JP6778823B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
ユーザが頭部に装着して、表示部に表示される映像を、レンズを通して視覚することで、臨場感のある映像を鑑賞することができるヘッドマウントディスプレイが存在する。
このようなヘッドマウントディスプレイにおいては、表示される映像の見やすさを確保するために、表示部から出射される映像光がユーザの眼に至るまでの長さをできるだけ長くすることが望ましい。
ここで上述の長さを確保しつつヘッドマウントディスプレイを小型化させるために、表示部から出射される映像光がユーザの眼に至るまでの間に何度か反射するようにすることが考えられる。
しかしこのようにした場合は、表示される映像の光とは空気換算光路長が異なる別の光路を経由してユーザの眼に届く光によって生じるゴーストがユーザに視認され、その結果、表示される映像が見えにくくなることがあった。また表示部から出射される光の一部が表示される映像の光とはならずにゴーストの光となることによって、表示される映像が暗くなることがあった。そして上記の課題は、ヘッドマウントディスプレイに限らず、例えば表示される映像を見る人との間の長さに制限がある車載メータなどのような表示装置においても同様に発生する。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の1つは、ゴーストの発生を抑制できる表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、映像を表示する表示部と、レンズと、前記表示部に隣接して配置されている第1の偏光板と、前記第1の偏光板に隣接して配置されている第1の1/4波長板と、前記レンズに隣接して配置されている第2の偏光板と、前記第2の偏光板に隣接して配置されている第2の1/4波長板と、前記第1の1/4波長板と前記第2の1/4波長板との間に配置されているビームスプリッタと、を含み、前記ビームスプリッタは、前記表示部から出射されてから前記レンズを透過するまでの間に、前記第2の偏光板で反射し、その後前記ビームスプリッタで反射する第1の光の空気換算光路長と、前記表示部から出射されてから前記レンズを透過するまでの間に、前記ビームスプリッタで反射し、その後前記第1の偏光板で反射する第2の光の空気換算光路長と、が同じとなる位置に配置されている。
本発明の一態様では、前記ビームスプリッタは、前記第1の1/4波長板の前記レンズ側の面から前記ビームスプリッタのミラー面までの空気換算光路長と前記第2の1/4波長板の前記表示部側の面からビームスプリッタのミラー面までの空気換算光路長とが同じとなる位置に配置されている。
また、本発明の一態様では、前記第1の偏光板は前記第1の1/4波長板と接触しており、前記第2の偏光板は前記第2の1/4波長板と接触している。
本発明の一実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの一例を示す外観図である。 図1に示すヘッドマウントディスプレイの光学系の一例を模式的に示す模式図である。 空気換算光路長について説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ(HMD)10の一例を示す外観図である。図2は、図1に示すHMD10の光学系の一例を模式的に示す図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るHMD10の光学系には、表示部12、第1の偏光板14a、第2の偏光板14b、第1の1/4波長板16a、第2の1/4波長板16b、ビームスプリッタ18、レンズ20が含まれている。
そして第1の偏光板14aは、表示部12に隣接して配置されている。また、第1の1/4波長板16aは、第1の偏光板14aに隣接して配置されている。また、第2の偏光板14bは、レンズ20に隣接して配置されている。また、第2の1/4波長板16bは、第2の偏光板14bに隣接して配置されている。また、ビームスプリッタ18は、第1の1/4波長板16aと第2の1/4波長板16bとの間に配置されている。このようにして、本実施形態に係るHMD10の光学系では、表示部12、第1の偏光板14a、第1の1/4波長板16a、ビームスプリッタ18、第2の1/4波長板16b、第2の偏光板14b、レンズ20、がこの順で、互いに隣接して配置されている。
図1に示すように表示部12は、HMD10の前側に配置されている、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のディスプレイである。表示部12は、例えばHMD10に記憶されている映像や、HMD10と通信可能な装置から送信される映像信号が表す映像等の映像を表示させる。本実施形態に係る表示部12は、例えば左目用の画像と右目用の画像を表示することによって三次元画像を表示させることができるようになっている。なお表示部12は三次元画像の表示ができず二次元画像の表示のみができるものであっても構わない。
第1の偏光板14a及び第2の偏光板14bは、本実施形態では例えば、入射する光のうち直線偏光成分の光を透過する光学素子である。ここでは例えば、第1の偏光板14a及び第2の偏光板14bは、いずれも同じ方向(例えば縦方向)の直線偏光成分の光を透過させることとする。
第1の1/4波長板16a及び第2の1/4波長板16bは、本実施形態では例えば、入射する直線偏光の光を円偏光に変えて出射し、入射する円偏光の光を直線偏光に変えて出射する光学素子である。
第1の1/4波長板16aや第2の1/4波長板16bでは、入射する光の進行方向によって、偏光の変化が異なるようになっている。
図2の例では、例えば、第1の1/4波長板16aや第2の1/4波長板16bに対して、図2における右方向に、縦方向の直線偏光の光が入射した際には、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光が出射される。また例えば、図2における右方向に、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光が入射した際には、横方向の直線偏光の光が出射される。また例えば、図2における右方向に、横方向の直線偏光の光が入射した際には、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光が出射される。また例えば、図2における右方向に、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光が入射した際には、縦方向の直線偏光の光が出射される。
また例えば、図2における左方向に、縦方向の直線偏光の光が入射した際には、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光が出射される。また例えば、図2における左方向に、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光が入射した際には、横方向の直線偏光の光が出射される。また例えば、図2における左方向に、横方向の直線偏光の光が入射した際には、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光が出射される。また例えば、図2における左方向に、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光が入射した際には、縦方向の直線偏光の光が出射される。
ここで第1の偏光板14aの偏光方向に対する第1の1/4波長板16aの光学軸の向きは厳密に設定する必要がある。そのため第1の偏光板14aと第1の1/4波長板16aとは接触するようにしてもよい。こうすれば、第1の偏光板14aの偏光方向に対する第1の1/4波長板16aの光学軸の向きの設定が容易となる。また同様に、第2の偏光板14bの偏光方向に対する第2の1/4波長板16bの光学軸の向きは厳密に設定する必要がある。そのため第2の偏光板14bと第2の1/4波長板16bとは接触するようにしてもよい。こうすれば、第2の偏光板14bの偏光方向に対する第2の1/4波長板16bの光学軸の向きの設定が容易となる。
ビームスプリッタ18は、本実施形態では例えば、入射する光の一部を透過し残りをミラー面18aで反射する光学素子である。図2に示すように、ミラー面18aは、ビームスプリッタ18の表示部12側の面であってもよい。ここでビームスプリッタ18として、入射する光の半分を透過し残りの半分をミラー面18aで反射するハーフミラーを用いてもよい。
レンズ20は、入射する光を屈折させてユーザの眼に収束させる光学素子である。
図2に示すように本実施形態では上述のように、表示部12は映像の光である光22を出射させる。そして、表示部12が出射する光22のうち、縦方向の直線偏光成分の光22だけが、第1の偏光板14aを透過する。
そしてこの光22は、第1の1/4波長板16aを透過することで、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光22に変わる。
そしてこの光22の一部がビームスプリッタ18を透過し、残りがミラー面18aで反射する。例えば光22の半分がビームスプリッタ18を透過し、残りの半分がミラー面18aで反射する。ミラー面18aで反射する光22は、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光となる。以下、ビームスプリッタ18を透過する光22を第1の光22aと呼び、ビームスプリッタ18で反射する光22を第2の光22bと呼ぶこととする。
ビームスプリッタ18を透過した第1の光22aは、第2の1/4波長板16bを透過することで、横方向の直線偏光の光に変わる。そしてこの第1の光22aは、第2の偏光板14bで反射する。
第2の偏光板14bで反射した、横方向の直線偏光の光である第1の光22aは、第2の1/4波長板16bを透過することで、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光となる。
第2の1/4波長板16bを透過した、光の進行方向に沿って見た場合に右回りとなる円偏光の光である第1の光22aの一部は、ビームスプリッタ18で反射することで、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光となる。なお、第1の光22aのうちの残りは、ビームスプリッタ18を透過するが、この光はユーザの視覚に与える影響が少ないので、以下の説明では省略する。
ビームスプリッタ18で反射した、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光である第1の光22aは、第2の1/4波長板16bを透過することで縦方向の直線偏光の光となる。そしてこの第1の光22aは第2の偏光板14b、及び、レンズ20を透過して、ユーザの眼に届くこととなる。
一方、ビームスプリッタ18で反射した、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光である第2の光22bは、第1の1/4波長板16aを透過することで横方向の直線偏光の光となる。そしてこの第2の光22bは、第1の偏光板14aで反射する。
第1の偏光板14aで反射した、横方向の直線偏光の光である第2の光22bは、第1の1/4波長板16aを透過することで、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光となる。
そして第1の1/4波長板16aを透過した、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光である第2の光22bの一部は、ビームスプリッタ18を透過する。なお、第2の光22bのうちの残りは、ビームスプリッタ18のミラー面18aで反射されるが、この光はユーザの視覚に与える影響が少ないので、以下の説明では省略する。
ビームスプリッタ18を透過した、光の進行方向に沿って見た場合に左回りとなる円偏光の光である第2の光22bは、第2の1/4波長板16bを透過することで、縦方向の直線偏光の光となる。そしてこの第2の光22bは、第2の偏光板14b、及び、レンズ20を透過して、ユーザの眼に届くこととなる。
ここで第1の光22aの空気換算光路長と第2の光22bの空気換算光路長とが異なるとゴーストが生じ、その結果、表示される映像が見えにくくなることがあった。また表示部12から出射される光の一部が表示される映像の光とはならずにゴーストの光となることによって、表示される映像が暗くなることがあった。
そこで本実施形態では以下のようにして第1の光22aの空気換算光路長と第2の光22bの空気換算光路長とが同じになるようにした。
ここで図3を参照しながら空気換算光路長について説明する。図3に示すように、厚さがtであり、屈折率がnである媒質30を想定する。そして空気と媒質30との入射側の境界面32a上の位置Pにおいて、空気から媒質30に入射角θ1で入射する光が、屈折角θ2で媒質30内を進むこととする。
そしてこの光が、空気と媒質30との出射側の境界面32b上の位置Qにおいて媒質30から出射することとする。なお境界面32aと境界面32bとは平行であることとする。そして媒質30が空気であると仮定した際におけるこの光の位置Qに相当する位置を位置Rとする。ここでは例えば図3に示すように、位置Pにおいて媒質30に入射する光を延長した線と、位置Qを通る境界面32bの法線との交点の位置を位置Rとする。そして境界面32aから位置Rまでの長さをxとする。
この場合、スネルの法則により、sinθ1=n・sinθ2との関係が成立する。なおここでは空気の屈折率を1としている。そしてx・tanθ1=t・tanθ2の関係も成立する。よって、x=(t/n)・(cosθ1/cosθ2)となる。ここでθ1もθ2も充分小さいという仮定による近似を導入すると、x=t/nとの関係が成立する。よって、厚さがtであり、屈折率がnである媒質30の空気換算光路長は、t/nとなる。
以上を踏まえると、第1の光22aの空気換算光路長は、ta/na+tb/nb+L1+3・tc/nc+3L2+3・td/nd+te/neとなる。また第2の光22bの空気換算光路長は、ta/na+3・tb/nb+3L1+tc/nc+L2+td/nd+te/neとなる。
なお上述の式では、図2に示すように、第1の偏光板14a、第1の1/4波長板16a、ビームスプリッタ18、第2の1/4波長板16b、第2の偏光板14bの厚さが、それぞれ、ta、tb、tc、td、teと表現されている。
また第1の1/4波長板16aのレンズ20側の面とビームスプリッタ18の表示部12側の面(ミラー面18a)との間の長さがL1と表現されている。また、ビームスプリッタ18のレンズ20側の面と第2の1/4波長板16bの表示部12側の面との間の長さがL2と表現されている。
また第1の偏光板14a、第1の1/4波長板16a、ビームスプリッタ18、第2の1/4波長板16b、第2の偏光板14bの屈折率が、それぞれ、na、nb、nc、nd、neと表現されている。
この場合、L1=L2+tc/nc+td/nd−tb/nbとの関係式が導かれる。そして本実施形態では、第1の光22aの空気換算光路長と第2の光22bの空気換算光路長とが同じになる位置、すなわち、L1とL2との間で上述の関係が成立する位置にビームスプリッタ18が配置される。
ここで例えば、第1の1/4波長板16aと第2の1/4波長板16bとが同じ厚さであり同じ屈折率であるとする。この場合、td/nd−tb/nbの値は0となる。よってこの場合は、L1=L2+tc/ncとの関係式が成立する。この関係式は、第1の1/4波長板16aのレンズ20側の面からビームスプリッタ18のミラー面18aまでと第2の1/4波長板16bの表示部12側の面からビームスプリッタ18のミラー面18aまでとで空気換算光路長が同じであることを意味する。
そこで、以上の点、及び、第1の1/4波長板16aと第2の1/4波長板16bとが同じ厚さであり同じ屈折率である可能性が高いことを踏まえ、L1=L2+tc/ncとの関係が成立する位置にビームスプリッタ18が配置されるようにしてもよい。例えば第1の1/4波長板16aのレンズ20側の面からミラー面18aまでの空気換算光路長と第2の1/4波長板16bの表示部12側の面からミラー面18aまでの空気換算光路長とが同じとなる位置にビームスプリッタ18が配置されるようにしてもよい。
また本実施形態では、第1の光22aの空気換算光路長及び第2の光22bの空気換算光路長は、いずれもレンズ20の焦点距離f0となるよう、各部材の配置は決定される。
ここで第1の光22aの空気換算光路長及び第2の光22bの空気換算光路長をf0とする。この場合、L1=f0/4−ta/(4・na)−tb/nb−te/(4・ne)との関係式、及び、L2=f0/4−ta/(4・na)−tc/nc−td/nd−te/(4・ne)との関係式が導かれる。このことを踏まえ、これらの関係式を満足する位置に、表示部12、第1の偏光板14a、第1の1/4波長板16a、ビームスプリッタ18、第2の1/4波長板16b、第2の偏光板14b、及び、レンズ20が配置されるようにしてもよい。
以上で説明したように本実施形態では、第1の光22aの空気換算光路長と第2の光22bの空気換算光路長とが同じになる位置にビームスプリッタ18が配置される。すなわち、L1とL2との間でL1=L2+tc/nc+td/nd−tb/nbとの関係式を満足する位置にビームスプリッタ18が配置される。このようにして本実施形態によれば、ゴーストの発生を抑制できることとなる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば本実施形態をHMD10以外の、例えば表示される映像を見る人との間の長さに制限がある車載メータなどの表示装置に応用してもよい。
また、上記の具体的な文字列や数値及び図面中の具体的な文字列や数値は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。

Claims (3)

  1. 映像を表示する表示部と、
    レンズと、
    平面状の第1の偏光板と、
    平面状の第1の1/4波長板と、
    平面状の第2の偏光板と、
    平面状の第2の1/4波長板と、
    平面状のビームスプリッタと、を含み、
    前記レンズは前記表示部の表示面に対向して配置されており、
    前記第1の偏光板、前記第1の1/4波長板、前記第2の偏光板、前記第2の1/4波長板、及び、前記ビームスプリッタは、前記表示部と前記レンズとの間に、前記表示部の表示面から前記レンズに向かって出射される映像光の光軸に沿って、前記表示部から前記レンズに向かって、前記第1の偏光板、前記第1の1/4波長板、前記ビームスプリッタ、前記第2の1/4波長板、前記第2の偏光板の順に、前記表示部の表示面に対向する面及び前記レンズに対向する面が前記光軸に対して垂直になるよう配置されており、
    前記ビームスプリッタは、前記表示部から出射されてから前記レンズを透過するまでの間に、前記第2の偏光板で反射し、その後前記ビームスプリッタで反射する光路を経由する第1の光の空気換算光路長と、前記表示部から出射されてから前記レンズを透過するまでの間に、前記ビームスプリッタで反射し、その後前記第1の偏光板で反射する光路を経由する第2の光の空気換算光路長と、が同じとなる位置に配置されている、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ビームスプリッタは、前記第1の1/4波長板の前記レンズ側の面から前記ビームスプリッタのミラー面までの空気換算光路長と前記第2の1/4波長板の前記表示部側の面からビームスプリッタのミラー面までの空気換算光路長とが同じとなる位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の偏光板は前記第1の1/4波長板と接触しており、
    前記第2の偏光板は前記第2の1/4波長板と接触している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
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