの先端の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(立軸ポンプの構成)
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態による立軸ポンプ100は、図1に示すように、ポンプ設置床Fに設置されている。ポンプ設置床Fの下方には、水(汚水を含む液体)を貯留することが可能な吸込水槽Tが設けられている。また、立軸ポンプ100は、吸込水槽Tに貯留された水をポンプ設置床Fの上方側に送ることにより、吸込水槽Tに貯留された水を吸込水槽Tの外に排出可能に構成されている。また、立軸ポンプ100は、斜流ポンプ、あるいは軸流ポンプなどである。
立軸ポンプ100は、図1に示すように、駆動機1と、回転軸2と、羽根車3と、第1水中軸受41と、第2水中軸受42と、第3水中軸受43と、陸上軸受44と、立軸ポンプ本体5と、センサユニット6と、監視盤7と、立軸ポンプ100の運転を制御する制御盤7aとを備えている。監視盤7は、吸込水槽Tの外(地上)に配置されている。センサユニット6は、ケーブル61を含んでおり、ケーブル61を介して監視盤7に電気的に接続されている。なお、第2水中軸受42は、特許請求の範囲の「軸受」の一例である。
立軸ポンプ本体5には、吸込水槽T内に配置される吸込口105aと、吸込水槽Tの外(地上)に配置される吐出口105bとが設けられている。また、立軸ポンプ本体5には、吸込口105aと吐出口105bとを接続して、吸込口105aから吐出口105bに水を送る経路として機能する流路5cが形成されている。流路5cは、概ね、吸込水槽T内において上下方向に延びており、吸込水槽Tの外(地上)において水平方向を向くように湾曲している。
回転軸2と羽根車3と第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43とは、共に、流路5c内に配置されている。また、回転軸2と羽根車3と第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43とは、共に、平面視において、流路5cのうちの上下方向に延びる部分(吸込水槽T内の部分)の略中央に配置されている。
駆動機1は、ポンプ設置床Fの上方(地上)に配置されている。また、駆動機1は、回転軸2に接続されており、回転軸2を回転駆動させるように構成されている。駆動機1は、例えばモータやエンジン、ガスタービン等が用いられ、減速機を介して設けられることもある。
回転軸2は、上下方向に延びるように配置されている。また、羽根車3は、吸込口105aの近傍に配置されている。また、回転軸2の上端側には、駆動機1が接続されている、回転軸2の下端には羽根車3が取り付けられている。また、回転軸2は、駆動機1の駆動を羽根車3に伝達するように構成されている。
羽根車3は、回転駆動することにより、流路5c内の水にエネルギーを与える。そして、第1水中軸受支持部(吐出しボウル)54で流れを減速させつつ回転軸2の軸方向に整流することによって、水を送るように構成されている。つまり、立軸ポンプ100は、羽根車3の回転駆動により、吸込水槽T内に配置される吸込口105aから水を吸い上げるとともに、吸込水槽T外に配置される吐出口105bから吸い上げた水を吐出するように構成されている。
第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43と陸上軸受44とは、共に、回転軸2を回転可能に支持するように構成されている。また、第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43と陸上軸受44とは、この順に下方から配置されている。第1水中軸受41と第2水中軸受42とは、共に、ポンプ設置床Fの下方(吸込水槽T内)に配置されている。陸上軸受44は、ポンプ設置床Fの上方(地上)で、流路5c外に配置されている。第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43とは、共に、すべり軸受である。陸上軸受44は、転がり軸受である。
立軸ポンプ本体5は、回転軸2と羽根車3と第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43と陸上軸受44とが内側に配置されている。立軸ポンプ本体5は、第1本体部50と第2本体部51と第3本体部52と第4本体部53とを含んでいる。第1本体部50と第2本体部51と第3本体部52と第4本体部53とは、この順に下方から配置されている。第1本体部50と第2本体部51と第3本体部52とは、ポンプ設置床Fの下方(吸込水槽T内)に配置されている。第4本体部53は、概ね、ポンプ設置床Fの上方(地上)に配置されている。第1本体部50には、吸込口105aが設けられている。第4本体部53には、吐出口105bが設けられている。
第4本体部53には、上下方向に延びる回転軸2に沿って第4本体部53から上方に突出する陸上軸受支持部53aが設けられている。陸上軸受支持部53aは、陸上軸受44を支持するように構成されている。
立軸ポンプ本体5は、第1水中軸受支持部(吐出しボウル)54と第2水中軸受支持部55と第3水中軸受支持部56とを含んでいる。第1水中軸受支持部54と第2水中軸受支持部55と第3水中軸受支持部56とは、それぞれ、第1水中軸受41と第2水中軸受42と第3水中軸受43とを支持するように構成されている。なお、第2水中軸受支持部55は、特許請求の範囲の「軸受支持部」の一例である。
第1水中軸受支持部54は、第1本体部50と第2本体部51との間に配置され、第1本体部50と第2本体部51とが接続されている。第2水中軸受支持部55は、第2本体部51と第3本体部52との間に配置され、第2本体部51と第3本体部52とが接続されている。第3水中軸受支持部56は、第3本体部52と第4本体部53との間に配置され、第3本体部52と第4本体部53とが接続されている。
第2水中軸受支持部55は、概して、上下方向に延びる円筒形状を有している。平面視における第2水中軸受支持部55の略中央には、回転軸2が配置されている。
第2水中軸受支持部55は、図2に示すように、平面視において、回転軸2を中心とする半径方向に延びる細長形状のリブ部55a、55b、55c、55d(4つのリブ部)を有している。リブ部55a〜55dは、それぞれ、回転軸2の周囲に等しいピッチ(90度)間隔で配置されている。複数(4個)のリブ部55a〜55d間には、それぞれ、流路5cが配置されている。つまり、第2水中軸受支持部55は、リブ部55a〜55dにより、第2水中軸受42を支持すると同時に、第2水中軸受支持部55の内側に水を通すこと(流路5cを形成すること)が可能となるように構成されている。
第2水中軸受支持部55の外表面551には、図3に示すように、センサユニット6を挿入可能な挿入穴552が複数(2個)設けられている。複数(2個)の挿入穴552は、図2に示すように、同じ高さ位置に配置されている。また、複数(2個)の挿入穴552は、回転軸2の周方向において、互いに90度ずれた角度位置に配置されている。また、複数(2個)の挿入穴552は、回転軸2の周方向において、リブ部55a、55bと同じ角度位置にそれぞれ配置されている。リブ部55a、55bは、図4に示すように、水平方向に延びる扁平形状を有している。また、リブ部55a、55bは、回転軸2の半径方向に沿った縦断面において、中央部分が上下方向に膨らんでいる。この膨らんだ部分の内側にセンサユニット6が配置されている。
第2水中軸受支持部55には、図3に示すように、挿入穴552に回転軸2側(第2水中軸受支持部55の内側)から連通するセンサユニット配置穴553が設けられている。センサユニット配置穴553は、挿入穴552から第2水中軸受42近傍まで延びるように形成されている。センサユニット配置穴553は、図3に示すように、縦断面が円形状を有する穴部分である。センサユニット配置穴553は、センサユニット6が内側に配置されている。すなわち、センサユニット配置穴553は、センサユニット6を内側に配置するためにリブ部55a(55b)に設けられる細長い円柱状の内部空間である。なお、センサユニット配置穴553は、複数(2個)の挿入穴552に対して1つずつ設けられている。すなわち、センサユニット配置穴553は、第2水中軸受支持部55に2個設けられている。また、複数(2個)のセンサユニット配置穴553の内側には、それぞれ、センサユニット6が配置されている。
上記の通り、センサユニット配置穴553の一端(回転軸2の半径方向の外側)は、挿入穴552に連通している。また、センサユニット配置穴553の他端(回転軸2の半径方向の内側)には、図5に示すように、嵌合部554が設けられている。嵌合部554は、円形状のセンサユニット配置穴553よりも小さく構成されている。嵌合部554は、回転軸2と直交する方向に延びている。
嵌合部554は、挿入穴552に挿入されたセンサユニット6の先端部分が嵌合可能に構成されている。嵌合部554は、センサユニット6の先端部分(先端部分近傍)に嵌合することにより、センサユニット6の挿入方向(回転軸2の内側に向く半径方向)に直交する方向における変位センサ62の位置決めを行うように構成されている。これにより、変位センサ62は、センサユニット6の挿入方向(回転軸2の内側に向く半径方向)に直交する方向における立軸ポンプ本体5に対する振動に起因する位置ずれを抑制することができる。
センサユニット6は、図2に示すように、第2水中軸受支持部55の内側に2個配置されている。複数(2個)のセンサユニット6は、平面視において、回転軸2を中心とする半径方向で、互いに交差する方向に延びるように配置されている。詳細には、上記の通り、複数(2個)の挿入穴552が、回転軸2の周方向において、互いに90度ずれた角度位置に配置されていることから、挿入穴552から挿入される複数(2個)のセンサユニット6も、回転軸2の周方向において、互いに90度ずれた角度位置に配置されている。また、複数(2個)のセンサユニット6は、同じ高さ位置に配置されている。
ここで、第1実施形態では、センサユニット6は、挿入穴552に対して挿抜可能に取り付けられている。すなわち、センサユニット6は、挿入穴552を介して立軸ポンプ100の他の構成から分離することにより、容易に交換可能に構成されている。また、センサユニット6は、挿入穴552から第2水中軸受支持部55に取り付けられた状態で、挿入穴552から第2水中軸受42(図1参照)近傍まで延びるように配置されている。また、センサユニット6、挿入穴552およびセンサユニット配置穴553は、上下方向において、第2水中軸受42の下方側近傍に配置されている。
センサユニット6は、図3に示すように、ケーブル61と、変位センサ62と、変位センサ62が先端に取り付けられるセンサユニット本体63とを含んでいる。
センサユニット6(センサユニット本体63)は、概して、直線状に延びる形状を有している。また、センサユニット6(センサユニット本体63)は、回転軸2と直交する方向に延びている。また、センサユニット本体63は、筒状の細長形状を有している。また、センサユニット本体63は、直線状に延びる形状を有している。ケーブル61は、立軸ポンプ本体5の外部からセンサユニット本体63内に通されており、変位センサ62に接続されている。詳細には、ケーブル61は、一端が地上に配置されている監視盤7(図1参照)に接続され、他端が吸込水槽T(図1参照)内に配置されているセンサユニット本体63内に通されており、センサユニット本体63の先端(回転軸2側)に取り付けられている変位センサ62に接続されている。なお、ケーブル61の外側は、ケーブル保護管61aで保護されていることが望ましく、このように構成することで、ケーブル61が直接吸込水槽T内の水に触れることを防止することができる。また、ケーブル保護管61aの端部はフランジ形状になっており、例えばケーブル保護管61a内への水の流入を防止するシール部材(図示せず)を介してセンサユニット6の座部63aと、床盤に接続される。センサユニット6側のケーブル保護管61aの端部は、例えばセンサユニット6の座部63aと共締めされることで立軸ポンプ本体5に固定されるよう構成されている。また、ケーブル保護管61aの地上部側の端部は床盤に接続する以外に、監視盤7に接続してもよい。
変位センサ62は、図5に示すように、第2水中軸受42近傍で回転軸2に対向する位置に配置されている。詳細には、変位センサ62は、回転軸2の近傍に配置され、回転軸2との間に他の構成を挟むことなく、回転軸2と互いに向かい合うように配置されている。
変位センサ62は、渦電流方式の非接触センサである。変位センサ62は、回転軸2の水平方向のうちの1軸方向(センサユニット6が延びる方向、回転軸2の半径方向)への変位を測定可能に構成されている。また、複数(2個)の変位センサ62は、回転軸2の水平方向(2軸方向)への変位を測定可能に構成されている。
センサユニット本体63は、図3に示すように、平坦な円板形状を有する座部63aを有している。座部63aは、立軸ポンプ本体5(第2水中軸受支持部55)の外表面551(外表面551に設けられた平坦部分)に当接してセンサユニット6の挿入を止めることにより、センサユニット6の挿入方向(回転軸2の内側に向く半径方向)における変位センサ62の位置決めを行うように構成されている。すなわち、座部63aは、回転軸2に対して変位センサ62を位置決めして、回転軸2と変位センサ62との距離を調整する機能を有している。座部63aは、図6に示すように、複数のボルトBにより、立軸ポンプ本体5(第2水中軸受支持部55)の外表面551に固定されている。これにより、座部63aは、立軸ポンプ本体5(第2水中軸受支持部55)の外表面551に密着され、挿入穴552(図3参照)を塞ぐように構成されている。なお、座部63aと外表面551との間には、センサユニット配置穴553(図3参照)への水の流入を防止するシール部材(図示せず)が設置されている。また、センサユニット6の先端近傍にも回転軸2側からセンサユニット配置穴553への水の流入を防止するシール部材(図示せず)が設置されている。
図1に示す監視盤7は、変位センサ62に接続されるケーブル61を介して、変位センサ62の測定値を取得して回転軸2の水平方向への変位を算出することにより、第2水中軸受42の摩耗状態を検知し、監視するように構成されている。また、監視盤7は、第2水中軸受42の摩耗状態に応じて所定の動作を行うように構成されている。たとえば、監視盤7は、回転軸2の水平方向への変位が所定のしきい値を超えた場合に、警告を発するように構成されている。
また、上記の通り、立軸ポンプ100は、立軸ポンプ100の運転を制御する制御盤7aを備えているので、回転軸2の水平方向への変位が所定のしきい値を超えた場合に、監視盤7が警告を発すると同時に、制御盤7aが立軸ポンプ100の運転を停止するように立軸ポンプ100を構成してもよい。このように構成することで、第2水中軸受42が摩耗した状態で立軸ポンプ100の運転が継続されてしまうことを防止することが可能となる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、回転軸2の変位を測定する変位センサ62と変位センサ62が先端に取り付けられるセンサユニット本体63とを含むセンサユニット6を、挿入穴552から第2水中軸受42近傍まで延びるように配置する。これにより、回転軸2の変位を測定することで間接的に第2水中軸受42の摩耗状態を検知する変位センサ62を、挿入穴552から立軸ポンプ本体5内の第2水中軸受42近傍に挿入することによって、立軸ポンプ本体5の外側から振動計を用いて振動を検知する場合と比較して、摩耗状態の検知対象である第2水中軸受42の近傍に変位センサ62を配置することができるので、第2水中軸受42の摩耗状態の検知精度を向上させることができる。また、センサユニット6を、立軸ポンプ本体5の挿入穴552に対して挿抜可能に取り付ける。これにより、センサユニット6を交換する場合にも、立軸ポンプ100全体を分解することなく立軸ポンプ本体5からセンサユニット6を取り外すことができるので、センサユニット6(変位センサ62)の交換および設置を容易に行うことができる。したがって、本発明では、第2水中軸受42の摩耗状態の検知精度を向上させながら、センサユニット6(変位センサ62)の交換および設置を容易に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2水中軸受42を支持する第2水中軸受支持部55に、センサユニット6を挿入(配置)可能なセンサユニット配置穴553を設け、センサユニット配置穴553を、挿入穴552に連通するよう構成する。これにより、センサユニット6をセンサユニット配置穴553に配置することができるので、センサユニット6が立軸ポンプ100内を流れる水に直接さらされることや、センサユニット6が水に含まれる異物に直接接触することを防止することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第2水中軸受支持部55に、平面視において、回転軸2を中心とする半径方向に延びるリブ部5a、5bを設け、リブ部5a、5bに、それぞれ、センサユニット配置穴553を設ける。これにより、第2水中軸受42を支持する第2水中軸受支持部55のリブ部5a、5bにそれぞれセンサユニット配置穴553が設けられるので、センサユニット配置穴553を設ける専用の構成(部材)を別途設ける場合と比較して、部品点数を削減することができる。その結果、装置構成を簡素化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、変位センサ62を、第2水中軸受42近傍で、回転軸2に対向する位置に配置する。これにより、変位センサ62によって、より精度よく回転軸2の変位を測定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、複数のセンサユニット6を、平面視において、回転軸2を中心とする半径方向で、互いに交差する方向に延びるように配置する。これにより、複数のセンサユニット6により回転軸2の水平方向(2軸方向)への変位を測定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、挿入穴552に挿入されたセンサユニット6の先端近傍に嵌合することにより、センサユニット6の挿入方向に直交する方向における変位センサ62の位置決めを行う嵌合部554を、立軸ポンプ本体5に設ける。これにより、嵌合部554によって変位センサ62の挿入方向に直交する方向において変位センサ62が動くのを抑制することができるので、変位センサ62によって、より精度よく回転軸2の変位を測定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、外表面551に当接することにより、センサユニット6の挿入方向における変位センサ62の位置決めを行う座部63aを、センサユニット本体63に設ける。これにより、座部63aにより、変位センサ62の挿入穴552からの挿入位置を一定に保つことができるので、立軸ポンプ本体5に対して、回転軸2の変位の測定を行う所定位置に変位センサ62を配置することができる。その結果、変位センサ62によって、より精度よく回転軸2の変位を測定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、複数のセンサユニット6を、同じ高さ位置に配置する。これにより、複数のセンサユニット6が異なる高さ位置に配置されている場合と比較して、複数のセンサユニット6により回転軸2の水平方向(2軸方向)への変位をより精度よく測定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、筒状の細長形状を有するセンサユニット6に、立軸ポンプ本体5の外部からセンサユニット本体63内に通されており、変位センサ62に接続されるケーブル61を設ける。これにより、ケーブル61を筒状の細長形状を有するセンサユニット本体63内に通すことができるので、ケーブル61が立軸ポンプ100内を流れる水に直接さらされることや、ケーブル61が水に含まれる異物に直接接触することを防止することができる。その結果、流水や異物によりケーブル61が断線や破損するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、センサユニット6を、回転軸2と直交する方向に延びるように配置する。これにより、側面視において、回転軸2に対してセンサユニット6を傾斜させる場合と比較して、挿入穴552から最短距離によりセンサユニット6を立軸ポンプ本体5内に配置することができるとともに、精度よく回転軸2の変位を測定することができる。また、他方のセンサユニット6との測定位置調整を行いやすくすることが可能となる。
また、第1実施形態では、上記のように、センサユニット6により、挿入穴552を塞ぐ。これにより、挿入穴552を介して、立軸ポンプ本体5内に水が浸入し、または、立軸ポンプ本体5内から水が流出するのを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、図7〜図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、センサユニット6を第2水中軸受42近傍に配置した上記第1実施形態とは異なり、センサユニット6を第1水中軸受41近傍に配置する例について説明する。
図7に示すように、第2実施形態による立軸ポンプ200は、第1水中軸受支持部(吐出しボウル)254を備えている。第1水中軸受支持部254は、複数のガイドベーン254aと、複数のガイドベーン254aにより支持されるとともに、第1水中軸受41を支持する支持部254bとを含んでいる。なお、第1水中軸受支持部254は、特許請求の範囲の「軸受支持部」の一例である。
複数のガイドベーン254aは、図8に示すように、例えば、それぞれ回転軸2の周囲に等しいピッチ(60度)間隔で6個配置されている。複数のガイドベーン254aうちの2個には、センサユニット6が設置されている。なお、2個のセンサユニット6が設置される2個のガイドベーン254aは、回転軸2の周方向に隣接していてもよいし、隣接していなくてもよい。また、2個のセンサユニット6は、周方向に回転軸2を挟んで対向して配置(180度ずれた角度位置に配置)されていなければ、いずれのガイドベーン254aに設けられていてもよい。すなわち、図8に示すような構成では、2つのセンサユニット6が設置される2つのガイドベーン254aが成す角度αは、60度または120度であればよい。なお、ガイドベーン254aは複数設けられていればよいので、ガイドベーン254aの配置については図8の形態に限定されない。また、ガイドベーン254aは、第1水中軸受支持部254内に固定的に設けられる構成である。また、ガイドベーン254aは、図9に示すように、縦断面が湾曲する平板形状を有している。
第1水中軸受支持部254の外表面254cには、図10に示すように、挿入穴552が設けられている。また、ガイドベーン254aおよび支持部254bの内側には、挿入穴552に連通するセンサユニット配置穴553が設けられている。
ここで、第2実施形態では、センサユニット6は、挿入穴552に対して挿抜可能に取り付けられている。また、センサユニット6は、挿入穴552から第1水中軸受支持部254に取り付けられた状態で、挿入穴552から第1水中軸受41(図7参照)近傍まで延びるように配置されている。また、センサユニット6、挿入穴552およびセンサユニット配置穴553は、上下方向において、第1水中軸受41の上方側近傍に配置されている。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、回転軸2の変位を測定する変位センサ62と変位センサ62が先端に取り付けられるセンサユニット本体63とを含むセンサユニット6を、挿入穴552から第1水中軸受41近傍まで延びるように配置する。これにより、第1水中軸受41の摩耗状態の検知精度を向上させることができる。また、センサユニット6を、立軸ポンプ本体5の挿入穴552に対して挿抜可能に取り付ける。これにより、センサユニット6(変位センサ62)の交換および設置を容易に行うことができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、回転軸の下端に羽根車を設置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図11に示す第1および第2実施形態の第1変形例のように、回転軸2aが羽根車3の下方まで延びるように構成してもよい。そして、第1水中軸受41、第2水中軸受42、第3水中軸受43および陸上軸受44に加えて、回転軸2aの下端を、第4水中軸受45により支持してもよい。さらに、第4水中軸受45側にセンサユニット6を設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、センサユニット6の先端部分(変位センサ)を嵌合部に直接嵌合させた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図12に示す第1および第2実施形態の第2変形例のように、貫通穴554aにセンサユニット6の先端部分(変位センサ62)を通すように構成してもよい。詳細には、センサユニット配置穴553の回転軸2近傍に凹状の嵌合部555を設ける。また、センサユニット6の先端部分(変位センサ62)に、嵌合部555に嵌合される嵌合部材555aを取り付ける。そして、嵌合部材555aを嵌合部555に嵌合させる。また、嵌合部555の回転軸2側の端面には、センサユニット配置穴553(回転軸2の半径方向の外側の空間)と、回転軸2を囲む空間(回転軸2の半径方向の内側の空間)とを繋ぐ貫通穴554aが設けられており、貫通穴554aに変位センサ62が通されることでセンサユニット6が位置決めされる。なお、図12は、図5(図3のH部)に対応する部分を示している。
また、上記第1実施形態では、第2水中軸受を支持する第2水中軸受支持部にセンサユニットを設け、第2実施形態では、第1水中軸受を支持する第1水中軸受支持部にセンサユニットを設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第3水中軸受を支持する第3水中軸受支持部にセンサユニットを設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、非接触の変位センサとして、渦電流方式のセンサを用いた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、非接触の変位センサとして、たとえば、光学方式のセンサを用いてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、非接触式の変位センサを用いた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、接触式の変位センサを用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、リブ部を4個設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、リブ部を2個、3個または5個以上設けてもよい。
また、上記第1(2)実施形態では、2個のセンサユニットを、互いに90度(60度または120度)の角度を成すように配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、2個のセンサユニットを、互いに90度(60度または120度)および180度以外の角度を成すように配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、本発明の1個の軸受に対して2個のセンサユニットを設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、本発明の1個の軸受に対して1個のセンサユニットを設けてもよいし、3個以上のセンサユニットを設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、立軸ポンプが備える複数の軸受のうちの1個のみにセンサユニットを設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、立軸ポンプが備える複数の軸受のうちの2個以上にセンサユニットを設けてもよい。たとえば、上記第1および第2実施形態の構成を組み合わせて、第1水中軸受支持部54および第2水中軸受支持部55のそれぞれにセンサユニットを設けてもよい。
2、2a 回転軸
3 羽根車
5 立軸ポンプ本体
6 センサユニット
41 第1水中軸受(軸受)
42 第2水中軸受(軸受)
45 第4水中軸受(軸受)
55 第2水中軸受支持部(軸受支持部)
55a、55b リブ部
61 ケーブル
62 変位センサ
63 センサユニット本体
63a 座部
100、200 立軸ポンプ
254 第1水中軸受支持部(軸受支持部)
254c、551 外表面
552 挿入穴
553 センサユニット配置穴
554、555 嵌合部

Claims (10)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられる羽根車と、
    前記回転軸を支持する軸受と、
    前記回転軸の変位を測定する変位センサと、前記変位センサが先端に取り付けられるセンサユニット本体とを含むセンサユニットと、
    前記センサユニットを挿入可能な挿入穴が外表面に設けられ、前記回転軸、前記羽根車および前記軸受が内側に配置される立軸ポンプ本体と、を備え、
    前記センサユニットは、前記挿入穴に対して挿抜可能に取り付けられており、前記挿入穴から前記軸受近傍まで延びるように配置され
    前記立軸ポンプ本体は、前記軸受を支持する軸受支持部を含み、
    軸受支持部には、前記センサユニットが配置されるセンサユニット配置穴が設けられており、
    前記軸受支持部は、前記センサユニットが設けられる第1部分と、前記第1部分に隣接する第2部分とを有し、前記第1部分の厚みが前記第2部分の厚みよりも大きくなるように構成されている、立軸ポンプ。
  2. 前記軸受支持部は、平面視において、前記回転軸を中心とする半径方向に延びる複数のリブ部を有し、
    前記複数のリブ部の少なくとも1つには、前記センサユニット配置穴が設けられている、請求項に記載の立軸ポンプ。
  3. 前記変位センサは、前記軸受近傍で、前記回転軸に対向する位置に配置されている、請求項1または2に記載の立軸ポンプ。
  4. 前記センサユニットは、複数設けられ、
    複数の前記センサユニットは、平面視において、前記回転軸を中心とする半径方向で、互いに交差する方向に延びるように配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  5. 前記立軸ポンプ本体には、前記挿入穴に挿入された前記センサユニットの先端近傍に嵌合することにより、前記センサユニットの挿入方向に直交する方向における前記変位センサの位置決めを行う嵌合部が設けられている、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  6. 前記センサユニット本体は、前記外表面に当接することにより、前記センサユニットの挿入方向における前記変位センサの位置決めを行う座部を有している、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  7. 前記複数のセンサユニットは、略同じ高さ位置に配置されている、請求項に記載の立軸ポンプ。
  8. 前記センサユニット本体は、筒状の細長形状を有しており、
    前記センサユニットは、前記立軸ポンプ本体の外部から前記センサユニット本体内に通され、前記変位センサに接続されるケーブルを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  9. 前記センサユニットは、前記回転軸と略直交する方向に延びるように配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
  10. 前記センサユニットは、前記挿入穴を塞いでいる、請求項1〜のいずれか1項に記載の立軸ポンプ。
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