JP6784374B2 - 脱落防止具 - Google Patents

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Description

本発明は脱落防止具に関する。詳しくは、ボルトから被固定物やナットが脱落すること
を防止する脱落防止具に係るものである。
一般に、建築構造物を構成する二つの部材を固定するための方法として、溶接によって固定する方法や、ボルトとナットによって締結する方法が用いられている。
また、溶接による固定は、溶接設備が必要となり、施工に手間と時間がかかり、また、固定を解除する場合も設備が必要となり、固定解除に手間と時間がかかるので、ボルトとナットによって締結する方法が多く採用されている。
しかし、ボルトとナットによって締結する方法において、ボルトやナットが振動等を受けることにより、締結後にボルトやナットが緩むことがあるため、ボルトやナットが緩んで、ボルトから被固定物やナットが脱落しないようにする発明が幾つか提案されている。
例えば、特許文献1には、図4に示すようなナット緩み止め具110が記載されている。
すなわち、ナット緩み止め具110は、弾性を有する素線で形成されており、コイルバネ部111を本体として有する。
また、コイルバネ部111の両端すなわち外側端111A及び内側端111Bには、それぞれ輪状の押圧部すなわち外側押圧部113及び内側押圧部114が素線を延設させて設けられている。
また、外側押圧部113及び内側押圧部114はコイルバネ部111の中心軸Oから遠ざかる方向に向けて形成されている。
また、外側押圧部113及び内側押圧部114の少なくとも一方を形成する素線の末端は、内側押圧部114よりもさらに延設されて、コイルバネ部111よりも中心軸Oに向けて延設されている線状突起部115を有する。
特開2009‐052648号公報
しかしながら、ボルトに締め付けられた特許文献1に記載のナットの緩み止め具を見ても、この緩み止め具が、どの程度ボルトに締め付けられているかを確認することは困難であった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、締め付け具合を確認し易い脱落防止具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の脱落防止具は、略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備える。
ここで、略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部によって、ボルトの脚部に嵌合することができる。
また、第1のコイルバネ部の第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有する第2のコイルバネ部によって、使用者は、第3のコイルバネ部をナットに向けて本発明の脱落防止具をボルトに取付ける場合、手または汎用工具で第2のコイルバネ部を掴んで本発明の脱落防止具に回転を加え易い。
また、第1のコイルバネ部の第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有する第3のコイルバネ部によって、第3のコイルバネ部をナットに向けて本発明の脱落防止具をボルトに取付けた場合、ナットとの接触範囲を拡大し、ナットを押圧することでナットの緩みを抑えることができる。
また、第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、第2のコイル素線の他の領域の色及び第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とによって、本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易い。
また、本発明の脱落防止具において、第2の端部領域は、第1の端部領域の色と異なる色に着色された構成とすることができる。
この場合、第1の端部領域の位置と第2の端部領域の位置の互いの位置関係を把握し易い。
また、本発明の脱落防止具において、第3のコイル素線の第2の端部領域は、第2のコイル素線へ向けて延びている構成とすることができる。
この場合、第2の端部領域が第2のコイル素線へ向けて延びていないときよりも第1の端部領域と第2の端部領域が近づくので、本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、さらに第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易い。
さらに、第3のコイル素線の第2の端部領域が、第2のコイル素線へ向けて延びている本発明の脱落防止具において、第3のコイル素線の第2の端部領域は、第1のコイルバネ部の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びており、かつ、第3のコイル素線の先端は第2のコイル素線に接触している構成とすることができる。
この場合、第3のコイルバネ部をナットに向けて本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、ナットに第3のコイル素線が押し付けられるので、第3のコイル素線の先端が第2のコイル素線に押し当てられ、さらにナットの緩みを抑えることができる。
また、本発明の脱落防止具において、第2のコイルバネ部の第2のコイル素線は、略六角形状に巻回されており、第3のコイルバネ部の第3のコイル素線は、略三角形状に巻回されている構成とすることができる。
この場合、使用者は一見して、本発明の脱落防止具の装着方向を判別することができる。
本発明に係る脱落防止具は、締め付け具合を確認し易い。
本発明を適用した脱落防止具の一例を示す概略図である。 本発明を適用した脱落防止具の第2のコイルバネ部を省略した概略平面図である。 本発明を適用した脱落防止具をナットが装着されたボルトに装着した状態の一例を示す概略図である。 従来の緩み止め具を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した脱落防止具の一例を示す概略図である。
また、図2は、本発明を適用した脱落防止具の第2のコイルバネ部を省略した概略平面図である。すなわち、本発明の脱落防止具は当然ながら第2のコイルバネ部を備えているが、図2では第2のコイルバネ部の図示を便宜上、省略しているだけである。
図1に示す本発明の脱落防止具1は、第1のコイルバネ部2を備える。
ここで、第1のコイルバネ部2は、略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線2Aを有する。
また、第1のコイルバネ部2の内径は、ボルトの脚部の外径よりもわずかに小さい。
また、本発明の脱落防止具1は、第2のコイルバネ部3を備える。
ここで、第2のコイルバネ部3は、第2のコイル素線3Aを有する。
また、第2のコイル素線3Aは、第1のコイルバネ部2の第1のコイル素線2Aの一端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部2の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部2と同心状に、かつ、6つの頂部3Bが第1のコイルバネ部2の巻回中心9から互いに略同一の距離に配置された形状である略六角形状に巻回されている。
また、第2のコイル素線3Aの先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域3Cが、第2のコイル素線3Aの他の領域の色と異なる色に着色されている。
また、本発明の脱落防止具1は、第3のコイルバネ部4を備える。
ここで、第3のコイルバネ部4は、第3のコイル素線4Aを有する。
また、第3のコイル素線4Aは、第1のコイルバネ部2の第1のコイル素線2Aの他端から延びており、かつ、第1のコイルバネ部2の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、第1のコイルバネ部2と同心状に、かつ、3つの頂部4Bが第1のコイルバネ部2の巻回中心9から互いに略同一の距離に配置された形状である略三角形状に巻回されている。
また、第3のコイル素線4Aの先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域4Cが、第2のコイル素線3Aの他の領域の色及び第3のコイル素線4Aの他の領域の色と異なる色に着色されている。
また、第2の端部領域4Cは、第1の端部領域3Cの色と異なる色に着色されている。
また、第3のコイル素線4Aの第2の端部領域4Cは、第2のコイル素線3Aへ向けて延びている。
ここで、第3のコイル素線4Aの第2の端部領域4Cは、第1のコイルバネ部2の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びており、かつ、第3のコイル素線4Aの先端は第2のコイル素線3Aに接触している。
すなわち、第3のコイル素線4Aの第2の端部領域4Cが延びる方向の延長線上に、第2のコイル素線3Aが配置されている。
また、本明細書で言う「巻回中心」は、第1のコイル素線と、第2のコイル素線と、第3のコイル素線それぞれが巻回するときの、実体が無い中心位置を意味する。
また、第3のコイルバネ部4は、頂部4Bと頂部4Bの間に、第3のコイルバネ部4の巻回中心とは反対方向へ凸状に曲がった曲部7を有する。
また、曲部7の内角は、第3のコイルバネ部4の頂部4Bの内角αよりも大きい。
また、図1に示す中心軸線8は、第1のコイルバネ部2の巻回中心9と、第2のコイルバネ部3の巻回中心9と、第3のコイルバネ部4の巻回中心9とを通り、かつ、第1のコイルバネ部2の巻回半径方向に対して略直交する方向に延びる、実体が無い直線状の軸線である。
また、本明細書で言う「巻回範囲」は、中心軸線に対して略直交する方向における範囲を意味する。
また、第1のコイルバネ部2の巻回中心9と、第2のコイルバネ部3の巻回中心9と、第3のコイルバネ部4の巻回中心9は、中心軸線8において、互いに異なる位置に在る。
すなわち、第1のコイル素線2Aと、第2のコイル素線3Aと、第3のコイル素線4Aは、中心軸線8を中心として互いに同心状に巻回されていることを示している。
また、本発明の脱落防止具において、必ずしも第2のコイルバネ部の第2のコイル素線は略六角形状に巻回されていなくてもよく、例えば略三角形状に巻回されることもできる。
また、第2の端部領域は、必ずしも第1の端部領域の色と異なる色に着色されていなくてもよい。
しかし、第2の端部領域が、第1の端部領域の色と異なる色に着色されていれば、第1の端部領域の位置と第2の端部領域の位置の互いの位置関係を把握し易いので好ましい。
また、第3のコイル素線の第2の端部領域は、必ずしも第2のコイル素線へ向けて延びていなくてもよい。
しかし、第3のコイル素線の第2の端部領域が、第2のコイル素線へ向けて延びていれば、第2の端部領域が第2のコイル素線へ向けて延びていないときよりも第1の端部領域と第2の端部領域が近づくので、本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、さらに第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易いので好ましい。
また、第3のコイル素線の第2の端部領域は、必ずしも第1のコイルバネ部の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びていなくてもよく、また、第3のコイル素線の先端は、必ずしも第2のコイル素線に接触していなくてもよい。
しかし、このような構成であれば、第3のコイルバネ部をナットに向けて本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、ナットに第3のコイル素線が押し付けられるので、第3のコイル素線の先端が第2のコイル素線に押し当てられ、さらにナットの緩みを抑えることができ、好ましい。
また、第3のコイル素線の先端は、中心軸線8が延びる方向と同じ方向において、第2のコイルバネ部3よりも第1のコイルバネ部2から遠い地点に位置していないことが好ましい。
第3のコイル素線の先端が、中心軸線が延びる方向と同じ方向において、第2のコイルバネ部よりも第1のコイルバネ部から遠い地点に位置している場合、第3のコイル素線の第2の端部領域が、第2のコイルバネ部よりも外側すなわち巻回中心から離れた側に位置しており、ソケットレンチを本発明の脱落防止具に被せ難かったり、何かに引っ掛かり易くなったりするからである。
また、第2のコイルバネ部の第2のコイル素線は、必ずしも略六角形状に巻回されていなくてもよく、また、第3のコイルバネ部の第3のコイル素線は、必ずしも略三角形状に巻回されていなくてもよい。
例えば、第2のコイルバネ部の第2のコイル素線は略三角形状に巻回され、第3のコイルバネ部の第3のコイル素線は略六角形状に巻回されることもできる。
しかし、第2のコイルバネ部と第3のコイルバネ部の巻回形状が互いに異なっていれば、使用者は一見して、本発明の脱落防止具の装着方向を判別することができるので好ましい。
また、第3のコイルバネ部は必ずしも、頂部と頂部の間に、第3のコイルバネ部の巻回中心とは反対方向へ凸状に曲がった曲部を有していなくてもよい。
しかし、第3のコイルバネ部が曲部を有していれば、第1のコイルバネ部が拡径して第3のコイルバネ部に当たっても、当たった力を分散することができるので好ましい。
また、第3のコイルバネ部が曲部を有していれば、頂部と頂部の間に曲部がない場合よりも頂部を内側に配置させることができるので、一般の工具例えばソケット工具内に本発明の脱落防止具を収め易くなって一般のソケット工具を使うことが容易となり、また、頂部と頂部の間に曲部がない場合よりもボルトを抑える箇所を多くすることができるので好ましい。
次に、本発明の脱落防止具1を、ネジ溝21Cとネジ山21Dが形成されたボルト21の脚部21Bとナット22に装着する方法を説明する。
図3は、本発明を適用した脱落防止具をナットが装着されたボルトに装着した状態の一例を示す概略図である。
なお、図3において被固定物の図示を省略している。また、ボルト21は頭部21Aを有しており、脚部21Bは頭部21Aから延びている。
本発明の脱落防止具1の第1のコイルバネ部2をボルト21の脚部21Bに押し当てて、例えばソケットレンチを本発明の脱落防止具1の第2のコイルバネ部3に被せる。すなわち、本発明の脱落防止具1の第3のコイルバネ部4をナット22に向ける。
そして、ソケットレンチを押しながら右回転させて、本発明の脱落防止具1を押しながら右回転すなわち本発明の脱落防止具1を締め付ける方向へ回転させる。
そのまま、ソケットレンチを本発明の脱落防止具1の第2のコイルバネ部3に被せた状態でソケットレンチと本発明の脱落防止具1を右回転させ、第3のコイルバネ部4がナット22の上面に当接して、本発明の脱落防止具1が右回転しなくなれば右回転を止める。
本発明の脱落防止具1が右回転しなくなると、ソケットレンチを本発明の脱落防止具1から取外し、図3に示すような状態となる。
このとき、略三角形状に巻回された第3のコイル素線4Aを有する第3のコイルバネ部4がナット22の上面に当接しているので、ナット22の左回転すなわちナット22が緩む方向への回転を抑える力が発生する。
また、このとき、図1に示す、本発明の脱落防止具1をボルト21に装着する前に比べて、図3に示すように、第2のコイル素線3Aの着色された第1の端部領域3Cと、第3のコイル素線4Aの着色された第2の端部領域4Cとが互いに近接しており、本発明の脱落防止具1がしっかりとナット22に当接してボルト21に締め付けられていることを確認することができる。
またこのとき、ナット22に第3のコイル素線4Aが押し付けられるので、第3のコイル素線4Aの先端が第2のコイル素線3Aに押し当てられ、これによって摩擦力が生じ、さらにナット22の緩みを抑えることができる。
以上のように、本発明の脱落防止具は、第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、第2のコイル素線の他の領域の色及び第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部を備えているので、本発明の脱落防止具をボルトに取付けたときに、第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易い。
そして、本発明の脱落防止具がボルトに締め付けられると、第1のコイルバネ部と、第2のコイルバネ部と、第3のコイルバネ部とが拡径して、第1の端部領域と第2の端部領域とが互いに近づいていくが、第1の端部領域と第2の端部領域の位置を把握し易いので、第1の端部領域と第2の端部領域とが互いに接近したことを確認し易くなる。
従って、本発明の脱落防止具を用いることで、締め付け具合を確認し易い。
1 脱落防止具
2 第1のコイルバネ部
2A 第1のコイル素線
3 第2のコイルバネ部
3A 第2のコイル素線
3B 頂部
3C 第1の端部領域
4 第3のコイルバネ部
4A 第3のコイル素線
4B 頂部
4C 第2の端部領域
7 曲部
8 中心軸線
9 巻回中心
21 ボルト
21A 頭部
21B 脚部
21C ネジ溝
21D ネジ山
22 ナット

Claims (5)

  1. 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
    該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
    前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
    前記第2の端部領域は、前記第1の端部領域の色と異なる色に着色された
    脱落防止具。
  2. 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
    該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
    前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
    前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第2のコイル素線へ向けて延びている
    脱落防止具。
  3. 前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第2のコイル素線へ向けて延びている
    請求項1に記載の脱落防止具。
  4. 前記第3のコイル素線の前記第2の端部領域は、前記第1のコイルバネ部の巻回半径方向に対して略直交する方向と同じ方向に延びており、かつ、前記第3のコイル素線の先端は前記第2のコイル素線に接触している
    請求項2または請求項3に記載の脱落防止具。
  5. 略円形状に略同一径で巻回された第1のコイル素線を有する第1のコイルバネ部と、
    該第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の一端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第2のコイル素線を有し、かつ、同第2のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第1の端部領域が、同第2のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第2のコイルバネ部と、
    前記第1のコイルバネ部の前記第1のコイル素線の他端から延びており、かつ、同第1のコイルバネ部の巻回範囲より大きい巻回範囲で、かつ、同第1のコイルバネ部と同心状に、かつ、複数の頂部が同第1のコイルバネ部の巻回中心から互いに略同一の距離に配置された形状である多角形状に巻回された第3のコイル素線を有し、かつ、同第3のコイル素線の先端から所定の範囲の領域である第2の端部領域が、前記第2のコイル素線の他の領域の色及び同第3のコイル素線の他の領域の色と異なる色に着色された第3のコイルバネ部とを備え、
    前記第2のコイルバネ部の前記第2のコイル素線は、略六角形状に巻回されており、
    前記第3のコイルバネ部の前記第3のコイル素線は、略三角形状に巻回されている
    脱落防止具。
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