JP6775658B1 - 提供装置、提供方法及び提供プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコード決済の利用を促進させる。【解決手段】本願に係る提供装置は、利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち当該利用者に提案する提案店舗を決定する決定部と、決定部より決定された提案店舗の利用を利用者に提案する提案部と、利用者が提案店舗に訪問し、当該提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、提供装置、提供方法及び提供プログラムに関する。
従来、現金やクレジットカードを介した決済のみならず、バーコードを用いた決済(以下、「バーコード決済」と記載する。)が行われている。このようなバーコード決済の一例として、利用者が利用する端末装置に表示させた2次元コードを店舗側の端末が読み取ることで、若しくは、店舗に設置された2次元コードを端末装置が読み取ることで、利用者から店舗への支払いを実現する技術が知られている。また、このようなバーコード決済の利用を促進するため、バーコード決済の利用時に、利用者が利用可能なクーポンを自動的に反映させる発明が知られている。
特許6513861号公報
しかしながら、上述した技術では、バーコード決済の利用を促進させる余地がある。
例えば、上述した技術では、クーポンを設定した店舗を利用者が利用する動機づけを与えることができる。このため、上述した技術では、個人経営の店舗等、クーポンを設定することが困難な店舗の利用を促進しているとは言えない。また、上述した技術では、所定の店舗を継続的に利用させるためには、その店舗にクーポンを設定させ続ける必要があるとも考えられる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、バーコード決済の利用を促進させることを目的とする。
本願にかかる提供装置は、利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち当該利用者に提案する提案店舗を決定する決定部と、前記決定部より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案部と、前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、バーコード決済の利用を促進させることができるといった効果を奏する。
図1は、決済手段の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。 図3は、補助金を原資とした所定の利益の提供処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報管理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る利用履歴データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、情報管理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる提供装置、提供方法及び提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
本実施形態に係る提供処理の前提として、店舗に対する利用者の決済手段について、図1を用いて説明する。図1は、決済手段の一例を示す図である。
図1に示す利用者端末UT1は、利用者U1に利用される情報処理装置(スマートフォン)である。また、図1に示す利用者端末UT2は、利用者U2に利用される情報処理装置(スマートフォン)である。また、図1に示す店舗端末STは、店舗R(実店舗)の管理者Sに利用される情報処理装置(スマートフォン)である。
また、図1に示す情報管理装置10は、利用者から店舗に対する決済手段を提供するサービスを提供する情報処理装置である。なお、図1の例では、店舗に対し提供された2次元コード(以下、「店舗コード」と記載する場合がある)を用いた決済手段(以下、「店舗コード決済」と記載する場合がある)、並びに、利用者に対し提供された2次元コード(以下、「利用者コード」と記載する場合がある)を用いた決済手段(以下、「利用者コード決済」と記載する場合がある)を情報管理装置10が提供する例を示す。
以下、図1を用いて、情報管理装置10が提供する決済手段について説明する。なお、以下の説明において、情報管理装置10は、店舗コードSC(QRコード(登録商標))を店舗Rに紐付けて管理し、店舗端末STに店舗コードSCを提供済であるものとする。また、以下の説明において、管理者Sは、情報管理装置10から提供された店舗コードSCを所定の媒体(例えば、印刷用紙)に印刷し、店舗R内に設置しているものとする。また、以下の説明において、情報管理装置10は、利用者コードUC(バーコード)を利用者U2に紐付けて管理しているものとする。
最初に、店舗コード決済により、利用者U1が店舗Rに対する決済を行う例について説明する。なお、図1の例において、利用者端末UT1は、情報管理装置10から提供される店舗コード決済に関する情報(例えば、店舗コードを読み取るための店舗コード読み取り画面や、店舗に対する決済料金を入力するための入力画面などの表示処理を実行させる制御情報)をウェブブラウザやアプリケーションにより画面に表示するものとする。
まず、利用者端末UT1は、利用者U1の操作に応じて店舗コードSCを読み取る(ステップSa1)。例えば、図1の例において、利用者端末UT1は、店舗コード読み取り画面を表示した状態で店舗コードSCが印刷された媒体を撮像することにより、店舗コードSCを読み取る。
続いて、利用者U1は、店舗Rに対する決済料金を利用者端末UT1に入力する(ステップSa2)。例えば、図1の例において、利用者端末UT1は、店舗コードSCを読み取った後、店舗コード読み取り画面から入力画面に遷移させ、入力画面上で利用者U1が入力した決済料金を受け付ける。
続いて、利用者U1及び管理者Sは、利用者端末UT1に入力された決済料金を確認する(ステップSa3)。例えば、図1の例において、利用者U1は、入力画面に決済料金が入力された状態の利用者端末UT1を管理者Sに提示し、決済料金が正確に入力されたか否かを確認する。
決済料金が正確であることが確認された場合、利用者端末UT1は、利用者U1の操作に応じて店舗コードSC及び決済料金を情報管理装置10に送信する(ステップSa4)。続いて、情報管理装置10は、利用者端末UT1を利用する利用者U1から、店舗コードSCと紐づく店舗Rに対し、決済料金が示す料金を提供するための決済処理を実行する(ステップSa5)。例えば、図1の例において、情報管理装置10は、店舗Rと、利用者U1から店舗Rに対する決済料金とを示す情報を、利用者の決済を制御する外部装置に送信する。
次に、利用者コード決済により、利用者U2が店舗Rに対する決済を行う例について説明する。なお、図1の例において、利用者端末UT1は、情報管理装置10から提供される利用者コード決済に関する情報(例えば、利用者コードを読み取るための利用者コード読み取り画面や、店舗に対する決済料金を入力するための入力画面などの表示処理を実行させる制御情報)をウェブブラウザやアプリケーションにより画面に表示するものとする。
まず、利用者端末UT2は、利用者U2の操作に応じて、利用者U2と紐付く利用者コードを情報管理装置10に要求する(ステップSb1)。続いて、情報管理装置10は、利用者U2と紐付く利用者コードUCを利用者端末UT2に提供する(ステップSb2)。
続いて、利用者端末UT2は、情報管理装置10から提供された利用者コードUCを画面に表示する(ステップSb3)。続いて、店舗端末STは、管理者Sの操作に応じて、利用者コードUCを読み取る(ステップSb4)。例えば、図1の例において、管理者Sは、店舗端末STに表示される入力画面上で、利用者U2から店舗Rに対する決済料金を入力する。そして、管理者Sは、店舗端末STを利用者U2に提示し、決済料金が正確に入力されたか否かを確認する。ここで、決済料金が正確であることが確認された場合、店舗端末STは、管理者Sの操作に応じて、入力画面から利用者コード読み取り画面に遷移させ、利用者コード読み取り画面を表示した状態で利用者端末UT2の画面に表示された利用者コードUCを撮像することにより、利用者コードUCを読み取る。
続いて、店舗端末STは、管理者Sの操作に応じて利用者コードUC及び決済料金を情報管理装置10に送信する(ステップSb5)。続いて、情報管理装置10は、利用者コードUCと紐付く利用者U2から、店舗Rに対し、決済料金が示す料金を提供するための決済処理を実行する(ステップSb6)。例えば、図1の例において、情報管理装置10は、店舗Rと、利用者U2から店舗Rに対する決済料金とを示す情報を、利用者の決済を制御する外部装置に送信する。
以上のように、利用者から店舗に対する決済手段には、利用者が利用する端末装置が、当該利用者が決済を行う店舗と紐付けられる情報を読み取ることにより行われる決済手段(店舗コード決済)や、利用者が利用する端末装置に表示された情報であって当該利用者と紐付けられる情報を、当該利用者が決済を行う店舗が利用する店舗端末が読み取ることにより行われる決済手段(利用者コード決済)などが存在する。
以上の前提を踏まえ、以下、図2を用いて、本願に係る提供装置等により実現される提供処理について説明する。図2は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。なお、図2では、本願に係る提供装置の一例である情報管理装置10によって、実施形態に係る提供処理などが実現されるものとする。図2に示すように、実施形態に係る情報管理システム1は、情報管理装置10と、利用者端末UTと、店舗端末STと、位置サーバ100とを含む。情報管理装置10、利用者端末UT、店舗端末ST及び位置サーバ100は、ネットワークを介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示した情報管理システム1には、複数台の情報管理装置10、複数台の利用者端末UT、複数台の店舗端末ST及び複数台の位置サーバ100が含まれていてもよい。
情報管理装置10は、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済が可能な店舗(実店舗)の利用を利用者に提案し、当該店舗で店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済を行った利用者に対し、所定の利益を提供する情報処理装置である。例えば、情報管理装置10は、店舗の所在地や、利用者が店舗において利用可能な決済手段を示す情報など含む店舗情報を管理する。
また、情報管理装置10は、利用者から店舗に対する決済手段に関するサービスを、利用者端末UT及び店舗端末STに提供する。例えば、情報管理装置10は、店舗コードを対応する店舗に紐付けて管理する。また、情報管理装置10は、利用者コードを対応する利用者に紐付けて管理する。
なお、情報管理装置10は、所定のアプリケーションのデータそのものを配信するサーバであってもよい。また、情報管理装置10は、利用者端末UTや店舗端末STに制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報管理装置10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
利用者端末UTは、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末UTは、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。なお、図2に示す例において、利用者端末UTは、利用者によって利用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスである場合を示す。
また、利用者端末UTは、情報管理装置10によって提案が行われた店舗に関する情報や、情報管理装置10から提供される決済手段に関する情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。また、利用者端末UTは、位置サーバ100等によって提供される各種コンテンツに関する情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、利用者端末UTは、情報の表示処理を実現する制御情報を情報管理装置10、若しくは、位置サーバ100から受け取った場合には、制御情報に従って表示処理を実現する。
店舗端末STは、店舗の管理者によって利用される情報処理装置である。店舗端末STは、例えば、POS(Point of Sales system)端末や、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。なお、図2に示す例において、店舗端末STは、店舗の管理者によって利用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスである場合を示す。また、店舗端末STは、情報管理装置10から提供される決済手段に関する情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、店舗端末STは、情報の表示処理を実現する制御情報を情報管理装置10から受け取った場合には、制御情報に従って表示処理を実現する。
位置サーバ100は、利用者端末UTに各種コンテンツを提供し、提供したコンテンツにおける利用者の各種の履歴を管理するサーバ装置である。なお、位置サーバ100が提供するコンテンツは、例えば、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピング(電子商取引)サイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、施設予約サイト、SNS(Social Networking Service)サイト、ウェブブログなどに関するコンテンツであってもよい。また、位置サーバ100が提供するコンテンツは、例えば、利用者端末UTにインストールされた各種アプリケーションに関するコンテンツであってもよい。具体的には、ポータルアプリ、ニュースアプリ、オークションサイト、天気予報アプリ、ショッピングアプリ、ファイナンス(株価)アプリ、路線検索アプリ、地図提供アプリ、旅行アプリ、飲食店紹介アプリ、施設予約アプリ、SNSアプリ、ブログ閲覧アプリ等に関するコンテンツであってもよい。
以下、図2を用いて、情報管理装置10が行う提供処理について説明する。なお、以下の説明において、利用者端末UTは、利用者Uにより利用され、店舗コード決済及び利用者コード決済に関するサービスが情報管理装置10から提供されるものとする。また、以下の説明において、情報管理装置10により店舗の提案が行われる前の利用者端末UTを利用者端末BUTと表記し、情報管理装置10により店舗の提案が行われた後の利用者端末UTを利用者端末AUTと表記する。
まず、位置サーバ100は、利用者端末BUTから利用者Uの位置の履歴を示す位置履歴を収集する(ステップSc1)。例えば、図2の例において、位置サーバ100は、利用者端末BUTに提供した各種コンテンツにおける利用者Uの利用履歴から位置履歴を収集する。
続いて、情報管理装置10は、位置サーバ100から利用者Uの位置履歴を取得する(ステップSc2)。続いて、情報管理装置10は、取得した位置履歴に基づいて、利用者Uの拠点を推定する(ステップSc3)。例えば、図2の例において、情報管理装置10は、位置履歴が示す位置の共通性や所在した時間帯などから、利用者Uの自宅や勤務先、通学先などを推定する。
続いて、情報管理装置10は、利用者Uの拠点の近傍に位置する店舗を利用者Uに提案する提案店舗に決定する(ステップSc4)。例えば、図2の例において、情報管理装置10は、店舗情報に基づいて、利用者Uの拠点から所定の範囲(例えば、1km、5km)内に所在する店舗のうち、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
続いて、情報管理装置10は、提案店舗の利用を利用者Uに提案する(ステップSc5)。例えば、図2の例において、情報管理装置10は、決定した提案店舗の店舗名や提案店舗の種別、提案店舗の所在地などを含む店舗情報と、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済を提案店舗において利用した場合に利用者Uが得られる所定の利益(例えば、クーポンや、提案店舗に対する決済料金のうち利用者Uに還元される還元率など)とを利用者端末BUTに提案(送信)する。以下、提案店舗の提案が行われた利用者端末BUTを利用者端末AUTと表記する。
続いて、情報管理装置10は、店舗コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、当該決済に関する決済情報を利用者端末AUTから取得する。また、情報管理装置10は、利用者コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、当該決済に関する決済情報を、当該決済の対象である店舗(実店舗)の店舗端末STから取得する(ステップSc6)。続いて、情報管理装置10は、決済情報が示す決済が、提案店舗における決済であるか否かを判定する(ステップSc7)。
例えば、図2の例において、情報管理装置10は、店舗コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、利用者Uが決済を行う店舗において利用者端末AUTが読み取った店舗コードと、決済料金とを含む決済情報を利用者端末AUTから取得する。そして、情報管理装置10は、決済情報に含まれる店舗コードに対応する店舗が、利用者Uに提案した提案店舗に含まれるか否かを判定する。
また、例えば、図2の例において、情報管理装置10は、利用者コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、利用者Uが決済を行う店舗の店舗端末STが読み取った利用者コードと、決済料金とを含む決済情報を利用者端末AUTから取得する。そして、情報管理装置10は、決済情報に含まれる利用者コードに対応する利用者(利用者U)に提案した提案店舗に、店舗端末STに対応する店舗が含まれるか否かを判定する。
続いて、情報管理装置10は、決済情報が示す決済が提案店舗における決済である場合は、所定の利益を利用者Uに対して提供する(ステップSc8)。例えば、図2の例において、情報管理装置10は、利用者Uが提案店舗に対し、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用した決済を行った場合、提案店舗以外での決済よりも多くの利益を設定し、当該利益に関する情報を利用者端末AUTに提供する。
続いて、利用者端末AUTは、提案店舗以外の店舗における決済音とは異なる決済音を出力する(ステップSc9)。例えば、図2の例において、情報管理装置10は、利用者Uが店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用した提案店舗に対し予め設定された決済音を出力させる制御情報を、利用者端末AUTに通知(送信)する。なお、情報管理装置10は、制御情報を店舗端末STに通知し、決済音を店舗端末STに出力させてもよい。
ここで、情報管理装置10は、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用した決済を提案店舗に対し行った利用者に対し、所定の補助金提供機関(例えば、中央省庁や、地方自治体など)から提供される補助金を原資とした所定の利益を提供してもよい。ここで、補助金を原資とした所定の利益を利用者に対し提供する処理について、図3を用いて説明する。図3は、補助金を原資とした所定の利益の提供処理の一例を示す図である。
なお、図3の例では、利用者から店舗に対する決済手段に関するサービスを提供するサービスプロバイダSPにより、情報管理装置10が管理されるものとする。すなわち、以下の説明では、サービスプロバイダSPを情報管理装置10と読み替えることもできる。
まず、補助金提供機関Nは、サービスプロバイダSPに補助金を提供する(ステップSd1)。例えば、補助金提供機関Nは、所定の制度や事業の導入を目的とした補助金や、所定の事業者(店舗の管理者)の支援を目的とした補助金を提供する。なお、図3の例において、補助金提供機関Nは、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済の導入と、経済的な規模が所定の条件を満たす事業者(例えば、中小・小規模事業者)に対する支援とを目的とする補助金をサービスプロバイダSPに提供するものとする。
続いて、サービスプロバイダSPは、補助金を原資として決済用端末を店舗に提供する(ステップSd2)。例えば、図3の例において、サービスプロバイダSPは、経済的な規模が補助金の提供対象となる条件を満たす店舗に対し、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用者に提供可能とする決済用端末(例えば、バーコードリーダー)を提供する。そして、サービスプロバイダSPは、補助金の提供対象となる条件を満たす店舗を提案店舗に決定し、利用者に提案する。
なお、図3の例において、事業者(管理者)Sに対し決済用端末(店舗端末)STが提供され、利用者Uに対し、管理者Sが管理する店舗が提案店舗として提案されたものとする。
続いて、利用者は、サービスプロバイダSPから提案された提案店舗における決済を行う(ステップSd3)。続いて、サービスプロバイダSPは、利用者から提案店舗に対する決済に関する決済情報を取得する(ステップSd4)。例えば、図3の例において、サービスプロバイダSPは、管理者Sが管理する店舗に対する利用者Uの決済であって、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用した決済に関する決済情報を、利用者端末AUT、若しくは、店舗端末STから取得する。
続いて、サービスプロバイダSPは、補助金を原資として、提案店舗以外での決済よりも多くの利益を利用者に提供する(ステップSd5)。例えば、図3の例において、サービスプロバイダSPは、管理者Sが管理する店舗に対する利用者Uの決済を示す決済情報に基づき、提案店舗以外での決済よりも多くの利益を、補助金を原資として利用者Uに提供する。
なお、情報管理装置10(サービスプロバイダSP)が提案店舗と決定する店舗は、上述した補助金以外の他の補助金の対象となる店舗であってもよい。例えば、地方自治体や、所定の法人組織(例えば、商店街振興組合)などが、所定の地域の振興を目的としてサービスプロバイダSPに補助金を提供した場合、当該所定の地域に属する店舗を提案店舗と決定する。
以上のように、実施形態に係る情報管理装置10は、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済などのコードを用いた決済が可能な店舗を利用者に対し提案し、当該店舗で利用者がコードを用いた決済を行った場合には、提案した店舗以外での決済よりも多くの利益を提供する。これにより、利用者は、コードを用いた決済を積極的に利用することが想定されるため、コードを用いた決済の利用を促進させることができる。
〔2.情報管理装置の構成〕
次に、図4を用いて、情報管理装置10の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報管理装置の構成例を示す図である。図4に示すように、情報管理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末UT、店舗端末ST、位置サーバ100、決済サーバ200等との間で情報の送受信を行う。
ここで、図4に示す決済サーバ200は、情報管理装置10が提供する決済手段に関するサービスにおいて、利用者から店舗に対する決済を行ったことに伴い発生する決済料金の決済処理を制御するサーバ装置である。例えば、決済サーバ200は、店舗おいて取引対象を購入した利用者に対する請求額、並びに、店舗に対する支払額に関する通知(決済情報)を情報管理装置10から受け付ける。そして、決済サーバ200は、利用者から請求額の決済を受け付け、店舗に対する支払額の決済を行う。なお、情報管理装置10は、銀行のサーバや、ネットバンクのサーバ等でもよい。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部30は、利用者データベース31と、店舗データベース32と、利用履歴データベース33とを有する。
(利用者データベース31について)
利用者データベース31は、利用者に関する各種情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利用者データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。図5の例では、利用者データベース31は、「利用者ID」、「利用者情報」、「位置履歴」、「拠点情報」、「提案店舗」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「利用者情報」は、利用者に関する情報を示し、例えば、利用者の属性(例えば、デモグラフィック属性やサイコグラフィック属性)や、各種コンテンツにおける利用者の行動情報などが格納される。「位置履歴」は、利用者の位置情報の履歴を示す。「拠点情報」は、利用者が拠点とする位置や地域を示す。「提案店舗」は、利用者に利用を提案した店舗を示す。
すなわち、図5では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の利用者情報が「利用者情報#1」、位置履歴が「位置履歴#1」、拠点情報が「拠点#1−1、拠点#1−2・・・」、提案店舗が「SID#1、SID#3・・・」である例を示す。
(店舗データベース32について)
店舗データベース32は、利用者に関する各種情報を記憶する。ここで、図6を用いて、店舗データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。図6の例では、店舗データベース32は、「店舗ID」、「店舗名」、「所在地」、「種別」、「決済手段」、「補助金対象情報」といった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「店舗名」は、店舗の名称を示す。「所在地」は、店舗の所在地を示す。「種別」は、飲食店や、小売りなどといった、店舗の種別を示す。「決済手段」は、店舗において利用者が利用可能な決済手段を示す。「補助金対象情報」は、店舗が所定の補助金の提供対象であるか否かを示し、例えば、提供対象であることを示す「対象」、若しくは、提供対象ではないことを示す「非対称」が格納される。
すなわち、図6では、店舗ID「SID#1」によって識別され、店舗名「店舗#1」である店舗が「六本木」に所在し、種別「イタリアンレストラン」に属し、決済手段として「店舗コード決済」が利用可能であり、所定の補助金の提供対象であることを示す。
(利用履歴データベース33について)
利用履歴データベース33は、情報管理装置10が提供する決済手段に関するサービスにおける利用者の決済の利用履歴を記憶する。ここで、図7を用いて、利用履歴データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る利用履歴データベースの一例を示す図である。図7の例では、店舗データベース32は、「決済ID」、「利用者ID」、「店舗ID」、「決済手段」、「決済日時」、「決済額」といった項目を有する。
「決済ID」は、決済を識別するための識別情報を示す。「利用者ID」は、決済を行った利用者を識別するための識別情報を示す。「店舗ID」は、利用者が決済を行った店舗を識別するための識別情報を示す。「決済手段」は、利用者が利用した決済手段を示す。「決済日時」は、利用者が決済を行った日時を示す。「決済額」は、店舗に対する決済額(決済料金)を示す。
すなわち、図7では、決済ID「AID#1」によって識別される決済が、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者によって、店舗ID「SID#1」によって識別される店舗に対し行われ、決済手段が「店舗コード決済」、決済日時が「2019/07/25/21:25:15」、決済額が「18000円」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報管理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図4に示すように、取得部41と、決定部42と、提案部43と、決済制御部44と、提供部45と、収集部46と、生成部47と、通知部48とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部41について)
取得部41は、利用者の行動を示す行動情報を取得する。例えば、取得部41は、位置サーバ100や、他の外部サーバ等から利用者の行動に関する行動情報を取得し、利用者データベース31に格納する。また、取得部41は、取得した行動情報に基づいて推定される利用者の属性を利用者データベース31に格納する。
また、取得部41は、行動情報として、利用者の位置の履歴を示す情報を取得してもよい。例えば、図2の例において、取得部41は、位置サーバ100から利用者Uの位置履歴を取得する。
また、取得部41は、行動情報として、利用者が所定の決済手段を用いて決済を行った店舗の履歴を示す情報を取得してもよい。例えば、図2の例において、取得部41は、店舗コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、当該決済に関する決済情報を利用者端末AUTから取得する。また、取得部41は、利用者コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、当該決済に関する決済情報を、当該決済の対象である店舗の店舗端末STから取得する。そして、取得部41は、取得した決済情報が示す情報を利用履歴データベース33に格納する。
また、取得部41は、行動情報として、所定の決済手段に関するサービスとは異なるサービスの利用履歴を示す情報を取得してもよい。例えば、取得部41は、位置サーバ100や、他の外部サーバ等から提供される各種サービスにおける利用者の利用履歴を取得する。
(決定部42について)
決定部42は、利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち当該利用者に提案する提案店舗を決定する。例えば、図2の例において、決定部42は、店舗データベース32に記憶された情報に基づき、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段の利用履歴に基づき、所定の決済手段のうち、利用者が利用可能な決済手段、若しくは、利用者の利用回数が所定の閾値以上である決済手段が利用可能な店舗を提案店舗に決定する。また、決定部42は、所定の決済手段の利用履歴に基づき、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、利用者が利用していない店舗、若しくは、利用回数が所定の閾値以下である店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、所在する地域が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、利用者の位置履歴に基づいて推定される利用者の拠点、若しくは、利用者の移動経路が所在する地域に所在する店舗を提案店舗に決定する。また、例えば、決定部42は、取引対象の割引や、所定の利益の付与などのキャンペーンが行われている地域(例えば、商店街)に所在する店舗を提案店舗に決定する。また、例えば、地方自治体や、所定の法人組織などが、所定の地域の振興を目的として情報管理装置10を管理するサービスプロバイダSPに補助金を提供した場合、決定部42は、当該所定の地域に属する店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、店舗の種別が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段を利用した回数が所定の閾値以上である店舗の種別、若しくは、所定の決済手段を利用した回数が所定の閾値以下である店舗の種別を、所定の決済手段の利用履歴に基づき特定し、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、特定した種別に属する店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、店舗の種別ごとに所定の数の提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗から、小売や各種サービスなどの種別ごとに所定の数の店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、経済的な規模が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、売上や収益が所定の閾値以下である店舗、若しくは、関連する店舗全体の売上や収益が所定の閾値以下である店舗を、提案店舗に決定する。
また、決定部42は、経済的な規模が所定の補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、経済的な規模が、所定の補助金提供機関から提供される補助金の提供対象となる条件を満たす店舗を、提案店舗に決定する。
また、決定部42は、所定の補助金として、所定の決済手段による決済を可能とした場合に、当該決済手段を提供するサービスの提供者に対して提供される補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から、提案店舗を決定してもよい。例えば、図3の例において、サービスプロバイダSPは、経済的な規模が補助金の提供対象となる条件を満たす店舗に対し、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用者に提供可能とする決済用端末を提供する。そして、決定部42は、補助金の提供対象となる条件を満たす店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、取得部41より取得された行動情報に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、行動情報に基づいて推定される利用者の属性に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗から提案店舗を決定する。具体的には、決定部42は、利用者の属性として、ペットを飼っていることが推定される場合、所定の決済手段による決済が可能な店舗であって、ペットの同伴が可能な飲食店を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、行動情報が示す利用者の位置の履歴に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、位置の履歴に基づいて推定される利用者の行動パターンに対応する地域に所在する店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、利用者の位置の履歴に基づいて推定される当該利用者の拠点の所在地に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、図2の例において、決定部42は、位置履歴が示す位置の共通性や所在した時間帯などから、利用者Uの自宅や勤務先、通学先などの拠点を推定する。そして、決定部42は、利用者Uの拠点から所定の範囲(例えば、1km、5km)内に所在する店舗のうち、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、行動情報が示す店舗の所在地に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、利用者が所定の決済手段を用いて決済を行った店舗の所在地から所定の範囲(例えば、1km、5km)内に所在する店舗のうち、所定の決済手段による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、行動情報が示す利用者の利用履歴に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、位置サーバ100や、他の外部サーバ等から提供される各種サービスにおける利用者の利用履歴に基づき、所定の決済手段による決済が可能な店舗から提案店舗に決定する。具体的には、決定部42は、各種サービスの利用履歴に基づき推定される利用者の訪問先(例えば、旅行先や、出張先など)の地域に所在する店舗であって、所定の決済手段による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。また、決定部42は、各種サービスにおいて入力したコメントや検索クエリに基づいて推定される、利用者の興味の対象(例えば、購入を検討している商品や、提供を希望するサービスなど)を提供可能な店舗であって、所定の決済手段による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
また、決定部42は、行動情報が利用者の行動情報と類似する他の利用者が訪問し、所定の決済手段により決済を行った店舗に基づいて、提案店舗を決定してもよい。例えば、決定部42は、利用者の拠点から所定の範囲内の位置を拠点とする他の利用者が訪問し、所定の決済手段により決済を行った店舗であって、利用者が訪問していない店舗を、提案店舗と決定する。
また、決定部42は、所定の決済手段として、利用者が利用する端末装置に表示された情報であって当該利用者と紐付けられる情報を、当該利用者が決済を行う店舗が利用する店舗端末が読み取ることにより行われる決済手段、若しくは、利用者が利用する端末装置が、当該利用者が決済を行う店舗と紐付けられる情報を読み取ることにより行われる決済手段による決済が可能な店舗の中から、提案店舗とする店舗を決定してもよい。例えば、図2の例において、決定部42は、店舗に対し提供された2次元コードを用いた決済手段、若しくは、利用者に対し提供された2次元コードを用いた決済手段による決済が可能な店舗を提案店舗に決定する。
(提案部43について)
提案部43は、決定部より決定された提案店舗の利用を利用者に提案する。例えば、図2の例において、提案部43は、決定部42が決定した提案店舗の店舗名や提案店舗の種別、提案店舗の所在地などを含む店舗情報と、店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済による決済を提案店舗において利用した場合に利用者Uが得られる所定の利益(例えば、クーポンや、提案店舗に対する決済料金のうち利用者Uに還元される還元率など)とを利用者端末BUTに提案(送信)する。
(決済制御部44について)
決済制御部44は、利用者が店舗に対し所定の決済手段により行った決済を制御する。例えば、図2の例において、決済制御部44は、利用者端末AUT、若しくは、店舗端末STから取得された決済情報を決済サーバ200に送信する。
(提供部45について)
提供部45は、利用者が提案店舗に訪問し、当該提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する。例えば、図2の例において、提供部45は、店舗コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、利用者Uが決済を行う店舗において利用者端末AUTが読み取った店舗コードと、決済料金とを含む決済情報を利用者端末AUTから取得する。そして、提供部45は、決済情報に含まれる店舗コードに対応する店舗が、利用者Uに提案した提案店舗に含まれるか否かを判定する。ここで、決済情報が示す決済が提案店舗における決済である場合、提供部45は、所定の利益を利用者Uに対して提供する。
また、例えば、図2の例において、提供部45は、利用者コード決済による決済を利用者Uが利用した場合、利用者Uが決済を行う店舗の店舗端末STが読み取った利用者コードと、決済料金とを含む決済情報を利用者端末AUTから取得する。そして、情報管理装置10は、決済情報に含まれる利用者コードに対応する利用者(利用者U)に提案した提案店舗に、店舗端末STに対応する店舗が含まれるか否かを判定する。ここで、決済情報が示す決済が提案店舗における決済である場合、提供部45は、所定の利益を利用者Uに対して提供する。
また、例えば、提供部45は、提案店舗と関連する利益として、利用者が当該店舗に対して所定の決済手段を用いて決済を行った決済料金のうち、所定の割合の金額を利用者に対して提供する。
また、提供部45は、所定の補助金を原資とする利益を利用者に対して提供してもよい。例えば、図3の例において、提供部45は、補助金提供機関Nから提供された補助金を原資として利用者に利益を提供する。
また、提供部45は、提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗で利用可能なクーポンを利用者に提供してもよい。例えば、提供部45は、提案店舗において取引対象の購入、若しくは、サービスの利用の際に割引を受けられるクーポンや、所定のポイントが付与されるクーポン、所定の決済手段を用いた決済を行った場合に、決済料金のうち所定の割合の金額を利用者に提供可能とするクーポンなどを利用者に提供する。
また、提供部45は、提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗に関連するコンテンツであって、当該提案店舗で所定の決済手段による決済が行われた場合にのみ閲覧可能なコンテンツを利用者に提供してもよい。例えば、提供部45は、提案店舗に関連するデジタルコンテンツを利用者に提供する。具体的には、提供部45は、利用者が提案店舗において所定の決済手段による決済を行う際、利用者が利用する端末装置、若しくは、提案店舗の店舗端末に出力される音声や、静止画像、動画像などを提供してもよい。
また、利用者端末、若しくは、店舗端末から決済情報を取得する処理は、取得部41を介して行われてもよい。
(収集部46について)
収集部46は、店舗ごとに、当該店舗を提案店舗とする利用者が所定の決済手段により行った決済の履歴を決済履歴として収集する。例えば、収集部46は、提案部43が利用者に提案した提案店舗ごとに、当該利用者が所定の決済手段により行った決済の履歴を収集する。
(生成部47について)
生成部47は、決済履歴に基づいて、利用者の決済に関する順位を示す順位情報を生成する。例えば、生成部47は、同一の店舗を提案店舗として提案された各利用者の順位であって、当該提案店舗に対する決済履歴に基づいて決定される順位を示す順位情報を生成する。
また、生成部47は、利用者が提案店舗で所定の決済手段により行った決済の回数に関する順位を示す順位情報を生成してもよい。例えば、生成部47は、同一の店舗を提案店舗として提案された各利用者の順位であって、当該提案店舗に対して行った所定の決済手段による決済の回数に基づいて決定される順位を示す順位情報を生成する。
また、生成部47は、利用者が提案店舗で所定の決済手段により行った決済の額に関する順位を示す順位情報を生成してもよい。例えば、生成部47は、同一の店舗を提案店舗として提案された各利用者の順位であって、当該提案店舗に対して行った所定の決済手段による決済の額に基づいて決定される順位を示す順位情報を生成する。
また、生成部47は、指定された指定条件を満たす店舗を提案店舗とする利用者の順位に関する順位情報を生成してもよい。例えば、生成部47は、店舗、若しくは、情報管理装置10の管理者(サービスプロバイダ)により指定された条件を満たす店舗を提案店舗とする利用者の順位に関する順位情報を生成する。具体的には、生成部47は、所定の補助金の提供対象である店舗を提案店舗とする利用者の順位に関する順位情報を生成する。
なお、提案部43は、生成部47が生成した順位情報に基づいて、提案店舗の利用を利用者に提案してもよい。例えば、提案店舗における利用者の順位が所定の閾値以下である場合、提案部43は、当該提案店舗の利用を再度提案する。
また、提供部45は、生成部47が生成した順位情報に基づいて、提案店舗と関連する利益を利用者に対して提供してもよい。例えば、提供部45は、提案店舗における利用者の順位に応じた割引率が設定されたクーポンや、順位に応じたコンテンツを提供する。また、提案部43は、提案店舗での利用者の順位に基づいて提供部45が提供可能な所定の利益に関する情報と共に、当該提案店舗の利用を利用者に提案してもよい。
(通知部48について)
通知部48は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、提案店舗の利用である旨を当該利用者に通知する。例えば、通知部48は、提案店舗の利用である旨を示す音声や静止画像、動画像などを出力させる制御情報を、利用者端末UT、若しくは、店舗端末STに通知する。
また、通知部48は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、利用者が提案店舗とは異なる店舗で所定の決済手段による決済を行った場合とは異なる情報を通知してもよい。例えば、図2の例において、通知部48は、利用者Uが店舗コード決済、若しくは、利用者コード決済を利用した提案店舗に対し予め設定された決済音を出力させる制御情報を、利用者端末AUT、若しくは、店舗端末STに通知する。
〔3.提供処理のフロー〕
ここで、図8を用いて、実施形態に係る情報管理装置10の提供処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、情報管理装置10は、所定の処理のタイミングであるか否かを判定する(ステップS101)。ここで、所定の処理のタイミングではないと判定した場合(ステップS101;No)、情報管理装置10は、利用者から所定の決済手段による決済要求(決済情報)を取得したか否かを判定する(ステップS104)。一方、所定の処理のタイミングと判定した場合(ステップS101;Yes)、情報管理装置10は、利用者の情報に基づいて、提案対象となる店舗(提案店舗)を決定する(ステップS102)。続いて、情報管理装置10は、決定した提案店舗の利用を提案する(ステップS103)。
続いて、情報管理装置10は、利用者から所定の決済手段による決済要求を取得したか否かを判定する(ステップS104)。ここで、決済要求を取得していない場合(ステップS104;No)、情報管理装置10は、所定の処理のタイミング、若しくは、決済要求を取得するまで待機する。一方、所定の処理のタイミングと判定した場合(ステップS104;Yes)、情報管理装置10は、決済要求が利用者の提案店舗における決済であるか否かを判定する(ステップS105)。
ここで、決済要求が利用者の提案店舗における決済と判定した場合(ステップS105;Yes)、情報管理装置10は、決済処理を行うと共に、所定の利益を利用者に対して提供する(ステップS106)。続いて、情報管理装置10は、提案店舗の利用を利用者に通知し(ステップS107)、処理を終了する。一方、決済要求が利用者の提案店舗における決済ではないと判定した場合(ステップS105;No)、情報管理装置10は、決済処理を行い(ステップS108)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4−1.コードについて〕
所定の決済手段が2次元コード(例えば、QRコード(登録商標)、バーコードなど)を用いるものである例を示したが、決済手段が用いるコードはこのような例に限定されず、利用者が利用する利用者端末や店舗端末が読み取り可能な情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、コードは、暗証番号や文字列(パスワード)などであってもよい。
〔4−2.提案店舗について〕
上述の実施形態において、決定部42が、店舗が所在する地域や、利用者の行動情報に基づいて提案店舗を決定する例を示したが、決定部42の機能はこのような例に限定されない。例えば、決定部42は、情報管理装置10を管理するサービスプロバイダや、当該サービスプロバイダに関連する広告提供者に対し広告費用を提供した店舗を提案店舗に決定してもよい。
また、上述の実施形態において、決定部42が、取引対象の販売やサービス提供を行う店舗を提案店舗に決定する例を示したが、決定部42の機能はこのような例に限定されない。例えば、決定部42は、利用者が電気代、ガス代、水道代、電話通信費など各種料金の支払いを行う店舗を提案店舗に決定してもよい。
また、決定部42が、提案店舗に決定する店舗には、利用者への対応を行う従業員がいなくともよい。例えば、決定部42は、無人レジが設置された店舗や、無人コンビニなどを提案店舗に決定してもよい。
〔4−3.利益の提供について〕
上述の実施形態において、提供部45が、利用者が提案店舗に訪問し、当該提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合に当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する例を示したが、提供部45の機能はこのような例に限定されない。例えば、提供部45は、所定の決済手段による決済が可能な店舗であって、提案店舗として提案されていない店舗に利用者が訪問し、当該店舗で所定の決済手段による決済を行った場合に、当該店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供してもよい。具体的には、提供部45は、提案店舗として提案されていない店舗において所定の決済手段による決済を行った場合、当該店舗に対する決済料金のうち所定の割合の金額を当該利用者に対して提供し、当該利用者が提案店舗において所定の決済手段による決済を行った場合、当該提案店舗に対する決済料金のうち当該所定の割合よりも高い割合の金額を当該利用者に対して提供する。
また、提供部45は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合に、当該提案店舗が提供(負担)する利益を当該利用者に対して提供してもよい。また、提供部45は、提案店舗が提供する利益と、情報管理装置10を管理するサービスプロバイダが提供する利益とを利用者に対して提供してもよい。
また、提供部45は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合、店舗の評価に関するレビュー投稿サービスに関する通知情報を提供してもよい。例えば、提供部45は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った後、所定のタイミングで当該提案店舗のレビューの投稿を促す通知情報を提供する。その後、利用者が提案店舗のレビューの投稿した場合、提供部45は、レビューの投稿に応じた利益を利用者に提供する。
〔4−4.利益の提供について〕
上述の実施形態において、生成部47が、利用者の決済に関する順位を示す順位情報を生成する例を示したが、生成部47の機能はこのような例に限定されず、生成部47は、収集部46が収集した決済履歴に基づいて、提案店舗の決済に関する順位を示す順位情報を生成してもよい。例えば、生成部47は、同一の地域内の各提案店舗の所定の期間(例えば、1週間、1ヶ月)内の決済履歴(例えば、利用者から所定の決済手段により行われた決済の回数や決済の額)に基づいて、当該地域における各提案店舗の順位を示す順位情報を生成する。また、例えば、生成部47は、所定の補助金の提供対象である各提案店舗の決済履歴に基づいて、当該補助金が提供された各提案店舗の順位を示す順位情報を生成する。
また、提案部43は、生成部47が生成した、提案店舗の決済に関する順位を示す順位情報に基づいて、利用者に提案店舗を提案してもよい。例えば、提案部43は、順位の高さに応じた優先度で提案店舗を利用者に提案する。
〔4−5.提案店舗の選択について〕
上述の実施形態において、提案部43が、提案店舗の利用を利用者に提案する例を示したが、提案部43の機能はこのような例に限定されず、例えば、提案部43は、利用者に提案した提案店舗のうち、利用者が選択した提案店舗(以下、「選択店舗」と記載する場合がある)を受け付けてもよい。そして、提供部45は、利用者が選択店舗に訪問し、当該選択店舗で所定の決済手段による決済を行った場合に当該選択店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する。なお、提供部45は、選択店舗以外の店舗において所定の決済手段による決済を行った場合、当該店舗に対する決済料金のうち所定の割合の金額を当該利用者に対して提供し、当該利用者が選択店舗において所定の決済手段による決済を行った場合、当該選択店舗に対する決済料金のうち当該所定の割合よりも高い割合の金額を当該利用者に対して提供してもよい。
また、提案部43は、所定の数(例えば、生成部47が生成した利用者の順位情報に基づいて決定される数)の選択店舗の選択を受け付けてもよい。また、提案部43は、利用者が選択店舗を選択してから所定の期間(例えば、1週間、1ヶ月)が経過するまでは、選択店舗の変更を受け付けなくともよい。また、提案部43は、利用者が選択店舗を選択してから当該選択店舗で所定の決済手段による決済を行うまでは、当該選択店舗の変更を受け付けてもよい。また、提案部43は、所定の決済手段が利用可能な店舗であって、利用者が任意に選択した選択店舗を受け付けてもよい。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報管理装置10は、取得部41と、決定部42と、提案部43と、決済制御部44と、提供部45と、収集部46と、生成部47と、通知部48とを有する。取得部41は、利用者の行動を示す行動情報を取得する。決定部42は、利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち当該利用者に提案する提案店舗を決定する。また、決定部42は、取得部41より取得された行動情報に基づいて、提案店舗を決定する。提案部43は、決定部42より決定された提案店舗の利用を利用者に提案する。決済制御部44は、利用者が店舗に対し所定の決済手段により行った決済を制御する。提供部45は、利用者が提案店舗に訪問し、当該提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する。収集部46は、店舗ごとに、当該店舗を提案店舗とする利用者が所定の決済手段により行った決済の履歴を決済履歴として収集する。生成部47は、決済履歴に基づいて、利用者の決済に関する順位を示す順位情報を生成する。また、生成部47は、利用者が提案店舗で所定の決済手段により行った決済の回数に関する順位を示す順位情報を生成する。また、生成部47は、利用者が提案店舗で所定の決済手段により行った決済の額に関する順位を示す順位情報を生成する。また、生成部47は、指定された指定条件を満たす店舗を提案店舗とする利用者の順位に関する順位情報を生成する。通知部48は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、提案店舗の利用である旨を当該利用者に通知する。また、通知部48は、利用者が提案店舗で所定の決済手段による決済を行った場合は、利用者が提案店舗とは異なる店舗で所定の決済手段による決済を行った場合とは異なる情報を通知する。
これにより、実施形態に係る情報管理装置10は、所定の決済手段(例えば、バーコード決済)が利用可能な店舗を提案し、当該店舗で所定の決済手段を利用した場合に所定の利益を提供するため、バーコード決済の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報管理装置10において、例えば、決定部42は、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定する。また、決定部42は、所在する地域が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定する。また、決定部42は、店舗の種別が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定する。また、決定部42は、店舗の種別ごとに所定の数の提案店舗を決定する。また、決定部42は、経済的な規模が所定の条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定する。また、決定部42は、経済的な規模が所定の補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から提案店舗を決定する。また、決定部42は、所定の補助金として、所定の決済手段による決済を可能とした場合に、当該決済手段を提供するサービスの提供者に対して提供される補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から、提案店舗を決定する。そして、提供部45は、所定の補助金を原資とする利益を利用者に対して提供する。
これにより、実施形態に係る情報管理装置10は、各種条件に応じて利用者に提案店舗を提案できるため、バーコード決済の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報管理装置10において、例えば、取得部41は、行動情報として、利用者の位置の履歴を示す情報を取得する。そして、決定部42は、行動情報が示す利用者の位置の履歴に基づいて、提案店舗を決定する。また、決定部42は、利用者の位置の履歴に基づいて推定される当該利用者の拠点の所在地に基づいて、提案店舗を決定する。また、取得部41は、行動情報として、利用者が所定の決済手段を用いて決済を行った店舗の履歴を示す情報を取得する。そして、決定部42は、行動情報が示す店舗の所在地に基づいて、提案店舗を決定する。また、取得部41は、行動情報として、所定の決済手段に関するサービスとは異なるサービスの利用履歴を示す情報を取得する。そして、決定部42は、行動情報が示す利用者の利用履歴に基づいて、提案店舗を決定する。また、決定部42は、行動情報が利用者の行動情報と類似する他の利用者が訪問し、所定の決済手段により決済を行った店舗に基づいて、提案店舗を決定する。
これにより、実施形態に係る情報管理装置10は、利用者に応じて提案店舗を提案できるため、バーコード決済の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報管理装置10において、例えば、提供部45は、提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗で利用可能なクーポンを利用者に提供する。また、提供部45は、提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗に関連するコンテンツであって、当該提案店舗で所定の決済手段による決済が行われた場合にのみ閲覧可能なコンテンツを利用者に提供する。
これにより、実施形態に係る情報管理装置10は、提案店舗での所定の決済手段の利用に応じて利益を提供できるため、バーコード決済の利用を促進させることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報管理装置10は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報管理装置10を例に挙げて説明する。図9は、情報管理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報管理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報管理装置10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報管理装置10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報管理装置
20 通信部
30 記憶部
31 利用者データベース
32 店舗データベース
33 利用履歴データベース
40 制御部
41 取得部
42 決定部
43 提案部
44 決済制御部
45 提供部
46 収集部
47 生成部
48 通知部
100 位置サーバ
200 決済サーバ

Claims (23)

  1. 利用者の位置の履歴を示す行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された行動情報が示す前記利用者の位置の履歴に基づいて推定される前記利用者の拠点の所在地に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち前記利用者に提案する提案店舗を決定する決定部と、
    前記決定部より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案部と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  2. 前記取得部は、
    前記行動情報として、前記利用者が前記所定の決済手段を用いて決済を行った店舗の履歴を示す情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記行動情報が示す店舗の所在地に基づいて、前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の提供装置。
  3. 前記取得部は、
    前記行動情報として、前記所定の決済手段に関するサービスとは異なるサービスの利用履歴を示す情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記行動情報が示す前記利用者の利用履歴に基づいて、前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の提供装置。
  4. 前記決定部は、
    行動情報が前記利用者の行動情報と類似する他の利用者が訪問し、前記所定の決済手段により決済を行った店舗に基づいて、前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  5. 前記決定部は、
    前記所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、所定の条件を満たす店舗の中から前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  6. 利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、経済的な規模が所定の補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から当該利用者に提案する提案店舗を決定する決定部と、
    前記決定部より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案部と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  7. 前記決定部は、
    前記所定の補助金として、前記所定の決済手段による決済を可能とした場合に、当該決済手段を提供するサービスの提供者に対して提供される補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から、前記提案店舗を決定し、
    前記提供部は、
    前記所定の補助金を原資とする利益を前記利用者に対して提供する
    ことを特徴とする請求項に記載の提供装置。
  8. 前記決定部は、
    所在する地域が所定の条件を満たす店舗の中から前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  9. 前記決定部は、
    店舗の種別が所定の条件を満たす店舗の中から前記提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  10. 前記決定部は、
    前記店舗の種別ごとに所定の数の提案店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の提供装置。
  11. 前記提供部は、
    前記提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗で利用可能なクーポンを前記利用者に提供する
    ことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  12. 前記提供部は、
    前記提案店舗と関連する利益として、当該提案店舗に関連するコンテンツであって、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済が行われた場合にのみ閲覧可能なコンテンツを前記利用者に提供する
    ことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  13. 店舗ごとに、当該店舗を提案店舗とする利用者が前記所定の決済手段により行った決済の履歴を決済履歴として収集する収集部と
    前記決済履歴に基づいて、前記利用者の決済に関する順位を示す順位情報を生成する生成部と
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  14. 前記生成部は、
    前記利用者が前記提案店舗で前記所定の決済手段により行った決済の回数に関する順位を示す順位情報を生成する
    ことを特徴とする請求項13に記載の提供装置。
  15. 前記生成部は、
    前記利用者が前記提案店舗で前記所定の決済手段により行った決済の額に関する順位を示す順位情報を生成する
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の提供装置。
  16. 前記生成部は、
    指定された指定条件を満たす店舗を提案店舗とする利用者の順位に関する順位情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1315のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  17. 前記決定部は、
    前記所定の決済手段として、前記利用者が利用する端末装置に表示された情報であって当該利用者と紐付けられる情報を、当該利用者が決済を行う店舗が利用する店舗端末が読み取ることにより行われる決済手段、若しくは、前記利用者が利用する端末装置が、当該利用者が決済を行う店舗と紐付けられる情報を読み取ることにより行われる決済手段による決済が可能な店舗の中から、提案店舗とする店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  18. 前記利用者が前記提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、提案店舗の利用である旨を当該利用者に通知する通知部
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜17のうちいずれか1つに記載の提供装置。
  19. 前記通知部は、
    前記利用者が前記提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、前記利用者が前記提案店舗とは異なる店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合とは異なる情報を通知する
    ことを特徴とする請求項18に記載の提供装置。
  20. 提供装置が実行する提供方法であって、
    利用者の位置の履歴を示す行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された行動情報が示す前記利用者の位置の履歴に基づいて推定される前記利用者の拠点の所在地に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち前記利用者に提案する提案店舗を決定する決定工程と、
    前記決定工程より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案工程と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  21. 利用者の位置の履歴を示す行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された行動情報が示す前記利用者の位置の履歴に基づいて推定される前記利用者の拠点の所在地に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち前記利用者に提案する提案店舗を決定する決定手順と、
    前記決定手順より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案手順と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させるための提供プログラム。
  22. 提供装置が実行する提供方法であって、
    利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、経済的な規模が所定の補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から当該利用者に提案する提案店舗を決定する決定工程と、
    前記決定工程より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案工程と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  23. 利用者の行動を示す行動情報に基づいて、所定の決済手段による決済が可能な店舗のうち、経済的な規模が所定の補助金の提供対象となる条件を満たす店舗の中から当該利用者に提案する提案店舗を決定する決定手順と、
    前記決定手順より決定された提案店舗の利用を前記利用者に提案する提案手順と、
    前記利用者が前記提案店舗に訪問し、当該提案店舗で前記所定の決済手段による決済を行った場合は、当該提案店舗と関連する利益を当該利用者に対して提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させるための提供プログラム。
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