JP6784374B2 - 脱落防止具 - Google Patents
脱落防止具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6784374B2 JP6784374B2 JP2017122484A JP2017122484A JP6784374B2 JP 6784374 B2 JP6784374 B2 JP 6784374B2 JP 2017122484 A JP2017122484 A JP 2017122484A JP 2017122484 A JP2017122484 A JP 2017122484A JP 6784374 B2 JP6784374 B2 JP 6784374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil spring
- spring portion
- wire
- coil wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
を防止する脱落防止具に係るものである。
すなわち、ナット緩み止め具110は、弾性を有する素線で形成されており、コイルバネ部111を本体として有する。
また、外側押圧部113及び内側押圧部114はコイルバネ部111の中心軸Oから遠ざかる方向に向けて形成されている。
図1は、本発明を適用した脱落防止具の一例を示す概略図である。
また、図2は、本発明を適用した脱落防止具の第2のコイルバネ部を省略した概略平面図である。すなわち、本発明の脱落防止具は当然ながら第2のコイルバネ部を備えているが、図2では第2のコイルバネ部の図示を便宜上、省略しているだけである。
ここで、第1のコイルバネ部2は、略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線2Aを有する。
また、第1のコイルバネ部2の内径は、ボルトの脚部の外径よりもわずかに小さい。
ここで、第2のコイルバネ部3は、第2のコイル素線3Aを有する。
また、第2のコイル素線3Aは、第1のコイルバネ部2の第1のコイル素線2Aの一端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部2の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部2と同心状に、かつ、6つの頂部3Bが第1のコイルバネ部2の巻回中心9から互いに略同一の距離に配置された形状である略六角形状に巻回されている。
ここで、第3のコイルバネ部4は、第3のコイル素線4Aを有する。
また、第3のコイル素線4Aは、第1のコイルバネ部2の第1のコイル素線2Aの他端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部2の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部2と同心状に、かつ、3つの頂部4Bが第1のコイルバネ部2の巻回中心9から互いに略同一の距離に配置された形状である略三角形状に巻回されている。
また、第2の端部領域4Cは、第1の端部領域3Cの色と異なる色に着色されている。
ここで、第3のコイル素線4Aの第2の端部領域4Cは、第1のコイルバネ部2の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びており、かつ、第3のコイル素線4Aの先端は第2のコイル素線3Aに接触している。
また、曲部7の内角は、第3のコイルバネ部4の頂部4Bの内角αよりも大きい。
また、本明細書で言う「巻回範囲」は、中心軸線に対して略直交する方向における範囲を意味する。
しかし、第2の端部領域が、第1の端部領域の色と異なる色に着色されていれば、第1の端部領域の位置と第2の端部領域の位置の互いの位置関係を把握し易いので好ましい。
しかし、第3のコイル素線の第2の端部領域が、第2のコイル素線へ向けて延びていれば、第2の端部領域が第2のコイル素線へ向けて延びていないときよりも第1の端部領域と第2の端部領域が近づくので、本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、さらに第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易いので好ましい。
例えば、第2のコイルバネ部の第2のコイル素線は略三角形状に巻回され、第3のコイルバネ部の第3のコイル素線は略六角形状に巻回されることもできる。
また、第3のコイルバネ部が曲部を有していれば、頂部と頂部の間に曲部がない場合よりも頂部を内側に配置させることができるので、一般の工具例えばソケット工具内に本発明の脱落防止具を収め易くなって一般のソケット工具を使うことが容易となり、また、頂部と頂部の間に曲部がない場合よりもボルトを抑える箇所を多くすることができるので好ましい。
2 第1のコイルバネ部
2A 第1のコイル素線
3 第2のコイルバネ部
3A 第2のコイル素線
3B 頂部
3C 第1の端部領域
4 第3のコイルバネ部
4A 第3のコイル素線
4B 頂部
4C 第2の端部領域
7 曲部
8 中心軸線
9 巻回中心
21 ボルト
21A 頭部
21B 脚部
21C ネジ溝
21D ネジ山
22 ナット
Claims (5)
- 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
前記第2の端部領域は、前記第1の端部領域の色と異なる色に着色された
脱落防止具。 - 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第2のコイル素線へ向けて延びている
脱落防止具。 - 前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第2のコイル素線へ向けて延びている
請求項1に記載の脱落防止具。 - 前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第1のコイルバネ部の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びており、かつ、前記第3のコイル素線の先端は前記第2のコイル素線に接触している
請求項2または請求項3に記載の脱落防止具。 - 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
前記第2のコイルバネ部の前記第2のコイル素線は、略六角形状に巻回されており、
前記第3のコイルバネ部の前記第3のコイル素線は、略三角形状に巻回されている
脱落防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017122484A JP6784374B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 脱落防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017122484A JP6784374B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 脱落防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019007526A JP2019007526A (ja) | 2019-01-17 |
JP6784374B2 true JP6784374B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=65029453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017122484A Active JP6784374B2 (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 脱落防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6784374B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006002684A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 圧縮機の支持装置 |
JP4300425B2 (ja) * | 2004-07-20 | 2009-07-22 | 株式会社日本コムダック | 締結具及びナット離脱工具 |
JP2014219093A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 栗原 信彦 | 締結部材 |
JP6600469B2 (ja) * | 2015-02-26 | 2019-10-30 | 大成建設株式会社 | 脱落防止具 |
-
2017
- 2017-06-22 JP JP2017122484A patent/JP6784374B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019007526A (ja) | 2019-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6179926B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP5193393B2 (ja) | 緩み止め付ねじ締結具 | |
JP7045065B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP5200190B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP5319302B2 (ja) | 脱落防止具 | |
WO2013161047A1 (ja) | 脱落防止具 | |
JP5770370B2 (ja) | 緩み止め付きねじ締結具 | |
JP6600469B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP6723539B2 (ja) | 脱落防止具 | |
WO2014087131A1 (en) | Locknut assembly | |
JP6784374B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP6215776B2 (ja) | 脱落防止具 | |
WO2020031252A1 (ja) | ロックワッシャおよび締結構造 | |
JP6307397B2 (ja) | 固定具 | |
JP7442185B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP2017198344A (ja) | 脱落防止具 | |
WO2020162522A1 (ja) | 脱落防止具 | |
JP6767010B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JPWO2018155466A1 (ja) | 脱落防止具 | |
JP2020034092A (ja) | 脱落防止具 | |
JP6735658B2 (ja) | 識別クリップ | |
JP2019203516A (ja) | ナット脱落防止具 | |
JP7220912B2 (ja) | 脱落防止具 | |
JP2017207077A (ja) | ボルトの締め付け方法、ボルト、ボルトの締め付け工具 | |
JP7012035B2 (ja) | 締結器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180405 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6784374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |