JP4892664B2 - オリフィスバルブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のクラッチペダルの踏み込みを解除してエンジンとトランスミッションとの接続を復帰させるクラッチのショックトルク防止用バルブ装置等のオリフィスバルブ装置に関する。
従来、この種オリフィスバルブ装置の第1の例としては図3に示すように特開2002−188659の公開特許公報に開示したものがある。これについて説明すれば、バルブ装置1は、マスタシリンダ2とレリーズシリンダ3との間の作動液の通路上に配設されており、ポート4と内孔5とが設けられた本体6と、大径の絞り孔7と逆止弁8とを備えた固定弁体9と、内孔5内に固定弁体9に対して離接する方向に摺動可能に収納された小径の絞り孔10を有する可動弁体11と、ポート12を有し固定弁体9を本体6に押圧して固定するプラグ13とを備えている。前記逆止弁8は、ゴム等の弾性材料からなり、大径の絞り孔7とは別に設けられた弁孔14をふさぐように固定弁体9に設けられたもので、マスタシリンダ2からレリーズシリンダ3に流れる作動液の圧力によってポート12側(図3では右側)に撓み変形し、弁孔14を開くものである。従ってこの逆止弁8の作用により、弁孔14を通じてのマスタシリンダ2からレリーズシリンダ3への作動液の流れは許容される一方、弁孔14を通じてのレリーズシリンダ3からマスタシリンダ2への作動液の流れは遮断される。
而して、大径の絞り孔7は、可動弁体11の先端が固定弁体9に当接したときに、小径の絞り孔10にそれぞれの中心軸が一致した状態で連設する位置に設けられている。そのため、小径の絞り孔10での作動液の圧力損失による差圧によって可動弁体11を固定弁体9から離れる向きに付勢する押圧力が、可動弁体11の受圧面15に垂直に働き、可動弁体11が内孔5内を摺動する。また、可動弁体11は、温度が低下すると弾性力が減少するバネ16の弾性力によって固定弁体9側に付勢されている。17はクラッチペダルであり、18はクラッチに接続するレリーズフォークである。
また、この種オリフィスバルブ装置の第2の例としては図4に示すように特開平6−330961号公開特許公報に開示したものがある。これについて説明すれば、当該バルブ装置19はバルブ部材20とハウジング21とで構成されておりクラッチペダル22の操作は、これに接続されているマスタシリンダ23に伝えられ、これから送り出された作動液がバルブ装置19を介してレリーズシリンダ24に流入する。レリーズシリンダ24の出力ロッド25には、一端がクラッチに接続されているレリーズフォーク26の他端に接続されている。バルブ装置19のハウジング21には、マスタシリンダ23と配管27を介して連通する入力ポート28と、レリーズシリンダ24と配管29を介して連通する出力ポート30と、入力ポート28と出力ポート30とを連通する円筒上のシリンダ空間31とが形成されている。又、ハウジング21は、第1ハウジング21A及び第2ハウジング21Bとから構成されていて、両者はネジ結合されている。第1ハウジング21Aの肩部32には第1スプリング33の一端が嵌入されていて、この第1スプリング33は、シリンダ空間31内を第1室34及び第2室35に分けるバルブ部材20を第1ハウジング21Aの弁座部(肩部)32から離れる方向即ち右方向に常時付勢している。バルブ部材20には、弁座部(肩部)32との当接面において絞りを形成する絞り連通路32aが形成され、及び外周のつば20aが形成されている。一方、上述したバルブ部材20のつば20aと壁部材となるリテーナ36との間には、形状記憶合金よりなる第2スプリング37が配設され、この第2スプリング37は、所定の温度を越えるとバルブ部材20を弁座部(肩部)32に当接される方向すなわち左方向に付勢力を生じるように設定されている。リテーナ36の右端には、突起36aが形成されて第2ハウジング21Bに当接している。又、リテーナ36は、カップ形状を呈してバルブ部材20を覆うように配設されていて、且つ少なくともバルブ部材20の絞り連通路32aの断面積より大きな断面積を有し、作動液の通路となる切り欠き部36bが形成されている。
而して、変速するためにクラッチペダル22を踏み込むと、マスタシリンダ23のピストンが押されて作動液が吐出される。吐出された作動液は、バルブ装置19の入力ポート28から第1室34に流入し、バルブ部材20と弁座部(肩部)32との間の隙間を通って第2室35を経て出力ポート30からレリーズシリンダ24に流入する。この液圧力によってレリーズシリンダ24のピストンが押されて、レリーズフォーク26は右方向に押される。これによりクラッチが切れて変速レバーを操作することにより変速歯車の切り換えが行われる。この切り換え終了後、クラッチペダル22の踏み込みを解除すると、クラッチのリターンスプリングによってレリーズフォーク26が左方向に押され、レリーズシリンダ24のピストンを同じ方向に押す。また、マスタシリンダ23のピストンもリターンスプリングによって初期位置に戻されようとする。これにより、レリーズフォーク26から作動液が吐出され、出力ポート30からバルブ装置20に流入し、リテーナ36の右端面に衝突すると、リテーナ36の突起部36a同士の間の隙間を通って第2室35に至り、弁座部(肩部)32とバルブ部材20との間の隙間、及び第1室34を通り、入力ポート28よりマスタシリンダ23に戻る。
特開2002−188659号公開特許公報 特開平6−330961号公開特許公報
従来の技術に於けるオリフィスバルブ装置は上記した構成、作用であるので次の問題点が存在した。
すなわち、従来の技術に於ける第1の例によれば、作動液がプラグ13に形成した通路13aから大径の絞り孔7を経て固定弁体の内孔5に流通される。ここで、該大径の絞り孔7部分と該固定弁体の内孔5部分は圧力差が大きく、特に当該バルブ装置1を高温時に使用した場合には当該作動液の戻りが急速となり、このとき作動液が流通するとき異音が発生するという問題点があった。
また、従来の技術に於ける第2の例によれば、作動液が第2ハウジング21Bに形成した通路21aから第1ハウジング21Aのシリンダ空間31に流送する。このとき作動液はリテーナ36の壁面で流送が一旦阻止され異音の発生を防止することができるがクラッチペダル22を踏込むとき該作動液の流れが円滑でなく該クラッチペダル22の踏込み動作に違和感が発生し、車両を円滑にかつ経済的に運転することができないという問題点があった。
本発明に係るオリフィスバルブ装置は、叙上の問題点を解決することにあり、特に、可動弁部材の底部に載置した有底2重筒体リテーナ又は有底筒体リテーナ内にフィルタを備え、オリフィスバルブ装置の動作に於いて作動液の流送する際に異音の発生を完全に抑制するという解決課題がある。
本発明に係るオリフィスバルブ装置は叙上した従来技術に於ける問題を解決すべく、当該オリフィスバルブ装置の動作に於いて作動液の流送する際に異音の発生を完全に防止したうえでクラッチペダルの踏込み動作を円滑にすると共に車両を経済的に運転することを目的としたものであって次の構成、手段から成立する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ外筒に作動液流送孔を穿孔した有底2重筒体リテーナと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底2重筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ立設壁面に作動液流送孔を穿孔した有底筒体リテーナと、該有底筒体リテーナ内に挿置されたフィルタと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、前記フィルタはサイレンサであることを特徴とする。
本発明に係るオリフィスバルブ装置は上述した構成を有するので次の効果がある。
すなわち、請求項1記載の本発明によれば、内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ外筒に作動液流送孔を穿孔した有底2重筒体リテーナと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底2重筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とするオリフィスバルブ装置を提供する。
このような構成としたので、作動液は有底2重筒体リテーナによりその流れが一旦阻止されるように制御されかつ緩慢となり上記作動液流通孔、大径の絞り孔及び小径の絞り孔の前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音が全く発生しないという効果がある。加えて、有底2重筒体リテーナはピストン内に挿置しているのでクラッチペダルの踏込みの際に於ける作動液の流れによる弊害が生じないという効果がある。
請求項2記載の本発明によれば、内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ立設壁面に作動液流送孔を穿孔した有底筒体リテーナと、該有底筒体リテーナ内に挿置されたフィルタと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とするオリフィスバルブ装置を提供する。
このような構成としたので、作動液は有底筒体リテーナ及び該有底筒体リテーナ内に挿置されたフィルタによりその流れが一旦阻止されるように制御されかつ緩慢となり上記作動液流通孔、大径の絞り孔及び小径の絞り孔の前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音が全く発生しないという効果がある。加えて、有底筒体リテーナはピストン内に挿置しているのでクラッチペダルの踏込みの際に於ける作動液の流れによる弊害が生じないという効果がある。
請求項3記載の本発明によれば、前記フィルタはサイレンサであることを特徴とするオリフィスバルブ装置を提供する。
このような構成としたので、請求項2記載の効果に加えてフィルタに代えてサイレンサを使用することができ、さらに消音効果を挙げることができるという効果がある。
以下、本発明に係るオリフィスバルブ装置について図1及び図2に基き詳細に説明する。
図1は自動車等各種車両に搭載されるクラッチ作動システムに適用されるオリフィスバルブ装置の実施の形態を示す垂直断面図である。
オリフィスバルブ装置Aはマスタシリンダ38と、レリーズシリンダ39との間の作動液の通路上に配管40、40を介して配設されている。該オリフィスバルブ装置Aはポート41及び内孔42が設けられた装置本体A1と該装置本体A1に結合するプラグA2とで構成されている。そして該装置本体A1は大径の絞り孔43a及び逆止弁44を備えた固定弁部材43と、前記内孔42内に挿装されてあって該固定弁部材43に対して接離動作をする可動弁部材45とを有している。該可動弁部材45は前記内孔42内で図1に於いて左方向及び右方向に摺動可能に収納され、かつその底部45bの中央には小径の絞り孔45aを膨出部45dの先端まで貫通形成している。また底部45bには例えば、図1に示すような有底2重筒体リテーナ46を載置している。該有底2重筒体リテーナ46は,
やや筒長の長い外筒46Aと、この外筒46Aの内部に配置されかつやや筒長の短い内筒46Bと、有底部46Cとで構成されている。そして、前記外筒46A及び内筒46Bは例えば円筒形状で構成されており、外筒46Aの径長は内筒46Bのそれより長大である。該有底2重筒体リテーナ46の外筒46Aの周囲は鍔46aを形成し、この鍔46aの上面であって、前記可動弁部材45の内側に例えば、形状記憶合金等で製作された弾性部材としての圧縮コイル状バネ47を挿置している。
前記有底2重筒体リテーナ46はピストン内に挿置してあって、鍔46aからその有底部46Cに向かって立上る又は立ち下がる外筒46Aに例えば円形の作動液流送孔46bを穿孔している。そして、該有底2重筒体リテーナ46の外筒46Aと前記可動弁部材45の内壁面45cとの間に空間Sを形成し、この空間S内に弾性部材としての前記圧縮コイル状バネ47の一端を挿入しかつ保持する。該圧縮コイル状バネ47の他端は内孔42の底壁面42aに支持されている。すなわち該圧縮コイル状バネ47は内孔42の底壁面42aと有底2重筒体リテーナ46の外筒46Aとの間に介装している。48はポート41と内孔42を結ぶ流通孔である。
尚、上記有底2重筒体リテーナ46はこの形状に限定されるものではなく、例えばその開口が矩形状、多角形状等装置本体A1に形成した内孔42の形状に適合するものであればよく、各種部品で構成してもよい。
図中38aはマスタシリンダ38に接続されたクラッチペダル、39aはレリーズシリンダ39の出力ロッド、39bは該出力ロッドに接続されているレリーズフォークである。前記プラグB2はポート49を有し、かつ固定弁部材43を装置本体B1に押圧して固定している。該固定弁部材43は大径の絞り弁43aに連通する作動液流送孔43bを形成し、この周囲部分を例えば円筒状部43cに構成し、その外縁部に鍔43dを周設し、そして、この鍔43dで該円筒状部43cに前記逆止弁44を固定する。図中50はポート49とプラグB2の内孔51を結ぶ流通孔である。
前記逆止弁44は、ゴム等の弾性材料からなり、大径の絞り孔43aとは別に設けられた弁孔43eをふさぐように固定弁部材43に設けられたもので、マスタシリンダ38からレリーズシリンダ39に流れる作動液の圧力によってポート49側に撓み変形し、弁孔43eを開くものである。従ってこの逆止弁44の作用により、弁孔43eを通じてのマスタシリンダ38からレリーズシリンダ39への作動液の流れは許容されるが、弁孔43eを通じてのレリーズシリンダ39からマスタシリンダ38への作動液の流れは遮断される。
次に本発明に係るオリフィスバルブ装置に於ける実施に形態に基づく動作等を説明する。
先ず、当該オリフィスバルブ装置Aに還流する作動液の温度が高くかつ弾性部材としての圧縮コイル状バネ47の弾性力が比較的大きい場合に於いては可動弁部材45の受ける作動液の差圧による押圧力は圧縮コイル状バネ47の弾性力より小さく、当該可動弁部材45の膨出部45dは固定弁部材43の側面に当接している。そしてクラッチペダル38aが踏込まれると、マスタシリンダ38から配管40を介して作動液が流送され、当該オリフィスバルブ装置Aのポート41に流入する。
該作動液は該装置本体A1の流通孔48及び内孔42から該内孔42の内周壁面と可動弁部材45の外周面とで構成される隙間42bを経由して固定弁部材43の弁孔43e及び逆止弁44にそして、該作動液はプラグA2の内孔51から流通孔50を経てポート49からレリーズシリンダ39に流入する。そこで出力ロッド39a及びレリーズフォーク39bを介して自動車等車両のエンジンと変速機構との接続が切り離される。
そしてクラッチペダル38aの踏込みが解除されるとレリーズフォーク39bが矢印C方向の如く左向きに押込まれ、レリーズシリンダ39のピストン(図示せず)も同方向に可動する。これによりマスタシリンダ38のピストン(図示せず)も初期位置に戻される。そして、レリーズシリンダ39から配管40を経由して作動液がプラグA2のポート49に流入する。このとき、逆止弁44は閉止し、かつ可動弁部材45は固定弁部材43に当接しており、該作動液は流通孔50及び内孔51を経由して固定弁部材43の作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び可動弁部材45の小径の絞り孔45aに流入し、矢印D方向に示すように有底2重筒体リテーナ46の内筒46B内に流入する。作動液は内筒46B内から外筒46A内に旋回流送し有底2重筒体リテーナ46の外筒46Aの作動液流送孔46bから装置本体A1の内孔42に流入する。ここで外筒46Aの筒長が内筒46Bのそれより長いので作動液が内筒46Bから外筒46Aに移動したとき、この外筒46Aの内壁で一旦阻止されるように作用し、さらに異音を抑制することとなる。而して該作動液は該装置本体A1の流通孔48、ポート41、配管40を経由してマスタシリンダ38へ還流する。このように上記作動液は有底2重筒体リテーナ46の内、外筒46B、46Aによりその流れが一旦阻止されるように制御されかつ緩慢となり上記作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び小径の絞り孔45aの前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音が大幅に抑制され全く発生しない。
さらに、当該オリフィスバルブ装置Aに還流する作動液の温度が低くかつ圧縮コイル状バネ47の弾性力が比較的小さい場合に於いては、可動弁部材45の受ける作動液の差圧による押圧力は圧縮コイル状バネ47の弾性力より大きく、当該可動弁部材45の膨出部45dは差圧による押圧力で固定弁部材43の側面から離反している。そして、クラッチペダル38aの踏込みが解除されると、レリーズフォーク39bが矢印C方向の如く左向きに押込まれ、レリーズシリンダ39のピストン(図示せず)も同方向に可動する。これによりマスタシリンダ38のピストン(図示せず)も初期位置に戻される。そして、レリーズシリンダ39から配管40を経由して作動液がプラグA2のポート49に流入する。
このとき、逆止弁44は閉止し、かつ可動弁部材45は固定弁部材43に当接しておらず、該作動液は一方では流通孔50及び内孔51を経由して固定弁部材43の作動液流送孔43b、大径の絞り孔43a、装置本体A1の内孔42、及び隙間42bに流入する。他方では該作動液は可動弁部材45の小径の絞り孔45a及び有底2重筒体リテーナ46の内筒46B内に流入する。作動液は内筒46B内から外筒46A内に旋回流送し有底2重筒体リテーナ46の外筒46Aの作動液流送孔46bから装置本体A1の内孔42に流入する。而して該作動液は一方及び他方からのものが合流し、該装置本体A1の流通孔48、ポート41、配管40を経由してマスタシリンダ38へ還流する。このように上記作動液は有底2重筒体リテーナ46の内、外筒46B、46Aによりその流れが一旦阻止されるように制御されかつ緩慢となり上記作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び小径の絞り孔45aの前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音が大幅に抑制され全く発生しない。
図2は自動車等各種車両に搭載されるクラッチ作動システムに適用されるオリフィスバルブ装置の実施例を示す垂直断面図である。
オリフィスバルブ装置Bはマスタシリンダ38と、レリーズシリンダ39との間の作動液の通路上に配管40、40を介して配設されている。該オリフィスバルブ装置Bはポート41及び内孔42が設けられた装置本体B1と該装置本体B1に結合するプラグB2とで構成されている。そして該装置本体B1は大径の絞り孔43a及び逆止弁44を備えた固定弁部材43と、前記内孔42内に挿装されてあって該固定弁部材43に対して接離動作をする可動弁部材45とを有している。該可動弁部材45は前記内孔42内で図2に於いて左方向及び右方向に摺動可能に収納されかつその底部45bの中央には小径の絞り孔45aを膨出部45dの先端まで貫通形成している。また底部45bには例えば図2に示すような有底筒体リテーナ52を載置している。該有底筒体リテーナ52の外縁の周囲は鍔52aを形成し、この鍔52aの上面であって、前記可動弁部材45の内側に例えば、形状記憶合金等で製作された弾性部材としての圧縮コイル状バネ47を挿置している。該有底筒体リテーナ52内にはフィルタ52Cを挿置してある。該フィルタ52Cは作動液内に包含されているコンプレッサオイルやダストを除去すると共に異音の発生を抑制する機能がある。また、このフィルタ52Cに乾燥剤を付設し作動液の除湿機能を図ることができる。
前記有底筒体リテーナ52はピストン内に挿置してあって、鍔52aからその有底部52Bに向かって立上る立設壁面52Aに図2に示す例えば円形の作動液流送孔52bを穿孔している。そして、該有底筒体リテーナ52の立設壁面52Aと前記可動弁部材45の内壁面45cとの間に空間Sを形成し、この空間S内に弾性部材としての前記圧縮コイル状バネ47の一端を挿入しかつ保持する。該圧縮コイル状バネ47の他端は内孔42の底壁面42aに支持されている。すなわち該圧縮コイル状バネ47は内孔42の底壁面42aと有底筒体リテーナ52との間に介装している。48はポート41と内孔42を結ぶ流通孔である。
尚、上記有底筒体リテーナ52はこの形状に限定されるものではなく、その開口部分が例えば矩形状箱体等装置本体B1に形成した内孔42の形状に適合するものであればよく、各種部品で構成してもよい。また前記フィルタ52Cに代えてサイレンサを配置してもよく、このサイレンサは例えば圧縮空気と一緒に勢いよく放出される水分やオイルを包含する作動液による異音や騒音を大幅に低減できる。
図中38aはマスタシリンダ38に接続されたクラッチペダル、39aはレリーズシリンダ39の出力ロッド、39bは該出力ロッドに接続されているレリーズフォークである。前記プラグB2はポート49を有し、かつ固定弁部材43を装置本体B1に押圧して固定している。該固定弁部材43は大径の絞り弁43aに連通する作動液流送孔43bを形成し、この周囲部分を例えば円筒状部43cに構成し、その外縁部に鍔43dを周設し、そして、この鍔43dで該円筒状部43cに前記逆止弁44を固定する。図中50はポート49とプラグB2の内孔51を結ぶ流通孔である。
前記逆止弁44は、ゴム等の弾性材料からなり、大径の絞り孔43aとは別に設けられた弁孔43eをふさぐように固定弁部材43に設けられたもので、マスタシリンダ38からレリーズシリンダ39に流れる作動液の圧力によってポート49側に撓み変形し、弁孔43eを開くものである。従ってこの逆止弁44の作用により、弁孔43eを通じてのマスタシリンダ38からレリーズシリンダ39への作動液の流れは許容されるが、弁孔43eを通じてのレリーズシリンダ39からマスタシリンダ38への作動液の流れは遮断される。
次に本発明に係るオリフィスバルブ装置に於ける実施に形態に基づく動作等を説明する。
先ず、当該オリフィスバルブ装置Bに還流する作動液の温度が高くかつ弾性部材としての圧縮コイル状バネ47の弾性力が比較的大きい場合に於いては可動弁部材45の受ける作動液の差圧による押圧力は圧縮コイル状バネ47の弾性力より小さく、当該可動弁部材45の膨出部45dは固定弁部材43の側面に当接している。そしてクラッチペダル38aが踏込まれると、マスタシリンダ38から配管40を介して作動液が流送され、当該オリフィスバルブ装置Bのポート41に流入する。
該作動液は該装置本体B1の流通孔48及び内孔42から該内孔42の内周壁面と可動弁部材45の外周面とで構成される隙間42bを経由して固定弁部材43の弁孔43e及び逆止弁44にそして、該作動液はプラグB2の内孔51から流通孔50を経てポート49からレリーズシリンダ39に流入する。そこで出力ロッド39a及びレリーズフォーク39bを介して自動車等車両のエンジンと変速機構との接続が切り離される。
そしてクラッチペダル38aの踏込みが解除されるとレリーズフォーク39bが矢印C方向の如く左向きに押込まれ、レリーズシリンダ39のピストン(図示せず)も同方向に可動する。これによりマスタシリンダ38のピストン(図示せず)も初期位置に戻される。そして、レリーズシリンダ39から配管40を経由して作動液がプラグB2のポート49に流入する。このとき、逆止弁44は閉止し、かつ可動弁部材45は固定弁部材43に当接しており、該作動液は流通孔50及び内孔51を経由して固定弁部材43の作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び可動弁部材45の小径の絞り孔45aに流入し、矢印D方向に示すように有底筒体リテーナ52のフィルタ52Cに流入する。そして有底筒体リテーナ52の作動液流送孔52bから装置本体B1の内孔42に流入する。而して該作動液は該装置本体B1の流通孔48、ポート41、配管40を経由してマスタシリンダ38へ還流する。このように上記作動液は有底筒体リテーナ52及びフィルタ52Cによりその流れが一旦阻止され、かつ制御される共に緩慢となり上記作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び小径の絞り孔45aの前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音や騒音が大幅に抑制され全く発生しない。
さらに、当該オリフィスバルブ装置Bに還流する作動液の温度が低くかつ圧縮コイル状バネ47の弾性力が比較的小さい場合に於いては、可動弁部材45の受ける作動液の差圧による押圧力は圧縮コイル状バネ47の弾性力より大きく、当該可動弁部材45の膨出部45dは差圧による押圧力で固定弁部材43の側面から離反している。そして、クラッチペダル38aの踏込みが解除されると、レリーズフォーク39bが矢印C方向の如く左向きに押込まれ、レリーズシリンダ39のピストン(図示せず)も同方向に可動する。これによりマスタシリンダ38のピストン(図示せず)も初期位置に戻される。そして、レリーズシリンダ39から配管40を経由して作動液がプラグB2のポート49に流入する。
このとき、逆止弁44は閉止し、かつ可動弁部材45は固定弁部材43に当接しておらず、該作動液は一方では流通孔50及び内孔51を経由して固定弁部材43の作動液流送孔43b、大径の絞り孔43a、装置本体B1の内孔42、及び隙間42bに流入する。他方では該作動液は可動弁部材45の小径の絞り孔45a及び有底筒体リテーナ52のフィルタ52Cに流れ込み、矢印D方向に示すように該有底筒体リテーナ52の立設壁面52Aの作動液流送孔52bから装置本体B1の内孔42に流入する。而して該作動液は一方及び他方からのものが合流し、該装置本体B1の流通孔48、ポート41、配管40を経由してマスタシリンダ38へ還流する。このように上記作動液は有底筒体リテーナ52のフィルタ52Cによりその流れが一旦阻止され、かつ制御されると共に緩慢となり上記作動液流通孔43b、大径の絞り孔43a及び小径の絞り孔45aの前・後部分の圧力差が低減することとなりこのとき異音や騒音が大幅の抑制され全く発生しない。
本発明に係るオリフィスバルブ装置に於ける実施の形態を示すものであって垂直断面図である。 本発明に係るオリフィスバルブ装置に於ける実施例を示すものであって垂直断面図である。 従来の技術に於けるオリフィスバルブ装置の一例を示すものであって、垂直断面図である。 従来の技術に於けるオリフィスバルブ装置の他の例を示すものであって、垂直断面図である。
38 マスタシリンダ
38a クラッチペダル
39 レリーズシリンダ
39a 出力ロッド
39b レリーズフォーク
40 配管
41 ポート
42 内孔
42a 内孔の底壁面
42b 内孔の隙間
43 固定弁部材
43a 固定弁部材の大径の絞り弁
43b 固定弁部材の作動液流送孔
43c 固定弁部材の円筒状部
43d 固定弁部材の鍔
43e 固定弁部材の弁孔
44 逆止弁
45 可動弁部材
45a 可動弁部材の小径の絞り孔
45b 可動弁部材の底部
45c 可動弁部材の内壁面
45d 可動弁部材の膨出部
46 有底2重筒体リテーナ
46A 有底2重筒体リテーナの外筒
46B 有底2重筒体リテーナの内筒
46C 有底2重筒体リテーナの有底部
46a 有底2重筒体リテーナの鍔
46b 有底2重筒体リテーナの作動液流送孔
47 圧縮コイル状バネ(弾性部材)
48 流通孔
49 ポート
50 流通孔
51 内孔
52 有底筒体リテーナ
52a 有底筒体リテーナの鍔
52b 有底筒体リテーナの作動液流送孔
52A 有底筒体リテーナの立設壁面
52B 有底筒体リテーナの有底部
52C フィルタ
A オリフィスバルブ装置
A1 装置本体
A2 プラグ
B オリフィスバルブ装置
B1 装置本体
B2 プラグ
S 空間

Claims (3)

  1. 内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ外筒に作動液流送孔を穿孔した有底2重筒体リテーナと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底2重筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とするオリフィスバルブ装置。
  2. 内孔を設けた装置本体と、該装置本体に結合しかつ内孔を設けたプラグとでなる車両に搭載されるオリフィスバルブ装置に於いて、前記装置本体の内孔に配置されかつ作動液流送孔に連なる大径の絞り孔を形成した固定弁部材と、前記装置本体の内孔に配置されると共に該固定弁部材と接離する方向に可動しかつ底部の中央に小径の絞り孔を形成した可動弁部材と、該可動弁部材の底部に載置し、かつ立設壁面に作動液流送孔を穿孔した有底筒体リテーナと、該有底筒体リテーナ内に挿置されたフィルタと、前記装置本体の内孔の底壁面と該有底筒体リテーナとの間に介装された弾性部材とを有したことを特徴とするオリフィスバルブ装置。
  3. 前記フィルタはサイレンサであることを特徴とする請求項2記載のオリフィスバルブ装置。
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