JP6781093B2 - タンク支持フレーム及びこれを備えたタンクローリ - Google Patents
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1.タンクローリ
図1は本発明の第1実施形態に係るタンク支持フレームを備えたタンクローリの側面図、図2は平面図、図3は背面図である。本願明細書においては、図2中のタンクローリ1に対して左側、右側、下側、上側をそれぞれタンクローリ1の前側、後側、左側、右側とする。図1−図3に示したタンクローリ1は、自力走行可能な車体2及び車体2に載置されたタンク3を備えている。タンク3の内部は複数(例えば3つ)のタンク室に仕切られている。車体2上のタンク3とキャブ4との間のスペースにはホース巻取装置6が搭載されている。このホース巻取装置6によってタンク3に接続した給油ホース5が巻き取られている。給油ホース5はタンク3の液体を荷卸し先に供給するためのホースである。この給油ホース5の先端には、目的の荷卸し先にタンク3内の液体を荷卸し(供給)する給油ノズル(不図示)が設けられている。タンク3に貯留される積荷となる液体の代表例は、ガソリンや灯油、軽油等の燃料油である。
タンクローリ1の車体2のシャシフレーム7とタンク3との間にはタンク支持フレーム10(図4等)が介在している。シャシフレーム7の上部にタンク支持フレーム10が固定され、タンク支持フレーム10の上部にタンク3が固定されることで、タンク3がタンク支持フレーム10を介してシャシフレーム7に対して支持されている。
(1)本実施形態のタンク支持フレーム10において、ガセット12は主に第1プレート15の端面15aでフレーム本体11の側壁部17に固定されており、下壁部18に対しては第1プレート15の下側の端面15cにおける水平部Bのみで固定されている。第2プレート16は完全にフレーム本体11から離れている。特に本実施形態の場合、水平部Bの車幅方向の寸法L1は短く(第2プレート16の前後方向の寸法L2よりは少なくとも短く)、第1プレート15の下面(端面15c)の大部分(例えば過半部分)を占める傾斜部Aはフレーム本体11から離れている。つまりガセット12は主にフレーム本体11の側壁部17と固定関係にあり、フレーム本体11の下壁部18とは互いに殆ど拘束し合わない。これによりフレーム本体11の下壁部18とガセット12との溶接部が少なく抑えられ、タンク支持フレーム10の歪を抑えると共にタンク支持フレーム10の残留応力も抑制することができる。更には、フレーム本体11の下壁部18とガゼット12とが殆ど拘束し合わないので、例えばタンクローリの走行中にタンク支持フレーム10に横方向や捩れ方向の荷重が掛かった場合に荷重を逃がすことによる応力集中の抑制の効果が期待される。
図9は本発明の第2実施形態に係るタンク支持フレームとこれに支持されるタンクを抜き出して表した側面図、図10及び図11は本実施形態に係るタンク支持フレームの断面図である。図9−図11はそれぞれ第1実施形態の図4、図6及び図7に対応する図である。第1実施形態で説明済みの要素と同様のものについては既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図12は本発明の第3実施形態に係るタンク支持フレームの要部の断面図であって第1実施形態の図8に対応する図である。ここまでで説明済みの要素と同様のものについては既出図面と同符号を付して説明を省略する。
フレーム本体11の下壁部18に対してガセットが拘束される部位を小さくするためには、ガセットを構成する第1プレートの少なくとも一部が下壁部18から離れた構造が有利である。しかしフレーム本体11の下壁部18に対してガセットが拘束される部位の周囲長(更に言えば側壁部17から計った当該部位の車幅方向内側端部までの距離)が小さければ上記効果(1)等を奏することができる。従って第1プレート16がフレーム本体11の下壁部18から離れた構造である限りにおいては、第1プレート15の下側の端面15cの大部分又は全部が下壁部18に接触する構造は必ずしも排除されない。
図13は参考例1に係るタンク支持フレームの要部の断面図であって第1実施形態の図8に対応する図である。ここまでで説明済みの要素と同様のものについては既出図面と同符号を付して説明を省略する。
図14は参考例2に係るタンク支持フレームの要部の断面図であって第1実施形態の図8に対応する図である。ここまでで説明済みの要素と同様のものについては既出図面と同符号を付して説明を省略する。
Claims (6)
- タンクローリの車体とタンクとの間に介在し、前記車体に対して前記タンクを支持するタンク支持フレームにおいて、
前記車体の上部に固定された左右のフレーム本体と、
前後方向に間隔をあけて配置されて前記フレーム本体に固定された複数のガセットと、
前後方向に間隔をあけて配置され対応するガセットに固定された複数のタンク受板を備え、
前記左右のフレーム本体が、上下に延びる側壁部と、この側壁部の下端から車幅方向の内側に延びる下壁部を有しており、
前記ガセットは、起立して車幅方向に延びた姿勢で前記フレーム本体の側壁部に固定された第1プレートと、起立して前後に延びた姿勢で前記第1プレートに固定された第2プレートを有していて、前記第2プレートが前記フレーム本体の下壁部から離れていることを特徴とするタンク支持フレーム。 - 請求項1のタンク支持フレームにおいて、前記ガセットの第1プレートの下部が、車幅方向の外側に向かって下方に傾斜して延びる傾斜部と、前記傾斜部の下端から前記側壁部に向かって延びる水平部を有しており、前記水平部のみが前記フレーム本体の下壁部に拘束されていることを特徴とするタンク支持プレート。
- 請求項1のタンク支持フレームにおいて、前記ガセットが前記フレーム本体の下壁部から離れていることを特徴とするタンク支持プレート。
- 請求項1のタンク支持フレームにおいて、前記ガセットにおける前記フレーム本体の下壁部に拘束された部位の車幅方向の寸法が、前記第1プレート又は第2プレートの板厚以下であることを特徴とするタンク支持フレーム。
- 請求項1−4のいずれか1つのタンク支持フレームにおいて、前記フレーム本体と前記タンクとの間に前記フレーム本体の全長に亘って前後に延びる当て板が介在していることを特徴とするタンクローリのタンク支持フレーム。
- 車体と、タンクと、前記車体と前記タンクとの間に介在し前記車体に対して前記タンクを支持する請求項1のタンク支持フレームを備えたことを特徴とするタンクローリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017066865A JP6781093B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | タンク支持フレーム及びこれを備えたタンクローリ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017066865A JP6781093B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | タンク支持フレーム及びこれを備えたタンクローリ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018167708A JP2018167708A (ja) | 2018-11-01 |
JP6781093B2 true JP6781093B2 (ja) | 2020-11-04 |
Family
ID=64018283
Family Applications (1)
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JP2017066865A Active JP6781093B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | タンク支持フレーム及びこれを備えたタンクローリ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6781093B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102431722B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2022-08-10 | 신임철 | 고압가스 저장탱크의 고정 받침대 |
RU223824U1 (ru) * | 2023-12-08 | 2024-03-05 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Петрозаводский государственный университет" | Устройство для установки емкости с огнетушащим веществом на раму лесопожарной машины |
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2017
- 2017-03-30 JP JP2017066865A patent/JP6781093B2/ja active Active
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---|---|---|---|---|
KR102431722B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2022-08-10 | 신임철 | 고압가스 저장탱크의 고정 받침대 |
RU223824U1 (ru) * | 2023-12-08 | 2024-03-05 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Петрозаводский государственный университет" | Устройство для установки емкости с огнетушащим веществом на раму лесопожарной машины |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018167708A (ja) | 2018-11-01 |
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