JP6783827B2 - クラッチ作動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチ作動装置に関する。
マニュアル操作で変速を行う自動車では、変速時にクラッチペダルを踏み込んでエンジンとトランスミッションとの接続を一時的に断ち、変速レバーを操作して変速歯車の変速比を切り換えた後、クラッチペダルの踏み込みを解除してエンジンとトランスミッションとの接続を復帰させるという一連の操作が行われる。このため、上記のような自動車は、クラッチペダルの操作をクラッチに伝達するクラッチ作動装置を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のクラッチ作動装置は、クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと、マスタシリンダから配管を通じて供給される作動液によって作動してクラッチを操作するオペレーティングシリンダとを備えている。
特許第3417928号公報
ところで、上記特許文献1に記載のクラッチ作動装置では、配管の端部に設けられる継手部材に絞り機構が内蔵されている。このため、配管の端部の構造が複雑となり、部品点数が多数となっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を抑制することのできるクラッチ作動装置を提供することにある。
上記課題を解決するクラッチ作動装置は、クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと、前記マスタシリンダから配管を通じて供給される作動液を受けて作動するオペレーティングシリンダとを備えるクラッチ作動装置であって、前記オペレーティングシリンダは、前記オペレーティングシリンダの軸方向に前記作動液によって変位することでクラッチを操作する出力ロッドと、前記オペレーティングシリンダから前記マスタシリンダに戻る前記作動液の流量を制限する絞り機構と、を備え、前記絞り機構は、前記出力ロッドの軸線上に配置される。
上記構成によれば、オペレーティングシリンダに備えられる出力ロッドの軸線上に絞り機構が配置される。このため、絞り機構及び出力ロッドは、出力ロッドの軸方向からオペレーティングシリンダに装着することができ、絞り機構を装着するための構成を簡略することができ、ひいては部品点数を抑制することができる。
上記クラッチ作動装置について、前記オペレーティングシリンダは、前記作動液が出入する出入口と前記絞り機構とを連通する連通路を備え、前記連通路の一部は、前記絞り機構に接続するとともに、前記出力ロッドの軸線上に延出することが好ましい。
上記構成によれば、絞り機構に接続するとともに、出力ロッドの軸線上に延出する連通路を備える。このため、絞り機構に対して出力ロッドの軸方向に作動液を流すことができ、作動液の流れが乱れることを抑制することができる。
上記クラッチ作動装置について、前記出入口は、前記オペレーティングシリンダの前記出力ロッドが設けられる端部と反対側の端部寄りに設けられることが好ましい。
上記構成によれば、作動液が出入する出入口がオペレーティングシリンダの端部寄りに設けられる。このため、出力ロッドの軸方向における絞り機構と出入口との距離を確保することができる。
上記課題を解決するクラッチ作動装置は、クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと、前記マスタシリンダから配管を通じて供給される作動液を受けて作動するオペレーティングシリンダとを備えるクラッチ作動装置であって、前記オペレーティングシリンダは、有底筒状のシリンダ本体と、前記シリンダ本体の開口部から挿入されて、前記シリンダ本体の軸方向に前記作動液によって変位することでクラッチを操作する出力ロッドと、前記シリンダ本体の開口部から前記出力ロッドよりも先に挿入されて、前記オペレーティングシリンダから前記マスタシリンダに戻る前記作動液の流量を制限する絞り機構と、を備える。
上記構成によれば、オペレーティングシリンダのシリンダ本体の開口部から絞り機構が挿入された後に出力ロッドが挿入される。このため、絞り機構を装着するための構成を簡略することができ、ひいては部品点数を抑制することができる。
上記クラッチ作動装置について、前記シリンダ本体は、前記作動液が出入する出入口と前記絞り機構とを連通する連通路を備え、前記連通路の一部は、前記絞り機構に接続するとともに、前記出力ロッドの軸線上に延出することが好ましい。
上記構成によれば、絞り機構に接続するとともに、出力ロッドの軸線上に延出する連通路を備える。このため、絞り機構に対して出力ロッドの軸方向に作動液を流すことができ、作動液の流れが乱れることを抑制することができる。
上記クラッチ作動装置について、前記出入口は、前記シリンダ本体の前記開口部と反対側の端部寄りに設けられることが好ましい。
上記構成によれば、作動液が出入する出入口がシリンダ本体の端部寄りに設けられる。このため、出力ロッドの軸方向における絞り機構と出入口との距離を確保することができる。
本発明によれば、部品点数を抑制することができる。
クラッチ作動装置の一実施形態の構成を示す図。 同実施形態のクラッチ作動装置のオペレーティングシリンダの構成を示す断面図。 同実施形態のクラッチ作動装置のオペレーティングシリンダに設けられた絞り機構の構成を示す図2の拡大断面図。 同実施形態のクラッチ作動装置のオペレーティングシリンダの構成を示す断面図。 同実施形態のクラッチ作動装置のオペレーティングシリンダに設けられた絞り機構の構成を示す図4の拡大断面図。
以下、図1〜図5を参照して、クラッチ作動装置の一実施形態について説明する。
<クラッチ作動装置1>
図1に示されるように、クラッチ作動装置1は、マスタシリンダ2と、マスタシリンダ2に作動液を供給するリザーバ3と、オペレーティングシリンダ4と、マスタシリンダ2とオペレーティングシリンダ4とを接続する配管5とを備えている。マスタシリンダ2はクラッチペダル(図示略)によって操作される。オペレーティングシリンダ4は、マスタシリンダ2から配管5を通じて供給される作動液を受けて作動する。配管5の途中には、ラバーホース6が設けられている。ラバーホース6は、クラッチの断続によって発生する脈圧を吸収する。
<マスタシリンダ2>
マスタシリンダ2は、有底円筒状の第1シリンダ本体11と、プッシュロッド12と、マスタシリンダ2内を摺動する第1ピストン13と、第1ピストン13をプッシュロッド12側へ付勢する圧縮コイルばね14とを備えている。
プッシュロッド12の第1端部12Aは、クラッチペダル(図示略)に連結される。プッシュロッド12の第2端部12Bは、第1ピストン13の第1端部13Aに当接している。圧縮コイルばね14は、第1ピストン13の第2端部13Bと第1シリンダ本体11の底部内壁11Aとの間に配置されている。第1ピストン13の第1端部13Aにはリング状のシール部材13Cが装着され、第1ピストン13の第2端部13Bにはリング状のシール部材13Dが装着されている。プッシュロッド12の第1端部12Aは、第1シリンダ本体11の開口部11Bから突出している。
第1ピストン13は、クラッチペダルが踏み込まれていない場合、圧縮コイルばね14の付勢力によって図1に示す非作動位置で保持されている。
第1シリンダ本体11の内壁と第1ピストン13とによって形成される空間は液圧室15である。第1シリンダ本体11のプッシュロッド12側の側面には、液圧室15と連通する透孔16が設けられている。透孔16は、配管17を通じてリザーバ3に連通している。作動液は、リザーバ3から透孔16を介して液圧室15に供給される。第1ピストン13が第1シリンダ本体11の底部内壁11A側へ移動すると、作動液が配管5に吐出される。
第1シリンダ本体11の底部内壁11A側の側面には、作動液を吐出する吐出孔18が設けられている。吐出孔18には、オペレーティングシリンダ4と接続する配管5の端部が取り付けられる。配管5の端部と吐出孔18とは、螺合されている。配管5の端部と吐出孔18との間には、シールが設けられている。
<オペレーティングシリンダ4>
オペレーティングシリンダ4は、有底円筒状の第2シリンダ本体21と、出力ロッド22と、第2シリンダ本体21内を摺動する第2ピストン23と、第2ピストン23が出力ロッド22側へ移動した際に引っ張る圧縮コイルばね24とを備えている。出力ロッド22は、オペレーティングシリンダ4の軸方向に作動液によって変位することでクラッチ(図示略)を操作する。
出力ロッド22の第1端部22Aは、クラッチ(図示略)に当接する。出力ロッド22の第2端部22Bは、第2ピストン23の凹状の第1端部23Aに当接している。圧縮コイルばね24は、第2ピストン23の第2端部23Bと第2シリンダ本体21の底部内壁21Aとの間に配置されている。第2ピストン23の第1端部23Aにはリング状のシール部材23Cが装着され、第2ピストン23の外周面にはリング状のシール部材23Dが装着されている。
第2シリンダ本体21の内壁と第2ピストン23とによって形成される空間は液圧室25である。液圧室25に作動液が流入することで第2ピストン23を出力ロッド22側へ移動させて、出力ロッド22を移動させる。
第2シリンダ本体21の開口部21Bと反対側の底部21C寄りの側面には、作動液が流入する流入孔26が設けられている。流入孔26には、マスタシリンダ2と接続する配管5の端部が取り付けられる。配管5の端部と流入孔26とは、螺合されている。配管5の端部と流入孔26との間には、シールが設けられている。なお、流入孔26は、作動液が出入する出入口に相当する。
第2シリンダ本体21の底部21C寄りの側面の流入孔26よりも開口部21B側には、液圧室25に貫通するフリーダポート27が設けられている。フリーダポート27は、ねじ27Aを螺着することで閉鎖されている。フリーダポート27は、クラッチ作動装置1を自動車に取り付けて作動液を供給するときにねじ27Aを緩めて液圧室25内の空気を排出する。
出力ロッド22の第1端部22Aは、第2シリンダ本体21の開口部21Bから突出している。出力ロッド22の第1端部22Aと第2シリンダ本体21の開口部21Bとは、出力ロッド22の進退動作に追従し得る蛇腹状のブーツ28で被覆されており、塵等の侵入を抑制している。
第2シリンダ本体21の底部内壁21Aには、出力ロッド22の軸線P上に延出して、第2シリンダ本体21の側面へ屈曲して流入孔26に接続される連通路29を備えている。連通路29の内径は、液圧室25の内径よりも縮小している。
図2に示すように、第2シリンダ本体21の底部内壁21Aの手前には、絞り機構30が設置されている。絞り機構30は、オペレーティングシリンダ4からマスタシリンダ2に戻る作動液の流量を制限する。絞り機構30は、出力ロッド22の軸線P上に配置され、連通路29に接続している。よって、流入孔26が第2シリンダ本体21の底部21C寄りの側面に設けられることにより、連通路29の出力ロッド22の軸方向の長さ、言い換えれば絞り機構30と流入孔26との距離を確保することができる。
絞り機構30は、剛体からなる円板状のオリフィス部材31と、弾性部材からなる円板状の弁体34とを備えている。弁体34は、オリフィス部材31の第2ピストン23側に取り付けられる。オリフィス部材31は、ロックリング35によって液圧室25内に取り付けられる。
オリフィス部材31の中央には、出力ロッド22の軸方向に延出する貫通孔である中央孔32が形成されている。中央孔32は、第2ピストン23側から連通路29側に向かって縮径している。すなわち、中央孔32がオリフィスとして機能する。オリフィス部材31の中央孔32の周囲には、出力ロッド22の軸方向に延出する貫通孔である周辺孔33が複数形成されている。なお、周辺孔33は、弁座として機能する。
オリフィス部材31の中央部31Aは、円柱状に突出している。弁体34は、オペレーティングシリンダ4の中央部31Aに取り付けられている。弁体34の中央には、オリフィス部材31の中央部31Aの外径と一致する内径を有する取付孔34Aが形成されている。弁体34の縁部は、周辺孔33を覆う位置まで延出している。すなわち、弁体34は、周辺孔33に着座して、周辺孔33の第2ピストン23側を塞ぐ。
つまり、絞り機構30は、オリフィスと逆止弁との機能を有している。液圧室25から連通路29に作動液が流れるときには、弁体34によって周辺孔33が塞がれているため、作動液は周辺孔33を通過することができず、中央孔32のみを通過する(図5参照)。一方、連通路29から液圧室25に作動液が流れるときには、周辺孔33を通過した作動液が弁体34を押圧して湾曲させて液圧室25に流入するため、作動液は中央孔32に加えて周辺孔33を通過する(図3参照)。
ここで、オペレーティングシリンダ4を組み立てるときに、出力ロッド22、第2ピストン23、圧縮コイルばね24、及び絞り機構30は、第2シリンダ本体21に対して、第2シリンダ本体21の開口部21Bから全て組み付けることが可能である。
まず、第2シリンダ本体21内に絞り機構30を挿入して、ロックリング35によって固定する。続いて、第2ピストン23の第2端部22Bに圧縮コイルばね24を装着した状態で、第2シリンダ本体21内に圧縮コイルばね24及び第2ピストン23を挿入する。続いて、第2シリンダ本体21に出力ロッド22を挿入する。
<作用>
次に、上記クラッチ作動装置1の作用について説明する。
図1に示すように、クラッチペダルが踏み込まれてプッシュロッド12を介して第1ピストン13が第1シリンダ本体11の底部内壁11A側(図1中左方向)へ移動すると、リザーバ3と液圧室15とが遮断されるとともに液圧室15内に液圧が発生し、作動液が吐出孔18から配管5に吐出される。マスタシリンダ2から送り出された作動液は配管5を通じてオペレーティングシリンダ4に送られる。
図2及び図3に示すように、オペレーティングシリンダ4に流入した作動液は、連通路29を通過して、絞り機構30に達する。絞り機構30に達した作動液のうち中央孔32を通過した作動液は液圧室25に流入する。また、周辺孔33を通過した作動液は、弁体34を押圧して周辺孔33(弁座)から離間させて、オリフィス部材31と弁体34との隙間から液圧室25に流入する。
図4及び図5に示すように、液圧室25に流入した作動液によって第2ピストン23が第2シリンダ本体21の開口部21B側(図4中左方向)へ移動し、出力ロッド22が図示しないクラッチのリリーズレバーを変位させて、クラッチが一時的に切断される。変速レバーを操作して変速歯車の変速比を切り換えた後、クラッチペダルの踏み込みが解除されると、クラッチのリリーズレバーの押し力によって出力ロッド22及び第2ピストン23が第2シリンダ本体21の底部内壁21A側(図4中右方向)へ戻され、液圧室25内の作動液は絞り機構30から連通路29に通過しようとする。
液圧室25内の作動液は、弁体34がオリフィス部材31の周辺孔33(弁座)に密着しているため、周辺孔33を通過することはできない。このため、作動液は、オリフィス部材31の中央孔32のみから連通路29に通過して、マスタシリンダ2に戻る作動液の流量が絞られる。また、中央孔32は、液圧室25から連通路29側へ向かって縮径しているため、更に流量が制限される。よって、制限された速度で第2ピストン23が第2シリンダ本体21の底部内壁21A側(図4中右方向)へ移動するため、クラッチ接続時のトルクショックを抑制することができる。
上記のような構成によれば、オペレーティングシリンダ4の第2シリンダ本体21の開口部21Bから絞り機構30を挿入した後に圧縮コイルばね24、第2ピストン23、及び出力ロッド22を挿入することができる。このため、絞り機構30を装着するための構成を簡略することができ、ひいては部品点数を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)オペレーティングシリンダ4に備えられる出力ロッド22の軸線P上に絞り機構30が配置される。このため、絞り機構30及び出力ロッド22は、出力ロッド22の軸方向からオペレーティングシリンダ4に装着することができ、絞り機構30を装着するための構成を簡略することができ、ひいては部品点数を抑制することができる。
(2)絞り機構30に接続するとともに、出力ロッド22の軸線P上に延出する連通路29を備える。このため、絞り機構30に対して出力ロッド22の軸方向に作動液を流すことができ、作動液の流れが乱れることを抑制することができる。
(3)作動液が出入する流入孔26がオペレーティングシリンダ4の底部21C寄りに設けられる。このため、出力ロッド22の軸方向における絞り機構30と流入孔26との距離を確保することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、オペレーティングシリンダ4の流入孔26を第2シリンダ本体21の底部21C寄りの側面に配置した。しかしながら、流入孔26を出力ロッド22の軸線P上に配置してもよいし、第2シリンダ本体21の他の部位に配置してもよい。
・上記実施形態では、フリーダポート27を第2シリンダ本体21の底部21C寄りの側面の流入孔26よりも出力ロッド22側に配置した。しかしながら、フリーダポート27の位置は液圧室25に連通していれば、第2シリンダ本体21のいずれの部位に配置してもよい。
・上記実施形態では、絞り機構30をロックリング35によって第2シリンダ本体21に固定した。しかしながら、ロックリング35を省略して、絞り機構30を圧縮コイルばね24によって第2シリンダ本体21に固定してもよい。
・上記実施形態では、絞り機構30を第2シリンダ本体21の底部内壁21Aの手前に設置したが、連通路29上に設置してもよい。この場合、連通路29の内径を絞り機構30を設置することができる大きさに拡大して設置する。
・上記実施形態では、絞り機構30を第2シリンダ本体21の開口部21Bから挿入したが、絞り機構30の第2シリンダ本体21の側面から挿入してもよい。この場合、第2シリンダ本体21の側面に絞り機構30の挿入孔を設け、絞り機構30を挿入後に閉じる。
・上記実施形態では、絞り機構30をオリフィス部材31と弁体34とから構成したが、オペレーティングシリンダ4からマスタシリンダ2に戻る作動液の流量を制限することができれば、他の構成であってもよい。例えば、オリフィスと逆止弁とを別々に備えてもよい。
1…クラッチ作動装置、2…マスタシリンダ、3…リザーバ、4…オペレーティングシリンダ、5…配管、6…ラバーホース、11…第1シリンダ本体、11A…底部内壁、11B…開口部、12…プッシュロッド、12A…第1端部、12B…第2端部、13…第1ピストン、13A…第1端部、13B…第2端部、13C…シール部材、13D…シール部材、14…圧縮コイルばね、15…液圧室、16…透孔、17…配管、18…吐出孔、21…第2シリンダ本体、21A…底部内壁、21B…開口部、21C…底部、22…出力ロッド、22A…第1端部、22B…第2端部、23…第2ピストン、23A…第1端部、23B…第2端部、23C…シール部材、23D…シール部材、24…圧縮コイルばね、25…液圧室、26…流入孔、27…フリーダポート、27A…ねじ、28…ブーツ、29…連通路、30…絞り機構、31…オリフィス部材、31A…中央部、32…中央孔、33…周辺孔、34…弁体、34A…取付孔、35…ロックリング、P…軸線。

Claims (6)

  1. クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと、前記マスタシリンダから配管を通じて供給される作動液を受けて作動するオペレーティングシリンダとを備えるクラッチ作動装置であって、
    前記オペレーティングシリンダは、開口部を有する有底筒状のシリンダ本体と、前記シリンダ本体の軸方向に前記作動液によって変位することでクラッチを操作する出力ロッドと、前記シリンダ本体の底部内壁に取り付けられ、前記オペレーティングシリンダから前記マスタシリンダに戻る前記作動液の流量を制限する絞り機構と、を備え、
    前記絞り機構は、前記出力ロッドの軸線上に配置される
    クラッチ作動装置。
  2. クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと、前記マスタシリンダから配管を通じて供給される作動液を受けて作動するオペレーティングシリンダとを備えるクラッチ作動装置であって、
    前記オペレーティングシリンダは、開口部を有する有底筒状のシリンダ本体と、前記シリンダ本体の開口部から挿入されて、前記シリンダ本体の軸方向に前記作動液によって変位することでクラッチを操作する出力ロッドと、前記シリンダ本体の開口部から前記出力ロッドよりも先に挿入されて、前記シリンダ本体の底部内壁に取り付けられ、前記オペレーティングシリンダから前記マスタシリンダに戻る前記作動液の流量を制限する絞り機構と、を備える
    クラッチ作動装置。
  3. 前記シリンダ本体は、前記作動液が出入する出入口と前記絞り機構とを連通する連通路を備え、
    前記連通路の一部は、前記絞り機構に接続するとともに、前記出力ロッドの軸線上に延出する
    請求項1又は2に記載のクラッチ作動装置。
  4. 前記出入口は、前記シリンダ本体の前記開口部と反対側の端部寄りの側面に設けられる
    請求項に記載のクラッチ作動装置。
  5. 前記絞り機構は、ロックリングによって前記底部内壁に固定されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のクラッチ作動装置。
  6. 前記絞り機構は、円板状のオリフィス部材と、前記オリフィス部材の前記出力ロッド側に取り付けられ、弾性部材からなる円板状の弁体とを備え、
    前記オリフィス部材の中央には、前記出力ロッドの軸方向に貫通する中央孔を備え、
    前記オリフィス部材の前記中央孔の周囲には、前記出力ロッドの軸方向に貫通する周辺孔を複数備え、
    前記弁体は、前記周辺孔を塞ぎ、前記マスタシリンダから流れた前記作動液を前記周辺孔から通過させる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のクラッチ作動装置。
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