JP6774394B2 - 転圧車両のキャノピー開閉装置 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態のキャノピー開閉装置が適用されたタイヤローラを示す側面図、図2はキャノピーを開位置としたタイヤローラを示す正面図、図3はキャノピーを閉位置としたタイヤローラを示す正面図である。以下の説明では、車両に搭乗した運転者を主体として前後、左右及び上下方向を規定する。
図4はロック機構21を示す斜視図、図5はロック機構を示す図2のV-V線断面図である。
ロック機構21は、キャノピースタンド9上に固定されるロックブラケット22と、ロックブラケット22のガイド溝に沿って移動するロックピンユニット23とからなる。
図6〜10はキャノピー開閉時のロック機構21の作動状況を示す図であり、図6はロックピン26,27が開ロック溝24a,25aに嵌り込んでいるときのロック機構21を示す正面図、図7はロックピン26,27を開ロック溝24a,25aから離脱させたときのロック機構21を示す正面図、図8は各ガイド溝24,25内でロックピン26,27が摺動しているときのロック機構21を示す正面図、図9は外周ロックピン27が閉ロック溝25bに到達したときのロック機構21を示す正面図、図10は外周ロックピン27が閉ロック溝25bに嵌り込んでいるときのロック機構21を示す正面図である。
このようにしてロックピンユニット23が上方に操作されると、図7に示すように、内周及び外周ロックピン26,27が各開ロック溝24a,25a内から上方に離脱する。この状態で支持バー10lを左方に傾動操作すると、図8に示すように、内周及び外周ロックピン26,27はそれぞれのガイド溝24,25内を左方へと摺動する。
また上記実施形態では、ロック機構として、ガイド溝24,25内で摺動するロックピン26,27をロック溝24a,25a,25bに嵌め込んで、キャノピー15を開位置及び閉位置に保持するロック機構21を備えたが、本発明のロック機構はこれに限るものではない。開位置や閉位置にキャノピー15を保持できれば任意に変更可能であり、例えば、図12に示す別例のようにロック機構31を構成してもよい。
この別例では、ロックピンユニット23に代えて、支持バー10lの内部に圧縮バネ32により前方に突出するロックピン33を設けている。また、両ガイド面22cのガイド溝24,25及びロック溝24a,25a,25bに代えて、前側のガイド面22cに、キャノピー15の開位置及び閉位置でロックピン33の先端と対応する開ロック孔34及び閉ロック孔(不図示)を貫設している。
支持バー10lの傾動に伴いロックピン33の先端は前側のガイド面22c上を摺接し、キャノピー15が開位置に到達すると、圧縮バネ32によりロックピン33の先端が開ロック孔34に嵌り込んで支持バー10lの傾動を規制する。ロックピン33の先端を押圧して没入させれば、傾動規制が解除されて閉位置へと支持バー10lを傾動できる。閉位置についても同様であり、閉ロック孔へのロックピン33の嵌合により傾動規制される。このようにロック機構31を構成した場合でも、上記実施形態と全く同様の作用効果を達成できる。
6 運転席
7 乗降ステップ
9 キャノピースタンド(ベース部材)
10r 支持バー
10l 支持バー
15 キャノピー
18 変位機構
21,31 ロック機構
22 ロックブラケット
22c ガイド面
24 内周ガイド溝
24a 開ロック溝
25 外周ガイド溝
25a 開ロック溝
25b 閉ロック溝
26 内周ロックピン
27 外周ロックピン
29 把持部(解除操作部材)
Claims (5)
- 車両のベース部材上に一対の支持バーの下部をそれぞれ軸支すると共に、前記各支持バーの上部をそれぞれキャノピーに軸支して4節リンクを形成し、前記各支持バーの下部の軸支箇所を中心とした傾動に応じて、前記車両の運転席に着座した作業者の頭上を覆う開位置と、前記開位置よりも高さが低められる閉位置との間で前記キャノピーを切換可能な変位機構と、
前記変位機構により前記キャノピーが開位置に切り換えられたときに前記支持バーの傾動を規制して前記キャノピーを開位置に保持するロック溝、及び前記キャノピーが閉位置に切り換えられたときに前記支持バーの傾動を規制して前記キャノピーを閉位置に保持するロック溝を有する一方、前記開位置及び閉位置でのキャノピーの保持を解除操作する解除操作部材を有するロック機構と
を備え、
前記ロック機構と前記一方の支持バーの下端の軸支箇所とは、共通のロックブラケットに集約されて設けられ、
前記ロックブラケットは、地表と前記車両の運転席との間に形成された乗降経路の途中に配設されている
ことを特徴とする転圧車両のキャノピー開閉装置。 - 前記車両は、側面に乗降ステップが設けられ、
前記ロック機構は、前記乗降ステップ上を立ち位置として操作可能な位置に配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両のキャノピー開閉装置。 - 前記ロック機構は、前記支持バーの下部の軸支箇所に設けられ、該軸支箇所を中心とした円弧状をなすガイド溝と、前記支持バーの傾動に応じて前記ガイド溝内を摺動するロックピンとを有すると共に、前記ロック溝が、前記ガイド溝の端部から連続して下方に屈曲した形状をなし、前記キャノピーの前記開位置及び閉位置において、それぞれ前記ロックピンが自重で嵌り込んで前記支持バーの傾動を規制するように構成され、
前記解除操作部材は、前記解除操作として前記ロック溝内に嵌り込んだ前記ロックピンを上方に離脱可能なように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両のキャノピー開閉装置。 - 前記ロックブラケットは、前後に所定間隔をおいて一対のガイド面を配設してなり、
前記支持バーの下部は、前記ロックブラケットの両ガイド面の間に配設されて軸支され、
前記ロック機構のガイド溝及びロック溝は、前記各ガイド面にそれぞれ形成され、
前記ロック機構のロックピンは、前記両ガイド溝の間に架け渡すように配設されている
ことを特徴とする請求項3に記載の転圧車両のキャノピー開閉装置。 - 前記変位機構は、前記車両を基準とした一側方に前記各支持バーを傾動させることにより、前記開位置のキャノピーを前記一側方且つ下方に位置変位させた前記閉位置に切換可能とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両のキャノピー開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017163510A JP6774394B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | 転圧車両のキャノピー開閉装置 |
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JP2017163510A JP6774394B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | 転圧車両のキャノピー開閉装置 |
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JP2019039257A JP2019039257A (ja) | 2019-03-14 |
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Family Applications (1)
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JP2017163510A Active JP6774394B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | 転圧車両のキャノピー開閉装置 |
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JP (1) | JP6774394B2 (ja) |
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2017
- 2017-08-28 JP JP2017163510A patent/JP6774394B2/ja active Active
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JP2019039257A (ja) | 2019-03-14 |
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