JP6783872B2 - 故障検出方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関し、特に故障検出方法及びデバイスに関する。
機械室が存在しないか、或いは機械室が理想的な位置にないとき、無線ネットワークを低コストで迅速に確立するために、分散型基地局の解決策が提案されている。この解決策では、無線遠隔分散技術を使用することにより、無線遠隔ユニット(RRU)及びベースバンド制御ユニット(BBU)が互いに分離され、ファイバ又はケーブルを使用することにより接続される。デジタル的にサンプリング及び量子化された同相/直交(I/Q)データは、共通公衆無線インタフェース(CPRI)を使用することにより、BBUとRRUとの間で伝送される。
光伝送ネットワーク(OTN)は、BBUとRRUとの間のベアラネットワークとして使用され得る。ネットワークの信頼性を拡張するために、OTNは、一般的にアクティブファイバ及びスタンバイファイバを使用することにより、サービス保護を実行する。図1に示すように、OTNデバイスAに集約された後に、複数のRRUのサービスは、現用経路を使用することによりOTNデバイスBに伝送される。OTNデバイスBは、受信したサービスをBBUに送信する。OTNデバイスAとOTNデバイスBとの間の現用経路が故障した場合、サービスは、保護経路を使用することにより伝送されるように切り替えられ得る。
図2は、従来技術におけるOTNデバイスの故障検出方式の概略図である。図2に示すように、OTNデバイスは、光モジュール及びOTUオーバーヘッド検出モジュールを使用することにより故障を検出し、警告情報を生成し、警告情報を保護切り替え制御モジュールに報告する。警告情報を受信した後に、保護切り替え制御モジュールは、サービスを現用経路から保護経路に切り替える。現用経路が故障した時点からOTNデバイスが故障を検出して警告情報を報告する時点までに比較的長い時間を要し、これは一般的にはミリ秒レベルである。その結果、保護切り替え効率が低い。
このことを鑑みて、本発明の実施例は、低い保護切り替え効率の問題を解決するための故障検出方法及びデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施例は故障検出方法を提供し、光伝送ネットワークOTNデバイスにより、第1のOTNフレームを取得するステップであり、第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含み、ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ステップと、OTNデバイスにより、ペイロード検査情報に従って各ペイロード領域において故障検出を実行するステップとを含む。OTNフレームは複数のペイロード領域に分割され、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報を搬送し、これは、それぞれのペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、OTNデバイスは、部分的なペイロードデータ、例えば、少なくとも1つのペイロードデータを取得したときに故障を検出でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
第1の態様の可能な実現方式では、第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である。第1のOTNフレームは4個の行及びn個の列を含んでもよい。例えば、nは8でもよい。OTNフレームのペイロード領域分割方式は、均等分割でもよく、或いは不均等分割でもよい。故障検出の効率は、異なる領域において検出を実行することにより改善される。
第1の態様の可能な実現方式では、ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するステップは、第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するステップであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、ステップと、それぞれのペイロード検査情報に従って対応するペイロード領域を検査するステップとを含む。第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得したとき、OTNデバイスは、故障検出を実行してもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
第1の態様の可能な実現方式では、OTNデバイスがペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として第1のOTNフレームに存在するとき、方法は、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を取得するステップを更に含む。第1のOTNフレームにおいて故障検出を実行するとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を取得してもよく、完全な第1のOTNフレームを受信せずに故障検出を実現でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
第1の態様の可能な実現方式では、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の空き充填列(idle fill column)を使用することにより搬送される。ペイロード検査情報は、空き充填列を使用することにより搬送され、それにより、OTNフレーム内の空き位置が十分に使用される。
第1の態様の可能な実現方式では、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送されるか、或いはペイロード検査情報は、オーバーヘッド領域の予備フィールドを使用することにより搬送されてもよい。ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が検査されるべきペイロードデータに対応できるという前提で、如何なる方式で搬送されてもよい。
第1の態様の可能な実現方式では、方法は、OTNデバイスにより、第2のOTNフレームを取得するステップであり、第2のOTNフレームは保護経路から取得され、第1のOTNフレームは現用経路から取得される、ステップと、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを別々にバッファリングするステップであり、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である、ステップとを更に含む。第1のOTNフレームのバッファ時間及び第2のOTNフレームのバッファ時間は、故障検出期間において、すなわち、故障の発生から故障警告情報の報告までの期間において、サービスデータがバッファリングされた状態にあるように設定され、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第1の態様の可能な実現方式では、予め設定された故障検出時間は、故障検出がペイロード検査情報に従って実行される時間である。故障検出時間の設定は、OTNデバイスが故障検出を完了する前にOTNフレームがバッファリングされた状態にあることを可能にし、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第1の態様の可能な実現方式では、OTNデバイスが第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを別々にバッファリングするときに、方法は、OTNデバイスにより、第1のOTNフレームと第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、遅延値に従って第1のOTNフレームを第2のOTNフレームと位置合わせするステップを更に含む。例えば、第1のOTNフレームが第2のOTNフレームに比べて時間Tだけ遅延している場合、第2のOTNフレームのバッファ時間は、第1のOTNフレームのものよりTだけ大きい。バッファ時間の設定は、サービスデータの2つのチャネルが違いに位置合わせすることを更に可能にしてもよく、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第1の態様の可能な実現方式では、方法は、第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、OTNデバイスにより、第1のOTNフレームを受信することを選択するステップと、第1のOTNフレームが故障を検出したとき、OTNデバイスにより、第2のOTNフレームを受信することを選択するステップとを更に含む。OTNフレームは、現用経路及び保護経路で伝送され、それにより、サービスの信頼性を改善する。
第2の態様によれば、本発明の実施例は故障検出デバイスを提供し、第1のOTNフレームを取得するように構成された第1の光モジュールであり、第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む、光モジュールと、ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するように構成されたペイロード検査モジュールであり、ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ペイロード検査モジュールとを含む。OTNフレームは複数のペイロード領域に分割され、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報を搬送し、これは、それぞれのペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、第1の光モジュールは、部分的なペイロードデータ、例えば、少なくとも1つのペイロードデータを取得したときに故障を検出でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
第2の態様の可能な実現方式では、第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である。第1のOTNフレームは4個の行及びn個の列を含んでもよい。例えば、nは8でもよい。OTNフレームのペイロード領域分割方式は、均等分割でもよく、或いは不均等分割でもよい。故障検出の効率は、異なる領域において検出を実行することにより改善される。
第2の態様の可能な実現方式では、デバイスは、第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するように構成されたOTUフレーム検索モジュールであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、OTUフレーム検索モジュールを更に含み、ペイロード検査モジュールは、それぞれのペイロード検査情報に従って対応するペイロード領域を検査するように構成される。OTUフレーム検索モジュールが第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得したとき、ペイロード検査モジュールは、故障検出を実行してもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
第2の態様の可能な実現方式では、OTUフレーム検索モジュールは、ペイロード検査モジュールがペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として第1のOTNフレームに存在するとき、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を取得するように更に構成される。ペイロード検査モジュールが第1のOTNフレームにおいて故障検出を実行するとき、OTUフレーム検索モジュールは、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を取得してもよく、完全な第1のOTNフレームを受信せずに故障検出を実現でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
第2の態様の可能な実現方式では、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の空き充填列を使用することにより搬送される。ペイロード検査情報は、空き充填列を使用することにより搬送され、それにより、OTNフレーム内の空き位置が十分に使用される。
第2の態様の可能な実現方式では、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送されるか、或いはペイロード検査情報は、オーバーヘッド領域の予備フィールドを使用することにより搬送されてもよい。ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が検査されるべきペイロードデータに対応できるという前提で、如何なる方式で搬送されてもよい。
第2の態様の可能な実現方式では、デバイスは、第2の光モジュールと、バッファリング位置合わせモジュールとを更に含み、第2の光モジュールは、第2のOTNフレームを取得するように構成され、第2のOTNフレームは保護経路から取得され、第1のOTNフレームは現用経路から取得され、バッファリング位置合わせモジュールは、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを別々にバッファリングするように構成され、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である。第1のOTNフレームのバッファ時間及び第2のOTNフレームのバッファ時間は、故障検出期間において、すなわち、故障の発生から故障警告情報の報告までの期間において、サービスデータがバッファリングされた状態にあるように設定され、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第2の態様の可能な実現方式では、予め設定された故障検出時間は、ペイロード検査モジュールがペイロード検査情報に従って故障検出を実行する時間である。故障検出時間の設定は、OTNデバイスが故障検出を完了する前にOTNフレームがバッファリングされた状態にあることを可能にし、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第2の態様の可能な実現方式では、バッファリング位置合わせモジュールは、第1のOTNフレームと第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、遅延値に従って第1のOTNフレームを第2のOTNフレームと位置合わせするように更に構成される。例えば、第1のOTNフレームが第2のOTNフレームに比べて時間Tだけ遅延している場合、第2のOTNフレームのバッファ時間は、第1のOTNフレームのものよりTだけ大きい。バッファ時間の設定は、サービスデータの2つのチャネルが違いに位置合わせすることを可能にしてもよく、それにより、サービスのロスのない切り替えを実現する。
第2の態様の可能な実現方式では、デバイスは、第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、第1のOTNフレームを受信するように構成され、第1のOTNフレームが故障を検出したとき、第2のOTNフレームを受信するように更に構成されたセレクタを更に含む。OTNフレームは、現用経路及び保護経路で伝送され、それにより、サービスの信頼性を改善する。
第3の態様によれば、本発明の実施例は光伝送ネットワークOTNデバイスを提供し、光モジュールと、OTN処理チップとを含み、OTNデバイスが実行しているときに、OTN処理チップは、予め設定されたプログラムコードを実行し、それにより、OTNデバイスが第1の態様又は第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行する。
第4の態様によれば、本発明の実施例は光伝送ネットワークOTNデバイスを提供し、制御及び通信モジュールと、光モジュールと、OTN処理チップとを含み、制御及び通信モジュールは、光モジュール及びOTN処理チップに接続され、光モジュール及びOTN処理チップを設定するように構成され、OTNデバイスが実行しているときに、OTN処理チップは、制御及び通信モジュールの設定によって、予め設定されたプログラムコードを実行し、それにより、OTNデバイスが第1の態様又は第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行する。
本発明の実施例において提供される技術的解決策によれば、OTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域に分割され、ペイロード検査情報は、各ペイロード領域に構成され、ペイロード領域を検査するために使用され、それにより、故障検出が迅速に実行できる。さらに、サービスデータはバッファリングされてもよく、それにより、故障の発生から保護切り替えの完了までに伝送されるサービスデータがロスのないものになる。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、背景技術又は実施例を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。
従来技術におけるCPRIサービスを搬送するOTNのネットワークアーキテクチャ図である。 従来技術におけるOTNデバイスの故障検出方式の概略図である。 本発明の実施例によるOTNデバイスのハードウェア構成の概略図である。 本発明の実施例によるOTNデバイスのハードウェア構成の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのフレーム概略構成図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。 本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。 本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。 本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。 本発明の実施例によるバッファリング位置合わせモジュールの論理概略構成図である。 本発明の実施例による故障検出方法の例のフローチャートである。 本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。
本発明の目的、技術的解決策及び利点をより明確に且つより分かりやすくするために、以下に、添付図面及び実施例を参照して本発明について詳細に更に説明する。
本発明の実施例は、伝送ネットワーク、例えば、OTNに適用されてもよい。本発明の実施例におけるOTNネットワークは、CPRIサービスを搬送するように構成されてもよいが、本発明の実施例は、CPRIサービスを搬送する適用シナリオに限定されない。
図3a及び図3bは、本発明の実施例によるOTNデバイスのハードウェア構成の概略図である。図3aに示すように、OTNデバイスは、複数のタイプのカスタマサービスインタフェース、例えば、非同期伝送モード(ATM)インタフェース、イーサーネットインタフェース、CPRIインタフェース及び同期デジタルハイアラーキ(SDH)インタフェースを提供してもよい。例えば、CPRIインタフェースは、ベースバンド制御ユニット(BBU)及び無線遠隔ユニット(RRU)のようなデバイスに接続するように構成されてもよい。OTNデバイスは、電気クロスコネクトデバイスでもよく、光チャネルデータユニット(ODU)クロスコネクトボードを使用することにより、ODUk電気クロスコネクト機能を完成させ、kは異なるレートを表す0、1、2、3、4、flex又はCnでもよい。明らかに、カスタマサービスは、ODUクロスコネクトなしにトリビュータリボード(tributary board)から回路基板に直接入ってもよい。光多重部処理ボードは、回路基板上で複数の波長信号を多重する。光伝送部処理ボードは、多重された複数の波長信号を主光チャネルに送信する。
OTNデバイスは、光クロスコネクトデバイスでもよく、光チャネル(OCh)クロスコネクトボードを使用することにより、OCh光クロスコネクトを完成させる。図3bに示すように、OTNは、光電ハイブリッド型クロスコネクトデバイスでもよく、すなわち、ODU電気クロスコネクトは、ODUクロスコネクトボードを使用することにより完成する。さらに、OCh光クロスコネクトは、OChクロスコネクトボードを使用することにより完成する。例えば、ODUサービスについて、電気クロスコネクトは、ODUクロスコネクトボードを使用することにより実行され、波長レベルのサービスについて、光クロスコネクトは、OChクロスコネクトボードを使用することにより実行される。任意選択で、OTNデバイスは、ODUクロスコネクトボードもOChクロスコネクトボードも含まなくてもよく、すなわち、OTNデバイスは、端末多重デバイスである。
本発明の実施例では、OTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域に分割され、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報を搬送し、各ペイロード領域のペイロード検査情報は、ペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、ネットワークが故障しているか否かを検出する。本発明の実施例の技術的解決策は、前述の形式のいずれか1つのOTNデバイスに適用されてもよい。これは、故障検出時間を低減し、保護切り替え効率を改善し得る。
図4は、本発明の実施例によるOTNフレームのフレーム概略構成図である。図4に示すように、OTNフレームは、オーバーヘッド(OH)領域と、光チャネルペイロードユニット(OPU)ペイロードと、前方誤り訂正(FEC)とを含む4個の行及び4048個の列の構成でもよい。オーバーヘッド領域は、光チャネル伝送ユニット(OTU)オーバーヘッドと、ODUオーバーヘッドと、OPUオーバーヘッドと、ヘッダ位置合わせオーバーヘッドとを主に含む。任意選択で、OTNフレームはFECを含まなくてもよい。ヘッダ位置合わせオーバーヘッドは、OTNフレームの開始位置を示すために使用され、フレーム位置合わせ信号(FAS))と、マルチフレーム位置合わせ信号(MFAS)とを含む。
図5a、図5b、図6a、図6b、図7a、図7b、図8a及び図8bは、本発明の実施例によるOTNフレームのペイロード領域分割の概略図である。図5a〜図8bにおけるOTNフレーム内のオーバーヘッド(OH)領域は、OTUオーバーヘッド、ODUオーバーヘッド、OPUオーバーヘッド等を含んでもよい。OTNフレーム内のOPUペイロード領域は、4*n(nはOTNフレームが分割される列の数である)個の検査対象の領域、例えば、図5aにおけるペイロードデータ1、ペイロードデータ2、…及びペイロードデータ4nに分割されてもよい。さらに、各検査対象の領域の後に対応するペイロード検査情報、例えば、図5aにおけるペイロード検査情報1、ペイロード検査情報2、…及びペイロード検査情報4nが追加される。ペイロード検査情報1は、ペイロードデータ1を検査するために使用され、ペイロード検査情報2は、ペイロードデータ2を検査するために使用され、…ペイロード検査情報4nは、ペイロードデータ4nを検査するために使用され、nは1以上の正の整数である。例えば、nが8に等しい場合、OPUペイロード領域は32個の検査対象の領域に分割される。図5bと図5aとの違いは、図5bにおけるOTNフレームがFECを含まないことである。図6aのOTNフレームは、nが1のとき、すなわち、OTNフレームが1つの列に分割されるときの図5aにおけるOTNフレームである。図6bと図6aとの違いは、図6bにおけるOTNフレームがFECを含まないことである。OTNフレームのオーバーヘッド(OH)内の予備ビットは、ペイロードデータを更に搬送してもよい。この場合、第1の列の検査対象の領域は、例えば、図7a及び図7bに示すようにオーバーヘッド(OH)領域を更に含んでもよい。OTNフレーム内のOPUペイロード領域は、2n(nはOTNフレームが分割される列の数である)個の検査対象の領域に更に分割されてもよい。例えば、図8a及び図8bに示すように、nが1のとき、すなわち、OTNフレームが1つの列に分割されるとき、検査対象の領域は、ペイロードデータ1及びペイロードデータ2を含み、対応するペイロード検査情報は、ペイロード検査情報1及びペイロード検査情報2である。任意選択で、本発明のこの実施例では、OTNフレームのOPUペイロード領域は、他の数の検査対象の領域、例えば、n、3n又は5n(nはOTNフレームが分割される列の数である)個に更に分割されてもよい。原理は前述の実施例のものと同様であり、詳細はここでは再び説明しない。ペイロード検査情報は、1バイトを占有してもよく、巡回冗長コード8(CRC8)、ビットインターリーブされたパリティ8コード(BIP8)等でもよく、OPUペイロードデータに対して誤り検出を実行するために使用される。ペイロード検査情報は、OPUの空き充填列を使用することにより搬送されてもよく、予備OPUペイロードデータ列を使用することにより搬送されてもよく、或いはオーバーヘッド領域の予備フィールドを使用することにより搬送されてもよい。OTNフレームは、検査対象の領域に均等又は不均等に分割されてもよい。任意選択で、ペイロード検査情報は、対応する検査対象の領域内、すなわち、ペイロードデータの前に設定されてもよい。本発明のこの実施例は、OTNフレームの前述のペイロード領域分割方式に限定されない。
図9は、本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。図9に示すOTNデバイスは、光モジュール11と、ペイロード検査モジュール13とを含む。
光モジュール11は、第1のOTNフレームを取得するように構成され、第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。
光モジュール11は、受信したサービスデータに対して光電気変換を実行し、サービスデータをOTNフレームに変換するように構成される。光モジュール11は、カスタマ装置からサービスデータを受信し、サービスデータを第1のOTNフレームに変換してもよい。例えば、カスタマ装置がBBU又はRRUであり、サービスデータがCPRIサービスである場合、光モジュール11は、CPRIサービスを第1のOTNフレームに変換する。光モジュール11は、アップストリームOTNデバイスからサービスデータを受信し、サービスデータを第1のOTNフレームに変換してもよい。第1のOTNフレームは、OTUフレーム、ODUフレーム、OPUフレーム等を含んでもよい。第1のOTNフレームは異なる信号レートを含んでもよい。例えば、OTUkについて、kの値は1、2、3及び4でもよく、それぞれ2.5G、10G、40G及び100Gのレートを表す。
第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含んでもよく、各ペイロード領域はペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。ペイロードデータは検査対象の領域であり、ペイロード検査情報は、ペイロードデータを検査するために使用される。ペイロード領域分割は、OTNフレームを形成するいずれかの処理手順において実現されてもよい。ペイロード検査情報の追加もまた、OTNフレームを形成するいずれかの処理手順において実現されてもよい。例えば、分割及び追加は、低次ODUが高次OPUにマッピングされた後に実現されるか、或いはOTNフレームのオーバーヘッド処理手順において実現される。任意選択で、第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である。第1のOTNフレームのペイロード領域分割方式及びペイロード検査情報搬送方式については、図5a〜図8bに示す実施例を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
ペイロード検査モジュール13は、ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するように構成され、ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される。
OTNデバイスの故障検出は、ペイロード検査モジュール13を使用することにより実現されてもよい。第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含んでもよく、各ペイロード領域に含まれるペイロードデータは検査対象の領域である。ペイロード領域内のペイロードデータは、ペイロード領域に含まれるペイロード検査情報を使用することにより検査されてもよく、それにより、故障検出を実現する。例えば、CRC8検査が第1のOTNフレームに対して実行される。CRC8処理は、バイトを単位として使用することにより、各ペイロード領域のペイロードデータに対して実行され、CRC8検査検出値を取得する。さらに、CRC8ペイロード検査情報は、検査されたペイロードデータから抽出される。CRC8処理を通じて取得されたCRC8検査検出値は、ペイロードデータが正確であるか否かを取得するために、抽出されたCRC8ペイロード検査情報と比較される。例えば、CRC8検査検出値及び抽出されたCRC8ペイロード検査情報が同じである場合、又はCRC8検査検出値と抽出されたCRC8ペイロード検査情報との間の差が予め設定された閾値以下である場合、ペイロードデータは正確である。ペイロードデータのビット誤り率が特定の値に到達したとき、警告情報が報告されてもよい。ビット誤り率は、1つのペイロード領域のビット誤り率でもよく、或いは複数のペイロード領域のビット誤り率の平均値でもよい。任意選択で、ペイロードデータは、BIP8のような検査方式で検査されてもよい。OTNフレームのペイロード領域に対する別々の処理によって、OTNフレームの部分的なペイロードデータが受信されたとき、検査は、全体のOTNフレームを受信せずに部分的なペイロードデータに対応するペイロード検査情報に従って実行されてもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
OTNデバイスは、アクティブ・スタンバイ保護方式でサービスデータを保護し、例えば、現用経路及び保護経路を使用することにより、サービスデータを伝送してもよい。図10a及び図10bは、本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。図10aに示すように、光モジュール11、OTUフレーム検索モジュール12及びペイロード検査モジュール13は、現用経路におけるサービスデータに対して関係する処理を実行してもよい。光モジュール21、OTUフレーム検索モジュール22及びペイロード検査モジュール23は、保護経路におけるサービスデータに対して関係する処理を実行してもよい。OTNデバイスは、保護切り替え制御モジュール31と、セレクタ32とを更に含んでもよい。光モジュール11及び光モジュール21は独立した同一の回路モジュールでもよく、或いは1つの回路モジュールに統合されてもよい。同様に、OTUフレーム検索モジュール12及びOTUフレーム検索モジュール22は独立した同一の回路モジュールでもよく、或いは1つの回路モジュールに統合されてもよく、ペイロード検査モジュール13及びペイロード検査モジュール23は独立した同一の回路モジュールでもよく、或いは1つの回路モジュールに統合されてもよい。
任意選択で、OTUフレーム検索モジュール12は、第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するように構成され、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応し、ペイロード検査モジュール13は、それぞれのペイロード検査情報に従って対応するペイロード領域を検査するように構成される。OTUフレーム検索モジュール12は、第1のOTNフレームのヘッダ位置合わせオーバーヘッドパターンを検索してもよい。ヘッダ位置合わせオーバーヘッドは、FAS又はMFASのうち少なくとも1つを含んでもよい。例えば、FASのパターンはF6F62828でもよい。ヘッダ位置合わせオーバーヘッドパターンが見つかった後に、すなわち、第1のOTNフレームのヘッダが見つかった後に、第1のOTNフレームのペイロード領域が位置してもよい。ヘッダを見つけることができない場合、フレーム誤りを表すフレームのロス(Loss of Frame, LOF)が更に報告されてもよい。ペイロード検査モジュール13がペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として第1のOTNフレームに存在するとき、OTUフレーム検索モジュール12は、第1のOTNフレームから未検査のペイロード領域を更に取得してもよい。第1のOTNフレームにおいて故障検出を実行するとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレームにおいて他の未検査のペイロード領域を受信してもよく、完全な第1のOTNフレームを受信せずに故障検出を実行でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
光モジュール11は、第1のOTNフレームを取得するように構成される。光モジュール21は、第2のOTNフレームを取得するように構成されてもよい。光モジュール11は、現用経路でサービスデータを受信してもよい。光モジュール21は、保護経路でサービスデータを受信してもよい。第2のOTNフレームは保護経路から取得される。第1のOTNフレームは現用経路から取得される。第1のOTNフレームは、現用経路でサービスデータを搬送する。第2のOTNフレームは、保護経路でサービスデータを搬送する。第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームで搬送されるサービスデータは同じでもよい。操作経路が通常状態にあるとき、サービスデータは、セレクタ32を使用することにより、現用経路から受信されてもよい。現用経路が故障したとき、サービスデータは、セレクタ32を使用することにより、保護経路から受信されてもよい。
任意選択で、図10bに示すように、OTNデバイスの故障検出は、OTUオーバーヘッド検出モジュール14及びOTUオーバーヘッド検出モジュール24の一方又は双方を使用することにより更に実現されてもよく、或いは光モジュール11及び光モジュール21の一方又は双方により実現されてもよい。本発明のこの実施例では、OTUオーバーヘッド検出モジュール14及び光モジュール11が説明のための例として使用される。例えば、OTUフレーム検索モジュール12がOTNフレームヘッダ位置合わせを実行した後に、OTUオーバーヘッド検出モジュール14は、第1のOTNフレームのオーバーヘッド情報を取得し、第1のOTNフレームのオーバーヘッド情報に従って全体の第1のOTNフレームのペイロードデータを検査する。例えば、第1のOTNフレームのオーバーヘッド情報は、BIP8検査値を搬送してもよい。OTUオーバーヘッド検出モジュール14は、ペイロードデータに対してBIP8検査を実行する。OTUオーバーヘッド検出が実行されるとき、現在フレームのBIP8検査値は、現在フレームに続く第2のフレームのオーバーヘッド位置に設定される。したがって、ペイロード検査は、現在フレームに続く第2のフレームが取得及び受信された後、且つ、全体のOTNフレームのペイロードデータが読み取られた後に実現できる。したがって、ペイロード検査モジュール13を使用することにより故障検出を実行することに比べて、OTUオーバーヘッド検出モジュール14を使用することにより実行される検出は比較的低い効率を有する。光モジュール11は、光信号が受信されたか否かを検出することにより、故障が発生したか否かを決定してもよく、OTNフレーム内のペイロードデータを検出できない。検出効率もまた、比較的低い。
保護切り替え制御モジュール31は、光モジュール11、光モジュール21、OTUオーバーヘッド検出モジュール14、OTUオーバーヘッド検出モジュール24、ペイロード検査モジュール13又はペイロード検査モジュール23のうちいずれか1つ以上から故障警告情報を受信し、故障警告情報をセレクタ32に送信するように構成される。セレクタ32は、受信した故障警告情報に従ってサービスデータ保護切り替えを実行するように構成される。例えば、故障警告情報を受信する前に、セレクタ32は、現用経路からサービスデータを受信し、故障警告情報を受信した後に、セレクタ32は、保護経路からサービスデータを受信する。本発明のこの実施例では、光モジュール11、光モジュール21、OTUオーバーヘッド検出モジュール14、OTUオーバーヘッド検出モジュール24、ペイロード検査モジュール13及びペイロード検査モジュール23は、併せて故障検出モジュールと呼ばれる。これらのモジュールは独立した同一の回路モジュールでもよく、或いは1つの回路モジュールに統合されてもよい。任意選択で、OTNデバイスの保護切り替え制御モジュール31のために保護切り替えタイプが設定されてもよい。例えば、自動切り替え又は強制切り替えが設定されてもよい。自動切り替えが設定された場合、保護切り替えは、故障検出モジュールにより報告された警告情報に従って自動的に実行される。強制切り替えが設定された場合、いずれかの予め設定された場合に強制切り替えが実行されてもよい。
任意選択で、保護切り替えプロセスにおけるサービスデータのロスのない切り替えを実現するために、バッファリング位置合わせがサービスデータに対して更に実行されてもよい。バッファリング位置合わせモジュール15及びバッファリング位置合わせモジュール25は、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームに対してバッファリング位置合わせを別々に実行する。例えば、バッファリング位置合わせモジュール15は、第1のOTNフレームのデータをバッファリングしてもよい。バッファリング位置合わせモジュール25は、第2のOTNフレームのデータをバッファリングしてもよい。バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である。バッファリング位置合わせモジュール15及びバッファリング位置合わせモジュール25は、第1のOTNフレームと第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、遅延値に従って第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームの遅延設定を実行するように構成され、それにより、第1のOTNフレームが第2のOTNフレームと位置合わせされる。故障検出時間は、光モジュール、OTUオーバーヘッド検出モジュール又はペイロード検査モジュールのうちいずれか1つの故障検出時間でもよく、複数のタイプの故障検出モジュールの故障検出時間の中で最短の故障検出時間でもよく、或いはユーザにより予め設定された時間でもよい。
図11は、本発明の実施例によるバッファリング位置合わせモジュールの論理概略構成図である。図11に示すように、遅延測定は、アクティブサービスデータ及びスタンバイサービスデータ、例えば、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームに対して別々に実行される。次に、遅延設定がサービスデータの2つのチャネルに対して実行され、それにより、サービスデータの2つのチャネルがバッファ領域に入った後に位置合わせされる。遅延測定方式は、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームのヘッダ識別子の間の遅延を比較することにより実現されてもよい。ヘッダ識別子はFAS及び/又はMFASでもよい。第1のOTNフレームのヘッダ識別子(例えば、FAS及びMFASがある位置は0である)を開始位置として使用することにより、カウントが始められる。第2のOTNフレームのヘッダ位置合わせ識別子(例えば、FAS及びMFASがある位置は0である)が到達したとき、カウントが停止し、カウント値t_cntを取得する。カウント値t_cntがカウント周期Tの半分未満である場合、第1のOTNフレームに対する第2のOTNフレームの遅延の遅延値はt_cntである。カウント値t_cntがカウント周期Tの半分より大きい場合、第2のOTNフレームに対する第1のOTNフレームの遅延の遅延値はT-t_cntである。遅延設定は、サービスデータの2つのチャネルの遅延値及び故障検出時間を参照して実行されてもよい。例えば、第2のOTNフレームに対する第1のOTNフレームの遅延の遅延値がt2であり、故障検出時間がt1であるとき、第1のOTNフレームのデータバッファリングのために設定される遅延値はt1であり、第2のOTNフレームのデータバッファリングのために設定される遅延値はt1+t2である。任意選択で、xtの遅延値がサービスデータの2つのチャネルのために設定された双方の遅延値に更に追加されてもよく、xtはOTNデバイスにより設定された遅延値でもよく、故障警告情報のために生成された予備時間である。故障警告時間を生成する時間が常にt1である場合、xtは0でもよい。データ位置合わせは、バッファリングされたデータに対する書き込み操作及び読み取り操作を用いて実現されてもよい。バッファリングされたデータに対する書き込み操作の実現方式は以下の通りでもよい。入力データがヘッダであるとき、データは予め設定されたアドレスに書き込まれ、アドレスの昇順にバッファ領域に書き込まれる。データの2つのチャネルのヘッダは、そのデータ位置合わせを確保するために、同じアドレスに書き込まれてもよい。バッファ領域は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory, RAM)を使用することにより実現されてもよい。バッファ領域のサイズは、設定された遅延値により決定される。より大きい遅延値は、バッファ領域のより大きい記憶容量を示す。バッファリングされたデータに対する読み取り操作の実現方式は以下の通りでもよい。セレクタにより現在選択されているサービスデータのチャネルに対応するバッファ領域にデータが存在する場合、データはサービスデータの2つのチャネルに対応するバッファ領域内の同じアドレスからのものである。或いは、セレクタにより現在選択されているサービスデータのチャネルに対応するバッファ領域にデータが存在しない場合、データは読み取られない。サービスデータの2つのチャネルが読み取られた後に、セレクタは、サービスデータの2つのチャネルのうち一方を受信するように選択してもよい。
図9、図10a及び図10bに示すOTNデバイスは独立したOTNデバイスでもよく、或いはOTNデバイス内の回路モジュールでもよく、例えば、OTNデバイス内にあるトリビュータリボード、ODUクロスコネクトボード、回路基板、OChクロスコネクトボード、光多重部処理ボード又は光伝送部処理ボードのうち1つ以上において実現される。本発明のこの実施例では、光モジュール、OTUフレーム検索モジュール、ペイロード検査モジュール、OTUオーバーヘッド検出モジュール、バッファリング位置合わせモジュール、保護切り替え制御モジュール、セレクタ等は、独立した回路モジュールを使用することにより実現されてもよく、或いは統合された回路モジュールを使用することにより実現されてもよい。
本発明のこの実施例では、OTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域に分割される。各ペイロード領域はペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。各ペイロード領域内のペイロード検査情報は、ペイロード領域内のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、故障検出を実現する。OTNフレームの少なくとも1つのペイロード領域が取得された後に、ペイロード検査がOTNフレームに対して実行されてもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
図12は、本発明の実施例による故障検出方法の例のフローチャートである。図12に示すように、方法は、伝送デバイス、例えば、OTNデバイスにより実行されてもよい。方法は以下のステップを含む。
S1201:光伝送ネットワークOTNデバイスは、第1のOTNフレームを取得し、第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。
OTNデバイスは、カスタマ装置又は伝送デバイスから第1のOTNフレームを取得してもよい。カスタマ装置は、ATMデバイス、SDHデバイス、CPRIデバイス等でもよい。伝送デバイスは、アップストリームOTNデバイスでもよい。
第1のOTNフレームのデータフレームフォーマットについては、図4〜図8bに示す実施例を参照する。第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である。第1のOTNフレームはペイロード領域の4個の行及びn個の列を含んでもよい。例えば、nが8であるとき、第1のOTNフレームは32個のペイロード領域を含む。各ペイロード領域はペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。ペイロードデータは検査対象の領域であり、ペイロード検査情報は、ペイロードデータを検査するために使用される。任意選択で、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の空き充填列を使用することにより搬送されてもよく、ペイロード検査情報は、ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送されてもよく、或いはペイロード検査情報は、オーバーヘッド領域の予備フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1のOTNフレームのペイロード領域分割方式及びペイロード検査情報搬送方式については、図5a〜図8bに示す実施例を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
S1202:ペイロード検査情報に従って故障検出を実行し、ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される。
OTNデバイスの故障検出は、以下の方式のいずれか1つで実現されてもよい。OTNデバイスの故障検出は、ペイロード領域で搬送されたペイロード検査情報を使用することにより実現されてもよく、オーバーヘッド領域で搬送されたペイロード検査情報を使用することにより実現されてもよく、或いは光モジュールの検出機能を使用することにより実現されてもよい。OTNデバイスの故障検出がペイロード領域で搬送されたペイロード検査情報を使用することにより実現されるとき、OTNフレームのペイロード領域は、別々の検出のために複数の検査対象の領域に分割されてもよい。OTNデバイスの故障検出がオーバーヘッド領域で搬送されたペイロード検査情報を使用することにより実現されるとき、全体のOTNフレームのペイロード領域は、全体として検出されるか、或いはOTNフレームのペイロード領域は、別々の検出のために複数の検査対象の領域に分割されてもよい。検出が光モジュールを使用することにより実行されるとき、故障が発生したか否かは、光モジュールが光信号を受信したか否かを決定することにより決定されてもよい。ペイロード検査情報は、CRC8検査値、BIP8検査値等でもよい。任意選択で、ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得し、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応し、それぞれのペイロード検査情報に従って対応するペイロード領域を検査する。OTNデバイスがペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として第1のOTNフレームに存在するとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を更に取得してもよい。本発明のこの実施例では、OTNフレームは複数のペイロード領域に分割される。故障検出は、OTNフレームの部分的なペイロードデータ、例えば、少なくとも1つのペイロード領域が取得された後に実現されてもよく、それにより、検出効率を改善する。
OTNデバイスは、アクティブ・スタンバイ保護方式でサービスデータを保護し、現用経路から第1のOTNフレームを取得し、保護経路から第2のOTNフレームを取得してもよい。第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームで搬送されるサービスデータは同じでもよい。第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレームを受信することを選択し、第1のOTNフレームが故障を検出したとき、OTNデバイスは、第2のOTNフレームを受信することを選択する。保護切り替えプロセスにおいてサービスデータのロスのない切り替えを実現するために、バッファリング位置合わせがサービスデータに対して更に実行されてもよい。OTNデバイスは、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを取得し、第2のOTNフレームは保護経路から取得され、第1のOTNフレームは現用経路から取得され、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを別々にバッファリングし、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である。任意選択で、予め設定された故障検出時間は、故障検出がペイロード検査情報に従って実行される時間である。バッファ時間の設定は、データの2つのチャネルの間の位置合わせを更に確保してもよい。OTNデバイスは、第1のOTNフレームと第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、遅延値に従って第1のOTNフレームを第2のOTNフレームと位置合わせする。例えば、第1のOTNフレームが第2のOTNフレームに比べてt2だけ遅延しており、故障検出時間がt1である場合、第1のOTNフレームのために設定されるバッファ時間はt1であり、第2のOTNフレームのために設定されるバッファ時間はt1+t2である。
図12に示す方法は、図9、図10a及び図10bに示すOTNデバイスにより実行されてもよい。図12に示すステップについて、図9、図10a及び図10bに示すOTNデバイスのモジュールにより実行されるステップを参照する。本発明のこの実施例では、OTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域に分割される。各ペイロード領域はペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。各ペイロード領域内のペイロード検査情報は、ペイロード領域内のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、故障検出を実現する。OTNフレームの少なくとも1つのペイロード領域が取得された後に、ペイロード検査は、OTNフレームに対して実行されてもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
図13は、本発明の実施例によるOTNデバイスの概略構成図である。図13に示すように、OTNデバイス1300は、制御及び通信モジュール1301と、光モジュール1302と、OTN処理チップ1303とを含む。
制御及び通信モジュール1301は、中央処理装置(Central Processing Unit, CPU)及びメモリを含んでもよい。制御及び通信モジュール1301は、光モジュール1302及びOTN処理チップ1303に接続され、光モジュール1302及びOTN処理チップ1303に対して関係する設定を実行し、例えば、保護切り替えモードを設定し、警告検出時間を設定し、クロックレートを設定してもよい。制御及び通信モジュール1301は、いくつかの共通の設定を実行してもよい。これは、いくつかの適用シナリオでは省略されてもよい。
光モジュール1302は光トランシーバでもよく、光電子デバイス、機能回路、光インタフェース等を含んでもよい。光電子デバイスは、半導体レーザ、発光ダイオード、光検出ダイオード等を含んでもよい。機能回路は、駆動回路、光パワー自動制御回路、変調回路等を含んでもよい。光モジュール1302は、受信した光信号を電気信号に変換するか、或いは電気信号を光信号に変換するように構成されてもよい。例えば、光モジュール1302は、第1のOTNフレームを取得するように構成され、第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。光モジュール1302は、受信したサービスデータに対して光電気変換を実行し、サービスデータをOTNフレームに変換してもよい。図9、図10a及び図10bにおける光モジュールは、図13における光モジュールと同じ回路モジュールでもよい。
OTN処理チップ1303は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array, FPGA)又は少なくとも1つの集積回路を使用することにより実現されてもよい。図9、図10a及び図10bにおけるOTUフレーム検索モジュール、ペイロード検査モジュール、OTUオーバーヘッド検出モジュール、バッファリング位置合わせモジュール、保護切り替え制御モジュール、セレクタ等は、OTN処理チップ1303に配置された回路モジュールでもよい。OTN処理チップ1303は、いくつかの特定の処理を実行してもよく、例えば、プログラムコードをOTN処理チップ1303に書き込み、本発明のこの実施例の技術的解決策を実現してもよい。OTN処理チップ1303は、ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するように構成され、ペイロード検査情報は、ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される。任意選択で、OTN処理チップ1303は、第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得し、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応し、それぞれのペイロード検査情報に従って対応するペイロード領域を検査するように構成される。OTN処理チップ1303がペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として第1のOTNフレームに存在するとき、OTN処理チップ1303は、第1のOTNフレーム内の未検査のペイロード領域を更に取得してもよい。したがって、故障検出が実行されるとき、第1のOTNフレーム内の他の未検査のペイロード領域が取得されてもよい。故障検出は、完全なOTNフレームを受信せずに実現でき、それにより、故障検出の効率を改善する。
任意選択で、第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である。ペイロード検査情報は、ペイロード領域の空き充填列を使用することにより搬送されてもよく、ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送されてもよく、或いはペイロード検査情報は、オーバーヘッド領域の予備フィールドを使用することにより搬送されてもよい。
OTNデバイス1300は、アクティブ・スタンバイ保護方式でサービスデータを保護し、現用経路から第1のOTNフレームを取得し、保護経路から第2のOTNフレームを取得してもよい。第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームで搬送されるサービスデータは同じでもよい。第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、OTNデバイスは、第1のOTNフレームを受信することを選択し、第1のOTNフレームが故障を検出したとき、OTNデバイスは、第2のOTNフレームを受信することを選択する。保護切り替えプロセスにおいてサービスデータのロスのない切り替えを実現するために、OTNデバイスは、光モジュール1302を使用することにより、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを取得し、第2のOTNフレームは保護経路から取得され、第1のOTNフレームは現用経路から取得され、第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームを別々にバッファリングし、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である。任意選択で、予め設定された故障検出時間は、OTN処理チップ1303がペイロード検査情報に従って故障検出を実行する時間でもよい。OTNデバイス1300は、第1のOTNフレームと第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、遅延値に従って第1のOTNフレームを第2のOTNフレームと位置合わせする。OTN処理チップ1303は、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)及びRAMを更に含んでもよく、バッファリング位置合わせは、RAMを使用することにより、サービスデータの2つのチャネルに対して実行されてもよい。アクティブ・スタンバイ保護方式では、OTNデバイス1300は2つ以上の光モジュール1302を含んでもよく、或いは2つ以上のOTN処理チップ1303を含んでもよい。第1のOTNフレーム及び第2のOTNフレームは、異なる光モジュール及びOTN処理チップを使用することにより処理されてもよく、同じ光モジュール及びOTN処理チップを使用することにより処理されてもよい。バッファ時間はサービスデータの2つのチャネルのために設定され、バッファ時間は故障検出時間以上である。さらに、サービスデータの2つのチャネルの位置合わせは、バッファ時間を設定することにより実現される。故障検出期間において、すなわち、故障の発生から故障警告情報の報告までの期間において、サービスデータがバッファリングされた状態にあるため、保護切り替えプロセスにおいてサービスのロスのない切り替えを実現する。
本発明のこの実施例では、OTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域に分割される。各ペイロード領域はペイロード検査情報及びペイロードデータを含む。各ペイロード領域内のペイロード検査情報は、ペイロード領域内のペイロードデータを検査するために使用され、それにより、故障検出を実現する。OTNフレームの少なくとも1つのペイロード領域が取得された後に、ペイロード検査がOTNフレームに対して実行されてもよく、それにより、故障検出の効率を改善する。
図13に示すOTNデバイス1300は、図12に示す方法におけるステップを実現してもよい。図13に示すOTNデバイス1300は、単に光モジュール1302と、制御及び通信モジュール1301と、OTN処理チップ1303とを示しているが、具体的な実現プロセスにおいて、当業者は、OTNデバイス1300が通常の動作のために必要な他のコンポーネント、例えば、パワーモジュールを更に含むことを理解するべきである点に留意すべきである。さらに、当業者は、OTNデバイス1300が、特定のニーズに従って、他の更なる機能を実現するために1588v2モジュールのようなハードウェアコンポーネントを更に含んでもよいことを理解するべきである。さらに、当業者は、OTNデバイス1300が本発明のこの実施例を実現するために必要なコンポーネントのみを含んでもよく、必ずしも図13に示す全てのコンポーネントを含まなくてもよいことを理解するべきである。
前述の説明は、本発明の単に具体的な実現方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された技術的範囲内で当業者により容易に理解される如何なる変更又は置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (14)

  1. 故障検出方法であって、
    光伝送ネットワーク(OTN)デバイスにより、第1のOTNフレームを取得するステップであり、前記第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、前記少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む、ステップと、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するステップであり、前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ステップと
    を含み、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するステップは、
    前記第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するステップであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、ステップと、
    前記それぞれのペイロード検査情報に従って前記対応するペイロード領域を検査するステップと
    を含み、
    前記OTNデバイスが前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として前記第1のOTNフレームに存在するとき、前記方法は、
    前記第1のOTNフレーム内の前記未検査のペイロード領域を取得するステップを更に含む、方法。
  2. 前記第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード領域の空き充填列を使用することにより搬送される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 故障検出方法であって、
    光伝送ネットワーク(OTN)デバイスにより、第1のOTNフレームを取得するステップであり、前記第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、前記少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む、ステップと、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するステップであり、前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ステップと
    を含み、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するステップは、
    前記第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するステップであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、ステップと、
    前記それぞれのペイロード検査情報に従って前記対応するペイロード領域を検査するステップと
    を含み、
    前記方法は、
    前記OTNデバイスにより、第2のOTNフレームを取得するステップであり、前記第2のOTNフレームは保護経路から取得され、前記第1のOTNフレームは現用経路から取得される、ステップと、
    前記第1のOTNフレーム及び前記第2のOTNフレームを別々にバッファリングするステップであり、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上である、ステップと
    を更に含み、
    前記OTNデバイスが前記第1のOTNフレーム及び前記第2のOTNフレームを別々にバッファリングするときに、前記方法は、
    前記OTNデバイスにより、前記第1のOTNフレームと前記第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、前記遅延値に従って前記第1のOTNフレームを前記第2のOTNフレームと位置合わせするステップを更に含む、方法。
  6. 前記予め設定された故障検出時間は、故障検出が前記ペイロード検査情報に従って実行される時間である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、前記OTNデバイスにより、前記第1のOTNフレームを受信することを選択するステップと、
    前記第1のOTNフレームが故障を検出したとき、前記OTNデバイスにより、前記第2のOTNフレームを受信することを選択するステップと
    を更に含む、請求項5に記載の方法。
  8. 故障検出デバイスであって、
    第1のOTNフレームを取得するように構成された第1の光モジュールであり、前記第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、前記少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む、第1の光モジュールと、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するように構成されたペイロード検査モジュールであり、前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ペイロード検査モジュールと
    を含み、
    前記デバイスは、前記第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するように構成されたOTUフレーム検索モジュールであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、OTUフレーム検索モジュールを更に含み、
    前記ペイロード検査モジュールは、前記それぞれのペイロード検査情報に従って前記対応するペイロード領域を検査するように構成され、
    前記OTUフレーム検索モジュールは、
    前記ペイロード検査モジュールが前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行している間に、未検査のペイロード領域が依然として前記第1のOTNフレームに存在するとき、前記第1のOTNフレーム内の前記未検査のペイロード領域を取得するように更に構成される、デバイス。
  9. 前記第1のOTNフレームは、4*n個のペイロード領域を含み、nは1以上の正の整数である、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード領域の空き充填列を使用することにより搬送される、請求項8又は9に記載のデバイス。
  11. 前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード領域の予備ペイロードデータ列を使用することにより搬送される、請求項8又は9に記載のデバイス。
  12. 故障検出デバイスであって、
    第1のOTNフレームを取得するように構成された第1の光モジュールであり、前記第1のOTNフレームは少なくとも2つのペイロード領域を含み、前記少なくとも2つのペイロード領域のそれぞれはペイロード検査情報及びペイロードデータを含む、第1の光モジュールと、
    前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行するように構成されたペイロード検査モジュールであり、前記ペイロード検査情報は、前記ペイロード検査情報が位置するペイロード領域のペイロードデータを検査するために使用される、ペイロード検査モジュールと
    を含み、
    前記デバイスは、前記第1のOTNフレーム内の少なくとも1つのペイロード領域を取得し、各ペイロード領域内のペイロード検査情報を取得するように構成されたOTUフレーム検索モジュールであり、各ペイロード領域はそれぞれのペイロード検査情報に対応する、OTUフレーム検索モジュールを更に含み、
    前記ペイロード検査モジュールは、前記それぞれのペイロード検査情報に従って前記対応するペイロード領域を検査するように構成され、
    前記デバイスは、第2の光モジュールと、バッファリング位置合わせモジュールとを更に含み、
    前記第2の光モジュールは、第2のOTNフレームを取得するように構成され、前記第2のOTNフレームは保護経路から取得され、前記第1のOTNフレームは現用経路から取得され、
    前記バッファリング位置合わせモジュールは、前記第1のOTNフレーム及び前記第2のOTNフレームを別々にバッファリングするように構成され、バッファ時間は予め設定された故障検出時間以上であり、
    前記バッファリング位置合わせモジュールは、
    前記第1のOTNフレームと前記第2のOTNフレームとの間の遅延値を取得し、前記遅延値に従って前記第1のOTNフレームを前記第2のOTNフレームと位置合わせするように更に構成される、デバイス。
  13. 前記予め設定された故障検出時間は、前記ペイロード検査モジュールが前記ペイロード検査情報に従って故障検出を実行する時間である、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記第1のOTNフレームが故障を検出しないとき、前記第1のOTNフレームを受信することを選択するように構成され、前記第1のOTNフレームが故障を検出したとき、前記第2のOTNフレームを受信することを選択するように更に構成されたセレクタ
    を更に含む、請求項12に記載のデバイス。
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