JP6784081B2 - 光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂及びこれを使用した光ファイバケーブル用スペーサ - Google Patents

光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂及びこれを使用した光ファイバケーブル用スペーサ Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂及びこれを使用した光ファイバケーブル用スペーサに関する。
特許文献1には、光ファイバを収納するらせん溝が外周に設けられる光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂において、該ポリエチレン樹脂は、メルトインデックスが0.01g/10分以上0.30g/10分未満であり、密度が0.941〜0.955g/cmであり、且つ流動比が20〜55であることを特徴とする、光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂が開示されている。
特開平7−333476号公報
近年、通信される情報量の増加により、光ケーブルに対しても伝送容量を高める要求が強くなってきており、一つのケーブルに収納する光ファイバの本数を増やす努力が行われている。収納する光ファイバの本数を増やすためには、ケーブルの外径を大きくすればよいが、布設する配管の径による制約や、ケーブルを巻き取るドラムの大きさによる長さの制限などの問題が生じるため、ケーブルの大きさを大きくせずに収納本数を増やすことが望ましい。
スロットと呼ばれるポリエチレン製スペーサを用いた光ケーブルにおいては、スロットのリブをより細くすることで光ファイバの収納のための空間を広げれば、より多くのファイバを収納することが可能になる。しかしながら、リブを細くすると強度が低下するため、布設時の側圧でリブが変形し、伝送特性に悪影響を与える場合がある。
一方で、光ファイバケーブル用スペーサに高密度のポリエチレン樹脂を使用する場合、密度を高くするとスペーサの表面平滑性が悪化し、伝送特性が悪化する場合がある。また、密度を低くするとスペーサの剛性が低下するため、布設時の側圧でリブ変形が発生し、伝送特性が悪化する場合がある。
本発明は、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを得ることのできるポリエチレン樹脂及びこれを用いた光ファイバケーブル用スペーサを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は、
密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で22%以上24%以下含み、
分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で12%以上18%以下含む。
また、上記の本発明の一態様に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は
重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnが13以上25以下であると好ましい
また、本発明の一態様に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は、
密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
結晶化ピークの半値幅が13℃以上14.5℃以下である。
また、本発明の一態様に係る光ファイバケーブル用スペーサは、引張強度が25MPa以上である本発明の一態様に係るポリエチレン樹脂からなり、JIS B 0601による平均表面粗さが1.2μm以下である。
本発明によれば、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを得ることのできるポリエチレン樹脂及びこれを用いた光ファイバケーブル用スペーサを提供することができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は、
(1)密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で22%以上24%以下含み、
分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で12%以上18%以下含む。
この構成によれば、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを得ることのできるポリエチレン樹脂を提供することができる。
また、上記(1)の本願発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は、
(2)重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnが13以上25以下であると好ましい
この構成によれば、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを得ることのできるポリエチレン樹脂を提供することができる。
また、本願発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂は、
(3)密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
結晶化ピークの半値幅が13℃以上14.5℃以下である。
この構成によれば、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを得ることのできるポリエチレン樹脂を提供することができる。
また、本願発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサは、
(4)引張強度が25MPa以上である(1)〜(3)のいずれか一項に記載のポリエチレン樹脂からなり、JIS B 0601による平均表面粗さが1.2μm以下である。
この構成によれば、強度が強く、表面平滑性の良いスペーサを提供することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂及び当該ポリエチレン樹脂を使用した光ファイバケーブル用スペーサの具体例について説明する。
(第一の実施形態)
図1及び図2に示すように、光ファイバケーブル1は、複数枚の光ファイバテープ心線20と、光ファイバケーブル用スペーサ(以下、スペーサという。)11と、スペーサ11の周囲に縦添え又は横巻きで巻き付けた上巻テープ13と、上巻テープ13で覆ったスペーサ11の外側を被覆する外被14と、を備える。
スペーサ11は、テンションメンバ12が中心部に埋設され、外面側に複数条のスロット溝11aを有するロッドである。スロット溝11aは、テープ心線20を1又は複数枚収容するための溝であり、図2では、5条のスロット溝11aを有する例を挙げている。なお、図1ではスペーサ11のスロット溝11aがSZ状に形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば螺旋状に形成されてもよい。
スペーサ11は、スロット溝11aを形成して他のスロット溝11aとの区分を行うためにスロットリブ11bを有する。つまり、スロット溝11aは、隣り合うスロットリブ11b間の溝である。また、スロット溝11aの形状としては、U字型を挙げているが、本発明はこれに限ったものではなく、例えば矩形型であってもよい。
また、所定のスロット溝11aの位置を識別するために、そのスロット溝11aを区分している所定のスロットリブ11bに、識別マーク11c,11dとして、着色樹脂を付着させておいてもよい。
テンションメンバ12としては、例えば、単鋼線、撚鋼線、繊維強化樹脂線状物単線(FRP単線)、繊維強化樹脂線状物撚り線(FRP撚線)、ポリオキシメチレンのロッドやサーモプラスチック液晶のロッド等から、適宜選択することができる。また、テンションメンバ12は、光ケーブルに要求される抗張力性や電磁波無誘導性等に応じて適宜選択される。
スペーサ11は、テンションメンバ12を除く部分が、密度が0.952g/cm以上であり、分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で22%以上含み、分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で12%以上含む、ポリエチレン樹脂から形成される。高密度(0.952g/cm以上)のポリエチレン樹脂を使用することにより、スロットリブ11bの強度を保つことができる。また、一般的に樹脂の密度を上げると、結晶性が高くなるため表面平滑性は悪化するが、樹脂の分子量分布を広くすることにより結晶化しにくくすることができるため、上記の組成のポリエチレン樹脂を使用することにより、密度が高い樹脂であってもスロットリブ11bの強度を上げるとともにスペーサ11の表面平滑性を良好に保つことが可能となり、伝送特性の悪化を防止することができる。
本実施形態のポリエチレン樹脂の密度は、好ましくは0.952g/cm以上0.970g/cm3以下であり、さらに好ましくは0.952g/cm以上0.965g/cm3以下である。密度が、0.952g/cmより小さい場合、スペーサ11の剛性が低下するため、布設時の側圧でスロットリブ11bの変形が発生し、伝送特性が悪化する。また、密度が、0.970g/cm3より大きい場合、スペーサ11の表面平滑性又は成型性が悪化するおそれがあるため、好ましくない。
また、本実施形態のポリエチレン樹脂は、好ましくは分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で22%以上24%以下含み、分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で12%以上18%以下含む。分子量10000以下のポリエチレンが重量分率で22%より少なく、分子量300000以上のポリエチレンが重量分率で12%より少ない場合、分子量分布が狭くなるため、スペーサ11の表面平滑性を良好に保つことができない。また、分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で24%より多く、分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で18%より多く含む場合、樹脂の製造性が悪化する恐れがあり好ましくない。
本実施形態のポリエチレン樹脂は、重合反応により製造されたポリエチレン樹脂である場合及び、複数種類のポリエチレン樹脂をブレンドして製造されたポリエチレン樹脂である場合の両方を含む。例えば、ポリエチレン樹脂中のポリエチレンの分子内分岐鎖の数を減らすように重合させ、多段重合を行うことにより、本実施形態のポリエチレン樹脂を製造することができる。
上巻テープ13は、一般に不織布をテープ状に形成したものか、或いはPET等の基材と不織布とを貼り合わせたもの等が用いられる。なお、スペーサ11の外周に図示しない粗巻き紐を巻き付けた後に、上巻きテープ13を巻き付けてもよい。外被14は、一般にポリエチレン等の樹脂からなり、押出し成型することで形成される。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態は、構造及び密度自体は上述の第一の実施形態と同様であるが、スペーサ11のテンションメンバ12を除く部分が、密度が0.952g/cm以上であり、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnが13以上である、ポリエチレン樹脂から形成される。
重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnはゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)から求められる。Mw/Mnは、好ましくは13以上28以下であり、より好ましくは13以上25以下である。Mw/Mnが13未満であると、分子量分布が狭くなるため、スペーサ11の表面平滑性を良好に保つことができない。Mw/Mnが28より大きいと、樹脂の製造性が悪化する恐れがあり好ましくない。
本実施形態のポリエチレン樹脂の密度は、第一実施形態の場合と同様に好ましくは0.952g/cm以上0.970g/cm3以下であり、さらに好ましくは0.952g/cm以上0.965g/cm3以下である。また、本実施形態のポリエチレン樹脂は、第一実施形態の場合と同様に重合反応により製造されたポリエチレン樹脂である場合及び、複数種類のポリエチレン樹脂をブレンドして製造されたポリエチレン樹脂である場合の両方を含む。
(第三の実施形態)
本発明の第三の実施形態は、構造及び密度自体は上述の第一の実施形態と同様であるが、スペーサ11のテンションメンバ12を除く部分が、密度が0.952g/cm以上であり、結晶化ピークの半値幅が13℃以上である、ポリエチレン樹脂から形成される。
結晶化ピークの半値幅は、好ましくは13℃以上15℃以下である。13℃未満であると分子量分布が狭くなるため、スペーサ11の表面平滑性を良好に保つことができない。また、15℃より大きいと、樹脂の製造性が悪化する恐れがあり好ましくない。
本実施形態のポリエチレン樹脂の密度は、第一実施形態の場合と同様に好ましくは0.952g/cm以上0.970g/cm3以下であり、さらに好ましくは0.952g/cm以上0.965g/cm3以下である。また、本実施形態のポリエチレン樹脂は、第一実施形態の場合と同様に重合反応により製造されたポリエチレン樹脂である場合及び、複数種類のポリエチレン樹脂をブレンドして製造されたポリエチレン樹脂である場合の両方を含む。
第一〜第三の実施形態のスペーサ11に用いるポリエチレン樹脂の引張強度は、25MPa以上であり、当該実施形態のスペーサ11は、JIS B 0601により測定される平均表面粗さが1.2μm以下である。ポリエチレン樹脂の引張強度は、好ましくは25MPa以上32MPa以下である。25MPaより小さいとスロットリブ11bの強度が不十分となり、32MPaより大きいと平面平滑性が悪くなる恐れがあり好ましくない。また、スペーサ11のJIS B 0601により測定される平均表面粗さは、1.2μm以下であることが好ましく、1.0μm以下であることがより好ましい。
次に、本発明の実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
例1
2.6mmφの鋼線に対して、表1の例1に記載されているような物性値のポリエチレン樹脂を押出被覆し、リブの幅1.5mm、深さ2.3mm、SZ撚りのピッチ500mm、の5条のらせん溝が設けられた、リブ頂部の外径が8.5φのスペーサを成型した。なお、成型時の押出線速は15m/分、スペーサの長さは1000mとした。用いた樹脂の物性値を表1に示す。
なお、表中のMw/Mn、並びに分子量10000以下のポリエチレンの重量分率及び分子量300000以上のポリエチレンの重量分率は、東ソー製、高温GPC測定装置(HLC−8321GPC/HT)により、樹脂の分子量を測定することで求め、詳細な条件は、下記の通りである。
装置:HLC−8321GPC/HT(東ソー製)
カラム:TSKgel guardcolumn H−HR(30)HT(φ7.5mm×7.5cm)(東ソー製)×1本
TSKgel GMR−HR−H(20)HT(φ7.8mm×30cm)(東ソー製)×3本
溶離液:HPLC用1,2,4−トリクロロベンゼン+BHT(0.05%)
流量:1.0mL/min
注入量:0.3mL
カラム温度:140℃
試料濃度:1mg/mL
試料前処理:試料を秤量し、溶媒(0.1%のBHTを添加した1,2,4−トリクロロベンゼン)を加えて140℃で1時間浸透溶解させ測定。
検量線:ポリスチレンを用いた5次近似曲線とし、分子量はQ-ファクターを用いてPE換算分子量にした。
また、結晶化ピークの半値幅は示差走査熱量測定により、下記のような条件で測定した。
装置:示差熱分析装置DSC−50(島津製作所製)
温度プログラム:室温→200℃→0℃(ホールド5分)
昇降温速度:±10℃/分
樹脂の引張降伏応力は、JIS K 7127に従い、JIS2号試験片にて引張速度200mm/分で測定した。密度は、JIS K 7112に準じ、測定した。
例2
表1の例2に記載されているような分子量分布のポリエチレン樹脂を用いた以外は例1と同様にしてスペーサを成型した。
例3
表1の例3に記載されているような分子量分布のポリエチレン樹脂を用いた以外は例1と同様にしてスペーサを成型した。
例4
ポリエチレン樹脂として表1の例4に記載されているような分子量分布のものを用いた以外は例1と同様にしてスペーサを成型した。
例5
ポリエチレン樹脂として表1の例5に記載されているような分子量分布のものを用いた以外は例1と同様にしてスペーサを成型した。
Figure 0006784081
(1)成型性
例1〜例5のスペーサの成型性を確認した。成型性は、スペーサの形が崩れなければ、合格とした。
(2)表面粗さ
スペーサの収納溝底面の表面粗さは、JIS B 0601に準じ、測定速度0.1mm/秒、カットオフ0.8mm、測定長2.4mmの条件で算術平均表面粗さ(Ra;単位μm)を測定した。
(3)スロット巻き付け試験
直径600mmのドラムにスペーサを張力500Nで2層巻き付け、そのあとで繰り出して、スロット同士が重なって接触した部分(1層目と2層目の間)のリブの変形の有無を目視で確認した。変形が確認されれば不合格、確認されなければ合格とした。
例1〜5のスペーサの評価結果を表2に示す。尚、表面粗さの合格基準は、1.2μm以下である。
Figure 0006784081
例1〜例3のスペーサは、成型性、表面粗さ及びスロット巻き付け試験の全てにおいて合格であった。但し、例3の成型性は合格であったが、軽微ではあるものの、部分的にスペ−サの形が崩れている箇所があった。
例4のスペーサは、スロット巻き付け試験の合格基準を満たさなかった。
例5のスペーサは、表面粗さが基準よりも大きくなり、不合格であった。
1:光ケーブル、11:スペーサ、11a:スロット溝、11b:スロットリブ、11c,11d:着色樹脂、12:テンションメンバ、13:上巻テープ、14:光ケーブルの外被、20:テープ心線

Claims (4)

  1. 光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂であって、
    密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
    分子量10000以下のポリエチレンを重量分率で22%以上24%以下含み、
    分子量300000以上のポリエチレンを重量分率で12%以上18%以下含む、
    ポリエチレン樹脂。
  2. 重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mnが13以上25以下である、
    請求項1に記載のポリエチレン樹脂。
  3. 光ファイバケーブル用スペーサに使用するためのポリエチレン樹脂であって、
    密度が0.952g/cm以上0.962g/cm 以下であり、
    結晶化ピークの半値幅が13℃以上14.5℃以下である、
    ポリエチレン樹脂。
  4. 引張強度が25MPa以上である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のポリエチレン樹脂からなり、JIS B 0601による平均表面粗さが1.2μm以下である、光ファイバケーブル用スペーサ。
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