JP6782717B2 - 改善された高トルク伝達機構 - Google Patents

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Description

本発明はウォームギア、および、負荷に対し高いトルクを与える機械的トルクマルチプライヤーとして構成されるウォームギアに関する。
先行技術の方法、装置、または、文献、へのどのような言及も、共通の一般知識の一部を形成したかあるいは形成するという証拠または自認を構成するものとして得ることができない。
ウォームおよびギアの機構は、減速、トルク増幅、および、回動−回動伝達、を要する一般的用途への使用で、何世紀にもわたって既知である。
最も基本的なウォームおよびギアの機構は、ギアまたは「ウォームホイール」の歯と噛合する一定のピッチを有するねじ山のウォームを含み、このような機構ではどの時点においても、歯のうちの1つだけがウォームから力を加えられる。つまり、ギアとウォームとの接触は、それらの間の摺動接触の1つの接点に制限される。ギアとウォームとの間の垂直点でのみ接触がなされ、その点において全てのトルク駆動力が摺動接触で伝動される。
ギアとウォームとの間のより長い円弧に沿って力を与えることができるより複雑なウォームが既知であり、それらは「らせん状」、「砂時計状」、「鼓状」のウォームと称される。たとえば、米国特許第2338367号明細書(特許文献1、Trbojevich)において、ギアを前後に駆動可能に設計された切頭で先細の鼓状のウォームが開示されている。
このようなウォームギアにおいて、ギアの歯とウォームとの間で過度の摩耗が生じうるという問題がある。
この摩耗の問題へのアプローチの1つが、欧州特許出願公開第2251564号明細書(特許文献2、有限会社メーコー精機)で述べられており、それはウォームギアが、ホイールに形成されたソケットにおいてボールを保持する周辺磁石を有するものである。ボールがらせん状ウォームのねじ山と噛合することで、ウォームとギアホイールとが回動接触する。しかし、正確に配置された周辺磁石を備えるギアホイールの製造には複雑な労力を要するであろう。さらに、ボールが定位置に保持されなくなった場合、磁石が消磁されるおそれがある。加えて、ボールは望ましくない相当な剪断力を受ける。
ウォームとギアホイールの回動接触を提供する別のアプローチは米国特許出願公開第2006/0156845号明細書(特許文献3、Tong)であり、それはボールがウォームのらせん状の軌道を循環し、それを通って形成されるトンネルを経て再循環するものである。しかし、このウォームギアでは、ねじ回しまたはウインチとして用いるためのトルクマルチプライヤーにおいて望ましい高トルクを、ウォームからギアへ必ずしも伝達できない。
米国特許第2338367号明細書 欧州特許出願公開第2251564号明細書 米国特許出願公開第2006/0156845号明細書
本発明の目的は、高いレベルのトルクでの作動を可能とする改善されたウォームギアの提供である。
本発明の第一の側面は、ウォームおよびウォームホイールを含むウォームギアであって、
a. 前記ウォームホイールの周囲に形成され、ボールおよび前記ボールの一部を受けるカップをそれぞれが有し、前記カップのそれぞれは前記ウォームホイールの周に関して鋭角となるように構成される噛合アセンブリーを含み、
b. 前記ウォームは前記ウォームホイールの周縁部の形状を補う凹状で先細の側方輪郭を有し、
c. 前記ボールの一部を前記ウォームと噛合するとともに回動自在とすることで、使用に際して前記ウォームと前記ウォームホイールとの間の剪断力を減少させるウォームギアである。
好ましくは、前記ウォームは前記ボールの軌道を画定する少なくとも1つのらせん状のねじ山を有し、前記軌道は凹状の輪郭を有する。
前記ウォームギアは、前記ウォームが1周回動すると前記ウォームギアがその軸心の回りに部分的に回動するトルクマルチプライヤーとして構成されうる。
本発明の好ましい実施形態において、前記ウォームは少なくとも3つの噛合アセンブリーと噛合する。
好ましくは、前記ウォームは駆動部材と連結可能な形成物を含む。たとえば、前記形成物は六角ソケットを含むものでありうる。
本発明の好ましい実施形態において、前記ウォームギアは、前記ウォームホイールがボルトの頭を受容するソケットを有するソケットレンチとして構成される。
好ましくは、前記ウォームギアは前記ウォームおよび前記ウォームホイールのためのハウジングを含み、前記ハウジングは前記ウォームおよび前記ウォームホイールを互いに噛合した状態で保持する。
本発明の好ましい特徴、実施形態、および、変形、は、当業者が本発明を実施するのに充分な情報を提供する以下の「発明を実施するための形態」とは相違しうる。
「発明を実施するための形態」が、上述の「発明の概要」の範囲を制限するとみなすことはできない。「発明を実施するための形態」は、以下の図面を参照する。
本発明の好ましい実施例に係るウォームギアの断面図(図1)および、図1に示したウォームギアのウォームホイールの分解図(図1A)。 図1のウォームギアのウォームの側面図。 ハウジングを除いた図1のウォームギアの等角図。 図1のウォームギアの噛合アセンブリーの断面図の細部。 ハウジングを除いた図1のウォームギアの側面図。 本発明の第二の実施例に係るウォームギアの部分詳細図。
図1に、本発明の好ましい実施例に係るウォームギア1の断面図が示される。ウォームギア1は、ウォームホイール5と噛合するウォーム3を有し、ウォームとウォームホイールとはハウジング7によって互いに噛合した状態で保持される。図2および図3は、それぞれ明瞭化のためにハウジング7を除いたウォームギア1の側面図および等角図である。
図示されるように、ウォームホイール5の噛合アセンブリー9a…9nはそれぞれ、カップ11a…11nの形態で一体に成形される支持物を有する。カップはそれぞれボール13a…13nを受容する。ここで述べる好ましい実施形態において、個々のボール13a…13nはそれぞれのカップの中で回動自在である。図1Aはウォームホイールの分解図であり、それぞれのカップの外側のボールを示す。
個々のボール13a…13nはそれぞれのカップ11a…11nの外側を向いた表面部を有し、球状の面がウォーム3に面している。
図2に最もよく示されるように、ウォーム3には、柄4に接する柄端(15a、17a)から端部6に接する先端(15n、17n)へと延びる第一および第二のねじ山15、17が形成される。破線19、21に示されるように、ねじ山15、17は凹状に先細った側方輪郭を有する。ウォーム3の側方輪郭は、ウォームホイール5の周の噛合アセンブリー9a…9nの形状を補うものであり、よってボール13a…13nの球面の一部はねじ山15、17の間にわたる凹状の軌道23と噛合する。
図1にさらに示されるように、ボール13a…13nはそれぞれのカップ11a…11nのソケットに、ウォーム3の軌道23、または、ハウジング7内でウォームホイール5の外周の周りに形成されるベアリングレース31、によって保持される。
ここで述べる本発明の好ましい実施形態において、軌道23は4つの噛合アセンブリー9a…9dと噛合する。
図1にさらに示されるように、ウォーム3は、細長いハンドル等の駆動部材と連結可能な形成物、つまり六角ソケット25を有する。
ここで述べる好ましい実施形態において、ウォームギア1はソケットレンチとして構成され、ウォームホイール5は使用時にボルトの頭部を回動させる中央ソケット27を有する。ウォームギア1は、ウォーム3が1周回動するとウォームホイール5がその軸心回りに部分的に回動するトルクマルチプライヤーとして構成される。
図3に示すように、ウォーム3は使用時に、その軸心29回りに矢印32で示される方向に回動される。ウォーム3は、ウォームの軌道23と噛合するウォームホイール5の噛合アセンブリー9a…9nのボール13a…13nの球面を回動させ、ウォームホイール5の軸心33回りに矢印35に示される方向に力を加える。
最も直径が大きいねじ山部分15a(図2に示す)によって、歯に対し最も大きい駆動力が加えられる。これは、ねじ山部分15aが最も大きい半径および最も小さいピッチ角を有するためである。図2に示すように、ピッチ角はウォームの軸端から遠端へと減少する。たとえば、ウォーム3の柄4の端へと向かう第二ねじ山のピッチ角であるθは、ウォーム3の端部6へと向かう第二ねじ山のピッチ角であるθより小さい。
ウォーム3はその回動によって、ウォームの1回転につき1つのボールを送る。したがって、ウォームホイール5に15個の噛合アセンブリーがある場合は、図1に示すように、トルク増幅比は15:1となる。
ボール13a…13nの表面が最大直径軌道部23aと嵌合すると、ボール13a…13nはそれぞれのカップ11a…11nの中で最も速く回動する傾向がある。これは、ウォーム3の柄4へと向かう軌道部23aが、ウォームのより直径が小さい先端6へと向かう軌道部23nの場合よりも、ボール13a…13nの個々の球面とより広い面積で接触するからである。
図1に示すように、ここで述べる本発明の実施形態において、4つのボール、すなわち図1に示される瞬間においてはボール13a、13b、13c、13dが、ウォーム3の軌道23と噛合する。個々のボールはウォームの軌道およびそれぞれのカップ11a…11dと回動接触する。
図4に示すように、ここで述べる実施形態において、個々の球状のカップ11a…11dはウォームホイール5の周に対し鋭角θ(約60度)で配列される。このカップの角度付けによって、ウォーム3からウォームホイールへ、そしてソケット27を介して取り付けられた装置、たとえばボルトの頭部へと伝達される優れた力線10が得られる。カップ中心線(図4の破線で示される)はウォーム軌道へと傾斜し、ウォーム3の1つの回動方向、つまり図5の矢印32、35で示される方向における背分力を最大化している。さらに、軌道15(図4に詳細に示す)は、ボールと相互作用し、ギアをウォーム3へと引くことで、ウォームとギアとの緊密な結合の維持を補助するように形成される。
迎え角θへカップ11a…11dを向けることで、ボール13a…13nは剪断力ではなくウォーム3の軌道23からの圧縮力を受ける。この方法によると、カップ11a…11nは片側だけが摩耗することが無い。カップの角度付けによって、従来のウォームホイールギアで経験された離脱力を最小化する単一方向バットレス支持が得られる。また、カップの角度付けによって、極端なトルクでの作動の際に、親部品、つまりウォームとウォームホイールとの間の非常に低い離脱力に備えられることで、ウォームギア1の機能が支援される。この場合、他のベアリングを用いずにウォームホイール5が完全に離脱荷重を伝えることが可能となる。
角度を付けたカップの代わりに、ベアリングホイールの周へと角度付けされた平らに配置された球状カップを用いる場合は、ボールは剪断荷重を受け、そのためカップは横向きの力を受けるので、高い離脱力を伴わずに同等の高トルク荷重を伝達することができない。これらの力はウォームホイールをウォームから逆に逸らすであろう。このような配置は、ピニオンギアおよびクラウンギアが離脱しようとするため非常に非効率的な他の90度の伝達機構と同等の、高い離脱力をもたらすであろう。
前記の実施例においては、ボールはカップ内で回動自在であった。しかし発明者は、図6に示すような、ボール13およびカップ11を備える単一固体片としての噛合アセンブリーの作成が可能であることを発見した。この場合、ボール13の球面はカップ11と一体に成形され、回動接触はしない。むしろ、噛合アセンブリー9´は従来の歯の方式においてより作用し、ウォームの軌道による過度の摩耗を防ぐために潤滑されなければならない。この第二実施例は、たとえば図1を参照してここで述べられた典型的な実施例よりは望ましくないことは理解されるであろう。
典型的なウォームギアは、図1に示すように、トルクレンチに関してここで述べられたが、ギアボックスやウインチのような高トルク伝達機構が必要とされる他の適用に用いることもできる。
以上の記述によって、本発明の少なくとも1つの特定的、実質的かつ確実な使用が識別されることは理解されるであろう。
制定法に従って、本発明は構造的または方法的特徴に多かれ少なかれ特有の言語で記載された。
用語「有する」(“comprise”および“comprising”、“comprised of”などの変形)は、一貫して包括的な意味で用いられ、どのような追加の特徴をも排除するものではない。ここで述べられた手段は本発明の実施の好ましい形態を含むものであるので、本発明はここで示されたかあるいは述べられた特定の特徴に限定されないことは理解されるであろう。したがって、本発明は、当業者に適切に解釈される添付の請求項の適切な範囲内でのいずれの形態または改良をも請求する。
本明細書および請求項(存在する場合)にわたって、文脈から要求されない限りは、語「実質的に」または「約」は、その語によって修飾される範囲の値に限定されるものではないことは理解されるであろう。
本願の明細書および請求項にわたって、文脈から要求されない限りは、単数は複数を包含するものである。特に不定冠詞が用いられる場合、明細書は文脈から要求されない限りは、単数と同様に複数を考慮するものと理解されるであろう。
本発明の特定の側面、実施形態または例とともに述べられた特色、整数、特徴、合成物、化学部分、または、集合、は、両立不能でない限りは、ここで述べる他の側面、実施形態、または、例、にも適用できることが理解されるであろう。
本発明のいずれの実施形態も単に例であり、本発明を限定することを意図していない。したがって、本発明の精神および範囲から外れない限りは、ここで述べた実施形態に様々な他の変更および修正を行なうことができることは認識されるべきである。

Claims (6)

  1. ウォームおよびウォームホイールを含むウォームギアであって、
    前記ウォームホイールの周囲に形成された複数のボールおよび複数のカップを有する複数の噛合アセンブリーを含み、
    前記噛合アセンブリーのそれぞれは、前記複数のボールのうちの一つのボールと、前記複数のカップのうちの一つのカップと、を有し、
    前記一つのカップのソケットに、前記一つのボールの一部が収容され、
    前記噛合アセンブリーのそれぞれの前記カップの中心線は、当該噛合アセンブリーの前記ボールの中心を通って延在し、
    前記中心線は、前記中心線が前記ホイールの周と交わる点において、前記ホイールの周に対する接線と鋭角をなし、
    前記ウォームは前記ウォームホイールの周縁部の形状を補う凹状で先細の側方輪郭を有し、
    前記ウォームは、先端に向けて凹状で先細の形状を有し、
    前記ボールの一部を前記ウォームと噛合するとともに回動自在とすることで、使用に際して前記ウォームと前記ウォームホイールとの間の剪断力を減少させ、
    使用時において、前記ウォームと噛合する前記噛合アセンブリーのそれぞれの前記カップの前記中心線は、前記ウォームに向けて傾いているウォームギア。
  2. 前記ウォームは前記ボールの軌道を画定する少なくとも1つのらせん状のねじ山を有し、前記軌道は凹状の輪郭を有する請求項1に記載のウォームギア。
  3. 前記ウォームが1周回動すると前記ウォームホイールがその軸心の回りに部分的に回動するトルクマルチプライヤーとして構成される請求項1または2に記載のウォームギア。
  4. 前記ウォームは前記ウォームホイールの少なくとも3つの噛合アセンブリーと同時に噛合する請求項1から3のいずれか1項に記載のウォームギア。
  5. 前記ウォームは駆動部材と連結可能な形成物を含む請求項3に記載のウォームギア。
  6. 前記ウォームホイールがボルトの頭を受容するソケットを有するトルクレンチとして構成される請求項5に記載のウォームギア。
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