JP6785135B2 - 支持具と脱着操作治具及び支持具取付け方法 - Google Patents

支持具と脱着操作治具及び支持具取付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、天井躯体等に垂設されている吊りボルトにケーブルや配管等の被吊下げ物を取付ける支持具と、それを脱着操作する脱着操作治具、及び、それを用いた支持具取付け方法に関する。
吊りボルトに被吊下げ物を取付ける支持具として、例えば、特許文献1に示す吊りボルト用ケーブル保持具が存在する。この従来のケーブル保持具を特許文献1に記載されている符号を用いて説明すると、特許文献1の図2に示すように、当該ケーブル保持具には、略「J」字状に形成された保持具本体(10)と、保持具本体(10)の上端から外方斜め上方に延出され、且つ、吊りボルト(A)に対して左右方向の一側方から係合自在な係合凹部(21)を有する係合部(20)と、保持具本体(10)の上下中間部位から外方に水平に打ち出し形成され、且つ、吊りボルト(A)に対して左右方向の他側方から係合自在な係合凹部を有する係合部(40)が備えられている。
また、保持具本体(10)における下側の係合部(40)の開口側部位には、当該係合部(40)の係合凹部に係合した吊りボルト(A)の離脱を阻止する弾性を備えた抜け防止片(50)が打ち出し形成されている。この抜け防止片(50)は、下側の係合部(40)に係入する吊りボルト(A)との当接に伴って開き姿勢に弾性変形可能に構成されている。
さらに、保持具本体(10)の略「U」字状に屈曲する屈曲部は、被吊下げ物の一例であるケーブルBを横架姿勢で支持するケーブル保持部11に構成されている。
特開2007−312548号公報
上述のケーブル保持具を吊りボルト(A)に装着する場合、特許文献1の図5に示すように、縦向き姿勢にある保持具本体(10)を横向き姿勢に回動操作して、上方側の係合部(20)の係合凹部(21)を吊りボルト(A)に対して左右方向の一側方から係合させる。この上方側の係合部(20)を支点にして保持具本体(10)を縦向き姿勢に回動操作し、下方側の係合部(40)の係合凹部を吊りボルト(A)に対して左右方向の他側方から係合させる。このとき、保持具本体(10)の横向き姿勢又は縦向き姿勢への回動操作に伴ってケーブル保持部11も横向き姿勢又は縦向き姿勢に一体的に回動するため、ケーブル保持具の脱着操作スペースが大きくなる。
しかも、吊りボルト(A)に対するケーブル保持具の取付け位置を上下に変更する場合、保持具本体(10)のケーブル保持部11に支持されているケーブルBを当該ケーブル保持部11の回動範囲外に一旦退避させ、その状態で吊りボルト(A)に対するケーブル保持具の取付け位置を変更する必要があり、ケーブル保持具の取付け位置変更作業が煩雑化している。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、吊りボルトに対する脱着時の操作スペースの縮小化と吊りボルトに対する取付け位置変更作業の容易化、能率化を図ることができ、しかも、操作の容易性を維持した状態でコンパクトに構成することのできる支持具を提供する点にあり、さらに、高所の吊りボルトに対する支持具の脱着作業を床面側からの操作で安全、容易に行うことのできる脱着操作治具、及び、それを用いて高所の吊りボルトに対する支持具の装着作業を床面側からの操作で確実、容易に行うことのできる支持具取付け方法を提供する点にある。
本発明による第1特徴構成は、支持具であって、吊りボルトに対してボルト径方向から係脱可能な係合凹部を備えた支持基材の内部側に、前記係合凹部内に係入した前記吊りボルトの前記係合凹部からの離脱移動を当接阻止するロック位置と前記吊りボルトの前記係合凹部からの離脱移動を許容するロック解除位置とに切り替え自在なロック部が設けられ、前記支持基材の外部側には、前記ロック部をロック位置とロック解除位置とに切り替え操作する操作部が設けられ、前記ロック部は、前記支持基材の内部において前記係合凹部の係脱方向に沿う横軸芯周りで回動自在に設けられるロック部材から構成され、前記操作部は、前記支持基材の外部における前記係合凹部の開口側とは反対側の部位に配置され、且つ、前記ロック部材と一体的に前記横軸芯周りで回動自在な操作部材から構成されている点にある。
上記構成によれば、ケーブル等の被吊下げ物を支持する支持具を吊りボルトに装着する際、支持具の支持基材の内部側に設けられているロック部をロック解除位置に設定し、この状態で支持基材の係合凹部を吊りボルトに係合する。次に、支持基材の外部側に設けられている操作部を操作して、支持基材の内部側のロック部をロック位置に切り替える。この状態では、支持基材の係合凹部内に係入した吊りボルトの離脱移動をロック部で阻止することができる。
それ故に、支持基材に、ケーブル等の被吊下げ物を支持する支持部が外方に張り出す状態で設けられている場合であっても、支持基材の外部側に設けられている操作部を操作して、支持基材に対してロック部をロック位置又はロック解除位置に切り替えるだけであるから、従来の支持具に比較して吊りボルトに対する脱着時の操作スペースの縮小化と吊りボルトに対する取付け位置変更作業の容易化、能率化を図ることができる。
しかも、支持基材の内部空間を利用してロック部をコンパクトに組付けながらも、支持基材の外部側に設けられている操作部にてロック部をロック位置又はロック解除位置に容易に切り替えることができる。
さらに、吊りボルトに対する支持基材の係合凹部の係脱方向と、ロック部材の回動操作の横軸芯方向とが同一方向なので、操作部材を横軸芯周りで回動操作する際、支持基材の係合凹部を吊りボルト側に押し付けた状態でロック部材をロック位置又はロック解除位置に切り替えることができる。
したがって、吊りボルトに対して支持具を所定の装着姿勢に確実に維持した状態でロック部材をロック位置又はロック解除位置に切り替えることができる。
本発明による第特徴構成は、前記ロック部材には、ロック解除位置において前記吊りボルトに対してボルト径方向から係脱自在な係脱案内溝部と、当該係脱案内溝部内のボルト係入位置に連通してロック位置への前記横軸芯周りでの回動を許容する係合案内溝部とが形成され、前記ロック部材の前記係合案内溝部における前記係合凹部の開口側の部位は、前記係合凹部に係入した前記吊りボルトの離脱移動を当接阻止する離脱阻止部に構成され、前記離脱阻止部には、前記ロック部材のロック位置への回動に伴って前記吊りボルトを前記係合凹部の奥側部位に押し付ける押圧面が形成されている点にある。
上記構成によれば、吊りボルトに対して支持基材の係合凹部を係合操作すると、支持基材の内部側に設けられているロック部材の係脱案内溝部内に吊りボルトが係入する。この係脱案内溝部内のボルト係入位置に吊りボルトが位置する状態でロック部材をロック位置に回動操作すると、吊りボルトは係合案内溝部内に係入する。この状態では、ロック部材の係合案内溝部における係合凹部の開口側に構成される離脱阻止部により、支持基材の係合凹部に係入した吊りボルトの離脱移動が確実に阻止されている。
しかも、離脱阻止部に形成した押圧面により、ロック部材のロック位置への回動に伴って吊りボルトを係合凹部の奥側部位に押し付けることができるので、吊りボルトに対して支持具をガタツキのない状態で確実に装着することができる。
本発明による第特徴構成は、前記係合案内溝部及び前記離脱阻止部は、前記係脱案内溝部の溝幅方向両側に形成されている点にある。
上記構成によれば、ロック部材の係脱案内溝部内のボルト係入位置に吊りボルトが位置する状態において、ロック部材をロック位置に回動操作すると、吊りボルトは係脱案内溝部の溝幅方向両側に形成されている両係合案内溝部内に係入する。この状態では、両係合案内溝部における支持基材の係合凹部の開口側の部位に構成される両離脱阻止部により、支持基材の係合凹部に係入した吊りボルトの離脱移動をボルト軸芯方向の二点で確実に阻止することができる。
本発明による第特徴構成は、第1〜第特徴構成のいずれか1つに記載の支持具を前記吊りボルトに対して脱着操作する脱着操作治具であって、前記支持基材を脱着自在に保持する基材保持部と、当該基材保持部から延設される長尺な操作棒状体とを備え、前記基材保持部には、前記操作部材に設けた被係合部に対して係脱自在で、且つ、前記被係合部に係合した状態での前記基材保持部と前記支持基材との相対移動に伴う前記ロック部材の回動により、当該ロック部材をロック位置とロック解除位置とに択一的に切り替え作動させる係合部が設けられている点にある。
上記構成によれば、支持具の支持基材を脱着自在に保持する基材保持部から長尺な操作棒状体が延設されているので、床面側での操作棒状体の操作により、天井躯体等から垂設されている高所の吊りボルトに対して、操作棒状体の先端側の基材保持部に装着されている支持具の支持基材の係合凹部を係脱させることができる。しかも、脱着操作治具の基材保持部に支持具が装着されている状態では、基材保持部に設けた係合部と支持具の操作部に設けた被係合部とが係合している。そのため、操作棒状体を操作して、吊りボルトに係合されている支持具の支持基材に対して基材保持部を移動させることにより、基材保持部の係合部と操作部の被係合部とを介してロック部がロック位置又はロック解除位置に切り替え作動させることができる。
したがって、高所の吊りボルトに対する支持具の脱着作業を床面側からの操作で安全、容易に行うことができる。
本発明による第特徴構成は、第特徴構成に記載の脱着操作治具を用いて前記吊りボルトに前記支持具を取付ける支持具取付け方法であって、
前記脱着操作治具の基材保持部に、前記支持具の支持基材を装着し、この基材保持部の係合部と前記操作部材の被係合部とを係合させる工程と、
前記脱着操作治具の操作棒状体を操作して、前記基材保持部に装着されている前記支持基材の係合凹部を、前記吊りボルトに係合操作する工程と、
前記吊りボルトに係合された前記支持基材に対して、前記操作棒状体で前記脱着操作治具の基材保持部を移動操作し、この基材保持部の係合部及び前記操作部材の被係合部を介してロック解除位置にある前記ロック部材を回動によってロック位置に切り替え作動させる工程と、
前記脱着操作治具の操作棒状体を操作して、前記吊りボルトに係合保持された前記支持基材から前記脱着操作治具の基材保持部を取り外す工程と、
を実行する点にある。
上記構成によれば、床面側からの操作で支持具を高所の吊りボルトに装着するに、先ず、床面側において、脱着操作治具の基材保持部に、支持具の支持基材を装着し、基材保持部の係合部と支持具の操作部の被係合部とを係合させる。次に、基材保持部から延設されている長尺な操作棒状体を操作して、操作棒状体の先端側の基材保持部に装着されている支持具の支持基材の係合凹部を、吊りボルトに係合操作する。この状態で操作棒状体を操作し、吊りボルトに係合された支持具の支持基材に対して基材保持部を移動させ、基材保持部の係合部及び操作部の被係合部を介してロック解除位置にあるロック部をロック位置に切り替え作動させる。その後、操作棒状体を操作して基材保持部の係合部と支持具の操作部の被係合部との係合を解除し、吊りボルトに係合保持された支持具の支持基材から脱着操作治具の基材保持部を取り外す。
したがって、高所の吊りボルトに対する支持具の装着作業を床面側からの操作で確実、容易に行うことができる。
第1実施形態の支持具の正面側斜視図 支持具の背面側斜視図 図1におけるIII−III線断面図 図1におけるIV−IV線断面図 支持具の分解斜視図 吊りボルトに取付け時の斜視図 脱着操作治具の要部の前面側斜視図 支持具と脱着操作治具の分離時の後面側斜視図 支持具を吊りボルトに係合操作したときの背面側斜視図と正面側斜視図 支持具を吊りボルトにロック操作したときの背面側斜視図と正面側斜視図 第2実施形態の支持具の正面側斜視図 第2実施形態の支持具の背面側斜視図
〔第1実施形態〕
図6は、天井躯体等に垂設されている吊りボルト1にケーブルや配管等の被吊下げ物2を取付ける支持具Aを示し、図1〜図5は、後述の支持部9を取外した支持具本体を示す。そして、支持具Aには、吊りボルト1のねじ谷部に対してボルト径方向から係脱可能な係合凹部5を備えた支持基材6と、当該支持基材6の内部側において、係合凹部5内に係入した吊りボルト1の係合凹部5の開口側への離脱移動を当接阻止するロック部7と、当該ロック部7をロック位置(図6、図10参照)と吊りボルト1の係合凹部5の開口側への離脱移動を許容するロック解除位置(図9参照)とに切り替え操作する操作部8と、被吊下げ物2を横架姿勢で受止め支持する支持部9とが備えられている。
支持基材6は、図1、図2に示すように、前方に開口する状態で直方体状に折り曲げ形成された板金製で、上面板6Aと下面板6Bと左右の側面板6Cと背面板6Dとの五つの主要の面構成部から構成されている。そのうち、両側面板6Cの上端部には、上面板6Aの上面の左右両端部に接合される上側重合板部6aが折り曲げ形成され、両側面板6Cの下端部には、下面板6Bの下面の左右両端部に接合される下側重合板部6bが折り曲げ形成されている。
また、支持基材6の両側面板6Cの上下中央部の各々には、図5、図6に示すように、支持部9の一例である左右一対の略「し」の字状のハンガーアーム9Aの取付け基部9aをビス10等で取付けるための取付け孔11が形成されている。
支持基材6の上面板6Aの左右中央部及び下面板6Bの左右中央部の各々には、図1、図2に示すように、前方に開口する平面視略「U」字状の係合凹部5が形成され、背面板6Dの中央部には、図3〜図5に示すように、ロック部7を係合凹部5の係脱方向(前後方向)に沿う水平方向の横軸芯X周りで回動自在に貫通支持する枢支孔12が形成されている。
ロック部7は、図1、図5に示すように、支持基材6の内部空間において横軸芯Xに沿う前後方向姿勢の円柱状の樹脂製のロック部材7Aから構成されている。このロック部材7Aの後端部は、図3〜図5に示すように、支持基材6の背面板6Dの枢支孔12に横軸芯X周りで回動自在に貫通支持されている。
ロック部材7Aの後端部の周方向一箇所又は複数個所(当該実施形態では二箇所)には、図1、図3、図5に示すように、支持基材6の背面板6Dの枢支孔12に対してロック部材7Aを後方側から挿入したとき、背面板6Dの内面における枢支孔12の開口周縁に係合して、ロック部材7Aの後方側への抜け出し移動を阻止する係止爪15が一体形成されている。
係止爪15は、背面板6Dの枢支孔12を通過可能な状態にまでロック部材7Aの後端部に対して径方向内方側に撓み変形可能に構成され、且つ、係止爪15には、背面板6Dの枢支孔12に対してロック部材7Aを後方側から挿入したとき、背面板6Dの枢支孔12の開口周縁との当接に伴って径方向内方に撓み変形させる傾斜面15aが形成されている。
操作部8は、図2〜図5に示すように、支持基材6の外部における係合凹部5の開口側とは反対側の部位、つまり、支持基材6の背面板6Dの外面側に配置され、且つ、ロック部材7Aの後端部に一体形成された操作部材8Aから構成されている。
この操作部材8Aは、ロック部材7Aと一体的に横軸芯X周りで回動操自在で、図2に示すように、支持基材6の背面板6Dの対角寸法に略相当する寸法を長軸寸法とし、支持基材6の背面板6Dの上下寸法に略相当する寸法を短軸寸法とする変形楕円形に形成されている。
操作部材8Aの長軸寸法及び短軸寸法は、図3、図4に示すように、背面板6Dの枢支孔12の直径よりも大きいため、ロック部材7Aの前方側への抜け出し移動を阻止することができるとともに、操作部材8Aの長軸方向の両端部は、ロック部7をロック位置とロック解除位置とに切り替え操作する操作摘み部に構成されている。
尚、操作部材8Aの長軸方向両側部には、後述の脱着操作治具Bの被係合部の一例である一対の係合長孔22(図2、図8参照)が形成されている。
ロック部材7Aには、図1、図5に示すように、ロック解除位置(図9(b)参照)において吊りボルト1に対してボルト径方向から係脱自在な係脱案内溝部7Bと、当該係脱案内溝部7B内のボルト係入位置に連通してロック位置(図6、図10(b)参照)への横軸芯X周りでの回動を許容する係合案内溝部7Cとが形成されている。そのうち、係合案内溝部7Cは、係脱案内溝部7Bの溝幅方向両側に形成されている。
また、ロック部材7Aの両係合案内溝部7Cにおける係合凹部5の開口側の部位の各々は、図1、図4、図5に示すように、係合凹部5に係入した吊りボルト1の前方側への離脱移動を当接阻止する離脱阻止部7Dに構成され、両離脱阻止部7Dの各々には、ロック部材7Aのロック位置(図6、図10参照)への回動に伴って吊りボルト1を両係合凹部5の奥側部位に押し付ける傾斜姿勢の押圧面7aが形成されている。
そして、ロック部材7Aがロック解除位置にあるときには、図9(b)に示すように、係脱案内溝部7Bは上下方向に沿う縦向き姿勢にあり、且つ、操作部材8Aは、図9(a)に示すように、同図において操作部材8Aの右側に形成されている係合長孔22(図2参照)が上方に位置する右上がり傾斜姿勢に設定されている。また、ロック部材7Aがロック位置にあるときには、図6、図10(b)に示すように、係脱案内溝部7Bは水平方向に沿う横向き姿勢にあり、且つ、操作部材8Aは、図10(a)に示すように、同図において操作部材8Aの右側に形成されている係合長孔22(図2参照)が下方に位置する右下がり傾斜姿勢に設定されている。
そして、ケーブル等の被吊下げ物2を支持する支持具Aを吊りボルト1に装着する際、支持具Aの支持基材6の内部側に設けられているロック部材7Aをロック解除位置に設定し、この状態で支持基材6の両係合凹部5を吊りボルト1のねじ谷部に係合する。次に、支持基材6の背面板6Dの外面側に設けられている操作部材8Aを操作して、支持基材6の内部側のロック部材7Aをロック位置に切り替える。この状態では、支持基材6の両係合凹部5内に係入した吊りボルト1の離脱移動をロック部材7Aの離脱阻止部7Dで阻止することができる。
それ故に、支持基材6の両側面板6Cに、被吊下げ物2を支持する左右一対のハンガーアーム9Aが突出状態で付設されている場合でも、支持基材6に対してロック部材7Aを操作部材8Aでロック位置又はロック解除位置に切り替えるだけであるから、支持具A全体の姿勢変更を伴う従来の支持具に比較して吊りボルト1に対する脱着時の操作スペースの縮小化と吊りボルト1に対する取付け位置変更作業の容易化、能率化を図ることができる。
しかも、支持基材6の内部空間を利用してロック部材7Aをコンパクトに組付けながらも、支持基材6の外部側に設けられている操作部材8Aにてロック部材7Aをロック位置又はロック解除位置に容易に切り替えることができる。
次に、支持具Aを吊りボルト1に対して床面側から脱着操作する脱着操作治具Bについて説明する。
脱着操作治具Bには、図7、図8に示すように、支持具Aの支持基材6を上方から脱着自在に保持する基材保持部20と、当該基材保持部20から延設される長尺な操作棒状体21とが備えられている。そのうち、基材保持部20は、操作棒状体21の上端部に溶接等で固着された保持基板20Aの下端部で、左右方向の二箇所に、支持基材6の厚みよりも僅かに大きな間隔を空けて側面視略「L」状の支持板20Bを折り曲げ形成して構成されている。
両支持板20Bの隣接間隔は、吊りボルト1の直径よりも大なる間隔に構成され、両支持板20Bの上端板部20bは、上方ほど保持基板20Aから離間する傾斜姿勢に構成されている。そのため、基材保持部20に支持具Aを装着する際、両支持板20Bの上端板部20bの傾斜面に沿って支持具Aの支持基材6をスムーズに装着案内することができる。
また、操作棒状体21は、床面上の作業者が把持して、基材保持部20が吊りボルト1の所定装着位置に余裕をもって届く長さに設定され、高所の吊りボルト1に対する支持具Aの取付け作業を床面上において確実、安全に実行することができる。
保持基板20Aには、図7、図8に示すように、支持具Aの操作部材8Aに形成された被係合部の一例である係合長孔22の一方に対して前後方向から係脱自在で、且つ、係合長孔22に係合した状態での基材保持部20と支持基材6との上下方向での相対移動でロック部材7Aをロック位置とロック解除位置とに択一的に切り替え作動させる係合部の一例である係合突起23が設けられている。
係合突起23は、図7に示すように、保持基板20Aにおける両支持板20Bの上端よりも上方側部位で、且つ、一方の係合長孔22と係合可能な領域に配置されている。
上述の脱着操作治具Bは、支持具Aの支持基材6を脱着自在に保持する基材保持部20から長尺な操作棒状体21が延設されているので、天井躯体等から垂設されている高所の吊りボルト1に対して、床面側での操作棒状体21の操作で、基材保持部20に保持されている支持基材6の両係合凹部5を係脱させることができる。しかも、脱着操作治具Bの基材保持部20に支持具Aが保持されている状態では、基材保持部20に設けた係合突起23と支持具Aの操作部材8Aに設けた係合長孔22とが係合しているので、操作棒状体21を操作して支持具Aの支持基材6に対して基材保持部20を移動させることにより、ロック部材7Aをロック位置とロック解除位置とに切り替え作動させることができる。それ故に、高所の吊りボルト1に対する支持具Aの脱着作業を床面側からの操作で確実、容易に行うことができる。
次に、上述の脱着操作治具Bを用いて吊りボルト1に支持具Aを取付ける支持具取付け方法について説明する。
[1] 脱着操作治具Bの基材保持部20に、支持具Aの支持基材6を装着し、この基材保持部20の係合突起23と操作部材8Aの係合長孔22とを係合させる工程について、
基材保持部20に支持具Aを装着するときには、先ず、図10(a),(b)に示すように、基材保持部20の係合突起23を、ロック位置で右下がり傾斜姿勢にある操作部材8Aの下方側の係合長孔22に係合させる。この状態では、図7に示すように、脱着操作治具Bの両支持板20Bの上端と支持具Aの支持基材6の下端との間に空間Sが形成されているため、基材保持部20の係合突起23に対して、ロック位置で右下がり傾斜姿勢にある操作部材8Aの下方側の係合長孔22を、脱着操作治具Bの両支持板20Bに邪魔されることなく前後方向から容易に係合操作することができる。
次に、図9(a),(b)に示すように、脱着操作治具Bの基材保持部20に対して支持具Aの支持基材6を下方に押し込み操作すると、基材保持部20の係合突起23と係合している操作部材8Aの下方側の係合長孔22が押し上げられ、ロック位置にある操作部材8A及びロック部材7Aが横軸芯X周りで一体的にロック解除位置に回動する。このロック位置からロック解除位置への回動に伴って、操作部材8Aは右下がり傾斜姿勢から右上がり傾斜姿勢に変更され、ロック部材7Aの係脱案内溝部7Bは水平方向に沿う横向き姿勢から上下方向に沿う縦向き姿勢に変更される。
[2] 脱着操作治具Bの操作棒状体21を操作して、基材保持部20に装着されている支持具Aの支持基材6の両係合凹部5を、吊りボルト1に係合操作する工程について、
床面上において、脱着操作治具Bの基材保持部20への支持具Aの装着作業が終了すると、床面上の作業者が脱着操作治具Bの操作棒状体21を把持して起立姿勢に引き起こす。引き起こされた脱着操作治具Bの基材保持部20に保持されている支持具Aを吊りボルト1の所定装着位置に配置し、操作棒状体21を吊りボルト1側に押込み操作する。これにより、支持基材6の両係合凹部5が吊りボルト1に押し付けられた状態で係合する。
[3] 吊りボルト1に係合された支持具Aの支持基材6に対して、操作棒状体21で基材保持部20を移動操作し、この基材保持部20の係合突起23と操作部材8Aの係合長孔22とを介してロック解除位置にあるロック部材7Aをロック位置に切り替え作動させる工程について
図10(a),(b)に示すように、上述の係合状態で操作棒状体21を引き下げ操作すると、基材保持部20の係合突起23と係合している操作部材8Aの上方側の係合長孔22が押し下げられ、ロック解除位置にある操作部材8A及びロック部材7Aが横軸芯X周りで一体的にロック位置に回動する。このロック解除位置からロック位置への回動に伴って、操作部材8Aは右上がり傾斜姿勢から右下がり傾斜姿勢に変更され、ロック部材7Aの係脱案内溝部7Bは上下方向に沿う縦向き姿勢から水平方向に沿う横向き姿勢に変更される。
この状態では、ロック部材7Aの係合案内溝部7Cにおける両係合凹部5の開口側(前方側)に構成される離脱阻止部7Dにより、支持基材6の両係合凹部5に係入した吊りボルト1の離脱移動を確実に阻止することができる。
しかも、離脱阻止部7Dに形成した押圧面7aにより、ロック部材7Aのロック位置への回動に伴って吊りボルト1を両係合凹部5の奥側部位に押し付けることができるので、吊りボルト1に対して支持具Aをガタツキのない状態で確実に装着することができる。
[4] 脱着操作治具Bの操作棒状体21を操作して、吊りボルト1に係合保持された支持具Aの支持基材6から脱着操作治具Bの基材保持部20を取り外す工程について
ロック部材7Aがロック位置にある状態では、脱着操作治具Bの両支持板20Bの上端と支持具Aの支持基材6の下端との間に空間Sが形成されているため、ロック位置で右下がり傾斜姿勢にある操作部材8Aの下方側の係合長孔22に対して、基材保持部20の係合突起23を前後方向に沿って係合解除操作することができる。それ故に、吊りボルト1に係合保持された支持具Aの支持基材6から脱着操作治具Bの基材保持部20を迅速、容易に取り外すことができる。
〔第2実施形態〕
第11、図12は、支持基材6と支持部9とを一体形成した支持具Aの別実施形態を示す。支持具Aの支持基材6は、前方に開口する状態で直方体状に折り曲げ形成された板金製であり、上面板6Aと下面板6Bと背面板6Dとの三つの主要の面構成部から構成されている。
上面板6Aの前端には、下方に延出される補強上側板6Eが折り曲げ形成され、下面板6Bの前端には、上方に延出される補強下側板6Fが折り曲げ形成されている。
上面板6A及び補強上側板6Eの左右中央部及び下面板6B及び補強下側板6Fの左右中央部には、上面板前方に開口する平面視略「U」字状の係合凹部5が形成されている。背面板6Dの中央部には、ロック部7を係合凹部5の係脱方向に沿う水平方向の横軸芯X周りで回動自在に貫通支持する枢支孔(図示せず)が形成されている。
上面板6Aの左右両側部には、当該上面板6Aの上面に横架姿勢で載置されたケーブルや配管等の被吊下げ物2の脱落を阻止する脱落防止板6Gが上方に折り曲げ形成されている。この上面板6Aと両脱落防止板6Gとをもって、支持部9の一例であるラックが構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の実施形態では、操作部材8Aを支持基材6の背面板6Dの外面側に配置し、且つ、ロック部材7Aの後端部に一体形成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、操作部材8Aとロック部材7Aとを別部材から構成し、ロック部材7Aの後端部に操作部材8Aを一体回転状態で連結してもよい。
さらに、操作部材8Aを、支持基材6の左右の側面板6Cの一方の外面側に配置し、この操作部材8Aとロック部材7Aとをギア等を介して連動連結してもよい。
(2)上述の実施形態では、ロック部7を、支持基材6の内部において係合凹部5の係脱方向に沿う横軸芯周りで回動自在に設けられるロック部材7Aから構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、吊りボルト1と平行な縦軸芯周りで揺動自在なロック部材から構成してもよい。
(3)上述の実施形態では、ロック部材7Aの係合案内溝部7C及び離脱阻止部7Dを、係脱案内溝部7Bの溝幅方向両側に形成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、ロック部材7Aの係合案内溝部7C及び離脱阻止部7Dを、係脱案内溝部7Bの溝幅方向の一側方にのみ形成してもよい。
(4)上述の実施形態では、支持具Aの操作部材8Aに被係合部の一例である係合長孔22を形成し、脱着操作治具Bの保持基板20Aに係合部の一例である係合突起23を形成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、支持具Aの操作部材8Aに被係合部の一例である係合突起23を形成し、脱着操作治具Bの保持基板20Aに係合部の一例である係合長孔22を形成してもよい。
要するに、脱着操作治具Bの基材保持部20に設けられる係合部と支持具Aの操作部8に設けられる被係合部は、互いに係脱自在で、且つ、係合状態での基材保持部20と支持基材6との相対移動でロック部7をロック位置とロック解除位置とに択一的に切り替え作動させることのできるものであれば、如何なる構造に形成してもよい。
(5)上述の実施形態では、支持具Aの支持基材6を板金等の金属から構成したが、この支持基材6を樹脂から構成してもよい。
1 吊りボルト
5 係合凹部
6 支持基材
7 ロック部
7A ロック部材
7B 係脱案内溝部
7C 係合案内溝部
7D 離脱阻止部
7a 押圧面
8 操作部
8A 操作部材
20 基材保持部
21 操作棒状体
22 被係合部(係合長孔)
23 係合部(係合突起)
A 支持具
B 脱着操作治具

Claims (5)

  1. 吊りボルトに対してボルト径方向から係脱可能な係合凹部を備えた支持基材の内部側に、前記係合凹部内に係入した前記吊りボルトの前記係合凹部からの離脱移動を当接阻止するロック位置と前記吊りボルトの前記係合凹部からの離脱移動を許容するロック解除位置とに切り替え自在なロック部が設けられ、前記支持基材の外部側には、前記ロック部をロック位置とロック解除位置とに切り替え操作する操作部が設けられ、前記ロック部は、前記支持基材の内部において前記係合凹部の係脱方向に沿う横軸芯周りで回動自在に設けられるロック部材から構成され、前記操作部は、前記支持基材の外部における前記係合凹部の開口側とは反対側の部位に配置され、且つ、前記ロック部材と一体的に前記横軸芯周りで回動自在な操作部材から構成されている支持具。
  2. 前記ロック部材には、前記ロック解除位置において前記吊りボルトに対してボルト径方向から係脱自在な係脱案内溝部と、当該係脱案内溝部内のボルト係入位置に連通して前記ロック位置への前記横軸芯周りでの回動を許容する係合案内溝部とが形成され、前記ロック部材の前記係合案内溝部における前記係合凹部の開口側の部位は、前記係合凹部に係入した前記吊りボルトの離脱移動を当接阻止する離脱阻止部に構成され、前記離脱阻止部には、前記ロック部材のロック位置への回動に伴って前記吊りボルトを前記係合凹部の奥側部位に押し付ける押圧面が形成されている請求項1記載の支持具。
  3. 前記係合案内溝部及び前記離脱阻止部は、前記係脱案内溝部の溝幅方向両側に形成されている請求項2記載の支持具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持具を前記吊りボルトに対して脱着操作する脱着操作治具であって、前記支持基材を脱着自在に保持する基材保持部と、当該基材保持部から延設される長尺な操作棒状体とを備え、前記基材保持部には、前記操作部材に設けた被係合部に対して係脱自在で、且つ、前記被係合部に係合した状態での前記基材保持部と前記支持基材との相対移動に伴う前記ロック部材の回動により、当該ロック部材をロック位置とロック解除位置とに択一的に切り替え作動させる係合部が設けられている脱着操作治具。
  5. 請求項4記載の脱着操作治具を用いて前記吊りボルトに前記支持具を取付ける支持具取付け方法であって、
    前記脱着操作治具の基材保持部に、前記支持具の支持基材を装着し、この基材保持部の係合部と前記操作部材の被係合部とを係合させる工程と、
    前記脱着操作治具の操作棒状体を操作して、前記基材保持部に装着されている前記支持基材の係合凹部を、前記吊りボルトに係合操作する工程と、
    前記吊りボルトに係合された前記支持基材に対して、前記操作棒状体で前記脱着操作治具の基材保持部を移動操作し、この基材保持部の係合部及び前記操作部材の被係合部を介してロック解除位置にある前記ロック部材を回動によってロック位置に切り替え作動させる工程と、
    前記脱着操作治具の操作棒状体を操作して、前記吊りボルトに係合保持された前記支持基材から前記脱着操作治具の基材保持部を取り外す工程と、
    を実行する支持具取付け方法。
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