JP6779003B2 - 通気一体型継手 - Google Patents

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Description

本発明は、排水設備の排水立て配管と横配管との接続位置に設けられ、排水管内に発生する負圧を軽減して排水管内をスムーズに排水する通気一体型継手に関する。
従来、住宅等の排水設備において、排水管内を排水が流れるときの負圧を軽減するために、例えば、特許文献1の構造の通気弁が用いられることがあり、この通気弁は、通常排水立て配管の上部に設置される。
一方、排水立て配管と横配管との接続位置に設けられ、本体内に旋回流を発生させながら排水時の通気性を確保する通気継手が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この通気継手は、継手本体の底部側に、排水立て配管接続用の接続筒部が設けられ、継手本体の側面の偏心位置には、横配管接続用の接続筒部が設けられ、これらを介して、排水立て配管と横配管との間に接続される。
特許文献1や特許文献2は、図8において、継手本体部1が内筒部2と外筒部3との二重管構造に設けられ、内筒部2の内部には通気機構4が設けられ、この通気機構4は、スプリング5を介して上下方向に摺動する弁体部6と、内筒部2から垂下するように取付けられた筒体部7とを有している。排水時に排水管内に負圧が生じたときには、継手本体部1内に旋回流が生じ、この旋回流によるサイホン現象で弁体部6が開方向に摺動することにより、排水管の内部が外気と連通して、立て配管内の負圧を解消しつつスムーズな排水がおこなわれる。
その一方で、万一、排水設備内の詰まり等により排水が逆流しようとした場合には、この排水により内筒部2の入口側が塞がれて、閉状態の弁体部6により筒体部7や継手本体部1内に密閉状態の空気層が設けられることで外部への排水の漏れが防がれる。
特許第5060150号公報 特開2013−24010号公報
前者の特許文献1の通気弁は、排水立て配管の上部に接続して使用されることから、特許文献2の通気継手のように排水立て配管と横配管との間の高さが限られた空間には用いることが難しく、設置時には立て配管上部に余分なスペースが必要になる。このため、この通気弁は、特許文献2に比較して設置の自由度が乏しく、例えば、各戸で異なる便器等の排水器具の設置位置に応じて、階間や収納ボックス等の狭い空間への設置が難しくなり、戸建住宅のような多様なレイアウトが必要になる状況の配管には適していない。
後者の特許文献2の通気継手は、戸建住宅のような立て配管の上部に通気弁を設けることが困難な設置場所に適しており、限られた設置高さで立て配管と横配管との間に接続して排水管内部の通気が可能になる。
しかし、特に、戸建住宅の配管設備では、同じフロアでも排水器具の場所により配管の向きをフレキシブルに対応させるために、通気継手の直近にエルボ等の曲がり管を設けて配管の向きを変えることが頻繁にあり、この場合、曲がり管によって排水時の通水速度が低下しやすくなる。
その一方では、近年の節水化により大便器等の排水器具の排水量を減少させる傾向にあり、この場合、排水管内における汚物等の異物の搬送性が悪くなり、異物が排水管内の短い距離で繰り返し停滞して排水速度が低下しやすい。この現象は、通気継手が排水立て配管と横配管との間に設けられ、しかも、延長した横配管で接続されている配管で一層発生しやすくなる。
これらの場合、特許文献2の通気継手の二重管構造は、外筒部3内に長い内筒部2が垂下された構造であるために、配管設備や汚水の状態が悪い場合には、内筒部2に異物が接触して旋回流が発生しにくくなり、サイホン現象が十分に発揮されずに搬送力が低下するおそれがある。さらに、異物内に汚物やペーパーなどの不規則に流れる搬送物が含まれる場合、これらの異物が内筒部2に引っ掛かりやすくなって、搬送力の一層の低下にもつながる。
この対策として、内筒部2を短くすることが考えられるが、この通気継手では、排水の逆流に対して、この排水で内筒部2の入口側を塞いで内部に空気層を設けることで逆流を抑えているため、内筒部2が短くなるとその先端から弁体部6までの距離を十分に確保できなくなる。その結果、内筒部2を経由して弁室8内に排水が流入して弁体部6に悪影響を及ぼし、弁機能が低下したり停止する可能性がある。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、排水立て配管と横配管との間に設置して排水時の負圧を軽減でき、搬送力が低下するおそれのある配管の場合にも、排水時の旋回流による流れを確保して詰まりを防ぎながらスムーズに排水でき、かつ排水の逆流による弁機能の低下や停止を確実に防止できるコンパクトな通気一体型継手を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、排水立て配管接続部とこの排水立て配管接続部の軸芯に対して偏心位置に設けた横配管接続部とを有し、継手本体の内部に設けた通気弁部を介して排水時に通気する通気一体型継手であって、通気弁部は、通常は、継手本体の上端より突出することなく閉止状態を保持し、継手本体が負圧になったとき、当該通気弁部の弁体が継手本体の内方側へ開放駆動すると共に、継手本体は外筒と内筒からなる二重管構造であり、内筒内に設けられた弁体の弁軸が内筒内に設けられた筒状の弁軸収容部の穿孔穴に上下動可能に設けられ、遮蔽体は、円筒状の装着部を有する略筒形状であり、この遮蔽体の下端面側には、穿孔穴を遮蔽するための遮蔽部と、この遮蔽部に一体に形成され弁軸収容部を同軸に保持する筒部と、この筒部と装着部との間に設けられる支持部とを備え、この支持部の間には通気弁部の内部と排水側とを連通可能な通気空間を有している通気一体型継手である。
請求項2に係る発明は、筒部を弁体の上昇限界の位置まで延伸した通気一体型継手である。
請求項3に係る発明は、筒部を、通気弁部の内部と排水側とを連通可能な放射状の支持部で継手本体の下部に装着する装着部に一体に接続した通気一体型継手である。
請求項1に係る発明によると、排水立て配管と横配管との間に設置し、継手本体が負圧になったときに通気弁部の弁体が開放駆動して排水時の負圧を軽減する。遮蔽部を通気弁部から垂下させることなく短く形成し、この遮蔽部で弁軸収容部の穿孔穴を遮蔽していることにより、搬送力が低下するレイアウトの配管や、排水や汚物の搬送性が低い排水器具の場合でも、横配管からの排水を邪魔することなく、排水を旋回流で流して通気弁部への抵抗を抑え、詰まりや異物の引っ掛かりを防止しながらスムーズに排水できる。仮に、継手本体の下流側で詰まりが生じ、排水が逆流した場合には、通気弁部内部への排水の流入を確実に防ぐことができる。このため、設置位置が高く、水頭圧が大きくなる排水器具にも対応でき、排水器具との高低差に余裕をもたせつつ使用して排水の浸入による弁機能の低下や停止を防止できる。通気弁部の高さを低く維持しながら内部の空気層の容積を低減可能であるため、弁機構部を上方に押し上げることなく低位設置が可能であり、通気階間等の狭い空間の立て配管と横配管との接続に利用できる。
また、通気弁部の下部に遮蔽部を一体に形成した場合には、部品点数を少なくして組立ても簡略化しつつ、弁軸収容部の下部からの排水の浸入を確実に防いで優れた逆流防止機能を発揮できる。一方、遮蔽部を別体に形成した場合には、遮蔽部を容易に成形加工して通気弁部の下部に取付けできるため、既存の通気継手にも使用でき、横配管からの排水流路を確保しつつ水の浸入を防止して弁機能の低下や停止を防止する。
さらに、弁軸収容部を、遮蔽部を有する筒部で同軸に保持することで、弁軸収容部内を摺動する弁体の軸芯の振れを防いで動作を安定させることができ、着座時のシール性も高めることができる。
請求項に係る発明によると、筒部を弁体の上昇限界の位置まで延伸することで、通気弁部内部への排水流入の上限を弁体の上昇限界の位置まで上げ、通気弁部に形成される空気層の容量を低減することにより、通気弁部の高さを低減して全体のコンパクトを図ることができる。
請求項に係る発明によると、遮蔽部を筒部とともにアタッチメントとして通気弁部の下部に容易に着脱でき、その装着後には、通気弁部への通気を妨げることなく弁軸収容部を遮蔽できる。
本発明の通気一体型継手の接続状態を示す模式図である。 図1の通気一体型継手の弁閉状態を示す縦断面図である。 図2の通気一体型継手が開動作した状態を示す縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 弁体を示す斜視図である。 図5の弁体の一部省略拡大底面図である。 (a)は、遮蔽体の半截断面図である。(b)は、(a)の底面図である。 従来の通気継手を示す縦断面図である。
以下に、本発明における通気一体型継手の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、本発明の通気一体型継手の接続状態を示し、図2においては、図1の通気一体型継手の弁閉状態を示している。
図において、本発明の通気一体型継手は、例えば、排水設備10における階間の床面11の下の空間に敷設される排水立て配管(以降、立て配管という)12と横配管13との間に設けられる。排水設備10の上流側には排水器具14が接続され、この排水器具14は、例えば、大便器、浴室、洗面器、台所流しなどからなり、床面11付近或は床面11よりも上方側に設けられる。本実施形態の排水器具14は、比較的流量の大きい大便器からなり、この大便器14から横配管13、通気一体型継手を介して立て配管12から二次側に排水される。立て配管の直近の上流側には、エルボ15が設けられている。
図2、図3に示すように、通気一体型継手は、継手本体20を有し、この継手本体20は、外筒21と内筒22とを有する二重管構造に設けられる。
外筒21の上部外周には、オネジ23が形成されており、一方、外筒21の下部には、排水の出口側であり、立て配管12に挿入されて接続可能な排水立て配管接続部24が設けられ、この立て配管接続部24は、下方向にアール面25を介して緩やかに縮径した漏斗状に形成される。立て配管接続部24のアール面25との境界付近外周には環状鍔部26が形成され、立て配管接続部24の立て配管12への挿入時には、この環状鍔部26が立て配管12端部に当接して位置決めされる。
外筒21の側部には、排水の入口側であり、横配管13に挿入されて接続可能な横配管接続部27が設けられる。横配管接続部27の軸芯Qは、立て配管接続部24の軸芯Pに対して偏心位置であり、これによって横配管接続部27は、継手本体20の側方に張り出した膨出状に形成され、その内周側には略円弧状の旋回流路面28が設けられる。
内筒22は、上部の円筒部位から下部に向かって縮径する漏斗状の椀状部22aと、この椀状部22aから垂下形成される円筒部22bとを有している。内筒22の内側には、複数の板状のジスクガイド30が放射状に形成され、このジスクガイド30の内側に後述の弁体31が上下動可能に収納されて、ジスクガイド30の内端面により上下動時の弁体31がガイド可能に設けられる。内筒22の上部外周にはおねじ部32が形成され、一方、下部外周にはスナップ嵌合部33が設けられる。
内筒22は、横配管接続部27の軸芯Qよりも上方に位置しており、且つ、点線で示す横配管接続部27の外方に位置している。従って、横配管接続部27から継手本体20に流入する汚水が内筒22に接する状態を低減でき、汚水中の異物が内筒22と外筒21との間に詰まる現象を防止することができる。
上記の内筒22内には、通気弁部40が設けられ、この通気弁部40は、弁体31、弁軸収容部41、環状部材42、蓋体43、シール部材44、遮蔽体45、コイルスプリング51を有している。
通気弁部40は、通常は、継手本体20の上端、具体的には継手本体20の上部に装着された環状部材42より突出することなく閉止状態を保持し、継手本体20が負圧になったとき、この通気弁部40内の弁体31が継手本体20の内方側へ開放駆動するように設けられる。
弁軸収容部41は、内筒22の中心に前記ジスクガイド30を介して内筒20と一体に筒状に形成され、その内部には穿孔穴52が形成され、この穿孔穴52に弁体31に形成された後述の弁軸53が上下動可能に収納可能に設けられる。弁軸収容部41の下端は、内筒22の下端と水平方向において略同じ高さに形成される。穿孔穴52の深さ方向における略中央付近には、一部が縮径状に形成された接触面54が形成される。
環状部材42は、内筒22を外筒21に装着可能に略環状に設けられ、この環状部材42の外周には外筒21の上端面に係止可能な鍔状部55が形成される。環状部材42の中央には開口部56が設けられ、この開口部56の底面側周縁には弁座面57が設けられる。環状部材42の底面側には、外筒21の開口側に嵌入可能な環状突起部58が形成され、この環状突起部58の内周側には、内筒22のおねじ部32に螺合するめねじ部59が形成されている。
上記のおねじ部32とめねじ部59との螺合により、前記内筒22が環状部材42に一体化される。内筒22と環状部材42は、この環状部材42の外周側下面に垂下された環状垂下部42aが外筒21の内周に嵌め込まれつつ、鍔状部55が外筒21上端面に係止された状態で、蓋体43により外筒21に取付けられる。環状垂下部42aの外周にはOリング60が装着され、このOリング60により環状部材42と外筒21との間がシールされる。
蓋体43は、略円盤状に形成され、下部内周側には外筒21のオネジ23に螺合可能なメネジ61が形成される。蓋体43の側部には、複数の開口窓62が等間隔に形成され、この開口窓62の間には板状の案内フィン63が求心方向に形成されており、これによって案内フィン63の間には通気路64が設けられている。蓋体43の上部にはカバー体65が一体に形成される。
図5、図6において、弁体31は、例えば、ABS樹脂等の樹脂材料により形成され、環状のジスクホルダ70と前記弁軸53とを有している。
弁軸53は、ジスクホルダ70の中心から垂下形成され、この弁軸53のジスクホルダ70側には細径の小径部53aが設けられ、この小径部53aから先端側に向けてテーパ面53bを介して拡径した大径部53cが形成される。これらテーパ面53bと大径部53cとの間には、四方が弁軸53の軸方向と平行に切欠き形成された平面部53dが形成され、この平面部53dにより大径部53cの外形の一部が残されている。この残された一部の大径部53cは、弁軸収容部41の接触面54の穴径よりもわずかに大きく形成されている。
弁軸53の先端側には、割り溝53eが所定の長さで形成され、この割り溝53eを介して弁軸53先端側が弾性力を発揮し、拡縮径方向に変形可能に設けられる。弁軸53の外周囲には、円筒状の案内筒71がジスクホルダ70から垂下して形成され、この案内筒71の内径は、弁軸収容部41の上部側外周よりも大径に形成される。
図2において、ジスクホルダ70の外径側付近には環状の装着溝72が設けられ、この装着溝72には、シール部材44が装着される。シール部材44は、ゴム等の弾性材料により環状に形成され、その内径周縁側が装着溝72に嵌め込まれて、弁体31から脱落不能になっている。シール部材44は、開口部56の弁座面57に着座可能に、この開口部56よりもやや大径に形成される。
図2、図3、図7において、遮蔽体45は、通気弁部40の下部、すなわち円筒部22bの下部において、弁軸収容部41の穿孔穴52を遮蔽する遮蔽部50を有し、この遮蔽部50は、通気弁部41の下部に一体或は別体に形成される。
本実施形態では、遮蔽体45を設けることで、遮蔽部50が通気弁部40とは別体に形成され、この遮蔽部50には、図7に示すように、筒部80、円筒状の装着部81、支持部82が一体に形成されている。
筒部80は、遮蔽体45と一体に有底状に形成され、弁軸収容部41の外周側に嵌合或は遊嵌する内径で、遮蔽体45の通気弁部40への装着後に弁体31の上昇限界の位置、具体的には弁軸53の先端の上昇限界の位置まで延伸されている。これにより、筒部80により、弁軸収容部41における弁軸53の下降位置から上昇位置までの可動領域が覆われる。筒部80は、複数の板状の支持部82を介して装着部81に一体に接続される。
支持部82は、筒部80と装着部81との間に放射状に設けられ、この支持部82を設けていることにより、各支持部82の間が通気空間Sとなり、この通気空間Sを介して通気弁部40の内部と排水側である外側とが連通される。
装着部81は、内筒22下部の外周に装着可能な内径に形成され、その内周には内筒22のスナップ嵌合部33に嵌合可能なスナップ嵌合部83が形成されている。
遮蔽体45は、筒部80が弁軸収容部41の外周側に装着されつつ、スナップ嵌合部33、83同士のスナップ嵌合により、通気弁部40の下部である円筒部22bの下部に着脱自在に装着可能に設けられる。
上述した通気一体型継手を組み立てる場合には、弁体31の装着溝72にシール部材44を装着し、弁体31の弁軸53と案内筒71内との間にコイルスプリング51を装着した状態で、弁軸53を内筒22の弁軸収容部41の穿孔穴52に挿入する。
この上から、おねじ部32とめねじ部59との螺合により、環状部材42と内筒22とをOリング60を介して一体化する。これにより、弁軸53が弁軸収容部41に調心されつつ遊嵌状態で装着され、弁体31が上下に摺動可能となる。
続いて、遮蔽体45を円筒部22bの下部にスナップ嵌合部33、83を介して装着する。このとき、遮蔽体45に一体に形成した筒部80が弁軸収容部41を同軸に保持するため、弁軸収容部41が排水の圧力や排水に含まれる異物などにより振れることを防止して弁体の動作が安定する。
その後、内筒22を一体化した環状部材42を、鍔状部55を外筒21上端面に係止させるように載置し、この上から蓋体43をオネジ23とメネジ61との螺合を介して取付けるようにする。これにより、蓋体43と外筒21との間に環状部材42が挟着状態で固定され、この環状部材42を介して内筒22が外筒21に調心状態で一体化され、Oリング60により環状部材42と外筒21内周との間がシールされた状態で、環状部材42の開口部56を介して弁体31の上下動により大気と連通可能に設けられる。
遮蔽体45の装着後には、水平方向において円筒部22bの下端と略同じ高さの弁軸収容部41の下端に対して遮蔽部50が位置しながら穿孔穴52を遮蔽する。
蓋体43の装着後には、カバー体65により外筒21の上部側が覆われることで、遮音性が発揮されて排水時の外部への音漏れが防止され、埃やゴミ等の継手本体20への浸入も防がれる。
さらに、本実施形態では、遮蔽部50、筒部80内に装着された弁軸収容部41内に、オイルを所定量注入する。この場合、オイルの粘度及び注入量を通気一体型継手の立て配管接続部24や横配管接続部27の流路口径等に応じて適宜設定するようにし、オイルの弁軸収容部41への注入時には適度の隙間をあけるように注入し、過度なオイルの注入を避けることが好ましい。
続いて、通気一体型継手の上記実施形態における動作を説明する。
図1の排水設備10において、通常時には、弁体31がコイルスプリング51の弾発力により上方に付勢し、シール部材44が弁座面57に着座することで、通気弁部40(継手本体20)の内部が密閉状態になる。このとき、弁体31の大径部53cが接触面54の穴径よりもわずかに大きいことから、通常時における弁閉状態では、弁軸53が割り溝53eによって弾性変形して縮径しつつ、大径部53cが接触面54に接触した状態になり、弁体31が弁軸収容部41により保持される。
排水器具14からの排水により、配管を通じて通気弁部40(継手本体20)の内部に負圧が発生したときには、図3において、弁体31が弁軸収容部41に沿って調心されながらコイルスプリング51を圧縮して継手本体20の内方側に開放駆動し、開口部56が開放する。これによって、開口部56から通気弁部40、継手本体20を介して、排水設備10内に大気が流入してこの排水設備10内の負圧が軽減される。このように、負圧発生時には、負圧と大気圧との圧力差に応じて弁体31の開放駆動により排水設備10内に大気を取り込みつつ排水することで、排水設備10内の圧力差を小さくして排水時の負圧を軽減する。その際、配管設備10の排水状態に無いその他の排水器具では、負圧により図示しないトラップ封水の減少を抑えている。
排水時には、立て配管接続部24の軸芯Pに対して横配管接続部27の軸芯Qが偏心位置に設けられ、横配管接続部27が図2において膨出状に形成されているため、横配管13から排水が流れ込んだときには、図4に示すように、排水が横配管接続部27の内壁に形成された旋回流路面28に沿って矢印に示すような旋回流により立て配管12に向けて流下する。この旋回流により、軸芯P付近を中心に自然に空気芯が形成され、立て配管12への空気供給を確保しつつ横配管13からスムーズに継手本体20内に排水を導いて二次側に流すことができる。
その際、通気弁部40の上部に蓋体43を設け、この蓋体43に通気路64を形成したことにより、継手本体20を階間等の狭い設置空間に設けた場合にも、通気路64により継手本体20の横方向に空気の流れ道を確保して負圧の解消に必要な通気をおこなうことができる。
弁軸53が弁軸収容部41を摺動する際には、大径部53cが接触面54に接触しながら割り溝53eを介して縮径方向に弾性変形して適度の摺動抵抗が生じる。さらに、弁体31が下方に移動し、大径部53cが接触面54を通過し、小径部53aが接触面54を通過するときには、この小径部53aの外径が接触面54の穴径よりも小さく接触しにくいため、これらの間に接触抵抗が発生しにくくなる。弁体31の上下動時には、弁軸53に割り溝53eから空気が逃げるため、弁軸53と遮蔽部50との間に空気の圧縮による余計な抵抗が生じることがない。
このように、弁体31動作時に、一時的に適度な大きさの摺動抵抗を発生させていることで、この弁体31にはいわゆるブレーキ機能が発揮され、弁軸53の接触面54内での振動を抑えてチャタリング現象を防止できる。これにより、チャタリングによる不快な振動音や作動音の発生を回避できる。
さらに、弁軸収容部41にオイルを所定量注入していることで、このオイルの粘性により弁軸53に抵抗が加わって、弁体31がより滑らかに摺動する。これにより、排水状況の異なる施工現場でも、予め一体化した通気一体型継手をそのまま使用しながら、同様のブレーキ機能を発揮させつつ弁軸53を滑らかに摺動させてチャタリングを防止し、弁閉時に弁体31が緩やかに着座して着座音を抑制できる。弁軸収容部41にオイルを収容していることでオイルの垂れ落ちも防止できるため、頻繁にオイルを補充する必要もない。
排水後においては、コイルスプリング51の弾発力により弁体31が閉方向に摺動し、図2に示すように、シール部材44が弁座面57に着座して弁閉状態になる。このとき、弁体31が調心状態で動作してシール部材44が弁座面57に対して均一にシールして密封性が高まり、排水設備10の配管から大気側への臭気漏れを確実に防止する。
一方、排水設備10内の配管に詰まり等が生じ、立て配管12の排水の水位が上昇した場合には、排水が遮蔽体45の支持部82の間から円筒部22bを介して通気弁部40内に流入し、密閉状態の通気弁部40内に残っている空気を圧縮する。このとき、椀状部22aから縮径形成した円筒部22bに排水が浸入し、この円筒部22b内を上昇して空気を圧縮する。浸水により圧縮された空気層は、弁体31のジスクホルダ70を上方に押し上げて、シール部材44を強く弁座面57に圧接シールすることで、通気弁部40の密閉状態を維持して外部への逆流を防止し、排水の飛散や流出等を防止する。しかも、この場合、弁体31に正圧が作用することにより、弁閉状態を安定的に保持して空気層の密閉状態による強固な弁閉状態を維持できる。
ここで、通気一体型継手の具体例を示し、配管が詰まって排水の水位が上昇する場合を比較する。
図8の従来構造の通気継手において、二点鎖線のハッチングで示した内筒部2下端からの弁室8内の容積は、248cmであり、配管の詰まりによって水位が上昇し、図の位置Cまで水位が達したと仮定すると、このときの水位の上昇は40mmになり、弁室8内の空気の体積は220cmになる。これにより、弁室8内に封入された空気が水圧により圧縮され、このときの空気圧は、248÷220≒1.127kgf/cmとなり、水頭圧は127cmAq相当となる。
この場合、位置Cは、弁軸収容部位の最下端であり、水位が位置Cにおける弁体部6の弁軸部6aまで達したときには、排水内の汚物等の異物成分が付着して弁機能を損なうおそれがある。すなわち、逆流時の水位の上昇は位置Cの高さまで許容され、このとき上昇した水圧により弁室8内で圧縮された空気圧の大きさから、許容される水頭圧が求められ、この水頭圧に応じて排水器具の設置高さの限界が求められる。
この例において、水頭圧127cmAqである場合には、接続されている排水器具、例えば大便器の最大あふれ縁から、内筒部2下端と略同じ高さであり、内筒部2の中央に設けられた弁軸部6a保持用の筒状保持体2a下端までの高さは、理論上は127cmまでは可能になる。しかし、実際の設置には通常は安全率が考慮され、例えば、筒状保持体2a下端(内筒部2)からあふれ縁までの高さ(設置高さ)を40cmに設定したときには、安全率を約3に確保できる。換言すると、従来構造の通気継手では、許容できる水頭圧が127cmAqであるから、安全率を3に設定した場合の排水器具の設置高さは、最大40cm程度が限界となる。
この通気継手において、仮に、被搬送物である汚物やペーパーなどの異物の引っ掛かりを防止するために、図8にクロスハッチングで示した部分を切断して筒体部7を下端から20mm短く設定したと仮定すると、水位は位置Cまで20mm上昇することになる。このときの弁室8内の空気圧は、1.064kgf/cmとなるため、許容できる水頭圧は64cmAq相当まで減少する。この場合、排水器具と通気継手との距離によっては、前述の安全率が極めて小さくなる結果となる。すなわち、この条件下で、仮に、安全率3を確保しながら排水器具を設置しようとする場合、設置高さはおよそ20cm程度となるため、実際の使用は難しくなる。
一方、図2の本発明の通気一体型継手の構造の場合、内筒22下端からの弁室(通気弁部40)内容積は、217cmである。この通気一体継手では、通気弁部40に遮蔽部50を設けて弁軸53を下方から覆うようにしており、水位上昇の限界高さ(弁機能を失うおそれのある高さ)は、上昇時の弁体31の弁軸53の先端側付近(穿孔穴52の下端開口部)よりもやや低く形成された筒部80上端の位置Bとなり、これは図8の場合よりも高い位置になる。
配管が詰まって水位が上昇し、図の位置Bまで水位が達したと仮定すると、このときの水位の上昇は25mmであり、通気弁部40内の空気の体積は187cmになる。このとき空気が水圧で圧縮され、通気弁部40内の空気圧は、217÷187≒1.160kgf/cmとなり、水頭圧が160cmAq相当となる。そのため、筒部80の上端位置から排水器具14のあふれ縁までの高さLを、上記と同様に40cmに設定した場合には、安全率が3を超えて、安全率4近くにまで達する。
すなわち、例えば、同じ安全率である、安全率3の条件下では、図2の通気一体型継手は、図8の場合の排水器具の設置高さ40cmに比して高さLの限界を約53cmまで大きくできる。しかも、図8のように筒体部7を設けることがないため、排水時には、汚物やペーパーなどの異物の引っ掛かりも防止して流れをスムーズにできる。
従って、本発明において、上記実施形態のように、遮蔽部50を遮蔽体45により通気弁部40と別体に設け、遮蔽体50に、弁体31の上昇限界の位置まで延伸した場合には、通気弁部40内への排水の浸入を防いで弁機能を維持しつつ、図8の構造に比して大便器等の排水器具14の設置高さLの自由度を拡げて様々な戸建住宅のフロアラインに対応できる。
なお、遮蔽体45をスナップ嵌合部33、83のスナップ嵌合により通気弁部40下部の円筒部22bに一体化しているが、この遮蔽体45の固定構造にこだわることはなく、例えば、これらを螺合により着脱可能に設けたり、或は接着により一体に固着してもよい。
遮蔽部50は、遮蔽体45以外の態様に設けて内筒に装着してもよい。一方、遮蔽部50を通気弁部40に一体に設ける場合には、弁軸収容部41の下端に一体成形したり、或は弁軸収容部41下端に接着剤で板状の遮蔽部を固着してもよく、何れの場合にも各種の態様で設けることが可能となる。
通気弁部14における弁軸53の小径部53a、テーパ面53b、大径部53c、平面部53d、割り溝53e、及び弁軸収容部41における接触面54は、必ずしも必要はなく、一方、弁軸収容部41へのオイル注入も省略可能であり、必要に応じてこれらの何れか一方を実施したり、又は双方を組み合わせることができる。
また、例えば、弁軸53と弁体収容部41との間にグリスを塗付することにより、弁体31の開閉動作を調節して、チャタリングや作動音の発生を解消することも可能である。
前述した弁体31の平面部53dは、必ずしも対面する四方向に設ける必要はなく、例えば二方向に設けてもよい。この場合、接触面54に対する接触面積を大きくできる。平面部を六方向や八方向に設けてもよく、このように平面部の数を変えることにより、接触面への接触面積を調節して弁体31摺動時の摺動抵抗を調節できる。
次いで、本発明における通気一体型継手の上記実施形態における作用を説明する。
本発明の通気一体型継手は、通気弁部40が、通常は継手本体20の上端より突出することなく閉止状態を維持し、継手本体20の負圧時に、弁体31がコイルスプリング51の弾発力に抗して継手本体20の内方側へ開放駆動する構造であることから、通気弁部40の高さを抑えることができ、排水時の負圧発生時にも弁体31が継手本体20の上方に移動することがない。この構造により、排水立て配管12と横配管13と間の限られた高さの空間に設置して負圧を解消しながら排水可能となる。
しかも、通気弁部40の下部に遮蔽部50を設け、この遮蔽部50は、弁軸収容部41の穿孔穴52を遮蔽するように被蓋し、かつ弁軸収容部41における弁体31の可動領域を覆っているため内筒22が延長することがない。これにより、通気弁部40を上方に押し上げることなく、通気装置としての低位設置の特長を維持しながら通気できる。
特に、戸建住宅の様々なフロアプランにより、通気一体型継手の下流側直近にエルボ15が設置されていたり、或は、排水器具14が超節水便器である場合のように、汚物やペーパー等の異物の搬送性が低下する場合であっても、内筒22を短く形成できることにより、これら異物の内筒22への接触や引っ掛かりを防止して旋回流による搬送力を確保し、スムーズに排水して通気一体型継手よりも下流側の排水管の詰まりを防止できる。
遮蔽部50で弁軸収容部41の穿孔穴52を遮蔽しつつ、弁体31の可動領域を覆っていることで、排水の水位が上昇した場合に、通気弁部40内に留まる空気の体積を低減することができる。万一、配管が詰まった場合には、水位上昇を発生させる水頭圧が高くなるため、排水器具14の設置位置との高低差に余裕を持たせることができ、排水の浸入による弁機能の低減をコンパクトな通気弁部40で防ぎつつ、排水設備10の設置高さの自由度を拡げることができる。
20 継手本体
24 排水立て配管接続部
27 横配管接続部
31 弁体
40 通気弁部
41 弁軸収容部
45 遮蔽体
50 遮蔽
52 穿孔穴
80
81 装着部
82 支持部
P、Q 軸芯
S 通気空間

Claims (3)

  1. 排水立て配管接続部とこの排水立て配管接続部の軸芯に対して偏心位置に設けた横配管接続部とを有し、継手本体の内部に設けた通気弁部を介して排水時に通気する通気一体型継手であって、前記通気弁部は、通常は、前記継手本体の上端より突出することなく閉止状態を保持し、前記継手本体が負圧になったとき、当該通気弁部の弁体が前記継手本体の内方側へ開放駆動すると共に、前記継手本体は外筒と内筒からなる二重管構造であり、前記内筒内に設けられた前記弁体の弁軸が前記内筒内に設けられた筒状の弁軸収容部の穿孔穴に上下動可能に設けられ、遮蔽体は、円筒状の装着部を有する略筒形状であり、この遮蔽体の下端面側には、前記穿孔穴を遮蔽するための遮蔽部と、この遮蔽部に一体に形成され前記弁軸収容部を同軸に保持する筒部と、この筒部と前記装着部との間に設けられる支持部とを備え、この支持部の間には前記通気弁部の内部と排水側とを連通可能な通気空間を有していることを特徴とする通気一体型継手。
  2. 前記筒部を前記弁体の上昇限界の位置まで延伸した請求項に記載の通気一体型継手。
  3. 前記筒部を、前記通気弁部の内部と排水側とを連通可能な放射状の前記支持部で前記継手本体の下部に装着する前記装着部に一体に接続した請求項に記載の通気一体型継手。
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