JP6784649B2 - 環境試験装置 - Google Patents
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Description
熱サイクル試験は、例えば被試験物を試験室に設置し、一定の時間を掛けて試験室の温度を上昇させる。そして被試験物を一定の時間、高温環境にさらす。そしてその後試験室の温度を常温に戻す。また低温環境下に被試験物をさらしたり、高温環境と低温環境を繰り返す場合もある。
そしてこれらの一連の環境変化を一定回数繰り返し、被試験物に熱ストレスを課す。
熱サイクル試験を行う環境試験装置が、例えば特許文献1に開示されている。
さらに、高温試験や生産ラインにおける熱処理・乾燥を行う装置として熱処理装置が知られている。
そこで本出願人は、目標温度に到達するまでの時間を設定することができる環境試験装置を試作した。試作した環境試験装置には入力装置があり、使用者は当該入力装置に対して最終的な到達温度たる摂氏80度と、上昇にかける時間(10分)を入力する。その結果、試験室内の温度は、当初の摂氏20度から目標の摂氏80度に10分の時間をかけて到達する。
この様な場合、前記した環境試験装置を使用する作業者は、温度差を温度上昇率で除して、摂氏20度から摂氏80度に到達する時間を演算し、その時間を入力装置に入力することとなる。上記した設例に従うと、温度差は、「80度−20度=60度」であるから、温度上昇に要する時間は、「60度/5度=12(分)」となる。従って作業者は、前記した入力装置に対し、最終的な到達温度たる摂氏80度と、計算によって得た上昇にかかる時間(12分)を入力する。その結果、試験室内の温度は、摂氏20度から5度/分の温度上昇率で上昇し、12分後に摂氏80度に到達する。
しかしながら、温度変化率に基づいて温度変化にかける時間を計算することは面倒であり、改善すべきという意見があった。
改良後の環境試験装置では、入力装置に対し、最終的な到達温度たる摂氏80度と、希望する温度変化率(例えば5度/分)を入力する。その結果、試験室内の温度は、摂氏20度から5度/分の温度上昇率で上昇する。試験室内の温度は、結果的に12分後に目標温度たる摂氏80度に到達する。
ところがこの入力方法によると、作業者が目標温度と必要時間と温度変化率の3項目をすべて入力してしまう懸念があった。
また入力に誤りがないかどうかを確認する作業が面倒であり、さらに作業者が、誤りがあるかもしれないと心配し、心理的ストレスを感じてしまう場合もあった。
また本発明は、入力の誤りを起こしにくい環境試験装置を提供するものである。
さらに本発明は、同様の課題を解決することができる環境形成装置用制御装置及び環境形成装置用コンピュータプログラム及び熱処理装置を提供することを課題とするものである。
さらに被試験物に与える外的ショックや、負荷についても「環境因子」の一つである。例えば、被試験物に印加する電圧や電流、被試験物に照射する光線の量や周波数、磁界、放射線も環境因子の一つである。さらにオゾン濃度や二酸化炭素濃度等のガス濃度についても「環境因子」の一つである。
「単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報」とは例えば摂氏5度/分といった具体的数値や、温度変化を表すグラフの傾き等である。
上記した課題を解決するための具体的な態様は、被試験物を所望の試験環境下に置いて環境試験を行うことが可能な環境試験装置において、前記環境試験の実施中に前記試験環境を変化させることが可能であり、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定することが可能であり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記変化率情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする環境試験装置である。
「環境変化にかける時間に関する時間情報」とは変化に要する時間(例えば12分)や、変化の開始時刻と終了時刻である。開始時刻が既知である場合には終了時刻だけを入力してもよい。
上記した課題を解決するための具体的な態様は、被試験物を所望の試験環境下に置いて環境試験を行うことが可能な環境試験装置において、前記環境試験の実施中に前記試験環境を変化させることが可能であり、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定することが可能であり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする環境試験装置である。
また本態様の環境試験装置では、変化量情報と変化率情報の組み合わせによって変化の目標軌跡を設定することができる。この場合には時間情報の入力が不能となる。そのため時間情報が加わることによる齟齬が起きにくい。
また本態様の環境試験装置では、変化量情報と時間情報の組み合わせによっても変化の目標軌跡を設定することができる。
上記した各態様において、前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定した場合には変化に要する時間が演算されて表示されることが望ましい。
上記した各態様において、前記環境変化にかける時間を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する場合には前記環境因子の変化率が演算されて表示されることが望ましい。
制御装置に関する一つの態様は、環境調整機器を備えた環境形成装置を動作させる環境形成装置用制御装置であって、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする環境形成装置用制御装置である。
制御装置に関するもう一つの態様は、環境調整機器を備えた環境形成装置を動作させる環境形成装置用制御装置であって、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記時間情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする環境形成装置用制御装置である。
一つの制御プログラムに関する態様は、環境調整機器を備えた環境形成装置の制御装置を動作させるコンピュータプログラムであって、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力を不能とすることを特徴とする環境形成装置用コンピュータプログラムである。
もう一つの制御プログラムに関する態様は、環境調整機器を備えた環境形成装置の制御装置を動作させるコンピュータプログラムであって、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記時間情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力を不能とすることを特徴とする環境形成装置用コンピュータプログラムである。
一つの熱処理装置に関する態様は、被処理物を載置する熱処理室と、当該熱処理室内を昇温する加熱装置を有し、当該熱処理室内の当該被処理物を加熱処理する熱処理装置において、前記加熱処理の実施中に前記熱処理室内の温度を変化させることが可能であり、単位時間あたりの温度の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報を入力情報の一つとして前記熱処理室内の温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記変化率情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする熱処理装置である。
もう一つの熱処理装置に関する態様は、被処理物を載置する熱処理室と、当該熱処理室内を昇温する加熱装置を有し、当該熱処理室内の当該被処理物を加熱処理する熱処理装置において、前記加熱処理の実施中に前記熱処理室内の温度を変化させることが可能であり、単位時間あたりの温度の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、当該変化率情報を入力情報の一つとして前記熱処理室内の温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする熱処理装置である。
本発明の熱処理装置についても同様の効果が期待でき、加熱温度の変化率を直接的に入力して温度変化の目標軌跡を設定することが可能である。
また本発明の環境試験装置は、入力の誤りを起こしにくいという効果がある。
本実施形態の環境試験装置1の基本構成は、図1に示すようであり、断熱壁2で形成される断熱槽3を有している。そして当該断熱槽3の一部に試験室5が形成されている。試験室5は、被試験物18を設置する空間である。
環境試験装置1は、さらに空調機器(環境調整機器)17と送風機10を備えている。空調機器17は、加湿装置6、冷却装置7及び加熱装置8によって構成されている。
そのため送風機10を起動すると、試験室5内の空気が空気導入部25から空調通風路15内に導入される。そして空調通風路15が通風状態となり、空調機器17に空気が接触して熱交換や湿度調整がなされ、空気吹き出し部16から試験室5内に調整後の空気が吹き出される。
また空調通風路15の空気吹き出し部16の近傍に、温度センサー12と湿度センサー13が設けられている。
温度センサー12と湿度センサー13の信号は、制御装置(環境形成装置用制御装置)30に入力される。そして 制御装置30で、温度センサー12と湿度センサー13の各検出値と各設定値が比較される。
環境試験装置1を使用する際には、送風機10を運転して空調通風路15内を通風状態とし、温度センサー12及び湿度センサー13の検出値が、設定環境の温度及び湿度に近づく様に空調機器17を制御する。
本実施形態の環境試験装置1では、試験室5内の温度環境が設定可能で、ステップごとに設定温度や昇降の条件、維持時間等が切り替わる。
温度変化の目標軌跡(プロファイル)は、限定されるものではないが、設例として、表1に示す条件で設定温度、温度変化の勾配設定、設定時間を変えるものとして説明する。設例では、試験室5内の湿度設定は行わないこととする。
試験開始直後の設定温度は摂氏20度であり、設定温度を変化させることなく5時間の間その設定温度を維持する(ステップ1)。
5時間が経過するとステップ2に移行し、設定温度が摂氏80度に変更される。当初温度の摂氏20度から新たな目標温度の摂氏80度までに至る間は、5度/分の割合で温度を上昇させる。5度/分の割合で温度を上昇させる場合、当初温度の摂氏20度から設定温度の摂氏80度に至るまでに要する時間は12分である。
5時間が経過するとステップ4に移行し、設定温度が摂氏20度に変更される。当初温度(開始温度)の摂氏80度から設定温度の摂氏20度までに至る間は、5度/分の割合で温度を降下させる。5度/分の割合で温度を降下させる場合、当初温度の摂氏80度から設定温度の摂氏20度に至るまでに要する時間は12分である。
また、環境試験装置1自体の操作画面(表示パネル)で設定を行うものであってもよい。
入力画面32は、ステップ表示部33と、設定項目表示部35がある。また設定項目表示部35に対応する設定部36乃至43がある。さらに入力画面32には、グラフ表示部50と設定表示部51がある。
ステップ表示部33は、現在設定されるステップが示されている。所定の操作によって設定すべきステップが変わり、入力画面32が切り替わる。
設定項目表示部35は、設定すべき項目名が表示されている部分である。本実施形態では、設定項目として、「温度設定」「勾配制御」「変化率」「湿度設定」「勾配制御」「湿度制御」「さらし時間制御」「□時□分□秒」がある。
「勾配制御」に対する温度勾配選択部37は、設定温度を一定の変化率で変化させるか否かを設定し、さらにその温度変化の目標軌跡の設定方法を選択する部分である。
本実施形態の環境試験装置1では、温度変化の目標軌跡を設定する方法として、変化量・時間設定方法による設定と、変化量・変化率設定方法による設定を選択することができる。
ここで前者の変化量・時間設定方法は、時間情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定する方法であり、到達目標温度(設定温度)と、到達目標温度に至るまでに要する時間との組み合わせによって温度変化の目標軌跡を設定する方策である。後者の変化量・変化率設定方法は、変化率情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定する方法であり、到達目標温度(設定温度)と、変化率情報の組み合わせによって温度変化の目標軌跡を設定する方策である。
変化量・時間設定方法を採用する場合には、温度勾配選択部37に「あり」と表示させる。変化量・変化率設定方法を採用する場合は、温度勾配選択部37に「あり(変化率)」と表示させる。設定温度を変化させるが温度変化にかかる時間は指定しない場合や、設定温度を一定温度に保って変化させない場合には、「なし」と表示させる。
本実施形態の環境試験装置1では、温度変化の目標軌跡の入力方法として、変化量・変化率設定方法を採用し、温度勾配選択部37に、「あり(変化率)」と表示された場合にのみ「変化率」を設定可能であり、他の方法を選択した場合にはキーボード28等が無効になり、「変化率」を設定することができない。
即ち前記した様に「勾配制御」に対する温度勾配選択部37で設定温度を一定温度に保って変化させない方策を採用した場合や、変化量・時間設定方法を採用した場合には、変化率入力部38に対してはキーボード28等による入力が無効となり、設定することができない。
「勾配制御」に対する湿度勾配選択部40は、設定湿度を一定の変化率で変化させるか否かを設定し、さらにその設定方法を選択するように構成されている。
本実施形態では、湿度に関しては、変化量・時間設定方法による設定のみを行うことができ、変化量・変化率設定方法による設定手段は採用されていないが、変形例として変化量・変化率設定方法による設定手段を採用してもよい。
変化量・時間設定方法を採用する場合には、湿度勾配選択部40に「あり」と表示させる。設定湿度を変化させるが湿度変化にかかる時間を指定しない場合や、設定湿度を一定湿度に保って変化させない場合には、「なし」と表示させる。
また本実施形態では、時間設定部43は、温度変化の目標軌跡の入力方法として、変化量・時間設定方法を採用した場合に当初温度から目標温度に至るまでにかける時間を設定する欄でもある。
本実施形態の環境試験装置1では、変化量・時間設定方法を採用し、温度勾配選択部37で、「あり」を選択した場合に、変化にかける時間を時間設定部43に設定することができる。
また本実施形態では、目標軌跡を入力する方法として変化量・変化率設定方法を選択し、且つ変化率入力部38に変化率を入力すると、目標温度に達するまでに要する時間が自動計算され、時間設定部43に表示される。ただしこの場合にはキーボード28等を操作しても時間設定部43の表示を変えることはできない。
設定表示部51は、設定済のステップの設定値を表示する部分である。本実施形態では、3欄の表示欄52、53、55があり、3ステップの設定が表示される。
最初に図4に示すステップ1の画面を表示する。表1の条件によると、試験開始直後の設定温度は摂氏20度であり、設定温度を変化させることなく5時間の間その設定温度を維持させる。
そのため、ステップ1では、図4の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字20を入力する。
ステップ1では、設定温度を変化させないので、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37は、「なし」を選択する。
「変化率」に対する変化率入力部38には何も入力しない。またキーボード28等を操作しても入力無効となり、変化率入力部38に数値を入力することはできない。
「確定次項」を選択すると、グラフ表示部50に、設定された条件に対応する環境変化の目標軌跡が表示され、画面がステップ2の画面に切り替わる。
画面がステップ2に変更されると、設定表示部51の第一表示欄52に設定済のステップ1の設定値が表示される。
そのためステップ2では、図5の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字80を入力する。
ステップ2では、5度/分の割合で設定温度に近づけて行くので、目標軌跡を設定する方策は変化量・変化率設定方法を採用するべきであり、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37で「あり(変化率)」を選択する。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42及び時間設定部43に対しては、キーボード28等の操作が無効となり、「ON」「OFF」の選択はできない。また時間の設定もできない。
ただし、各設定条件を確定させると、目標温度に達するまでに要する時間が自動計算され、図5(b)の様に時間設定部43に表示される。具体的には、12分の表示が行われる。
画面がステップ3に変更されると、図6に示すように設定表示部51の第二表示欄53に設定済のステップ2の設定値が表示される。
そのため、ステップ3では、図6の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字80を入力する。
ステップ3では、設定温度を変化させないので、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37では、「なし」を選択する。
「変化率」に対する変化率入力部38には何も入力しない。またキーボード28等を操作しても入力無効となり、変化率入力部38に数値を入力することはできない。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42では、「OFF」を選択する。時間設定部43では、時間として「時間」欄に5を入力し、「分」欄及び「秒」欄に0を入力する。
「確定事項」を選択すると、画面がステップ4に変更される。
画面がステップ4に変更されると、図7(a)に示すように設定表示部51の第二表示欄53に設定済のステップ3の設定値が表示される。
グラフ表示部50に、ステップ2に続いてステップ3の環境変化の目標軌跡が表示される。
そのためステップ4では、図7(a)の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字20を入力する。
ステップ4では、5度/分の割合で設定温度に近づけて行くので、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37では、「あり(変化率)」を選択する。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42は、キーボード28等の操作が無効となり、「ON」「OFF」の選択はできない。また時間設定部43の時間の設定もできない。
ただし、各設定条件を確定すると、目標温度に達するまでに要する時間が自動計算され、図7(b)の様に時間設定部43に表示される。具体的には、12分の表示が行われる。
「確定次項」を選択すると、グラフ表示部50に、ステップ3に続いてステップ4の環境変化の目標軌跡が表示される。
そして画面がステップ5に変更される。
画面がステップ5に変更されると、設定表示部51の表示がずれ、第一表示欄52にステップ3の設定値が表示され、第二表示欄53にステップ4の設定値が表示される。そして第三表示欄55にステップ5の枠が表示される。
そのため、ステップ5では、図8の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字20を入力する。
「勾配制御」に対する温度勾配選択部37は、「なし」を選択する。
「変化率」に対する変化率入力部38には何も入力しない。またキーボード28等を操作しても入力無効となり、変化率入力部38に数値を入力することはできない。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42では、「OFF」を選択する。時間設定部43では、設定温度を維持する時間として「時間」欄に5を入力し、「分」欄及び「秒」欄に00を入力する。
前記した表1の条件との相違は、ステップ2、ステップ4である。表2の条件では、試験室5内の温度を所定の時間をかけて変化させる。
ステップ1,3,5については表1の場合と同じであるから説明を省略する。
表2に示す条件では、ステップ2で設定温度が摂氏80度に変更される。当初温度の摂氏20度から目標温度の摂氏80度まで、12分の時間をかけて変化させる。ステップ4も同様であり、摂氏80度から目標温度の摂氏20度まで、12分の時間をかけて変化させる。
ステップ2では、12分かけて設定温度に近づけて行くので、目標軌跡を設定する方策は、変化量・時間設定方法を採用するべきであり、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37で「あり」を選択する。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42は、「OFF」を選択する。時間設定部43には、12分を入力する。
前記した様に「変化率」に対する変化率入力部38にはキーボード28等による入力ができない状態となるが、各設定条件が確定すると、変化率が自動計算され、図9(b)の様に変化率入力部38に表示される。具体的には、5.0℃/minの表示が行われる。ただし、変化率を自動計算しないものや表示しないものであってもよい。
そのため、ステップ4では、図10(a)の様に、「温度設定」に対する温度設定部36に数字20を入力する。
ステップ4では、12分かけて設定温度に近づけて行くので、「勾配制御」に対する温度勾配選択部37は、変化量・時間設定方法を採用するべきであり、温度勾配選択部37で「あり」を選択する。
「さらし時間制御」の計時条件選択部42は、「OFF」を選択する。時間設定部43には、12分を入力する。
前記した様に「変化率」に対する変化率入力部38にはキーボード28等による入力ができない状態となるが、各設定条件が確定すると、変化率が自動計算され、図10(b)の様に変化率入力部38に表示される。具体的には、5.0℃/minの表示が行われる。また、変化率を自動計算しないものや変化率入力部38に変化率を表示しないものであってもよい。
図12は、図11に示す初期画面44で、「新規作成1」を選択し、変化量・時間設定方法に基づいて設定する場合の入力画面の例を示すものである。変化量・時間設定方法に基づいて設定する場合の入力画面には、「変化率」の項目名やこれに対する変化率入力部が無く、「変化率」を入力することができない。
しかしながら本発明はこの構成に限定されるものではなく、変化量・変化率設定方法によってのみ変化の目標軌跡を設定することもできるものであってもよい。
例えば、温度勾配選択部37で「あり(変化率)」を選択した場合であっても、続く変化率入力部38で変化率として「0」を入力した場合には、時間情報の入力を可能としてもよい。このようにすると実質的に変化量・時間設定方法によって変化の目標軌跡を設定することができる様な構成も可能であるし、図2のステップ1,3,5のような勾配設定を行わない条件を「あり(変化率)」の設定のまま設定することも可能となる。
勿論、一方のステップでは変化量・時間設定方法によって変化の目標軌跡を設定し、前後いずれかのステップにおいては、変化量・変化率設定方法によって変化の目標軌跡を設定し、結果的に連続するステップにおいて、同じ変化率で環境が変化することとなってもよい。
さらに本発明を圧力変化の目標軌跡を設定することができる環境試験装置に応用することもできる。
例えば密閉された試験室を有し、試験室内の気圧を一定に保つことができる環境試験装置であり、現在の圧力から目標の圧力に至るまでの時間や、変化率を設定することができるものにも本発明を適用することができる。
環境調整機器は、試験室5にオゾンや二酸化炭素濃度等のガスを導入し、その濃度を変更することができるものであってもよい。
熱処理装置70は、高温試験や、被処理物71の加熱、被処理物71の乾燥等を行うオーブンである。
熱処理装置70は、被処理物71を載置する熱処理室72を有している。熱処理装置70は、空調機器17として加熱装置8を持つが冷却装置は無い。
熱処理装置70の温度制御や制御装置30の構成、機能は、前記した環境試験装置1と同一であり、温度変化の目標軌跡を設定する方法として、変化量・時間設定方法による設定と、変化量・変化率設定方法による設定を選択することができる。また前記した環境試験装置1と同様に、さらし時間制御を行うことができる。
5 試験室
17 空調機器(環境調整機器)
28 キーボード
30 制御装置(環境形成装置用制御装置)
31 入力装置
32 入力画面
33 ステップ表示部
35 設定項目表示部
36 温度設定部
37 温度勾配選択部
38 変化率入力部
43 時間設定部
44 初期画面
60 コンピュータプログラム
70 熱処理装置
Claims (12)
- 被試験物を所望の試験環境下に置いて環境試験を行うことが可能な環境試験装置において、
前記環境試験の実施中に前記試験環境を変化させることが可能であり、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記変化率情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする環境試験装置。 - 被試験物を所望の試験環境下に置いて環境試験を行うことが可能な環境試験装置において、
前記環境試験の実施中に前記試験環境を変化させることが可能であり、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報を入力情報の一つとして変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする環境試験装置。 - 環境因子の総変化量に関する変化量情報と、環境変化にかける時間に関する時間情報と、単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
前記変化量情報と前記時間情報の組み合わせによって変化の目標軌跡を設定する変化量・時間設定方法と、前記変化量情報と前記変化率情報の組み合わせによって前記変化の目標軌跡を設定する変化量・変化率設定方法とによって前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
前記変化量・変化率設定方法によって前記変化の目標軌跡を設定する場合には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする環境試験装置。 - 変化させる前記環境因子は温度であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の環境試験装置。
- 前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定した場合には変化に要する時間が演算されて表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の環境試験装置。
- 前記環境変化にかける時間を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する場合には前記環境因子の変化率が演算されて表示されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の環境試験装置。
- 環境調整機器を備えた環境形成装置を動作させる環境形成装置用制御装置であって、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする環境形成装置用制御装置。 - 環境調整機器を備えた環境形成装置を動作させる環境形成装置用制御装置であって、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記時間情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする環境形成装置用制御装置。 - 環境調整機器を備えた環境形成装置の制御装置を動作させるコンピュータプログラムであって、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記変化率情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力を不能とすることを特徴とする環境形成装置用コンピュータプログラム。 - 環境調整機器を備えた環境形成装置の制御装置を動作させるコンピュータプログラムであって、
単位時間あたりの環境因子の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報に基づいて変化の目標軌跡を設定し、前記目標軌跡に従う様に前記環境調整機器を制御するものであり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記時間情報を入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力を不能とすることを特徴とする環境形成装置用コンピュータプログラム。 - 被処理物を載置する熱処理室と、当該熱処理室内を昇温する加熱装置を有し、当該熱処理室内の当該被処理物を加熱処理する熱処理装置において、
前記加熱処理の実施中に前記熱処理室内の温度を変化させることが可能であり、
単位時間あたりの温度の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報を入力情報の一つとして前記熱処理室内の温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記変化率情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定する際には前記時間情報の入力が不能となることを特徴とする熱処理装置。 - 被処理物を載置する熱処理室と、当該熱処理室内を昇温する加熱装置を有し、当該熱処理室内の当該被処理物を加熱処理する熱処理装置において、
前記加熱処理の実施中に前記熱処理室内の温度を変化させることが可能であり、
単位時間あたりの温度の変化量に関する変化率情報を入力可能であり、
当該変化率情報を入力情報の一つとして前記熱処理室内の温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
環境変化にかける時間に関する時間情報を入力可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定することが可能であり、
前記時間情報を前記入力情報の一つとして前記温度変化の目標軌跡を設定する際には前記変化率情報の入力が不能となることを特徴とする熱処理装置。
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