JP6779485B2 - 在庫管理システム - Google Patents

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本発明は、物品を容器内に収容し、容器を横方向に並べたり縦方向に積み上げたりすることで物品を3次元的に保管管理する在庫管理システムに関するものである。
平置き倉庫等のフリースペースに並べられる物品の入庫及び出庫を自動管理できる在庫管理システムとして、特許文献1に記載のものが提案されている。これによれば、フォークリフトに取り付けられた送信部としての無線式の位置検出用タグと、保管用空間における所定の位置に固定された受信部としての無線式の測位基地局とを備え、測位基地局が受信した電波に基づいて自動的に位置検出用タグの位置を計測することができる。
そして、これにより、フォークリフトが搬送する物品の位置管理等を行うことができる。しかし、特許文献1におけるシステムでは、縦方向に積み上げられた容器内の物品を3次元的に管理することはできなかった。
特開2010−18408号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、物品を収容した容器を横方向に並べたり縦方向に積み上げたりして、物品を3次元的に保管管理する在庫管理システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る在庫管理システムは、
管理対象物品を収容可能で、積み上げ可能な容器と、
前記容器に取り付けられ、固有の識別情報を保持する第1情報保持媒体と、
1段積み又は多段積みに積まれた縦方向に1列の容器群について、最上段の前記容器に取り付けられ、固有の識別情報を保持するアクティブタグと、
前記アクティブタグに取り付けられ、固有の識別情報を保持する第2情報保持媒体と、
前記アクティブタグから無線送信された信号を受信する複数の受信装置と、
前記受信装置からの信号を受信し、前記アクティブタグの位置を計測して、その位置情報を生成する位置情報生成手段と、
前記第1情報保持媒体及び前記第2情報保持媒体から識別情報を読取る読取り装置と、
前記読取り装置を操作し、前記容器群に含まれる全ての第1情報保持媒体と第2情報保持媒体の識別情報を読取ると、前記容器群に含まれる前記第1情報保持媒体と前記第2情報保持媒体とを関連付けて縦方向情報を生成する縦方向情報生成手段と、
前記第1情報保持媒体と前記容器に収容された管理対象物品とを関連付けた物品情報を予め保持しており、前記位置情報生成手段及び前記縦方向情報生成手段から受信した前記位置情報及び前記縦方向情報と前記物品情報とから保管している管理対象物品の位置を管理する管理装置と、を備えている。
アクティブタグは、電源を内蔵しており、通信距離が長く、位置検出用タグとして好適である。しかしながら、受信装置から見て、アクティブタグが管理対象物品や容器の影になってしまう場合には、管理対象物品の材質や容器の材料によっては、電波が吸収されたり反射したりして、通信が不安定になったり不通になったりすることがある。その点、本発明によれば、アクティブタグが最上段の容器に取付けてあるため、受信装置との通信状態を常に良好なものとすることができる。これにより、アクティブタグの水平方向の位置を少ない受信装置で正確に計測することできる。
積み上げられた一列の容器群(1段積みの場合も含む)について、最上段の容器にアクティブタグを取付けるとともに、各容器に第1情報保持媒体を取り付け、それらを関連付けて把握することで、全ての第1情報保持媒体の水平方向の位置を把握することができる。
関連付けるには、読取り装置を用いるが、アクティブタグの識別情報と第1情報保持媒体の識別情報は、同一の読取り装置で読取ることができないことが多く、その場合とても不便である。しかし、本発明によれば、アクティブタグと第2情報保持媒体とを一対にして取り付けてあるため、第2情報保持媒体の識別情報と第1情報保持媒体の識別情報を同一の読取り装置で読取ることができ、アクティブタグの識別情報と第1情報保持媒体の識別情報を同一の読取り装置で読み取ったのと同様の効果を奏することができる。
容器に取り付けられた第1情報保持媒体と容器内の管理対象物品とは、予め関連付けて把握されているため、全ての第1情報保持媒体の水平方向の位置を把握することができれば、全ての管理対象物品の水平方向の位置を把握することができる。
このような構成とすることにより、フリースペースにおいて、物品を収容した容器を横方向に並べたり縦方向に積み上げたりし、物品を3次元的に保管管理することができる。棚等を設置しないため、コストが安く、また、大きい物も保管できる。
在庫管理システムを模式的に示した説明図である。 コンテナを模式的に示した説明図である。
以下、本発明の在庫管理システムを具現化した実施形態について、図面を用いて説明するが、本発明の技術的範囲は、もちろんこれだけに限定されるものではない。なお、周知の技術に関しては、詳細な説明を省略する。
まず、実施形態である在庫管理システム1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施形態の在庫管理システムを模式的に示した説明図であり、図2はコンテナを模式的に示した説明図である。
図1に示すように、在庫管理システム1は、屋内のフリースペースに設置され、主にコンテナ11(容器に相当)、パッシブタグ12(第1情報保持媒体に相当)、アクティブタグ13、パッシブタグ14(第2情報保持媒体に相当)、受信装置15、位置情報生成手段16、読取り装置17、縦方向情報生成手段18、管理装置19とで構成される。
図2に示すように、コンテナ11は、金属の骨組からなる容器であって、管理対象物品を収容可能で、積み上げ可能となっている。
パッシブタグ12は、パッシブRFIDタグであり、固有の識別情報を保持している。図2に示すように、パッシブタグ12はコンテナ11に取り付けられているが、パッシブタグ取付け袋111(離間取付け手段に相当)によって、コンテナ11の骨組から離れた位置に取付けられている。電波が金属の骨組みで反射し、通信エラーの原因になることを防止するためである。
パッシブタグ取付け袋111は、透明のビニール製で、袋状になっており、内部にパッシブタグ12を収容できるようになっている。パッシブタグ取付け袋111の上部裏面には、図示しない磁石が固定されており、この磁石をコンテナ11の骨組み部分に貼り付けるようになっている。パッシブタグ取付け袋111には、パッシブタグ12の識別記号が表示されている。図2では、「P819」が識別記号である。すなわち、コンテナ11には、取り付けられたパッシブタグ12の識別記号が表示されることになる。
パッシブタグ12には、固有の識別情報が予め入力されている。すなわち、パッシブタグ12は、固有の識別情報を保持している。この識別情報は、書き換え可能であるが、基本的に書き変える必要はないものである。
パッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品(製造番号、個数等)との関連付けは、管理対象物品がコンテナ11に載せられて倉庫に入庫したときに、後述の管理装置19に入力することで行う。すなわち、パッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品との関連は、管理装置19のみが把握している。本実施形態では、パッシブタグ12は、管理対象物品の情報を保持していない。
また、管理装置19は、パッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品との関連付けの情報を入力したときに、入力した時刻も記録するようになっている。同一の管理対象物品が複数あるときに、先入れ先出しをするためである。
アクティブタグ13は、アクティブRFIDタグであり、固有の識別情報を保持している。固有の識別情報は、製造時に内蔵されているものであって、書き換えることはできない構造になっている。
アクティブタグ13は、コンテナ11が1段積みに置かれている場合はそのコンテナ11に、コンテナ11が多段積みに置かれている場合は最上段のコンテナ11に取り付けられている。アクティブタグ13は、コンテナの上面に上向きに取り付けられている。
パッシブタグ14は、パッシブタグ12と同じものである。ただし、役割が違い、パッシブタグ12がコンテナ11を識別するために使用されているのに対し、パッシブタグ14は、アクティブタグ13を識別するために使用されている。パッシブタグ14の識別情報とパッシブタグ12の識別情報は、同じ読み取り装置17で読取ることができる。
図2に示すように、パッシブタグ14は、アクティブタグ13に取り付けられているが、パッシブタグ取付け袋112(離間取付け手段に相当)によって、コンテナ11の骨組から離れた位置に取付けられている。
パッシブタグ取付け袋112は、透明のビニール製で、袋状になっており、内部にパッシブタグ14を収容できるようになっている。パッシブタグ取付け袋112の上部には、紐の一端が固定されており、この紐の他端がアクティブタグ13に固定されていることで、パッシブタグ取付け袋112はアクティブタグ13と連結されている。本実施形態では、パッシブタグ取付け袋112に、パッシブタグ14の識別記号が表示されている。図2では、「A001」が識別記号である。
パッシブタグ14には、固有の識別情報が予め入力されている。すなわち、パッシブタグ14は、固有の識別情報を保持している。この識別情報は、書き換え可能であるが、基本的に書き変える必要はないものである。
パッシブタグ14(の識別情報)とアクティブタグ13(の識別情報)とは、予め関連付けて管理装置19に記録されている。すなわち、パッシブタグ14(の識別情報)とアクティブタグ13(の識別情報)との関連は、管理装置19のみが把握している。本実施形態では、パッシブタグ14は、アクティブタグ13の情報を保持していない。
受信装置15は、アクティブタグ13から無線送信された自己の識別情報信号と位置計測用信号を受信する装置である。図1に示すように、建物の天井部分に複数設置されている。
位置情報生成手段16は、位置情報生成プログラムを実装したコンピュータである。位置情報生成手段16は、受信装置15からの信号を受信し、アクティブタグ13の位置を計測して、その位置情報を生成する。位置情報生成手段16は、ハブ等のネットワーク機器を介して上記複数の受信装置15と通信自在に構成されている。また、管理装置19とも通信自在に構成されている。
本実施形態では、アクティブタグ13は、位置計測用信号として超広帯域無線(UWB)方式の8.5GHz〜9.5GHzの無線信号を用いており、受信装置15は、図示しない複数の受信エレメントを備えている。
アクティブタグ13は、数ナノ秒という短いパルス信号を出力し、受信装置15は、その信号が複数の受信エレメントに到達する時間のずれを計測する。これにより、受信装置15から見たアクティブタグ13の方向を示す直線を正確に割り出すことができるようになっている。受信装置15は、この直線の情報を位置情報生成手段16に発信する。
位置情報生成手段16は、少なくとも2つの受信装置15からアクティブタグ13の方向を示す直線の情報を受信し、直線の交点又は最も近接する点を求めることで、平面視でのアクティブタグ13の位置座標を算出する。位置情報生成手段16は、全てのアクティブタグ13について位置座標を算出する。
なお、本実施形態では、アクティブタグ13の位置座標を算出する方法として、上記の構成を採用したが、もちろん、このような構成に限定されるものではない。例えば、受信装置15がアクティブタグ13の方向と距離を計測することができる機能を有していれば、単一の受信装置15の計測結果に基づいて、アクティブタグ13の位置座標を算出するものであってもよい。
また、受信装置15がアクティブタグ13との距離のみを計測することができる機能を有していれば、少なくとも3つの受信装置からの信号を受信し、アクティブタグ13の位置を算出するものであってもよい。また、これら以外の方式を用いるものであってもよい。
本実施形態では、アクティブタグ13は、30秒毎に1回、位置計測用信号を発信している。これにより、ほぼリアルタイムに倉庫内の管理対象物品の位置を管理できる。ただし、発信の間隔は、入庫及び出庫の頻度等によって任意に設定すればよいものである。
また、本実施形態では、受信装置15は、前述の直線の情報に併せて、アクティブタグ13からの信号を受信した時刻の情報を位置情報生成手段16に発信している。この時刻の情報は、位置情報生成手段16が生成した位置情報と併せて管理装置19に発信され、管理装置19は、この時刻の情報を記録するようになっている。トレーサビリティのためである。時刻の情報は、受信装置15が発信したものではなくてもアクティブタグ13の位置を把握したおおよその時刻がわかればよいものである。
読取り装置17は、パッシブタグ12、14と通信し、パッシブタグ12、14から識別情報を読取るパッシブタグリーダである。読取り装置17は、少なくとも縦方向情報生成プログラムを実装したマイクロコンピュータ(縦方向情報生成手段18)を備えている。
本実施形態では、読取り装置17は、表示部を備えており、スタートボタンを押すと、「親タグ(パッシブタグ14)を読み込んでください」と表示されるようになっている。そして、パッシブタグ14(の識別情報)を読み込むと、次に「子タグ(パッシブタグ12)を読み込んでください」と表示されるようになっている。そして、全てのパッシブタグ12(の識別情報)を読み込み、終了のボタンを押すと、入力した内容が縦方向情報生成手段18に転送される。
縦方向情報生成手段18は、パッシブタグ14(の識別情報)と全てのパッシブタグ12(の識別情報)を関連付けて縦方向情報を生成し、管理装置19に発信する。また、本実施形態では、管理装置19は、縦方向情報生成手段18の信号を受信した時刻の情報を記録するようになっている。トレーサビリティのためである。
管理装置19は、種々の管理プログラムを実装したコンピュータであり、図示はしないが、演算部と記憶部とを備え、さらに、入出力装置として表示部、キーボード及びマウス等を備えている。
管理装置19は、予め入力されているアクティブタグ13(の識別情報)とパッシブタグ14(の識別情報)との関連付け情報と、位置情報生成手段16から受信したアクティブタグ13の平面視上の位置情報と、縦方向情報生成手段18から受信したパッシブタグ14(の識別情報)及びパッシブタグ12(の識別情報)の関連付け情報とに基づいて、パッシブタグ12の平面視上の位置を算出し管理する。そして、予め入力されているパッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品(製造番号、個数等)との関連付け情報から、管理対象物品の位置、数量も算出し管理する。
これにより、管理対象物品の平面視上の位置とどのパッシブタグ12が取付けられた容器に収容されているかということを管理することができる。そして、パッシブタグ12が収容されているパッシブタグ取付け袋111にはパッシブタグ12の識別情報と同じである識別記号が表示されているため、作業者は、管理対象物品をすぐに探すことができる。
また、管理装置19は、予め入力されているアクティブタグ13(の識別情報)とパッシブタグ14(の識別情報)との関連付け情報と、位置情報生成手段16から受信したアクティブタグ13の平面視上の位置情報と、縦方向情報生成手段18から受信したパッシブタグ14(の識別情報)及びパッシブタグ12(の識別情報)の関連付け情報とに基づいて、平面視上のどの位置に容器を積む空間があるかという倉庫の空き状況を管理する。
読取り機17は、パッシブタグ12が積み上げられた1列の容器群(1段積みの場合を含む)の上から又は下から何段目の容器に取り付けられているかを入力する入力手段を有していてもよい。例えば、表示部を備えており、スタートボタンを押すと、「親タグ(パッシブタグ14)を読み込んでください」と表示されるようになっている。そして、パッシブタグ14(の識別情報)を読み込むと、次に「最上段の子タグ(パッシブタグ12)を読み込んでください」と表示されるようになっている。そして、最上段のパッシブタグ12(の識別情報)を読み込むと、「上から2段目の子タグ(パッシブタグ12)を読み込んでください」と、順次最下段までを読み込ませる。そして、終了のボタンを押すと、入力した内容が縦方向情報生成手段18に転送される等である。
この場合、縦方向情報生成手段18は、読取り装置17からの信号を基に、上から又は下から何段目の容器にどの識別情報のパッシブタグ12が取付けられているかという情報とパッシブタグ14(の識別情報)とを関連付けて、縦方向情報を生成する。
この場合、管理装置19は、予め入力されているアクティブタグ13(の識別情報)とパッシブタグ14(の識別情報)との関連付け情報と、位置情報生成手段16から受信したアクティブタグ13の平面視上の位置情報と、縦方向情報生成手段18から受信したパッシブタグ14(の識別情報)及びパッシブタグ12(の識別情報)の関連付け情報とに基づいて、パッシブタグ12の平面視上の位置及び上から又は下から何段目の容器に取付けられているか算出し管理する。そして、予め入力されているパッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品との関連付け情報から、管理対象物品の位置も算出し管理する。
また、読取り装置17自体は本実施形態のままとし、読取り方法を工夫してもよい。例えば、スタートボタンを押すと、「親タグ(パッシブタグ14)を読み込んでください」と表示されるようになっている。そして、パッシブタグ14(の識別情報)を読み込むと、次に「子タグ(パッシブタグ12)を読み込んでください」と表示されるようになっている。このとき、最上段から順に最下段までの全てのパッシブタグ12(の識別情報)を読み込み、終了のボタンを押すと、入力した内容が縦方向情報生成手段18に転送されるようにする等である。
この場合、縦方向情報生成手段18は、読取り装置17が読み込んだ順番から、上から又は下から何段目の容器にどの識別情報のパッシブタグ12が取付けられているかという情報を算出し、パッシブタグ14(の識別情報)と関連付けて、縦方向情報を生成する。
次に、屋内のフリースペースにおいて、本システム1を使用する方法について説明する。
(事前準備)
図1に示すように、屋内のフリースペースにコンテナ11を置く位置を示した桝目状の線を引いておく。それぞれの桝目には、位置を把握しやすいように記号を付しておく。
パッシブタグ14をパッシブタグ取付け袋112に入れ、アクティブタグ13に取付ける。また、アクティブタグ13(の識別情報)とパッシブタグ14(の識別情報)とを関連付けて管理装置に入力しておく。
パッシブタグ12をパッシブタグ取付け袋111に入れ、パッシブタグ取付け袋111には、パッシブタグ12の識別記号(識別情報と同じ)を表示させておく。
(入庫時)
管理対象物品が入ったコンテナ11が倉庫内に入庫したとき、パッシブタグ12をコンテナ11に取付けるとともに、パッシブタグ12(の識別情報)と管理対象物品(製造番号と個数)とを関連付けて管理装置19に入力し、記録させる。
入庫したコンテナ11を任意又は管理装置19から指定された場所に置く。
1段も積まれていないスペースにコンテナ11を置く場合は、積み上げた後、最上段のコンテナ11にアクティブタグ13とパッシブタグ14を取り付ける。積み上げ前に取り付けても構わない。
コンテナ11が積んであるところに、さらにコンテナ11を積みこむ場合は、積み上げた後、元々取り付けてあったアクティブタグ13とパッシブタグ14を最上段のコンテナ11に付け変える。積み上げ前に付け替えても構わない。元々最上段だったコンテナ11を一旦横に置き、積み上げた後、最上段に戻しても構わない。
読込み装置17で、パッシブタグ14(の識別情報)とパッシブタグ12(の識別情報)を順次読み込む。
(出庫時)
アクティブタグ13が取付けられていないコンテナ11を出庫した場合、残りのコンテナ11を積み戻した後、読込み装置17で、パッシブタグ14(の識別情報)とパッシブタグ12(の識別情報)を順次読み込む。元々最上段だったコンテナ11を最上段に戻してもいいし、そうでなければ、アクティブタグ13とパッシブタグ14を最上段のコンテナ11に付け変えてもいい。
アクティブタグ13が取付けられたコンテナ11を出庫した場合、アクティブタグ13とパッシブタグ14を残りのコンテナ11の最上段に付け替えて、読込み装置17で、パッシブタグ14(の識別情報)とパッシブタグ12(の識別情報)を順次読み込む。
縦方向に積まれた1列の容器群全てを出庫したときは、アクティブタグ13とパッシブタグ14を回収する。
出庫したコンテナ11に取付けられたパッシブタグ12の識別情報を管理装置19に入力するようにしてもよいが、必須ではない。
なお、出庫ではないが、コンテナ11を移動させた場合は、変更のあった容器群について、読込み装置17で、パッシブタグ14(の識別情報)とパッシブタグ12(の識別情報)を順次読み込む。
(自動計測)
アクティブタグ13は、自己の識別情報と位置計測用の信号を30秒毎に発信し、受信装置15は、その信号を受信する。受信装置15は、アクティブタグ13の位置を割り出すための情報を発信する。位置情報生成手段16は、少なくとも2つの受信装置15から情報を受信し、平面視でのアクティブタグ13の位置座標を算出する。
縦方向情報生成手段18は、読込み装置17から転送された情報から、パッシブタグ14(の識別情報)と全てのパッシブタグ12(の識別情報)を関連付けて縦方向情報を生成し、管理装置19に発信する。 管理装置19は、パッシブタグ12の平面視上の位置を算出し管理する。そして、どの桝目の中にあるか判定する。管理対象物品の位置も算出し管理する。
管理対象物品を探すときは、管理装置19に管理対象物品の製造番号を入力する。そうすると、管理装置19の表示画面に、置かれている桝目の記号と管理対象物品が収容されているコンテナ11に取付けられているパッシブタグ12の識別記号(識別情報と同じ)が表示される。作業者は、その桝目記号が付されている桝目に行き、その識別記号が表示されたパッシブタグ取付け袋111を探す。そのパッシブタグ取付け袋111が取付けられたコンテナ11に管理対象物品が収容されている。
在庫管理システム1の変形例として、読取装置17をフォークリフトの爪と一体となって上下動する部分に配設し、自動でパッシブタグ14(の識別情報)及びパッシブタグ12(の識別情報)の読取りができるようにしてもよい。
コンテナ11を2段ごとに移動させる場合は、読取り装置17を上下に2つ配設すると好適である。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。例えば、上記実施形態では、在庫管理システムを壁体に包囲された室内空間で使用するものとして説明したが、屋外の保管設備に本発明の在庫管理システムを適用してもよい。
また、上記実施形態では、コンピュータに位置情報生成手段16の機能を実装する例を説明したが、受信装置15に位置情報生成手段16の機能を実装するようにしてもよい。この場合、検出した受信装置15に対するUWBタグの相対位置の情報を、LAN等のネットワークを介して管理装置19に送信するように構成すればよい。
また、本実施形態では、第1及び第2情報保持媒体12、14は、パッシブタグであるが、アルファベットや数字等の文字でもよい。この場合、読取り装置17は、文字認識カメラとすればよい。また、第1及び第2情報保持媒体12、14は、バーコードでもよい。この場合、読取り装置17は、バーコードリーダとすればよい。
また、本実施形態では、コンテナ11は、金属製であるが、樹脂製の容器でもよい。
在庫管理システム
11 コンテナ(容器)
12 パッシブタグ(第1識別情報保持媒体)
13 アクティブタグ
14 パッシブタグ(第2識別情報保持媒体)
15 受信装置
16 位置情報生成手段
17 読取り装置
18 縦方向情報生成手段
19 管理装置
111 パッシブタグ取付け袋(離間取付け手段)
112 パッシブタグ取付け袋(離間取付け手段)

Claims (6)

  1. 管理対象物品を収容可能で、積み上げ可能な容器と、
    前記容器に取り付けられ、固有の識別情報を保持する第1情報保持媒体と、
    1段積み又は多段積みに積まれた縦方向に1列の容器群について、最上段の前記容器に取り付けられ、固有の識別情報を保持するアクティブタグと、
    前記アクティブタグに取り付けられ、固有の識別情報を保持する第2情報保持媒体と、
    前記アクティブタグから無線送信された信号を受信する複数の受信装置と、
    前記受信装置からの信号を受信し、前記アクティブタグの位置を計測して、その位置情報を生成する位置情報生成手段と、
    前記第1情報保持媒体及び前記第2情報保持媒体から識別情報を読取る読取り装置と、
    前記読取り装置を操作し、前記容器群に含まれる全ての第1情報保持媒体と第2情報保持媒体の識別情報を読取ると、前記容器群に含まれる前記第1情報保持媒体と前記第2情報保持媒体とを関連付けて縦方向情報を生成する縦方向情報生成手段と、
    前記第1情報保持媒体と前記容器に収容された管理対象物品とを関連付けた物品情報を予め保持しており、前記位置情報生成手段及び前記縦方向情報生成手段から受信した前記位置情報及び前記縦方向情報と前記物品情報とから保管している管理対象物品の位置を管理する管理装置と、
    を備えた在庫管理システム
  2. 前記容器には、取り付けられた前記第1情報保持媒体の識別記号が表示されている請求項1に記載の在庫管理システム
  3. 前記容器は骨組を金属製とするコンテナであるとともに、前記第1情報保持媒体及び第2情報保持媒体はパッシブタブであり、前記第1情報保持媒体及び第2情報保持媒体を前記コンテナの骨組から離間した位置に取付ける離間取付け手段をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の在庫管理システム
  4. 前記管理装置は、前記位置情報生成手段及び前記縦方向情報生成手段から受信した前記位置情報及び前記縦方向情報とから現在の空き空間の状況も管理する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の在庫管理システム
  5. 前記読取り装置は、どの前記第1情報保持媒体が前記容器群の上から又は下から何段目の容器に取り付けられているかを入力する入力手段を有し、
    前記縦方向情報生成手段が生成する縦方向情報には、前記容器群に含まれるそれぞれの前記第1情報保持媒体が上から又は下から何段目の容器に取り付けられているかという情報が含まれる請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の在庫管理システム
  6. 前記読取り装置は、フォークリフトの爪と一体となって上下動する部分に配設されており、自動的に読取り操作を行う請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の在庫管理システム
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