JP6778577B2 - Iii族窒化物半導体基板、及び、iii族窒化物半導体基板の製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体基板、及び、iii族窒化物半導体基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、III族窒化物半導体基板、及び、III族窒化物半導体基板の製造方法に関する。
関連する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1には、III族窒化物バルク結晶から切り出された複数の小片基板を互いに隣接させて配置した後、当該小片基板上にIII族窒化物結晶を成長させるIII族窒化物結晶の製造方法が開示されている。なお、複数の小片基板の主面(露出面)の面方位は均一にすることが開示されている。
特許第5332168号
1つのIII族窒化物半導体基板の上に、互いに性質が異なる複数種類のデバイス(光デバイス、電子デバイス等)を形成するための技術が望まれている。
III族窒化物半導体基板の上に形成されるデバイスの性質は、当該III族窒化物半導体基板の成長面の面方位に依存する場合がある。
従来のIII族窒化物半導体基板は、結晶方位が揃ったバルク結晶により構成される。このようなIII族窒化物半導体基板の場合、成長面内での面方位のばらつきはなく、均一となる。このため、このようなIII族窒化物半導体基板の場合、同様な性質のデバイスを多数形成することはできるが、互いに性質が異なる複数種類のデバイスを形成するのは容易でない。
本発明は、1つのIII族窒化物半導体基板の上に、互いに性質が異なる複数種類のデバイスを形成するための技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
III族窒化物半導体で構成されており、かつ、互いに接合した第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含むIII族窒化物半導体層を有し、
前記第1乃至第Nの結晶部分は、前記III族窒化物半導体層の表面における面方位が互いに異なり、
前記第1乃至第Nの結晶部分の中には、前記面方位が互いに5°より大きくずれているペアが含まれるIII族窒化物半導体基板が提供される。
また、本発明によれば、
露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第N(Nは2以上の整数)のIII族窒化物半導体の複数の結晶片を、前記露出面が同一方向を向くように並べる下地層準備工程と、
前記下地層準備工程の後、前記露出面上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させ、前記結晶片各々から成長したIII族窒化物半導体同志を接合させるIII族窒化物半導体層形成工程と、
を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法が提供される。
本発明によれば、1つのIII族窒化物半導体基板の上に、互いに性質が異なる複数種類のデバイスを形成するための技術が実現される。
本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の処理の流れの他の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の結晶片を準備する処理の一例を説明するための平面模式図である。 本実施形態の結晶片を準備する処理の一例を説明するための側面模式図である。 本実施形態の結晶片を準備する処理の他の一例を説明するための平面模式図である。 本実施形態の結晶片を準備する処理の他の一例を説明するための側面模式図である。 本実施形態の結晶片を準備する処理の他の一例を説明するための平面模式図である。 本実施形態の結晶片を準備する処理の他の一例を説明するための側面模式図である。 結晶片の配置例を示す平面模式図である。 結晶片の他の配置例を示す平面模式図である。 HVPE装置の模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の一例を示す側面模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の一例を示す平面模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の他の一例を示す側面模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の他の一例を示す平面模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の他の一例を示す平面模式図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の一例を示す側面模式図である。 実施例のIII族窒化物半導体基板を示す蛍光顕微鏡像である。
以下、本願発明の基板及びその製造方法の実施形態について図面を用いて説明する。なお、図はあくまで発明の構成を説明するための概略図であり、各部材の大きさ、形状、数、異なる部材の大きさの比率などは図示するものに限定されない。
まず、本実施形態の概要について説明する。本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、III族窒化物半導体層を有する。III族窒化物半導体層は、III族窒化物半導体で構成された第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含む。すなわち、第1乃至第Nの結晶部分が互いに接合し、III族窒化物半導体層を構成している。第1乃至第Nの結晶部分は、III族窒化物半導体層の表面における面方位が互いに異なる。
このような本実施形態のIII族窒化物半導体基板の場合、成長面(III族窒化物半導体層の表面)内に、表面の面方位が互いに異なる複数のエリアが形成される。そして、各エリア内に、各面方位に応じた性質を有するデバイス(光デバイス、電子デバイス等)を形成することができる。このように、本実施形態によれば、1つのIII族窒化物半導体基板の上に、互いに性質が異なる複数種類のデバイスを形成することが可能となる。
次に、本実施形態の構成について詳細に説明する。まず、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法について説明する。図1のフローチャートに示すように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法は、下地層準備工程S1と、III族窒化物半導体層形成工程S2とを有する。図2のフローチャートに示すように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法は、さらに、除去工程S3を有してもよい。
下地層準備工程S1は、複数の結晶片を、所定の露出面が同一方向を向くように並べる。なお、「同一方向を向く」とは、所定の露出面の法線方向が同一(互いに平行)である状態のみならず、法線方向が互いに±5°以内の範囲でずれた状態を含んでもよい。このように並べられた複数の結晶片により、下地層が構成される。
複数の結晶片の中には、同一方向を向いて並べられる所定の露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶片が含まれる。なお、複数の結晶片の中には、同一方向を向いて並べられる所定の露出面の面方位が互いに同じものが含まれてもよい。露出面の面方位が同じである複数の結晶片は、ひとまとまりになるように並べられてもよいし、ばらばらに散在してもよい。すなわち、第1乃至第Nの結晶片の中の少なくとも1つは複数の結晶片を有し、当該複数の結晶片は下地層においてひとまとまりとなって並んでいてもよい。
第1乃至第Nの結晶片の所定の露出面の面方位は特段制限されない。例えば、第1乃至第Nの結晶片の所定の露出面の面方位の組み合わせは、+c面、m面、a面、{11−22}面、{11−22}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{11−24}面、{11−24}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{10−12}面、{10−12}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{10−11}面、{10−11}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{20−21}面、{20−21}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{20−23}面、及び、{20−23}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面の中のいずれかを任意に組み合わせたものであってもよい。
ここで、複数の結晶片を準備する処理について説明する。複数の結晶片は、露出面が所定の面方位となっていればよく、その形状及び大きさは特段制限されない。例えば、互いに形状及び大きさが異なる結晶片が含まれてもよい。また、複数の結晶片の中には、厚さが互いに異なるものが含まれてもよい。結晶片の露出面の面方位を制御することで、下地層の上に形成されるIII族窒化物半導体層の露出面(成長面)に現れる面方位を制御することができる。
結晶片は、例えば、露出面が所定の面方位となっているIII族窒化物半導体基板(バルク結晶)から切り出すことで形成されてもよい。切り出す方法は特段制限されず、バンドソー、内周刃、外周刃などを用いて結晶片を切出してもよいし、劈開面で劈開することで結晶片を切出してもよい。その他、露出面が所定の面方位となっているIII族窒化物半導体基板(バルク結晶)の破片を加工し、所定の面方位の面を露出させたり、所定の形状にしたりすることで、結晶片が形成されてもよい。
ここで、図3(平面図)及び図4(側面図)を用いて、第1の面方位の露出面を有する結晶片を形成する処理の一例を説明する。当該例では、第1の面方位の露出面を有する第1のIII族窒化物半導体基板101を2つに分割することで、第1の面方位の露出面を有する2つの結晶片21−1及び21−2を形成している。
次に、図5(平面図)及び図6(側面図)を用いて、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する結晶片を形成する処理の一例を説明する。当該例では、第2の面方位の露出面を有する第2のIII族窒化物半導体基板102を2つに分割することで、第2の面方位の露出面を有する2つの結晶片22−1及び22−2を形成している。
次に、図7(平面図)及び図8(側面図)を用いて、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する結晶片を形成する処理の一例を説明する。当該例では、第1の面方位の露出面を有する第1のIII族窒化物半導体基板101から、短冊状に複数の小片を切り出すことで、複数の結晶片22−1乃至22−3を形成している。そして、図8に示すように、小片を切り出す際の切断面の傾きを制御することで、切断面の面方位を第2の面方位にしている。
例えば、上述のような方法を用いることで、所定の面方位の露出面を有する結晶片を作り分けることができる。なお、図3乃至図8を用いて説明した例はあくまで一例であり、1つのIII族窒化物半導体基板から切り出す結晶片の数、大きさ及びその形状等は、図示した例に限定されない。
下地層準備工程S1では、このような複数の結晶片を、所定の面方位の露出面が同一方向を向くように並べる。
図9の平面図は、基板ホルダ200上に2つの結晶片(第1の結晶片21及び第2の結晶片22)を並べた状態の一例を示す。図9では、第1の面方位の露出面を有する第1の結晶片21と、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する第2の結晶片22とが、当該露出面が同一方向(図中、紙面に対して垂直かつ手前側に向かう方向)を向くように並べられている。なお、第1の結晶片21と第2の結晶片22とは、互いに接していてもよいし、互いの間にわずかな隙間が存在してもよい。また、第1の結晶片21と第2の結晶片22とは、例えば接着剤などにより、互いに接着していてもよい。
図10の平面図は、基板ホルダ200上に結晶片を並べた状態の他の一例を示す。図10では、第1の面方位の露出面を有する第1の結晶片21−1乃至21−4と、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する第2の結晶片22−1乃至22−4とが、当該露出面が同一方向(図中、紙面に対して垂直かつ手前側に向かう方向)を向くように並べられている。なお、隣接する結晶片は、互いに接していてもよいし、互いの間にわずかな隙間が存在してもよい。また、隣接する結晶片は、例えば接着剤などにより、互いに接着していてもよい。
ここでは、2種類の結晶片を並べる例を説明したが、3種類以上の結晶片が並べられてもよい。また、複数の結晶片の並べ方は、図示する例に限定されない。
図1及び図2に戻り、III族窒化物半導体層形成工程S2は、下地層準備工程S1の後に行われる。III族窒化物半導体層形成工程S2では、結晶片の露出面上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させ、結晶片各々から成長したIII族窒化物半導体同志を接合させる。結晶片から成長し、互いに接合したIII族窒化物半導体により、III族窒化物半導体層が構成される。
III族窒化物半導体のエピタキシャル成長の具体例は特段制限されず、MOVPE(Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)、HVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)、MBE(Molecular Beam Epitaxy)、LPE(Liquid Phase Epitaxy)等を利用できる。
例えば、図11に示すようなハイドライド気相成長(HVPE)装置100を用いて実現してもよい。
図示するHVPE装置100は、反応管121と、反応管121内に設けられている基板ホルダ200とを備える。また、HVPE装置100は、III族原料ガスを反応管121内に供給するIII族原料ガス供給部139と、窒素原料ガスを反応管121内に供給する窒素原料ガス供給部137とを備える。さらに、HVPE装置100は、ガス排出管135と、ヒータ129、130とを備える。
基板ホルダ200は、反応管121の下流側に回転軸132により回転自在に設けられている。ガス排出管135は、反応管121のうち基板ホルダ200の下流側に設けられている。
III族原料ガス供給部139は、ガス供給管126とソースボート128とIII族(Ga)原料127と反応管121のうち遮蔽板136の下の層とを含む。
窒素原料ガス供給部137は、ガス供給管124と反応管121のうち遮蔽板136の上の層とを含む。
III族原料ガス供給部139は、III族原子のハロゲン化物(たとえば、GaCl)を生成し、これを基板ホルダ200に保持された下地層20の表面に供給する。
ガス供給管126の供給口は、III族原料ガス供給部139内の上流側に配置されている。このため、供給されたハロゲン化水素ガス(たとえば、HClガス)は、III族原料ガス供給部139内でソースボート128中のIII族原料127と接触するようになっている。
これにより、ガス供給管126から供給されるハロゲン含有ガスは、ソースボート128中のIII族原料127の表面または揮発したIII族分子と接触し、III族分子をハロゲン化してIII族のハロゲン化物を含むIII族原料ガスを生成する。なお、このIII族原料ガス供給部139の周囲にはヒータ129が配置され、III族原料ガス供給部139内は、たとえば800〜900℃程度の温度に維持される。
反応管121の上流側は、遮蔽板136により2つの層に区画されている。図中の遮蔽板136の上側に位置する窒素原料ガス供給部137中を、ガス供給管124から供給されたアンモニアが通過し、熱により分解が促進される。なお、この窒素原料ガス供給部137の周囲にはヒータ129が配置され、窒素原料ガス供給部137内は、たとえば800〜900℃程度の温度に維持される。
図中の右側に位置する成長領域122には、基板ホルダ200が配置され、この成長領域122内でGaN等のIII族窒化物半導体の成長が行われる。この成長領域122の周囲にはヒータ130が配置され、成長領域122内は、たとえば1000℃〜1050℃程度の温度に維持される。
III族窒化物半導体の成長条件は、従来のものと同様とすることができる。すなわち、従来と同様の成長条件で、下地層20の上にIII族窒化物半導体を成長させると、成長過程において、各結晶片から成長したIII族窒化物半導体同志が互いに接し、そして、互いに接合する。
図12に、III族窒化物半導体層形成工程S2の後のIII族窒化物半導体基板1の側面図の一例を示す。また、図13に、図12のIII族窒化物半導体基板1を図中上から見た平面図を示す。
図示するIII族窒化物半導体層10は、第1の結晶片21から成長した第1の結晶部分11と、第2の結晶片22から成長した第2の結晶部分12とを有する。第1の結晶部分11と第2の結晶部分12とは互いに接合しているが、III族窒化物半導体基板1の厚さ方向に垂直な面の面方位は互いに異なる。このため、蛍光顕微鏡像等で観察することで、第1の結晶部分11及び第2の結晶部分12の界面を特定することができる。
第1の結晶部分11の露出面の面方位は、第1の結晶片21の露出面の面方位と同様、第1の面方位である。そして、第2の結晶部分12の露出面の面方位は、第2の結晶片22の露出面の面方位と同様、第2の面方位である。
図14に、III族窒化物半導体層形成工程S2の後のIII族窒化物半導体基板1の側面図の他の一例を示す。当該例の場合、2つの第1の結晶片21−1及び21−2と、2つの第2の結晶片22−1及び22−2とにより、下地層20が形成されている。図14のIII族窒化物半導体基板1を図中上から見た平面図も、上記例と同様、図13で示される。
なお、下地層20の構成を制御することで、図15及び図16に示すようなIII族窒化物半導体基板1を形成することもできる。図15及び図16に示すIII族窒化物半導体基板1は、第1の結晶部分11、第2の結晶部分12及び第3の結晶部分13により、III族窒化物半導体層10が構成されている。図15及び図16に示すIII族窒化物半導体基板1を比べると、第1の結晶部分11、第2の結晶部分12及び第3の結晶部分13の形状及び並び方が互いに異なる。
図15及び図16に示す例において、第1の結晶部分11、第2の結晶部分12及び第3の結晶部分13の露出面の面方位は、互いに異なってもよいし、一部の組み合わせ同志が同一であってもよい。例えば、図15に示す例において、第1の結晶部分11及び第3の結晶部分13の面方位は同じであってもよい。そして、第1の結晶部分11及び第3の結晶部分13と、第2の結晶部分12とは、面方位が互いに異なってもよい。この場合、第1の面方位の露出面を有する第1の結晶部分11及び第3の結晶部分13により、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する第2の結晶部分12が挟まれた状態となる。
III族窒化物半導体層形成工程S2の後、図2に示すように、除去工程S3を行ってもよい。
除去工程S3では、複数の結晶片で構成された下地層20を除去する。例えば、図12及び図14に示すように、III族窒化物半導体層10及び下地層20の積層体となっているIII族窒化物半導体基板1から、下地層20を除去する。例えば、研磨により下地層20を削り落としてもよいし、又は、バンドソー、内周刃、外周刃などを用いてIII族窒化物半導体層10から下地層20を切り離してもよい。図17に、図12及び図14に示すIII族窒化物半導体基板1から下地層20を除去した状態の一例を示す。
次に、例えば上述のような製造方法で製造される本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の構成について説明する。本実施形態のIII族窒化物半導体基板1は、下地層準備工程S1及びIII族窒化物半導体層形成工程S2を実行することで得られるIII族窒化物半導体層10と下地層20との積層体、又は、さらに除去工程S3を実行することで積層体から下地層20を除去したものである。
図13に、本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の平面模式図の一例を示す。そして、図17に、本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の側面模式図の一例を示す。
図13及び図17に示すように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板1は、III族窒化物半導体で構成されたIII族窒化物半導体層10を有する。III族窒化物半導体層10は、III族窒化物半導体で構成された第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含む。図13及び図17の例の場合、III族窒化物半導体層10は、2つの結晶部分(第1の結晶部分11及び第2の結晶部分12)を含む。そして、第1乃至第Nの結晶部分(図13及び図17の例の場合、第1の結晶部分11及び第2の結晶部分12)は、III族窒化物半導体層10の表面(図13で示される表面)における面方位が互いに異なる。なお、第1乃至第Nの結晶部分(図13及び図17の例の場合、第1の結晶部分11及び第2の結晶部分12)は、互いに接合している。
ところで、第1の結晶部分11及び第2の結晶部分12は、III族窒化物半導体の成長段階で意図せず局所的に形成されたような欠陥でない。すなわち、本実施形態のIII族窒化物半導体層10は、第1の面方位の露出面(成長面)を有する結晶において、局所的に、第1の面方位と異なる第2の面方位が露出したようなものとは異なる。本実施形態のIII族窒化物半導体層10は、第1の面方位の露出面(成長面)を有する第1の結晶部分11及び第2の面方位露出面(成長面)を有する第2の結晶部分12を意図的に形成したものである。
意図せず第2の結晶部分12が形成された場合、露出面(成長面)におけるその面積がデバイスを形成するためには小さすぎる恐れがある。また、その発生位置が不規則であるという問題もある。また、そのような欠陥がばらついて存在するため、露出面(成長面)における総面積はデバイスを形成する上で十分であるが、各々では不十分という問題も発生し得る。さらに、そのような結晶部分を探し出すのに労力を費やさなければならないという問題もある。
本実施形態によれば、下地層準備工程S1における結晶片の種類及びその配置方法を制御することで、III族窒化物半導体層10における各結晶部分の占有率、発生位置等を制御することができる。例えば、III族窒化物半導体層10の露出面における占有面積が15%以上である結晶部分を少なくとも2つ形成することができる。III族窒化物半導体層10の露出面の面積は、例えば、300μm以上である。露出面(成長面)における各結晶部分の占有面積をこの程度大きくすれば、各結晶部分の露出面(成長面)上に、所定のデバイスを十分に形成することができる。すなわち、III族窒化物半導体層10の露出面(成長面)上に、少なくとも2種類のデバイスを形成することができる。
また、本実施形態によれば、III族窒化物半導体層10において、第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分各々をひとまとまりとすることができる(図13、図15及び図16参照)。かかる場合、III族窒化物半導体層10の露出面(成長面)において、各結晶部分の露出面がひとまとまりとなる。結果、ひとまとまりとなり、十分な面積を稼いだ各結晶部分の露出面上に、所定のデバイスを形成することが可能となる。
なお、第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分の露出面の面方位は特段制限されない。例えば、第1乃至第Nの結晶部分の露出面の面方位の組み合わせは、+c面、m面、a面、{11−22}面、{11−22}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{11−24}面、{11−24}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{10−12}面、{10−12}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{10−11}面、{10−11}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{20−21}面、{20−21}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面、{20−23}面、及び、{20−23}面を所定角度(例:±10°以内)傾けた面の中のいずれかを任意に組み合わせたものであってもよい。例えば、第1乃至第Nの結晶部分の中には、面方位が互いに5°より大きくずれているペアが含まれてもよい。本実施形態によれば、このような結晶部分同士が互いに接合したIII族窒化物半導体層10を実現することができる。
次に、図13に、本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の平面模式図の一例を示す。そして、図12及び図14に、本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の側面模式図の他の一例を示す。
図12及び図14に示すように、当該例の場合、III族窒化物半導体基板1は、III族窒化物半導体層10に加えて下地層20を有する。
下地層20は、III族窒化物半導体の複数の結晶片(第1の結晶片21、第2の結晶片22等)が並んで構成される。複数の結晶片は、上記本実施形態のIII族窒化物半導体基板1の製造方法で説明した通り、露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第Nの結晶片に分かれ、当該露出面が同一方向を向くように並んでいる。III族窒化物半導体層10は、下地層20の露出面(結晶片の露出面)の上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させることで形成されている。下地層20において、第1乃至第Nの結晶片各々がひとまとまりとなって並んでいてもよい。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、III族窒化物半導体で構成された第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含むIII族窒化物半導体層10を有し、第1乃至第Nの結晶部分は、III族窒化物半導体層の表面における面方位が互いに異なるIII族窒化物半導体基板1が実現される。
このようなIII族窒化物半導体基板1の場合、成長面(III族窒化物半導体層10の表面)において、互いに面方位が異なる複数のエリアが現れる。各エリアに各面方位に応じた性質のデバイスを形成することで、互いに性質が異なる複数種類のデバイスを形成することができる。
また、本実施形態によれば、第1の面方位の露出面を有する結晶部分により、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する結晶部分を挟み込んだ状態となるIII族窒化物半導体層10を形成することもできる。例えば、図15に示す例において、第1の結晶部分11及び第3の結晶部分13の面方位を同じとし(第1の面方位)、第2の結晶部分12の面方位を異なるものとした場合(第2の面方位)、第1の面方位の露出面を有する第1の結晶部分11及び第3の結晶部分13により、第1の面方位と異なる第2の面方位の露出面を有する第2の結晶部分12が挟まれた状態となる。このように、露出面が所定の面方位となっている結晶部分に、露出面が他の所定の面方位となっている結晶部分を挟み込むことで、応力緩和等の効果が期待される。
<<実施例>>
露出面の面方位が互いに大きく異なる2つの結晶片を、当該露出面が同一方向を向くように並べて形成した下地層20の上にIII族窒化物半導体を成長させた場合、各結晶片から成長したIII族窒化物半導体結晶同志が接合することを確認した。
まず、露出面の面方位が互いに大きく異なる2つの結晶片を準備した。極点図測定で2つの結晶片の露出面を評価したところ、一方(第1の結晶片)は、露出面の面方位が+C面であった。他方(第2の結晶片)は、+C面が露出面から50°程度傾いていた。
この2つの結晶片を、露出面が同一方向を向くように、互いの側面で互いに接する状態で基板ホルダ上に配置して下地層20を形成した。そして、当該下地層20の上に、以下の条件でIII族窒化物半導体を成長させた。
装置:HVPE装置
成長温度:1040℃
V/III比:10
成長時間:270分
図18に、III族窒化物半導体を成長させた後のIII族窒化物半導体基板1の平面を蛍光顕微鏡で観察した画像を示す。特に、第1の結晶片から成長した第1の結晶部分と、第2の結晶片から成長した第2の結晶部分との境界部分を示している。図示するように、第1の結晶部分と第2の結晶部分とが互いに結合したことを確認した。これにより、露出面の面方位が互いに異なる複数の結晶片を並べて下地層20を形成後、当該下地層20の上にIII族窒化物半導体を成長させると、各結晶片から成長したIII族窒化物半導体結晶が互いに接合して、III族窒化物半導体層10を形成することが確認できた。
以下、参考形態の例を付記する。
1. III族窒化物半導体で構成された第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含むIII族窒化物半導体層を有し、
前記第1乃至第Nの結晶部分は、前記III族窒化物半導体層の表面における面方位が互いに異なるIII族窒化物半導体基板。
2. 1に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記第1乃至第Nの結晶部分は互いに接合しているIII族窒化物半導体基板。
3. 1又は2に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記III族窒化物半導体層の前記表面における占有面積が15%以上である前記結晶部分を少なくとも2つ有するIII族窒化物半導体基板。
4. 1から3のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記III族窒化物半導体層において、前記第1乃至第Nの結晶部分各々がひとまとまりとなっているIII族窒化物半導体基板。
5. 1から4のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記第1乃至第Nの結晶部分の中には、前記面方位が互いに5°より大きくずれているペアが含まれるIII族窒化物半導体基板。
6. 1から5のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
III族窒化物半導体の複数の結晶片が並んで構成された下地層をさらに有し、
前記下地層は、露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第Nの結晶片を含むIII族窒化物半導体基板。
7. 6に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記III族窒化物半導体層は、前記下地層の前記露出面の上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させることで形成されているIII族窒化物半導体基板。
8. 6又は7に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記第1乃至第Nの結晶片の中の少なくとも1つは複数の結晶片を有し、当該複数の結晶片は前記下地層においてひとまとまりとなって並んでいるIII族窒化物半導体基板。
9. 露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第N(Nは2以上の整数)のIII族窒化物半導体の複数の結晶片を、前記露出面が同一方向を向くように並べる下地層準備工程と、
前記下地層準備工程の後、前記露出面上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させ、前記結晶片各々から成長したIII族窒化物半導体同志を接合させるIII族窒化物半導体層形成工程と、
を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
10. 9に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記III族窒化物半導体層形成工程の後、複数の前記結晶片で構成された下地層を除去する除去工程をさらに有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
1 III族窒化物半導体基板
10 III族窒化物半導体層
11 第1の結晶部分
12 第2の結晶部分
13 第3の結晶部分
20 下地層
21 第1の結晶片
21−1 第1の結晶片
21−2 第1の結晶片
21−3 第1の結晶片
21−4 第1の結晶片
22 第2の結晶片
22−1 第2の結晶片
22−2 第2の結晶片
22−3 第2の結晶片
22−4 第2の結晶片
101 第1のIII族窒化物半導体基板
102 第2のIII族窒化物半導体基板
100 HVPE装置
121 反応管
122 成長領域
124 ガス供給管
125 配管
126 ガス供給管
127 III族原料
128 ソースボート
129 ヒータ
130 ヒータ
132 回転軸
135 ガス排出管
136 遮蔽板
137 窒素原料ガス供給部
139 III族原料ガス供給部
200 基板ホルダ

Claims (11)

  1. III族窒化物半導体で構成されており、かつ、互いに接合した第1乃至第N(Nは2以上の整数)の結晶部分を含むIII族窒化物半導体層を有し、
    前記第1乃至第Nの結晶部分は、前記III族窒化物半導体層の表面における面方位が互いに異なり、
    前記第1乃至第Nの結晶部分の中には、前記面方位が互いに5°より大きくずれているペアが含まれるIII族窒化物半導体基板。
  2. 請求項1に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記Nは3以上であるIII族窒化物半導体基板。
  3. 請求項1又は2に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層の表面の面積は300μm 以上であるIII族窒化物半導体基板。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記第1乃至第Nの結晶部分の中には、前記面方位がc面でないものが含まれるIII族窒化物半導体基板。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層の前記表面における占有面積が15%以上である前記結晶部分を少なくとも2つ有するIII族窒化物半導体基板。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層において、前記第1乃至第Nの結晶部分各々がひとまとまりとなっているIII族窒化物半導体基板。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    III族窒化物半導体の複数の結晶片が並んで構成された下地層をさらに有し、
    前記下地層は、露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第Nの結晶片を含むIII族窒化物半導体基板。
  8. 請求項7に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層は、前記下地層の前記露出面の上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させることで形成されているIII族窒化物半導体基板。
  9. 請求項7又は8に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記第1乃至第Nの結晶片の中の少なくとも1つは複数の結晶片を有し、当該複数の結晶片は前記下地層においてひとまとまりとなって並んでいるIII族窒化物半導体基板。
  10. 露出面の面方位が互いに異なる第1乃至第N(Nは2以上の整数)のIII族窒化物半導体の複数の結晶片を、前記露出面が同一方向を向くように並べる下地層準備工程と、
    前記下地層準備工程の後、前記露出面上にIII族窒化物半導体をエピタキシャル成長させ、前記結晶片各々から成長したIII族窒化物半導体同志を接合させるIII族窒化物半導体層形成工程と、
    を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  11. 請求項10に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記III族窒化物半導体層形成工程の後、複数の前記結晶片で構成された下地層を除去する除去工程をさらに有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
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