JP6776842B2 - 駐車支援方法及び駐車支援装置 - Google Patents
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Description
自車が駐車区画に沿った走路にて取得した画像情報に基づいて、自車が駐車を予定している駐車枠白線の認識情報を抽出する。
駐車可能空間に基づいて目標駐車位置を求めるとき、駐車可能空間の中央値を目標駐車位置とする。
駐車枠白線の認識情報に基づいて駐車枠の制限値を設けるとき、駐車枠白線を自車が跨ぐことなく駐車が可能である目標駐車位置の許容オフセット幅の両端位置をそれぞれ第1制限値と第2制限値とする。
目標駐車位置を決定するとき、駐車可能空間の中央値が許容オフセット幅以内であると、中央値を目標駐車位置として決定し、駐車可能空間の中央値が許容オフセット幅から外れると、第1制限値と第2制限値のうち、中央値に近い制限値を目標駐車位置として決定する。
実施例1における駐車支援方法及び駐車支援装置は、駐車場の駐車枠に自車が駐車するとき、生成された駐車経路に沿って目標駐車位置までの自律的な駐車動作をする駐車支援システムを搭載した自動運転車両に適用したものである。以下、実施例1の構成を、「全体システム構成」、「駐車支援制御構成」、「駐車支援にて用いられる主要語句とその定義」、「駐車支援制御処理構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の駐車支援方法及び駐車支援装置が適用された駐車支援システムを示す全体システム構成図である。以下、図1に基づいて全体システム構成を説明する。
図2は、図1の駐車支援システムのうち駐車支援演算用ECU28を中心とする制御ブロック構成を示す。以下、図2に基づいて駐車支援制御構成を説明する。
図3は、駐車支援にて用いられる主要語句とその定義を示す。以下、図3に基づいて主要語句とその定義を説明する。
なお、「後退切返し位置Pc」は、転舵方向を切返して後退経路Rinrに沿って後退移動するときの移動開始位置の意味を併せて持つ。
図4は、実施例1のセンサ情報処理部26、画像情報処理部27、駐車支援演算用ECU28及び車両制御用ECU29にて実行される駐車支援制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、駐車支援制御処理構成をあらわす図4の各ステップについて説明する。
ここで、空間認識用センサ21によって取得された空間情報データは、センサ情報処理部26に入力される。
ここで、「走路境界の推定」は、センサ情報処理部26の走路境界推定部262にて行われる。
ここで、「駐車可能空間PSの推定」は、センサ情報処理部26の駐車可能空間推定部261にて行われる。例えば、自車Aが駐車を予定している駐車枠SFを含む駐車区画Sから、既に駐車している他車Bによる占有空間を除いた空間が推定される。
ここで、「目標駐車位置Pt’」は、最終的に決定される目標駐車位置Ptに対し、駐車可能空間PSの推定に基づく目標駐車位置算出値をあらわす。「目標駐車位置Pt’の算出」は、駐車支援演算用ECU28の目標駐車位置演算部281にて行われ、駐車可能空間PSの中央値が目標駐車位置Pt’として算出される。
ここで、白線認識用センサ22によって取得された画像情報は、画像情報処理部27に入力される。
ここで、「駐車枠白線情報の抽出」は、画像情報処理部27の駐車枠白線認識部271により行われる。
ここで、「制限値の算出」は、駐車支援演算用ECU28の制限値演算部282にて行われる。例えば、駐車枠SFの制限値算出は、駐車枠SFの駐車枠白線SLを自車Aが跨ぐことなく駐車が可能である目標駐車位置Ptの許容オフセット幅ΔWの両端位置が、それぞれ第1制限値L1と第2制限値L2と算出される。
ここで、目標駐車位置Ptの算出は、第1制限値L1と第2制限値L2との中央値による算出に代え、駐車枠SFでの基本駐車位置である駐車枠中央値としても良い。
なお、ステップS8〜ステップS11までの目標駐車位置Ptを決定する処理は、駐車支援演算用ECU28の目標駐車位置決定部283にて行われる。
ここで、「信頼度を推定」とは、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、例えば、走路境界RL,RRの推定情報と、駐車枠白線SLの認識情報と、から駐車場構造を推定し、駐車場構造の推定結果から得られる駐車形態により2つの情報の信頼度の優劣を推定することをいう。「信頼度の比較」とは、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、走路境界RL,RRの推定情報と、駐車枠白線SLの認識情報とのうち、どちらの情報がより信頼度が高いかどうかを比較することをいう。
ここで、目標駐車姿勢Dtを演算する際、走路境界RL,RRの推定情報の信頼度と駐車枠白線SLの認識情報の信頼度に優劣がつけられた場合には、優先する情報を用いて演算することになる。例えば、駐車場構造の推定結果から駐車形態が得られた場合、縦列駐車形態であるか、並列駐車形態であるか、斜め駐車形態であるかに応じて目標駐車姿勢Dtの演算方法が選択されることになる。
なお、ステップS12〜ステップS13での目標駐車姿勢Dtの演算処理は、駐車支援演算用ECU28の目標駐車姿勢演算部284にて行われる。
ここで、「後退切返し位置Pc」は、例えば、自車Aを右切りにより前進走行させたときの経路上の位置であって、左切りでの後退走行により目標駐車位置Pt/目標駐車姿勢Dtに到達できる位置を検索することで決める。
なお、ステップS14での後退切返し位置Pcの探索は、駐車支援演算用ECU28の後退切返し位置探索部286にて行われる。
ここで、「駐車経路Rin」は、現在の自車位置Pn/自車姿勢Dnと後退切返し位置Pcとを滑らかな円弧により繋ぐ前進経路Rinfと、後退切返し位置Pcと目標駐車位置Pt/目標駐車姿勢Dtとを滑らかな円弧により繋ぐ後退経路Rinrと、によって生成される。なお、ステップS15での駐車経路Rinの生成は、駐車支援演算用ECU28の駐車経路生成部287にて行われる。
ここで、「車両制御目標値」とは、生成された駐車経路Rinに沿って自車Aを誘導移動させる車両誘導制御での車速目標値や舵角目標値やレンジ位置目標値などをいう。
なお、ステップS16〜ステップS18の車両誘導制御は、駐車支援演算用ECU28からの駐車経路情報を入力する車両制御用ECU29にて行われる。
実施例1の作用を、「駐車支援制御処理作用」、「各駐車シーンでの目標駐車位置の決定作用」、「駐車支援制御の特徴作用」に分けて説明する。
以下、図4のフローチャートに基づいて駐車支援制御処理作用を説明する。
先ず、自車Aが走路Sを駐車枠SFに向かって自律走行し、駐車枠SFに近い駐車支援制御開始位置に停車すると、図4のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7へと進む。即ち、ステップS1では、自車Aが駐車するとき、自車Aに搭載した空間認識用センサ21によって自車周辺の空間情報データが取得される。ステップS2では、取得された空間情報データに基づいて走路の向き(走路境界RL,RR)が推定される。ステップS3では、取得された走路境界RL,RRや他車Bの位置情報に基づいて自車Aが駐車することが可能な空間である駐車可能空間PSが推定される。ステップS4では、駐車可能空間PSに基づいて目標駐車位置Pt’が算出される。ステップS5では、白線認識用センサ22からの画像情報を取得される。ステップS6では、自車Aが駐車を予定している駐車枠SFの駐車枠白線情報(エッジ検出)が抽出される。ステップS7では、自車Aが駐車を予定している駐車枠SFの制限値(第1制限値L1、第2制限値L2)が算出される。
先ず、自車Aが駐車を予定している駐車枠SF3に隣接する両側位置に第2他車B2と第4他車B4が駐車している駐車シーンでの目標駐車位置Ptの決定作用を、図5に基づいて説明する。
これに対し、同様の駐車シーンにおいて、実施例1の場合は、自車Aと第4他車B4とは間隔W2(>W1)になる。つまり、駐車可能空間PSを基準として目標駐車位置Ptを決定しているため、自車Aの駐車枠SF3の駐車枠幅が最大限有効に活用され、自車Aと他車B4との十分な距離を確保できる。
なお、駐車場PKの形態が斜め駐車形態であるときは、駐車可能空間PSが推定可能であるが空間推定精度が低くなる。このため、駐車可能空間PSが推定できない場合と同様に、駐車枠SFの中央値が目標駐車位置Ptとして決定される。
実施例1では、駐車区画Sから既に駐車している他車Bによる占有空間を除くことで推定される自車Aの駐車可能空間PSに基づいて目標駐車位置Pt’を求める。自車Aが駐車を予定している駐車枠白線SLの認識情報に基づいて駐車枠SFの制限値L1,L2を設ける。そして、求めた目標駐車位置Pt’に対して制限値L1,L2による位置制限を加えて目標駐車位置Ptを決定する。
即ち、駐車可能空間PSを基準として目標駐車位置Pt’を求めることで、隣接位置に駐車している他車Bとの距離が近くなり過ぎることがなく、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bとの距離が確保される。そして、駐車可能空間PSに基づいて求められた目標駐車位置Pt’を、必要に応じて駐車枠SFにより位置制限することで、駐車枠SFをはみ出して自車Aが駐車することもなくなる。この結果、自車Aが駐車するとき、駐車環境に応じた適切な目標駐車位置Ptを決定することができる。
即ち、駐車可能空間PSの中央値CLは、隣接位置に駐車している他車Bと干渉する可能性が最も低くなる位置である。従って、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bと干渉する可能性が最も低くなる位置に自車Aを駐車することが可能となる。
即ち、第1制限値L1と第2制限値L2が、自車Aが駐車枠SFをはみ出すことのない限界値に設定されることになる。従って、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bとの距離を確保しつつ、自車Aを駐車枠SFの枠内に駐車することが可能となる。
即ち、駐車可能空間PSの中央値CLを目標駐車位置Ptとして決定するオフセット幅を、自車Aが駐車を予定している駐車枠SFの駐車枠幅を最大限に有効活用する許容オフセット幅ΔWとしている。従って、自車Aが駐車するとき、駐車枠SFの駐車枠幅を有効活用して目標駐車位置Ptを決定することで、自車Aと他車Bとの距離を最大限に確保することが可能となる。
即ち、駐車可能空間PSが推定できないときでも、駐車枠白線SLの認識情報が取得されると、駐車枠SFの中央値が目標駐車位置Ptとされる。従って、隣接位置に駐車している他車Bが無く、駐車可能空間PSの情報を取得できないときにでも、駐車枠SFの枠内に自車Aの駐車が可能となる。
即ち、駐車している他車Bの並びからの走路向き(走路境界RL,RR)の推定情報と、駐車区画線である駐車白線SLの認識情報との両方から目標駐車姿勢Dtの算出が可能になり、ロバスト性が確保される。従って、駐車経路Rinを生成するとき、目標駐車位置Ptにロバスト性が確保された目標駐車姿勢Dtを加えることで、駐車経路Rinの生成精度を向上できるようになる。
即ち、様々な駐車環境に応じて、その状況で最も信頼性の高い情報を用いて目標駐車姿勢Dtの算出が行える。従って、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、精度の良い目標駐車姿勢Dtを得ることができる。
即ち、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、走路境界RL,RRの推定情報と駐車枠白線SLの認識情報のうち、様々な駐車形態(縦列、並列、斜め)に応じて優先するべき情報を選択できるようなる。
即ち、斜め駐車の際には駐車枠白線SLの認識情報を優先して目標駐車姿勢Dtを演算できるようになる。従って、斜め駐車形態のとき、自車Aの駐車姿勢精度を向上することができる。
実施例1における駐車支援方法及び駐車支援装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
この駐車支援方法において、自車Aが駐車区画Sに沿った走路Rにて取得した空間認識情報に基づいて、駐車区画Sから既に駐車している他車Bによる占有空間を除いて自車Aの駐車可能空間PSを推定する。
自車Aが駐車区画Sに沿った走路Rにて取得した画像情報に基づいて、自車Aが駐車を予定している駐車枠白線SLの認識情報を抽出する。
駐車可能空間PSに基づいて目標駐車位置Pt’を求め、駐車枠白線SLの認識情報に基づいて駐車枠SFの制限値L1,L2を設け、求めた目標駐車位置Pt’に対して制限値L1,L2による位置制限を加えて目標駐車位置Ptを決定する(図4のS1〜S11)。
このため、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bとの距離を確保しつつ、駐車枠SFからのはみ出しを抑える適切な目標駐車位置Ptを決定する駐車支援方法を提供することができる。
このため、(1)の効果に加え、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bと干渉する可能性が最も低くなる位置に自車Aを駐車することができる。
このため、(2)の効果に加え、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bとの距離を確保しつつ、自車Aを駐車枠SFの枠内に駐車することができる。
このため、(2)又は(3)の効果に加え、自車Aが駐車するとき、駐車枠SFの駐車枠幅を有効活用して目標駐車位置Ptを決定することで、自車Aと他車Bとの距離を最大限に確保することができる。
このため、(1)〜(4)の効果に加え、隣接位置に駐車している他車Bが無く、駐車可能空間PSの情報を取得できないときにでも、駐車枠SFの枠内に自車Aを駐車することができる。
このため、(1)〜(5)の効果に加え、駐車経路Rinを生成するとき、目標駐車位置Ptにロバスト性が確保された目標駐車姿勢Dtを加えることで、駐車経路Rinの生成精度を向上することができる。
このため、(6)の効果に加え、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、様々な駐車環境で最も信頼性の高い情報を用いることで、精度の良い目標駐車姿勢Dtを得ることができる。
このため、(6)又は(7)の効果に加え、目標駐車姿勢Dtを演算するとき、様々な駐車形態に応じて優先するべき情報を選択することができる。
このため、(8)の効果に加え、斜め駐車形態のとき、駐車枠白線SLの認識情報を優先して目標駐車姿勢Dtを決めることで、自車Aの駐車姿勢精度を向上することができる。
この駐車支援装置において、駐車支援コントローラ(センサ情報処理部26、画像情報処理部27、駐車支援演算用ECU28)は、駐車可能空間推定部261と、駐車枠白線認識部271と、目標駐車位置決定部283と、を有する。
駐車可能空間推定部261は、自車Aが駐車区画Sに沿った走路Rにて取得した空間認識情報に基づいて、駐車区画Sから既に駐車している他車Bによる占有空間を除いて自車Aの駐車可能空間PSを推定する。
駐車枠白線認識部271は、自車Aが駐車区画Sに沿った走路Rにて取得した画像情報に基づいて、自車Aが駐車を予定している駐車枠白線SLの認識情報を抽出する。
目標駐車位置決定部283は、駐車可能空間PSに基づいて目標駐車位置Pt’を求め、駐車枠白線SLの認識情報に基づいて制限値(第1制限値L1、第2制限値L2)を設け、求めた目標駐車位置Pt’に対して制限値による位置制限を加えて目標駐車位置Ptを決定する(図2)。
このため、自車Aが駐車するとき、隣接位置に駐車している他車Bとの距離を確保しつつ、駐車枠SFからのはみ出しを抑える適切な目標駐車位置Ptを決定する駐車支援装置を提供することができる。
22 白線認識用センサ
23 操舵角センサ
24 車輪速センサ
25 車両状態量センサ
26 センサ情報処理部
261 駐車可能空間推定部
262 走路境界推定部
27 画像情報処理部
271 駐車枠白線認識部
28 駐車支援演算用ECU
281 目標駐車位置演算部
282 制限値演算部
283 目標駐車位置決定部
284 目標駐車姿勢演算部
285 現在の自車位置・姿勢情報取得部
286 後退切返し探索部
287 駐車経路生成部
29 車両制御用ECU
30 アクチュエータ
31 画像処理部
32 表示モニタ
A 自車
B 他車
R 走路
RL,RR 走路境界
S 駐車区画
SF 駐車枠
SL 駐車枠白線
L1 第1制限値
L2 第2制限値
Rin 駐車経路
Pn 現在の自車位置
Dn 現在の自車姿勢
Pc 後退切返し位置
Pt 目標駐車位置
Dt 目標駐車姿勢
Claims (7)
- 駐車枠へ自車が駐車する際に駐車を支援する駐車支援方法において、
自車が駐車区画に沿った走路にて取得した空間認識情報に基づいて、前記駐車区画から既に駐車している他車による占有空間を除いて自車の駐車可能空間を推定し、
自車が駐車区画に沿った走路にて取得した画像情報に基づいて、自車が駐車を予定している駐車枠白線の認識情報を抽出し、
前記駐車可能空間に基づいて目標駐車位置を求めるとき、前記駐車可能空間の中央値を前記目標駐車位置とし、
前記駐車枠白線の認識情報に基づいて前記駐車枠の制限値を設けるとき、前記駐車枠白線を自車が跨ぐことなく駐車が可能である前記目標駐車位置の許容オフセット幅の両端位置をそれぞれ第1制限値と第2制限値とし、
前記目標駐車位置を決定するとき、前記駐車可能空間の中央値が前記許容オフセット幅以内であると、前記中央値を前記目標駐車位置として決定し、前記駐車可能空間の中央値が前記許容オフセット幅から外れると、前記第1制限値と前記第2制限値のうち、前記中央値に近い制限値を前記目標駐車位置として決定する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 請求項1に記載された駐車支援方法において、
前記駐車可能空間が推定できないとき、自車が駐車を予定している前記駐車枠の中央値を前記目標駐車位置として決定する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 請求項1又は請求項2に記載された駐車支援方法において、
前記目標駐車位置に自車が駐車したときの目標駐車姿勢を、駐車している他車の並びから推定される走路境界の推定情報と、前記駐車枠白線の認識情報と、に基づいて演算する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 請求項3に記載された駐車支援方法において、
前記目標駐車姿勢を演算するとき、前記走路境界の推定情報と、前記駐車枠白線の認識情報との信頼度を比較し、信頼度が高いほうを選択する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 請求項3又は請求項4に記載された駐車支援方法において、
前記目標駐車姿勢を演算するとき、前記走路境界の推定情報と、前記駐車枠白線の認識情報と、から駐車場構造を推定し、前記駐車場構造の推定結果から得られる縦列、並列、斜めの駐車形態に応じて演算方法を選択する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 請求項5に記載された駐車支援方法において、
前記目標駐車姿勢を演算するとき、前記駐車場構造の推定結果により斜め駐車形態と判断された場合、前記駐車枠白線の認識情報を優先して選択する
ことを特徴とする駐車支援方法。 - 駐車枠へ自車が駐車する際に駐車を支援する駐車支援コントローラを備える駐車支援装置において、
前記駐車支援コントローラは、
自車が駐車区画に沿った走路にて取得した空間認識情報に基づいて、前記駐車区画から既に駐車している他車による占有空間を除いて自車の駐車可能空間を推定する駐車可能空間推定部と、
自車が駐車区画に沿った走路にて取得した画像情報に基づいて、自車が駐車を予定している駐車枠白線の認識情報を抽出する駐車枠白線認識部と、
前記駐車可能空間に基づいて目標駐車位置を求めるとき、前記駐車可能空間の中央値を前記目標駐車位置とする目標駐車位置演算部と、
前記駐車枠白線の認識情報に基づいて制限値を設けるとき、前記駐車枠白線を自車が跨ぐことなく駐車が可能である前記目標駐車位置の許容オフセット幅の両端位置をそれぞれ第1制限値と第2制限値とする制限値演算部と、
求めた前記目標駐車位置に対して前記制限値による位置制限を加えて目標駐車位置を決定する目標駐車位置決定部と、を有し、
前記目標駐車位置決定部は、前記目標駐車位置を決定するとき、前記駐車可能空間の中央値が前記許容オフセット幅以内であると、前記中央値を前記目標駐車位置として決定し、前記駐車可能空間の中央値が前記許容オフセット幅から外れると、前記第1制限値と前記第2制限値のうち、前記中央値に近い制限値を前記目標駐車位置として決定する
ことを特徴とする駐車支援装置。
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