JP6777426B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6777426B2
JP6777426B2 JP2016098088A JP2016098088A JP6777426B2 JP 6777426 B2 JP6777426 B2 JP 6777426B2 JP 2016098088 A JP2016098088 A JP 2016098088A JP 2016098088 A JP2016098088 A JP 2016098088A JP 6777426 B2 JP6777426 B2 JP 6777426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
pipe
defrosting
indoor
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016098088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017207221A (ja
Inventor
尚希 今任
尚希 今任
賢 三浦
賢 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2016098088A priority Critical patent/JP6777426B2/ja
Publication of JP2017207221A publication Critical patent/JP2017207221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6777426B2 publication Critical patent/JP6777426B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明の実施形態は、空気調和装置に関する。
従来、複数の室内ユニットと1つ以上の室外ユニットとを3本の配管で接続したマルチ形の空気調和装置が知られている。この種の空気調和装置では、複数の室内ユニットの室内熱交換器の全てを暖房運転、冷房運転にするだけでなく、複数の室内熱交換器の一部を暖房運転、残部を冷房運転にすることができる。
室外ユニットの室外熱交換器に霜が一定量以上付着すると、室外熱交換器を除霜する必要がある。室外熱交換器により、除霜に要する時間に差がある場合がある。従来は、空気調和装置の制御部は、複数の室外熱交換器の除霜をほぼ同時に開始する。複数の室外熱交換器のうち除霜が早く終了した室外熱交換器があると、その室外熱交換器を有する室外ユニットの圧縮機の運転周波数を減らす。残りの室外熱交換器の除霜が終了するまで、この圧縮機に運転周波数を減らした運転を続けさせる。
国際公開第2006/003860号
本発明が解決しようとする課題は、室外熱交換器の除霜に要する時間を短縮することができる空気調和装置を提供することである。
実施形態の空気調和装置は、複数の室内ユニットと、複数の室外ユニットと、第1配管、第2配管、及び第3配管と、制御部とを持つ。前記複数の室内ユニットは、室内熱交換器をそれぞれ有する。前記複数の室外ユニットは、室外熱交換器、圧縮機、及び前記室外熱交換器の除霜が終了したことを検出する除霜終了検出手段、をそれぞれ有する。前記第1配管、前記第2配管、及び前記第3配管は、前記複数の室内ユニットと前記複数の室外ユニットとの間を接続する。前記制御部は、前記複数の室内ユニット及び前記複数の室外ユニットを制御する。前記複数の室外ユニットのそれぞれは、室外第1配管と、室外第2配管と、室外第3配管と、連結配管と、連結配管弁と、開閉弁と、を持つ。前記室外第1配管は、前記室外熱交換器と前記第1配管とを接続する。前記室外第2配管は、前記圧縮機の吐出口と前記第2配管とを接続する。前記室外第3配管は、前記圧縮機の吸込口と前記第3配管とを接続する。前記連結配管は、前記室外第2配管と前記室外第3配管とを連結する。前記連結配管弁は、前記連結配管に設けられている。前記開閉弁は、前記室外第2配管に設けられている。前記室外第1配管、前記室外第2配管、及び前記室外第3配管は、前記第1配管、前記第2配管、及び前記第3配管に対してそれぞれ並列に接続されている。前記制御部は、前記複数の室外ユニットのそれぞれにおいて、前記連結配管弁及び前記開閉弁を閉じるとともに前記複数の室外熱交換器を凝縮器として機能させて除霜運転を開始する。前記制御部は、前記除霜運転をした後で、前記複数の除霜終了検出手段のうち除霜が終了したことを検出した前記除霜終了検出手段を有する前記室外ユニットの前記連結配管弁及び前記開閉弁を開き、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記圧縮機により加熱された冷媒を、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記室外第2配管、前記第3配管及び前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記室外第3配管を介して前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記圧縮機に送る
第1の実施形態の空気調和装置を示す概略構成図。 第1の実施形態の空気調和装置の室内熱交換器が暖房運転をしている状態を示す概略図。 第1の実施形態の空気調和装置が除霜運転をしている状態を示す概略図。 第1の実施形態の空気調和装置が除霜運転をしつつ連結配管弁を開いた状態を示す概略図。 第2の実施形態の空気調和装置が除霜運転をしている状態を示す概略図。
以下、実施形態の空気調和装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態の空気調和装置1は、ヒートリカバリーマルチ形の空気調和装置である。本空気調和装置1は、室内熱交換器12、室内PMV(Pulse Motor Valve)13、及び室内ファン14をそれぞれ有する複数の室内ユニット11A、11B、11Cと、室外熱交換器32、圧縮機33、四方弁34、及びアキュムレータ35、及び除霜センサ(除霜終了検出手段)36をそれぞれ有する複数の室外ユニット31A、31Bと、複数の室内ユニット11A、11B、11Cと複数の室外ユニット31A、31Bとの間を接続する液管(第1配管)71、高圧ガス管(第2配管)72、及び低圧ガス管(第3配管)73と、複数の室内ユニット11A、11B、11C及び複数の室外ユニット31A、31Bを制御する制御部76と、を備えている。
本実施形態では、室内ユニット11A、室内ユニット11B、及び室内ユニット11Cの構成は同一である。このため、室内ユニット11Aの構成については数字、又は数字及び英小文字に英大文字「A」を付加することで示す。室内ユニット11B、室内ユニット11Cのうち室内ユニット11Aと対応する構成については、室内ユニット11Aと同一の数字、又は数字及び英小文字に英大文字「B」、「C」を付加することで示す。これにより、重複する説明を省略する。室外ユニット31A、31Bも同様である。
例えば、室内ユニット11Aの室内熱交換器12Aと室内ユニット11B、11Cの室内熱交換器12B、12Cとは、同一の構成である。
室内ユニット11A、11B、11Cを区別しないで示すときは、室内ユニット11と称する。後述する室内熱交換器12A、12B、12C等も同様である。
例えば、室内熱交換器12Aはフィンチューブ式の熱交換器である。
室内PMV13Aは、開度を調節可能である。室内PMV13Aは、図示はしないが、貫通孔が形成された弁本体と、貫通孔に対して進退可能なニードルとを有している。貫通孔をニードルで塞いだときに、室内PMV13Aに冷媒Rが流れなくなる。このとき、室内PMV13Aは閉じた状態になり、室内PMV13Aの開度は最も小さくなる。
一方で、貫通孔からニードルが最も離間したときに、室内PMV13Aに冷媒Rが最も流れやすくなる。このとき、室内PMV13Aは開いた状態であり、室内PMV13Aの開度は最も大きくなる。
例えば、室内ファン14Aは軸流ファンである。室内ファン14Aは室内熱交換器12Aに対向するように配置されている。
切替えユニット110Aは、室内ユニット11A(室内熱交換器12A)の液側出入口(符号省略)と液管71とを接続する室内第1配管16Aと、後述する室内第4配管20Aと高圧ガス管72とを接続する室内第2配管17Aと、室内第4配管20Aと低圧ガス管73とを接続する室内第3配管18Aと、室内第2配管17A及び室内第3配管18Aと室内ユニット11A(室内熱交換器12A)のガス側出入口(符号省略)とを接続する室内第4配管20Aと、を有する。
室内第1配管16Aには、前述の室内PMV13Aが接続されている。
室内第2配管17Aには、逆止弁21A及び、開閉弁である室内第2配管弁22Aが設けられている。
なお、室内PMV13、室内第3配管弁19、及び室内第2配管弁22で、液管71、高圧ガス管72、及び低圧ガス管73と室内ユニット11との接続を遮断する室内遮断弁23を構成する。すなわち、後述するように室内PMV13、室内第3配管弁19、及び室内第2配管弁22を閉じることで、液管71、高圧ガス管72、及び低圧ガス管73と室内ユニット11A、11B、11Cとが連通しなくなる。
逆止弁21Aは、図中に矢印で示した方向のみの冷媒Rの流れを許容する。すなわち、逆止弁21Aは、室内第2配管17Aにおける高圧ガス管72から室内熱交換器12Aへの冷媒Rの流れを許容し、室内熱交換器12Aから高圧ガス管72への冷媒Rの流れを規制する。
室内第3配管18Aには、室内第3配管弁19Aが設けられている。
室内第2配管弁22Aは、単なる開閉弁でもよいし、開度を調節可能なPMVでもよい。室内第2配管弁22Aは、室内第2配管17A内を冷媒Rが流れる状態と、室内第2配管17A内を冷媒Rが流れない状態とに切替え可能である。
同様に、室内第3配管弁19Aは、単なる開閉弁でもよいし、開度を調節可能なPMVでもよい。室内第3配管弁19Aは、室内第3配管18A内を冷媒Rが流れる状態と、室内第3配管18A内を冷媒Rが流れない状態とに切替え可能である。
少なくとも室内熱交換器12A、室内PMV13A、及び室内ファン14Aで室内ユニット11A構成する。室内第3配管弁19A、逆止弁21A、及び室内第2配管弁22Aで、切替えユニット110Aを構成する。
室内ユニット11Aの室内熱交換器12A等は、符号を省略したケーシング内に収容されている。切替えユニット110Aの室内第3配管弁19A等は、ケーシング25A内に収容されている。
室内ユニット11Aと切替えユニット110Aとは、2本の渡り配管26a、26bで接続されている。室内第1配管16Aは、渡り配管26aを介して室内熱交換器12Aの液側出入口に接続される。室内第4配管20Aは、渡り配管26bを介して室内熱交換器12Aのガス側出入口に接続される。
室内第4配管20Aに接続される室内第2配管17A及び室内第3配管18Aは、室内第2配管弁22A、室内第3配管弁19Aの開閉を切替えることにより、室内熱交換器12Aのガス側出入口に接続される。
なお、本実施形態では、複数の切替えユニット110A、110B、110Cを備えているが、図1に点線で示すように1つのケーシングに各切替えユニット110内の管や弁をまとめて収容し、1台の切替えユニット111としてもよい。
室内PMV13、室内ファン14、室内第3配管弁19、及び室内第2配管弁22は、制御部76に接続され、制御部76に制御される。
室内第1配管16A、16B、16Cは、液管71に対して並列に接続されている。同様に、室内第2配管17A、17B、17Cは、高圧ガス管72に対して並列に接続されている。室内第3配管18A、18B、18Cは、低圧ガス管73に対して並列に接続されている。室内第4配管20A、20B、20Cは、室内第2配管17A、17B、17Cと室内第3配管18A、18B、18Cに接続される。
室外熱交換器32Aは、室外主右熱交換器32aA、室外主左熱交換器32bA、室外補助右熱交換器32cA、及び室外補助左熱交換器32dAを有する。例えば、熱交換器32aA、32bA、32cA、32dAはフィンチューブ式の熱交換器である。室外熱交換器32Aに対向するように、室外ファン38Aが配置されている。例えば、室外ファン38Aは軸流ファンである。
圧縮機33Aは、公知のインバータ制御により運転周波数を変更することができる。圧縮機33Aの吸込口には、比較的小型の気液分離器であるサクションカップ39Aが設けられている。なお、圧縮機33Aとして運転周波数を変更できないものを用いてもよい。
四方弁34A及びアキュムレータ35Aとしては、公知の構成のものが用いられる。
室外ユニット31Aは、室外熱交換器32Aと液管71とを接続する室外第1配管41Aと、圧縮機33Aの吐出口と高圧ガス管72とを接続する室外第2配管42Aと、圧縮機33Aの吸込口と低圧ガス管73とを接続する室外第3配管43Aと、室外第2配管42Aと室外第3配管43Aとを連結する連結配管44Aと、連結配管44Aに設けられた連結配管弁45Aと、を有している。
室外第1配管41Aは、室外主右熱交換器32aA及び室外主左熱交換器32bAが並列に接続された室外第1分岐配管41aAと、室外補助右熱交換器32cA及び室外補助左熱交換器32dAが並列に接続された室外第1分岐配管41bAと、を備えている。室外第1分岐配管41aAの第1端部及び室外第1分岐配管41bAの第1端部は、液管71に接続されている。室外第1分岐配管41aAの第2端部及び室外第1分岐配管41bAの第2端部は、四方弁34Aに接続されている。
室外第1分岐配管41aAの第1端部には、室外第1PMV48aAが設けられている。同様に、室外第1分岐配管41bAの第1端部には、室外第2PMV48bAが設けられている。PMV48aA、48bAは、前述の室内PMV13と同様に構成されていて、開度を調節可能である。
室外主右熱交換器32aAには、前述の除霜センサ36Aが取付けられている。除霜センサ36Aは温度センサであり、例えばサーミスタ等を用いることができる。除霜センサ36Aは、室外主右熱交換器32aAの温度を検出することで室外熱交換器32Aの除霜が終了したことを検出する。
室外第2配管42Aの端部は、室外第1分岐配管41aAにおける熱交換器32cA、32dAが設けられた部分と第2端部との間に接続されている。室外第2配管42Aにおける高圧ガス管72に接続された端部と後述する吐出配管52Aを介して圧縮機33Aの吐出口に接続された部分との間には、逆止弁49A、及び開閉弁50Aが設けられている。逆止弁49Aは、室外第2配管42Aにおける圧縮機33Aから高圧ガス管72への冷媒Rの流れを許容し、高圧ガス管72から圧縮機33Aへの冷媒Rの流れを規制する。
圧縮機33Aの吐出口と室外第2配管42Aとを接続する吐出配管52Aには、逆止弁53Aが設けられている。逆止弁53Aは、圧縮機33Aから室外第2配管42Aへの冷媒Rの流れを許容し、室外第2配管42Aから圧縮機33Aへの冷媒Rの流れを規制する。
室外第3配管43Aは、四方弁34Aに接続されるとともに、アキュムレータ35Aが設けられている。四方弁34Aは、室外第3配管43Aにおける低圧ガス管73に接続された端部とアキュムレータ35Aが設けられた部分との間に接続されている。
室外第3配管43Aの端部は、サクションカップ39Aを介して圧縮機33Aの吸込口に接続されている。
連結配管44Aの第1端部は、室外第2配管42Aにおける高圧ガス管72に接続された端部と逆止弁49A及び開閉弁50Aが設けられた部分との間に接続されている。また、連結配管44Aの第2端部は、室外第3配管43Aにおける低圧ガス管73に接続された端部と四方弁34Aに接続された部分との間に接続されている。
連結配管弁45Aは、開閉弁である。
室外第3配管43Aにおける四方弁34Aに接続された部分とアキュムレータ35Aが設けられた部分との間には、バイパス管55Aの第1端部が接続されている。バイパス管55Aの第2端部は、四方弁34Aに接続されている。バイパス管55Aには、キャピラリーチューブ56Aが設けられている。
室外ユニット31Aの室外熱交換器32A等は、符号を省略したケーシング内に収容されている。配管41A、42A、43Aの端部には、サービスポート付きのパックドバルブ61Aが取付けられている。
圧縮機33A、四方弁34A、除霜センサ36A、室外ファン38A、連結配管弁45A、PMV48aA、48bA、及び開閉弁50Aは、制御部76に接続されている。除霜センサ36Aは、検出結果を制御部76に送信する。圧縮機33A、四方弁34A、室外ファン38A、連結配管弁45A、及びPMV48aA、48bAは、制御部76に制御される。
室外第1配管41A、41Bは、液管71に対して並列に接続されている。同様に、室外第2配管42A、42Bは、高圧ガス管72に対して並列に接続されている。室外第3配管43A、43Bは、低圧ガス管73に対して並列に接続されている。
室外ユニット31と切替えユニット110との間の管71、72、73は、渡り配管62である。
室内ユニット11A、11B、11C、切替えユニット110A、110B、110C、室外ユニット31A、31B、及び管71、72、73内には、前述の冷媒Rが充填されている。冷媒Rとしては、R410A等を用いることができる。
制御部76は、図示はしないが演算回路、メモリ等を有している。メモリには、制御プログラム等が記憶されている。
制御部76は、除霜センサ36の検出結果に基づいて室内ユニット11及び室外ユニット31を制御する。
次に、以上のように構成された空気調和装置1の作用について説明する。
以下の図では、例えば図2に示すように、冷媒Rの圧力(温度)に応じて室内第1配管16A等の配管や室内熱交換器12A等の熱交換器を色分けして示す。黒色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的高い状態を示し、熱交換器は凝縮器として機能している。比較的薄い灰色の配管や熱交換器は圧力(温度)が比較的低い状態を示し、熱交換器は蒸発器として機能している。比較的濃い灰色の配管は、圧力が比較的高い圧力と比較的低い圧力との中間の状態を示す。配管における矢印の向きは、冷媒Rの流れの向きを表す。
以下では、まず室内熱交換器12A、12B、12Cが凝縮器として機能する暖房運転している場合について説明する。
このとき、開閉弁50A、50B、室内第2配管弁22A、22B、22Cは開いていて、室内第3配管弁19A、19B、19C、連結配管弁45A、45B、室外第2PMV48bA、48bBは閉じている。四方弁34は暖房運転用の向きに切替えられている。制御部76は、室内ファン14A、14B、14C、及び室外ファン38A、38Bを運転させている。
圧縮機33A、33Bの吐出口から吐出された高温かつ高圧の冷媒Rは、吐出配管52A、52B、室外第2配管42A、42Bを通して高圧ガス管72内を流れる。この冷媒Rは、室内第2配管17A、17B、17C、室内第4配管20A、20B、20C、及び渡り配管26bを通して室内熱交換器12A、12B、12C内を流れる。冷媒Rは、室内熱交換器12A、12B、12C内で凝縮する。室内熱交換器12A、12B、12は、凝縮器として機能する。室内熱交換器12A、12B、12Cに室内ファン14A、14B、14Cから空気が送られることで、室内熱交換器12A、12B、12Cは暖房運転となる。
室内熱交換器12A、12B、12Cから流れ出た冷媒Rは、室内PMV13A、13B、13C、渡り配管26aを通して、室内第1配管16A、16B、16C内を液管71に向かって流れる。
液管71内を室外熱交換器32A、32Bに向かって流れた冷媒Rは、室外第1分岐配管41aA、41aBを通る。この冷媒Rは室外第1PMV48aA、48aBで膨張して圧力及び温度が下がる。室外第1分岐配管41aA、41aBから熱交換器32aA、32bA、32aB、32bB内に流れ込んだ冷媒Rは、熱交換器32aA、32bA、32aB、32bB内で蒸発し、熱交換器32aA、32bA、32aB、32bBは蒸発器として機能する。蒸発器として機能する熱交換器32aA、32bA、32aB、32bBに霜が付着する。
室外第1分岐配管41aA、41aBから流れ出た冷媒Rは、四方弁34A、34B等を通った後で、アキュムレータ35A、35B内に流れ込む。
アキュムレータ35A、35Bから圧縮機33A、33B内に流れ込んだ冷媒Rは、圧縮機33A、33Bで再び圧縮されて圧縮機33A、33Bの吐出口から吐出される。
次に、本空気調和装置1を除霜運転する場合の作用について説明する。
制御部76は、室外ユニット31A、31Bの連結配管弁45A、45Bを閉じた状態にし、室内第3配管弁19A、19B、19Cを開き、室内第2配管弁22A、22B、22C、開閉弁50A、50Bを閉じる。室外第2PMV48bA、48bBを適切な開度にする。すなわち、除霜運転の開始時には、室内遮断弁23は開いていて、液管71、高圧ガス管72、及び低圧ガス管73と室内ユニット11A、11B、11Cとが連通している。
四方弁34A、34Bを冷房運転用の向きに切替える。室内ファン14A、14B、14C、及び室外ファン38A、38Bを停止する。
図3に示すように、圧縮機33A、33Bから吐出された高温かつ高圧の冷媒Rは、吐出配管52A、52B、室外第2配管42A、42B、室外第1分岐配管41aA、41bA、41aB、41bBを通して室外熱交換器32A、32B内に流れ込む。室外熱交換器32A、32B内に流れ込んだ冷媒Rは、室外熱交換器32A、32B内で凝縮し、室外熱交換器32A、32Bは凝縮器として機能する。室外熱交換器32A、32B内で冷媒Rが凝縮することにより、室外熱交換器32A、32Bに付着していた霜が融ける。
室外熱交換器32A、32Bから流れ出た冷媒Rは、PMV48aA、48bA、48aB、48bBで膨張する。冷媒Rは、液管71及び室内第1配管16A、16B、16Cを通して流れ、室内PMV13A、13B、13Cで膨張する。各室内PMV13A、13B、13Cで膨張した冷媒Rは、室内熱交換器12A、12B、12C内に流れ込む。室内熱交換器12A、12B、12内に流れ込んだ冷媒Rは、室内ファン14A、14B、14Cが停止しているため室内熱交換器12A、12B、12C内でほとんど熱交換しない。このため、室内熱交換器12A、12B、12Cから流れ出る冷媒Rは液相の割合が多い。
室内熱交換器12A、12B、12Cから流れ出て、室内第3配管18A、18B、18C及び低圧ガス管73を通った冷媒Rは、室外第3配管43A、43B、アキュムレータ35A、35Bを通って圧縮機33A、33B内に流れ込む。
圧縮機33A、33B内に流れ込んだ冷媒Rは、圧縮機33A、33Bで再び圧縮されて圧縮機33A、33Bの吐出口から吐出される。
除霜運転では、高圧ガス管72に冷媒Rが流れない。
このように制御部76が除霜運転を開始すると、室外熱交換器32A、32B内で冷媒Rが凝縮することで、除霜センサ36A、36Bが検出する温度が上昇する。除霜センサ36A、36Bは、検出した温度を定期的に制御部76に送信する。例えば、除霜センサ36A、36Bが検出する温度が所定の温度閾値以上になることが所定期間続いたときに、除霜が終了したことを検出される。この例では、除霜センサ36A、36Bの中で除霜センサ36Bが先に除霜が終了したことを検出したとする。
制御部76は、除霜センサ36Bを有する室外ユニット31B以外の室外ユニット31Aにおける連結配管弁45A及び開閉弁50Aを閉じたままにし、連結配管弁45B及び開閉弁50Bを開く(開ける)。このとき、制御部76は、除霜運転を開始したときよりも圧縮機33Bの運転周波数を減らすことが好ましい。図4に示すように、圧縮機33Bから吐出された高温かつ高圧の冷媒Rは、吐出配管52B、室外第2配管42B、開閉弁50B、連結配管44B、室外第3配管43B、及び低圧ガス管73を通る。この冷媒Rは、室内熱交換器12A、12B、12Cから低圧ガス管73を通る冷媒Rと合流し、室内熱交換器12A、12B、12Cを通った冷媒Rを加熱する。室内熱交換器12A、12B、12Cを通った冷媒Rは液相の割合が多いが、高温かつ高圧の冷媒Rで加熱されることで、液相の冷媒Rが気化する。合流した冷媒Rは、室外第3配管43A、アキュムレータ35Aを通って、圧縮機33A内に流れ込む。圧縮機33Aから吐出された冷媒Rにより、室外熱交換器32Aの除霜が行われる。
圧縮機33Aだけでなく、圧縮機33Bにより加熱された冷媒Rの熱量を用いて室外熱交換器32Aの除霜をすることで、除霜が遅れている室外熱交換器32Aの除霜が効率的に行われる。
空気調和装置が連結配管44A、44B及び連結配管弁45A、45Bを備えない従来の空気調和装置では、除霜運転時に液相の割合が多い冷媒Rがアキュムレータ35A、35Bに流れ込む。このため、アキュムレータ35A、35B内における冷媒Rの液面が上昇し、液相の冷媒Rが圧縮機33A、33Bに流れ込んで、圧縮機33A、33Bに負荷がかかる恐れがある。
これに対して、本実施形態の空気調和装置1によれば、除霜が遅れている室外熱交換器32Aの除霜を、圧縮機33Aだけでなく圧縮機33Bで生じた熱量も用いて行うことで、室外熱交換器32A、32Bの除霜に要する時間を短縮することができる。
また、除霜運転時に室内熱交換器12A、12B、12Cを通った冷媒Rが気化することで、圧縮機33が液相の冷媒Rを圧縮して圧縮機33に負荷がかかるのを抑えることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図5を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態の空気調和装置2は、第1の実施形態の空気調和装置1の各構成に加えて、室外第3配管43A、43Bに設けられた室外第3配管弁81A、81Bを有している。
次に、このように構成された空気調和装置2の作用について説明する。
制御部76は、除霜運転の開始時には、第1の実施形態と同様に連結配管弁45A、45Bを閉じ(図3参照)、室外第3配管弁81A、81Bを開いた状態にしている。
この状態から、例えば、除霜センサ36Bが先に除霜が終了したことを検出すると、以下のように動作する。すなわち、室内遮断弁23を閉じ、除霜センサ36Bを有する室外ユニット31Bについて、四方弁34Bを暖房運転用の向きに切替えて室外熱交換器32Bを蒸発器として機能させ、室外第3配管弁81Bを閉じ、連結配管弁45Bを開くという室外ユニット内除霜運転を行う。室内遮断弁23を閉じるとは、室内PMV13、室内第3配管弁19、及び室内第2配管弁22を全て閉じることを意味する。
このとき、制御部76は、第1の実施形態で除霜運転を開始して連結配管弁45Bを開けた後の圧縮機33Aの運転周波数よりも、本実施形態の圧縮機33Aの運転周波数を減らすことが好ましい。
圧縮機33Bから吐出された高温かつ高圧の冷媒Rは、吐出配管52B、室外第2配管42B、連結配管44B、室外第3配管43B、低圧ガス管73、室外第3配管43A、室外第3配管弁81A、及びアキュムレータ35Aを通って、圧縮機33A内に流れ込む。
室内ユニット11A、11B、11C内を冷媒Rが流れないことで、圧縮機33Bで生じた熱量が室内ユニット11A、11B、11Cの加熱に用いられない。圧縮機33Bで生じた熱量をより効率的に用いて、室外熱交換器32Aの除霜が行われる。
以上説明したように、本実施形態の空気調和装置2によれば、室外熱交換器32A、32Bの除霜に要する時間をさらに短縮することができる。
なお、本実施形態では、制御部76は、除霜運転の開始時に、室内遮断弁23を閉じ、室外第3配管弁81A、81Bを開いてもよい。そして、前回の除霜運転から今回の除霜運転の間に蒸発器として機能していない室外熱交換器32を有する室外ユニット31について以下の運転を行ってもよい。すなわち、室外熱交換器32を蒸発器として機能させ、室外第3配管弁81を閉じ、連結配管弁45を開く前述の室外ユニット内除霜運転を行う。
例えば、室外熱交換器32Bが前回の除霜運転から今回の除霜運転の間に蒸発器として機能したか否かは、圧縮機33Bを駆動した期間、四方弁34Bの切替えの向きを制御部76のメモリに記憶することで判断することができる。
前回の除霜運転から今回の除霜運転の間に室外熱交換器32Bが蒸発器として機能していないときには、室外熱交換器32Bを有する室外ユニット31Bについて、四方弁34Bを暖房運転用の向きに切替えて室外熱交換器32Bを蒸発器として機能させ、室外第3配管弁81Bを閉じ、連結配管弁45Bを開く。
なお、制御部76は、室外第3配管弁81A、81Bを開いた後で室外第3配管弁81Bを閉じないで、室外第3配管弁81Aを開くとともに室外第3配管弁81Bを閉じてもよい。
このように制御することで、除霜運転の開始時から室内ユニット11A、11B、11C内に冷媒Rを流さず、圧縮機33Bで生じた熱量を効率的に用いて室外熱交換器32Aの除霜を行う。したがって、室外熱交換器32A、32Bの除霜に要する時間をより短縮することができる。
また、上記の変形例では、制御部76は、除霜運転の開始時に、室内遮断弁23を閉じ、室外第3配管弁81A、81Bを開いてもよい。そして、前回の除霜運転から今回の除霜運転の間に、蒸発器として機能しているときに温度が温度閾値以下になるか圧力が圧力閾値以下になっていない室外熱交換器32を有する室外ユニット31について以下の運転を行ってもよい。すなわち、室外熱交換器32を蒸発器として機能させ、室外第3配管弁81を閉じ、連結配管弁45を開く前述の室外ユニット内除霜運転を行う。
例えば、空気調和装置2を温度閾値で制御するには、空気調和装置2は室外熱交換器32A、32Bの温度を検出する温度センサをそれぞれ備え、これらの温度センサを制御部76に接続する。制御部76のメモリには、予め定められた温度閾値が記憶されている。
制御部76は、前回の除霜運転から今回の除霜運転の間に、蒸発器として機能していて温度センサで検出された温度が温度閾値以下になっていない室外熱交換器32に対して前述の制御を行う。
空気調和装置2を圧力閾値で制御するには、空気調和装置2は室外熱交換器32A、32Bの圧力を検出する圧力センサをそれぞれ備え、制御部76のメモリに予め定められた圧力閾値を記憶する。そして、前述のような制御を行う。
このように制御しても、前述の変形例の空気調和装置2と同様の効果を奏することができる。
なお、前記第1の実施形態及び第2の実施形態では、複数の除霜センサ36のいずれかが先に除霜が終了したことを検出したときに、複数の除霜センサ36のうち先に除霜が終了したことを検出した除霜センサ36を有する室外ユニット31の圧縮機33の運転周波数を除霜運転の開始時よりも減らしてもよい。
このように制御することで、圧縮機33から吐出される冷媒Rの温度や圧力が高くなり過ぎるのを抑制することができる。
室外ユニット31A、31B、31C、31Dのように、空気調和装置が3台又は4台以上の室外ユニット31を備える場合は、複数の除霜センサ36のうち、除霜が終了したことを検出した除霜センサ36を有する室外ユニット31から順に連結配管弁45を開いたり、圧縮機33の運転周波数を除霜運転の開始時の運転周波数よりも減らしてもよい。
室外熱交換器32を熱交換器32a、32b、32c、32dの4つの熱交換器で構成したが、室外熱交換器32を1つの熱交換器で構成してもよい。この場合、室外第1配管41は1つの熱交換器が設けられた1本の配管となる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、先に除霜が終了したことを検出した除霜センサ36を有する室外ユニット31の連結配管弁45を開くことにより、室外熱交換器32の除霜に要する時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、2…空気調和装置、11A、11B、11C…室内ユニット、12A、12B、12C…室内熱交換器、23…室内遮断弁、31A、31B…室外ユニット、32A、32B…室外熱交換器、33A、33B…圧縮機、36A、36B…除霜センサ(除霜終了検出手段)、41A、41B…室外第1配管、42A、42B…室外第2配管、43A、43B…室外第3配管、44A、44B…連結配管、45A、45B…連結配管弁、71…液管(第1配管)、72…高圧ガス管(第2配管)、73…低圧ガス管(第3配管)、76…制御部、81A、81B…室外第3配管弁、R…冷媒

Claims (7)

  1. 室内熱交換器をそれぞれ有する複数の室内ユニットと、
    室外熱交換器、圧縮機、及び前記室外熱交換器の除霜が終了したことを検出する除霜終了検出手段、をそれぞれ有する複数の室外ユニットと、
    前記複数の室内ユニットと前記複数の室外ユニットとの間を接続する第1配管、第2配管、及び第3配管と、
    前記複数の室内ユニット及び前記複数の室外ユニットを制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の室外ユニットのそれぞれは、
    前記室外熱交換器と前記第1配管とを接続する室外第1配管と、
    前記圧縮機の吐出口と前記第2配管とを接続する室外第2配管と、
    前記圧縮機の吸込口と前記第3配管とを接続する室外第3配管と、
    前記室外第2配管と前記室外第3配管とを連結する連結配管と、
    前記連結配管に設けられた連結配管弁と、
    前記室外第2配管に設けられた開閉弁と、
    を有し、
    前記室外第1配管、前記室外第2配管、及び前記室外第3配管は、前記第1配管、前記第2配管、及び前記第3配管に対してそれぞれ並列に接続され、
    前記制御部は、
    前記複数の室外ユニットのそれぞれにおいて、前記連結配管弁及び前記開閉弁を閉じるとともに前記複数の室外熱交換器を凝縮器として機能させて除霜運転を開始した後で、前記複数の除霜終了検出手段のうち除霜が終了したことを検出した前記除霜終了検出手段を有する前記室外ユニットの前記連結配管弁及び前記開閉弁を開き、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記圧縮機により加熱された冷媒を、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記室外第2配管、前記第3配管及び前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記室外第3配管を介して前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記圧縮機に送る
    空気調和装置。
  2. 前記複数の室内ユニットは、前記第1配管、前記第2配管、及び前記第3配管と前記複数の室内ユニットとの接続を遮断する室内遮断弁を有し、
    前記複数の室外ユニットのそれぞれは、前記室外第3配管に設けられた室外第3配管弁を有し、
    前記制御部は、
    前記除霜運転の開始時に、前記室内遮断弁を開き、前記複数の室外ユニットのそれぞれの前記室外第3配管弁を開き、
    前記複数の除霜終了検出手段のいずれかが除霜が終了したことを検出したときに、前記室内遮断弁を閉じ、除霜が終了したことを検出した前記除霜終了検出手段を有する前記室外ユニットについて、前記室外熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室外第3配管弁を閉じる
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記制御部は、前記除霜運転の開始時に、
    前記室内遮断弁を閉じ、前記複数の室外ユニットのそれぞれの前記室外第3配管弁を開き、前回の前記除霜運転から今回の前記除霜運転の間に蒸発器として機能していない前記室外熱交換器を有する前記室外ユニットについて、前記室外熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室外第3配管弁を閉じる
    請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記制御部は、前記除霜運転の開始時に、
    前記室内遮断弁を閉じ、前記複数の室外ユニットのそれぞれの前記室外第3配管弁を開き、前回の前記除霜運転から今回の前記除霜運転の間に、蒸発器として機能しているときに温度が温度閾値以下になるか圧力が圧力閾値以下になっていない前記室外熱交換器を有する前記室外ユニットについて、前記室外熱交換器を蒸発器として機能させ、前記室外第3配管弁を閉じる
    請求項2に記載の空気調和装置。
  5. 前記複数の室外ユニットのそれぞれの前記圧縮機は、運転周波数を変更可能であり、
    前記複数の除霜終了検出手段のいずれかが除霜が終了したことを検出したときに、除霜が終了したことを検出した前記除霜終了検出手段を有する前記室外ユニットの前記圧縮機の運転周波数を減らす
    請求項3又は4に記載の空気調和装置。
  6. 室内熱交換器をそれぞれ有する複数の室内ユニットと、
    室外熱交換器、前記室外熱交換器の除霜が終了したことを検出する除霜終了検出手段、及び圧縮機をそれぞれ有する複数の室外ユニットと、
    前記複数の室内ユニットと前記複数の室外ユニットと接続する液管、高圧ガス管、及び低圧ガス管と、
    前記複数の室内ユニットの液管出入口と前記液管を接続し、前記複数の室内ユニットのガス側出入口と前記高圧ガス管又は前記低圧ガス管を切替え可能に接続する切換えユニットと、
    前記複数の室内ユニット、前記複数の室外ユニット、及び前記切換えユニットを制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の室外ユニットのそれぞれは、
    前記室外熱交換器と前記液管とを接続する室外第1配管と、
    前記圧縮機の吐出口と前記高圧ガス管とを接続する室外第2配管と、
    前記圧縮機の吸込口と前記低圧ガス管とを接続する室外第3配管と、
    前記室外第2配管と前記室外第3配管とを連結する連結配管と、
    前記連結配管に設けられた連結配管弁と、
    前記室外第2配管に設けられた開閉弁と、
    を有し、
    前記室外第1配管、前記室外第2配管、及び前記室外第3配管は、前記液管、前記高圧ガス管、及び前記低圧ガス管に対してそれぞれ並列に接続され、
    前記制御部は、
    前記複数の室外ユニットのそれぞれにおいて、前記連結配管弁及び前記開閉弁を閉じるとともに前記複数の室外熱交換器を凝縮器として機能させて除霜運転を開始した後で、前記複数の除霜終了検出手段のうち先に除霜が終了したことを検出した前記除霜終了検出手段を有する前記室外ユニットの前記連結配管弁及び前記開閉弁を開き、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記圧縮機により加熱された冷媒を、前記除霜が終了したことを検出した前記室外ユニットの前記室外第2配管、前記低圧ガス管及び前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記室外第3配管を介して前記除霜が終了したことを検出していない前記室外ユニットの前記圧縮機に送る
    空気調和装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の除霜終了検出手段において除霜が終了したことを検出した順に前記室外ユニットの前記連結配管弁を開く
    請求項6に記載の空気調和装置。
JP2016098088A 2016-05-16 2016-05-16 空気調和装置 Active JP6777426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016098088A JP6777426B2 (ja) 2016-05-16 2016-05-16 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016098088A JP6777426B2 (ja) 2016-05-16 2016-05-16 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017207221A JP2017207221A (ja) 2017-11-24
JP6777426B2 true JP6777426B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=60417038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016098088A Active JP6777426B2 (ja) 2016-05-16 2016-05-16 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6777426B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109458700B (zh) * 2018-11-08 2020-08-25 珠海格力电器股份有限公司 多联机化霜方法、装置、存储介质、计算机设备及空调
CN111237982B (zh) * 2020-01-14 2021-11-05 广东美的暖通设备有限公司 空调器及其控制方法、装置以及电子设备、存储介质
CN114279044B (zh) * 2021-12-16 2023-03-03 珠海格力电器股份有限公司 空调机组的化霜方法、装置、控制设备和空调机组

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3149688B2 (ja) * 1994-06-13 2001-03-26 ダイキン工業株式会社 空気調和装置のデフロスト運転制御装置
JP2008025901A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP2008157557A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP5845957B2 (ja) * 2012-02-20 2016-01-20 株式会社富士通ゼネラル 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017207221A (ja) 2017-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9791193B2 (en) Air conditioner and method of controlling the same
JP6652424B2 (ja) 空気調和装置
JP6138711B2 (ja) 空気調和装置
JP7082098B2 (ja) 熱源ユニット及び冷凍装置
US6883346B2 (en) Freezer
US20110174005A1 (en) Refrigerating apparatus
US20100089082A1 (en) Air conditioner
US20120266616A1 (en) Multi-type air conditioner and method of controlling the same
US11927376B2 (en) Refrigeration cycle apparatus
JP2002156166A (ja) 多室形空気調和機
WO2020208776A1 (ja) 空気調和装置
JP6777426B2 (ja) 空気調和装置
US11193705B2 (en) Refrigeration cycle apparatus
US8205463B2 (en) Air conditioner and method of controlling the same
JP5334554B2 (ja) 空気調和装置
KR20190041091A (ko) 공기조화기
JP4720641B2 (ja) 冷凍装置
US20230140815A1 (en) Refrigeration system and heat source unit
JP6780518B2 (ja) 冷凍装置
JP2009264612A (ja) 冷凍装置
WO2021033426A1 (ja) 熱源ユニット及び冷凍装置
KR20190005052A (ko) 멀티형 공기조화기
KR100748982B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어 방법
KR102250983B1 (ko) 멀티형 공기조화기
JP2014070835A (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6777426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150