JP6776406B2 - サイネージ提示システム - Google Patents

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Description

本発明は、サイネージ提示システムに関する。
近年、自治体、企業、ショッピングモール等での電子公告、所謂デジタルサイネージが普及してきている。デジタルサイネージを表示する端末として、周囲の状況に応じて適切な詳細度で個人向け情報を表示するサイネージ端末が知られている(例えば特許文献1)。
特開2016−099920号公報
特許文献1の上記サイネージ端末では、災害等で外部のネットワークから切断された状態まで考慮されていない。特許文献1ではまた、災害情報等の配信情報をサイネージ端末及びスマートフォン等のパーソナル端末に配信すること、並びに、端末間でコンテンツ表示を連動させることは考慮されていない。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、災害等で外部のネットワークと切断された状態においてもサイネージ端末において情報を表示すること、災害情報等の一斉配信コンテンツをサイネージ端末及びパーソナル端末に配信すること、及び、端末間でコンテンツ表示を連動させることができるサイネージ提示システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係るサイネージ提示システムは、クラウド側のコンテンツマネジメントシステム(以下、クラウドCMS)と、前記クラウドCMSに第1のネットワーク経由で接続されるローカル側のコンテンツマネジメントシステム(以下、ローカルCMS)と、前記ローカルCMSに第2のネットワーク経由で接続されるサイネージ端末と、前記ローカルCMSに前記第2のネットワーク経由で接続されるゲートウェイサーバと、前記ゲートウェイサーバに接続されるパーソナル端末と、を有し、前記サイネージ端末及び前記パーソナル端末はWebブラウザを用いてコンテンツを表示し、前記クラウドCMSは、当該クラウドCMSで更新されたコンテンツを前記ローカルCMSに同期し、前記クラウドCMSと前記ローカルCMSとの間の前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSは、当該ローカルCMSに記憶された同期済みコンテンツを用いて、前記サイネージ端末及び前記パーソナル端末においてコンテンツを表示し、前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSがユーザからコンテンツの更新を受け付け、その後前記第1のネットワークの接続が回復したとき、前記クラウドCMSに記憶されるコンテンツによって前記ローカルCMSで更新されたコンテンツが上書きされて同期される。
また、上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係るサイネージ提示システムは、クラウド側のコンテンツマネジメントシステム(以下、クラウドCMS)と、前記クラウドCMSに第1のネットワーク経由で接続されるローカル側のコンテンツマネジメントシステム(以下、ローカルCMS)と、を有し、前記クラウドCMSは、当該クラウドCMSで更新されたコンテンツを前記ローカルCMSに同期し、前記クラウドCMSと前記ローカルCMSとの間の前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSは、当該ローカルCMSに記憶された同期済みコンテンツを用いて、当該ローカルCMSに第2のネットワーク経由で接続されるサイネージ端末のWebブラウザでコンテンツを表示し、前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSがユーザからコンテンツの更新を受け付け、その後前記第1のネットワークの接続が回復したとき、前記クラウドCMSに記憶されるコンテンツによって前記ローカルCMSで更新されたコンテンツが上書きされて同期される。
本発明に係るサイネージ提示システムによれば、災害等で外部のネットワークと切断された状態においてもサイネージ端末において情報を表示すること、災害情報等の一斉配信コンテンツをサイネージ端末及びパーソナル端末に配信すること、及び、端末間でコンテンツ表示を連動させることができる。
本実施形態のサイネージ提示システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 パーソナル端末がコンテンツを表示するフローを示すシーケンス図である。 パーソナル端末毎のフラグの有無を示す図である。 パーソナル端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図2Aの続きを示すシーケンス図である。 パーソナル端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 サイネージ端末がコンテンツを表示するフローを示すシーケンス図である。 サイネージ端末間、及びサイネージ端末とパーソナル端末との間でコンテンツを連動させるフローを示すシーケンス図である。 連動許可端末が登録されたときのデータ構造の一例を示す図である。 クラウドCMSとローカルCMSとの間で実行される差分同期フローを示すシーケンス図である。 クラウドCMSとローカルCMSとの間で実行される全同期フローを示すシーケンス図である。 サイネージ端末が表示するコンテンツの一斉配信処理フローを示すシーケンス図である。 コンテンツの表示スケジュールの一例を示す図である。 コンテンツの一斉配信時におけるフラグクリア処理フローを示すシーケンス図である。
図1は、本実施形態のサイネージ提示システムSの概略構成を示す機能ブロック図である。サイネージ提示システムSは緊急情報送信装置1、多言語翻訳装置2、クラウド側のコンテンツマネジメントシステム3(以下、クラウドCMS3)、ローカル側のコンテンツマネジメントシステム4(以下、ローカルCMS4)、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6、ゲートウェイサーバ7、及びパーソナル端末8を有する。以下では本実施形態のサイネージ提示システムSの各機能を説明するが、サイネージ提示システムSが備える他の機能を排除することを意図したものではない。
緊急情報送信装置1、多言語翻訳装置2、クラウドCMS3及びローカルCMS4は、第1のネットワークNW1経由で互いに通信可能に接続される。第1のネットワークNW1は例えばインターネットであるが、WAN(Wide Area Network)等であってよい。
ローカルCMS4、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びゲートウェイサーバ7は、第2のネットワークNW2経由で互いに通信可能に接続される。パーソナル端末8はゲートウェイサーバ7を介して第2のネットワークNW2と通信可能である。第2のネットワークNW2は例えばLAN(Local Area Network)等である。
緊急情報送信装置1は、任意の情報を配信する情報提供システムから情報を受信すると、当該情報に対応するコンテンツを生成して、クラウドCMS3に送信する。本実施形態では一例として、情報提供システムは、災害情報を配信するLアラートとする。コンテンツは任意のプログラミング言語、例えばHTML(HyperText Markup Language)5を用いて生成される。これにより、コンテンツは汎用的である。
多言語翻訳装置2は、クラウドCMS3が提供するコンテンツ管理画面で、ユーザから所定言語(例えば日本語)でのコンテンツを他言語(例えば英語、中国語、韓国語等)に翻訳する指示を受け付けたとき、指示された言語へコンテンツを翻訳する。本実施形態においてコンテンツとは、緊急情報送信装置1からの緊急情報であってよいし、レストランのメニュー、雑貨店の商品、店舗の広告等を示す動画又は静止画であってよい。多言語翻訳装置2は、翻訳済みコンテンツをクラウドCMS3に送信する。
クラウドCMS3はクラウド上に構築されたコンテンツ管理機能を有する。クラウドCMS3に記憶されたコンテンツは、後述する手順でローカルCMS4と同期される。
クラウドCMS3は、割込情報送受信部31、多言語翻訳情報送受信部32、クラウド−ローカル間CMS同期部33、コンテンツ管理部34、ログ管理部35、記憶部36を有する。これらの機能部は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサにより制御及び管理される。
割込情報送受信部31は、緊急情報送信装置1と通信を行うインタフェースである。
多言語翻訳情報送受信部32は、多言語翻訳装置2と通信を行うインタフェースである。
クラウド−ローカル間CMS同期部33は、ローカルCMS4と、コンテンツを後述の手順で同期する。
コンテンツ管理部34は、クラウドCMS3を操作するユーザに、表示部を介してコンテンツ管理画面を提示し、ユーザの指示に基づいて任意の情報を生成する。
ログ管理部35は、割込情報送受信部31、多言語翻訳情報送受信部32、クラウド−ローカル間CMS同期部33及びコンテンツ管理部34等が実行した動作の動作ログを記録及び管理する。
記憶部36は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されることができる。記憶部36は、ログ及びコンテンツ等の任意の情報を格納するDBを有する。記憶部36は、クラウドCMS3を動作させるためのプログラム等を記憶してよい。記憶部36は、ワークメモリとしても機能してよい。
ローカルCMS4はクラウドCMS3の配下に存在し、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8等にコンテンツを配信する。
ローカルCMS4は、割込情報送受信部41、クラウド−ローカル間CMS同期部42、コンテンツ管理部43、サブコンテンツ送受信部44、端末間メッセージ処理部45、ログ管理部46、記憶部47を有する。これらの機能部は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサにより制御及び管理される。
割込情報送受信部41は、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6又はパーソナル端末8等に緊急情報等の割込情報を配信するインタフェースである。
クラウド−ローカル間CMS同期部42は、クラウドCMS3と、コンテンツを後述の手順で同期する。
コンテンツ管理部43は、ローカルCMS4を操作するユーザに、表示部を介してコンテンツ管理画面を提示し、ユーザの指示に基づいて任意の情報を生成する。
サブコンテンツ送受信部44は、パーソナル端末8に表示させるコンテンツの生成及び配信を行う。本実施形態において表示とは、再生を含んでよい。
端末間メッセージ処理部45は、第1のサイネージ端末5と第2のサイネージ端末6との間、又は第1のサイネージ端末5(又は第2のサイネージ端末6)とパーソナル端末8との間で連動を行うための情報を送受信するインタフェースである。
ログ管理部46は、割込情報送受信部41、クラウド−ローカル間CMS同期部42、コンテンツ管理部43、サブコンテンツ送受信部44及び端末間メッセージ処理部45等が実行した動作の動作ログを記録及び管理する。
記憶部47は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されることができる。記憶部47は、ログ及びコンテンツ等の任意の情報を格納するDBを有する。記憶部47は、ローカルCMS4を動作させるためのプログラム等を記憶してよい。記憶部47は、ワークメモリとしても機能してよい。
第1のサイネージ端末5は、コンテンツ表示制御部51、端末間メッセージ処理部52及び表示部53を有する。これらの機能部は、例えばWebブラウザを用いて実現され、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサにより制御及び管理される。Webブラウザは、任意のものを利用可能である。図1においてサイネージ端末は2つのみ示されているが、1つ又は3つ以上のサイネージ端末がローカルCMS4に接続されてもよい。本実施形態の第1のサイネージ端末5は一例として、デパートに設置される電子看板である。代替例として、第1のサイネージ端末5は、ショッピングモール等の任意の建物又は街頭に設置されてよい。
コンテンツ表示制御部51は、ローカルCMS4等から配信されたコンテンツを表示部53に表示する。
端末間メッセージ処理部52は、第2のサイネージ端末6等の他のサイネージ端末又はパーソナル端末8等と、ローカルCMS4を介して任意の情報を送受信するインタフェースである。
表示部53は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ等の表示デバイス等であるが、これらに限られない。本実施形態では一例として、表示部53はタッチスクリーンとして構成され、ユーザの指又はスタイラスペンによる選択操作を受け付けることができる。選択操作は例えば、押下、タッチ、タップ、接触、近接等の操作である。
第2のサイネージ端末6はコンテンツ表示制御部61、端末間メッセージ処理部62及び表示部63を有する。コンテンツ表示制御部61、端末間メッセージ処理部62及び表示部63のハードウェア構成はコンテンツ表示制御部51、端末間メッセージ処理部52及び表示部53のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
ゲートウェイサーバ7は、第2のネットワークNW2経由でローカルCMS4に接続される。またゲートウェイサーバ7は、パーソナル端末8と有線又は無線で接続される。本実施形態では一例として、ゲートウェイサーバ7とパーソナル端末8とは無線LANで接続される。ゲートウェイサーバ7は、ローカルCMS4から受信したコンテンツをパーソナル端末8に送信する。ゲートウェイサーバ7は認証クリア機能部71を有する。
認証クリア機能部71は、例えばCaptive Portal機能等により、接続認証をクリアすることで、パーソナル端末8を、緊急情報等の一斉配信コンテンツにアクセス可能とする。Captive Portal機能は、無線LAN等の利用の際に、接続された端末を特定のページにリダイレクトさせて認証処理を行わせる機能である。
パーソナル端末8は、ユーザが所持する携帯端末であり、本実施形態ではスマートフォンである。代替例としてパーソナル端末8は例えばファブレット、タブレットPC又はフィーチャーフォン等でもよい。またパーソナル端末8は上記のものに限定されず、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、リモコン端末、携帯音楽プレイヤー、ゲーム機、電子書籍リーダ、カーナビゲーション、家電製品又は産業用機器(FA機器)等でもよい。
パーソナル端末8は、コンテンツ表示制御部81と端末間メッセージ処理部82と表示部83とを有する。これらの機能部は例えばブラウザ機能により実現され、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサにより制御及び管理される。図1においてパーソナル端末8は1つのみ示されているが、複数のパーソナル端末8がゲートウェイサーバ7に接続可能である。
コンテンツ表示制御部81は、ローカルCMS4等からゲートウェイサーバ7を介して配信されたコンテンツを表示部83に表示する。
端末間メッセージ処理部82は、第1のサイネージ端末5又は第2のサイネージ端末6と、ローカルCMS4を介して任意の情報を送受信する。
表示部83のハードウェア構成は、表示部53のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
次に図2Aを参照して、パーソナル端末8が、無線LANアクセスポイントに関する設定を受け付けたときに実行するコンテンツ表示フローを説明する。
ステップS1にてパーソナル端末8は、ユーザ操作により、第1のサイネージ端末5及び第2のサイネージ端末6から所定距離内の周辺に設置された無線LANアクセスポイントに関する設定を表示部83にて受け付けると、当該無線LANアクセスポイントに接続する。無線LANアクセスポイントはゲートウェイサーバ7に接続されている。
ステップS2にて、パーソナル端末8のコンテンツ表示制御部81は、ユーザ操作により、コンテンツ表示機能であるブラウザを起動し、情報を表示部83に表示する。このときパーソナル端末8のコンテンツ表示制御部81は、ブラウザにて閲覧されたブラウザ閲覧情報を、無線LANアクセスポイントを介してゲートウェイサーバ7に送信する。
ステップS3にてゲートウェイサーバ7の認証クリア機能部71は、ブラウザ閲覧情報を受信する。ステップS4にて認証クリア機能部71は、ゲートウェイサーバ7の記憶部を参照して、フラグの有無を判定する。フラグ「有り」の場合、認証クリア機能部71によりパーソナル端末8は認証済みである。フラグ有無の一例を図2Bに示す。
認証クリア機能部71は、フラグ「有り」と判定すると、パーソナル端末8のユーザがブラウザ上で指定したURL(Uniform Resource Locator)に対応するウェブページに対応する情報を取得し、当該情報をパーソナル端末8に送信する。これによりステップS5にてパーソナル端末8は当該情報を表示部83にて表示する。代替例として認証クリア機能部71は、フラグ「有り」と判定すると、後述する一斉配信コンテンツが存在するか否かを判定してよい。認証クリア機能部71は、存在すると判定したときには、当該フラグを「無し」に設定してよい。これにより認証クリア機能部71は、フラグ「無し」の場合の次の処理を行って、後述する一斉配信コンテンツが表示されているサイネージ端末をパーソナル端末8の利用者に知らせることが可能となる。
認証クリア機能部71は、フラグ「無し」と判定すると、ステップS6にて当該フラグを「有り」に変更して認証をクリアすると共に、ステップS7にて、ローカルCMS4が指定する所定のページにリダイレクトするようパーソナル端末8に通知する。本実施形態では、所定のページとはローカルCMS4のトップページとする。
ステップS8にて通知を受信したパーソナル端末8の端末間メッセージ処理部82は、ステップS9にて、ローカルCMS4のトップページを表示することのリクエストをローカルCMS4に送信する。
ステップS10にて、ローカルCMS4のサブコンテンツ送受信部44は、当該リクエストを受信すると、ステップS11にて、記憶部47を参照して、ローカルCMS4の記憶部47に記憶されているサイネージ端末のリストを取得する。ステップS12にてサブコンテンツ送受信部44は、当該リストをトップページ表示情報としてパーソナル端末8に送信する。このときサブコンテンツ送受信部44は、後述する一斉配信コンテンツを表示しているサイネージ端末が存在すると判定した場合には、どのサイネージ端末がそのようなサイネージ端末に該当するかを示す情報と共にトップページ表示情報をパーソナル端末8に送信する。
ステップS13にてパーソナル端末8のコンテンツ表示制御部81は、トップページ表示情報を受信すると、ステップS14にて、ブラウザを用いて表示部83に、サイネージ端末のリストを含むトップページを表示する。表示されるトップページを図2Cに示す。このとき、サイネージ端末のリストは、サイネージ端末毎に選択可能に表示される。表示部83は、一斉配信コンテンツを表示しているサイネージ端末が存在するときには、図2Cに示すように当該サイネージ端末を識別可能に表示する。識別可能であるとは、例えば、サイネージ端末の名称を赤枠で囲うことである。
続いて、図3Aを参照して図2Aの続きのフローを説明する。
パーソナル端末8の表示部83は、特定のサイネージ端末を選択するユーザ操作を受け付ける。ここでは説明の便宜のため、第1のサイネージ端末5が選択された場合を説明する。ステップS21においてパーソナル端末8は、第1のサイネージ端末5において表示可能なコンテンツの一覧を送信する旨のリクエストを、ローカルCMS4に送信する。
ローカルCMS4のサブコンテンツ送受信部44は、ステップS22にて第1のサイネージ端末5からリクエストを受信すると、ステップS23にて記憶部47より、表示可能なコンテンツの一覧の情報を取得する。ステップS24にてサブコンテンツ送受信部44は、当該一覧の情報を第1のサイネージ端末5に送信する。
ステップS25にて、第1のサイネージ端末5における表示可能なコンテンツの一覧を受信したパーソナル端末8の表示部83は、ステップS26にて、図3Bに示すように当該一覧を表示する。このとき表示可能なコンテンツは、コンテンツ毎に選択可能に表示される。ここでは一例として、表示可能なコンテンツはコンテンツA、B及びCであり、そのうちコンテンツCが選択されたとして説明する。なお表示可能コンテンツのうちに一斉配信コンテンツが含まれていれば、表示部83はそのコンテンツを識別可能に表示してよい。
コンテンツCが選択されると、ステップS27にて、パーソナル端末8の端末間メッセージ処理部82は、コンテンツCの表示リクエストをローカルCMS4に送信する。
ステップS28にて、ローカルCMS4のサブコンテンツ送受信部44は、表示リクエストを受信すると、ステップS29にてコンテンツCを記憶部47より取得し、ステップS30にてコンテンツCをパーソナル端末8に送信する。
ステップS31にてコンテンツCを受信したパーソナル端末8の表示部83は、ステップS32にてコンテンツCを表示する。
次に図4を参照して、任意のサイネージ端末(第1のサイネージ端末5又は第2のサイネージ端末6)が、ブラウザの起動操作を受け付けたときに実行するコンテンツ表示フローを説明する。
ステップS41にてサイネージ端末は、例えば起動時又はユーザ操作時に、コンテンツ表示機能であるブラウザを起動する。ステップS42にてサイネージ端末は、ブラウザ経由でローカルCMS4に、表示内容の取得リクエストを送信する。
ステップS43にてローカルCMS4のコンテンツ管理部43が、取得リクエストを受信すると、ステップS44にて記憶部47より、表示スケジュール及びコンテンツを取得する。コンテンツ管理部43は、ステップS45にて表示スケジュール及びコンテンツを第1のサイネージ端末5に送信する。
ステップS46にて第1のサイネージ端末5のコンテンツ表示制御部51は、表示スケジュール及びコンテンツを受信すると、ステップS47にて、受信した表示スケジュールを解析し、ステップS48にて当該表示スケジュールに沿ってコンテンツを表示する。
次に図5Aを参照して、サイネージ端末間、及び、サイネージ端末とパーソナル端末8との間での連動イベントのフローを説明する。このフローは、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8が、後述するイベント許可要求を送信するためのユーザ操作を任意の時点で受け付けたときに実行される。受け付けの順番は問わない。本実施形態において連動イベントとは、連動先の端末において、ユーザの趣味又は嗜好等に応じたコンテンツを連動して表示することであるが、代替例として、連動先の端末において、連動元と同一のコンテンツを表示することであってもよい。
ステップS51にて第2のサイネージ端末6の端末間メッセージ処理部62は、連動イベントを第2のサイネージ端末6で実行する許可を要求するため、連動イベント許可要求をローカルCMS4に送信する。ステップS52にて、ローカルCMS4の端末間メッセージ処理部45は、第2のサイネージ端末6から連動イベント許可要求を受信すると、ステップS53にて第2のサイネージ端末6を、例えば図5Bに示すように連動許可端末として記憶部47に登録する。
ステップS54にて端末間メッセージ処理部45は、連動イベント許可通知を第2のサイネージ端末6に送信する。ステップS55にて第2のサイネージ端末6の端末間メッセージ処理部62は、ブラウザ経由で、ローカルCMS4から連動イベント許可通知を受信する。
ステップS56乃至ステップS60では、ステップS51乃至ステップS55にて第2のサイネージ端末6の端末間メッセージ処理部62とローカルCMS4の端末間メッセージ処理部45が行った処理と同様の処理を、パーソナル端末8の端末間メッセージ処理部82とローカルCMS4の端末間メッセージ処理部45とが行う。説明は省略する。
続いて第1のサイネージ端末5の表示部53は、ステップS61にて、コンテンツAを表示する。コンテンツAには、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8とコンテンツを連動させるためのプログラミング言語が記述されている。当該プログラムは例えばJavaScript(登録商標)である。ステップS61は図4に示すステップS48に対応する。ステップS62にて、第1のサイネージ端末5の端末間メッセージ処理部52は、コンテンツA内に記述されたプログラムに基づいて、連動イベントをローカルCMS4に送信する。
ステップS63にてローカルCMS4の端末間メッセージ処理部45は、第1のサイネージ端末5から連動イベントを受信する。
ステップS64にてローカルCMS4の端末間メッセージ処理部45は、記憶部47を参照して、連動許可端末(ここでは第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8)を確認し、当該端末と通信路を設定する。端末間メッセージ処理部45は、連動イベントを当該端末に送信する。
ステップS65にて第2のサイネージ端末6の表示部63は、コンテンツBを表示する。ステップS65は図4に示すステップS48に対応する。ステップS66にて第2のサイネージ端末6の端末間メッセージ処理部62が、ローカルCMS4から連動イベントを受信すると、ステップS67にて表示部63はコンテンツBに加えて又は代えて、当該連動イベントに対応する連動コンテンツを表示する。
ステップS68にてパーソナル端末8のコンテンツ表示制御部81は、コンテンツCを表示する。ステップS68は図3Aに示すステップS32に対応する。ステップS69にてパーソナル端末8の端末間メッセージ処理部82は、ローカルCMS4から連動イベントを受信する。ステップS70にて表示部83は、コンテンツCに加えて又は代えて、当該連動イベントに対応する連動コンテンツを表示する。
上述の通り、ステップS51及びステップS56では、連動イベント許可要求はコンテンツB及びCの表示前に送信されるが、代替例として、コンテンツB及びCの表示後に送信されてもよい。
次に図6を参照して、クラウドCMS3とローカルCMS4との間で実行される差分同期フローを説明する。差分同期フローは、ユーザからコンテンツの更新を受け付けてから所定時間以内に実行される。更新は例えば、追加、削除、編集等を含む。ここでの差分同期とは、クラウドCMS3がユーザから、記憶部36に記憶されたコンテンツの更新を受け付けたとき、当該更新後の内容と、ローカルCMS4の記憶部47に記憶されたコンテンツとの差分を同期するものである。これによりクラウドCMS3とローカルCMS4との間でコンテンツは同一に維持される。
ステップS81にてクラウドCMS3のコンテンツ管理部34は、ユーザから、各サイネージ端末で表示されるコンテンツの情報更新を受け付ける。コンテンツ管理部34は、クラウドCMS3に接続された全てのローカルCMS4に記憶されるコンテンツを確認する。このときのローカルCMS4に記憶されるコンテンツとは、前回の同期時に同期された内容である。ステップS82にてコンテンツ管理部34は、前回の同期時に同期された内容と、更新後との間の差分部分を差分同期データとして抽出する。
ステップS83にてクラウドCMS3のクラウド−ローカル間CMS同期部33は、クラウドCMS3に接続された全てのローカルCMS4に、抽出された差分同期データを送信する。
ローカルCMS4のクラウド−ローカル間CMS同期部42は、ステップS84にてクラウドCMS3から差分同期データを受信する。コンテンツ管理部43は、ステップS85にて当該差分同期データを記憶部47に記憶する。これにより、クラウドCMS3とローカルCMS4との間で、コンテンツは同期される。
ステップS86にてローカルCMS4のクラウド−ローカル間CMS同期部42は、差分同期の結果をクラウドCMS3に送信し、ステップS87にて当該結果を記憶部36に記憶する。
ステップS88にてクラウドCMS3のクラウド−ローカル間CMS同期部33は、差分同期の結果を受信すると、ステップS89にて記憶部36に記憶する。
次に図7を参照して、クラウドCMS3とローカルCMS4との間での全同期フローを説明する。本実施形態の全同期は、ローカルCMS4が第1のネットワークNW1から切断された状態で、ユーザがローカルCMS4に記憶されたコンテンツを編集した後にローカルCMS4と第1のネットワークNW1との間のネットワークの接続が回復し、再度の同期を行う必要が生じた場合にユーザ指示により実行される。
ステップS91にてクラウドCMS3のコンテンツ管理部34は、コンテンツ管理部34のUI(User Interface)上で、ユーザより、全同期の対象となるローカルCMS4の選択と共に全同期指示を受け付ける。ステップS92にてコンテンツ管理部34は、全同期の対象となるデータを記憶部36から取得する。本実施形態では一例として、コンテンツ管理部34は、取得されたデータをZIP形式により圧縮する。
ステップS93にてクラウドCMS3のクラウド−ローカル間CMS同期部33は、全同期の対象となる全てのローカルCMS4に通知を送信する。当該通知は例えばPush通知である。
ステップS94にてローカルCMS4のクラウド−ローカル間CMS同期部42は、ローカルCMS4から通知を受信する。ステップS95にてクラウド−ローカル間CMS同期部42は、クラウドCMS3へ、全同期データのダウンロード要求を送信する。
ステップS96にてクラウドCMS3のクラウド−ローカル間CMS同期部33は、全同期対象の全てのローカルCMS4から全同期データのダウンロード要求を受信すると、ステップS97にて、ZIP形式で圧縮された全同期データを、全同期対象の全てのローカルCMS4に送信する。ZIP形式で圧縮するか否かは任意である。
ステップS98にてローカルCMS4のクラウド−ローカル間CMS同期部42は、クラウド−ローカル間CMS同期部33から全同期データを受信すると、ステップS99にて、ZIP形式で圧縮された同期データを解凍する。ステップS100にてコンテンツ管理部43は、解凍された全同期データを記憶部47に記憶する。この結果、クラウドCMS3に記憶されるコンテンツによって、ローカルCMS4で更新されたコンテンツが上書きされて、同期が完了する。ステップS101にてローカルCMS4のクラウド−ローカル間CMS同期部42は、クラウドCMS3へ、全同期処理の結果を送信する。
ステップS102にてクラウドCMS3のクラウド−ローカル間CMS同期部33は、ローカルCMS4から同期処理の結果を受信し、記憶部36に記憶する。
次に図8Aを参照して、Lアラートから災害情報を受信したときのフローを説明する。
ステップS111にてクラウドCMS3の割込情報送受信部31は、任意の時点で緊急情報送信装置1に認証要求を送信する。緊急情報送信装置1は、ステップS112にてクラウドCMS3から認証要求を受信すると、ステップS113にて認証処理を実行し、ステップS114にて認証結果をクラウドCMS3に送信する。
クラウドCMS3の割込情報送受信部31は、ステップS115にて緊急情報送信装置1から認証結果を受信する。
緊急情報送信装置1が、ステップS116にてLアラートから災害情報を受信すると(ステップS116のYes)、ステップS117にて元コンテンツと、当該元コンテンツからのリンク先コンテンツとの両方を、例えばZIP圧縮形式で圧縮して一斉配信コンテンツを生成する。
ステップS116にて緊急情報送信装置1がLアラートから災害情報を受信したときの代替例として、緊急情報送信装置1は、ステップS117にて元コンテンツと、当該元コンテンツからのリンク先URLとをセットにして一斉配信コンテンツを生成してもよい。このとき、リンク先URLは、緊急情報送信装置1に格納されたコンテンツに対応するよう設定される。
ステップS118にて緊急情報送信装置1は、クラウドCMS3に通知を送信する。本実施形態では一例として、通知はPush通知とする。
ステップS119にてクラウドCMS3の割込情報送受信部31は、緊急情報送信装置1からPush通知を受信すると、ステップS120にて一斉配信コンテンツの取得要求を緊急情報送信装置1に送信する。
ステップS121にて緊急情報送信装置1は、クラウドCMS3から、一斉配信コンテンツの取得要求を受信すると、ステップS122にてクラウドCMS3に一斉配信コンテンツを送信する。
ステップS123にてクラウドCMS3の割込情報送受信部31は、緊急情報送信装置1から一斉配信コンテンツを受信し、ステップS124にて記憶部36に記憶する。ステップS125にてクラウド−ローカル間CMS同期部33は、クラウドCMS3とローカルCMS4との間で差分同期処理を実行する。これにより、一斉配信コンテンツはローカルCMS4の記憶部47に記憶される。
ステップS126にてローカルCMS4の割込情報送受信部41は、パーソナル端末8についてのフラグを「無し」へとクリアするフラグクリア要求をゲートウェイサーバ7に送信する。
ステップS127にてローカルCMS4のコンテンツ管理部43は、一斉配信コンテンツを各サイネージ端末(本実施形態において、第1のサイネージ端末5及び第2のサイネージ端末6)で所定時間以内に(即座に)表示するためのスケジュールを作成し、ステップS128にて各サイネージ端末に送信する。スケジュールの一例を図8Bに示す。
ステップS129にて第1のサイネージ端末5のコンテンツ表示制御部51及び第2のサイネージ端末6のコンテンツ表示制御部61は表示スケジュールを受信すると、ステップS130にてローカルCMS4へ一斉配信コンテンツの取得要求を送信する。
ステップS131にてローカルCMS4のコンテンツ管理部43は、第1のサイネージ端末5及び第2のサイネージ端末6から、一斉配信コンテンツの取得要求を受信すると、ステップS132にて第1のサイネージ端末5及び第2のサイネージ端末6へ一斉配信コンテンツを送信する。
ステップS133にて第1のサイネージ端末5のコンテンツ表示制御部51及び第2のサイネージ端末6のコンテンツ表示制御部61は共に、ローカルCMS4から一斉配信コンテンツを受信すると、一斉配信コンテンツがZIP圧縮されている場合にはステップS134にて当該一斉配信コンテンツを解凍してコンテンツを表示する。他方で、元コンテンツとリンク先URLとがセットになった一斉配信コンテンツの場合には、ステップS134にてコンテンツ表示制御部51及びコンテンツ表示制御部61は、ローカルCMS4から一斉配信コンテンツを受信すると、元コンテンツを表示すると共に、当該リンク先URLにアクセスして、緊急情報送信装置1からリンク先コンテンツを取得してユーザからの要求に応じて表示する。
次に図9を参照して、任意のコンテンツの一斉配信時におけるフラグクリア処理を説明する。この処理は、災害情報等が一斉配信されたときに、パーソナル端末8を所有するユーザに一斉配信コンテンツが存在することを気づかせ閲覧させるための処理である。
ステップS141にてローカルCMS4の割込情報送受信部41は、ゲートウェイサーバ7にフラグクリア要求を送信する。ステップS141は図8AのステップS126に対応する。
ステップS142にてゲートウェイサーバ7の認証クリア機能部71は、ローカルCMS4からフラグクリア要求を受信すると、ステップS143に呼び出し元であるローカルCMS4の妥当性を確認し、妥当であれば(ステップS143のYes)ステップS144にてフラグのクリアを実行する。
認証クリア機能部71は、フラグのクリアが完了すると、ステップS145にて、ローカルCMS4へフラグクリア完了通知を送信する。
ステップS146にてローカルCMS4の割込情報送受信部41は、ゲートウェイサーバ7からフラグクリア完了通知を受信する。
フラグクリアが完了した状態でパーソナル端末8が、ユーザ操作に応じてブラウザを起動した場合、図2AのステップS2に示すようにパーソナル端末8は、ブラウザ閲覧情報をゲートウェイサーバ7に送信する。その後、図2AのステップS3以降の処理が実行される。ステップS4にてゲートウェイサーバ7は、パーソナル端末8についてのフラグが「無し」と判定するため、サイネージ提示システムSではステップS6乃至ステップS12が実行される。この結果、表示部83はトップページを表示する。ステップS14に記載のように、当該トップページでは、一斉配信コンテンツを配信しているサイネージ端末が表示され、以降、パーソナル端末8は、図3Aに示すステップS21乃至32の処理を実行し、一斉配信コンテンツを表示可能である。結果として、一斉配信コンテンツは第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8に送信可能である。
本実施形態によれば、クラウドCMS3とローカルCMS4との間でコンテンツは同期され、第1のネットワークNW1が切断された場合でも、ローカルCMS4に記憶された同期済みコンテンツを用いて、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8においてコンテンツを表示可能である。したがって、災害等で第1のネットワークNW1が切断された状態においてもサイネージ端末において情報を表示することができる。また、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8はローカルCMS4に直接又は間接的に接続されているため、例えば自治体等から配信される災害情報等の一斉配信コンテンツをサイネージ端末及びスマートフォン等のパーソナル端末8に配信することと、端末間でコンテンツ表示を連動させることを行うことができる。更に、コンテンツ表示を、専用アプリではなくWebブラウザを用いて行うことで、当該コンテンツを専用アプリに特化して作成する必要が無いため、コンテンツは汎用性を有する。
また本実施形態によれば、第1のネットワークNW1が切断された状態において、ローカルCMS4がユーザからコンテンツの更新を受け付け、第1のネットワークNW1の接続がその後回復したとき、クラウドCMS3に記憶されるコンテンツによってローカルCMS4で更新されたコンテンツが上書きされて同期される。このため、クラウドCMS3に記憶されるコンテンツを、全てのローカルCMS4のコンテンツと同一として一貫性を保つことができる。
また本実施形態によれば、クラウドCMS3は、所定の情報を受信すると、ローカルCMS4を経由して当該所定の情報を一斉配信コンテンツとして第1のサイネージ端末5及び第2のサイネージ端末6に配信すると共に、パーソナル端末8にも一斉配信コンテンツを送信する。このため、例えば緊急情報等の重要な情報を、全ての端末に共有することができる。
また本実施形態によれば、一斉配信コンテンツは、クラウドCMS3とローカルCMS4との間で、元コンテンツと、当該元コンテンツからのリンク先コンテンツとを含むファイルとして同期される。このため、配信後に災害等によりローカルCMS4が第1のネットワークNW1から切断されても、各サイネージ端末で確実に元コンテンツとリンク先コンテンツとを表示することができる。
また本実施形態によれば、一斉配信コンテンツは、クラウドCMS3とローカルCMS4との間で、元コンテンツと、元コンテンツからのリンク先URLとを含むファイルとして同期される。このためリンク先URLに対応するコンテンツが、比較的重要でなく、ローカルCMS4が第1のネットワークNW1から切断されているときに各サイネージ端末で表示する必要が必ずしもなければ、一斉配信コンテンツのデータ容量を低減することができる。
また本実施形態によれば、パーソナル端末8がゲートウェイサーバ7にアクセスする際、ゲートウェイサーバ7はフラグの有無に基づいて、パーソナル端末8で表示可能なコンテンツを配信するサイネージ端末の一覧を送信するか、当該パーソナル端末8で受け付けたURLに対応するページの閲覧を許可するかを判定する。このため、状況に応じて、パーソナル端末8の表示部83での表示内容を制御することができる。
また本実施形態によれば、パーソナル端末8においてサイネージ端末の一覧が提示された場合、パーソナル端末8は、一斉配信コンテンツを表示しているサイネージ端末を識別可能に表示する。このため、パーソナル端末8のユーザが一斉配信コンテンツを見逃すおそれを低減することができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明されている。しかし本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
クラウドCMS3、ローカルCMS4、第1のサイネージ端末5、第2のサイネージ端末6及びパーソナル端末8をコンピュータで構成する場合、各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの内部又は外部の記憶手段に格納しておき、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。また、このようなプログラムは、例えばDVD又はCD−ROM等の可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶手段に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶手段に格納することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい
1 緊急情報送信装置
2 多言語翻訳装置
3 クラウドCMS
31 割込情報送受信部
32 多言語翻訳情報送受信部
33 クラウド−ローカル間CMS同期部
34 コンテンツ管理部
35 ログ管理部
36 記憶部
4 ローカルCMS
41 割込情報送受信部
42 クラウド−ローカル間CMS同期部
43 コンテンツ管理部
44 サブコンテンツ送受信部
45 端末間メッセージ処理部
46 ログ管理部
47 記憶部
5 第1のサイネージ端末
51 コンテンツ表示制御部
52 端末間メッセージ処理部
53 表示部
6 第2のサイネージ端末
61 コンテンツ表示制御部
62 端末間メッセージ処理部
63 表示部
7 ゲートウェイサーバ
71 認証クリア機能部
8 パーソナル端末
81 コンテンツ表示制御部
82 端末間メッセージ処理部
83 表示部
S サイネージ提示システム
NW1 第1のネットワーク
NW2 第2のネットワーク

Claims (2)

  1. クラウド側のコンテンツマネジメントシステム(以下、クラウドCMS)と、
    前記クラウドCMSに第1のネットワーク経由で接続されるローカル側のコンテンツマネジメントシステム(以下、ローカルCMS)と、
    前記ローカルCMSに第2のネットワーク経由で接続されるサイネージ端末と、
    前記ローカルCMSに前記第2のネットワーク経由で接続されるゲートウェイサーバと、
    前記ゲートウェイサーバに接続されるパーソナル端末と、
    を有し、
    前記サイネージ端末及び前記パーソナル端末はWebブラウザを用いてコンテンツを表示し、
    前記クラウドCMSは、当該クラウドCMSで更新されたコンテンツを前記ローカルCMSに同期し、
    前記クラウドCMSと前記ローカルCMSとの間の前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSは、当該ローカルCMSに記憶された同期済みコンテンツを用いて、前記サイネージ端末及び前記パーソナル端末においてコンテンツを表示し、
    前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSがユーザからコンテンツの更新を受け付け、その後前記第1のネットワークの接続が回復したとき、前記クラウドCMSに記憶されるコンテンツによって前記ローカルCMSで更新されたコンテンツが上書きされて同期される、
    サイネージ提示システム。
  2. クラウド側のコンテンツマネジメントシステム(以下、クラウドCMS)と、
    前記クラウドCMSに第1のネットワーク経由で接続されるローカル側のコンテンツマネジメントシステム(以下、ローカルCMS)と、
    を有し、
    前記クラウドCMSは、当該クラウドCMSで更新されたコンテンツを前記ローカルCMSに同期し、
    前記クラウドCMSと前記ローカルCMSとの間の前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSは、当該ローカルCMSに記憶された同期済みコン
    テンツを用いて、当該ローカルCMSに第2のネットワーク経由で接続されるサイネージ端末のWebブラウザでコンテンツを表示し、
    前記第1のネットワークが切断された状態において、前記ローカルCMSがユーザからコンテンツの更新を受け付け、その後前記第1のネットワークの接続が回復したとき、前記クラウドCMSに記憶されるコンテンツによって前記ローカルCMSで更新されたコンテンツが上書きされて同期される、
    サイネージ提示システム。
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