JP6779028B2 - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪化粧料組成物に関する。
毛髪化粧料の分野では、従来、毛髪内に種々の成分を浸透させることで毛髪の改質が試みられている。このような毛髪を改質する種々の成分のうち、例えばカルボン酸、糖類、アミノ酸等の水溶性化合物を含有する毛髪化粧料を用いて毛髪を処理する場合、毛髪の処理効率を向上させるためには、水溶性毛髪改質成分の毛髪内への浸透を促進する種々の工夫を行ってきた。例えば、特許文献1では、特定の有機酸に加え、ベンジルアルコール等の浸透促進剤を含有することで、毛髪を損傷させることなく持続性の高い毛髪変形が可能となることが開示されている。
また、ナフタレンスルホン酸、アズレンスルホン酸等の芳香族スルホン酸は、毛髪へのはり・こしを付与する成分として知られており、これら芳香族スルホン酸を毛髪に浸透させるために、様々な浸透促進剤の検討がなされている。例えば、特許文献2では、特定のラクタム系化合物が、一般的に知られている浸透促進剤であるベンジルアルコールと比べ、より高い浸透促進作用を有し、芳香族スルホン酸のような毛髪改質・改善剤の毛髪への浸透性を更に向上できることが開示されている。
特開平6-298629号公報 特開平10-29917号公報
しかし、これらの浸透促進剤を用いた場合でも、期待する毛髪改質効果が十分に得られない場合が多かった。また、これらの浸透促進剤や水溶性毛髪改質成分を増量することで、水溶性毛髪改質成分から得られる効果を向上させることも考えられるが、水溶性毛髪改質成分、浸透促進剤のいずれも、水に溶解できる濃度に上限がある。このため、これらを高濃度に配合する場合に、均一な組成物を得るためにはエタノール等の有機溶剤を添加するのが一般的であったが、そのような組成物は得られる毛髪改質効果が十分とないえない場合があった。
従って本発明は、水溶性毛髪改質成分の毛髪への浸透性に優れ、当該成分による高い改質効果が得られる毛髪化粧料組成物に関する。
本発明者は、芳香族スルホン酸又は芳香族アルコールのいずれか一方を水中に溶解させようとした場合には、溶解せずに析出してしまう濃度領域であっても、芳香族スルホン酸と芳香族アルコールの両方を水中に溶解させようとした場合には、いずれも析出せず均一な水溶液となることを見出した。そして、その溶液中にカルボン酸、糖類、アミノ酸等の毛髪内に浸透することで毛髪の改質効果を発揮する成分(水溶性毛髪改質成分)を更に含むと、これらの水溶性毛髪改質成分由来の改質効果が卓越したものとなることを見出し、発明を完成した。
本発明は、下の成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)に対する成分(A)の質量比(A)/(B)が0.25以上1以下であり、成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が0.3以下となる範囲で成分(E)を含有してもよい毛髪化粧料組成物を提供するものである。
成分(A):芳香族スルホン酸又はその塩 5質量%以上15質量%以下
成分(B):芳香族アルコール 5質量%以上40質量%以下
成分(C):水溶性毛髪改質成分
成分(D):水
成分(E):成分(B)以外の水溶性有機溶剤
また本発明は、以下の工程を含む毛髪処理方法を提供するものである。
工程1:毛髪に上記毛髪化粧料組成物を塗布する工程
工程2:毛髪化粧料組成物が塗布された髪を1分以上60分以下放置する工程
本発明の毛髪化粧料組成物は、水溶性毛髪改質成分の毛髪への浸透性に優れ、当該成分による優れた改質効果を有する。
〔成分(A):芳香族スルホン酸又はその塩〕
成分(A)の芳香族スルホン酸又はその塩としては、例えばナフタレンスルホン酸類、アズレンスルホン酸類、ベンゾフェノンスルホン酸類、ベンゼンスルホン酸類等が挙げられる。成分(A)は分子量が300以下であることが好ましい。
ナフタレンスルホン酸類としては、例えば下記一般式(1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006779028
〔式中、A1〜A8のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ基、ホルミル基、アシル基、置換基を有していてもよいフェニルアゾ基又は−N(R')(R'')(R'及びR''は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、フェニル基、ベンジル基又はアシル基)を示す。〕
このナフタレンスルホン酸類の具体例としては、1-又は2-ナフタレンスルホン酸(α-又はβ-ナフタレンスルホン酸)、2,7-ナフタレンジスルホン酸、1,5-ナフタレンジスルホン酸、2,6-ナフタレンジスルホン酸、1,3,6-ナフタレントリスルホン酸、1-ナフトール-2-スルホン酸、1-ナフトール-4-スルホン酸、2-ナフトール-6-スルホン酸、2-ナフトール-7-スルホン酸、1-ナフトール-3,6-ジスルホン酸、2-ナフトール-3,6-ジスルホン酸、2-ナフトール-6,8-ジスルホン酸、2,3-ジヒドロキシナフタレン-6-スルホン酸、1,7-ジヒドロキシナフタレン-3-スルホン酸、クロモトロープ酸(4,5-ジヒドロキシナフタレン-2,7-ジスルホン酸)、3,6-ジヒドロキシナフタレン-2,7-ジスルホン酸、S酸(1-アミノ-8-ナフトール-4-スルホン酸)、ガンマ酸(2-アミノ-8-ナフトール-6-スルホン酸)、J酸(2-アミノ-5-ナフトール-7-スルホン酸)、H酸(1-アミノ-8-ナフトール-3,6-ジスルホン酸)、7-アミノ-1,3-ナフタレンジスルホン酸、1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸、1-ナフチルアミン-4-スルホン酸、ブロエナーズ酸(2-ナフチルアミン-6-スルホン酸)、クレーブズ酸(1-ナフチルアミン-7-スルホン酸)、2-ナフチルアミン-1-スルホン酸、1-ナフチルアミン-6-スルホン酸、1-ナフチルアミン-8-スルホン酸、4-アミノ-5-ヒドロキシ-8-フェニルアゾ-2,7-ナフタレンジスルホン酸、4-アミノ-8-(4-カルボキシフェニルアゾ)-5-ヒドロキシ-2,7-ナフタレンジスルホン酸、6-アミノ-4-ヒドロキシ-3-フニルアゾ-2-ナフタレンスルホン酸、4-アミノ-8-(4-カルボキシフェニルアゾ)-5-ヒドロキシ-1-ナフタレンスルホン酸、7-アミノ-4-ヒドロキシ-1-フェニルアゾ-2-ナフタレンスルホン酸、8-アミノ-5-(4-カルボキシフェニルアゾ)-2-ナフタレンスルホン酸、4-アミノ-3-(4-カルボキシフェニルアゾ)-5-ヒドロキシ-1-ナフタレンスルホン酸、6-アミノ-4-ヒドロキシ-5-フェニルアゾ-2-ナフタレンスルホン酸、2,7-ジアミノ-1-ナフトール-3-スルホン酸、7,8-ジアミノ-1-ナフトール-3-スルホン酸、ナフタレンスルホン酸ホルマリン重縮合物(重量平均縮合度2〜100)、6-メチル-2-ナフタレンスルホン酸、4-エチル-1-ナフタレンスルホン酸、5-イソプロピル-1-ナフタレンスルホン酸、5-ブチル-2-ナフタレンスルホン酸及びそれらの塩が挙げられる。
アズレンスルホン酸類の具体例としては、例えばグアイアズレンスルホン酸、1-アズレンスルホン酸、3-アセチル-7-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、3-(2-ヒドロキシエチル)-7-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、3-メチル-7-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、7-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、3-フェニル-6-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、1,4-ジメチル-7-イソプロピル-2-アズレンスルホン酸、4-エトキシ-3-エチル-6-イソプロピル-1-アズレンスルホン酸、1,3-アズレンジスルホン酸、4,6,8-トリメチル-1,3-アズレンジスルホン酸、1,3-ビス(1,1-ジメチルエチル)-5,7-アズレンジスルホン酸、1,3-ビス(1,1-ジメチルエチル)-5-アズレンスルホン酸、3-ホルミル-4,6,8-トリメチル-1-アズレンスルホン酸及びそれらの塩が挙げられる。
ベンゾフェノンスルホン酸類としては、例えば下記一般式(2)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006779028
〔式中、A11〜A20のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシ基、アミノ基、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ基又はアシル基を示す。〕
このベンゾフェノンスルホン酸類の具体例としては、オキシベンゼンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸、o-クロロベンゾフェノンスルホン酸、p-クロロベンゾフェノンスルホン酸、4,4'-ジクロロベンゾフェノンスルホン酸、2,4'-ジクロロベンゾフェノンスルホン酸、2,4-ジクロロベンゾフェノンスルホン酸、2-ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸、4-ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸、2-アミノベンゾフェノンスルホン酸、4-アミノベンゾフェノンスルホン酸、2-メチルベンゾフェノンスルホン酸、4-メトキシベンゾフェノンスルホン酸、4,4'-ジメチルベンゾフェノンスルホン酸、4,4'-ジメトキシベンゾフェノンスルホン酸、4-クロロ-4'-ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸及びそれらの塩が挙げられる。
ベンゼンスルホン酸類としては、例えば下記一般式(3)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006779028
〔式中、A21〜A26のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基を示す。〕
ベンゼンスルホン酸類の具体例としては、ベンゼンスルホン酸、o-トルエンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、2,4,6-トリメチルベンゼンスルホン酸及びそれらの塩が挙げられる。
芳香族スルホン酸としては、一般式(1)で表されるナフタレンスルホン酸類、一般式(2)で表されるベンゾフェノンスルホン酸類、一般式(3)で表されるベンゼンスルホン酸類が好ましく、更に、2-ナフタレンスルホン酸(β-ナフタレンスルホン酸)、1-ナフタレンスルホン酸(α-ナフタレンスルホン酸)、6-テトラリンスルホン酸、オキシベンゼンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸(オキシベンゾン-5)ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンスルホン酸、グアイアズレンスルホン酸、2,7-ナフタレンジスルホン酸、ナフタレンスルホン酸ホルマリン重縮合物(重量平均縮合度2〜50)、1,5-ナフタレンジスルホン酸、2,6-ナフタレンジスルホン酸、クロモトロープ酸、H酸(1-アミノ-8-ナフトール-3,6-ジスルホン酸)、p-トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸及びそれらの塩が好ましく、更には2-ナフタレンスルホン酸、1-ナフタレンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸(オキシベンゾン-5)及びそれらの塩がより好ましい。中でも2-ナフタレンスルホン酸(β-ナフタレンスルホン酸)又はその塩が好ましい。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、有機四級アンモニウム塩が挙げられる。
これらの芳香族スルホン酸又はその塩は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪化粧料組成物中における成分(A)の含有量は、成分(C)の毛髪への浸透を促進し、毛髪改質効果を向上する観点から、5質量%以上であって、好ましくは7質量%以上、より好ましくは10質量%以上であり、また、15質量%以下であって、好ましくは13質量%以下、より好ましくは12.5質量%以下である。
〔成分(B):芳香族アルコール〕
成分(B)の芳香族アルコールとしては、ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等が挙げられる。これらのうち、ベンジルアルコール、2-ベンジルオキシエタノールが好ましく、ベンジルアルコールがより好ましい。
これらの芳香族アルコールは、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪化粧料組成物中における成分(B)の含有量は、成分(C)の毛髪への浸透を促進し、毛髪改質効果を向上する観点から、5質量%以上であって、好ましくは7質量%以上、より好ましくは10質量%以上であり、また、40質量%以下であって、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下である。
成分(B)に対する成分(A)の質量比(A)/(B)は、透明な外観を維持し、成分(C)を浸透促進して成分(C)による毛髪改質効果を顕著にする観点から、0.25以上であって、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.35以上であり、また、1以下であって、好ましくは0.75以下、より好ましくは0.6以下である。
〔成分(C):水溶性毛髪改質成分〕
成分(C)の水溶性毛髪改質成分としては、水溶性であって、毛髪内に浸透することで毛髪の性質(形状、強度、ハリ・コシ、柔軟性、ツヤ等)を変えることができる成分であればよく、特に限定されるものではない。
成分(C)の具体例としては、カルボン酸、単糖、二糖、糖アルコール、アミノ酸、パンテノール等が挙げられる。カルボン酸としては、コハク酸等のジカルボン酸;グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、マンデル酸、フェニル乳酸等のα-ヒドロキシカルボン酸;グリオキシル酸等のアルデヒド酸;ピルビン酸等のα-ケト酸が挙げられ、単糖としてはグルコース、ガラクトース、キシロース、グリセルアルデヒド等のアルドース;フルクトース、ジヒドロキシアセトン等のケトースが挙げられる。二糖としてはトレハロース、スクロース、ラクトース、マルトース等が挙げられ、糖アルコールとしてはソルビトール、マンニトール、エリスリトール等が挙げられる。アミノ酸としては、グリシン、アラニン、β-アラニン、バリン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メチオニン、システイン、シスチン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ピペコリン酸、トリプトファン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒスチジン、オルニチン、アルギニン、アミノ安息香酸等が挙げられる。
これらのうち、くせ毛緩和効果を有する炭素数3〜5の単糖、炭素数2〜6のカルボン酸が好ましく、炭素数2〜6のα-ヒドロキシカルボン酸、炭素数3〜4のケトースがより好ましく、キシロース、ジヒドロキシアセトン、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、グリオキシル酸、コハク酸が更に好ましく、ジヒドロキシアセトン、リンゴ酸、グリオキシル酸が更に好ましく、ジヒドロキシアセトン、リンゴ酸が更に好ましい。
これらの水溶性毛髪改質成分は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。毛髪化粧料組成物中における成分(C)の含有量は、それぞれの化合物が有する毛髪改質作用の種類、程度によっても異なり、一概に規定することはできないが、好ましくは5質量%以上、より好ましくは7質量%以上、更に好ましくは10質量%以上であり、また、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。
〔成分(D):水〕
本発明の毛髪化粧料組成物は、水溶性化合物である成分(C)を溶解するため、成分(D)として水を含有する。毛髪化粧料組成物中における成分(D)の含有量は、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、また、好ましくは89質量%以下、より好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、更に好ましくは70質量%以下である。
〔成分(E):成分(B)以外の水溶性有機溶剤〕
本発明の毛髪化粧料組成物には、更に成分(E)として、成分(B)以外の水溶性有機溶剤を含有させることもできるが、成分(C)由来の改質効果を優れたものとする観点から、成分(E)は、成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が0.3以下となる範囲で含有することができる。質量比(E)/[(A)+(B)]は、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.1以下である。更には、質量比(E)/[(A)+(B)]が0であること、すなわち成分(E)を含まないことが好ましい。また、毛髪用洗浄剤組成物中における成分(E)の含有量は、上記と同様の観点より、成分(E)を含まないこと、すなわち含有量が0質量%であることが好ましいが、成分(E)を含む場合(例えば毛髪化粧料中の0.0001質量%以上)であっても、毛髪化粧料中における成分(E)の含有量は、好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.1質量%である。
成分(B)以外の水溶性有機溶剤としては、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール等の炭素数2〜4の1価又は多価のアルコールが挙げられる。
〔その他の成分〕
本発明の毛髪化粧料には、以上の成分のほか、通常毛髪化粧料に配合される成分を適宜含有させることができる。
〔pH〕
本発明の毛髪化粧料組成物のpHは、好ましくは7以下、より好ましくは6.5以下、更に好ましくは6以下であり、また、好ましくは2.5以上、より好ましくは3以上、更に好ましくは3.5以上である。
本発明の毛髪化粧料組成物は外観が透明であるが、微細な粒子が分散した状態にあると考えられる。この微細な粒子は少なくとも成分(A)と成分(B)とを含むものと考えられる。この粒子を動的光散乱法で測定した際の体積平均粒子径は、好ましくは1nm以上、より好ましくは1.5nm以上、更に好ましくは2nm以上である。また好ましくは50nm以下、より好ましくは30nm以下、更に好ましくは20nm以下である。
本発明の毛髪化粧料組成物は、このまま毛髪の処理に使用することもできるが、他の公知の毛髪化粧料、例えば毛髪化粧料として許容される成分を含有する組成物、具体的にはシャンプー、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー、ジェル、ヘアクリーム、ローション、乳液等に添加することによって、毛髪改質効果が付与された毛髪化粧料を製造することもできる。
〔毛髪処理方法〕
本発明の毛髪化粧料組成物を使用した毛髪処理は、例えば、以下の工程を含む毛髪処理方法により行うことができる。
工程1:毛髪に本発明の毛髪化粧料組成物を塗布する工程
工程2:毛髪化粧料組成物が塗布された髪を1分以上60分以下放置する工程
工程1において、毛髪化粧料組成物は、乾燥した毛髪に対し塗布しても濡れた毛髪に対し塗布してもよいが、毛髪を膨潤させ毛髪化粧料組成物の毛髪への浸透を促進するため、工程1の前に、水で毛髪を濡らしておくことが好ましい。工程1において毛髪に塗布する毛髪化粧料組成物の量は、毛髪の質量に対する浴比(毛髪化粧料組成物の質量/毛髪の質量)で、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.25以上であり、また好ましくは1.5以下、より好ましくは1.25以下、更に好ましくは1.0以下である。処理の対象となる毛髪は、頭髪の全部でも、その一部でも構わない。
毛髪化粧料組成物の塗布後、工程2において放置する時間は、毛髪化粧料組成物を毛髪内に浸透・拡散させる観点から、1分以上であって、好ましくは3分以上、より好ましくは5分以上であり、また、60分以下であって、好ましくは45分以下、より好ましくは30分以下である。
工程2の後は、毛髪から本願発明の毛髪化粧料組成物を洗い流してもよく、また洗い流さなくてもよいが、処理後の毛髪の感触低下を防ぐ観点から、洗い流すことが好ましい。
なお、成分(C)がくせ毛緩和効果を有する化合物である場合、工程の2の後、毛髪から本発明の毛髪化粧料組成物を洗い流す前に、以下の工程3を行うことが好ましい。
工程3:工程2の後、140℃以上230℃以下の温度で加熱する工程
工程3における加熱温度は、成分(C)によるくせ毛緩和効果を得るため、140℃以上であって、好ましくは160℃以上であり、また、加熱中の水分の急激な蒸発を抑制するため、230℃以下であって、好ましくは200℃以下、より好ましくは180℃以下である。加熱方法としては、ヘアアイロン、電熱ロッド、ホットカーラー等を用いる方法が挙げられる。
工程3における加熱時間は、使用する加熱器具・加熱温度によって適宜選ばれるが、毛髪化粧料組成物を毛髪内に浸透・拡散させる観点から、0.1秒以上、より好ましくは1秒以上、好ましくは10秒以上、より好ましくは1分以上、更に好ましくは5分以上であり、また、毛髪ダメージ抑制のため、好ましくは1時間以下、より好ましくは45分以下、更に好ましくは30分以下である。
工程3における加熱の際には、同時に直毛化のための形付けを行うことが好ましい。直毛化のために形付けする方法としては、手、くし、ブラシ等の道具により毛髪を引っ張りながらドライヤーでブローする方法、ヘアアイロンを用いて加熱する方法等があるが、形付けの容易さの観点から、ヘアアイロンを用いる方法が好ましい。ヘアアイロンを用いて毛髪を加熱しながらストレート状に形付けするには、毛髪をフラットアイロンで挟んだ後に挟んだまま根元から毛先に滑らせる方法、手、くし、ブラシ等の道具により毛髪を引っ張りながらフラットアイロンで挟んでそのまま保持する方法等、及びその両者の組合せ等によればよい。
工程3の後は、前述のように、毛髪から剤を洗い流すことが好ましい。
以上述べた実施形態に関し、以下に本発明の好ましい態様を更に開示する。
<1>
以下の成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)に対する成分(A)の質量比(A)/(B)が0.25以上1以下であり、成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が0.3以下となる範囲で成分(E)を含有してもよい毛髪化粧料組成物。
成分(A):芳香族スルホン酸又はその塩 5質量%以上15質量%以下
成分(B):芳香族アルコール 5質量%以上40質量%以下
成分(C):水溶性毛髪改質成分
成分(D):水
成分(E):成分(B)以外の水溶性有機溶剤
<2>
成分(A)が、好ましくは以下の一般式(1)、(2)又は(3)で表される化合物であり、より好ましくはナフタレンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその塩から選ばれる1又は2以上の化合物である<1>に記載の毛髪化粧料組成物。
Figure 0006779028
〔式中、A1〜A8のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ基、ホルミル基、アシル基、置換基を有していてもよいフェニルアゾ基又は−N(R')(R'')(R'及びR''は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、フェニル基、ベンジル基又はアシル基)を示す。〕
Figure 0006779028
〔式中、A11〜A20のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシ基、アミノ基、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルコキシ基又はアシル基を示す。〕
Figure 0006779028
〔式中、A21〜A26のうち1以上はスルホ基又はその塩を示し、残余は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基を示す。〕
<3>
成分(A)の含有量が、好ましくは7質量%以上、より好ましくは10質量%以上であり、かつ好ましくは13質量%以下、より好ましくは12.5質量%以下である<1>又は<2>に記載の毛髪化粧料組成物。
<4>
成分(B)が、好ましくはベンジルアルコール及び2-ベンジルオキシエタノールから選ばれる<1>〜<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<5>
成分(B)の含有量が、好ましくは7質量%以上、より好ましくは10質量%以上であり、かつ好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下である<1>〜<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<6>
成分(A)と成分(B)の含有量の比(A)/(B)が、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.35以上であり、かつ好ましくは0.75以下、より好ましくは0.6以下である<1>〜<5>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<7>
成分(C)が、好ましくはカルボン酸、単糖、アミノ酸、パンテノールから選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくは炭素数2〜6のカルボン酸又は炭素数3〜5の単糖であり、より好ましくは炭素数2〜6のα-ヒドロキシカルボン酸又は炭素数3〜4のケトースである<1>〜<6>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<8>
成分(C)の含有量が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは7質量%以上、更に好ましくは10質量%以上であり、かつ好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である<1>〜<7>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<9>
成分(D)の含有量が、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、かつ、好ましくは89質量%以下、より好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、より好ましくは70質量%以下である<1>〜<8>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<10>
成分(E)が、好ましくは炭素数2〜4の1価又は多価アルコールである<1>〜<9>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<11>
成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.1以下、更に好ましくは0である<1>〜<10>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<12>
成分(E)の含有量が、好ましくは0.0001質量%以上であり、かつ好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である<1>〜<11>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<13>
好ましくは、成分(E)を含有しない<1>〜<11>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<14>
毛髪化粧料組成物中に分散した粒子を動的光散乱法で測定した際の体積平均粒子径が、好ましくは1nm以上、より好ましくは1.5nm以上、更に好ましくは2nm以上であり、かつ好ましくは50nm以下、より好ましくは30nm以下、更に好ましくは20nm以下である<1>〜<13>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物。
<15>
粒子が少なくとも成分(A)と成分(B)とを含むものである<14>に記載の毛髪化粧料組成物
<16>
毛髪化粧料として許容される成分を含有する組成物に、<1>〜<15>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物を添加して得られる毛髪化粧料。
<17>
成分(A)、(B)及び(D)を含有し、成分(B)に対する成分(A)の質量比(A)/(B)が0.25以上1以下であり、成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が0.3以下となる範囲で成分(E)を含有してもよい組成物の、成分(C)の毛髪内への浸透促進のための使用。
成分(A):芳香族スルホン酸又はその塩 5質量%以上15質量%以下
成分(B):芳香族アルコール 5質量%以上40質量%以下
成分(C):水溶性毛髪改質成分
成分(D):水
成分(E):成分(B)以外の水溶性有機溶剤
<18>
以下の工程を含む毛髪処理方法。
工程1:毛髪に<1>〜<16>のいずれかに記載の毛髪化粧料組成物を塗布する工程
工程2:毛髪化粧料組成物が塗布された髪を1分以上60分以下放置する工程
<19>
好ましくは工程1の前に毛髪を水で濡らす工程を含む<18>に記載の毛髪処理方法。
<20>
毛髪の質量に対する浴比(毛髪化粧料組成物の質量/毛髪の質量)が、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.25以上であり、また好ましくは1.5以下、より好ましくは1.25以下、更に好ましくは1.0以下である<18>又は<19>に記載の処理方法。
<21>
工程2において放置する時間が、好ましくは3分以上、より好ましくは5分以上であり、また、好ましくは45分以下、より好ましくは30分以下である<18>〜<20>のいずれかに記載の毛髪処理方法。
<22>
好ましくは更に以下の工程3を含む<18>〜<21>のいずれかに記載の毛髪処理方法。
工程3:工程2の後、140℃以上230℃以下の温度で加熱する工程
<23>
工程3における加熱温度が好ましくは160℃以上であり、かつ、好ましくは200℃以下、より好ましくは180℃以下である<18>〜<22>のいずれかに記載の毛髪処理方法。
[実施例1〜8、比較例1〜4]
表1及び2に示す毛髪化粧料を調製し、以下に示す測定及び評価を行った。なお、実施例1及び8は参考例であって、特許請求の範囲に包含されるものではない。
・粒径の測定
粒子の体積平均粒子径は、光子相関法(動的光散乱法)の原理に基づいているシスメックス(株)製の粒度分布測定機「ゼータサイザーナノZS(商品名)」を使用した。測定条件は、測定対象の実施例・比較例記載の毛髪化粧料2mLを光路長10mmの硝子セルに1.2mL採取し、測定部に入れて温度25℃にて測定した。
・安定性
表1及び2に記載の組成物を透明容器に入れ、25℃で一週間保存した。保存後、透明な外観が維持されているか否かを目視で確認した。
○:透明均一な状態を保っている
×:沈殿や分離等外観に変化が見られる
[くせ緩和度]
(評価毛束)
化学的処理履歴の無いコーカシアン人のカーリー毛を用いて、毛髪を引っ張ってまっすぐに伸ばした際の長さが30cm、重さが2.0gの毛束を作製した。この毛束を、以下に処方を示すモデルシャンプーで洗浄した後、以下に処方を示すモデルリンスを塗布し、すすぎ流した後に、タオルで余分な水分を拭き取り、ドライヤーをかけながら毛髪の自然な形状が出るよう振動を与えながら2分間乾燥した毛束を評価に用いた。
(モデルシャンプーの組成)
成分 (質量%)
ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 15.5
ラウリン酸ジエタノールアミド 2.28
エデト酸二ナトリウム 0.1
安息香酸ナトリウム 0.5
オキシベンゾン 0.03
リン酸 0.075
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01
塩化ナトリウム 0.8
赤色106号 0.00012
香料 0.26
精製水 バランス
合計 100
(モデルリンスの組成)
成分 (質量%)
セテアリルアルコール 2.0
ステアルトリモニウムクロリド 0.76
ジステアリルジモニウムクロリド 2.7
プロピレングリコール 5.0
イソプロパノール 0.6
エチルパラベン 0.1
イオン交換水 バランス
合計 100
毛束を40℃の水道水で30秒濡らし、タオルドライした後、表1及び2に記載の組成物を0.4g塗布し毛髪上に均一になじませた後に、毛束全体をラップで覆って密封し、室温で15分放置した。放置後、ドライヤー(National、EH646)とブラシ(ベス工業社製)を用いて、ブラシを10cm/秒の速度で繰り返し動かしながら、2分間ブラシブローし乾燥させた。
次いで、実測温度200℃のフラットアイロン(GOLDWELL社製、VOSSGF)で毛束の根元付近を挟み、6cm/secの速度で根元から毛先方向にスライドする操作を3回行った。アイロンの温度はYOKOGAWA社製TX10を用いて測定した。フラットアイロンで加熱した毛束は、40℃の水道水で30秒すすいだ後、モデルシャンプーを1g塗布し、30秒泡立てた後、モデルシャンプーをすすぎ流した。更に、モデルリンスを1g塗布し、30秒なじませた後、40℃の水道水でモデルリンスをすすぎ流した。ドライヤーをかけながら毛髪の自然な形状が出るよう振動を与えながら2分間乾燥した。
上記処理前の毛髪を引っ張ってまっすぐに伸ばした際の毛束の長さ(30cm)をL、ドライヤー後の処理前の評価用毛束の長さをL0、処理後にドライヤー乾燥した後の毛束の長さをL1とし、くせ緩和度(%)を下記式1に従って求めた。なお、L0とL1は、毛束を上から吊り下げ、引っ張ることなく測定した長さである。この結果を表1及び表2に示す。
(式1) くせ緩和度=(L1−L0)/(L−L0)×100
Figure 0006779028
Figure 0006779028

Claims (8)

  1. 以下の成分(A)〜(D)を含有し、成分(B)に対する成分(A)の質量比(A)/(B)が0.25以上1以下であり、成分(A)と成分(B)の合計に対する成分(E)の質量比(E)/[(A)+(B)]が0.3以下となる範囲で成分(E)を含有してもよい毛髪化粧料組成物。
    成分(A):芳香族スルホン酸又はその塩 5質量%以上15質量%以下
    成分(B):芳香族アルコール 10質量%以上40質量%以下
    成分(C):水溶性毛髪改質成分
    成分(D):水
    成分(E):成分(B)以外の水溶性有機溶剤
  2. 少なくとも成分(A)と成分(B)を含む粒子径100nm以下の粒子を含有する請求項1に記載の毛髪化粧料組成物。
  3. pHが7以下である請求項1又は2に記載の毛髪化粧料組成物。
  4. 成分(C)がくせ毛緩和剤である請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪化粧料組成物。
  5. 成分(C)が炭素数3〜5の単糖及び炭素数2〜6のカルボン酸から選ばれる1種又は2種以上である請求項4に記載の毛髪化粧料組成物。
  6. 以下の工程を含む毛髪処理方法。
    工程1:毛髪に請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪化粧料組成物を塗布する工程
    工程2:毛髪化粧料組成物が塗布された髪を1分以上60分以下放置する工程
  7. 更に以下の工程を含む請求項6に記載の毛髪処理方法。
    工程3:工程2の後、140℃以上230℃以下の温度で加熱する工程
  8. 毛髪化粧料として許容される成分を含有する組成物に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪化粧料組成物を添加する、毛髪化粧料の製造方法。
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