JP2006084922A - 広告表示装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告情報提供者が広告を配信しても、気づいてもらえなかったり、忘れてしまったりして広告情報提供者がユーザに期待する行動をユーザが取らない場合がある。
【解決手段】特定の期間内にユーザが行動を起こすことにより広告情報提供者もしくはユーザに利益が生じるような広告情報を提供する場合、ユーザの行動が期待される日時以前にはバナー広告21によりその行動を促すような広告情報を常時提示して、ユーザに行動を起こす猶予期間を与えると共に、その特定の日時になった時にはポップアップ広告22を表示してユーザの注意を促すことで、ユーザに期待通りの行動を確実に行わせる。
【選択図】図5

Description

本発明は、広告を表示する広告表示装置に関するものである。
近年ネットワーク技術の普及により、インターネットを通じて情報を配信する際に、広告情報も共に配信し、宣伝効果を高めるという手法は、多くの場面おいて採用されている。そのような広告には、例えばパソコンのWEBブラウザを利用し、ある時間になる、もしくはあるページを開くと自動的にポップアップウィンドウが前面に表示され、その子ウィンドウの中に広告クライアントの情報ページへリンクが張られているようなものや、テレビ等の情報表示画面の一部を広告表示用の領域として利用し、バナー広告を表示する(特許文献1、2)等の技術が提示されている。
この場合、前者においてはWEBブラウザを使用しているので、端末を起動し、ユーザの操作にてコンテンツが表示されていることを前提としている。また、特許文献1、2においては、日常の生活において、常に意識を持って見ているテレビという画面の一部に常に広告を表示することにより、その認知効果を高めるものである。
このような技術は、パソコンやコンビニのPOSシステム、銀行のATMを始めとし、ネットワークに接続された洗濯機や電子レンジ、ガスメータやセキュリティセンサなどの家庭用機器を制御する情報端末(特許文献3)へも応用可能であり、とりわけ特許文献3内で使用されている情報端末(文献内のホーム端末)は、常時通電を基本とし、常にユーザの目の届く範囲に設定されていることを前提としているので、特許文献3にて扱われるような我々の身近にある情報端末に広告を表示する、特に文献1〜2で示されるようなインターネット広告を表示することは非常に広告効果を高めるものとして注目を浴びてきている。
特開2001−045444号公報 特開2003−304464号公報 特開2002−092767号公報
しかしながら、前記従来の技術にてユーザに提供する広告情報が特定の日時に何らかのユーザの行動を期待するものであった場合、例えばタイムセールやチケット申し込みの情報であるなど、買い物に行く、チケットを申し込むといったユーザの行動を期待し、尚且つその行動はある期間内のみ有益(タイムセールが午後5時から8時までである、チケットの申し込みは朝10時以降の受け付けである等)であるような広告情報であった場合には、前記従来の技術におけるバナー広告では、広告を表示する領域が小さく、充分な広告情報を提供することが出来ないので、充分にユーザの気を惹くことができない。また、指定時刻までにユーザがバナーを押下しなければユーザに詳細な情報を提供することができない。そして、指定時刻以前にユーザが広告情報の詳細を閲覧していたか否かに関わらず、ユーザが指定時刻(タイムセールの開始時間、チケット受付開始時間等)を忘れてしまった場合には、ユーザは行動を起こすことができず、広告情報が広告主の意図する役割を充分に果たすことができない。
また、ユーザの気を惹く為に前記従来の技術におけるポップアップ広告を用いた場合には、ユーザにとっては、指定時刻が近づいてきた間際に広告を突然提示されることになり、提示された広告情報がユーザのスケジュール調整等の準備期間を必要とするものであった場合、ユーザは情報を提供されても、それを生かすことができない。タイムセール情報を例にとると、タイムセールの当日に「本日全品3割引!」と情報を提示されても、ユーザはすでに前日に同じ物を購入していたということも起こり得る。このため、ユーザは情報提供者が望む「買い物に行く」という行動をとることが出来ず、また、ユーザも「同じ物を安く買う」という行動をとることができないので、提供される広告を充分に活用することができないという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の広告表示装置は、時刻を計時する時刻計時手段と、広告情報を保持する記憶手段と、特定の日時を対象とした広告情報のスケジュール管理を行うスケジュール管理手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにバナー広告を生成するバナー広告生成手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにポップアップ広告を生成するポップアップ広告生成手段と、前記各広告生成手段にて生成された広告を表示する広告表示手段を備え、前記特定の日時以前であればバナー広告を表示し、以後であればポップアップ広告を表示するものである。
本発明の広告表示装置は、特定の期間内にユーザが行動を起こすことにより広告情報提供者もしくはユーザに利益が生じるような広告情報を提供する場合、ユーザの行動が期待される日時以前にはバナー広告によりその行動を促すような広告情報を常時提示して、ユーザにその行動を起こすまでの猶予期間を与えると共に、その特定の日時になった時にはポップアップ広告を表示してユーザの注意を促すことで、ユーザに期待通りの行動を確実に行わせるものである。
これにより、例えば提供する情報が映画情報を例にとると、映画公開日前にはバナー広告にて映画予告や前売り券申し込み受付等の情報を提供しておき、映画公開日当日には「○×映画館にて本日から上映開始!!上映スケジュールは…」とポップアップ広告で注意を促す。すると、ユーザは、事前にバナー広告によってどのような映画がいつから上映されるという情報を手に入れることが出来、自身のスケジュールを調整したり、友達を誘ったりするなどの事前準備をすることが出来ると共に、映画公開日当日のポップアップ広告によって、確実に「映画を見に行く」という行動をとることが出来る。
また、前記情報端末を、特許文献3に示されるようなホーム端末に適用する場合には、常時通電されている、常にユーザの目の届く範囲に設定されているという使用条件が加わり、また、対象ユーザが特定されたグループであることから、誕生日や記念日、納金日といったユーザの個人情報に基づいた情報に対して設定される事柄に対しても、バナー広告で事前に提示することにより、「もうすぐ息子の誕生日だから○日までにプレゼントを用意しなきゃ。」「あと3日で支払い期限が過ぎるから、銀行からお金を下ろしてこなきゃ」といった準備期間を与える事が出来ると共に、当日のポップアップ広告にて「今日は息子の誕生日だから早く帰るように言わなきゃ」「今日は提出日だから子供にお金を持たせなきゃ」等、確実に行動を起こさせることが可能となるので、ユーザへより利便性の高い情報端末を提供することが出来る。
本願第1の発明は、時刻を計時する時刻計時手段と、広告情報を保持する記憶手段と、特定の日時を対象とした広告情報のスケジュール管理を行うスケジュール管理手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにバナー広告を生成するバナー広告生成手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにポップアップ広告を生成するポップアップ広告生成手段と、前記各広告生成手段にて生成された広告を表示する広告表示手段を備え、前記特定の日時以前であればバナー広告を表示し、以後であればポップアップ広告を表示するものである。
これにより、特定の期間内にユーザが行動を起こすことにより広告情報提供者もしくはユーザに利益が生じるような広告情報を提供する場合、ユーザの行動が期待される日時以前にはバナー広告によりその行動を促すような広告情報を常時提示して、ユーザに行動を起こす猶予期間を与えると共に、その特定の日時になった時にはポップアップ広告を表示してユーザの注意を促すことで、ユーザに期待通りの行動を確実に行わせることが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明の広告表示装置において、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段を備え、前記記憶手段に記憶する広告情報をサーバから取得するものであり、これにより、サーバから広告表示用のデータをダウンロードすることが可能となるので、広告クライアントの要望やユーザの嗜好に応じて様々な広告をユーザに提供することが可能となる。
第3の発明は、第1または2の発明の広告表示装置において、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、表示装置自身の時刻を変更する時刻変更手段を備えるものであり、これにより、サーバと前記広告表示装置の時刻を一致させることが出来、サーバが意図したスケジュール時刻に正確に広告を操作することが可能となる。
第4の発明は、第1〜3いずれか1つの発明の広告表示装置において、前記広告情報を外部より設定する広告情報入力手段を備え、外部からの入力により広告スケジュールを設定するものであり、これにより、誕生日などの記念日や、自分の予定などユーザ個人的な予定やユーザが必要とする情報を設定し、バナー広告とポップアップ広告により、その情報を提示することができる。
第5の発明は、第1〜4いずれか1つの発明の広告表示装置において、前記バナー広告生成手段にて生成されるバナー広告にカウントダウン情報を含んだものであり、これにより、特定の日時までの猶予期間をより明確にユーザに提示することが可能となる。
第6の発明は、第2の発明の広告表示装置において、前記記憶手段に記憶する広告情報をサーバから定期的に取得するものであり、一定期間内のデータをまとめて前記広告表示装置に保持するので、ネットワーク異常によりサーバに接続不能となったときにも、広告データを確実に操作することが可能となる。
第7の発明は、第1〜6いずれかの発明の広告表示装置において、前記広告表示手段にて広告を表示する画面は情報端末の情報表示画面を兼ね、表示される情報は前記情報端末の操作制御画面もしくは情報端末と通信する機器の制御画面であることを特徴としたものであり、制御用アイコンや設定用アイコン等のユーザの操作を必要とする画面と同一画面に広告が配置されていた場合に、通常は省スペースなバナー広告を表示することにより、重要な情報が隠されてしまったり、邪魔な広告によって操作を誤ったりしてしまうという状況を避けることが出来るので、操作性を向上させると共に、ユーザの不快感を軽減させる。また重要な情報はポップアップ広告を表示することによりユーザに確実に知らせることができる。
第8の発明は、第1〜7のいずれかに記載の広告表示装置にて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、この構成によれば、プログラムであるのでマイコンなどのハードリソースを協働させて、本発明の制御システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いて、プログラムを配信したりすることでプログラムの配布を容易とすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、ネットワークを通じて情報配信サーバと通信し、メールやニュース等の情報の送受信を行い、受信した情報を表示すると共に、電子レンジや洗濯機、ガス保安端末、侵入検知センサのような生活保安端末といった家庭内機器群とも通信を行い、各機器の制御を行う機能を備えたホームネットワークシステムにおける情報端末に、本発明の広告表示装置を搭載した場合を例にとり説明を続ける。情報端末に広告表示装置を搭載しているので、以下に記す「情報端末」は、本発明の広告表示装置と同義とする。また、以下情報配信サーバは、広告情報を配信するサーバも兼ねているとし、簡単の為、あわせて「サーバ」と呼ぶこととする。情報配信サーバと広告情報を配信するサーバは必ずしも一致する必要はない。
図1にシステムの構成例を示す。
広告情報を配信するサーバ1とネットワーク5を介して接続された情報端末2は、サーバから取得した情報を表示する情報端末としての機能と共に、無線や電灯線、電話線等々の通信機能を利用し、家庭内領域3に設置されたネットワーク機器群4と通信制御を行うという制御端末としての側面を併せ持つ。ネットワーク機器群4の代表的な例としては、ガスメータの使用量を検知したり、ガスの異常を検知し報知する機能を有したガス保安端末4Aや、ネットワークを通じて取得したレシピを送信し、その手順に従い調理を行い、その経過や終了を報知するネットワーク対応電子レンジ4B、洗濯乾燥動作を遠隔から制御し、その終了を報知するネットワーク対応洗濯乾燥機4C、ドアの開閉や、人の侵入を検知し報知したり、何らかの緊急事態が発生した時にその旨を通知したりする生活保安端末4Dなどがあげられる。
このようにホームネットワークシステムに使用される情報端末は、制御機能を備えた情報端末ということで、機器異常や機器からの通知を報知する機能を備えており、その性質から、常時通電され、ユーザ(ここでは環境を家庭内と仮定するので、家庭内に生活する家人を指す)の目につく場所に設置されているものであると定義する。そして、その情報端末に表示される情報は、一般的に配信される情報から、情報端末が設置されている地域に限定された情報、家人の個人情報を含めた固有の情報まで多岐にわたっている。そのため、不特定多数に配信される情報から対象を限定した情報まで幅広情報を提供することが出来、広告情報を配信する情報端末として、十二分に条件を満たしている。
しかし、情報を表示するのみならず、機器群4の制御を行う為の画面を表示しなければならないため、通常時に広告情報を表示する場所は、提供する情報を覆い隠さなく、操作の邪魔にならない領域に限られる。そこで、情報端末操作用アイコンを6つ並べると仮定し、通常時はその操作を妨げない様に、画面右上10分の1程の領域に、常にバナー広告を表示するものとする。この領域設定は、情報端末の持つ機能等に大きく左右されるので、これにより本発明が限定されるものではない。
図2に本発明情報端末の内部構成例を示す。本情報端末2は、前述のサーバ1と通信する通信手段10、時刻変更手段11、時刻を計時する時刻計時手段12、記憶手段13に加え、スケジュール管理手段14、バナー広告生成手段15、ポップアップ広告生成手段16、広告表示手段17を持つ。ここで、広告表示手段17は、情報端末の表示部を兼ねる為、広告情報の他にも、サーバから配信される生活情報や、ネットワーク機器群4の状態情報や、ネットワーク機器群4を制御するための制御情報も同一画面に表示される。
ここでは、全ての情報が同一画面に表示されるものとして説明を続けるが、広告表示装置が表示する広告情報と、情報端末としての表示機能が表示するこれらの情報は、別画面に表示されても構わないし、別々の表示手段によって表示されても構わない。
情報端末2は、起動時と、起動後定期的(たとえば1日に1回)にサーバ1から時刻情報を受信し、その時刻情報を元に、時刻変更手段11にて時刻計時手段12の時計をサーバと一致させる機能を備える。このため、本情報端末と、サーバの時刻が大幅にずれてしまうことを防ぐことが出来、サーバで指定した通りの時刻に正確に広告を表示することができる。
広告情報は、広告表示手段17に表示する広告画像情報と、広告情報に含まれる時間情報を記した広告設定情報から構成され、この二つの情報を合わせたものが1つの広告単位として記憶手段13に保存される。記憶手段13に保存された広告情報は、スケジュール管理手段14によって管理され、現在が広告設定情報に設定されている日時以前、つまりユーザに情報を与えて目的の行動を起こさせるまでの猶予期間であれば、バナー広告生成手段15によりバナー広告として広告表示手段17に表示され、広告設定情報に設定されている日時であれば、ポップアップ広告生成手段16によりポップアップ広告として広告表示手段17に表示される。
記憶手段13に保存される広告情報は、予め記憶手段13に設定されている場合もあるが、広告情報入力手段18による外部からの入力も可能であり、ネットワークを介してサーバより広告情報を送信する、ユーザや管理者が端末を操作し広告情報を入力する等によって、情報端末を設置した後でも容易に新しい広告を設定することが出来る。
図3に、動作シーケンスを示す。ここでは、ネットワークを介して広告情報を受信する場合について述べる。S1にて通信手段10にて広告情報を受信した情報端末2は、広告情報入力手段18にて記憶手段13に広告情報を記憶し(S2)、広告情報中の広告設定情報よりスケジュールを読み込む(S3)。このときに、スケジュール管理手段14は時刻計時手段12に時刻を問い合わせ、読み込んだスケジュールが広告表示期間を過ぎていないかどうかをチェックし(S4)、広告表示期間を過ぎていたものは削除する、もしくは削除用の領域に移動し、削除するタイミングに合わせて削除する(S5)。
広告表示期間内であれば、スケジュール管理手段14にてスケジュールを設定(S6)する。そして、時刻計時手段12に定期的に時刻を問い合わせ(S7)、表示時刻以前であればバナー広告生成手段15によりバナー広告を生成させ(S8)、広告表示手段17にて表示する(S9)。表示時刻になったら、ポップアップ広告生成手段16によりポップアップ広告を生成させ(S10)、広告表示手段17にて表示する(S11)。ポップアップ広告を表示した場合には、表示終了時刻を時刻計時手段12に問い合わせ(S12)、終了時刻になったら表示を消去する(S13)。
本シーケンスでは、表示時刻、終了時刻共に定期的に時刻計時手段12に問い合わせているが、これは、スケジュール管理手段14が時刻計時手段12に時刻を登録し、時刻になったら時刻計時手段12からスケジュール管理手段14に通知がくる処理を使用しても同様である。
図4に、広告設定情報例を示す。本図では、簡単の為、ファイル形式で保存した場合を例にとり説明するが、保存の為のデータ形式はこれに限らない。
図4に示すように広告設定情報には例えば「広告形態」「広告ID」「表示時刻」「表示期限」「表示サイズ」「表示位置座標」「表示優先度」等のデータが設定され、その後には、バナー広告として表示すべき画像ファイル名とその画像のリンク先URL、そしてポップアップ広告として表示する画像のファイル名(リンク先URLでも可)が設定される。そして、「広告形態」をタグとして、2つのタグ(もしくはファイルの終端)に挟まれたデータを広告1つ分のデータと認識する。
「広告形態」では、バナー広告として指定された画像をどのような間隔で切り替えるかを設定する。例えばHOUR=一時間ごとに表示、DAY=一日ごとに表示、WEEK=一週間ごとに表示という設定になる。「広告ID」は、各広告を識別する為に用いられる。「表示時刻」は、ユーザに行動を促す為のポップアップ広告を表示する時刻であり、この時刻になったら、ポップアップ広告用に設定されている画像ファイル(あるいはリンク先URL)を表示する。そして「表示期限」になった時にポップアップ広告を終了する。「表示サイズ」「表示位置座標」によって画面内どの位置にどのくらいの大きさで表示するかを指定する。「表示優先度」では、広告情報の他にも制御用情報や、機器群4からの報知情報が表示されている場合に、どこまで広告情報を優先して前面に表示するかを指定する。このことにより、広告情報よりも優先度の高い情報(例えばガス異常の報知、緊急事態発生時の報知といった緊急度の高い情報等)が表示されている場合には広告は前面には表示されないので、本来の情報端末としての機能を侵害することはない。
設定項目もこれらに限られたものではなく、必要に応じて項目数を増やしたり、減らしたりすることは可能である。これらの情報は、サーバに広告が登録された時に1件1件サーバから送信して設定することも可能だが、定期的に情報端末2より問い合わせを行い、その時にサーバに登録されているデータをまとめてダウンロードすることもできる。定期的にダウンロードする場合には、通信回数を減らすことが出来ると共に、数件まとめてダウンロードすることになるので、ネットワーク異常によりデータをダウンロードできなくなる可能性を低減できる。
図5に本発明を利用して広告を表示した画面例を示す。ここでは、アルスーパーというスーパーのタイムセール情報を広告として配信する場合を例にとる。
アルスーパーでは、11月15、16日と期間限定で午後5時よりタイムセールを行う為、5日前よりその旨を通知する広告を表示し、11月15、16日には午後4時から一時間ポップアップ広告を表示する。このときに、21A〜Eは5枚セットのカウントダウン形式の画像を採用している。
カウントダウン形式の画像では、その画像のみで「○日後に何かがある」という情報を与えることができ、ユーザの興味を惹くことができるのに加え、一度内容を閲覧したらユーザが行動を起こすまでの期間をユーザに明確に提示することができるので、ユーザにとって猶予期間が明快になり、ユーザが自分のスケジュールを調整するのも容易となり、情報提供者が期待する行動に結びつく更なる効果を得ることができる。
バナー広告で情報が表示されている期間は、バナー広告は、詳細広告22にリンクされており、バナー広告21を押下すると、ユーザは、”特売日に何が起こるのか”という詳細な情報を手に入れることができる。そして、ユーザが詳細を確認したか否か(バナー広告を押下したか否か)に関わらず、11月15、16日にはタイムセールがある旨を知らすポップアップ広告23が表示され、本日アルスーパーでタイムセールがあることをユーザが忘れてしまうことを防ぐことができ、多くのユーザにアルスーパーに買い物に来てもらうことができる。
バナー広告21は、設定者がすべての画像を指定して設定することも可能であるが、バナー広告生成手段にて、自動的に広告を生成することも可能である。例えばカウントダウン形式の広告を自動作成する場合の広告情報入力手段18における入力インターフェース例を図6に示す。
図6には合わせて5つの設定項目があり、(1)にてバナー広告のフォーマット(マスタ画像)を選択し、(2)にてコメント(例えば「アルスーパー」等広告主の名前)を設定、(3)にて表示間隔と表示日時を選ぶ。そして(4)にバナー広告のリンク先、(5)にてポップアップ広告表示画像を設定する。(5)は、バナー広告のフォーマットとセットに用意されたポップアップ広告を使用するか好みの画像ファイルを利用するか選択することができる。
これらを設定すると、マスタ画像にテキストを貼り付けて、画像を作成し、表示スケジュールを、スケジュール管理手段14に設定する。そして、図3中S8にて表示時刻との差分を取りながら、カウントダウンの数値を算出しマスタ画像にはめ込むことで、図5中21A〜Eのようなバナー広告を自動的に生成する。このように自動生成機能を加えることで、広告入力時に発生する設定者の負担を軽減しながら、ユーザの嗜好に応じてカスタマイズされた広告を提供することができる。これらの設定項目に表示時の音設定であるとか、点滅の有無、アニメーションの有無などの設定項目を追加することで、更なるバリエーションを提供することも可能である。
この設定画面は、情報端末に備えていても構わないが、サーバ上に置けば、項目のカスタマイズ等が容易となり、ユーザや広告主の要望に応じた広告形式を提供することができる。
ここまでは、スーパー等の広告を例にとり説明したが、個々の家庭で使用され、使用者が限定されているホームネットワークシステムにおける情報端末に採用する場合には、子供の誕生日や授業参観の日、ゴミ収集日や旅行出発日等個人的なスケジュールに対しても使用することが可能であり、個人のリマインダ代わりに使用することが可能である。
また、例えば「誕生日カウントダウン」フォーマットを設定し、子供の誕生日までの猶予期間に設定されるバナー広告には自動的におもちゃ屋等の広告をリンクする、旅行出発日までの猶予期間に設定されるバナー広告には自動的に天気予報をリンクする等で、個人でよく利用されるものに対して効率的に広告な広告配信を可能とする。
なお、本実施例ではホームネットワークにおける情報端末を例として用いているが、さまざまなネットワーク端末に対し、本発明を適用することが可能である。また、本実施例では宅内の通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれの通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。また、本実施例では、ガス通信プロトコルを用いて、通信制御を行うが、ECHONET(R)等の通信プロトコル制御機能を併設することで、宅内のネット家電等を制御する機能を持ち合わせることも可能である。また、本実施例では、ネットワークとしてインターネットを用いているが、専用線やLAN等のネットワークを用いても同様のシステムを構築することが可能であり、本システムは通信回線に依存しない。
また、本システムにて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムにすると、マイコンまたはパソコンなどを用いて本発明のシステムの一部あるいは全てを容易に実現することが可能である。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いたりすることでプログラムの配布が簡単にできるようになる。
以上のように、本発明にかかる広告表示装置は、パソコン等の機器はもちろんのこと、日常的に使用されるホームネットワーク端末やデジタル家電等に搭載することで、ユーザに不快感を与えず広告情報を提供しながらも、ユーザの行動を引き出すことのできる広告表示装置を容易に実現することを可能とする。そして、ホームネットワークシステムにおける情報端末のような、使用者が特定されるような機器に用いた場合には、一般的な広告情報のみならず、ユーザの個人情報に絡めた広告情報を提供することも可能である。
本発明実施の形態の適用システム構成図 本発明実施の形態の内部構成図 本発明実施の形態の動作シーケンス図 本発明実施の形態の広告情報設定例図 本発明実施の形態の広告表示例図 本発明実施の形態の広告自動設定例図
符号の説明
1 サーバ
2 情報端末
10 通信手段
11 時刻変更手段
12 時刻計時手段
13 記憶手段
14 スケジュール管理手段
15 バナー広告生成手段
16 ポップアップ広告生成手段
17 広告表示手段
18 広告情報入力手段

Claims (8)

  1. 時刻を計時する時刻計時手段と、広告情報を保持する記憶手段と、特定の日時を対象とした広告情報のスケジュール管理を行うスケジュール管理手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにバナー広告を生成するバナー広告生成手段と、前記スケジュール管理手段にて管理されている広告情報をもとにポップアップ広告を生成するポップアップ広告生成手段と、前記各広告生成手段にて生成された広告を表示する広告表示手段を備え、前記特定の日時以前であればバナー広告を表示し、以後であればポップアップ広告を表示する広告表示装置。
  2. ネットワークを介してサーバと通信する通信手段を備え、前記記憶手段に記憶する広告情報をサーバから取得する請求項1記載の広告表示装置。
  3. ネットワークを介してサーバと通信する通信手段と、表示装置自身の時刻を変更する時刻変更手段を備え、サーバと情報端末の時刻を定期的に一致させることによりサーバの指定した時刻に正確に広告を操作する請求項1または2記載の広告表示装置。
  4. 前記広告情報を外部より設定する広告情報入力手段を備える請求項1〜3のいずれか1つに記載の広告表示装置。
  5. 前記バナー広告生成手段にて生成されるバナー広告にカウントダウン情報を含む請求項1〜4いずれか1つに記載の広告表示装置。
  6. 前記記憶手段に記憶する広告情報をサーバから定期的に取得する請求項2記載の広告表示装置。
  7. 前記広告表示手段にて広告を表示する画面は情報端末の情報表示画面を兼ね、表示される情報は前記情報端末の操作制御画面もしくは前記情報端末と通信する機器の制御画面であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の広告表示装置。
  8. 請求項1〜8のいずれか記載の広告表示装置にて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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