JP7009336B2 - 駐車制御装置および駐車制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駐車制御を行う駐車制御装置および駐車制御方法に関する。
駐車枠内に車両を駐車させる際に一部または全ての駐車制御を自動で行う駐車制御装置が開発されている。特許文献1には、手動運転により車両の駐車が行われる場合に車両の駐車位置の情報を記録し、自動運転により車両の駐車が行われる際に、記録した情報に基づいて駐車位置を設定する装置が開示される。特許文献1の装置によれば、自動運転により車両の駐車が行われる際に、ユーザの嗜好に応じた目標駐車位置を自動で設定することができる。
特開2010-282344号公報
例えば、物標としてのヒンジドアを側面に有する他車両(セダン)の横に自車両を駐車させる場合がある。他車両に乗車する大人はヒンジドアを開放する際に、ヒンジドアが自車両に接触しないように気を付ける傾向にある。しかし、子供は自車両の存在を認識せずにヒンジドアを開放する虞があり、その場合は自車両にヒンジドアが接触し、自車両が損傷する虞がある。また、物標としてのヒンジドア(バックドア)を後面に有する他車両(バン)の後方に自車両を駐車させる場合がある。他車両と自車両の離間距離が十分でないとバックドア開放時に自車両にバックドアが接触し、自車両が損傷する虞がある。また、物標としてのヒンジドアを有する建造物に隣接して自車両を駐車させる場合がある。建造物と自車両の離間距離が十分でないとヒンジドア開放時に自車両にヒンジドアが接触し、自車両が損傷する虞がある。
このように、ユーザは手動運転で駐車制御を行う場合、特定種別の物標を認識すると、駐車位置を変える傾向にある。特許文献1の装置では、目標駐車位置を自動で設定する際に、目標駐車位置に隣接する物標の種別を認識しない。このため、自動で駐車される位置とユーザの駐車したい位置とでずれが生じ、ユーザは駐車位置に違和感を覚えることがある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、駐車位置に関するユーザの違和感を低減することができる駐車制御装置および駐車制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
自車両の駐車制御を行う駐車制御装置であって、
前記自車両を駐車することが可能な駐車可能領域を検出する駐車領域検出部と、
前記駐車可能領域に隣接する物標の種別を判定する物標判定部と、
前記物標判定部により、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別でないことが判定される場合とで、前記自車両の目標駐車位置を異なる位置に設定し、更に前記物標の種別が前記特定種別である場合には、前記物標の種別が前記特定種別でない場合に設定される前記目標駐車位置に比べて前記物標から離間した位置に前記目標駐車位置を設定する目標駐車位置設定部と、
前記目標駐車位置に向けて前記自車両の操舵制御を含む車両制御行う車両制御部と、
を備え
前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記目標駐車位置の設定後から前記目標駐車位置に前記自車両が到達するまでの間に判定される場合、前記目標駐車位置設定部は、前記目標駐車位置を変更する。
本発明の第2の態様は、
自車両の駐車制御を行う駐車制御装置の駐車制御方法であって、
駐車領域検出部を用いて、前記自車両を駐車することが可能な駐車可能領域を検出するステップと、
物標判定部を用いて、前記駐車可能領域に隣接する物標の種別を判定するステップと、
目標駐車位置設定部を用いて、前記物標判定部により、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別でないことが判定される場合とで、前記自車両の目標駐車位置を異なる位置に設定し、更に前記物標の種別が前記特定種別である場合には、前記物標の種別が前記特定種別でない場合に設定される前記目標駐車位置に比べて前記物標から離間した位置に前記目標駐車位置を設定するステップと、
車両制御部を用いて、前記目標駐車位置に向けて前記自車両の操舵制御を含む車両制御を行うステップと、
含み、
前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記目標駐車位置の設定後から前記目標駐車位置に前記自車両が到達するまでの間に判定される場合、前記目標駐車位置を変更する。
本発明によれば、駐車位置に関するユーザの違和感を低減することが可能となる。
図1は第1実施形態に係る駐車制御装置を含む車両の構成図である。 図2は自車両が駐車制御を行う駐車場の説明図である。 図3は第1実施形態に係る駐車制御装置で行われる処理のフローチャートである。 図4A、図4Bは目標駐車位置の説明図である。 図5は目標駐車位置の説明図である。 図6は駐車制御時に生成される走行軌道の説明図である。 図7は第2実施形態に係る駐車制御装置を含む車両の構成図である。 図8は第2実施形態に係る駐車制御装置で行われる一部処理のフローチャートである。
以下、本発明に係る駐車制御装置および駐車制御方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
[1.第1実施形態]
[1.1.駐車制御装置12の構成]
図1を用いて本実施形態に係る駐車制御装置12の構成を説明する。駐車制御装置12は自車両10に設けられる。駐車制御装置12は、センサ群14と、ナビゲーション装置16と、自動駐車スイッチ18と、駐車制御ECU20と、操舵制御システム22と、駆動力制御システム24と、制動力制御システム26と、通信部28と、を有する。駐車制御装置12は、ユーザのスイッチ操作により駐車制御の開始が指示される場合に、ユーザの代わりに自車両10の操舵制御、駆動力制御、制動力制御を行う。なお、駐車制御装置12が操舵制御を行い、ユーザが駆動力制御および制動力制御を行うようにすることも可能である。
センサ群14に含まれる個々のセンサは、駐車制御に用いられる各種情報を検出する。センサ群14には、複数のカメラ30と、複数のソナー32と、車速センサ34と、操作検出部36と、が含まれる。
カメラ30は、自車両10の周辺環境を撮影し、画像情報を駐車制御ECU20に出力する。例えば、カメラ30には、自車両10の前方を撮影するフロントカメラと、自車両10の後方を撮影するリアカメラと、自車両10の右側方を撮影する右サイドカメラと、自車両10の左側方を撮影する左サイドカメラが含まれる。
ソナー32は、自車両10の周辺の障害物を探知し、探知情報を駐車制御ECU20に出力する。例えば、ソナー32には、自車両10の前方を探知する4つのフロントソナーと、自車両10の後方を探知する4つのリアソナーと、自車両10の右側方の前方および後方を探知する2つの右サイドソナーと、自車両10の左側方の前方および後方を探知する2つの左サイドソナーが含まれる。
車速センサ34は、自車両10の車速Vを検出し、車速情報を駐車制御ECU20に出力する。車速センサ34は、例えば、トランスミッションのカウンタシャフトの回転数に基づいて車速Vを検出する。
操作検出部36は、ユーザが行う車両操作を検出し、操作情報を駐車制御ECU20に出力する。例えば、操作検出部36には、ブレーキペダルの操作量を検出するブレーキペダルセンサ、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダルセンサ、シフトレバーの操作位置(またはギアの設定位置)を検出するシフトポジションセンサ(またはギアポジションセンサ)等が含まれる。
ナビゲーション装置16は、例えば、GPSおよび地図情報を用いて自車両10の現在位置を検出すると共に、目的地までの経路をユーザに案内する。ナビゲーション装置16は、タッチパネル40と、スピーカ42と、を有する。本実施形態において、ナビゲーション装置16は、駐車制御装置12とユーザとの間のHMI(Human Machine Interface)として機能する。なお、ナビゲーション装置16以外のHMIを設けてもよい。
自動駐車スイッチ18は、ユーザにより操作されるスイッチ装置である。自動駐車スイッチ18は、ユーザの操作に応じて駐車制御の開始を指示する開始信号を駐車制御ECU20に出力する。
駐車制御ECU20は、入出力部50と、演算部52と、記憶部54と、を有する。入出力部50は、A/D変換回路、通信インターフェース、ドライバ等により構成される。演算部52は、例えばCPU等を備えるプロセッサにより構成される。演算部52は、記憶部54に記憶されるプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、演算部52は、認識部58、駐車領域検出部60、物標判定部62、目標駐車位置設定部64、駐車計画部66、車両制御部68、HMI入出力部70として機能する。演算部52の各機能については下記[1.2]で説明する。記憶部54は、RAM、ROM、ハードディスク等により構成される。記憶部54は、各種プログラムと、各種閾値と、車両情報(車長、車幅、基準部位の位置)を記憶する。また、記憶部54は、特定種別の物標、例えばヒンジドアのテンプレートを記憶する。
操舵制御システム22は、電動パワーステアリングシステム(EPS)ECU23と、EPSECU23の制御対象であるステアリング装置(EPSアクチュエータ等を含む)と、を有する。操舵制御システム22は、乗員が行うステアリングホイールの操作または駐車制御ECU20から出力される操舵の制御指示に応じて操舵力を発生させる。
駆動力制御システム24は、駆動ECU25と、駆動ECU25の制御対象である駆動装置(駆動モータ、スロットルバルブ等を含む)と、を有する。駆動力制御システム24は、乗員が行うアクセルペダルの操作または駐車制御ECU20から出力される駆動の制御指示に応じて駆動力を発生させる。
制動力制御システム26は、制動ECU27と、制動ECU27の制御対象である制動装置(ブレーキアクチュエータ等を含む)と、を有する。制動力制御システム26は、乗員が行うブレーキペダルの操作または駐車制御ECU20から出力される制動の制御指示に応じて制動力を発生させる。
通信部28は、自車両10外の通信装置(後述)と無線通信を行うための通信アンテナおよび通信回路を有する。通信部28は、駐車制御ECU20の入出力部50を介して、演算部52と通信可能である。
[1.2.駐車制御装置12で行われる処理]
図2を用いて駐車制御装置12で行われる処理の概要を簡単に説明する。駐車制御装置12は、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別である場合と、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別でない場合とで、自車両10の目標駐車位置106を異なる位置に設定するように動作する。図2において、駐車可能領域104は区画線102で区画される車両1台分の駐車空間である。本実施形態でいう特定種別の物標とは、例えば、自車両10に所定距離以上接近するように開き得る開閉体を含む物体である。具体的には、他車両90のヒンジドアや建造物のヒンジドアを含む面である。例えば、セダンタイプの他車両90は側面に4つのヒンジドアを有する。バンタイプの他車両90は後面にヒンジドア(バックドア)を有する。ところで、バンタイプの他車両90も運転席側および助手席側にヒンジドアを有する。しかし、バンタイプの他車両90において、ドアを突然開ける虞のある子供等は、スライドドアが設けられる後部座席に乗車することが多い。このため、本実施形態ではバンタイプの側面は特定種別に含まないものとする。つまり、ドアとしてヒンジドアのみを有する物標(面)を特定種別の物標とし、ドアとしてヒンジドア以外のドアを含む物標(面)を特定種別以外の物標とする。図2では、他車両90のヒンジドアが開く方向が矢印で示される。
図3を用いて、自車両10が駐車可能領域104に駐車する際に、駐車制御装置12が行う一連の処理について説明する。以下で説明する処理は、車両の操舵、駆動力、制動力に関わる車両制御を、駐車制御装置12の演算部52が主体となって行う。
下記一連の処理中に、認識部58は、カメラ30の画像情報とソナー32の探知情報とに基づいて定期的に周辺環境を認識する。
ステップS1において、HMI入出力部70が自動駐車スイッチ18から出力される開始信号を検出すると、演算部52は駐車制御を開始する(ステップS1:YES)。この場合、処理はステップS2に移行する。一方、HMI入出力部70が開始信号を検出しない場合、演算部52は駐車制御を行わない(ステップS1:NO)。
ステップS2において、駐車領域検出部60は、認識部58による認識結果に基づいて駐車場100内の周辺環境(他車両90および区画線102)を認識し、自車両10を駐車することが可能な駐車可能領域104を検出する。駐車可能領域104とは、他車両90が駐車していない所定幅以上の空間をいう。ここでは駐車領域検出部60は、1以上の駐車可能領域104を検出する。HMI入出力部70は、カメラ30の画像情報と駐車可能領域104の位置情報を、ナビゲーション装置16に出力する。ナビゲーション装置16は、カメラ30で撮像された駐車場100の画像に駐車可能領域104を重畳した画像をタッチパネル40に表示する。ユーザは、タッチパネル40を介して希望する駐車可能領域104を選択することができる。ステップS2の終了後、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、駐車領域検出部60は、タッチパネル40を介してユーザにより選択される駐車可能領域104を、自車両10を駐車する領域として選択する。ステップS3の終了後、処理はステップS4に移行する。
ステップS4において、物標判定部62は、認識部58による認識結果に基づいて周辺環境を認識し、選択された駐車可能領域104に隣接する物標(他車両90の側面、後面、前面、建造物の側面)が存在するか否かを判定する。ここでは、物標判定部62は、駐車可能領域104の横方向(車幅方向)と縦方向(車長方向)に隣接する物標が存在するか否かを判定する。隣接する物標が存在する場合(ステップS4:YES)、処理はステップS5に移行する。一方、隣接する物標が存在しない場合(ステップS4:NO)、処理はステップS10に移行する。
ステップS5において、物標判定部62は、駐車可能領域104に隣接する物標の種別を推定する。例えば、物標判定部62は、記憶部54に記憶されるテンプレートをカメラ30の画像情報と照合し、物標の種別を推定する。ここでは、物標判定部62は、駐車可能領域104の横方向(左方または右方)または縦方向(後方)にドアが存在するか否かを推定する。更に、物標判定部62は、ドアが存在する場合に、そのドアがヒンジドアのみであるか、ヒンジドア以外のドア(スライドドア)を含むか、ヒンジドア以外のドアのみであるかを推定する。物標がヒンジドアのみである場合に、物標判定部62は、物標の種別が特定物標であると推定する。物標がヒンジドア以外のドア(スライドドア)を含むか、または、物標がヒンジドア以外のドアである場合に、物標判定部62は、物標の種別が特定物標でないと推定する。ステップS5の処理後、処理はステップS6に移行する。
ステップS6において、物標判定部62は、ステップS5の推定結果に基づいて、駐車可能領域104に隣接する特定種別の物標があるか否かを判定する。特定種別の物標がある場合(ステップS6:YES)、処理はステップS7に移行する。特定種別の物標がない場合(ステップS6:NO)、処理はステップS10に移行する。
ステップS7において、目標駐車位置設定部64は、自車両10が選択された駐車可能領域104内の所定位置に駐車することを想定し、所定位置に駐車する自車両10と特定種別の物標との離間距離dを演算する。ここでは、目標駐車位置設定部64は、自車両10の基準部位を駐車可能領域104の路面の中心位置C0(図4B)に位置合わせして駐車することを想定し、自車両10と特定種別の物標との最短距離(物標側に向く自車両10の位置と特定種別の物標の位置との離間距離d)を演算する。物標側に向く自車両10の位置は、記憶部54に記憶される自車両10の車幅情報または車長情報と、自車両10の中心部位の位置情報と、中心位置C0の位置情報と、により演算される。ステップS7の処理後、処理はステップS8に移行する。
ステップS8において、目標駐車位置設定部64は、ステップS7で演算された離間距離dと記憶部54に記憶される距離閾値dthとを比較する。図4Aに示されるように離間距離d<距離閾値dthである場合(ステップS8:YES)、処理はステップS9に移行する。一方、図4Aに示されるように離間距離d≧距離閾値dthである場合(ステップS8:NO)、処理はステップS10に移行する。
ステップS9において、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106に第1位置106aを設定する。図4Aに示されるように、駐車可能領域104の一側方(図面右方)に所定種別の物標、ここでは他車両90の左側面がある場合、目標駐車位置設定部64は、他車両90の左側面から離れる方向に第1位置106aを設定する。第1位置106aは、駐車可能領域104の中心位置C0から距離閾値dth-離間距離d+α(任意の値)だけ移動させた補正後基準位置C1を中心とする目標駐車位置106である。第1位置106aにおける自車両10と他車両90との離間距離dは、後述する第2位置106bにおける自車両10と他車両90との離間距離dよりも大きくなる。ステップS9の処理後、処理はステップS11に移行する。なお、駐車可能領域104の左右に隣接する特定種別の物標が存在する場合には、目標駐車位置設定部64は、第1位置106aを左右の物標の中間位置C(図5参照)にする。また、前後方向に隣接する物標がある場合も同様である。ステップS9の処理後、処理はステップS11に移行する。
ステップS10において、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106に第2位置106bを設定する。第2位置106bは、通常の目標駐車位置106であり、図4Bに示されるように、駐車可能領域104の中心位置C0を中心とする目標駐車位置106である。なお、駐車可能領域104の左右に特定種別の物標を有する他車両90が存在し、それぞれの物標と自車両10との離間距離dが距離閾値dth以上になる場合には、目標駐車位置設定部64は、図5に示されるように、左右に存在する物標(第1物標、第2物標)すなわち左右の他車両90の中間位置Cを第2位置106bの中心として設定してもよい。ステップS10の処理後、処理はステップS11に移行する。
ステップS11において、駐車計画部66は、自車両10の最新位置から目標駐車位置106までの走行計画を立てる。ここでは、駐車計画部66は、図6に示されるように、自車両10の走行軌道T1~T4および切り返し位置S1~S3の座標情報を生成する。ステップS11の処理後、処理はステップS12に移行する。
ステップS12において、車両制御部68は、目標駐車位置106に向けて自車両10の車両制御を行う。車両制御部68は、自車両10がクリープで走行しつつ操舵を行い、走行軌道T1~T4に沿って走行するように、操舵制御システム22、駆動力制御システム24、制動力制御システム26に制御指示を出力する。このとき、車両制御部68は、車速センサ34および舵角センサ(不図示)を用いて実軌道を走行軌道T1~T4に合わせる。
車両制御部68は、自車両10の走行位置が目標駐車位置106に到達していないことを認識する場合(ステップS13:NO)、ステップS12の処理を継続する。一方、車両制御部68は、自車両10の走行位置が目標駐車位置106に到達したことを認識する場合(ステップS13:YES)、ステップS12の処理を終了させる。このとき、電動パーキングブレーキ(不図示)を作動させてもよい。以上で一連の駐車制御は終了する。
[2.第2実施形態]
図7を用いて第2実施形態を説明する。図7に示される駐車制御装置12は、第1実施形態の演算部52の各機能に加えて、達成度判定部72としても機能する。
自車両10が駐車可能領域104に駐車する際に、駐車制御装置12が行う一連の処理について説明する。第2実施形態では、図3に示される第1実施形態と同じ処理が行われる。更に、第2実施形態では、図3に示されるステップS12の処理において、図8で示される一連の処理が行われる。図8に示される処理は、車両制御部68が車両制御を開始した後に、物標判定部62が駐車可能領域104に隣接する物標を特定種別と推定する場合の処理である。
ステップS21~ステップS25の処理は、図3に示されるステップS4~ステップS8の処理と実質的に同じであるため、その説明を省略する。なお、ステップS21、ステップS23、ステップS25でNO判定の場合、処理はステップS30に移行する。
ステップS26において、達成度判定部72は、駐車行程の達成度Acを判定する。達成度Acというのは、自車両10の現在位置が当初の目標駐車位置106に対してどの程度近づいているか、で判定される。例えば、走行軌道T1~T4の全距離がDであり、自車両10の走行距離がD1である場合、達成度AcはD1/Dにより求められる。ステップS26の処理後、処理はステップS27に移行する。
ステップS27において、達成度判定部72は、ステップS26で判定された達成度Acと記憶部54に記憶される達成度閾値Acthとを比較する。達成度Ac<達成度閾値Acthである場合(ステップS27:YES)、すなわち自車両10の走行位置から目標駐車位置106までの走行距離がまだ離れている場合、処理はステップS28に移行する。一方、達成度Ac≧達成度閾値Acthである場合(ステップS27:NO)、すなわち自車両10の走行位置から目標駐車位置106までの走行距離が近い場合、処理はステップS30に移行する。
ステップS28において、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106を補正する。例えば、物標判定部62が、図3に示されるステップS6において、特定種別の物標がないと判定した後に、ステップS23において、特定種別の物標があると判定する場合に、その物標から離れる方向に目標駐車位置106を補正する。また、物標判定部62が、図3に示されるステップS6において、駐車可能領域104の左方のみに特定種別の物標があると判定した後に、ステップS23において、駐車可能領域104の後方に特定種別の物標があると判定する場合に、後方の物標から離れる方向に目標駐車位置106を補正する。
ステップS29において、駐車計画部66は、自車両10の最新位置から補正後の目標駐車位置106までの走行計画を立てる。ここでは、駐車計画部66は、自車両10の走行軌道T1~T4および切り返し位置S1~S3のうち、まだ消化していない走行軌道T1~T4および切り返し位置S1~S3を補正する。ステップS29の処理後、処理は図3のステップS13の処理に移行する。
ステップS30において、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106を維持する。ステップS30の処理後、処理は図3のステップS13の処理に移行する。
[3.変形例]
[3.1.変形例1]
第1実施形態および第2実施形態では、駐車可能領域104を区画線102で区画される車両1台分の駐車空間と想定した。しかし、駐車領域検出部60が区画線102を認識できない場合がある。また、路面に区画線102がないこともある。この場合、目標駐車位置設定部64は、他車両90から十分離れた位置に目標駐車位置106を設定する。但し、他車両90で挟まれた駐車可能領域104に自車両10を駐車させる場合、目標駐車位置設定部64は、図5に示される形態と同様に、両他車両90の中間位置Cを目標駐車位置106として設定する。
[3.2.変形例2]
図3に示されるステップS2の処理において、駐車領域検出部60が駐車可能領域104を検出する際に、隣接する領域に特定種別の物標が存在するか否かを物標判定部62が判定するようにしてもよい。この場合、駐車領域検出部60は、特定種別の物標が隣接する領域を駐車可能領域104の候補から除外する。
[3.3.変形例3]
図3に示されるステップS2の処理において、駐車領域検出部60が駐車可能領域104を検出する際に、ユーザの嗜好に応じて駐車可能領域104の判定基準を変えてもよい。例えば、判定基準を所定幅よりも広くして、駐車領域検出部60が広い領域のみを駐車可能領域104として検出するようにしてもよいし、判定基準を所定幅よりも狭くして、駐車領域検出部60が狭い領域でも駐車可能領域104として検出するようにしてもよい。
この場合、演算部52は、ユーザが手動で行う駐車制御時に、カメラ30およびソナー32の情報に基づいて前後左右の空間幅を検出し、その空間幅を記憶部54に記憶しておく。そして、演算部52は、自動駐車時に、記憶部54に記憶される空間幅の平均値を判定基準として用いる。
[3.4.変形例4]
図3に示されるステップS9、ステップS10の処理において、目標駐車位置設定部64は、ユーザの嗜好に応じて目標駐車位置106を設定してもよい。例えば、目標駐車位置106を区画線102に沿って設定してもよい。
この場合、演算部52は、ユーザが手動で行う駐車制御時に、カメラ30およびソナー32の情報に基づいて駐車位置を検出し、その駐車位置を記憶部54に記憶しておく。そして、演算部52は、自動駐車時に、記憶部54に記憶される駐車位置を目標駐車位置106として用いる。
[3.5.変形例5]
駐車制御ECU20は、通信部28を介してリモコン装置やスマートフォン等の通信端末と送受信を行うようにし、通信端末から出力される駐車制御の開始指示、駐車可能領域104の選択指示、駆動力制御システム24の制御指示、制動力制御システム26の制御指示の少なくとも1つに応じて演算部52が動作するようにしてもよい。
[3.6.変形例6]
特定種別の物標は、他車両90のヒンジドアまたは建造物のドアでなく、バスまたはトラック等の大型車両であってもよい。駐車可能領域104では、普通車両が隣接する場合と大型車両が隣接する場合とで、ユーザに与える心理的な圧迫感が異なる。駐車可能領域104に隣接する大型車両が存在する場合、自車両10を大型車両から離して駐車することにより、ユーザの心理的な圧迫感を緩和することができる。
[4.実施形態から得られる技術的思想]
上記実施形態および変形例から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
本発明の第1の態様は、
自車両10の駐車制御を行う駐車制御装置12であって、
自車両10を駐車することが可能な駐車可能領域104を検出する駐車領域検出部60と、
駐車可能領域104に隣接する物標の種別を判定する物標判定部62と、
物標判定部62により、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別でないことが判定される場合とで、自車両10の目標駐車位置106を異なる位置に設定し、更に物標の種別が特定種別である場合には、物標から離間した位置に目標駐車位置106を設定する目標駐車位置設定部64と、
目標駐車位置106に向けて自車両10の操舵制御を含む車両制御行う車両制御部68と、
を備える。
上記構成によれば、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別である場合とそうでない場合とで、異なる目標駐車位置106を設定するため、自車両10をユーザの感覚にあった目標駐車位置106に駐車させることが可能となり、駐車位置に関するユーザの違和感を低減することが可能となる。
本発明の第1の態様において、
目標駐車位置設定部64は、物標判定部62により、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが判定される場合に目標駐車位置106として第1位置106aを設定し、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別でないことが判定される場合に目標駐車位置106として第2位置106bを設定してもよい。
本発明の第1の態様において、
物標と第1位置106aとの間の距離は、物標と第2位置106bとの間の距離よりも大きくてもよい。
上記構成によれば、物標が特定種別である場合に、物標が特定種別でない場合よりも自車両10と物標との離間距離dを大きくするため、自車両10と隣接する特定種別の物標とが接触するリスクを低減することができる。
本発明の第1の態様において、
特定種別の物標は、自車両10に所定距離以上接近するように開き得る開閉体(ヒンジドア)を含んでいてもよい。
上記構成によれば、開閉体(ヒンジドア)を含む物体(他車両90、建造物)を特定種別の物標と判定するため、自車両10と開閉体とが接触するリスクを適切に低減することができる。
本発明の第1の態様において、
目標駐車位置設定部64は、自車両10を駐車可能領域104内に駐車した際における自車両10と物標との間の距離(離間距離d)が閾値(距離閾値dth)以上である場合には、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であるか否かにかかわらず、自車両10の目標駐車位置106として駐車可能領域104の中心位置C0を設定してもよい。
上記構成によれば、自車両10と物標とを必要以上に離間させないため、目標駐車位置106の設定等の過剰な制御を抑制することができ、演算負荷も低減する。
本発明の第1の態様において、
目標駐車位置設定部64は、自車両10を駐車可能領域104に駐車した際における自車両10と物標との間の距離(離間距離d)が閾値(距離閾値dth)以上である場合には、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であるか否かにかかわらず、駐車可能領域104の一方の側に位置する第1物標と駐車可能領域104の他方の側に位置する第2物標との中間位置Cを自車両10の目標駐車位置106として設定してもよい。
上記構成によれば、自車両10と物標とを必要以上に離間させないため、目標駐車位置106の設定等の過剰な制御を抑制することができ、演算負荷も低減する。
本発明の第1の態様において、駐車制御装置12は、
ユーザの嗜好を記憶する記憶部54を更に備え、
目標駐車位置設定部64は、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別である場合には、物標に隣接する駐車可能領域104内に目標駐車位置106を設定するか否かを、記憶部54に記憶されたユーザの嗜好に基づいて決定してもよい。
上記構成によれば、ユーザの嗜好に合った目標駐車位置106を設定することができる。
本発明の第1の態様において、
駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが目標駐車位置106の設定前に物標判定部62によって判定される場合、目標駐車位置設定部64は、特定種別の物標に隣接する駐車可能領域104内の位置を目標駐車位置106として設定しなくてもよい。
上記構成によれば、接触の虞がある駐車可能領域104が設定されないため、接触のリスクが更に低減する。
本発明の第1の態様において、
物標判定部62により、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが目標駐車位置106の設定後に判定される場合、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106を変更してもよい。
上記構成によれば、最初に検出できなかった特定種別の物標を、後から検出し、その結果に応じて目標駐車位置106を変更するため、接触のリスクが更に低減する。
本発明の第1の態様において、駐車制御装置12は、
目標駐車位置106への自車両10の移動の達成度Acを判定する達成度判定部72を備え、
達成度判定部72により判定される達成度Acが所定程度(達成度閾値Acth)以上になった後に、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが物標判定部62により判定される場合には、目標駐車位置設定部64は、目標駐車位置106を変更しなくてもよい。
上記構成によれば、駐車制御の進捗状況に応じて目標駐車位置106の変更の要否が判定されるため、目標駐車位置106への到達直前に目標駐車位置106が変更される等の制御を抑制することができ、円滑な駐車制御を行うことができる。
本発明の第2の態様は、
自車両10の駐車制御を行う駐車制御方法であって、
駐車領域検出部60を用いて、自車両10を駐車することが可能な駐車可能領域104を検出するステップ(S2)と、
物標判定部62を用いて、駐車可能領域104に隣接する物標の種別を判定するステップ(S5)と、
目標駐車位置設定部64を用いて、物標判定部62により、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、駐車可能領域104に隣接する物標の種別が特定種別でないことが判定される場合とで、自車両10の目標駐車位置106を異なる位置に設定し、更に物標の種別が特定種別である場合には、物標から離間した位置に目標駐車位置106を設定するステップ(S9)と、
車両制御部68を用いて、目標駐車位置106に向けて自車両10の操舵制御を含む車両制御を行うステップ(S12)と、
を備える。
なお、本発明に係る駐車制御装置および駐車制御方法は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…自車両 12…駐車制御装置
54…記憶部 60…駐車領域検出部
62…物標判定部 64…目標駐車位置設定部
68…車両制御部 104…駐車可能領域
106…目標駐車位置 106a…第1位置
106b…第2位置

Claims (10)

  1. 自車両の駐車制御を行う駐車制御装置であって、
    前記自車両を駐車することが可能な駐車可能領域を検出する駐車領域検出部と、
    前記駐車可能領域に隣接する物標の種別を判定する物標判定部と、
    前記物標判定部により、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別でないことが判定される場合とで、前記自車両の目標駐車位置を異なる位置に設定し、更に前記物標の種別が前記特定種別である場合には、前記物標の種別が前記特定種別でない場合に設定される前記目標駐車位置に比べて前記物標から離間した位置に前記目標駐車位置を設定する目標駐車位置設定部と、
    前記目標駐車位置に向けて前記自車両の操舵制御を含む車両制御行う車両制御部と、
    を備え
    前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記目標駐車位置の設定後から前記目標駐車位置に前記自車両が到達するまでの間に判定される場合、前記目標駐車位置設定部は、前記目標駐車位置を変更する、駐車制御装置。
  2. 請求項1に記載の駐車制御装置であって、
    前記目標駐車位置設定部は、前記物標判定部により、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが判定される場合に前記目標駐車位置として第1位置を設定し、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別でないことが判定される場合に前記目標駐車位置として第2位置を設定する、駐車制御装置。
  3. 請求項2に記載の駐車制御装置であって、
    前記物標と前記第1位置との間の距離は、前記物標と前記第2位置との間の距離よりも大きい、駐車制御装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    前記特定種別の前記物標は、前記自車両に所定距離以上接近するように開き得る開閉体を含む、駐車制御装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    前記目標駐車位置設定部は、前記自車両を前記駐車可能領域内に駐車した際における前記自車両と前記物標との間の距離が閾値以上である場合には、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であるか否かにかかわらず、前記自車両の前記目標駐車位置として前記駐車可能領域の中心位置を設定する、駐車制御装置。
  6. 請求項1~4のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    前記目標駐車位置設定部は、前記自車両を前記駐車可能領域に駐車した際における前記自車両と前記物標との間の距離が閾値以上である場合には、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であるか否かにかかわらず、前記駐車可能領域の一方の側に位置する第1物標と前記駐車可能領域の他方の側に位置する第2物標との中間位置を前記自車両の前記目標駐車位置として設定する、駐車制御装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    ユーザの嗜好を記憶する記憶部を更に備え、
    前記目標駐車位置設定部は、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別である場合には、前記物標に隣接する前記駐車可能領域内に前記目標駐車位置を設定するか否かを、前記記憶部に記憶された前記ユーザの嗜好に基づいて決定する、駐車制御装置。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記目標駐車位置の設定前に前記物標判定部によって判定された場合、前記目標駐車位置設定部は、前記特定種別の前記物標に隣接する前記駐車可能領域内の位置を前記目標駐車位置として設定しない、駐車制御装置。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の駐車制御装置であって、
    前記目標駐車位置への前記自車両の移動の達成度を判定する達成度判定部を備え、
    前記達成度判定部により判定される前記達成度が所定程度以上になった後に、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記物標判定部により判定される場合には、前記目標駐車位置設定部は、前記目標駐車位置を変更しない、駐車制御装置。
  10. 自車両の駐車制御を行う駐車制御装置の駐車制御方法であって、
    駐車領域検出部を用いて、前記自車両を駐車することが可能な駐車可能領域を検出するステップと、
    物標判定部を用いて、前記駐車可能領域に隣接する物標の種別を判定するステップと、
    目標駐車位置設定部を用いて、前記物標判定部により、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が特定種別であることが判定される場合と、前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別でないことが判定される場合とで、前記自車両の目標駐車位置を異なる位置に設定し、更に前記物標の種別が前記特定種別である場合には、前記物標の種別が前記特定種別でない場合に設定される前記目標駐車位置に比べて前記物標から離間した位置に前記目標駐車位置を設定するステップと、
    車両制御部を用いて、前記目標駐車位置に向けて前記自車両の操舵制御を含む車両制御を行うステップと、
    含み、
    前記駐車可能領域に隣接する前記物標の種別が前記特定種別であることが前記目標駐車位置の設定後から前記目標駐車位置に前記自車両が到達するまでの間に判定される場合、前記目標駐車位置を変更する、駐車制御方法。
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