JP6781016B2 - 乗務員配置管理支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道の乗務員の配置管理を支援する乗務員配置管理支援システムに関する。
鉄道の分野では、予定された列車に搭乗するよう乗務員(車掌、運転士等)の行路計画が策定される。行路計画は、1日或いは2日にまたがって策定され、行路番号等により識別される。一方、列車ダイヤが乱れて列車の運休又は臨時列車の運行が発生すると、乗務員の行路計画の変更が必要となる。
従来、乗務員の行路計画の変更が必要となった場合、管理担当者は、どの乗務員の行路計画をどのように変更するか検討し、行路計画の変更案を作成する。そして、変更案が作成されたら、管理担当者は、電話又はファックスを用いて該当の乗務員に連絡して行路の変更を指示するのが通常であった。
特許文献1には、本願発明に関連する技術として、列車ダイヤの計画線を選択することで担当乗務員の一覧を表示することのできる乗務員勤務状態把握装置が示されている。
特開2010−264914号公報
行路計画の変更を検討する際、管理担当者は、変更の対象とする乗務員を見つけ出す必要がある。行路計画の変更指令は、変更に適した位置に滞在している乗務員に発せられると都合がよい。しかしながら、従来、行路の変更に適した乗務員を探すことは簡単なことでなかった。具体的には、乗務員の配置を把握する手段は、行路番号が付記された列車ダイヤ程度しかないのが実状であった。この場合、管理担当者は、列車ダイヤの計画線から、行路を変更する駅に適宜な時刻に滞在する列車を抽出し、この列車の計画線に付随して記された行路番号を探し出し、この行路番号から候補となる乗務員を特定しなければならない。このような作業は非常に煩雑なものであった。
近年、鉄道の分野では、無線通信機能を有する携帯端末(タブレット端末など)を利用して乗務員の業務を支援するシステムの実用化が進められている。このようなシステムでは、行路毎に乗務員が別々に携帯端末を所持し、携帯端末に無線通信機能を用いて業務に関する情報を送ることで、乗務員は携帯端末から必要な情報を得ることができる。
一方、携帯端末にはGPS(Global Positioning System)等を利用した測位機能が一般的に備わる。そこで、本発明者らは、このような測位機能を利用して、行路計画を変更する処理を手助けできないか検討した。
検討に際して、行路計画の変更指令を発するのに適した乗務員の滞在箇所は、列車乱れの原因箇所又は発生時刻に応じて路線上の様々な位置に散在するものではなく、所定のエリアに絞られることが分かった。また、乗務員は詰所に待機していることもあり、行路計画の変更指令を発するのに適した乗務員は、列車に搭乗中の乗務員に限られなかった。
本発明は、列車の乗務員の行路計画を変更する処理の煩雑さを解消することのできる乗務員配置管理支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
画像表示を行う表示部と、
列車の乗務員が滞在する複数の特定エリアを指示操作できる操作部と、
指定された乗務員に内容を指定して指令を発する指令処理部と、
前記操作部を介して前記複数の特定エリアのうち何れか1つが指示操作された場合に、複数の乗務員の測位情報が蓄積された位置情報データベースの情報に基づいて指示操作された前記特定エリアに滞在する乗務員の情報が一覧表示される特定エリアリストを生成するリスト処理部と、
生成された前記特定エリアリストを前記表示部に表示する表示処理部と、
を備え、
前記操作部は、前記操作部から指示操作可能な全ての前記特定エリアと一対一対応した複数の操作ボタンを有し、
前記複数の操作ボタンは、前記表示部の1画面内に含まれ、
前記リスト処理部は、前記複数の特定エリアのうち、乗務員の最終位置から一つの滞在箇所が定まらない特定エリアが指示操作された場合に、前記位置情報データベースの情報から求められる乗務員の最終位置及び滞在時間に基づいて、乗務員が列車に搭乗中か車両基地に滞在しているのか推定し、
前記特定エリアリストには、
一列に配列され且つ各々に各乗務員の情報が示される複数のリスト枠と、
乗務員を指定して前記指令処理部を動作させることが可能な複数の指令操作部と、
が含まれ、
前記複数の指令操作部と前記複数のリスト枠とが一対一対応して並列され、前記複数の指令操作部の何れかが操作されると、操作された前記指令操作部に並んだ前記リスト枠の乗務員が指定されて前記指令処理部が動作することを特徴とする乗務員配置管理支援システムとした。
例えば列車の運休又は臨時列車の運行が発生するような場合、列車ダイヤの乱れの原因地点又は時刻が何れであっても、車両基地或いはその近くの駅など特定エリアに滞在している乗務員に行路変更の指令を発することが多い。そこで、上記の発明によれば、複数の特定エリアのうち何れかを指示操作することで、特定エリアリストにより、特定エリアに滞在する乗務員の情報を一覧表示することができる。また、一覧表示から行路の変更指令の対象となる乗務員を特定したら、この乗務員のリスト枠に並んだ指令操作部を操作すれば、この乗務員に指令を発することができる。従って、例えばダイヤ乱れの際などに行路計画を変更する処理を有効に支援することができる。
望ましくは、前記リスト枠には乗務員の滞在時間の情報が含まれるように構成してもよい。
この構成によれば、滞在時間の情報により、列車に搭乗している乗務員、待機時間の長い乗務員などを見分けることが可能となり、複数の乗務員の中から、より指令を発するのに適した乗務員の優先度を判断できる。
さらに望ましくは、前記リスト枠には乗務員が所属する区所の情報が含まれ、
前記特定エリアリストには、区所毎に前記リスト枠の並べ替えを行う区所項目操作部が設けられていてもよい。
この構成によれば、同一区所に所属する乗務員のリスト枠を並べて表示できるので、複数の区所の乗務員が乗務し運行する路線において区所単位で乗務員に指令を発する場合に、操作が容易となり、また、漏れを抑制できる。
また望ましくは、前記特定エリア内をさらに細分化した複数の細分エリアが設定され、
前記特定エリアリストは、前記特定エリアを細分化した複数の細分エリアを選択可能な選択操作部を有し、
リスト処理部は、前記選択操作部が操作された場合に、選択された細分エリアに滞在している乗務員の前記リスト枠を残し、非選択の細分エリアに滞在している乗務員の前記リスト枠を除外して前記特定エリアリストを更新するようにしてもよい。
この構成によれば、より詳細なエリアに絞って乗務員に指令を発する必要があるときに、指令の対象候補が探しやすくなる。
また望ましくは、前記操作部を介して2つ以上の前記特定エリアが指示操作された場合に、前記リスト処理部は指示操作に対応する2つ以上の前記特定エリアリストを生成し、前記表示処理部は前記表示部に2つ以上の特定エリアリストを同時に表示する構成としてもよい。
この構成によれば、互いに離れた複数の特定エリアの乗務員に指令を発して行路計画を変更する際などに、複数の特定エリアの処理を同時並行して進めることができる。
本発明によれば、乗務員の行路計画を変更する処理の煩雑さを解消することのできる乗務員配置管理支援システムを提供できる。
本発明の実施形態の乗務員配置管理支援システムを示すブロック図である。 乗務員配置管理支援システムの表示画面の一例を示す画像図である。 特定エリアリストのウインドウ画像を示す図である。 乗務員へ指令を送信するための指令ウインドウの画像を示す図である。 リスト処理部が実行する特定エリアリストのメニュー処理の手順を示すフローチャートである。 リスト処理部が実行する滞在エリア推定処理の手順を示すフローチャートである。 リスト処理部が実行するリスト処理の手順を示すフローチャートである。 指令処理部が実行する乗務指令処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の乗務員配置管理支援システムを示すブロック図である。
本実施形態の乗務員配置管理支援システム1は、例えばデジタルペンを用いて画面上に指示操作を行うことができるコンピュータであり、記憶部10、操作部11、画像表示を行う表示部12、通信部13、および制御部14を備える。乗務員配置管理支援システム1は、ネットワークNを介して複数の乗務員用タブレット80と、位置情報データベース81と、乗務員行路データベース82と通信しながら処理を行う。
乗務員用タブレット80は、列車の各乗務員の行路に1つずつ所持される。乗務員用タブレット80は測位機能を有し、逐次、測位処理を行って現在位置と現在時刻とを含む測位情報を蓄積する。また、乗務員用タブレット80は無線通信機能を有し、逐次、測位情報を位置情報データベース81に送信する。複数の乗務員用タブレット80には、各々を識別するためのタブレットID(識別情報)と、乗務員に割り当てられた行路番号および乗務開始日と、運転士又は車掌などの乗務種別を示すD/C情報などが登録される。「D」は運転士を示し、「C」は車掌を示す。図1中、これらの登録情報は、1つの乗務員用タブレット80のみに記しているが、全ての乗務員用タブレット80に登録されている。
行路番号と乗務開始日の情報は、乗務員の当日の行路計画を識別する情報である。行路番号は、乗務員がどの時刻にどの列車に搭乗して路線上のどの位置に存在するかを示す情報である。行路番号が示す行路の情報は、2日にまたがった行路計画である場合がある。このため、行路番号と乗務開始日の情報により、2日にまたがった行路計画のうち、1日目の行路(「当」で示す)であるか、2日目の行路(「翌」で示す)であるかが区別される。
位置情報データベース81は、複数の乗務員用タブレット80から、逐次、測位情報を受け取って、タブレットIDと対応付けて蓄積する。測位情報には、測位時刻と測位された位置情報とが含まれる。
乗務員行路データベース82は、複数の乗務員にそれぞれ対応する複数の乗務員行路情報が登録されている。乗務員行路情報には、乗務員の所属区所、乗務員が所持する乗務員用タブレット80のタブレットID、乗務員に計画された行路を識別する行路識別情報(行路番号と当/翌の情報)などが含まれる。行路識別情報は、乗務員用タブレット80から送信されて乗務員行路データベース82に登録されるように構成してもよい。また、乗務員行路データベース82は、乗務員配置管理支援システム1が乗務員用タブレット80に指令を送信する際、指令を中継する構成としてもよい。指令を中継する際には、乗務員行路データベース82は、指令の内容と送信時刻の情報等を保存して、後から読み出せるように構成してもよい。また、指令が転送された後、乗務員は乗務員用タブレット80を用いて指令を受任し、この受任情報が乗務員行路データベース82へ送信されて保存ならびに読出し可能な構成としてもよい。
続けて、乗務員配置管理支援システム1の各構成要素について説明する。記憶部10は、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリである。記憶部10には、配置管理支援処理の設定データが格納される設定データ記憶部10aが含まれる。
設定データには、特定エリアの地球上の位置範囲を示す特定エリア情報が含まれる。特定エリアは、列車ダイヤの乱れなどで乗務員の行路計画を変更する際に、変更指令を発する対象となる乗務員が滞在する可能性が高いエリアを示し、例えば、車両基地が近い駅およびその周辺、或いは、車両の留置箇所が多い駅およびその周辺などが設定される。
設定データには、さらに地球上の位置と滞在箇所との関係を示す位置対滞在箇所の関係情報が含まれる。滞在箇所とは、例えば駅(列車内、又は駅の詰所)、車両基地など、乗務員が滞在する特定箇所を表わす。乗務員は、例えば搭乗中の列車による駅間の移動中、駅内の移動中、駅と車両基地間の移動中など、上記の特定箇所から離れていることがある。しかし、移動中など大凡の範囲にいる場合を含めて、乗務員の位置情報と滞在箇所とが対応付けられるように、位置対滞在箇所の関係情報が設定されるとよい。
操作部11は、管理担当者或いはオペレータ(以下、「管理担当者等」と記す)の指示操作を入力する。操作部11は、例えばデジタイザなどの位置入力装置であり、表示部12の画面上に配置されている。操作部11により、管理担当者等はデジタルペン又は指などを用いて画面上の位置をシステムに指示することができる。また、表示部12にボタン表示などを行って、操作部11からボタン表示の指示動作を行うことで、システムにボタン操作として認識させることができる。
通信部13は、ネットワークNを介して複数の乗務員用タブレット80、位置情報データベース81、および乗務員行路データベース82との間で情報の送受信を行う。
制御部14は、指令処理部15、表示処理部16、リスト処理部17、および行路ダイヤ処理部18などの複数の機能ブロックを有する。制御部14は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラムを格納した記憶装置と、作業用のRAM(Random Access Memory)とを備える。上記の複数の機能ブロックは、CPUがプログラムを実行して実現されるソフトウェアとして構成すればよい。
指令処理部15は、詳細は後述するが、表示部12の画面に表示される指令ウインドウ170(図4を参照)の作成、指令ウインドウ170を用いた指令内容の選択処理、並びに、乗務員用タブレット80への指令の送信処理等を行う。
表示処理部16は、表示部12に表示データを送って画像を出力させる。表示処理部16は、指令処理部15、リスト処理部17又は行路ダイヤ処理部18から画像データを受けて、表示部12に画像を出力させる。
リスト処理部17は、詳細は後述するが、特定エリアリストのウインドウ160(図3を参照)の作成、特定エリアリストのウインドウ操作の入力処理、管理担当者等の操作に応じた特定エリアリストの更新処理等を行う。リスト処理部17は、複数の特定エリアリストを作成できるメモリの作成領域17aを有し、CPUの並列処理によって複数の特定エリアリストを同時に作成および編集し、複数のウインドウ160を表示画面120中に出力することができる(図2を参照)。
行路ダイヤ処理部18は、縦軸に行路、横軸に時間をとった格子状の目盛線上に、複数の乗務員の行路予定を表わす計画線と、実際の行路を表わす実績線とを示した行路画像131(図2を参照)を作成する。
<表示画面構成>
図2は、乗務員配置管理支援システムの表示画面の一例を示す画像図である。
乗務員配置管理支援システム1の表示画面120には、コンテンツ領域130と、メニュー領域140とが含まれる。通常時、コンテンツ領域130には、時刻に応じて変化する行路画像131が出力される。また、コンテンツ領域130には、特定エリアリストのウインドウ160が出力可能である。特定エリアリストのウインドウ160は、予め設定された複数(例えば4つ)の特定エリアに対応して複数種類出力可能である。特定エリアリストのウインドウ160は、管理担当者等の要求に応じて出力され、要求が無いときには出力されない。
メニュー領域140には、管理担当者等により操作可能な複数のボタン操作部と複数の選択操作部が設けられている。メニュー領域140には、特定エリアリストに関する操作領域142と、その他の操作領域141、143が設けられている。また、特定エリアリストに関する操作領域142には、特定エリアを指示して特定エリアリストを出力するための操作ボタン151〜154と、乗務員への指示状況リストを出力するための操作ボタン155が設けられている。4つの操作ボタン151〜154は、予め設定された4つの特定エリアにそれぞれ対応して設けられている。なお、特定エリアの個数と、これらに対応する操作ボタンの数は、4つに限られない。
<特定エリアリストのウインドウ構成>
図3は、特定エリアリストのウインドウ画像を示す図である。
特定エリアリストのウインドウ160は、特定エリアの名称が示されるタイトル161、特定エリアを細分化した複数の細分エリアの選択操作を入力する選択操作部162、特定エリアに滞在する乗務員の情報が表示される一覧表163を備える。また、ウインドウ160は、乗務員に指令を発するための複数の指令操作部164と、ウインドウ160を閉じるための閉じるボタン165などを備える。
一覧表163は、先頭枠163aと、複数のリスト枠kとが、一列に配列されてなり、特定エリアに滞在する複数の乗務員の情報が示される。複数のリスト枠kをまとめて内容欄163bと呼ぶ。図3中、煩雑を避けるために、1つのリスト枠kのみに符号を付しているが、内容欄163bの各行が1つのリスト枠kを構成する。各リスト枠には、1人の乗務員が担当する行路について複数項目の情報が示される。
先頭枠163aには、情報表示される複数項目の名称が示されており、例えば乗務員の所属区所、乗務種別(D/C)、乗務員に割り当てられた行路識別情報(行路番号と「当/翌」の情報)、滞在箇所などの項目が含まれる。また、情報表示される複数項目には、1つの滞在箇所又は特定エリアに乗務員が継続的に滞在している滞在時間、或いは、その他の項目が含まれていてもよい。先頭枠163aの各項目の名称が示される欄は、個々の操作ボタン(以下では、「項目ボタン」とも呼ぶ)になっており、1つの項目ボタンを操作することで、該当する項目の値の順で内容欄163bの複数のリスト枠kの情報をソート可能になっている。所属区所の項目ボタンは、本発明に係る区所項目操作部の一例に相当する。
複数の指令操作部164は、内容欄163bの複数のリスト枠kに一対一対応して設けられ、各指令操作部164が対応する各リスト枠kに並んで配置されている。複数の指令操作部164は、対応するリスト枠kの乗務員へ指令を送信する際に管理担当者等が操作することで、この乗務員を指定して指令処理部15を動作させることができる。指令処理部15が動作することで指令ウインドウ170(図4を参照)が表示部12の画像に出力される。
選択操作部162は、特定エリアに含まれる複数の細分エリアを選択可能な操作部である。細分エリアは、例えば、特定エリアにおいて主に乗務員が滞在する箇所が複数に分かれる場合に、これら複数の箇所に応じて複数の細分エリアが設定される。選択操作部162には、選択/非選択を表わす複数のチェックボックスと複数の細分エリアの名称表示とが設けられる。選択操作部162は、ウインドウ160の生成時には、全て選択状態にされる。選択操作部162の選択の切り替えにより、一覧表163の内容欄163bには、選択された細分エリアに滞在する乗務員の情報のみが表示される。
<指令ウインドウ>
図4は、乗務員へ指令を送信するための指令ウインドウの画像を示す図である。
指令ウインドウ170は、上述したように、特定エリアリストの指令操作部164が操作された場合に、指令処理部15が作成して表示画面120に出力される。指令ウインドウ170は、図4に示すように、指令ウインドウであることを示すタイトル171と、指令対象の乗務員の情報が記される情報欄172と、指令内容の選択入力が可能な指令内容欄173とを含む。また、指令ウインドウ170は、指令を送信する送信ボタン174と、指令ウインドウ170を閉じるボタン175とを含む。
情報欄172には、乗務員の所属区所、行路識別情報(行路番号と当/翌の情報)、滞在箇所、最も新しい測位情報の測位時刻を示す最終時刻、同一箇所に継続的に滞在している滞在時間などが出力される。
指令内容欄173は、予め定められた複数種類の指令内容と乗務区間などが例えばプロダウンメニューにより選択可能な複数の選択入力欄が設けられている。
管理担当者等は、指令ウインドウ170の指令内容欄173の内容を入力し、送信ボタン174を指示操作することで、該当の乗務員用タブレット80に入力した内容の指令を送信することができる。
<制御処理>
以下、乗務員配置管理支援システムの制御処理について図5から図8のフローチャートを参照して説明する。
図5は、リスト処理部が実行する特定エリアリストのメニュー処理の手順を示すフローチャートである。
図5のメニュー処理は、乗務員配置管理支援システム1の起動時から継続的に実行される。メニュー処理が開始されると、リスト処理部17は、特定エリアの操作ボタン151〜154がオンされたか否かの判別(ステップS1)と、操作ボタン151〜154がオフされたか否かの判別(ステップS2)とを繰り返す。
そして、操作ボタン151〜154の何れかがオンされると、リスト処理部17は位置情報データベース81の最新の測位情報に基づいて、最新の位置情報が特定エリアに含まれる全てのタブレットIDを抽出する(ステップS3)。次に、リスト処理部17は、該当するタブレットIDの測位情報の履歴を読み込む(ステップS4)。次に、リスト処理部17は、測位情報の履歴から滞在箇所を推定する処理を行い(ステップS5)、乗務員行路データベース82から該当するタブレットIDの乗務員行路情報を読み込む(ステップS6)。そして、リスト処理部17は、該当する全ての乗務員行路情報をリスト枠kに登録して(ステップS7)、CPUの並列処理によりメニュー処理と別のプロセスでリスト処理を開始する(ステップS8)。そして、再び、ステップS1に戻る。
一方、ステップS2で操作ボタン151〜154の何れかがオフされると、リスト処理部17は、該当するリスト処理に終了要求を送って(ステップS9)、再び、ステップS1に戻る。
図6は、図5のステップS5で実行される滞在箇所の推定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
メニュー処理のステップS5で滞在箇所の推定処理に移行すると、リスト処理部17は、図5のステップS3で抽出された複数のタブレットIDから順に1つのタブレットIDを推定対象として選択する(ステップS11)。次に、リスト処理部17は、該当タブレットIDの測位情報の履歴から最終位置と滞在時間とを計算する(ステップS12)。
次に、リスト処理部17は、該当タブレットIDの最終位置の情報が、最終位置から一つの滞在箇所が定まる単純判別エリアであるか否かを判別する(ステップS13)。そして、YESであれば、リスト処理部17は、最終位置の情報から滞在箇所を推定する(ステップS14)。一方、NOであれば、リスト処理部17は、最終位置と滞在時間とから滞在箇所を推定する(ステップS15)。
ここで、単純判別エリア以外のエリアとは、例えば2つの駅間の近くに車両基地があるエリアなどが該当する。この場合、最終位置だけでは、列車に搭乗中で駅間にいるのか車両基地にいるのか判別できない。しかし、滞在時間が短ければ列車に搭乗中、滞在時間が長ければ車両基地に滞在中と推定することができる。従って、ステップS15では、最終位置と滞在時間とから滞在箇所を判別して、滞在箇所の推定が遂行される。
続いて、リスト処理部17は、図5のステップS3で抽出されたタブレットIDの全てについて滞在箇所の特定を完了したか判別し、未だであればステップS11に処理を戻す。一方、完了であれば滞在箇所の推定処理を終了して、図5のステップS6に進む。
このような滞在箇所の推定処理により、特定エリアに滞在する複数の乗務員の滞在箇所が各々推定される。
<特定エリアリストのリスト処理>
図7は、リスト処理部が実行するリスト処理の手順を示すフローチャートである。
リスト処理は、図5のメニュー処理のステップS8によって開始される。リスト処理は、CPUの並列処理によってメニュー処理と並列的に別プロセスで実行される。また、複数の特定エリアの操作ボタン151〜154が操作された場合には、複数のリスト処理が並列して実行される。
リスト処理が開始されると、リスト処理部17は、先ず、図5のステップS7で登録された複数のリスト枠を配列し一覧表を作成する(ステップS21)。続いて、作成した一覧表を含むウインドウ画面のデータを表示処理部16へ出力する(ステップS22)。これにより、図2に示すように、特定エリアリストのウインドウ160が表示画面120に出力される。
続いて、リスト処理部17は、一覧表163の先頭枠163a(図3を参照)の何れかの項目ボタンが押されたか否かを判別する(ステップS23)。その結果、押されていれば、リスト処理部17は、該当の項目の値の順に一覧表の複数のリスト枠を並べ替えるソート処理を実行する(ステップS24)。そして、ステップS22の出力処理に戻って、表示画面120に出力されるウインドウ160の画像に反映する。
ここで、所属区所の項目ボタンが操作されれば、同一の所属区所の乗務員の情報を並べることができ、区所単位で指令を発行したい場合に、乗務員の選択操作が簡単になって有効である。
また、ステップS23で項目ボタンが押されていなければ、リスト処理部17は、細分エリアの選択操作部162(図3を参照)の選択状態が変更されたか判別する(ステップS25)。そして、変更があれば、リスト処理部17は、選択された細分エリアに該当するリスト枠kを一覧表に残し、非選択の細分エリアに該当するリスト枠kを一覧表から除外する(ステップS26)。そして、ステップS22の出力処理に戻って、表示画面120に出力されるウインドウ160の画像に反映する。
また、ステップS25で選択状態の変更がなければ、リスト処理部17は、何れかの指令操作部164の操作があったか判別する(ステップS27)。そして、操作があれば、CPUの並列処理により、リスト処理と別のプロセスで図8の乗務指令処理を開始し(ステップS28)、この乗務指令処理に乗務員行路情報を渡す(ステップS29)。ここで渡される乗務員行路情報は、操作された指令操作部164の横に並んだリスト枠kに示された乗務員に関する情報である。
また、リスト処理部17は、閉じるボタン165の操作或いは図5のメニュー処理のステップS9で終了要求の有無を判別する(ステップS30)。判別の結果、これらの操作又は終了要求が無ければ、ステップS23に処理を戻すが、有れば一覧表をクリアしてウインドウを消去する(ステップS31)。そして、リスト処理を終了する。
<乗務指令処理>
図8は、指令処理部が実行する乗務指令処理の手順を示すフローチャートである。
乗務指令処理は、図3のウインドウ160で指令操作部164が操作に基づきリスト処理部17の呼び出し(図7のステップS28)に応じて開始される。乗務指令処理が開始されると、指令処理部15は、リスト処理(図7)のステップS29により送られた乗務員行路情報を受信および反映して、図4の指令ウインドウ170を生成する(ステップS21)。そして、指令処理部15は、生成された指令ウインドウ170のデータを表示処理部16へ送って、指令ウインドウ170を表示画面120に表示させる(ステップS42)。
続いて、指令処理部15は、指令ウインドウ170を介したユーザからの操作に応じるループ処理(ステップS43からステップS47)へ処理を移行する。すなわち、指令処理部15は、ループ処理において指令内容欄173(図4)の選択操作がなされたか否かの判別(ステップS43)と、送信ボタン174が操作されたか否かの判別(ステップS45)とを行う。加えて、指令処理部15は、ループ処理において閉じるボタン175が操作されたか否かの判別(ステップS47)を行う。
そして、ステップS43で選択操作がなされたら、指令処理部15は、選択結果を指令内容欄173へ反映させて(ステップS44)、ループ処理に処理を戻す。また、送信ボタン174が操作されたら、指令処理部15は、指令内容欄173の指令内容を例えば電子メール形式で指令対象の乗務員用タブレット80へ送信する(ステップS46)。また、閉じるボタン175が操作されたら、指令処理部15は、指令ウインドウ170を消去して(ステップS48)、乗務指令処理を終了する。
このような乗務指令処理により、管理担当者等は、指定の乗務員に簡単な操作で所望の指令を送信することができる。
以上のように、本実施形態の乗務員配置管理支援システム1によれば、複数の特定エリアのうち何れかを指示操作することで、特定エリアリストのウインドウ160により、特定エリアに滞在する乗務員の情報を一覧表示することができる。また、一覧表示から行路の変更指令の対象となる乗務員を特定したら、この乗務員のリスト枠kに並んだ指令操作部164を操作すれば、この乗務員に指令を発することができる。従って、例えばダイヤ乱れの際などに管理担当者等が行路計画を変更する処理を有効に支援することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、乗務員の測位情報を位置情報データベース81に蓄積する構成を示したが、乗務員配置管理支援システム1の記憶部10に位置情報データベース81を構築してもよい。同様に、乗務員行路データベース82を乗務員配置管理支援システム1の記憶部10に構築してもよい。また、特定エリアリストの一覧表163に表示される情報の項目、表示画面120の構成など、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 乗務員配置管理支援システム
10 記憶部
11 操作部
12 表示部
13 通信部
14 制御部
15 指令処理部
16 表示処理部
17 リスト処理部
17a 特定エリアリストの作成領域
18 行路ダイヤ処理部
80 乗務員用タブレット
81 位置情報データベース
82 乗務員行路データベース
120 表示画面
130 コンテンツ領域
140 操作メニュー
151〜154 特定エリアの操作ボタン
160 特定エリアリストのウインドウ
162 選択操作部
163 一覧表
163a 先頭枠
163b 内容欄
164 指令操作部
k リスト枠
170 指令ウインドウ
172 情報欄
173 指令内容欄
174 送信ボタン

Claims (5)

  1. 画像表示を行う表示部と、
    列車の乗務員が滞在する複数の特定エリアを指示操作できる操作部と、
    指定された乗務員に内容を指定して指令を発する指令処理部と、
    前記操作部を介して前記複数の特定エリアのうち何れか1つが指示操作された場合に、複数の乗務員の測位情報が蓄積された位置情報データベースの情報に基づいて指示操作された前記特定エリアに滞在する乗務員の情報が一覧表示される特定エリアリストを生成するリスト処理部と、
    生成された前記特定エリアリストを前記表示部に表示する表示処理部と、
    を備え、
    前記操作部は、前記操作部から指示操作可能な全ての前記特定エリアと一対一対応した複数の操作ボタンを有し、
    前記複数の操作ボタンは、前記表示部の1画面内に含まれ、
    前記リスト処理部は、前記複数の特定エリアのうち、乗務員の最終位置から一つの滞在箇所が定まらない特定エリアが指示操作された場合に、前記位置情報データベースの情報から求められる乗務員の最終位置及び滞在時間に基づいて、乗務員が列車に搭乗中か車両基地に滞在しているのか推定し、
    前記特定エリアリストには、
    一列に配列され且つ各々に各乗務員の情報が示される複数のリスト枠と、
    乗務員を指定して前記指令処理部を動作させることが可能な複数の指令操作部と、
    が含まれ、
    前記複数の指令操作部と前記複数のリスト枠とが一対一対応して並列され、前記複数の指令操作部の何れかが操作されると、操作された前記指令操作部に並んだ前記リスト枠の乗務員が指定されて前記指令処理部が動作することを特徴とする乗務員配置管理支援システム。
  2. 前記リスト枠には乗務員の滞在時間の情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の乗務員配置管理支援システム。
  3. 前記リスト枠には乗務員が所属する区所の情報が含まれ、
    前記特定エリアリストには、区所毎に前記リスト枠の並べ替えを行う区所項目操作部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗務員配置管理支援システム。
  4. 前記特定エリア内をさらに細分化した複数の細分エリアが設定され、
    前記特定エリアリストは、前記特定エリアを細分化した複数の細分エリアを選択可能な選択操作部を有し、
    前記リスト処理部は、前記選択操作部が操作された場合に、選択された細分エリアに滞在している乗務員の前記リスト枠を残し、非選択の細分エリアに滞在している乗務員の前記リスト枠を除外して前記特定エリアリストを更新することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の乗務員配置管理支援システム。
  5. 前記操作部を介して2つ以上の前記特定エリアが指示操作された場合に、前記リスト処理部は指示操作に対応する2つ以上の前記特定エリアリストを生成し、前記表示処理部は前記表示部に2つ以上の特定エリアリストを同時に表示することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の乗務員配置管理支援システム。
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