JP6782507B1 - 生分解性積層マスク - Google Patents
生分解性積層マスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP6782507B1 JP6782507B1 JP2020078795A JP2020078795A JP6782507B1 JP 6782507 B1 JP6782507 B1 JP 6782507B1 JP 2020078795 A JP2020078795 A JP 2020078795A JP 2020078795 A JP2020078795 A JP 2020078795A JP 6782507 B1 JP6782507 B1 JP 6782507B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- mask
- fibers
- biodegradable
- woven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
Description
(1) セルローストリアセテート及びセルロースジアセテートからなる群より選択される少なくとも1つの繊維からなる第1の層、及び
可塑剤を含有しないポリ乳酸繊維からなる第2の層
を含む積層物を、少なくとも一部に含む生分解性積層マスク。
可塑剤を含有しないポリ乳酸繊維からなる第2の層
を含む積層物を、少なくとも一部に含むことを特徴とする。
本発明の生分解性積層マスクを構成する前記積層物は、セルローストリアセテート及びセルロースジアセテートからなる群より選択される少なくとも1つの繊維からなる第1の層を含む。これら酢酸セルロースは、生分解性と共にフィルタ特性をも有するので、マスク用の原材料として好適である。第1の層においては、これら酢酸セルロース繊維が、綿状となっていることが好ましい。こうした構成により、酢酸セルロースのフィルタ特性を十分に活用した、有害物質の遮断性に優れるマスクとすることができる。同様の理由から、セルローストリアセテートやセルロースジアセテートがフィブリル状物であることが好ましい。第1の層を構成する前記繊維が、直径幅0.1μm以上500μm以下、長さ10μm以上10mm以下のフィブリル状物であり、該フィブリル状物の5質量%以上が1000μm以上の長さを有し、かつ分岐構造を含んでいると、さらに好ましい。
本発明の生分解性積層マスクにおける第1の層は、上記のようにセルローストリアセテート及びセルロースジアセテートからなる群より選択される少なくとも1つの繊維からなる。これら酢酸セルロース自体は公知である。酢酸セルロースは通常、セルロースを酢酸エステルとし、次いで加水分解することによって製造され、商業用として一般的なものは三酢酸セルロース(セルローストリアセテート又はトリアセチルセルロース)及び二酢酸セルロース(セルロースジアセテート)である。本発明では、酢酸の他にプロピオン酸や酪酸でエステル化されたモノマー単位を含む、アセテートプロピオネートやアセテートブチレートを使用することもできる。例えばアセテートプロピオネートの使用により硬度や引張強度を高めることができ、アセテートブチレートの使用によって耐候性や寸法安定性を改善することも可能である。成形性を高めるためにフタル酸残基等を含ませても良い。重合度や分子量にも特に制限はなく、例えば粘度平均重合度が200〜600程度、特に300〜500程度のもの、あるいは重量平均分子量が1,000〜1,000,000程度、特に10,000〜100,000程度のものを使用することができる。また、酢酸セルロース系樹脂の融点は230〜300℃程度であるが、使用目的や成形方法に応じて任意の融点の樹脂を使用することができる。例えば融点230〜250℃程度の樹脂を用いて比較的低温で成形しても良く、融点270〜300℃前後の樹脂を用いて作成しても良く、また、成形性と耐熱性のバランスを考慮して融点250〜270℃程度の樹脂を用いて作成することもできる。複数の酢酸セルロース系樹脂を併用することも可能である。
上記の様にして紡糸された酢酸セルロース繊維により、本発明の生分解性積層マスクの第1の層が構成される。この第1の層において、酢酸セルロース繊維が綿状態であると、マスクのフィルタ特性を格段に優れたものとすることができ、好ましい。特に、酢酸セルロース繊維が上記したようなフィブリル状物を含んでいれば、こうした綿状物の製造が容易となる。綿状物の厚さに特に制限はなく、マスクの使用目的に応じて例えば0.5〜10mm、特に1〜5mm程度とすることができる。
本発明の生分解性積層マスクを構成する積層物はまた、可塑剤を含有しないポリ乳酸繊維からなる第2の層を含む。ここで、「可塑剤を含有しない」とは、外部から可塑剤が添加されていないとの意味である。一般にポリ乳酸は、微量のモノマー又はオリゴマー成分を含有しており、これらが可塑剤として機能する場合がある。本発明において、「可塑剤を含有しないポリ乳酸」は、こうした微量のモノマー又はオリゴマー成分を含有するポリ乳酸も包含する。
上記の様にして紡糸されたポリ乳酸繊維により、本発明の生分解性積層マスクの第2の層が構成される。ポリ乳酸繊維は、好ましくは織布又は不織布に成形される。成形方法に特に制限はなく、種々の公知の方法で製造することができる。例えば、上記樹脂組成物からなる繊維を平織、斜文織、朱子織、二重織、しゃ織、ろ織等の織り方で織布にしても良く、静電紡糸法、スパンボンド法、メルトブロー法、フラシュ紡糸法等によって不織布としても良い。複数種のポリ乳酸繊維を併用することもできる。また、合成繊維等の他の繊維と組み合わせることも可能であり、例えば複数種の繊維が混紡されていても良い。
スパンボンド不織布の製造においては、紡糸された繊維は直接シート状物(ウェブ)に加工される。通常は、このウェブの繊維を結合し、不織布とする。不織布の目付は特に制限はなく、目的に応じた所望の値とすることができる。例えば、5〜200g/m2、特に10〜100g/m2の範囲とすることができるが、これらに限定されない。
本発明の生分解性積層マスクは、その主要部が、上記の第1の層及び第2の層を含む積層物で構成される。積層物の製造方法に特に制限はなく、例えば第1の層と第2の層の一部箇所に接着剤を付与して両者を一体化する方法、両層を加圧して熱融着する方法等が挙げられるが、これらに限定されない。両者を縫製することも可能である。また、第1の層の織布又は不織布上に、第2の層を直接形成しても良く、第2の層の織布又は不織布上に第1の層を形成することもできる。例えば、第2の層の織布又は不織布上に酢酸セルロース繊維のフィブリル状物を吐出し、綿状の第1の層を形成することも可能である。その場合、第1の層の上面に酢酸セルロースの織布又は不織布からなる第3の層を付し、3層構造としても良い。初めに第1の層を織布又は不織布として形成し、その上に酢酸セルロース繊維のフィブリル状物を吐出して綿状とした後、その上に第2の層を形成することも可能である。勿論、他の層をさらに積層して、4層構造以上の積層物とすることもできる。
本発明の生分解性積層マスクは、少なくとも一部、通常は主要部である被覆部の一部又は全部が、上記の様にして製造された積層物で構成される。積層物を含む被覆部に耳掛け部材やバンド部材等を付し、本発明の生分解性マスクとすることができる。マスクの形状に特に制限はなく、フラット型、カップ型、折り畳み型等の任意の形状が採用できる。サイズにも制限はなく、使用者や使用目的に応じ、例えば被覆部の有孔面積を約100〜300cm2に設定することができる。
本発明の第1の層及び第2の層を構成する繊維は、無機物質粉末等の樹脂以外の成分を含んでいても良い。無機物質粉末を、樹脂に対して例えば等質量以上、あるいは樹脂に対して1.5〜5倍の質量充填することにより、酢酸セルロースやポリ乳酸の生分解性をさらに高めることも可能である。無機物質粉末としては、特に限定されず、例えば、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタン、鉄、亜鉛などの炭酸塩、硫酸塩、珪酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、酸化物、若しくはこれらの水和物の粉末状のものが挙げらる。具体的には、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、アルミナ、クレー、タルク、カオリン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、リン酸マグネシウム、硫酸バリウム、珪砂、カーボンブラック、ゼオライト、モリブデン、珪藻土、セリサイト、シラス、亜硫酸カルシウム、硫酸ナトリウム、チタン酸カリウム、ベントナイト、ウォラストナイト、ドロマイト、黒鉛等が挙げられる。これらは、合成のものであっても天然鉱物由来のものであっても良く、また、これらは単独で又は2種類以上併用して使用され得る。
第1の層及び第2の層の繊維には、必要に応じて、補助剤としてその他の添加剤を配合することも可能である。また、その他の添加剤として、例えば、色剤、滑剤、カップリング剤、流動性改良材、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、安定剤、帯電防止剤等を配合しても良い。これらの添加剤は、単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。これら添加剤は、混練工程において配合しても良く、混練工程の前に予め樹脂等の他成分に配合していても良い。
本発明の生分解性積層マスクを構成する積層物、それに含まれる各層の繊維、織布、不織布等は、ギア加工、印刷、塗布、ラミネート、熱処理、賦型加工、親水加工、撥水加工、プレス加工などの二次加工を施されたものであっても良い。
セルロースジアセテート樹脂(酢化度55%、6%粘度70mPa・s)100質量部、重質炭酸カルシウム粒子(平均粒径:2.2μm、BET比表面積:1.0m2/g、真円度:0.85)100質量部、及び可塑剤クエン酸トリエチル2質量部を、同方向回転二軸混練押出機(φ25mm、L/D=41)を用い180℃で混練、水中にストランドで押出し、冷却、カットし、ペレットを作製した。このペレットから、二軸混練押出機を用いて180℃で溶融紡糸を行った。得られた繊維を補集面上に堆積させた後、熱エンボスにより、繊維径10μm、厚さ約0.2mm、目付が20g/m2のスパンボンド不織布−1を作製した。
[性能評価項目]
・柔軟性:硬く、ごわごわした感じがないかを各モニターに判定させた。
・装着性:周辺部からの通気や漏れがないか、口等を動かしてもマスクがフィットしているかについて各モニターに判定させた。
・装着感:モノマーやオリゴマー等のブリードによる滑り、繊維の毛羽立ちによる刺激等の不快感がないか、各モニターに判定させた。
上記評価項目について、モニターの評価をまとめた結果を、後記する表1に示す。なお、いずれの評価項目も、5人のモニター全員が良好と評価した試料を◎、4名が良好と判定した試料を〇、3名が良好と判定した試料を△とし、モニターの過半数が問題を感じた試料を×として表示した。
実施例1で作成したスパンボンド不織布−2から180×150mmサイズの切片を切り出し、その切片5枚を実施例1と同様にして貼り合わせ、マスクを作製した。マスクは5体作成し、実施例1と同様の評価に付した。評価結果を、表1に示す。
セルローストリアセテート樹脂(酢化度61%、6%粘度95mPa・s)100質量部、重質炭酸カルシウム粒子(実施例1で使用したもの)150質量部、及び可塑剤クエン酸トリエチル2質量部を、同方向回転二軸混練押出機(φ25mm、L/D=41)を用い180℃で混練、水中にストランドで押出し、冷却、カットし、ペレットを作製した。このペレットから、二軸混練押出機を用いて180℃で溶融紡糸を行った。得られた繊維を補集面上に堆積させた後、熱エンボスにより、繊維径10μm、厚さ約0.1mm、目付が22g/m2のスパンボンド不織布−3を作製した。
実施例2で作製した第1の層に、第2の層として実施例1で作製したスパンボンド不織布−1を貼り合わせ、実施例1と同様にしてマスクを作製した。このマスク5体について、実施例2と同様の評価を行った。その結果を表2に示す。
セルローストリアセテート樹脂(酢化度61%、6%粘度95mPa・s)100質量部、及び可塑剤クエン酸トリエチル1質量部を、同方向回転二軸混練押出機(φ25mm、L/D=41)を用い180℃で混練、水中にストランドで押出し、冷却、カットし、ペレットを作製した。このペレットから、二軸混練押出機を用いて180℃で溶融紡糸を行った。得られた繊維を補集面上に堆積させた後、熱エンボスにより、繊維径10μm、厚さ約0.1mm、目付が22g/m2のスパンボンド不織布−4を作製した。
Claims (7)
- セルローストリアセテート及びセルロースジアセテートからなる群より選択される少なくとも1つの繊維からなる第1の層、及び
可塑剤を含有しないポリ乳酸繊維からなる第2の層
を含む積層物を、少なくとも一部に含む生分解性積層マスクであって、
前記第1の層を構成する前記繊維が、直径0.1μm以上500μm以下、長さ10μm以上10mm以下のフィブリル状物であり、前記フィブリル状物の5質量%以上が1000μm以上の長さを有し、かつ分岐構造を含んでいる、生分解性積層マスク。 - 前記第1の層と、前記第2の層の厚さの比が、99:1〜80:20である請求項1記載の生分解性積層マスク。
- セルローストリアセテート及びセルロースジアセテートからなる群より選択される少なくとも1つの繊維からなる第1の層、及び
可塑剤を含有しないポリ乳酸繊維からなる第2の層
を含む積層物を、少なくとも一部に含む生分解性積層マスクであって、
前記第1の層と、前記第2の層の厚さの比が、99:1〜80:20である、生分解性積層マスク。 - 前記第1の層において、前記繊維が綿状態を形成している請求項1〜3の何れか1つに記載の生分解性積層マスク。
- 前記第2の層が、前記ポリ乳酸繊維の織布又は不織布で構成されている請求項1〜4の何れか1つに記載の生分解性積層マスク。
- 前記セルローストリアセテート又は前記セルロースジアセテートの酢化度が、50以上65以下である請求項1〜5の何れか1つに記載の生分解性積層マスク。
- 前記第1の層の端部が、前記第2の層で封止されている請求項1〜6の何れか1つに記載の生分解性積層マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020078795A JP6782507B1 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | 生分解性積層マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020078795A JP6782507B1 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | 生分解性積層マスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6782507B1 true JP6782507B1 (ja) | 2020-11-11 |
JP2021172926A JP2021172926A (ja) | 2021-11-01 |
Family
ID=73043572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020078795A Active JP6782507B1 (ja) | 2020-04-28 | 2020-04-28 | 生分解性積層マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6782507B1 (ja) |
-
2020
- 2020-04-28 JP JP2020078795A patent/JP6782507B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021172926A (ja) | 2021-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6755067B1 (ja) | 生分解性不織布マスク | |
EP2150645B1 (en) | Nonwoven bonding patterns producing fabrics with improved abrasion resistance and softness | |
KR100393364B1 (ko) | 슬릿탄성섬유부직라미네이트 | |
KR101929160B1 (ko) | 부직포 제조방법 | |
CN102753745A (zh) | 尺寸稳定的非织造纤维幅材、熔喷细旦纤维及其制备和使用方法 | |
DE69921487T2 (de) | Copolyester-binderfasern | |
MX2010013658A (es) | Fibras finas hiladas por fusion mediante soplado y metodos de manufactura. | |
JP2013520583A (ja) | 寸法安定性不織布繊維ウェブ、並びにこれらの製造及び使用方法 | |
CN102762370A (zh) | 尺寸稳定的非织造纤维幅材及其制造和使用方法 | |
RU2573817C2 (ru) | Нетканый материал, ламинированный материал, изделие из нетканого материала, многокомпонентное волокно, холст и способ изготовления нетканого материала | |
MX2011010272A (es) | Tramas fibrosas no tejidas estables dimensionalmente y metodos de fabricacion y uso de las mismas. | |
CN103154345A (zh) | 尺寸稳定非织造纤维幅材以及制备和使用其的方法 | |
JP2002088633A (ja) | 多層不織布およびその用途 | |
WO2001007698A1 (de) | Vliesstoff zur herstellung von reinraum-schutzbekleidung | |
TR201815465T4 (tr) | Geri kazanılmış polipropilen bileşen ve geri kazanılmış sürdürülebilir polimer bileşen içeren eritilerek şişirilmiş dokunmamış ağ ve bunun yapılmasına ilişkin usul. | |
Zhong | An introduction to healthcare and medical textiles | |
DE69636485T2 (de) | Bioabbaubare Copolymere enthaltende Vliesmaterialien | |
CN104210200A (zh) | 功能性透气膜复合无纺布 | |
JP2006299425A (ja) | 吸水性不織布積層体 | |
JP6782507B1 (ja) | 生分解性積層マスク | |
JP4849820B2 (ja) | 吸水性不織布 | |
WO2021145049A1 (ja) | 無機物質粉末配合スパンボンド不織布 | |
JP6782506B1 (ja) | 生分解性マスク | |
CN102341537A (zh) | 抗γ射线的无纺料片层压物 | |
DE19823926A1 (de) | Textile Einlagevliese aus thermoplastischen Flachfasern |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200507 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200507 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6782507 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |