JP6777172B2 - 生体模型の製造方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、生体模型の製造方法及びプログラムに関する。
構造物形成技術の一つとして、加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体に黒いインク又はトナーで所望のパターンを印刷し、その後、被印刷媒体に一様に光を照射する技術が知られている。この技術は、黒いインク又はトナーで印刷された領域は印刷されていない領域に比べて光の吸収率が高く、吸収された光が熱に変換されることにより、黒いインク又はトナーで印刷された領域が高温に加熱されることを利用したものであり、黒いインク又はトナーで印刷された領域が膨張して隆起するというものである。特許文献1には、この技術を用いた立体印刷装置が記載されている。
特開2012−171317号公報
被印刷媒体の表面がその厚み方向に外側へ向けて盛り上げられた構造物は、視覚的な情報を提供するだけではなく、それに触れた者に触覚的な情報を提供することが可能である。このため、印刷技術を用いて構造物を形成する上述した構造物形成技術は、点字、触図などの分野での利用が大いに期待されている。しかしながら、上述した構造物形成技術により形成された構造物はその断面形状が比較的尖っていないため、触覚により知覚することができるものの、知覚することが比較的困難であるという問題があった。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、触覚により知覚することが比較的容易である生体模型を形成することができる、生体模型の製造方法及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する第1工程と、前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する第2工程と、を有し、前記第1工程は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体の内部機能経路を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、前記第2工程は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記内部機能経路を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する生体模型の製造方法を提供する。
本発明の別の一態様は、光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する第1工程と、前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する第2工程と、を有し、前記第1工程は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体を構成する内部器官であって少なくとも線形器官を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、前記第2工程は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記線形器官を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する生体模型の製造方法を提供する。
本発明の更に別の態様は、コンピュータを、光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する印刷手段、前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する形成手段、として機能させ、前記印刷手段は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体の内部機能経路を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、前記形成手段は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記内部機能経路を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するプログラムを提供する。
本発明の更に別の態様は、コンピュータを、光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する印刷手段と、前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する形成手段と、して機能させ、前記印刷手段は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体を構成する内部器官であって少なくとも線形器官を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、前記形成手段は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記線形器官を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するプログラムを提供する。
本発明によれば、触覚により知覚することが比較的容易である生体模型を形成することができる、生体模型の製造方法及びプログラムを提供することができる。
実施形態の構造物形成システムの構成を示した図である。 被印刷媒体の構成を示した図である。 印刷装置の構成を示した図である。 加熱装置の構成を示した図である。 画像データ生成処理の流れを示すフローチャートである。 画像間の関係を示した図である。 カラー画像を示した図である。 第2の濃度画像を示した図である。 第3の濃度画像を示した図である。 濃度変換処理を説明するための図である。 濃度変換処理を説明するための別の図である。 構造物形成処理の流れを示すフローチャートである。 構造物形成処理の各工程について説明するための断面図である。 比較例の構造物形成処理の各工程について説明するための断面図である。
図1は、構造物形成システム1の構成を示した図である。図2は、被印刷媒体Mの構成を示した図である。図3は、印刷装置40の構成を示した図である。図4は、加熱装置50の構成を示した図である。
構造物形成システム1は、図1に示すように、コンピュータ10と、表示装置20と、入力装置30と、印刷装置40と、加熱装置50を備えた構造物形成装置である。構造物形成システム1は、コンピュータ10で生成された濃度画像を印刷装置40で被印刷媒体Mに印刷し、濃度画像が印刷された被印刷媒体Mを加熱装置50で加熱することで、被印刷媒体Mの表面を盛り上げることにより、被印刷媒体Mに構造物を形成する。構造物形成システム1は、さらに、コンピュータ10で生成されたカラー画像を印刷装置40で被印刷媒体Mに印刷し、彩色された構造物を形成する。
被印刷媒体Mは、図2に示すように、基材M2に膨張層M1が積層された多層構造を有する熱膨張性シートである。膨張層M1は、熱可塑性樹脂内に加熱により膨張する無数のマイクロカプセルを含む層であり、吸収した熱量に応じて膨張する。膨張層M1は、例えば、電磁波が照射され加熱されることにより膨張する。基材M2は、例えば、紙、キャンバス地などの布、プラスティックなどのパネル材などからなるが、その材質は特に限定されない。なお、膨張層M1の第1表面である表面FSと基材M2の第2表面である表面BSには、後述するように黒の濃淡のパターンからなる濃度画像が印刷される。なお、本明細書において「構造物を形成する」とは、被印刷媒体Mの厚みが、膨張層M1の表面FSと基材M2の表面BSにそれぞれ形成された濃淡画像の濃度に応じた高さになるように、かつ、その加熱前よりも厚くなるように、当該被印刷媒体Mの表面をその厚み方向に外側へ向けて盛り上げることを意味する。
コンピュータ10は、図1に示すように、プロセッサ11、メモリ12、ストレージ13を備える演算装置である。コンピュータ10は、プロセッサ11がプログラムを実行することにより画像データを生成し、画像データに応じた印刷データを印刷装置40へ出力する。表示装置20は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどであり、コンピュータ10からの信号に従って画像を表示する。入力装置30は、例えば、キーボード、マウスなどであり、コンピュータ10へ信号を出力する。
印刷装置40は、構造物形成装置の印刷部であり、入力された印刷データに基づいて被印刷媒体Mに印刷を行うインクジェットプリンタである。印刷装置40は、図3に示すように、媒体搬送方向(副走査方向D1)に直交する両方向矢印で示す方向(主走査方向D2)に往復移動可能に設けられたキャリッジ41を備える。キャリッジ41には、印刷を実行する印刷ヘッド42と、インクを収容したインクカートリッジ43(43k、43c、43m、43y)が取り付けられている。カートリッジ43k、43c、43m、43yには、それぞれ、ブラックK、シアンC、マゼンタM、イエローYの色インクが収容されている。各色のインクは、印刷ヘッド42の対応するノズルから吐出される。
キャリッジ41は、ガイドレール44に滑動自在に支持され、駆動ベルト45に狭持されている。モータ45mの回転により駆動ベルト45を駆動することで、キャリッジ41は、印刷ヘッド42とインクカートリッジ43とともに、主走査方向D2に移動する。フレーム47の下部には、印刷ヘッド42と対向する位置に、主走査方向D2に延在したプラテン48が配設されている。さらに、給紙ローラ対49a(下のローラは不図示)と排紙ローラ対49b(下のローラは不図示)は、プラテン48に支持された被印刷媒体Mを副走査方向D1に搬送するように配設されている。
フレキシブル通信ケーブル46を介して印刷ヘッド42に接続された印刷装置40の制御部は、コンピュータ10からの印刷データ及び印刷制御データに基づいて、モータ45m、印刷ヘッド42、給紙ローラ対49a、及び排紙ローラ対49bを制御する。これにより、被印刷媒体Mに、濃度画像及び/又はカラー画像が印刷される。
加熱装置50は、構造物形成装置の照射部であり、電磁波を照射して被印刷媒体Mを加熱する装置である。加熱装置50は、図4に示すように、案内溝52が形成された載置台51と、光源ユニット54を支持する支柱53と、光源を備えた光源ユニット54を備える。載置台51には、濃度画像が印刷された被印刷媒体Mが載置される。支柱53は、案内溝52に沿って摺動するように構成されている。光源ユニット54に設けられた光源は、電磁波を放出する。
加熱装置50では、光源ユニット54が電磁波を放出しながら方向D3に支柱53と共に移動することで、被印刷媒体Mに一様に電磁波が照射される。電磁波は、濃度画像が印刷された領域では、濃度画像が印刷されていない領域よりも効率よく吸収されて熱に変換され、かつ、濃度画像が印刷されていない領域では実質的に吸収されず熱にも変換されないため、濃度画像に応じた領域が加熱されて膨張し、濃度画像に応じた構造物が形成される。
なお、濃度画像がカーボンブラックを含むブラックKのインクで印刷される場合には、電磁波を赤外線であることが望ましい。ただし、ブラックKのインクで印刷された領域が印刷されていない領域よりも効率よく吸収され加熱される限り、電磁波の波長域は特に限定されない。
図5は、画像データ生成処理の流れを示すフローチャートである。図6は、図5に示す画像データ生成処理で使用される画像間の関係を示した図である。図7、図8、及び図9は、それぞれ、カラー画像、第2の濃度画像、第3の濃度画像を示した図である。図10及び図11は、濃度変換処理を説明するための図である。以下では、人間の手のひらを表す彩色された構造物を被印刷媒体Mに形成する場合を例に、図5から図11を参照しながら、図5に示す画像データ生成処理について詳細に説明する。
図5に示す画像データ生成処理を開始する前に、カラー画像Pcと濃度画像P0を準備する。カラー画像Pcは、シアンC、マゼンダM、イエローYの3色のインクで形成する画像であり、被印刷媒体Mに形成する構造物を彩色するための画像である。なお、カラー画像Pcは、後述する図12に示す構造物形成処理で使用される。濃度画像P0は、ブラックKのインクで形成する画像であり、被印刷媒体Mに形成する構造物の微小領域毎の高さを黒の濃度で表わした画像である。
画像データ生成指示がコンピュータ10に入力されると、コンピュータ10は、所定のプログラムを実行し、図5に示す画像データ生成処理を開始する。最初に、コンピュータ10は、事前に準備した濃度画像P0の画像データ(以降、濃度画像データと記す)を取得する(ステップS1)。
その後、コンピュータ10は、濃度画像データに基づいて、第1の濃度画像データと第2の濃度画像データを生成する(ステップS2)。なお、第1の濃度画像データは、被印刷媒体Mに形成すべき構造物のうち比較的細かい部分の高さを濃淡で表した第1の濃度画像P1の画像データである。例えば、図7のカラー画像Pcで彩色されるような構造物を形成する場合であれば、人間の手のツボや経絡、それらを説明する点字などの部分が第1の濃度画像P1で表わされる。また、第1の濃度画像データは、被印刷媒体Mの表面FS、すなわち、膨張層M1に近い表面FSに印刷するためのデータである。一方、第2の濃度画像データは、被印刷媒体Mに形成すべき構造物のうち第1の濃度画像P1よりも比較的粗い部分の高さを濃淡で表した第2の濃度画像P2の画像データである。例えば、図7のカラー画像Pcで彩色されるような構造物を形成する場合であれば、図8に示すように人間の手の部分が第2の濃度画像P2で表わされる。また、第2の濃度画像データは、被印刷媒体Mの表面BS、すなわち、膨張層M1から遠い表面BSに印刷するためのデータである。
ステップS2では、コンピュータ10は、例えば、濃度画像P0のうち、空間周波数が比較的高いか、面積が比較的小さいか、および、幅が比較的細いかの、少なくともいずれかを満たすことを予め定めた条件として、当該条件を満たす部分を抽出し、この抽出部分に基づいて、比較的細かい構造部分の高さを濃淡で表した第1の濃度画像P1を生成し、当該第1の濃度画像P1を表す第1の濃度画像データを出力して良く、また、濃度画像P0のうち、空間周波数が比較的低いか、面積が比較的大きいか、および、幅が比較的太いかの、少なくともいずれかを満たすことを予め定めた条件として、当該条件を満たす部分を抽出し、この抽出部分に基づいて、比較的粗い構造部分の高さを濃淡で表した第2の濃度画像P2を生成し、当該第2の濃度画像P2を表す第2の濃度画像データを出力して良い。この場合の各閾値は、本発明の目的に適合するように適宜設定できる。また、コンピュータ10は、利用者が指定した構造部分を第1の濃度画像データとして出力し、それ以外の構造部分を第2の濃度画像データとして出力してもよい。
なお、土台となる構造の上に微細な構造が形成される場合には、第1の濃度画像データと第2の濃度画像データは、同じ領域のデータを含み得る。例えば、図7に示すような手のひらの上にツボや経絡を立体的に表現する場合であれば、ある領域の手のひらの高さデータを第2の濃度画像データが有し、同じ領域の手のひらの上に形成されるツボや経絡の高さデータを第1の濃度画像データが有してもよい。
第1の濃度画像データと第2の濃度画像データが生成されると、コンピュータ10は、さらに、第3の濃度画像データを生成する(ステップS3)。ここでは、コンピュータ10のプロセッサ11は、第1の濃度画像P1に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度がその対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、第1の濃度画像データを変換して第3の濃度画像データを生成する生成部として機能する。具体的には、まず、第1の濃度画像P1から同じ濃度が連続した領域である対象領域を抽出する。対象領域は典型的には、ライン形状やドット形状などを有するが、その他の形状を有してもよい。コンピュータ10のプロセッサ11は、その後、その対象領域から一部の領域を選択する選択部として機能する。選択される領域は、望ましくはその対象領域を構成する他の領域に囲まれた中央の領域である。対象領域の一部である選択される領域は、同一の濃度を有する対象領域に対して半分の大きさであることが望ましい。ここで、半分の大きさとは、半分の面積、又は、半分の幅のことである。特に、対象領域の形状がライン形状である場合は、半分の大きさとは半分の幅のことである。 この選択される領域の面積は、例えば、対象領域の面積の1/2程度である。最後に、選択した領域の濃度が他の領域の濃度よりも高くなるように、第1の濃度画像データを変換する。例えば、選択した領域の濃度が元の濃度(上述の同一の濃度)よりも高くなるように第1の濃度画像データを変換する。例えば、選択した領域の濃度は元の濃度(上述の同一の濃度)に対して2倍以上の濃度である。これにより、図9に示すような第3の濃度画像P3の画像データ(第3の濃度画像データ)が生成される。
なお、元の濃度(上述の同一の濃度)が所定の濃度より濃いと、選択した領域の濃度も濃くなり、ブラックKのインクで吸収された熱のほとんどが横方向に広がることになってしまい幅が太くなってしまう。そのため、元の濃度(上述の同一の濃度)が所定の濃度以下である場合に第3の濃度画像P3の画像データが生成されることが好ましい。例えば、元の濃度(上述の同一の濃度)はブラックKの一番濃い色に対して30〜50%の濃度であり、選択した領域の濃度はブラックKの一番濃い色に対して60%〜100%の濃度であることが好ましい。なお、ブラックKの濃度100%は一番濃い濃度である。
また、対象領域の面積については所定の面積(サイズ)より大きいことが好ましい。例えば、対象領域は1.5mm以上の幅(太さ)の線や半径0.75mm以上の円(ドット)等であることが望ましい。対象領域が小さすぎる(細すぎる)と、上述した選択される領域も小さくなってしまう。このため、選択される領域を設定することが困難になるだけでなく、ブラックKのインクで吸収された熱のほとんどが横方向に広がることになってしまい幅が太くなってしまうおそれもある。したがって、所定の対象領域の面積については所定の面積(サイズ)より大きいことが好ましい。
図10(a)に示す画像L1及び図10(b)に示す画像L3は、図9に示す領域R1の画像である。画像L1は、濃度変換処理が行われる前の第1の濃度画像P1の一部であり、ライン形状の対象領域が同一の濃度で表されている。画像L3は、濃度変換処理が行われた後の第3の濃度画像P3の一部であり、ライン形状の対象領域の中央部分の濃度が周辺領域よりも高い濃度で表されている。例えば、ライン形状の対象領域の中央部分の濃度がブラックKの一番濃い色に対して30〜50%の濃度であり、周辺領域の濃度はブラックKの一番濃い色に対して60%〜100%の濃度である。また、当該ライン形状の幅は1.5mm以上の幅であることが好ましい。
図11(a)に示す画像D1及び図11(b)に示す画像D3は、図9に示す領域R2の画像である。画像D1は、濃度変換処理が行われる前の第1の濃度画像P1の一部であり、ドット形状の対象領域が同一の濃度で表されている。画像D3は、濃度変換処理が行われた後の第3の濃度画像P3の一部であり、ドット形状の対象領域の中央部分の濃度が周辺領域よりも高い濃度で表されている。例えば、ドット形状の対象領域の中央部分の濃度がブラックKの一番濃い色に対して30〜50%の濃度であり、周辺領域の濃度はブラックKの一番濃い色に対して60%〜100%の濃度である。また、当該ドット形状の大きさは半径0.75mm以上の大きさであることが好ましい。
コンピュータ10は、第3の濃度画像データが生成されると、第2の濃度画像データと第3の濃度画像データをストレージ13に記録して(ステップS4)、図5に示す画像データ生成処理を終了する。
図12は、構造物形成処理の流れを示すフローチャートである。図13は、構造物形成処理の各工程について説明するための断面図である。以下では、図12及び図13を参照しながら、図5に示す画像データ生成処理で生成された画像データを用いた構造物形成処理について詳細に説明する。
構造物形成システム1は、第3の濃度画像データに基づいて表面FS(第1表面)にパターンを形成する(ステップS11)。ここでは、まず、利用者が、表面FSが印刷ヘッド42側を向くように印刷装置40に被印刷媒体Mをセットし、コンピュータ10に第3の濃度画像P3の印刷指示を入力する。これにより、コンピュータ10が第3の濃度画像P3に対応する印刷データ及び印刷制御データを生成し印刷装置40へ出力する。印刷装置40は、印刷データ及び印刷制御データに基づいて、被印刷媒体Mに表面FSに、ブラックKのインクでパターン(第1のパターン)を形成する。これにより、表面FSに第3の濃度画像P3が印刷される。印刷装置40は、印刷濃度を、例えば面積階調によって制御する。
図13(a)は、表面FSに第3の濃度画像P3が印刷された被印刷媒体Mの断面図である。図13(a)には、第3の濃度画像P3の各対象領域の中央部分に、高い濃度を有する領域が存在する様子が示されている。
次に、構造物形成システム1は、表面FS(第1表面)に電磁波を照射する(ステップS12)。ここでは、まず、利用者が、第3の濃度画像P3が印刷された被印刷媒体Mを、表面FSを上に向けた状態で、加熱装置50の載置台51に載置する。その後、加熱装置50が被印刷媒体Mの表面FSに赤外線などの電磁波を一様に照射する。これにより、第3の濃度画像P3に応じた領域が加熱されて膨張し、比較的細かい構造物が形成される。
図13(b)は、表面FSに電磁波を照射後の被印刷媒体Mの断面図である。図13(b)には、表面FSに形成された比較的細かい構造物が対象領域の周辺部分において濃度が一定であるにもかかわらず、中央部分に近いほど高く盛り上がっている様子が示されている。また、比較的細かい構造物の高さが対象領域の中央部分において周辺部分よりも高くなっている様子も示されている。このように、表面FSに形成された各対象領域に対応する比較的細かい構造物は、その断面形状が被印刷媒体Mの厚み方向の外側に向けて、比較的尖った形状を呈している。
その後、構造物形成システム1は、カラー画像データに基づいて表面FS(第1表面)にカラー画像を印刷する(ステップS13)。ここでは、まず、利用者が、比較的細かい構造物が形成された表面FSが印刷ヘッド42側を向くように印刷装置40に被印刷媒体Mをセットし、コンピュータ10にカラー画像Pcの印刷指示を入力する。これにより、コンピュータ10がカラー画像Pcに対応する印刷データ及び印刷制御データを生成し印刷装置40へ出力する。印刷装置40は、印刷データ及び印刷制御データに基づいて、被印刷媒体Mに表面FSに、シアンC、マゼンタM、イエローYの色インクでカラー画像を印刷する。
図13(c)は、表面FSにカラー画像Pcを印刷後の被印刷媒体Mの断面図である。図13(c)には、カラー画像Pcが表面FSの任意の領域に印刷されている様子が示されている。なお、表面FSに形成されている第3の濃度画像P3に応じた構造物は、後述する第2の濃度画像P2に応じた構造物に比べて比較的細かい構造物であり、その最大高さも予め定めた高さ以内である。このため、表面FSに形成されている比較的細かい構造物は印刷装置40によるカラー画像Pcの印刷を妨げるものではなく、又、印刷品位の低下もほとんど生じない。なお、予め定めた高さとは、印刷ヘッドの位置を上下方向へ移動できない家庭用の汎用的なインクジェットプリンタやレーザプリンタを用いても印刷品位を低下させることなく印刷を行うことができる高さ以下の任意の高さであって良く、例えば、0.5mmとして良い。
カラー画像の印刷が終了すると、構造物形成システム1は、第2の濃度画像データに基づいて表面BS(第2表面)にパターンを形成する(ステップS14)。ここでは、まず、利用者が、表面BSが印刷ヘッド42側を向くように印刷装置40に被印刷媒体Mをセットし、コンピュータ10に第2の濃度画像P2の印刷指示を入力する。これにより、コンピュータ10が第2の濃度画像P2に対応する印刷データ及び印刷制御データを生成し印刷装置40へ出力する。印刷装置40は、印刷データ及び印刷制御データに基づいて、被印刷媒体Mに表面BSに、ブラックKのインクでパターン(第2のパターン)を形成する。これにより、表面BSに第2の濃度画像P2が印刷される。
図13(d)は、表面BSに第2の濃度画像P2を印刷後の被印刷媒体Mの断面図である。図13(d)には、表面BSに第3の濃度画像P3が印刷された表面FSに比べて広い対象領域が形成されている様子が示されている。
最後に、構造物形成システム1は、表面BS(第2表面)に電磁波を照射し(ステップS15)、図12に示す構造物形成処理を終了する。ここでは、まず、利用者が、第2の濃度画像P2が印刷された被印刷媒体Mを、表面BSを上に向けた状態で、加熱装置50の載置台51に載置する。その後、加熱装置50が被印刷媒体Mの表面BSに赤外線などの電磁波を一様に照射する。これにより、基材M2を通じて第2の濃度画像P2に応じた膨張層M1の領域が加熱されて膨張する。その結果、比較的粗い構造物が形成される。
図13(e)は、表面BSに電磁波を照射後の被印刷媒体Mの断面図である。図13(e)には、第2の濃度画像P2の各対象領域(例えば、幅W1、W3の対象領域)よりも広い領域(例えば、幅W2、W4の領域)が膨張し、比較的粗い構造物が形成されている様子が示されている。なお、ステップS12において、被印刷媒体Mの表面FSに電磁波を照射することで比較的細かい構造が形成された部分は、当該比較的細かい構造の厚みと、ステップ15において形成された比較的粗い構造の厚みとを足した厚みを有している。
<比較例>
図14は比較例の構造物形成処理の各工程について説明するための断面図である。図14に示す比較例は、図12のステップS11の処理において、対象領域の全体にわたって均一の濃度である第1の濃度画像P1を、被印刷媒体Mの表面FSに形成している点が上述の実施形態と異なるだけであり、それ以外の点については、上述の実施形態と同じである。図13と見比べると、図14に示す比較例において形成される比較的細かい構造物は、対象領域の中央部分において盛り上がりが比較的小さいことがわかる。また、図14に示す比較例の比較的細かい構造物も、表面FSに形成された比較的細かい構造物が対象領域の周辺部分において濃度が一定であるにもかかわらず、中央部分に近いほど高く盛り上がっていて、その断面形状は鈍っていることがわかる。このように、比較例の構造物は、比較的細かい構造物が鈍ってしまっているため、触覚により知覚することが比較的困難である。これに対し、上述の実施形態の方法により形成した構造物は、比較例の方法により形成した構造物に比べて比較的尖った形状を有しているため、触覚により知覚することが比較的容易である。
このように、本実施形態の方法により被印刷媒体Mに形成された構造物は、被印刷媒体Mの膨張層M1が設けられた側の表面FSに、比較的細かい構造に対応する濃度画像であってかつ全体が均一の濃度である第1の濃度画像P1を形成してから、被印刷媒体Mの膨張層M1が設けられた側から被印刷媒体Mへ向けて電磁波を照射して、膨張層M1の表面を盛り上げることにより構造物を形成する場合に比べて、触覚により知覚することが比較的容易である構造物を形成することができる。このため、点字や触図等へ利用に好適である。
また、対象領域全体の濃度を高くすると、形成される構造物の高さだけではなく幅も太くなってしまうので、構造物が与える視覚的な印象が大きく変わってしまうことがある。しかしながら、上述した方法によれば、第1の濃度画像P1の対象領域の全部ではなく一部の濃度を高くした第3の濃度画像P3が被印刷媒体Mに印刷されるため、幅が太くなってしまうことが抑制され、形成される構造物の視覚的な印象の変化を抑えることができる。このため、視覚的情報提供機能を損なうことなく、触覚的情報提供機能を改善することができる。特に、濃度を高くする一部の領域を中央部分の領域など他の領域に囲まれた領域にすることで、上記の効果がより顕著に発揮される。
また、比較的小さな構造部分を表す第3の濃度画像P3が膨張層M1に近い表面FSに印刷されるため、ブラックKのインクで吸収された熱が横方向にほとんど広がることなく膨張層M1に伝達される。このため、第3の濃度画像P3が印刷された領域の大きさと加熱される膨張層M1の領域の大きさがほぼ等しくなる。従って、上述した方法によれば、第3の濃度画像を忠実に再現した大きさで構造物を形成することができるため、小さな構造を精度良く形成することができる。
さらに、表面FSに印刷した濃度画像のブラックKのインクは、その上に形成したカラー画像が黒ずんで見えるので、彩色画像の表示品位が低下してしまう原因となり得る。しかしながら、上述した方法では、表面FSの比較的小さな構造を形成する部分にのみブラックKのインクが吐出されるため、カラー画像が黒ずんで見える領域を比較的小さく抑えることができる。なお、比較的細かい構造が点字や文字、図面の引出し線のように黒色で表現できる部分である場合、第3の濃度画像データに基づいて印刷した濃度画像のブラックKのインクの色合いをそのまま活かすことができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。画像データ生成方法、構造物形成方法、及びプログラムは、特許請求の範囲に記載される本発明を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
図3では、インクジェットプリンタを例示したが、印刷装置は、インクジェットプリンタに限られない。例えば、レーザプリンタなど任意の印刷装置であってもよい。図4では、光源ユニットが被印刷媒体Mに対して移動する加熱装置を例示したが、加熱装置は、被印刷媒体Mに一様に電磁波を照射するものであればよい。例えば、固定された光源ユニットに対して被印刷媒体Mが移動するものであってもよい。また、被印刷媒体M全体に同時に電磁波を照射する光源ユニットを備える加熱装置であってもよい。
図5では、第1の濃度画像データと第2の濃度画像データを生成した後に、第3の濃度画像データを生成する例を示したが、第3の濃度画像データは、第1の濃度画像データ生成後に生成されればよい。第3の濃度画像データの生成は、第2の濃度画像データ生成後に行われても生成前に行われてもよい。
また、上述の実施形態では、第1の濃度画像データと第2の濃度画像のデータを、コンピュータ10により生成することにより準備したが、予めストレージ13に記憶された第1の濃度画像データと第2の濃度画像のデータをメモリ12へ読み込むことにより準備しても良く、インターネットやローカルエリアネットワークを介してコンピュータ10に接続された別のコンピュータで生成された、または、当該別のコンピュータの記憶装置に予め記憶された第1の濃度画像データと第2の濃度画像のデータを、当該ネットワークを介して受信しメモリ12へ読み込むことにより準備しても良い。
図10及び図11では、対象領域の中央部分の濃度を高くする濃度変換処理を例示したが、濃度変換処理は、対象領域の一部の領域の濃度が他の領域の濃度よりも高くするものであればよい。例えば、ライン状の対象領域の一方のエッジ部分の濃度を他の領域の濃度よりも高くしてもよい。
図12では、第1表面(表面FS)に電磁波を照射した後に、第2表面(表面BS)にパターンを形成する例を示したが、第1表面と第2表面にパターンを形成後、それぞれの表面に電磁波を照射してもよい。また、図12では、第1表面(表面FS)に電磁波を照射した後に、カラー画像を印刷する例を示したが、カラー画像を形成するインクにカーボンブラックなど電磁波を効率よく吸収し熱に変換する材料が使用されていない限り、カラー画像を電磁波照射前に印刷してもよい。
さらに、図12では、第1表面(表面FS)にパターンを形成後、複数の処理を行う例を示したが、第1表面(表面FS)にパターンを形成する処理までを行う以降の処理を省略してもよい。第1表面(表面FS)にパターンを形成した被印刷媒体Mを販売し、以降の処理は購入者が任意に行なうようにしてもよい。即ち、図12に示す複数の処理のうち、少なくとも1つの処理を除く残りの処理を販売者が行い、形成した被印刷媒体を販売し、購入者が任意に、当該少なくとも1つの処理を行うようにしても良い。例えば、図12に示すステップS11の処理までを販売者が行い、図13(a)のように第1の濃度画像が形成された状態の被印刷媒体Mを形成してこれを販売し、図12のステップS12以降の処理を購入者が行って良い。販売者と購入者が行う処理の組み合わせは、これ以外のものであっても良い。
また、上述の実施形態では、カラー画像Pcと濃度画像P0の両方を準備するものとしたが、カラー画像Pcのみを準備し、カラー画像Pcに基づいて濃度画像P0を生成しても良い。
被印刷媒体Mへの両面印刷を前提として、2つの濃度画像データを生成して印刷する例を示したが、片面印刷にも上述した技術は応用可能である。例えば、所定の条件に基づいて入力濃度画像(例えば、濃度画像P0)に含まれる同一の濃度を有する対象領域を選択し、選択された対象領域の一部の濃度がその対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、入力濃度画像の画像データを変換して出力濃度画像の画像データを生成してもよい。この所定の条件に、例えば、小さな構造部分が選択されるような条件を設定することで、第2の濃度画像P2と第3の濃度画像P3を合成した出力濃度画像の画像データを生成することができる。そして、生成された出力濃度画像を表面FSに印刷して電磁波を照射することで、比較的小さな構造部分が尖った形状を有する構造物を形成することができる。従って、この方法によっても、構造物による触覚的な情報提供機能を従来に比べて改善することができる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための第1の濃度画像データを準備し、
前記第1の濃度画像データが表す第1の濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記第1の濃度画像データを変換して第3の濃度画像データを生成する
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記2]
付記1に記載の画像データ生成方法において、
前記被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側とは反対側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための第2の濃度画像データを準備し、
前記第1の濃度画像は、前記第2の濃度画像データが表す第2の濃度画像よりも細かい構造の情報を含む画像である
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記3]
付記1又は付記2に記載の画像データ生成方法において、
前記対象領域の一部の濃度が前記同一の濃度よりも高くなるように、前記第1の濃度画像データを変換して第3の濃度画像データを生成する
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記4]
付記1乃至付記3のいずれか1つに記載の画像データ生成方法において、
前記対象領域の一部は、前記対象領域の他の領域に囲まれた領域である
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記5]
付記1乃至付記4のいずれか1つに記載の画像データ生成方法において、
前記対象領域は、ライン形状又はドット形状の領域である
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記6]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための入力濃度画像データが表す入力濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域を選択し、
前記選択された対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記入力濃度画像の画像データを変換して出力濃度画像の画像データを生成する
ことを特徴とする画像データ生成方法。
[付記7]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体を用いた構造物形成方法であって、
前記被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のために準備された第1の濃度画像データに基づいて生成された濃度画像データであって、前記第1の濃度画像データが表す第1の濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように当該第1の濃度画像データを変換して生成された第3の濃度画像データに基づいて、前記被印刷媒体の前記膨張層に近い方の第1表面に、第1のパターンを形成し、
前記被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側とは反対側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のために準備された第2の濃度画像データに基づいて、前記被印刷媒体の前記膨張層から遠い方の第2表面に、前記第1のパターンよりも細かい構造を表す第2のパターンを形成し、
前記被印刷媒体の前記第1表面側から当該第1表面へ向けて電磁波を照射し、
前記第1表面側から当該第1表面へ向けて電磁波を照射した後に、前記被印刷媒体の前記第2表面側から当該第2表面へ向けて電磁波を照射する
ことを特徴とする構造物形成方法。
[付記8]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための入力濃度画像データが表す入力濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域を選択し、
前記選択された対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記入力濃度画像の画像データを変換して出力濃度画像の画像データを生成し、
前記出力濃度画像の画像データに基づいて、加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層に近い方の第1表面に、パターンを形成し、
前記パターンが形成された前記第1表面に電磁波を照射する
ことを特徴とする構造物形成方法。
[付記9]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体を用いた構造物形成装置であって、
前記被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のために準備された第1の濃度画像データに基づいて生成された濃度画像データであって、前記第1の濃度画像データが表す第1の濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように当該第1の濃度画像データを変換して生成された第3の濃度画像データに基づいて、前記被印刷媒体の前記膨張層に近い方の第1表面に、第1のパターンを形成し、前記被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側とは反対側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のために準備された第2の濃度画像データに基づいて、前記被印刷媒体の前記膨張層から遠い方の第2表面に、前記第1のパターンよりも細かい構造を表す第2のパターンを形成する印刷部と、
前記被印刷媒体の前記第1表面側から当該第1表面へ向けて電磁波を照射し、前記第1表面側から当該第1表面へ向けて電磁波を照射した後に、前記被印刷媒体の前記第2表面側から当該第2表面へ向けて電磁波を照射する照射部と、を備える
ことを特徴とする構造物形成装置。
[付記10]
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための入力濃度画像データが表す入力濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域を選択する選択部と、
前記選択された対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記入力濃度画像の画像データを変換して出力濃度画像の画像データを生成する生成部と、
前記出力濃度画像の画像データに基づいて、加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層に近い方の第1表面に、パターンを形成する印刷部と、
前記パターンが形成された前記第1表面に電磁波を照射する照射部と、を備える
ことを特徴とする構造物形成装置。
[付記11]
コンピュータを、
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための第1の濃度画像データを準備する手段、
前記第1の濃度画像データが表す第1の濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記第1の濃度画像データを変換して第3の濃度画像データを生成する手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記12]
コンピュータを、
加熱により膨張する膨張層を含む被印刷媒体の前記膨張層が設けられた側の表面に当該膨張層を膨張させるために施す印刷のための入力濃度画像データが表す入力濃度画像から抽出された第1の濃度画像を表す第1の濃度画像データを生成する手段、
前記第1の濃度画像に含まれる同一の濃度を有する対象領域の一部の濃度が当該対象領域の他の領域の濃度よりも高くなるように、前記第1の濃度画像データを変換して第3の濃度画像データを生成する手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・構造物形成システム(構造物形成装置)、10・・・コンピュータ、11・・・プロセッサ(生成部、選択部)、12・・・メモリ、13・・・ストレージ、20・・・表示装置、30・・・入力装置、40・・・印刷装置(印刷部)、41・・・キャリッジ、42・・・印刷ヘッド、43・・・インクカートリッジ、44・・・ガイドレール、45・・・駆動ベルト、45m・・・モータ、46・・・フレキシブル通信ケーブル、47・・・フレーム、48・・・プラテン、49a・・・給紙ローラ対、49b・・・排紙ローラ対、50・・・加熱装置(照射部)、51・・・載置台、52・・・案内溝、53・・・支柱、54・・・光源ユニット、M・・・被印刷媒体、M1・・・膨張層、M2・・・基材、FS・・・表面、BS・・・表面、Pc・・・カラー画像、P0・・・濃度画像、P1・・・第1の濃度画像、P2・・・第2の濃度画像、P3・・・第3の濃度画像

Claims (10)

  1. 光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する第1工程と、
    前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する第2工程と、
    を有し、
    前記第1工程は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体の内部機能経路を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、
    前記第2工程は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記内部機能経路を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する、
    ことを特徴とする生体模型の製造方法。
  2. 前記第1工程は、前記内部機能経路を示す画像の線幅が所定の幅以上であった場合には、前記内部機能経路を示す画像の中央の領域の濃度が濃くなるように且つ周辺領域の濃度が薄くなるように濃度値が補正された生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体模型の製造方法。
  3. 前記第1工程は、前記内部機能経路を示す画像の線幅が1.5mm以上であった場合に、前記内部機能経路を示す画像の中央の領域の濃度が濃くなるように且つ周辺領域の濃度が薄くなるように濃度値が補正された前記生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の生体模型の製造方法。
  4. 前記第1工程は、前記内部機能経路を示す画像の中央の領域の濃度が前記周辺領域の濃度の2倍以上の濃度値に補正された前記生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の生体模型の製造方法。
  5. 光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する第1工程と、
    前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する第2工程と
    を有し、
    前記第1工程は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体を構成する内部器官であって少なくとも線形器官を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、
    前記第2工程は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記線形器官を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する、
    ことを特徴とする生体模型の製造方法。
  6. 前記第1工程は、前記線形器官を示す画像の線幅が所定の幅以上であった場合には、前記線形器官を示す画像の中央の領域の濃度が濃くなるように且つ周辺領域の濃度が薄くなるように濃度値が補正された生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の生体模型の製造方法。
  7. 前記第1工程は、前記線形器官を示す画像の線幅が1.5mm以上であった場合に、前記線形器官を示す画像の中央の領域の濃度が濃くなるように且つ周辺領域の濃度が薄くなるように濃度値が補正された生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の生体模型の製造方法。
  8. 前記第1工程は、前記線形器官を示す画像の中央の領域の濃度が前記周辺領域の濃度の2倍以上の濃度値に補正された生体画像を印刷する、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の生体模型の製造方法。
  9. コンピュータを、
    光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する印刷手段、
    前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する形成手段、
    として機能させ、
    前記印刷手段は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体の内部機能経路を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、
    前記形成手段は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記内部機能経路を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する、
    ことを特徴とするプログラム。
  10. コンピュータを、
    光熱変換材料で熱膨張性シートに生体画像を印刷する印刷手段と、
    前記熱膨張性シートに印刷された前記生体画像に対して所定の光を照射することで前記熱膨張性シートにおける前記生体画像に対応する領域を熱膨張により隆起させて前記熱膨張性シートの表面に前記生体画像に対応させた表面凹凸を形成する形成手段と
    して機能させ、
    前記印刷手段は、前記生体画像のうち生体の外観を示す画像を前記熱膨張性シートの裏面に印刷するとともに、前記生体画像のうち生体を構成する内部器官であって少なくとも線形器官を示す画像を前記熱膨張性シートの表面に印刷し、
    前記形成手段は、前記熱膨張性シートの裏面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記外観を示す画像に対応させた表面凹凸を形成するとともに、前記熱膨張性シートの表面側から前記所定の光を照射することで前記熱膨張性シートの表面に前記線形器官を示す画像に対応させた表面凹凸を形成する、
    ことを特徴とするプログラム。
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